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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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2019→2020
迎春_e0033570_19333877.jpg
旧年中は大変お世話になりました。

新年もよろしくお願いいたします。


とりあえず年末年始らしいのを上げておきます。

by odin2099 | 2019-12-31 19:34 | 雑感 | Trackback | Comments(4)
『新諸国物語 笛吹童子/第一部 どくろの旗』(1954)_e0033570_23023463.jpg応仁の乱の頃、丹波国の満月城は野武士の大将・赤柿玄蕃によって攻め落とされた。
城主・丹羽修理亮の子供は明国におり、兄の萩丸は武芸の、弟の菊丸は面作りの修行に励んでいたが、菊丸の作った”白鳥の面”が師の作った”されこうべの面”と戦って割れるという怪異が起きたことから、父の身を案じ急ぎ帰国する。
途中、荒廃した京の街を見た菊丸は戦に嫌気がさし、萩丸と袂を分ち”白鳥の面”を完成させることにし、一方の萩丸は満月城奪還に動くが、逆に赤柿玄蕃に捕らえられ持っていた”されこうべの面”を被せられてしまう。

北村寿夫原作のラジオドラマ「新諸国物語」シリーズの第2作を映画化したもので、萩丸に東千代之介、菊丸に中村錦之助(萬屋錦之介)と若手を配した長編の添え物作品。
三部作で週替わりで公開された。

中村錦之助の初主演作になるらしいが、ビリング上は霧の小次郎役の大友柳太朗と赤柿玄蕃役の月形龍之介の二人がトップ。
他に田代百合子、河部五郎、清川荘司、島田照夫、松浦築枝、楠本健二、五月蘭子らが出演。
脚本が小川正、監督は萩原遼。

主人公の萩丸、菊丸が魅力薄なので感情移入がしづらく、脇に斑鳩隼人のような主役級になり得る魅力的な人物もいるものの、如何せん1時間足らずの上映時間ではそれらも活かしきれずに、ただ数多の登場人物たちが右往左往するだけになってしまっているのが惜しい。

自分にとっての「笛吹童子」はNHKで放送された人形劇と、その放送当時に出版されていた小説版のみの知識だが、それでもトータル2時間半程度で到底まとまる話ではないことはわかる。
”白鳥党”と”されこうべ党”、善悪二大勢力の宿命の対決をテーマに、今なら添え物のお子様向け映画ではなく、原作に近い形で映像化出来るのではないだろうか。

ちなみに実際のフィルムには「新諸国物語」の表記はない。



by odin2099 | 2019-12-29 23:06 |  映画感想<サ行> | Trackback(1) | Comments(0)
『葉加瀬太郎コンサートツアー2019/Dal Segno~Story of My Life』_e0033570_19173430.jpgとある方から、「どうしても外せない用事が出来てしまい、無駄にするのも勿体ないから」とチケットを頂きまして、もう2週間ほど前になりますが、NHKホールへ行ってまいりました。

葉加瀬太郎はもちろん知らない人ではないのですが、自分の好みのカテゴリーからはちょっと外れていたので、これまでその活躍はほぼほぼノーチェック。
こんな機会でもなければきちんと聴くこともないだろうなあと、いそいそと会場へ。

今回は夏に出たニューアルバムが中心とのことで、前半はクラシックやイージーリスニング、映画音楽のカバー曲で構成。
これは初心者同然の自分には有難かったですね。知らない曲ばかりだったらどうしようと心配していたのですが、知ってる曲ばかり。

後半はオリジナル曲が中心になり、こちらは知らない曲も増えてきましたが、何となく聞いたことのある曲もありましたし、全体に耳馴染みの良い曲というんですかね、すっと入って来るメロディのものばかりなので、これはこれで楽しみました。

『葉加瀬太郎コンサートツアー2019/Dal Segno~Story of My Life』_e0033570_19174537.jpgそしてアンコールも大盛り上がり(「情熱大陸」!)。
このホールはキャパが3000席以上ありますし、客層はかなり高めなのですが、1階席2階席殆ど総立ちで、シェイカーや扇子を振り、中には踊りだす人も。

そう、この人はクラシック畑の人だとばかり思ってたのですが、曲のアレンジやノリはロックバンドにかなり近いのが一番の驚きでした。
キーボード、パーカッション、ドラム、ベース、チェロetc、という編成もメンバー紹介の仕方も、そっち方面でした。
そして音楽をジャンル分けして聴くことの無意味さも改めて感じた次第です。

