
今度は5日増えて35日間の世界旅行。
単行本も今度は2冊増えて全5巻になる予定だとか。
この第1巻では香港、マレーシア、タイ、ヨルダン・・・と廻ってますが、まだ6日間。中身は濃いですねえ。
それに今のところ前作ほどの珍道中という要素はなく、かなり旅慣れた雰囲気が伝わってきます。
ともあれ旅の続きが楽しみ。早く続巻出しておくれ。

といってもネズミを助けた罪で追われるペロ、そのペロを追いかけ回す3匹の殺し屋ネコたち、というシチュエーションだけを取り出しているので、ストーリーそのものは直接繋がっていません。
1972年春の<東映まんがまつり>のメイン作品ですが、多分実際の子どもたちのお目当ては併映の『仮面ライダー対ショッカー』の方だったでしょうね。
タイトルには「三銃士」とありますが、お話は何故か西部劇。
とある町に偽金作りをしている悪党がいて、その悪党に父親を殺された美少女アニーを助けてのペロの大冒険!
・・・と思いきや、ペロと一緒に旅をしていた気の弱い少年ジミーが、実は凄腕の連邦保安官だったことがわかり、後半はこのジミー少年が大活躍。ペロはあんまり良い所がなかったりします・・・。
大傑作の誉れの高い前作に比べると、この作品を評価する声は残念ながらあまり聞こえてきません。
ペロというキャラクターに頼り切った作劇でありながら、肝心のペロに見せ場があまりないという中途半端さでは、それも致し方ないのかも知れませんね。
悪党どもとはいえ人が結構死んでしまうという殺伐さも、「文部省選定」作品としてはどうなのかなあとも思いますし。まあ西部劇らしいといえばいえるのかもしれませんが。

ペロの声は前作の石川進から鈴木やすしに交代していますが、殺し屋Cの水森亜土は前作からの続投です。
余談ですけれど、次回作の『長靴をはいた猫 80日間世界一周』でのペロ役はなべおさみ。何か一風変わったキャスティングが続きますねえ。
ところで「三銃士」って一体誰のことなんでしょうね。
ペロがダルタニャンで、殺し屋たちが三銃士? それはかな~り無理があるんですけど・・・。

一方ZAPクルーのヒュウガ船長とレイは、休暇を過ごすために惑星ブラムへとやってきたが、そこのあの謎の天球が出現。このままではブラムと衝突することをしった彼らは、それを防ぐべく天球内部へと突入する。
そこで彼らが見たものは、キングジョーやエースキラーなど、かつてウルトラ戦士たちを苦しめたロボット怪獣たちだった。エメラナ姫と出会ったレイはゴモラを呼び出し立ち向かわせるが、多勢に無勢。その時、ようやく姫を追ってきたゼロたちが合流する。
だがその前に謎のロボット、ジャンキラーが出現。更にジャンボットまでが姫に襲いかかろうとしていた・・・!
年末の映画公開と連動した新作OVを、11月12月と前後編で発売するのが恒例となった感がありますが、今回は映画の公開が来年3月にずれ込んで、さてどうなりますことやら。
とりあえず新作映画には出てこないらしい<ウルティメイトフォースゼロ>を大々的にフィーチャーし、更にZAPクルーも絡めた作品になっております。
まあ<ウルティメイトフォースゼロ>の活躍は嬉しいですが、ZAPクルーはそろそろ飽きてきたかなあ。
ZAPメンバーは別にウルトラマンに変身するわけでも関わるわけでもないんですが、主人公というより狂言回し的なポジションで物語を引っ張ります。そしてそれとは別にウルトラマンの活躍を入れなければならないので、どうもバランスが悪く感じられるんですよね。
おまけにレイは変身しないけれど怪獣使いなので、ゴモラを操ってのヒーローっぽい見せ場もあるから尚のこと。ウルトラマンとゴモラが並んで共闘している図というのも、古くからのファンにはどうしても馴染めません。
いっそレイとゼロが一体化し、ピンチのレイがゼロに変身!というお馴染みのパターンを取った方が、流れとしてはスムーズだと思うんですがねえ。せっかく名前も「レイ」に「ゼロ」と訳あり風なのに。
ま、ともあれ、後編となる「STAGE II」が楽しみ。
ラストにチラっとゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブンが映っていたけれど、当然彼らがゼロたちを助ける展開なんでしょう。それにジャンキラー改めジャンナインの覚醒にも注目かな。
それにしてもエメラナ姫の土屋太鳳、やっぱり可愛いねえ。
実際の彼女のことは勿論知りませんけど、清楚で気品があって可憐と、正にお姫様にピッタリの雰囲気を醸し出しています。インタビューの受け応えやブログの書き込みを読むと、本人も相当しっかりしている様子。
まだ16歳だもんなあ、これからどんどん活躍して欲しいもんです。
へー、「世界遺産」みたいなものなのかいな、と思っていると、選定したのはやはり日本城郭城会・・・?
日本人が選んだ「ヨーロッパ100名城」とは。。。
選ばれた(あるいは選ばれなかった)城の妥当性は兎も角として、現地の方は日本人が勝手に選んだことをどう思うのでしょうねえ。
選定委員のお名前を拝見していたら、遠縁にあたる方もいらっしゃったので、これ以上のコメントは差し控えさせていただきますけれど(苦笑)。

