いやー、いいじゃん、好きなんだから…。
もう、写真眺めてるだけでロマンを感じます。

必ずしも「煌びやか」とか「優雅」といったイメージだけで捉えている訳ではありませんが、一つ一つの「戦い」や、その場にいた人たちの「運命」よりは、もっと大きな「時の流れ」のようなものを感じ、そういった爪痕も些細なことに思えてしまうようですね。
この本で紹介されているのは100の名城ですが、日本代表はやはりという感じの姫路城。但し写真も記事も小さいので、日本の城ファンには少し残念かも知れません。

一応オリジナルの「交響組曲」っぽい出だしになってましたが、徐々に独自色が。「コスモタイガー」や「ヤマト渦中へ」は当然としても、「時計仕掛けの虜囚」や「白色彗星」なども採用されているのが驚きでした。
やっぱり絵も音もキレイだわ。
最近、オリジナル版を見るのが辛くなってきて……(^^ゞ
収録時間が45分なのは物足りないけれど、シリーズ完結の暁には後半部分も出すのかな。というか、出して欲しい。『2199』の総集編としてもいけそうだし。
「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって…」とナレーションを入れたくなるようなシチュエーションだが、『機動戦士ガンダム』よりは『地球へ…』かなあ、いや『銀河英雄伝説』にもちょっと似てるかな、なんて思いながら読んでいた。もちろんお話は全然別物なんだが。

物語の主人公となるのはヤマという青年。彼は<ガイア・サンクション>の工作員でハーロック暗殺の密命を帯びてアルカディア号に乗り込むのだが…という、ハーロックに影響を受け成長していく若者といういつものパターンを演じている。実際の映画がどうなっているかは知らないが、この小説は終始ヤマの一人称で進んで行く。まー、このヤマというキャラが結構複雑な性格をしていて、その行動にはちょっと呆れる部分が無きにしもあらず。
アルカディア号の乗組員にはケイやヤッタラン、ミーメ、トリさんがいて、ミーメはニーベルング族の生き残りという設定。中央コンピューターにはハーロックの亡き友が宿ってるというのも引き継がれているようだ。他にもゴーラム星系第八惑星トカーガとかいう星が出てきたりはするものの、全体として「ハーロック」らしさは皆無に近い。
そもそもハーロック自体の出番が少なく、終始”謎の人物”と化したまんま。内面を窺わせる部分も殆どないし、超然・毅然としているのかなと思いきや意外に脆い面があったり、まあこの小説読む限りではちっとも面白くないね。映画は面白く仕上がってれば良いけれど……?
【ひとこと】
松本零士の短編に『大海賊ハーロック』という作品があるのだけれど、ストーリーや雰囲気はちょっと似てるかな。個人的には好きな作品じゃないんだが。
アニメ初のミュージック・ビデオらしいですが、あの頃は今みたいにレンタル店なんか殆どない時代だし、学生・子供がおいそれと買える値段でもなかったので、結局どんな内容なのかは全然わかりませんでしたが。

今回は完全新作の『MVシリーズ 宇宙戦艦ヤマト2199』が同時発売で、復刻が主なのか新作が主なのかわかりませんけど、”ヤマト教”の信者の方はお布施代わりにどうぞ、といったところですね。そうじゃない方には決してお勧めしません。
ところでこのシリーズは他に『さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち』、『宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち』、『ヤマトよ永遠に』、『宇宙戦艦ヤマト/完結編』も発売されてましたけど、順次復刻されるんでしょうか? それともこれの売り上げ次第、様子見でしょうかね。

子どもたちは『サンダーバード』知らないんじゃないかなあ。























お話は009の誕生からブラックゴーストからの脱走、0010ら刺客との闘い、そしてスカールとの対決まで。ラストシークエンスにはちょっと「地下帝国<ヨミ>編」の要素も取り入れられています。あ~あ、「009」がこんなになっちゃった、というよりは、おお、こういうアレンジ、解釈の仕方もあるのね、と新鮮な気持ちで読むことが出来ました。全体としてはプロローグという感じで終わってますので、この後どんな展開が待っているのかが気になります。「ミュートス・サイボーグ編」あたりのアレンジでしょうか?
でも、一つ言えるのは、やっぱりこれは「サイボーグ009」ではない、ということ。
そして”石ノ森章太郎作品”でも、当然ながらありません。
純粋に一つの独立したコミック作品として許せる気持ちと楽しむ気持ち、それと「サイボーグ009」として認知できるかどうかは、矛盾するかも知れませんが別ですね。吹っ切れたとはいえ、自分の中に線引きするラインは厳然として残っています。

