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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_19332823.jpg巨大犯罪組織の集まりに乗り込んだフランク・キャッスルは、ボスをはじめ組織の大半の人間を処刑し、一度は逃した野心家のビリーも追い詰めガラスの粉砕機に突き落とす。しかしその襲撃の最中にFBIの潜入捜査官ドナテッリを誤って殺してしまったことに気付き自責の念に駆られ、”パニッシャー”としての活動からの引退を仄めかす。
だが顔の皮膚、筋肉、骨をズタボロにされながらもビリーは一命を取りとめていた。醜悪な貌となったビリーはジグソウと名乗り、フランクの仲間やドナテッリの家族を人質にフランクへの復讐を誓うのだった。

『パニッシャー』の続編として製作が始められたものの、結局は仕切り直しとなった第2弾。主演もトーマス・ジェーンからレイ・スティーヴンソンに交代。
ただフランクが”パニッシャー”になった経緯は回想シーンなどでさらっと語られるのみで、既にパニッシャーとしての活動は5~6年になるという設定。

e0033570_19334784.jpg前作にも幾つかの暴力シーンがあったが本作はその比ではなく、ホラー映画に近い残酷シーンがしばしば登場する。
フランクも潜入捜査官を誤って死なせてしまった件についてはかなり逡巡するものの、基本的には悪党に対して容赦なく制裁を加えており、比重で行ったら悪役よりも多くのシーンで凄惨な殺し方をしていると言っても良い。
”MARVEL KNIGHTS”という別のレーベルでの公開(オープニングのお馴染みのパタパタ…というロゴが出ない)となったのも、その辺りを配慮したものだろう。

パニッシャーの処刑シーンに快哉を上げるか、それとも顔を顰めるか、それによって作品の評価は大きく分かれそう。
個人的には決して好きにはなれないタイプの作品だが、法で裁けぬ悪を代わって”処刑”する姿にある種の快感を覚えるのは確かだ。
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【ひとりごと】
FBI捜査官の未亡人が美人、そして残された娘が可愛い。
これ、よろめきドラマとして作ることも出来たな。

by odin2099 | 2016-01-05 19:38 |  映画感想<ハ行> | Trackback(4) | Comments(0)
e0033570_19111810.jpg第37話「幻影都市デスパー・シティ」の劇場公開版で、何度見ても恐ろしい話。

人間が奴隷化されているユートピア、裏切りを許さず肉親をその手にかける美女…
アメリカンニューシネマとか、日本で言えばATGの実験的映画などからの影響もあったのだろうか。

また全部の作品を見てるわけでは勿論ないけれど、この頃の上原正三脚本というのは、どこか尖ったものが見受けられる。
それが段々とマイルド路線に転じ(?)、「太陽戦隊サンバルカン」あたりだとこれが同じ人のホンか?と違った意味で驚かされたりもするのだが、時代の空気なのだろうか。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/13170584/
http://odin2099.exblog.jp/18196870/


by odin2099 | 2016-01-05 19:04 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
ソフトを整理していたら、その昔に安価で手に入れた中古DVDが出てきたので、「今はスター・ウォーズ話題だし」と再生してみることに。

e0033570_19524385.jpg劇場公開された時のタイトルは『親指スター・ウォーズ』で、タイトル通り登場するキャラクターを親指に演じさせた「スター・ウォーズ」のパロディ。
と書くと低予算なアマチュア映画っぽさを感じさせるけれど、実際はCG合成を駆使したりで結構手間暇かけた内容なのでビックリだ。

お話は「エピソード4」と「5」をミックスしたような感じ。
ただ当時もそうだったけれど、今見直してみてもちーっとも面白くない。「傑作だ」「傑作だ」と騒がれていたけれど「どこが?」と思ってしまう。

