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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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太宰治の「人間失格」の映画化、ではなく太宰がこの作品を書くに至るまでのサイドストーリー。
太宰の妻・美知子、太宰の愛人のひとり太田静子、そして太宰の心中相手となった最後の愛人・山崎富栄の3人の女性にスポットを当て、太宰が「人間失格」を書きあげ死を選ぶまでの”最後の2年間”を、「事実に基づき」「フィクションとして」描いている。

出演は小栗旬、宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也ら。
監督は蜷川実花。

e0033570_23074816.jpgまー、最初から最後までカラフルな映画でした。
でも全体通すと空虚で、正直何が言いたいのかよくわからなかったです。
太宰治って最低のクズ男(演じてる小栗旬はチャーミングでしたが)だなあとか、太宰に弄ばれてるようで、実は太宰を利用した女性たちは強いなあとか表面的な感想は色々と出てきますが、結局観客は太宰治のことを憐れめばいいのか、それとも笑えばいいんでしょうかねえ。

ヒロインその一の宮沢りえは、流石に歳喰ったなあという印象。
まあ実際に小栗旬よりも10歳近く年上なんでしたっけ。でもそれがかえって太宰との関係が単なる夫婦ではなく、出来の悪い子供を溺愛する母親のように見えて結果オーライです。

ヒロインその二の沢尻エリカは、イメージ通り(?)の奔放な女性。
かと思いきや意外に弾けっぷりが足りず、また出番もさほど多くはありませんでした。それにラブシーンもあるんですが、もっと出し惜しみしないでしっかり”魅せて”欲しかったんですけど。

ヒロインその三は二階堂ふみ。宮沢りえよりも20歳若いのかあ。
彼女だけがヌードも見せる大熱演。ある意味で一番強く、一番怖い役でした。
何故か時折彼女の顔が宮崎あおいに見えたりしたのはナイショです。

そういえば出演者の中に山谷花純壇蜜の名前があってビックリ。
花純ちゃんは冒頭に出てくる太宰の心中相手の愛人らしいけど、壇蜜はどの役だったんだろう?

ラストシーンというか、最後のショット、あれは「しまった、こんなはずじゃなかった」という太宰の表情?



by odin2099 | 2019-09-30 23:11 |  映画感想<ナ行> | Trackback | Comments(0)
”宇宙の狼”ドメル将軍登場により、ガミラス側のドラマにも厚みが出て来た。
旧作でも優秀な軍人なだけに帝国上層部には煙たがられているような描写があったが、「2199」では政治的にも一歩進めた描写が見られる。

e0033570_23492619.jpg本人に政治的野心はないとはいえ、”クリーン”な国民的英雄ともなればデスラーにとって代わろうと画策している連中には邪魔な存在だろうし、一方のデスラーのシンパにとってももしかするとデスラー以上の人気やカリスマ性を持つかもしれないとなれば目障りだろう。
後のエピソードで反逆罪の嫌疑をかけられたドメルに、あっさりと処刑の断が下るシークエンスが出てくるが、帝国にはドメルの敵が実は相当数いたのだろうな、と感じる。

片やヤマト艦内ではメルダの発言が波紋を広げ、大騒ぎ。地球とガミラス、先に戦端を開いたのはどちらなのか。そしてガミラスへの恨みつらみをメルダ個人にぶつけることの是非は。

旧作の古代と島とは真逆な性格になっている本作の二人には違和感しかないが、これがリメイクならではの新鮮さかな、とも思う。

イスカンダルからの最初の使者ユリーシャの謎を乗せ、急接近した古代と雪ははたして…?
ということで、ヤマトの旅も折り返し点。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-09-28 23:51 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
元々は「アベンジャーズ」4作に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を含めた5本をイッキミしようと思ってた。
とりあえず他の作品群をスルーし、この5本だけで<インフィニティ・サーガ>を愉しめるか検証してみようと考えたのだが、どうにもこうにも時間が取れない。休憩時間をかなり少なめに見積もっても、5本も見ると朝から晩まで一日がかりになるからで、それはまあ将来のお楽しみとして取っておくとして、やっぱり「エンドゲーム」見たいよん、ということで”前後編”鑑賞に落ち着いた。

さて、”後編”の「エンドゲーム」。

宇宙を漂流するトニーとネヴュラ。ちょっとしんみりする場面だが、やがて救いの手が。キャプテン・マーベル=キャロル・ダンヴァーズの登場だ。
そして帰還したトニーとスティーブとの再会。しかしこれは和解ムードとは程遠い険悪なものに。

