【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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実は以前この実写版を見た時は、まだアニメ版を見たことがありませんでした。
で、先日初めてアニメ版を見て、それで今回実写版を見直したのですが、アニメを実写化したというより、新たに「シンデレラ」を映画化した、というくらい違いますね。

e0033570_22215136.jpgまず動物の擬人化はなし。といっても魔法で従者や御者に変えられてしまう件はそのままですが。
そしてシンデレラの過去が詳細に描かれ、また継母トレメイン夫人がシンデレラに辛く当たる理由も明らかにされます。
彼女もそれなりに辛い過去があり、シンデレラに対しても複雑な感情を抱いていたということです。

義姉ドリゼラとアナスタシアはアニメ版ほど陰湿な関係ではなく、また馬鹿にしながらもシンデレラにもそれほどきつく当たってる風もありません(陰謀を巡らせたり、悪役ポジはトレメイン夫人が一手に引き受けています)。

また森の中でのシンデレラと王子の出会いが追加され、いきなり舞踏会で出会うのではなく、それ以前に二人は共に惹かれ合っていたということになりました。
それによって王子の出番も増え、父王を尊敬し国の行く末を憂い乍らも自分の意思を貫き通そうと葛藤する姿が描かれています。アニメ版だと王子は記号でしかありませんから、これでラブストーリーも盛り上がります。

悪役ポジションにはもう一人、お城の大公も加わりました。
国を我が物にしようとかいう大それたヴィランではなく、あくまで彼なりに国に忠誠を尽くす立場にありますが、そうであればこそ氏素性のわからない娘と王子との結婚など考えられないと画策することが二人の愛の障害になっていきます。

と、ここまでくれば立派な別モノ。
よく「アニメを忠実にトレースして云々」という記事を見かけるのですが、「どこが?!」という感じです。そりゃ粗筋は同じでしょうけれども。

しかし今回困ったのが、シンデレラが薄幸の美少女に見えなかったこと。
いや、最近見た「マンマ・ミーア!/ヒア・ウィー・ゴー」で演じた若いドナのインパクトが強すぎて…。
あの作品のリリー・ジェームズってちょいと肉付きもよく、かなり逞しい女の子だったものなあ。

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by odin2099 | 2018-09-25 22:27 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
「世界のミフネが大暴れ!」「久々に豪快!三船敏郎の魅力が爆発!」といった宣伝文句が並ぶところを見ると、この頃の三船敏郎は自ら率先して切った張ったをやるよりも、どちらかというと抑え役の方の比重が大きくなってきたということなんだろう。

e0033570_13520029.jpgさて、この物語で三船敏郎が演じているのは堺の豪商・呂宋助左衛門。
豊臣秀吉の勘気に触れて処刑されるところを、密かに逃れた助左衛門は大海原へ。
そこで「海賊の濡れ衣を着せられたんだから俺は海賊になる!」と宣言し、出てきたタイトルが「大盗賊」!
……まあ、そこで黒海賊に襲われ九死に一生を得、辿り着いた国で大暴れ、なんだから「大海賊」ではないわな。

そしてその国では、国王を亡き者にしようという陰謀を企む宰相から姫を救い出そうというのだから、助左衛門は山賊の力は借りたものの、結局は何も盗んじゃいない。豪放磊落で曲ったことは嫌い、義理人情に厚く滅法強い、というお馴染みの役どころだ。

女性にもモテモテで、お姫様(浜美枝)とはちょっといいムードになるし、宰相の愛人である女官長(草笛光子)からは誘惑されるし、山賊の女頭領(水野久美)は明らかに助左に惚れたから手助けを申し出る。
最後には誰とも結ばれず、また新たな冒険を求めて船出する、というのもお約束だ。

宰相の中丸忠雄、黒海賊の佐藤允、妖婆の天本英世、そして敵ながらも助左に友誼を感じる豪傑に田崎潤と悪役陣も豪華。そして助左に助力する女に弱い仙人役の有島一郎が出色。その仙人の代表的被害を被る(?)奴隷女役の若林映子が、胸元を強調した衣装で色っぽい。

円谷特撮は(技術的なことはともかく)これといって目立つシーンはないが、異国情緒たっぷりの大掛りなセットを組んだりとかなり異色の時代劇。海外へは「シンドバット」物として輸出したらしいが、神話や伝説が絡んだり怪物が出てきたりはしないものの正しくファンタジー大作で、これを従来の時代劇の枠組みで語るのは少々難しいかもしれない。