数日前、東京国際フォーラムで行われた追加公演の模様がWOWOWで生中継されていましたので、NHKホールでの記憶を辿りながら見ていたのですが、一度愉しんだコンサートを別の形でもう一度見るというのもなかなかオツなもんです。

しかしニューアルバムの宣伝はわかりますけど、途中でしつこくグッズの宣伝をしていたのにはちょっと閉口しました。
これが彼のスタイルなんでしょうけれども…ね。




by odin2099 | 2019-12-28 19:22 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
**** ネタバレ注意! ****

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)_e0033570_06475320.jpg「スター・ウォーズ」のエピソード9にして、「フォースの覚醒」「最後のジェダイ」に続く三部作の完結編、そして<スカイウォーカー・サーガ>九部作の完結編とのことです。
もっとも製作サイドはスピンオフとなるドラマシリーズだけでなく、数年後には新作映画を作ることも発表していますので、「スター・ウォーズ」全体の完結編ではありません。

アベンジャーズ/エンドゲーム」も”完結編”として宣伝していましたが、あちらもすぐに”続き”の物語が公開されていますし、来年からは新章もスタートすることが告知されております。
こういった流れは何か詐欺のような気がしないでもないですが、それでもどちらも長い物語に一区切りがついたわけですから、製作に携わった皆さんには、ひとまず「お疲れさま」と声をかけたい気分です。

さてこの「スカイウォーカーの夜明け」、何の説明もなくレジスタンスもファースト・オーダーも体勢を立て直し、再び激突しているところから始まります。
「最後のジェダイ」のラストでは双方ともかなりボロボロの状態だったように記憶していますが、時間経過は一年らしい割に事態は目まぐるしく変化しています。

しかもいきなりかつての皇帝パルパティーンは生きていた!と説明されても困ります。
アナキンとルーク父子の苦労も水の泡と消えました。
アナキンは無駄死に?あの森のクマさんと喜びを分かち合った大団円は、一体何だったのでしょう?
もっともパルパティーン復活の報を聞いても、皆あまり驚いた様子を見せません。ずーっと「どっかで生きてんじゃねえの」と思われていたのでしょうか。

そのパルパティーン復活のあおりを喰らって、完全に存在意義を失ったのが最高指導者スノーク。
「フォースの覚醒」で思わせぶりに登場し、「最後のジェダイ」であっけなく退場したものの、まだ某かの役割があるのだろう、これで終わりじゃないだろうと深読みをしていましたが、何のことはないパルパティーンの傀儡、単なる操り人形だったことが判明します。
本命が出てくるまでの”繋ぎ”だったということですが、それなら最初っからパルパティーンを出しておけば済んだんじゃないの、と考えたのは自分だけではないでしょうね。

そしてあろうことか、あのレイが実はパルパティーンの孫娘だった…!
「フォースの覚醒」ではスカイウォーカーの血を引くものか、あるいはアナキンのように処女懐胎、じゃなくフォースによって誕生したのかと思わせておいて、「最後のジェダイ」では実はレイの両親は名もなき市井の人々、金の為に娘を売ったろくでなしなんだと説明し、特別な血筋ではない、”誰でもないレイ”という立場を強調して見せておいてのどんでん返し。なんだ、結局は大物の血族かよ!

いや、確かにレイがパルパティーンの血縁というのは予想の範囲ではあり、そう考えればまとめやすいのはわかりますが、じゃあ「最後のジェダイ」でのルークや、カイロ・レン、スノークらとのあのやり取りはなんだったんでしょうねえ。

ちなみにレイのお父さんがパルパティーンの息子ということらしいですが、いつ頃生まれたのかとか、フォースを操れたのかとか、そういうことは一切明らかにされませんでした。
父のように悪に染まるでもなく、ひたすら(奥さんも一緒に)我が子レイを庇って死んでいったようです。
年齢的にはパルパティーンのひ孫でも良い気がしますけどね、レイ。