一方人生の目標を達成したサノスは、悠々自適の隠居生活。そこに殴り込みをかけたのがアベンジャーズの残党たち。あっという間にサノスをやっつけてしまうので拍子抜け。でもこれが実は壮大な前フリだとは、この時点では気付かなかった。

e0033570_20224966.jpgそして5年後、無駄な足掻きを続ける元アベンジャーズたちに朗報。前編をお休みしていたアントマン=スコット・ラングが起死回生の妙案を思いついたのだ。これまた前編を欠席したホークアイ=クリント・バートンをはじめ、ハルク、ソー、それにトニーとなんだかんだでメンバーが揃い、「タイム泥棒」計画がスタート。途中ハプニングがありながらもなんとかこれを完遂し、そして大成功!

…と喜ぶのは早かった。
過去の世界からサノス軍団が再び侵攻、再結成なったアベンジャーズも善戦するが多勢に無勢。もはやこれまでか。

しかしここで消えて行った仲間たちが続々と再登場。
そしてキャップが叫ぶ「アベンジャーズ、アッセンブル!」

大げさに言えばこれ、映画史に残る名シーンで、ここだけ見直しても体中がブルブル震えてくる。それぐらいエモーショナルなシーンで、これまでの<MCU>21作は全てこのシーンのためにあったのだ、とハッキリわかる。

「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」だけ見ても、合計で5時間半。
しかしこれは心地良い疲労感に包まれた至福のときでもあった。

<フェイズ1>から<フェイズ3>までの<インフィニティ・サーガ>は、続く「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」で幕を下ろし、来年は「ブラック・ウィドウ」から<フェイズ4>が新たにスタートを切るのだが、それを前にしてここのところ残念なニュースが駆け巡っている。

かねてから不安定な状態にあったスパイダーマンを巡って、マーベル・スタジオ(=ウォルト・ディズニー)とソニー・ピクチャーズが決裂。スパイダーマンが<MCU>を去るというのだ。

かつて自前の映画製作システムを持たなかったマーベルは、経営難に陥ったこともあって各キャラクターの映画化権をバラ売りしていた。「ハルク」はユニバーサル、「デアデビル」「ファンタスティック・フォー」「X-MEN」は20世紀FOX、「スパイダーマン」「パニッシャー」「ゴーストライダー」はソニーといった具合。
その後マーベル・スタジオを立ち上げ、手元に残っているキャラクターや権利が切れたり、買い戻したキャラクターを使い<MCU>をヒットさせたのはご存知の通りだ。

三部作がヒットしたことでドル箱となった「スパイダーマン」は依然ソニーが権利を持ち続けている。そのソニー、リブートした「アメイジング・スパイダーマン」がイマイチだったことからマーベル・スタジオに接触し、<MCU>にスパイダーマンを登場させる代わりにソニー製の「スパイダーマン」映画をマーベルが作るということで合意。言ってみれば「期限付きレンタル移籍」みたいな形で<MCU>に参入していたんである。

ところが契約延長交渉にあたって双方の主張に隔たりがあり、遂にスパイダーマンはソニーの元へ戻るということになったワケだが、今さら<MCU>世界に触れずに「スパイダーマン」の物語を作るのは至難の業だし、一方の<MCU>にしたって「これからの大黒柱」的な描き方をした以上それを「なかったこと」にするのも難しい。ケンカ別れではなく円満だと強調はしているものの、この<MCU>離脱問題はソニー、マーベル双方にデメリットしかもたらさないと思うんだがなあ。

一部の報道に寄ればその後両社の交渉が再開され、今度は逆に「ヴェノム」の<MCU>入りを含めてスパイダーマン残留の可能性が出て来たとの見方もあるようだが、ここは是非とも話がうまくまとまって欲しいものである。
ディズニーによる20世紀FOXの買収により、今度はX-MENやファンタスティック・フォーの<MCU>入りが確実になったとはいえ、やはりスパイダーマンはマーベルコミックを代表するキャラクターなのだから。

<過去記事>





by odin2099 | 2019-09-27 06:21 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「エンドゲーム」のソフトがリリースされたので、当初「インフニティ・ウォーPART1」「PART2」と題されていたように”前後編”を連続で観賞。

