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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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学研から出たムック本です。
e0033570_22312622.jpg松本零士ファン向けには『大海賊ハーロック】『蜜蜂の冒険』『Queenエメラルダス』の3作収録ってとこがウリでしょうか。『大海賊ハーロック』は多分に昨年公開されたCG版『ハーロック』を彷彿させる内容だし(と思ってるのは自分だけ?)、『蜜蜂の冒険』はデビュー作だし、『Queenエメラルダス』は読み切り短編のだけど、飛行船時代を舞台にしたハーロックも出てくるヤツじゃないよー。惑星ヘビーメルダーが舞台のやつだよ~。

面白いのは歴代アシスタントへのインタビュー(新谷かおる、板橋克己、小川保雄)、同業者へのインタビュー(高井研一郎、ちばてつや、水野英子)、そして豊田有恒、辻真先、藤川桂介三氏による座談会!
珍しく(?)西崎プロデューサーが悪口言われてないや。『サンダーマスク』や『突撃!!ヒューマン』の話も興味深いです~。ちょこっとだけど。

ご本人へのインタビューもあるけれど、どちらかというと「周囲の人から見た松本零士」にスポットを当ててる感じ。資料としてはちょっと使い難いけれど、手軽に一冊で俯瞰できるのは悪くない。
ただしアニメ寄りの内容じゃないので、松本漫画じゃなく松本アニメのファンという人は要注意!
by odin2099 | 2014-01-24 22:33 | | Trackback | Comments(0)

今年二つめの登城は高崎城。

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ここは駿河大納言忠長が幽閉されていたお城、という認識かなあ。
あの松平長七郎君のお父上ですよ(といっても長七郎が実在が疑われてますけどね)。

高崎駅からえっちらおっちら歩いて来たんですが、えー、こんだけ?というのが正直な感想。

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なんせ群馬音楽センターやら群馬シンフォニーホールやら、厳めしい建物が並ぶ片隅に、ひっそりと櫓と門が……。
確かにお濠や石垣は残されていますけどねえ。
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いや、なくなっちゃったもんは仕方ないんですが、もう少しなんというか、観光客にもアピールするような整備のやり方もあったんじゃないかなあ、と。
これじゃあ知らなったら素通りしちゃうよ。
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近くに建ってる市役所ビルの展望台から下を覗くと

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――申し訳程度に櫓が見えますね。
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隣接する「城址公園」には遺構はなし。どうせなら櫓を設置してる処を城址公園にすれば良かったのになあ、なんて思います。
元々櫓も門もここにあったワケじゃないそうだし、そもそもこの櫓は石垣の上じゃなく、土塁の上に建てられていたんだそうな。

眺めは良いですがね、ここ。榛名山や赤城山が見えるし。
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【おまけ】
電話ボックス、カワイイ♪
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by odin2099 | 2014-01-24 19:49 | 史跡 | Trackback | Comments(0)
e0033570_01042481.jpgこれも『舟を編む』効果の一端なのでしょうか、辞書作りの実際を解説してくれる本がまた出版されました。
表立っては主張しなくても、辞書はどうやって作られているのか、その過程に興味を持っていた人は相当数いたということなのでしょうね。

この本の著者は岩波書店に勤務し、長年『広辞苑』や『岩波国語辞典』の編集に携わってきたという経歴の持ち主です。
出版社が変われば、というか、辞書のサイズが変われば自ずと製作過程も変わってくる。
ということで、こちらもなかなか興味深い一冊でした。

by odin2099 | 2014-01-24 01:05 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_21345461.jpg著者は、先に光文社新書で『辞書を編む』を上梓している、「三省堂国語辞典」編集委員を務めている方。

あの本では辞書作りの流れを前提的に解説してくれていたが、この本ではその中でも「用例採集」の過程を、実際に街へ出てどのように行っているか、を実例を上げて説明してくれているので、色々な面で「なるほど」と気付かせてくれる内容。

