【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_11003604.jpg雪に閉ざされ、身動きの取れない列車内で起こった殺人事件。犯人は乗客、乗員の中にいる。
ということで、これは一種の密室殺人になるのだろう。
偶然乗り合わせたポワロが事件解決に乗り出すのだが、容疑者にはアリバイがあり、更に殺害されたのは実は5年前に起きた残虐な幼児誘拐殺人事件の黒幕と黙される男だった。
マフィア同士の抗争の結果か、それとも復讐か。
ポワロは最後に二つの解答を示す。
一つは単純なもの、そしてもう一つは複雑に絡み合ったもの……。

最初から胡散臭い登場人物ばかりなのはミスリードを誘う演出だろう。
そしてそれを演じる俳優陣。これは豪華キャストならではの味で、正に大作に相応しいもの。
ポワロが終始尊大で、厭味ったらしく鼻持ちならない奴として描写されてるが、これは物語の悲劇性を強調する効果もあったのかもしれない。
約2時間の映画だが、事件が起きるまでが30分、ポワロの捜査に60分、そして導き出された真相のお披露目に30分、と時間配分も宜し。

ポワロが一人一人を尋問するシーン、今までは何でそんな質問で核心に迫れるのかと思っていたものだが、久々にじっくりと見直してみると伏線はきちんと貼られていたのに気づく。
といってもこれだけの手掛かりから犯人を割り出せる観客がいるとも思えないし、アンフェアだと謗られても仕方ない部分もあるが、娯楽作品としては十分に堪能できる。
ケネス・ブラナーの監督・主演によるリメイク作品がもうじき公開になるが、そちらはどんな出来栄えになっているだろうか。

ちなみにこの物語は、実際に起きた著名な飛行士リンドバーグの子供が誘拐、殺害された事件にヒントを得たとのことだが(更にはオリエント急行が立ち往生したことも実際にあったらしい)、この映画の製作が始まったころはまだリンドバーグは存命だったのだな(映画の公開年に亡くなっている)。
原作小説の発表は事件より2年後のことだが、この作品に対するリンドバーグのコメントは残っているのだろうか。

ところでポワロは途中で部屋を移動しているが、もし当初のまま某氏とずっと同室だったら事件は起きなかっただろうか。
また被害者が誘拐殺害の実行犯ではなく、関係者と直接面識のない黒幕だったからこそ可能な犯行だった、とも言える。色々と考えさせられる一本であった。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3390556/


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by odin2099 | 2017-11-26 11:01 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
*** ネタバレ注意! ***

e0033570_19201399.jpg今年2本目、通算では「マン・オブ・スティール」、「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」、「スーサイド・スクワッド」、「ワンダーウーマン」に続く5本目になる<DCEU>の最新作。
この”ユニバース”作品群、前作前々作では<DCフィルムズ>と呼称していたが、本作のパンフレットを見ると<DCFU(DCフィルムユニバース)>とある。<MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)>のように、もういい加減オフィシャルで統一して欲しい。

仕上げ段階で監督のザック・スナイダーが降板し、ジョス・ウェドンが後を引き継いで完成させた(だけでなく再撮影を行うなど大きく手を入れたとの噂)という経緯があり、何故かゴタゴタの絶えない<DCEU>の現場だけに不安要素は大きかったが、上映時間を思い切って2時間に刈り込んだのが功を奏したのか、初めて何度でも見直したい、と思える作品になっていた。

といっても先行する<MCU>と違い、<DCEU>は伏線の貼り方が下手。いきなりステッペンウルフだ、マザーボックスだ、と言われてもその凄さがわからない(逆に<MCU>は露骨にやりすぎなこともあるけれど)。
これまでの作品で少しでもそれらに触れていたならば「未曾有の危機に強者集結」というワクワク感が増したと思うのだが、残念ながら唐突感は否めなかった。

またキャラクターの描き分けも下手。これは「アベンジャーズ」の一作目が奇跡的な出来栄えだったということもあるのだが、比較してしまうとジャスティス・リーグはせっかく超人が集まっていても烏合の衆に見えてしまう場面が多々ある。