まずは”前編”「インフィニティ・ウォー」。

いきなりアスガルドの民がサノスと遭遇という危機的状況から物語は始まる。
ソーもハルクも完膚なきまでに叩きのめされ、ロキとヘイムダルは惨死。
ハルクは辛うじて地球へ送り込まれ、ドクター・ストレンジがそれを助け出すという波乱の幕開けだ。

e0033570_20032126.jpgストレンジはトニー・スターク=アイアンマンに接触、更にピーター・パーカー=スパイダーマンも合流しサノスの尖兵と対峙。
一方、ヴィジョンとワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチにもサノスの魔の手が迫るが、こちらは駆け付けたキャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャース、ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフ、ファルコン=サム・ウィルソンによって救い出される、という具合に<MCU>のヒーローたちが一人また一人と姿を見せる。

更にアイアンマン、ストレンジ、スパイダーマンはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと、キャップ、ウィドウ、ファルコン、ヴィジョン、ワンダ、ウォーマシン=ジェームズ・ローズたちはブラック・パンサー=ティ・チャラやウィンターソルジャー=バッキーと、またソーは単身別行動を取り、と物語世界が拡張していき、ヒーローたちはクライマックスでは2カ所で別々にサノスと対決。
しかしアベンジャーズ分裂の代償は大きく、彼らは一敗地に塗れる、という幕切れ。

見ようによっては”後編”での大逆襲は約束されたようなものだが、それでもこの結末は衝撃だった。
ただ悲痛なムードに流された、全編大いなる悲劇に彩られただけの作品ではなく、時に笑いも交えた屈指の娯楽編に仕立てられているのが凄いところ。
そして監督のキャラクターの交通整理の見事さにも感服。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-09-26 20:13 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(0)
「宇宙戦艦ヤマト2199」全七章の内、もっともバラエティに富んでいる章、だと思う。

e0033570_21471855.jpg乗組員と地球との最後の交信――太陽系赤道祭だけで丸々1話を使っちゃうかと思えば、デスラーが仕掛けた絶体絶命の罠をヤマトが如何にして切り抜けるか?というサスペンスフルな娯楽編を持ってきて、その次は詩情溢れるあざとい”泣かせ”のエピソードを用意し、最後にヤマトとガミラスの対決構図に新機軸を持ち込んだ意欲編で締める、といった具合。

このバラエティさ、無理だったんだろうけど「2202」も見習ってほしかった部分だ。

「2202」には息抜き的なエピソードが皆無だったので、見ていてひたすら疲れちゃう。やっぱり緩急は大事。
元になった「宇宙戦艦ヤマト2」にも、もう少し脱線したお話があったように思うのだが…。

ヤマトの航海は続く――。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-09-25 21:50 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
『高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニストコンサートツアー2019/女神たちの饗宴~Favorite Classic Melody~』

e0033570_20562755.jpg12人のヴィオリニストのコンサートも久しぶり。いそいそとサントリーホールへ出かけて来た。
本来は翌日に予定されていたものの、SOLDOUTになったための追加公演とのこと。相変わらずの人気っぷりだ。

ちなみに今のメンバーはというと
赤星鮎美、岩本梨々愛、鎌田亜美、小泉茉耶、小泉奈美、小谷泉、里永莉果子、芹田碧、橘ひとみ、但馬有紀美、中島知恵、福田ひろみ、藤田花観、盧佳那
の、計14名。うーん、半分はわからない…。
OGだってもう30人くらいはいるはずだ。

オープニングはホルストの「ジュピター」
舞台上はちさ子さんだけで、他のメンバーは客席から登場するのはお約束。
次はちさ子さんのソロでカッチーニの「アヴェ・マリア」、これ、本当に名曲だ。

パッフェルベルの「カノン」から12人のメンバー勢揃い。
お次は「クラシック・メドレー」で、ヴィヴァルディの「春」「ドッペルコンチェルト」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「メンコン」「弦楽セレナーデ」「新世界」「カルメン」「展覧会の絵」「ボレロ」…抜けてるの、ないかな。

e0033570_20561169.jpgここで恒例のバイオリンの奏法を説明するコーナー。
進行は”アイドル担当”の”なみなみ”こと小泉奈美で、メンバーは新人から小谷泉と鎌田亜美、それに自称”壇蜜”の橘ひとみ。彼女、そういうポジションになったのね。しっかりと笑いを取ってた…。
色々なテクを駆使して「イッツ・ア・スモールワールド」を披露。
そして1部の最後は全員で「モルダウ」「ラ・カンパネラ」