普段意識せずに何気なく使っている「日本語」だが、これは想像以上に奥が深いのだな、と考えさせられた。
by odin2099 | 2014-01-22 21:35 | | Trackback | Comments(0)

e0033570_20082148.jpg雨の夜、一人の男が忽然と姿を消した。麻薬密売者の仲間割れと判断した警察は、消えた男の情婦・千加子を取り調べるが、彼女は何も知らなかった。だが捜査を担当している富永刑事の友人で科学者の政田は、強い放射線を浴びた生物が液状化することを発見、これを進言するが、あまりにも突拍子もないとして取り上げられなかった。その後、千加子がギャングの一味に襲われるが、警察が駆け付けた時、その男は同じように消えており、千加子は怪しい影を目撃したと証言するのだが……?!


俗に<変身人間シリーズ>と称される作品群の一本目。水爆実験の放射能を浴びた第二竜神丸の乗組員が液体人間と化し、東京へ舞い戻って人類を襲っている、というのが種明かし。
これは「第五福竜丸事件」を下敷きにしており、人類の科学が恐るべき化け物を生み出したというシチュエーションは、同じく原水爆実験で誕生したモンスターが暴れる『ゴジラ』第一作を更に発展させたもの。ある意味ではリメイク的な作品とも言える。


海上日出男の原作を元に木村武が脚色、特技監督は円谷英二、監督は本多猪四郎。
出演は佐原健二、白川由美、平田昭彦、佐藤允、北川町子、土屋嘉男、白石奈緒美、三島耕、田島善文、伊藤久哉、小沢栄太郎、千田是也ら。


派手な特撮シーンは少ないが(クライマックスの火焔攻撃くらい)、「液体」人間というよりアメーバ状の不定形生命体の表現には、当時の苦労の後がうかがえる。CGが発達した今ならばもっと楽に、よりリアルに表現出来るだろうが、この独特のムードまでは再現出来まい。
また白川由美がキャバレーの歌手役で下着姿を披露したり、他にもビキニ姿のダンサーたちが登場したりとかなりアダルトなテイストなのも、今日では観客のターゲットが絞りにくくなかなか成立しそうもない企画だ。


ラストがややあっけないのが玉に瑕だが(今風に作るなら、おそらく最後に液体人間復活を匂わせるカットを入れるだろうし)、キャストも充実しており、黄金期の東宝特撮を十分に堪能出来る一本だ。


【ひとこと】
佐藤勝の軽快なマーチ曲、好きなんだけど作品のテイストには全くと言っていいほど合ってない。どういう意図でこういうテーマ曲になったのだろうか。


by odin2099 | 2014-01-21 20:09 |  映画感想<ハ行> | Trackback(4) | Comments(2)

お休み貰ったので、今年の初登城。

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しかし最寄りの電車は人身事故でダイヤがムチャクチャだし、乗り換えで使った常磐線も人身事故でダイヤがムチャクチャだし、どーなってるんだ?!
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それはさておきこのお城、伝説によれば平将門が築いたことになってるそうですが、確実なところでは室町時代に築城されたものらしい。
で、無事に明治を迎えたところで解体。
その後は県庁や郡役所、憲兵隊の支所などが置かれたりしたものの、戦後になって公園として整備された。

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太鼓櫓門が現存で、西櫓や東櫓、土塀などが復元。茨城県の指定史跡第1号なんだと。
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西櫓に関してはキティ台風の際に破損、解体したものを復元したそうなので、これは立派な遺構でしょうね。
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それにしても小さい~。

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元々天守なんか築かれなかったから大きなお城じゃないだろうし、都市化が進んで痕跡を留めなくなってしまってるんだろうけど、本丸と二の丸、こんなに狭いの?と思ってしまった。
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でも皆に親しまれる公園として残ってるというのはやっぱり羨ましい。
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by odin2099 | 2014-01-20 19:37 | 史跡 | Trackback | Comments(0)

e0033570_21270503.jpgプロデューサーがジェリー・ブラッカイマー、脚本がテッド・エリオットとテリー・ロッシオのコンビ、主演がジョニー・デップで監督がゴア・ヴァービンスキーという『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのクルーが集まったディズニーの超大作。音楽もハンス・ジマーだ。