レイのこの出自、カイロ・レンは知っていたようで(じゃあ「最後のジェダイ」では嘘ついてたのかいな)、共にパルパティーンを倒して銀河に君臨しようぞ、とレイを再三口説きにかかります。
かつてアナキンがパドメに、ダース・ベイダーがルークにそれぞれ同じ提案を持ちかけますが、相手側からOKの返事を貰ったためしがありません。
またルークもレイアも、レイがパルパティーンの孫娘だということは知ってたってことになってますが、「最後のジェダイ」の時のルークは明らかに知りませんよね。レイアも然りです。

カイロ・レンとレイは何度か対峙しますが、レイアの呼びかけに応えた一瞬の隙を突いたレイのライトセーバーにその身を貫かれます。ここで命を落としたかに思えたカイロ・レンですが、すぐさまレイはフォースを送ることでその命を救います。
カイロ・レンは己が裡に生き続ける父ハン・ソロと向き合うことで、遂にダークサイドからライトサイドへの帰還を果たします。両親の”愛”(とレイの献身)によってカイロ・レンは死に、新たにベン・ソロとして生き返ったのです。

クライマックスはパルパティーンと戦うレイとベン・ソロ。
圧倒的なパワーの前にレイもベンも力尽きてしまいますが、シスの歴史を背負ったパルパティーンに対し、レイはジェダイの歴史を背負って立ち上がります。

霊に呼びかけるのはルーク、オビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、クワイ=ガン・ジン、ヨーダ、メイス・ウィンドゥ、アソーカ・タノ、エズラ・ブリッジャー、ケイナン・ジャラス、ルミナーラ・アンドゥリ、アイラ・セキュラ、アディ・ガリア…って、この名前を見てすぐに全部のキャラがわかる人はよほど熱心なファンでしょうね。
わかる人だけわかれば良いという一種のファンサービスなのででしょうが、個人的にはオビ=ワンとアナキン、ヨーダあたりは姿も見せて欲しかったですけれど。

何とかパルパティーンを倒したレイですが、その代償として命を落としてしまいます。そこへ駆け付けたのは瀕死のベン。彼はフォースを送ることで自らの命と引き換えにレイを救います。
そしてレイの復活を見届け、レイア共々フォースと一体に。このトリロジー、表面的にはレイが主人公ですが、実はベンのお話でもあったのだなあと改めて感じました。
また台詞なしで全ての感情を表現してみせた、アダム・サンドラーの演技力に負うところ大です。

ラストシーン、レイはタトゥイーンを、ルークの住んでいた家を訪れ、そこにルークとレイアの形見となったライトセーバーを埋めるのですが、そこへ通りがかった老婦人に名前を尋ねられ「レイ」とだけ答えます(前半で名前を訪ねられた彼女が「ただのレイで、ファミリーネームはない」と答えるシーンがあり、それと対になっています。そしてその後で自分が「レイ・パルパティーン」だと知らされるのです)。

重ねて老婦人からファミリーネームを聞かれた時、フォースと一体となったルークとレイアが見守っていることに気付き、「レイ・スカイウォーカー」、スカイウォーカーの継承者だと答えるのでした。
そしてタトゥイーンの二重太陽を見つめるレイとBB-8の姿を捉えて幕。これが文字通りの「スカイウォーカーの夜明け」というわけです。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)_e0033570_06454701.jpg前作、前々作で提示された謎に関しては、ほぼ回答が与えられます。
中にはフィンの出自のように触れられそうで全く触れられなかったものもありますが(「フォースの覚醒」の頃はランドの息子説がありましたが、むしろ今回登場した元トゥルーパーの女性にランドの娘である可能性がありそうです)、こぼれ落ちたものは少なくないものの辛うじて大風呂敷を畳んだな、という印象は残ります。

ただ「フォースの覚醒」と「最後のジェダイ」では明らかにベクトルが違っているのに、それを再び元に戻したことでシリーズとしての整合性はかなり失われてしまいました。
それに過去の6作も含めての完結編としては些か荷が勝ちすぎた嫌いもあります。
せっかく決着が付いていた問題をわざわざ掘り起こしてくる必要はありませんし、全てにケリを付けるには時間が足りません。

この三部作は先を決めずに各々の監督の手に委ねるというスタンスだったようですが、言ってみれば行き当たりばったりで作ってきた弊害が出て来たと言えそうです。
監督の手に委ねた割に、この「スカイウォーカーの夜明け」では監督の交代劇があったりで、その責任がディズニーにあるのかルーカスフィルムにあるのかはわかりませんが、しっかりとした舵取り役が不在なのは今後の作品作りに際しても大きな不安要素と言えるでしょう。
結局前作「最後のジェダイ」は不要、とまでは言いませんが、壮大な遠回りになってしまいました。