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by odin2099 | 2018-09-24 14:04 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_09234833.jpg「天装戦隊ゴセイジャー」の劇場用新作で、前番組「侍戦隊シンケンジャー」とのコラボ作品。

上映中も二回見に行ってるし、もう何度見直したことやら。
それだけ「シンケンジャー」が好きってことだが(「ゴセイジャー」ではなく…)、そうじゃなくても<スーパー戦隊>映画史上のベスト5には入るほどの傑作だと思う。

二大戦隊が共闘するのはいつもの<スーパー戦隊VSシリーズ>のお約束だが、最大の障壁となるのが外道に堕ちたシンケンレッドというのが他の作品と一線を画す要素。

二大戦隊がぶつかり合うというのはよくあうパターンだが、比較的友好ムードで始まりながらもシンケンレッドが敵の手に落ちたことから諍いが起り決裂。だがその二大戦隊の前に敵となったシンケンレッドが現れるという絶望感は、これまでのところ唯一無二の展開だ。だからこそ終盤の逆転劇がより盛り上がるのだが。

当時はどちらもデビュー直後の無名の存在だったが、この作品を「主演:千葉雄大、共演:松坂桃李」と紹介すると今では随分と違った印象を与えるのだろうな。

さて、来年は「シンケンジャー」放送十周年。何か動きがあると嬉しいのだが、当人同士は仲が良くても多忙なキャスト陣を揃えて…となると、なかなか障害も大きそう。

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by odin2099 | 2018-09-24 10:00 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_09230105.jpgTVドラマの映画化というと、気合が入りすぎて雰囲気が一変しちゃう作品もあるけれど(例・『スケバン刑事』)、この作品もちょっとそんな部分があったりもする。映画を見に行くのはTVの延長線上を期待している人のほうが多いんじゃないかと思うので、過度なお色直しは必要ないんだけどね。
逆に尊重して欲しいのは、TVを知らないで初めて映画で接するという新しい観客なんだけど、そういったフォローは皆無…。
もっともTVシリーズだって毎週見ていても謎だらけだから、今更ってところもあるのかもしれないけど…?

イベントとしての『アギト』映画化を考えた場合、例えばTVでは見られないシチュエーションとして、最強のアンノウン怪人に立ち向かうべくアギト・ギルス・G3-Xが共闘する、という番外編も考えられるわけだが(これはこれで見たい!)、今回の映画ではTVとリンクさせる道を選んだようだ。
ちなみに映画オンリーの新たな仮面ライダーG4を誕生させた「G4計画」は、既にTVオープニングのタイトルバックにチラっと映し出されていて、一応の伏線になっていた。

とはいうものの、これがTVの時間軸とどうリンクするのかはちょっと微妙。
G3-Xが登場しこれを氷川が装着していることから26話以降が発端。この後物語はいきなり2ヶ月後へ飛んでしまうが、ギルスが復活しアギトがバーニングフォームやシャイニングフォームへ更に変身しているので35~6話以降ということになるのかな。シリーズ完結後になれば、ある程度はっきりするんだろうけど。

で、肝心の映画だけど、ストーリー構成からいえば出来はかなり悪い。なんせアギトとG3-X、ギルスの三者が殆ど絡まない。それぞれが別々に勝手なことをやってる印象が強いので、まとまり感がないのだ。
それにストーリー上の主軸はハッキリ言ってG3-Xこと氷川誠である。ギルス抜きでもストーリーは成立するし、アギトも協力者というスタンスでしかない。これで徹頭徹尾氷川を主人公に描いていれば、少なくてもまとまりのある映画にはなっただろうけど、やはり主役はアギトなんだし、御三家それぞれに見せ場は用意しなきゃならないし、で、こうなったんだろうなーという察しはつく。

じゃ映画はつまんないのか、というと、そうじゃないからややっこしい(?)。
これがかなり「熱い」映画なのだ。見ていて拳を握り締めたくなるくらい、力が入ってくる。テーマも重たいし見終わって爽快感なんかまるでないのだが、それでもこれは「アギト」ファンには是非とも劇場で体感して欲しい一本である。
ただ、子供ですら完全に置いてけぼりのこの映画、一見さんにはちょっとお勧め出来ません…。
e0033570_09224922.jpgこれは「しねま宝島」からの転載で、劇場公開時のもの。
その後何度か見直してる…と思ったら、意外にそうでもなかった。
後に作られた<ディレクターズカット版>を見ているので、勘違いしていたようだ。