まあギャグというか笑いに対する沸点が他人より低いことは自覚してるんだけど、「やっぱりコレはないんじゃない」というのが偽らざる感想で、「レゴ:スター・ウォーズ」の方がまだ愉しめるかな。
『親指タイタニック』も見てるけど、あれもダメだった。


by odin2099 | 2016-01-04 20:02 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22445424.jpg新型爆弾をクリアムに奪われ、それを取り戻そうとするジャック決死の追跡行。
途中でフェラーリのオーナー(切替テツ!)と少年を人質にするという、なんだかよくわからないお話。

TVシリーズ第7話「8スーパーカー!!時速300キロ」の短縮版で、お話は多分二の次、売りはズラリと勢揃いしたスーパーカーの数々。
最後にニッコリ記念写真、というのも色々と狂ってる。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3461331/
by odin2099 | 2016-01-04 19:56 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
父を知らず、母を亡くし、厚生施設に入れられていた少年アドニスの元に一人の婦人が訪れ、彼を引き取る。
彼女の名はメリー・アン・クリード、元世界チャンプ、アポロ・クリードの未亡人。
そしてアドニスこそ、亡き夫アポロと愛人との間に生まれた子なのだ。
メリー・アンの養子としてすくすくと育ったアドニスだったが、その身体を流れる血故なのか、彼はボクシングに憑りつかれ、遂には家を出てあの男の元へ。
その男、ロッキー・バルボア。アポロを破りチャンプになった男、そして親友。
エイドリアンを、そしてポーリーを喪い、息子も自分から遠ざかったこともあり、今はボクシングから身を引いたロッキーは、アドニスの申し出を一度は断るのだが、その熱意に負けてトレーナーとして復帰する。
アドニスの中に亡き友アポロを、そしてかつての自分の姿を見出したかのように。
デビュー戦を華々しいKO勝ちで飾ったアドニスに、世界チャンピオンからの対戦オファーが舞い込んできた。
だがその時、ロッキーの身体は病魔に蝕まれていた……
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2015年、映画館納めはこの作品でした。
完結した筈なのにまだ「ロッキー」やるの? 
今度はアポロの息子を出すの? 
と最初にニュースを聞いた時は半分呆れたものでしたが、出来上がった作品は実に感動的。
スタローン自身が「ロッキー7」ではなく「クリード1」だとコメントしていましたが、どちらの可能性も持った作品だと思います。

e0033570_10145857.jpgロッキーが若いボクサーを育てるというのは「5」でも「6」でもありましたし、お話そのものは「1」の焼き直しでもあるのですが、今回はロッキーがすっと脇に回り新しい主人公を立てているのが成功の理由でしょう。スタローン自身の企画ではなく、脚本を執筆したり監督をしたりしていないというのもあるのかもしれません。
「エクスペンダブルズ」シリーズでは、まだまだ若い者には負けないとばかりに現役感丸出しだったスタローンですが、こちらでは老境に差し掛かり少し枯れた魅力も見せてくれます。特にフィラデルフィア美術館の階段を、息も絶え絶えで上って行く姿にはグッとくるものがありました。
また音楽担当のルートヴィッヒ・ヨーランソンの勇壮なスコアも良いですが、要所要所に流れるビル・コンティの「ロッキー」のスコアも効いています。

そして「次」も気になります。
チャンピオンとの再戦とロッキーの闘病、シリーズで言うと「2」「3」のような話になりそうですが、予想を良い意味で裏切ってくれるようなフレッシュな作品も期待したいところですが、興行成績はどうなんでしょうか。
作品の評判も良いようですが、日本では公開劇場も少なく、宣伝にもそれほど力を入れているようにも見えないのが残念なところです。

【ひとこと】
アポロ、そしてその死後はロッキーのトレーナーとして全作に登場したデュークにも出て欲しかったですね。
それに「6」でちょっといい感じになったリトル・マリーとは、その後どうなったんでしょうか。


by odin2099 | 2016-01-03 10:19 |  映画感想<カ行> | Trackback(20) | Comments(6)
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