今回はレイ、ポー・ダメロン、フィンが3人で行動するシーンも増え、これは原点に還るという思惑もあったようですが、これまでの作品で三人が一堂に会するシーンがないため、このトリオの良さが全然活きてこないのもマイナスです。もっと事前に伏線を張ってくれないと…。
予告編で大きくフィーチャーされていたC-3POのメモリー消去にしたって、結局はR2-D2のバックアップによって復元されるのですからいらない要素ですね。

そして相変わらず旧作品からの引用のオンパレード。
ルークがXウィングを引き上げる場面は「帝国の逆襲」のオマージュ(わざわざ「ヨーダのテーマ」も流しますが、本作にヨーダは姿を見せません)だし、「ファントム・メナス」のポッドレースと「ジェダイの帰還」のスピーダー・チェイスを彷彿とさせる場面も出てきますし、枚挙に暇がありません。
やはりこの三部作は、懐古趣味に憑りつかれた”公式の”二次創作だと結論付けざるを得ませんでした。

さて、完結編ということでキャストにも懐かしい顔がチラホラ。
ルークはやっとマスター・スカイウォーカーらしい姿を見せてくれますし、ハン・ソロのハリソン・ファオードはノンクレジットのカメオ出演。実際のところストーリー展開などにさほどの意外性は感じられなかったので、本作最大のサプライズと言っても良さそうです。ジェダイではないハンがルークのようにフォース・ゴーストとして登場することは考えられませんですから。

ランドの再登場は本当に顔見せで役割は大きくありませんし、せっかくウェッジが出てくるならもっとランドやナイン・ナンあたりと絡ませて欲しかったものですが、これは贅沢でしょうか。
そしてレイア。
撮影開始前のキャリー・フィッシャーの急逝により、彼女の出演は不可能になってしまいました。

当初は”最後のジェダイ”として相応の活躍の場が与えられていたということですが、代役やCGでの登場は早々に否定されどうなることかと思っていましたが、「フォースの覚醒」の未使用フッテージを利用しての出番となりました。

驚くべきことに、これが全く自然に見えます。本作の為に録りなおされた台詞がないというのが信じられません。CG加工もなし、というのは信じられませんし(他の役者との絡みや、背景との調整などで修正はされていると思われます)、回想シーンでルークと共に修行に励む若きレイアの姿や死に至る場面では代役も起用されているはずですが、知らないで見れば気付かないでしょう。もっとも彼女の出番そのものは、おそらくルークやハンに割り振られているのだろうと思いますが。

金曜の初日に吹替版、日曜日に字幕版と2回見てきましたが、今回はひとまずこれにて。

まだ自分の中でこの作品を受け止め切れていないので、3回目、4回目と見る機会があれば、改めて追記します。



by odin2099 | 2019-12-27 06:50 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
『ヒックとドラゴン/聖地への冒険』(2019)_e0033570_20120766.jpg「ヒックとドラゴン」ではバイキングとドラゴンの、対立からの友情の芽生えを描き、「ヒックとドラゴン2」ではバイキングとドラゴンとの共存の素晴らしさを訴え、そしてこの3作目では、単に一緒にいて仲良く暮らすことがはたしてお互いの為に良いことなのかを抉る。

アスティと結婚して名実ともにバイキングの長となり、父祖伝来のバーク島の平和を守ることを求められているヒックはもはや少年ではなく、また独りぼっちだったトゥースも同じナイト・ヒューリーの生き残りのメスのドラゴン(ライト・ヒューリー)と出会って恋に落ち、そして寂しいけれどそれぞれの道を選ぶ。
三部作の完結編として見事な着地を見せてくれた。

そしてそれが永の別れではなく、数年後、アスティと子供を連れて旅に出たヒックは、同じく子供連れのトゥースと再会する。
そう、二人(一人と一匹)はいつまでも”相棒”なのである。

映画1作目の公開は9年前、2作目は劇場未公開ということもあるのか、冒頭には「これまでのあらすじ」が付いている。
といってもそれだけでは物足りないので前作、前々作は見ておいた方が吉。