映画が公開されたのは33話までが放送された時点で、これがどうTVシリーズに絡んでくるのか当時は大いに気にしていた。結局はどこにも上手く当て嵌められないパラレルなお話と解釈せざるを得なかったのだが、このあたりの整合性をもっときちんと取ってくれていたら、「仮面ライダーアギト」という作品をもっと好きになったと思うのだが。
毎週毎週の展開を愉しみにしていたのに、最後に裏切られた気分を味わったのは確かだ。

藤岡弘、が特別出演。
まさかこの後、「本郷猛」として復帰し、変身シーンまで披露してくれるとは当時は想像も出来なかったなあ。



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by odin2099 | 2018-09-24 09:59 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
TVシリーズ「ウルトラマンダイナ」の劇場用新作で、現役ウルトラマンがスクリーンで大活躍!というのは、ウルトラシリーズ史上これが初!
そもそも完全新作のウルトラ映画自体が、この2年前の「ウルトラマンゼアス」が初めてだったのだから、<東映まんがまつり>などで小品とはいえ、ちょこちょこ新作映画を作っていた<仮面ライダー>や<スーパー戦隊>とはそこが違う点です。

e0033570_09240799.jpgお話は映画ならではの番外編、ではなく一応はTVシリーズの流れに沿ったものになっています。
杉本彩演じるゲストキャラクターのキサラギ博士は終盤TVの方にも出てきますし、イルマ隊長以下の旧GUTSのメンバーたちもこの劇場版に出たことを前提にTVにゲスト出演します。

勿論そのスケール感は劇場版ならではのものですが、違和感としてはTV版では今一つ曖昧だったアスカとマイの関係にスポットが当たってることでしょうか(”中の人”二人の熱愛騒動が起きたのもこの頃でしたっけ?)。それでも正ヒロインの座は結局マイではなくリョウのものになるのですが。

ダイゴ役の長野博のスケジュールの都合で本作のティガは本物ではなく、人々の願いが人形に宿るという形で復活しますが、これが「ウルトラマンティガ」最終回の発展形になっているのは怪我の功名でしょう。他のウルトラヒーローだとなかなかこうはいきませんが、ティガなら納得です。

ダイナが倒れ、ティガが現れ、そして復活したダイナとティガの共闘へという流れは何度見ても涙腺が緩みますが、この「強大な敵に一敗地に塗れるものの、人々の声援を受けて奇跡が起こって大逆転勝利」というパターンは、この作品以降の<ウルトラマン>だけではなく<仮面ライダー>や<スーパー戦隊>の劇場版でもテンプレートと化してしまったのは残念。毎度毎度の奇跡の安売りでは感動も薄れるってものです。

それにしても副題の「光の星の戦士たち」って何なんでしょう?
光の星?光の国? ティガもダイナもM78星雲とは無関係だから、光の星って地球のことなんでしょうか。
もっとも「ダイナ」の主題歌の歌詞にも「ウルトラの星が云々」という一節があるしねえ…。

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by odin2099 | 2018-09-24 09:58 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「ヴァチカン美術館/天国への入り口」のスタッフが、サイモン・メレルズ扮するメディチ家当主ロレンツォ・デ・メディチを進行役に、そしてウフィツィ美術館長アントニオ・ナターリをガイドにして作り上げたドキュメンタリー映画。

e0033570_08140759.jpg紹介されているのはウフィツィ美術館の収蔵品だけでなく、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ブランカッチ礼拝堂、シニョーリア広場、国立バルジェッロ博物館ら建築物や、その中にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」、「東方三博士の礼拝」、「アンギアーリの戦い」、ミケランジェロ・ブオナローティの「ダヴィデ像」、「聖家族」、ベノッツォ・ゴッツォリ「東方三博士の行列」、サンドロ・ボッティチェリ「」、「ヴィーナスの誕生」、ベンベヌート・チェッリーニ「メデューサの頭を持つペルセウス」、ラファエロ・サンツィオ「ひわの聖母」、ティツィアーノ・ヴェチェッリオ「ウルビーノのヴィーナス」、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ「メデューサ」、アルテミジア・ジェンティレスキ「ホロフェルネスの首を斬るユディト」、マザッチョ「楽園追放」といった作品。