パワーバランスも悪く、スーパーマンはチート過ぎるしバットマンはザコ過ぎる。アクアマンは海中での見せ場がないし、一応能力を発揮しているように見えるのはフラッシュとサイボーグだけ。
アベンジャーズも個々の能力差は大きいものの共闘のシーンでは各人の役割分担が決まっていて、それも正に適材適所だと見ていて納得出来るのだが、ジャスティス・リーグの戦いは見ていても誰の場面かがわかりづらい。

e0033570_19202893.jpgそして注目のスーパーマンの復活。「バットマンVSスーパーマン」のラストシーンの描写から、超自然的な力や奇跡が起こって復活するのかと思いきや、なんとマザーボックスのパワーでジェネシスチェンバーを起動、つまりテクノロジーの力でバットマンたちが甦らせてしまうとは…! まあ「有り」っちゃあ「有り」なんだけど、これはなんだか肩透かしされた気分。

と愚痴を言えばキリがないのだが、その一方で満足度も高い。
音楽担当のダニー・エルフマンは自作の「バットマンのテーマ」のみならず、ジョン・ウィリアムズ作曲の「スーパーマンのテーマ」もチラッと流してくれるし(勿論バーバリズムに溢れた「ワンダーウーマンのテーマ」も)、やっぱりヒーロー同士の共闘は燃える。それにワンダーウーマン、使い勝手が良いのかもしれないが、製作サイドから愛されてるなあ。
これに続く「ジャスティス・リーグ2」の企画は一端白紙に戻ったとも聞くが、今回参加してないヒーローも交えての再共演、是非とも実現して欲しいものだ。

これまでの<DCEU>には特別ポストクレジットシーンは用意されていなかったが、今回は2つ。
1つはフラッシュとスーパーマンが速さを競うというお遊び的なものだが、もう1つは脱獄したレックス・ルーサーがデスストロークに対し、ジャスティス・リーグに対抗して我々も手を組もうと持ち掛けるシーン。明確な次回作以降への伏線だが、果たしてこれを回収するのはどの作品になるのだろうか。

<DCEU>の次の作品は来年公開の「アクアマン」(今回はチラっと顔見せ程度の出番だったメラに期待。ワンダーウーマンに足りない”ボリューム”を補ってくれそう)だがこちらには絡みそうもないし、その次となると一応の公開日がアナウンスされている「ワンダーウーマン2」以外は「シャザム」、「フラッシュ」、「グリーンランタン」、「サイボーグ」、「サンドマン」、「ジャスティス・リーグ・ダーク」、「マン・オブ・スティール2」、「バットガール」、「ナイトウィング」、「ゴッサム・シティ・サイレンズ」、「スーサイド・スクワッド2」、「ザ・バットマン」とタイトルだけは列挙できるものの、全部実現するとは思えないしどこから着手するのかも不明。
持ち直したとも言われる<DCEU>ではあるが、ライバルの<MCU>に比べるとまだまだ不安定、先行き不透明と言わざるを得ないのが寂しい。


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by odin2099 | 2017-11-23 19:24 |  映画感想<サ行> | Trackback(4) | Comments(3)
e0033570_19213607.jpg大ヒットした「シン・ゴジラ」に続くのは、全く意表を突いたアニメ版ゴジラ!
以前アメリカでは二度に亘ってアニメ版ゴジラのTVシリーズが放送されたことがあったが、日本国内で本格的にアニメ化されるのは初めてのこと。しかも三部作の第一弾というのだから恐れ入る。

ゴジラをはじめとする怪獣たちに蹂躙され、相次いで遭遇した二種の宇宙人の協力を得て、地球を脱出した人類たち。だが移住可能な惑星は見つからず、地球へと戻る羽目に。その間に地球上では2万年もの時が経っていた。
しかしそこは変わらずゴジラの支配する地だった。奪われた故郷を取り戻すべく、生き残った人類とゴジラとの戦いが再び繰り広げられる。

e0033570_19215628.jpg実写との差別化を図るという意味で未来世界を舞台にしたのはわからないでもないが、その世界にゴジラが存在している意義が見出せない。単に今まで(予算やスケジュール、技術的な問題などによる)制約があって描けなかった珍しいシチュエーションを作り出し、そこにゴジラを放り込めば目新しさが出るだろうと思ったのでなければいいのだが。