非常に美しい海の映像が画面一杯に映し出され、中には貴重な深海を捉えたものも含まれていますが、そういった海の美しさや、そこで暮らす生物たちの生態を追ったドキュメンタリーなのかなと思って見ていると、途中から私たち人間の姿がより強調されてくるようになります。結局はこれ、海洋汚染、自然破壊、乱獲等々に対する警鐘を鳴らすメッセージ映画だったのですね。
それはそれで大変意義のあることだとは思いますが、ちょっと自分が期待していた内容とは違ったもので、そのあたりは肩透かしを食らった気分ではあります。
また日本語ナレーションを担当しているのは「探検家・写真家」と肩書の付いている石川直樹という人なのですが、何故こういった作品でプロを起用しなかったのでしょうか?
経験等々を踏まえてこの方自身の言葉として語る、というのならば起用もわからないでもないですが、日本語字幕と併用して見ていた限りでは原語をそのまま訳したもので、しかも抄訳なのか原語版ではナレーションが流れる箇所でも無音ということがしばしばありました。

いや~、どっちも良い曲です。
来月、コンサートに行けることになったんですが、生で聴くのが楽しみ♪
ちなみに2曲とも「作詞・作曲・編曲:沼尾妙子」となっているのですが、これは妹さんだそうです。
↓公式チャンネルでも一部聴けます!

まあウルトラがメインなのはその通りですが、『怪奇大作戦』や『ミラーマン』『スターウルフ』『ぼくら野球探偵団』なども取り上げられていますし、円谷プロという会社のヒストリーも載っています。ネガティヴな情報はオミットされるか控えめに記されておりますが。
全体としてはマニア向けな本ではないけれど、意外に珍しい写真も掲載されているので、一度は手に取って見る価値はあるんじゃないですかね。購入するしないの判断は、どうぞ自己責任で。

一度生のコンサートへ行ってみたいなとか思ったりもしたんですが、やっぱ子ども向けのコンサートに単独で乗り込むのはどうも気が引けるし……と考えていたら、こんなCDが出てました。
ズーラシアンブラスに弦うさぎ、ことふえパピヨン、クラリキャットなどなどが結集して結成された「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」のアルバムが、デビューコンサートライブDVD付きなんです。
CDは「オーケストラ・チューニング」、「トドラー・ファンファーレ」、「ブルーオーシャン・ラプソディ」、「森のくまさん、チャイコに出会った。」、「うさぎ協奏曲」、「はたらくトリの仲間たち ~はたらきものの動物さん~」、「赤とんぼ幻想曲」、「どんぐりころころ~オケにはまってさあ大変!~」、「響花」、「レイルロード・ファンタジー!」、「昆虫大図鑑」、「小さな世界」の全12曲収録で、トータルタイムは56分38秒。
DVDは「トドラー・ファンファーレ」、「森のくまさん、チャイコに出会った。」、「グリーンスリーブス」、「やぎさんゆうびん」、「ロンドンデリーの歌」、「うさぎ協奏曲」、「猫踏んじゃった」、「闘牛士のマンボ」、「レイルロード・ファンタジー!」の全9曲、トータルで43分収録されています。演奏は2011年8月21日に行われたサントリーホールのものです。
コンサートライブDVDの方は……
まー、子どもがウルサイウルサイ。君たち演奏中だよ、静かにしたまへ。そして保護者!ちったあ注意しろっ!
……と現場にいたら思わず「怒り」モードに突入してしまったかも知れませんが、童謡の数々のアレンジは新鮮で、こういうのをまったり聴くのも良いですねえ。
コンサートも、合間合間に小芝居が入ったりで、中の人も大変だあ。視界悪そうだし、演奏し辛いだろうし。
ただこういう演出、実際喜ぶのは子どもたちじゃなくて、引率の大人たちの方でしょうね。騒ぎたくなる気持ちもわからないでもない。きっと退屈したんだろうなー。なら、尚更そんな子どもたちを無理矢理連れてくることはないんだけどさー、保護者(←しつこい)。
で、肝心の中身の方々はきちんとクレジットはされていますが、おそらくコンサートやCD毎に違っているのでしょう。そしてどうやら何れも名のある演奏家のようですね。やってる方は遊び半分ってワケにもいかないでしょうから。