2部は「リベルタンゴ」からスタート。
そしてちさ子さん抜きで2曲。「ウエストサイド・ストーリー・メドレー」「プリンセス・メドレー」
ただ途中で着替えの時間が必要とかで、ここでちさ子さんがソロで「めぐり逢い」を。

「ウエストサイド・ストーリー」は「マリア」「トゥナイト」「アメリカ」、ディズニーの「プリンセス・メドレー」は「美女と野獣」「パート・オブ・ユア・ワールド」「生まれて初めて」それに「ホール・ニュー・ワールド」で、これは殆ど予想通り。

続いてこれまた恒例のバイオリンコーナー。客席から一人ステージに上げていきなり弾いてもらうというヤツですが、MCは”12人で一番優しい”ろかなちゃんと、”二番目に優しい”さとちゃん、それに”一番怖い”ちーたん、という組み合わせ。なんつーキャッチフレーズだろ。
しかも今回はスペシャルゲスト登場。なんと客席に石原良純さんが。
ということでいつもと些か趣きが違うコーナーと相成ったものの、思いの外良純さんがスムーズにこなしたので、滞りなく終了。

その後は専属ピアニスト?の近藤亜紀さんのピアノをメインフューチャー。
ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」とショパンの「ピアノ協奏曲」を。

最後は「チャイコフスキー・メドレー」とエルガーの「威風堂々」
メドレーの方は「くるみ割り人形」の「小序曲」「行進曲」「トレパーク」、「ヴァイオリン協奏曲」、「白鳥の湖」、「アンダンテ・カンタービレ」、「花のワルツ」…で合ってる?

「知らない曲はやらない」「(メドレーなどを除いて)5分以内に収める」というちさ子さんのポリシー通りの演奏会でした。

アンコールは「サリーガーデン」(だったっけ?記憶が曖昧)をソロで披露したあと、全員でお馴染み「フィドル・ファドル」で幕。2時間半の愉しいコンサートでした。

ところで「あとでメンバー紹介」と言いながら、結局最後まで紹介されず仕舞いだったので、今回の選抜メンバー11人が誰だったのか不明。2階席の後ろの方だったので、ステージ上の顔なんか見えないし…。

新人として紹介されていたのが鎌田亜美と小谷泉だったので、おそらく残る二人の福田ひろみと藤田花観は欠席。MCやパフォーマンスで目立っていたのは小泉奈美、橘ひとみ、盧佳那、里永莉果子だったので、残るは5人なんだけどなあ。気になる気になる。



by odin2099 | 2019-09-24 21:14 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
第1シーズン「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」最終巻は、第11話「死線〔前編〕」と第12話「死線〔後編〕」を収録。

e0033570_20570047.jpgイゼルローン回廊を通って帝国領へ進出した同盟軍は、帝国民の開放を宣言するが、そこにいたのは飢えた民たちだった。たちまち物資が不足する同盟艦隊。実はこれは巧妙なラインハルトの策略だった。
士気は衰え戦わずして最大の危難に陥る同盟艦隊に、この機を逃さじとばかりに総力をあげ襲い掛かる帝国艦隊。そして舞台はアムリッツア会戦へ――。

というところで幕。
もっと第1シーズンの最終話らしい結末なのかと思いきや、普通に「つづく」で終わり、巻末にはご丁寧に第13話の予告まで付いている。
12話が放送されたのは昨年の6月末だから、リアルタイムの視聴者はその続きを一年以上待たされたのだからたまったものではないだろう。

今回は帝国、同盟の大規模な艦隊戦ということで双方に多くの新登場キャラがいたわけだが、その大半はモブキャラみたいな顔をしている。絵だけ見せられてキャラ名を即答できるファンは、はたしてどのくらいいるのだろうか。



by odin2099 | 2019-09-24 21:00 | テレビ | Trackback | Comments(0)
アサイラムが「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」に便乗して製作した怪獣映画(ちなみに原題は”MONSTER ISLAND”)。

海洋開発会社が深海調査を行っていたところ、突然巨大な生物が出現。それは固い皮膚とマグマの血液を持つ、太古から語られてきた伝説の怪獣だった。
海軍の攻撃もものともせず進撃を続ける怪獣を止める唯一の手段は、天敵であるもう一つの怪獣を目覚めさせることだった…!