また二種類の異星人と共存しているというだけでも盛り込み過ぎな感があるが、出てくる人物が多く、しかも主人公を含めてあまり個性を発揮できる場が用意されていないので、見ていて誰が誰でどういう立場なのかが混乱する。
大体日本人と外国人でさえ描き分けられていないのに、そこへ異星人を混ぜるのは無謀な試みだろう(アニメの限界でもあるが)。これが実写で、生身の人間が演じるなり、特殊な加工を施したクリーチャーが出てくるのならば少なくてもビジュアル的には識別しやすいのだろうが。

e0033570_19222814.jpgSFアニメを見たなという気にはなるが、最後まで「ゴジラ映画」を見たな、という気分にはならなかった。
ゴジラに生物らしさがなく、金属の塊が動いているかのようにしか感じられなかったこともその理由の一つである。

ともあれこれは三部作の第一弾。残り二作を経て完結するまで論評は差し控えたい。

続編「GODOZILLA/決戦機動増殖都市」は来年5月公開。完結編となる第三弾も来年中の公開となるか?
そうなれば再来年――2019年に公開予定のレジェンダリー版「GODZILLA」の続編とはバッティングしないで棲み分けが可能になるだろうが。
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by odin2099 | 2017-11-19 19:27 |  映画感想<カ行> | Trackback(2) | Comments(2)
新宿コマ劇場とコマ東宝、シアターアプル、そして隣接する新宿プラザが閉鎖され、跡地にTOHOシネマズ新宿を擁するビルが建てられて早一年半以上。
実物大のゴジラヘッドは海外からの観光客にも人気の撮影スポットとなってます。

今はこの下にシネコンで上映予定もしくは上映中の作品が掲示されることも珍しくなく、あたかもゴジラと戦っているかのような錯覚が。
今年の移り変わりをちょいと見てみましょう。

まずは――
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うーん、おめでたいとは言い切れず、あんまり正月に相応しくない組み合わせですねえ(^^;

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これは夢の対決!キングコング対ゴジラ!!

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ゴジラが対戦相手では、流石の不死身のウルヴァリンも分が悪い?
そういや本家コミックの方では実際に対決してるんだったっけ?

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ゴジラに追いかけられても、飄々と逃げ延びそうなキャプテン・ジャック・スパロウくん。

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オートボットならゴジラ相手に善戦するでしょうか?

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アイアンマンとタッグを組んでも、スパイダーマンには荷が重いか。

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エイリアンよりもゴジラの方が強そうですが、群れで襲ってきたらわからない?

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シーザーなら知恵を働かせてゴジラを撃退してしまうかも?なんて思ったりして。

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そして現在はある意味究極!
ゴジラ対ゴジラの対決となっております。

他にも「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」だった時期もあるんですが、綺麗に撮れた写真が残ってなくて…。

さて、来年はどうなるでしょう?
おっとその前に、年内にもう一度お色直しがあるかな。
正月映画の本命と言えば、やはり「最後のジェダイ」かなあ???

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by odin2099 | 2017-11-19 15:42 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
まもなく公開される「GODZILLA/怪獣惑星」の前日譚。スタッフ全面監修とあるので、準オフィシャルなものと思って良いのだろう。

e0033570_23470022.jpg1999年、人類は初めて怪獣に遭遇した。
そして2030年、ゴジラ出現。
結果人類は敗北を続け、2035年と36年に相次いで地球を訪れた異星人の手助けにより、2048年、地球外惑星への移民計画が発動。
その流れに沿って、個々の事件の生存者の証言をまとめたレポート、という体裁をとっている。

登場する怪獣はカマキラス、ドゴラ、ヘドラ、ガバラ、ダガーラ、オルガ、マンダ、ビオランテ、ジラ、ゴロザウルス、ラドン、アンギラス、マグマetc。
それぞれの登場シチュエーションや、関わった人物がかつての東宝特撮映画にオマージュを捧げたものになっているあたりも芸が細かい。
キョウヘイ・ヤマネ博士なんていう名前があったり、対するスーパーウェポンとして、スーパーXやスーパーXII、”海底軍艦”轟天号にマーカライトファーブ、メーサー光線車と至れり尽くせり。

e0033570_23484182.jpgアニメーション映画、ということで殆ど関心がなかった新作「ゴジラ」映画だが、これで少しは見てみようかな、という気持ちになってきた。

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by odin2099 | 2017-11-12 23:49 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_22511498.jpg渡辺宙明、伊福部昭、佐藤勝、渡辺兵夫ときて、今年5本目のスリーシェルズのコンサートへ。
場所はお馴染み、と言い乍ら毎回毎回迷う渋谷区文化総合センター大和田のさくらホール。
指揮は山崎滋、そして演奏は勿論オーケストラ・トリプティークの皆さん。Twitterもフォローしてくださっております。