西洋のお城は基本守備範囲外なんですが(行けないから・・・)、日本の城と同種(といって良いのかな)のロマンを感じます。
それにしても結構ショックだったのは、知ってるお城が殆どないこと。
いくら守備範囲外でも著名な観光地・観光名所になってる所は多いワケで、これは世界史や地理のお勉強をした方が良いかな。
ドイツのノイシュヴァーンシュタイン城が載ってた!
・・・と思ったら、100名城以外の番外扱いだったり・・・。

コックピットや客室などの機内の写真、現在構想されている未来の機体、各国の特色ある空港の紹介、格安航空会社の使い方等々、興味深い記事も色々ありますが、やっぱり一番楽しんだのは国内の空港の紹介記事。
飛行機乗るんじゃなく、中をぐるぐる回るためだけにでも空港行ってみようかな、という気にさせられます。
鉄道の駅も好きなので、なんかおっきな建物で、沢山の人が働いていて、絶えず人の流れがある、そんなシステマティックな構造物が好きみたい。

最新作の公開が2011年中に実現せず、来春にずれ込んだのも痛いですね。
で、その最新作『ウルトラマンサーガ』、メインを張るのはウルトラマンゼロとダイナ、コスモスの3人。
つるの剛士、杉浦太陽が出るのもウリで、ゼロの人間体を演じるのがDAIGO。
他にも『ダイナ』で活躍したスーパーGUTSのメンバーが出てきたり(『ダイナ』世界の13年後という設定らしい)、お馴染みダンディ4に真夏竜も出演という具合に、新旧ファンへの目配せも行われております。
そして先日発表されたのが、AKB48のメンバーが7人出演すること。
史上初、女性だけの防衛チームとのことで、早速賛否両論なのですが・・・。
うわー、個人的にはDAIGOの演技の方が生理的に受け付けない!

なんだか不安で一杯です。
この頃は特に疑問も抱かなかったのですが、今となっては必要以上にスペシャルなプログラムになってしまった感がありますね。なにせ『ハットリくん』はA先生、『パーマン』はF先生の作品ですから、コンビ解消後は半ば封印状態の幻の逸品です。

ところが今度はそこにサイコマンと名乗る仮面の男が現れ、超能力でハットリくんを圧倒、更に駈けつけたパーマンたちも翻弄しますが、獅子丸と影千代が一計を案じてシンゾウを泣かし、そのパワーで辛うじて撃退することが出来ました。
ユーリはTVの超能力ショーに出演するために来日したのですが、幼い頃に生き分かれた父と兄を探しているのだと言います。ケン一たちは一緒に探してあげることを約束し、TV局への付いて行くことにします。
一方サイコマンは、自分と同じ超能力を持った少年少女を集め、父と共に世界を征服するという野望を持っていることが明らかになり、超能力ショーに狙いを定めます。そしてまんまとハットリくんやパーマンたちの目の前で、ユーリをはじめとする超能力者たちをニューヨークへと連れ去るのでした。
で、クライマックスは魔天楼を舞台にしたハットリくん+パーマンとサイコマンとの超能力ウォーズとなりますが、1時間弱の中編ながらかなり充実した内容です。
お話はどちらかというと『ハットリくん』寄りで、『パーマン』はゲスト扱いなのがちょっと残念ですが、これは原作漫画をA先生が執筆していたからでしょうかね。
ハットリくん側はケン一の両親、夢子、ツバメ、先生、シノビノ博士、お姫、ロボ丸などレギュラー、準レギュラーが大挙して出てきますが、パーマン側はブービー、パー子、パーヤンだけなので、やはり『ハットリくん』メインということになりますね。
ちなみにハットリくんとパーマンは旧知の間柄のようで、特に自己紹介をし合うという場面はありません。
またショーのゲストに星野スミレがいて、客席にはミツ夫がいるのに、何故かパーマン勢揃いというシーンが・・・。コピーロボットを使ってるワケでもなさそうなんですが、なぜなんでしょう?