元々3D映画として製作されているので正面からのショットだけでなく、壁画や彫刻は様々な角度から収められている。
美術品の動く目録・ガイドブックというよりも、美術館のヴァーチャルツアーという方が作品の雰囲気がより伝わりやすいだろうか。

ナレーションは小林薫、声の出演は田中秀幸、佐藤正治。
やや大仰な音楽に彩られ、手軽に美術館探訪が愉しめるのは悪くない。



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by odin2099 | 2018-09-23 08:17 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
「ドクター・ノオ」が好評だったことからシリーズ化が決まった<007>第二弾。

e0033570_19222889.jpgこのシリーズは一作一作が独立していて、というか前作とは緩やかに繋がっていて、途中で見逃した作品があったり、見る順番が前後したとしてもさほど問題にならない、というイメージがあるけれど、この作品は劇中時間では「ドクター・ノオ」の半年後と明言され、スペクターの目的もドクター・ノオの敵討ち、ジェームズ・ボンドへの復讐が盛り込まれ、更に前作序盤でボンドとちょっと良い仲になったシルビア・トレンチが再登場してのデートシーンがあったり、としっかり”続編”として作られている。

ダニエル・クレイグに交代してからのシリーズはまた連続モノの要素が強くなるが、それ以前の作品にその点が希薄なのはシリーズの枷を少なくして自由度を高めようとしたからか、あるいは原作小説の発表順と映画化の順番がバラバラなので連続性を持たせるのが難しかったからなのか。

ともあれ未だに本作がシリーズ最高傑作で、タニヤ役のダニエラ・ビアンキが歴代最高のボンドガールだと思っている。
ルックスだけで言えば若い頃のギラギラしたショーン・コネリーはちっともハンサムだとも魅力的だとも思わないし、ダニエラ・ビアンキ以上に綺麗だったりプロポーションが素敵なボンドガールも他にいるだろうけれど、このストーリー、この演出の中で活きているボンドとボンドガールは、やはりシリーズ随一だ。

冷徹なスペクターの殺し屋グラントを演じたロバート・ショウも格好良いが、「ジョーズ」に出てくる鮫狩り名人の頑固おやじクイントと同じ俳優さんだとはしばらく気付かなかった。
この作品は1963年公開で「ジョーズ」は1975年。せいぜい12年しか経っていないのだが。

【ひとりごと】
ボンドのベッドへと小走りに走り込むタニヤ。あの全裸(?)の後ろ姿はダニエラ・ビアンキ本人?
キュートなお尻がチラっと見える。



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by odin2099 | 2018-09-22 19:27 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
銀河鉄道999から1000年女王へ」というコピーは好きじゃなかったなあ。
「999の次は1000」と単純に受け取られちゃうだけだと思ったから。
その方がわかりやすいのは確かだけど、やっぱり実際は「ふーん」「へー」でそのままスルーされて終わっちゃったような…。

で、「さよなら銀河鉄道999」の次は劇場版「1000年女王」。
原作漫画やTVシリーズとは違って「新竹取物語」の冠はナシ。ラーメン屋さん(と同時に雪野弥生の養父母)の設定がなくなったからなんだろうけど、メディアミックスの先駆け「1000年女王」はヴァリエーションがあり過ぎて、そのことで差別化を図ろうとしたのだとしたら失敗だ。

e0033570_15270269.jpgまた「999から1000年女王へ」は両作品に密接な関係があることを踏まえたものだが、完成作からその繋がりを読み解くことは難しい。キーワードは「プロメシューム」、そして「ラーメタル」だが、そのことに気付く人がどのくらいいたことやら。
結局のところ、ヒロインである雪野弥生が最後に死んでしまうので、そこで物語は断絶してしまうのだ。

この作品の公開前後では「1000年女王」、「わが青春のアルカディア」「銀河鉄道999」、「さよなら銀河鉄道999」は<宇宙の海の物語>を形作る四部作という触れ込みだったが、「999」の正続二篇を除けばストーリーの連続性は感じ取れない。
弥生がメーテルであれ、メーテルの母プロメシュームであれ(雑誌連載スタート時には「弥生=プロメシューム」と明言されていたが、映画公開時には「弥生=メーテル」と断言され、後に再び「弥生=プロメシューム」に設定変更された)、劇中では明らかにされず、宣伝文句などで煽っておきながらファンが深読みするレベルで終始してしまったのには落胆させられた。