第一部は「菊池俊輔音楽祭オープニング曲集」からスタートです。
「Dr.スランプ アラレちゃん」から「ワイワイワールド」、「仮面ライダー」から「レッツゴー!!ライダーキック」、「仮面ライダーV3」から「戦え!仮面ライダーV3」、「新造人間キャシャーン」から「たたかえ!キャシャーン」、「UFOロボ グレンダイザー」から「とべ!グレンダイザー」、「宇宙パトロールホッパ」の主題歌、そして「暴れん坊将軍」からオープニングと立ち回りBGM!

「アラレちゃん」だけ2コーラスでしたが、あとは1コーラスのみ。やはり1コーラスだと物足りないですね。
でも「ライダー」や「V3」は後奏?に中江真司の、「キャシャーン」の前奏には納谷悟朗の、「暴れん坊将軍」では若山弦蔵の、それぞれナレーションが聞こえてくるようでした。
演奏する方は大変でしょうけれど、聴く方としてはオープニング曲集だけで1時間くらい欲しいくらい。
「破裏拳ポリマー」とか「電人ザボーガー」とか「仮面ライダーX」とか「タイガーマスク」とか「アイアンキング」とか「氷河戦士ガイスラッガー」とか「ジャンボーグA」とか…って挙げだすとキリがないので、この辺にしておきます。

続いて「ゲッターロボ組曲」。これが今回の個人的な白眉です。
主題歌から始まり、メカザウルスの出現、ゲットマシン発進、戦闘…と続くと、音楽と共に神谷明の絶叫が甦ってきます。これだけで満足でした。
そして第一部の最後は「バビル2世組曲」。
実は「バビル2世」って放送当時も再放送も見てなくて(ビデオなどで2~3本を見た程度)、音楽が全然わかりませーん。
曲としてはユニークでなかなか面白いものが多いという印象を受けましたが、全くといってよいほど馴染みがないと、こういう時はちょっと辛いですね。同じ東映動画作品に流用されたりしたこともあったんでしょうか?

第二部は「ドラえもん組曲」。
主題歌、サブタイトルブリッジ、そして曲を聴いているだけで、あ、スネ夫が出て来た、ジャイアンが出て来た、秘密道具キター!
…となるのが凄いところですね。
ただ「ドラえもん」も初期の頃や劇場版くらいしかきちんと見ていなかったので、全部の曲に聴き覚えが…というわけではありませんでした。
アンコールとしてプログラムにはなかった「青空っていいな」と「ぼくドラえもん」も演奏してくれたのですが、「青空っていいな」が使われてた頃はもう全然見ていないので全く馴染みがありません…。

最後は今回のコンサートの目玉、「ドラゴンボールZ組曲」。「ナメック星編」中心に構成したものとのことで、演奏時間も最長だったのでは?
しかしこれこそ馴染みがないどころか全く見たことも聴いたこともない作品なので、途中で……

アンコールはもう恒例になってますけれど、みんなで歌いましょうのコーナーです。
レッツゴー!!ライダーキック」、「バビル2世」、「ゲッターロボ!」。
勿論歌詞カードなんか見なくても歌えます。やはり燃えます!菊池俊輔メロディー!!

ということで素晴らしい演奏を十分堪能はしたのですが、個人的にはちょっと辛い選曲・構成のコンサートだったかなあ…。
その辺りは次回以降に期待したいと思います。
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「宇宙円盤大戦争」「グレンダイザー」「大空魔竜ガイキング」あたりは組曲でじっくりと聴きたいですし、仮面ライダーシリーズのバトルミュージック・コレクション的なコーナーもあると嬉しいなあ。
「V3」とか「X」とか挿入歌にも燃える曲が多くアクションシーンを盛り上げていましたからねえ。
時代劇では「長七郎天下ご免!」と「若大将天下ご免!」を是非にも!
――などと妄想は果てしなく広がるのでありました。

客席には例によって宙明先生のお姿がありましたが、菊池俊輔先生はいらっしゃらなかったのかな。


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by odin2099 | 2017-11-11 22:55 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
ソロアルバムをリリースすることはなかなかなくなってきているものの、ここ数年CDそのもののリリースは増えてる印象の松井利世子。
今年の春にこんなアルバムが出ていることに最近になって気付いた。
ハープの清水彩華とのデュオ・アルバムで、二人は高校、大学の同級生とのこと。
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収録されているのは――