ところで映像も美しく、音楽も素晴らしく、ユニークなキャラクターたちの大冒険が愉しめるこの三部作なのだが、原作とは似ても似つかない内容。
原作者のクレシッダ・コーウェルはこのアニメシリーズに満足してるんだろうか。



by odin2099 | 2019-12-23 20:15 |  映画感想<ハ行> | Trackback(3) | Comments(4)
『仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション』(2019)_e0033570_09325852.jpg新旧仮面ライダーの共演を謳い文句に始まった「MOVIE大戦」シリーズも、形を変え名を変え本作で11年目(11作目)へ。
興行的にも安定しているようで、お正月映画の顔としてすっかり定着した感があります。

さて今回はオマケのようなレジェンドライダーの参戦もナシ。
「仮面ライダージオウ」と「仮面ライダーゼロワン」がガッツリ絡んでおります。
といってもお話は「ゼロワン」の外伝というか裏エピソードみたいで、出番は多いものの対等ではなく、「ジオウ」チームは「ゼロワン」のドラマに客演している感じです。

また映画のみの目立った大物ゲストというのもなし。
お笑い芸人やアイドルが呼ばれるケースも少なくないですが、生駒里奈もアイドル枠ではないですし、お笑い芸人もチョイ役だったり元からの番組レギュラーだったり。

『仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション』(2019)_e0033570_09374059.jpgまあ大物ゲストといえば西岡徳馬と山本耕史ですが、二人とも第1話に続いての登場ですし、今後のシリーズ出演もあり得そうなので、厳密には映画ゲストとは違います。
それにしても若手中心のキャスト陣の中では、このクラスの俳優さんが出てると画面が締まりますし、やはり安心感がありますね。
若手俳優たちにとっても、良いお手本になったものと思われます。

「ジオウ」も「ゼロワン」も、相も変わらず予備知識ほぼゼロなので所々で「???」を連発はしたのですが、それでも(好き嫌いは兎も角として)重厚で見応えのあるドラマだったと思います。

映画のみではありますが、とりあえず一年以上付き合ってきた常磐ソウゴ役の奥野壮クンも良い顔つきになってきましたし、イズ役の鶴嶋乃愛ちゃん、なるほど各方面で(?)騒がれるだけのことはありますね。良いキャラです。



by odin2099 | 2019-12-22 09:42 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
今度の宮崎駿のクレジットは「脚本・美術設定・画面構成」。
これ、実質的に「原作・脚本・作画監督・演出」ってことじゃなかろうか?
――という「パンダコパンダ」の第2弾。

『パンダコパンダ/雨ふりサーカスの巻』_e0033570_19533394.jpg前作は動物園から逃げ出してきたパンダ親子が中心だったけど、今度はサーカスを抜け出したトラの子どもがゲスト。
今のご時世じゃ、動物園やサーカスが”夢の世界”にはなかなかなりづらいだろうから、こういう設定のお話は成立しないのかも。ちょっと寂しいですが。

お話はだいたい三つに分かれていて、最初はトラちゃんがミミ子やパパンダ、パンちゃんと仲良くなるお話で、続いてトラちゃんがサーカスの一員だということがわかり、ミミ子たちが団員や他の動物たちと知り合うという展開。
そして最後はいよいよサーカスが始まる日、その前夜からの大雨でサーカス団のいる街が水没してしまい、ミミ子たちが助けに行くお話、となる。

サブタイトルの「雨ふりサーカス」は物語全体の半分くらいにしか当てはまらないけど、作品全体の雰囲気はよく表している。
色々な事件は起きるものの悪人は一人も登場せず、出てくる人たち皆これ善意の塊。
絵空事ではあるけれど、どうせなら気持ち良く絵空事を愉しみたいもんですね。

<過去記事>




by odin2099 | 2019-12-21 20:03 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
復活版「ゴジラ」に続く第2弾で、この作品以降<平成シリーズ>、<VSシリーズ>が実施的にスタートします。
90年代から00年代にかけて(中断期間はありましたが)、「ゴジラ」はお正月映画の顔でしたからねえ。

さて、何度も書いてますけど、この映画は傑作です。
「ゴジラ」シリーズの中でも上位に入ります。
この映画がなかったら、この映画が詰まらなかったら、自分はその後の「ゴジラ」映画を追いかけなかったかもしれません。
なんせ<チャンピオンまつり>世代のくせして、この作品が劇場で見る3本目の「ゴジラ」映画でしたから。