仮面を付けた白人ヒーロー「ローン・レンジャー(ジョン・リード)」とインディアンの「トント」が西部を舞台にコンビで活躍する物語は、ラジオドラマとして始まりTVシリーズやコミックにもなった人気作品だというのは知っていたけれど、そのTV版を元にした劇場版が2本も作られ、更にリメイク版の映画も作られていたほど息の長い物になっていたのは知らなかった。


しかし製作費の高騰からディズニーが難色を示して暗礁に乗り上げ、ようやく予算削減を経て製作を再開したものの、今度は興行的に大失敗というのだから、いくら知名度が高くても時代に求められてのヒーロー復活ではなかったのかな。
結果、ブラッカイマーはディズニーと袂を分かつことになってしまったが、これが今後の両者に吉と出るか凶と出るか要注目。


それにしてもこの映画、真面目に見れば良いのか、コメディとして楽しめば良いのか……。
分かりにくい導入部に続いて、映画全体の見せ方もあまり親切ではないし、2時間半は長すぎる。
肉親が殺されたり、呪われた過去の因縁があったり、裏切り者が出たり、直接的な描写はないものの結構残酷なシーンがあったりと重苦しいトーンに包まれている筈なのに、主人公コンビにはあまり危機感や緊迫感が感じられないし、行動もマヌケ。
それにヒロイン、レベッカ役のルース・ウィルソンが、周囲からモテモテの絶世の美女にはちっとも見えないのも大きなマイナスだ。ジョニー・デップは相変わらず白塗りの怪人を嬉々として演じているが…。


2時間を過ぎて、ようやくヒーロー誕生! 
TVシリーズの主題曲として使われた「ウィリアム・テル序曲」のメロディに乗せて颯爽とローン・レンジャーが現れると手に汗握るアクションの連続で、やっと映画が面白くなる。ここから残り20分ぐらいは手放しで楽しめた。
ところがエンドロールになると、老トントが何やら思わせぶりな行動をとり、そして何となく終わってしまうので唖然としてしまう。
こりゃ、ヒットしなかったのも仕方ないなあ……。

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【ひとりごと】
タイトルロールのアーミー・ハマーは悪くなかったな。
厭味のない二枚目だし、シリアスもコメディもいける。


by odin2099 | 2014-01-19 21:30 |  映画感想<ラ行> | Trackback(19) | Comments(2)

『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ/恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』(2014)

やけに長いタイトルの<スーパー戦隊VSシリーズ>の最新作は、従来通りのキョウリュウジャーと「特命戦隊ゴーバスターズ」の共演だけでなく、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」、「爆竜戦隊アバレンジャー」、それに新番組「烈車戦隊トッキュウジャー」、合わせて5大戦隊が登場するという豪華版!
TVシリーズ及び夏の劇場版、全話を執筆した三条陸の脚本に、メイン監督・坂本浩一という組み合わせ。


e0033570_17184128.jpg地球に接近する巨大隕石、その正体はデーボスと並ぶ宇宙の戦神ボルドスだった。かつて恐竜スーパー戦隊に敗れた者の復讐の念を吸収したボルドスはネオグリフォーザーとネオガイルトンを生み出し、デーボス軍と共闘。更にヴァグラスのエンターとエスケイプも復活させ、恐竜スーパー戦隊の力「ダイノホープ」を奪い取ろうとしていた。駆け付けたキョウリュウジャーとゴーバスターズだったが、その前に立ちはだかったのは何とティラノレンジャーとアバレッド! 彼らも既に敵の手に落ちていたのだ。そしてキョウリュウジャーは敵の仕掛けた巨大な罠に嵌ってしまう…?!