e0033570_19200545.jpg最初に出てくる”テング”と呼ばれる怪獣はヒトデ型。それに触手にはタコやイカの意匠も取り入れてるのかな。多分西洋人には恐ろしく感じられるフォルムなんだろう。
またコイツが産み落とす子供はというと飛翔形態。平たく言うと翼竜みたいなヤツで、なんでこんなに共通点がないんだろうと思っていると、クライマックスではテングにいきなり羽が生え、空を飛んじゃうというトンデモ描写のオマケ付き。

対する天敵は”怪獣キラー”と呼ばれているんだが、なんだかずっぐりむっくり。一応はヒーローキャラなんだから、もっとゴジラみたいにシュッとしたデザインでも良かったと思うんだけど。
で、両者が激突するのは90分の上映時間のうち、凡そラスト10分。しかも明確な決着がつかないままあっけなく終わってしまう。これ、続編作る気満々だなあ。

まあ「ゴジラ」と間違えて買ったり借りたりする人はいないと思うけど、パッケージデザインに惹かれて手に取った人は要注意。劇中にこんなシーンはないし、怪獣たちのデザインもかなりかけ離れている。
「それでも!」という方だけどうぞ。

監督・脚本はマーク・アトキンス、出演はエリック・ロバーツ、クリス・フィッシャー、エイドリアン・ボウシェ、メーガン・オバーホルザー、ナタリー・ロビー、ドナ・コーマック。
そうか、あの役はエリック・ロバーツだったのか…?!




by odin2099 | 2019-09-21 19:22 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19001793.jpg第9話「それぞれの星」と第10話「幕間狂言」を収録した第5巻。

イゼルローン要塞を攻略することにより、有利な条件で帝国と講和を結ぶ、それがヤンの考えだったが、同盟側の主戦論者は帝国領奥深く、本土進攻をも目論んでいた。

その迎撃の任に当たるのは、ローエングラム伯ラインハルト。
そしてラインハルトはこの機を捕え、一気に同盟側に大打撃を与えようとしていた。
帝国と同盟の激突、その裏で糸を引くのはフェザーン自治領。

前回から登場したフェザーンが、段々と物語の中で重きをなしてきている。
まだまだ没個性なキャラクターたちが右往左往しているようにしか見えないこの”Die Neue These”だが、最初のクライマックスへ向けて徐々に物語は加速へ――。




by odin2099 | 2019-09-19 19:06 | テレビ | Trackback | Comments(0)
e0033570_18492853.jpg「アルスラーン戦記」がミュージカルに!
9/5~8がCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、9/11~16がTHEATRE 1010、ということで楽日の昼の部を見に行ってきた。

脚本・演出が伊勢直弘、音楽・石塚玲依、出演は木津つばさ(アルスラーン)、加藤将(ダリューン)、斉藤秀翼(ナルサス)、熊谷魁人(エラム)、山田ジェームス武(ギーヴ)、立道梨緒奈(ファランギース)、岩戸千晴(アルフリード)、村田洋二郎(キシュワード)、内堀克利(カーラーン)、滝川広大(ザンデ)、伊万里有(ヒルメス)ら。

物語は小説版の1、2巻(「王都炎上」「王子二人」)が中心。
だがアンドラゴラス王やタハミーネ王妃はアンサンブルキャストが演じ、イノケンティス七世やギスカール、大司教ボダン、ヴァフリーズらは登場しない。
それに原作は田中芳樹の小説ではなく、テレビアニメ同様荒川弘のコミカライズ版ということらしい。

e0033570_18493728.jpgということでのっけから、良く知っている筈の世界で迷子になった気分。
ギャグシーンも多く、あれ?アルスラーンやナルサスってこんなに軽い性格だったっけ?と戸惑うこともしばしば。

アクション(殺陣)は凄いなと思ったものの、台詞も歌の歌詞も聞き取りにくいし、その歌が説明口調のものばかり。
登場人物が真情を吐露するのはわかるが、状況説明のナレーションや解説を、登場人物たちの歌にしなくても良いだろうに。
これ、ミュージカル仕立てじゃなかったなら、もう少し楽しめたのかも。

場内はしばしば爆笑の渦に包まれていたが、こちとらくすりとも出来ず。
元々他人より笑いの沸点が高いことは自覚しているが、これはやはり「自分の知ってる”アルスラーン戦記”じゃない!」という心理的なバリヤーが働いてしまったからかと。




by odin2099 | 2019-09-18 18:55 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
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