『ゴジラVSビオランテ』_e0033570_23000162.jpgこの作品も色々な要素を詰め込み過ぎではありますが、場面転換、シーンからシーンへの繋ぎがお見事だし、メインとなるキャラクターも相当数いますが、みんなきちんと活躍しています。
これ以後の作品で、ストーリー、キャラクター、シチュエーションがこれほどまでに有機的に結びついている作品はありません。奇跡的な作品だったのかも~。

早いもので、あれから30年。
今でも面白さは不変だと思いますが、出演者の中には籍に入られた方が増えてきたのが寂しい限りです。
それだけ歳月が経ったわけですから致し方ないところですが、それでもフィルムの中で皆さんは永遠の生を与えられていると考えることにします。

【ひとこと】
今考えると、高嶋政伸、豊原功補、鈴木京香のスリーショットってメチャクチャ濃いなあ。
あの頃はみんな爽やかだったけど……?

<過去記事>



by odin2099 | 2019-12-20 06:04 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
日本では劇場未公開となってしまった「ヒックとドラゴン」の続編。
今度最新第3弾が公開されるので、その前にと急いで観賞。

『ヒックとドラゴン2』(2014)_e0033570_22585881.jpgあれから5年経って、バーク島では人間とドラゴンが仲良く暮らしてる。
ストイックは息子のヒックに長の座を譲り渡そうとしてるけど、ヒックはまだその心構えが出来てない。
で、現実逃避なのかな、トゥースと一緒に飛び回って新しい島を見つけてる。

ところがとある島に悪い奴らがいて、ドラゴンを捕まえ軍団を作ってるとこ。
バーク島の存在を知られちゃったので、一触即発の戦争状態になり、ヒックは何とか止めようと奮闘する。
その最中にふとした切っ掛けで、生き別れのお母さんヴァルカと再会。死んだんじゃなく、お父さんと色々あったんだねえ。

ヒックを追いかけて来たお父さんストイックとも再会。今じゃすっかり考えを改めたストイックにヴァルカも驚き、喜び、これで親子三人でまた暮らせる日々が始まるかと思いきや…
――と急にしんみりする展開も挟みつつ、前作以上に空を飛ぶことの愉しさを描き、クライマックスはイケイケで盛り上がる大冒険活劇の誕生だ。

ホント、これ未公開が勿体なかったなあ。

最後はトゥースがドラゴンの王になり、ヒックはバイキングの新しい長に。
アスティとは更にラブラブだし、これは続きが楽しみだね。今度が完結編という触れ込みだけど。

【ひとこと】
トゥースって、どことなく猫っぽいよね。



by odin2099 | 2019-12-19 20:03 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
『ひつじのショーン/UFOフィーバー!』(2019)_e0033570_19225875.jpg「ひつじのショーン」長編映画第2弾。

今度は迷子になった宇宙人の子どもと出会ったショーンたちが大冒険を繰り広げる、というお話。

SF仕立てとは驚きだが、「ひつじのショーン」という作品のキャパの広さもあって違和感は特になし。
まあこの作品世界の中のひつじや犬も並みの存在じゃない。
ある意味、E.T.みたいなものだし。

で、全体的に「E.T.」のパロディが多め(基本ストーリーそのものも)で、他に「未知との遭遇」や「MIB」、「サイン」、「2001年宇宙の旅」、「X-FILE」、それに50年代のSF映画などにもオマージュを捧げた<ファースト・コンタクト物>の秀作となっている。

『ひつじのショーン/UFOフィーバー!』(2019)_e0033570_19224322.jpg5音階の音楽が鳴ったり、シャンデリラのような宇宙船が登場したり、サングラス姿の怪しいエージェントが出てきたり、「ツァラトゥストラはかく語りき」や「美しき青きドナウ」が流れたり。
子どもたちには元ネタがどのくらいわかるかな?

そして毎度のことながら、スケール感やスピード感の表出はお見事。

実写でもセルアニメでもCGアニメでもなく、これを人形アニメで表現しているのだから頭が下がる思いだ。
どれだけ手間暇かけて作ったか、想像するだけでおぞましい。

それでも数年後にはまた新作映画が見られることを期待しちゃうぞ。





by odin2099 | 2019-12-18 19:37 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
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