従来のVSシリーズだと、2大戦隊の出会いから対立、そして共闘へというパターンになるのが多いですが、今回の作品は「1時間の中によくぞこんなに」と呆れるぐらい詰め込んでいるので(DC版、熱望!!)、前作の『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー』を踏まえて両戦隊は面識有り、冒頭からゴーバスターズはキョウリュウジャーとは別にデーボス軍を追っているし、中盤以降の逆転の切り札となる「スーパー戦隊獣電池」はドクター・ウルシェードと特命部が共同開発していた代物という設定になっています(『スーパーヒーロー大戦Z』はなかったことになっているようですね)。


とにかくキャラクター多過ぎ!敵も味方も大所帯です。
ジュウレンジャーからはゲキ、アバレンジャーからは伯亜凌駕、三条幸人の二人が素面で出てキョウリュウジャーたちと絡みますが、やはりレジェンド戦士だけあって存在感は抜群。これにはゴーバスターズも若干霞み気味。ただしこちらにも陣マサトの復活というイベント要素があるし、エンターとエスケイプも顔見世だけかと思いきやかなり出番が多く、辛うじてキャラを使い切ったなあというところですね。


そんな中でも坂本監督だけあって、アミィとヨーコとエスケイプの生身のアクションなどという美味しいシーンはきっちりと用意しているし、トリンを見てフリーズしかけるヒロムとか、「3、2、1、来ます!」とか小ネタもしっかり拾っています。「キョウリュウジャー」と「ゴーバスターズ」の主題歌の使い方もグっとくるものがありましたし、ただヒーロー集めるだけで面白い作品が出来ると思ったら大間違いなのです。


ところで新ヒーロー「トッキュウジャー」は物語に一切関わりません。エンディング曲が流れても出てこないので「あれあれ…?」と思っていたら……
なんとエンドロール後に大々的なお披露目が!
生き残ったネオガイルトンがネオメサイアに進化、と思いきや、そこに現れたのがトッキュウジャー。かなーりぶっ飛んでるというか、脱力系?な印象を受けましたが、本編始まったらこれが格好良く化けてくれるんでしょうか。


【ひとりごと】
西興一朗と富田翔は違和感ないですが、引退していたとはいえ望月祐多(「祐」ではなく、正しくは「示」+「右」)はチトきつい。あの頃の面影は……ないですねえ。
ちなみにマンモスレンジャー、タイガーレンジャー、プテラレンジャーの声はそれぞれオリキャスの右門青寿、橋本巧、それに千葉麗子が担当してます。


by odin2099 | 2014-01-18 17:26 |  映画感想<サ行> | Trackback(9) | Comments(4)
現代日本を代表する大手企業100社の来歴や系列、社風などを手軽にまとめた一冊で、特に合併や再編成を繰り返してる企業など、その流れが図でわかるので非常に便利。
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三菱銀行と東京銀行が一緒になって東京三菱銀行、三和銀行と東海銀行が一緒になってUFJ銀行、そしてその二つが更に一緒になって三菱東京UFJ銀行、なんていうのが一目瞭然!
話のネタ本としても使える優れもの。
by odin2099 | 2014-01-17 22:02 | | Trackback | Comments(0)

e0033570_20463940.jpg著者は元・新幹線運転士。その経験を活かして新幹線の動かし方のあれこれや、実際に遭遇した様々なエピソードを紹介するというエッセイ風の本なのかと思って手に取ったのですが、ちょっと違いました。


最初に新幹線の歴史や動かし方などの基本情報をレクチャーした後は、二部構成の小説仕立てになっています。
前半は時代設定が昭和53年春。若手の運転士が東京から新大阪までひかり号を運転するという想定で、自宅を出て出勤するところから出発前の点呼、点検作業、引き継ぎ、そして実際に運転中の様子を描き、後半は反対に新大阪発東京行き、但し時代がグッと下って平成25年春ののぞみ号をベテラン運転士が運転するという形で描写していきます。


多分にフィクションの部分は少なくないと思いますが、実際の新幹線の運転席の様子はこんな感じなんだとわかるという意味で非常に面白い一冊でした。


by odin2099 | 2014-01-16 20:47 | | Trackback | Comments(0)
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