 1. ロッシーニ:アンダンテと変奏 ヘ長調
 2. モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス
 3. カッチーニ:アヴェ・マリア
 4. トゥルニエ:2つのロマンティックな前奏曲 Ⅰ
 5. トゥルニエ:2つのロマンティックな前奏曲 Ⅱ
 6. クライスラー: テンポ・ディ・メヌエット
 7. サンサーンス:白鳥
 8. ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
 9. マックスウェル:引き潮
 10. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第1楽章
 11. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第2楽章
 12. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第3楽章
 13. マスネ:タイスの瞑想曲

ヴァイオリンとハープという組み合わせをじっくり聴くのはもしかすると初めてかもしれないが、双方が出しゃばって打ち消し合うこともなく、互いに引き立て合って奏でられる演奏は美しい。
ピアノとは違う繊細で優しいハープの音色は、案外バイオリンに合うのだなと認識を新たに。

「ニュー・シネマ・パラダイス」、「白鳥」、「引き潮」、「タイスの瞑想曲」…
初めて聴く曲も多く、そういった意味でも新鮮だったけれど、やはり白眉は「カッチーニのアヴェ・マリア」。
これは泣ける…。


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by odin2099 | 2017-11-10 22:02 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
江戸川乱歩と横溝正史の関係について知ったのがいつ頃だったか覚えてないけれど、何か不思議な関係だなあとは思う。
ほぼ同時期に作家デビューをしたといっても二人の年齢差は8つ。辛うじて同世代と呼べるかどうか。
そして同じ探偵小説を愛する同好の士として出会い、作家としてはライバル関係にあり、一方で双方が編集者と作家という形で互いの創作を支え合う。
そんな二人を軸に、戦前戦後の探偵小説界を鳥瞰した一冊。
堅苦しい論評は抜きにしたエンタメ界の覚書、といったところか。
乱歩も横溝もかじった程度にしか読んでいないが、これを機に再入門も良いかもしれない。
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by odin2099 | 2017-11-09 19:50 | | Trackback | Comments(0)
7年ぶりのオリジナル・アルバムは、ソニー・ミュージック移籍第1弾でもあるとのこと。
3つのパートに分かれていて、いずれも和洋折衷の妙味が楽しめます。
「展覧会の絵」を和楽器で演奏するなんて、なかなか思いつかないだけに新鮮。
何曲かは再演奏版だけれど、既存のアルバム収録Versionnとも一味違ってます。
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【赤の月】
1.月のワルツ
2.赤い月
3.恋のアランフェス ~レッド・ヴァイオリン 「アメノウズメ」編
4.流浪の女
5.大地の歌
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【真白の月】
6.ホワイト・レジェンド「復活」 ~「白鳥の湖」より~
7.時の彼方に
8.展覧会の絵 ~日本の情景~
9.草原の弓
10.さくら
11.宵待の月
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【群青の月】
12.群青の宙
   (BS フジ「小山薫堂 東京会議」特別編エンディングテーマ)
13.ミッドナイト・ロード
   (映画「ミッドナイト・バス」テーマ曲)
14.流星
   (「ジャコメッティ展」テーマ曲)
15.夕顔 ~源氏物語より~ 「平安」編
16.Polo ~7 つのスペイン民謡より~
17.ブルーバード ~尺八ver.~
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それにしてもジャケットの写真、エロすぎるんですけど…(^^;


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by odin2099 | 2017-11-08 18:47 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_21182030.jpgフォースを現実に使うととんでもないことになるとか、ダース・ベイダーを活かし続けてる装甲服はとっても便利とか、デス・スターのスーパーレーザーの威力はどれくらい?とか、「スター・ウォーズ」世界の様々なネタを、現在の科学で解き明かすと…という(一応は)子供向けの一冊。

取り上げられてるのは6部作、と思いきや「フォースの覚醒」や「ローグ・ワン」のネタも拾われてるので、新しいファンにもOK。

「子供向け」と書いたものの、その実子供にはちょっと内容難しいかな?と思わないでもないけれど、背伸びしたがるものだし、これでいいのだ。

キャラクター解説などもあるので、「スター・ウォーズ」初心者でも付いていけそう。


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by odin2099 | 2017-11-07 21:19 | | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
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