出演はバート・ランカスターにロバート・ライアン、監督はデヴィッド・ミラー。原作者の一人マーク・レーンはJFK暗殺事件の研究で知られる弁護士だそうです。
実はこの作品、10年ほど前に一度見ておりまして、その時もあんまり良い印象なかったんですが、今回見直してみても、やっぱり今一歩だなあと感じました。
素人目には「事件の真相はこうだったのかな」と思えるようなリアリティは感じるんですが、ドキュメンタリー・タッチというほどの迫力はないですし、フィクションだと構えた程のエンターテイメント性もないし、何となく歯切れが悪いような。
いざ、暗殺のシーンになっても緊迫感がないんですね。
ケネディ排斥を狙ったグループを徹底的に描くか、或いは暗殺実行部隊、スナイパーたちに焦点を当てるかしていれば、もうちょっと違っていたような気がするのですが。
上手く作れば『ジャッカルの日』もかくや、という傑作になっていたのかも、という妄想も膨らみます。
他にも『ナルニア国物語』や『ウォーター・ホース』、『ラスト・サムライ』、『キング・コング』、はたまた邦画の『どろろ』などもここで撮影され、すっかりファンタジーの国といったイメージが出てきましたが、そういった”ナルニア国”や”中つ国”ではない素のニュージーランドってどんな感じなんだろう?と思って探し出してきたDVDです。

DVDのリリースが10年近く前なことや、その後に映画の撮影が相次ぎ、ロケ地巡りの人気が高まったこと、そして今年、東日本大震災のちょっと前に起こった大地震の影響などで、今ではここに収められているのとは違った景色になっているのかも知れませんが、一度は訪れてみたいものです。
父オーディンと兄バルドルの復讐に燃えるソーはロキに立ち向かうものの、あっさりと手玉に取られ、あわやというところを女戦士ヤルンサクサに助けられる。
ヤルンサクサは、ロキを倒すためにはハンマーを手に入れること、そしてもっと経験を積むことが必要だとソーを説得し、ハンマーが隠された生命の木を探すべく、共に地球(ミッドガルド)へ。
そしてロキもまた、二人を追って地球へとやってきた――。

アサイラム製のTV映画(でも画面サイズはシネスコ)で、本国ではご丁寧に『マイティ・ソー』の公開週に合わせてオンエアーしたんだとか。商魂たくましいですな。視聴率も結構高かったらしいです。
監督はクリストファー・レイ、出演はコディ・ディール、パトリシア・ヴェラスケス、ケヴィン・ナッシュ、リチャード・グリエコら。知らない人ばっかりですねん。
まあこういう作品に期待する人というのは少数派でしょうが、それにしてもイラつく映画でした。
兎に角主人公のソーがバカ!
未熟者なくせに頑固で短気。
ロキを倒すよりハンマーを手に入れるのが先なのに、ロキと戦うことを最優先にし、その度に軽くあしらわれ、叩きのめされる。そしてヤルンサクサに助けられ反省を口にするものの、次の瞬間には同じ過ちを繰り返すという為体。
ヒーロー物で、これだけ成長しない主人公というのも珍しいんじゃないでしょうか。役者自身にもちっともオーラが感じられませんしねえ。
その挙句に、苦労して手に入れたハンマーをあっさりとロキに奪わるわ、ヤルンサクサも殺されちゃうわ、生命の木も倒され、アスガルドもミッドガルドも壊滅寸前!
そこで何を思ったのか、ソーは自らの手でハンマーを作り出す?!
おいおい、そんなことが出来るなら最初からそうしろよ。
最後はロキとハンマー同士で殴り合ってWIN!
意外や、誰も都合良く生き返ってきたりしないのは最低限の節度なんでしょうかね。
この手の作品なら、全て元通りメデタシメデタシ、でも誰も文句は言わないんじゃないかと思いますけど。
ともあれ、『マイティ・ソー』を借りるつもりで間違えてカウンターに持って行っちゃった、という人がいないことを祈ります。
オーディンは貫禄ないし、バルドルはソーに輪をかけた筋肉バカだし、ヤルンサクサは・・・もうちょい若くて綺麗な女優さんはいなかったもんかいな。
ロキは――まあ、いいや。
CGは、頑張っていた部類かなあ。見せ方は酷いけど。
予告編は割と格好良く感じられるんだけどね。