まあそれでも喜多朗の音楽を背景に、終盤の感動の押し売りにはまんまと乗せられ、見直す度に涙腺が緩んでしまう。
セレンの死、女王の正体バレ(原作やTVと違い、弥生が1000年女王であることは伏せられたままドラマは進行していく)から夜森の死、ミライの犠牲から歴代女王の復活、そしてラーレラと弥生の対決、ファラの自己犠牲…とこれでもか、これでもかと畳みかけるエモーショナルの大波に、すっかり翻弄されてしまうのだ。

不満は数あれど(いや、だからこそ?)、この作品は「まい・ふぇいばりっと・むーびー」の一本であり続けるのだ。

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by odin2099 | 2018-09-22 15:27 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
シュワちゃんの出世作を久々に。

リメイク版の「コナン・ザ・バーバリアン」も結構好きだし、精悍なジェイソン・モモアの方がヌボーっとしたシュワちゃんより格好良いと思うんだけど、こっちには重厚なジョン・ミリアスの演出とベイジル・ポールドゥーリスの音楽がある!

特にベイジルの音楽抜きの「コナン」は「コナン」じゃない!
――と言いたくなるほどのお気に入り。
「ビッグ・ウェンズデー」、「グレート・ウォリアーズ/欲望の剣」、「青い珊瑚礁」、「ロボコップ」、「レッド・オクトーバーを追え!」、「フリー・ウィリー」、「暴走特急」、「スターシップ・トゥルーパーズ」……熟ベイジルの早世が惜しまれる。

e0033570_20343075.jpg早すぎたヒロイック・ファンタジー大作なだけに、日本でヒットしていたという記憶はあまりないのだけど、その後のファンタジー映画ブームの下地を作った作品だったとは言えるだろう。
この後「ダーク・クリスタル」を経て「ネバーエンディング・ストーリー」が出て、それでようやくファンタジー映画が受け入れられる土壌が作られていったのだ。

もっとも基本的にはこれも「スター・ウォーズ」フォロワーの一本で、「スター・ウォーズ」→「エクスカリバー」→「コナン・ザ・グレート」という流れで徐々に浸透していったとは思うのだが。

そういえば数年前、リメイク版とは別に本作から30年後を舞台にした続編の企画も持ち上がっていた。
まさか、と思ったけどシュワちゃんがその企画に乗り気になりゴーサインが出たものの、結局は諸事情で中止になったとのこと。
政界から復帰後はあまり仕事を選んでない印象のシュワちゃんだったが、それでもちょっとは期待していただけに残念だ。

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by odin2099 | 2018-09-21 20:40 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
ちょいと久しぶりに見ましたが、やっぱり面白い。
主人公はメビウスですけれど、主役はウルトラ兄弟。彼らの圧倒的な現役感。大スクリーンで彼らの新しい活躍が見られただけで満足です。

「ウルトラマンゼアス」で初めて完全新作の映画ウルトラマンを見、更にティガやダイナ、ガイアらTVで活躍するウルトラマンの劇場版をリアルタイムで楽しむという経験もしたけれど、世代的にやっぱりウルトラ兄弟は別格。
往時を知らない子供たちも、ウルトラ兄弟の本当の格好良さを再認識したんじゃないかな。

そしてハヤタ、モロボシ・ダン、郷秀樹、北斗星司も良い具合に歳を重ねています。
見る前は往時のイメージ崩すんじゃないの?と思ったものですが、それも最初のうちだけ。
彼らが発する台詞の重みもズンズンと響いてきます。

CGIのアクションシーンが見づらいとか、ワケわからん芸人さんの出演シーンはいらんとか、色々と言いたいことはありますが、リメイクやリブートではなく、30数年から40年前のヒーローが役者もそのままで出てきてくれるなんて、邦画ならではでしょうね。
e0033570_20154428.jpg
ところで今回エンドクレジットを見ていてちょっと気になったのは、「初代ウルトラマン」「帰ってきたウルトラマン」そして「ウルトラマンゾフィー」というキャラクター表記。
まあ「初代」はわかるんですが、今は公式には「帰ってきた」じゃなくて「ウルトラマンジャック」なんじゃないの?ということと、ただの「ゾフィー」じゃない「ウルトラマンゾフィー」という呼び方は逆に一般的じゃないと思うんだけど、ということ。ま、どうでもいいことですが。

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by odin2099 | 2018-09-21 20:21 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
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