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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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『アリバイ崩し承ります』 大山誠一郎_e0033570_20114913.jpg難事件に悩む新米刑事が訪れた街の時計屋。
そこには「時計修理承ります」「電池交換承ります」の他に「アリバイ崩し承ります」「アリバイ探し承ります」という不思議な貼り紙が。
ここの店主は美谷時乃といううら若き女性。
彼女は先代店主の祖父から引き継いだ、類まれな洞察力、推理力の持ち主だったのだ。

ということで本書に収録されているのは7編。
何れも主人公となる刑事が持ち込んだ話を聞いただけで、彼女がいとも簡単にアリバイを崩してみせるというもの。
で、今度この小説を原作にしたテレビドラマが始まり、ヒロイン役を浜辺美波が演じるのだが…。

小説の描写によると時乃は20代半ばで、小柄で色白、ボブにした髪に円らな瞳、小さな鼻とふっくらとした頬をした、どことなく兎を思わせる雰囲気、となっているのでちょっと彼女のイメージとは違う気もするけれど、ちょっと不思議な感じを漂わせた知的な若い女性の役なので、きっと彼女なら説得力を持って演じてくれることだろう。

ただ原作通りだと、彼女は最初と最後しか出てこない。
刑事が事件を持ち込んで説明を始めるまでと、話を聞き終えて解決する場面だけだ。
ドラマでは主人公以外の警察側の人物を増やし、また彼女も多少外に出すなどの改変を施すようだが、それで小説の良さを損なわなければいいのだけれども。


by odin2099 | 2020-01-15 20:12 | | Trackback | Comments(0)
「月光仮面」から「黄金バット」までが約7年、そして「黄金バット」からこの「仮面ライダー」までが約6年。
続けて見ると、”東映ヒーロー”の、というか日本のヒーロー映画の変遷が分かってなかなか興味深い。

『仮面ライダー/仮面ライダー対ショッカー』_e0033570_20024058.jpgちなみに「黄金バット」ではヒロイン格の少女を演じていた高見エミリーが、こちらでは仮面ライダーの仲間”ライダーガールズ”の一員を演じているのも面白い。

この作品はテレビの人気絶頂期に作られたスペシャル版。
一文字隼人に加えて本郷猛も登場、二人の仮面ライダーと劇場版ならではの新怪人、そして蘇ったかつての怪人軍団との対決を描く娯楽編だが、テレビベースの劇場版はこれが最初ということでまだまだ手探りの部分も多い。
今の目で見てしまうと「ああすれば良いのに」「こうして欲しかったのに」という不満点も出てしまうが、それらも含めて味があるとも言えるのだが。

そういえばゲストヒロインは名子役として活躍した斉藤浩子だが、当時の流行ファッションだといえばそれまでだが、ミニのスカートを穿いて動かされてるので丸見え状態。
誰か少しは注意しなかったのだろうか。

<過去記事>



by odin2099 | 2020-01-15 20:09 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
早乙女静香、翁ひとみ、桜川東子の3人が活躍するシリーズに、遂に「歴女美人探偵アルキメデス」というユニット名(?)が…!

今回収録されているのは「石狩川殺人紀行」「利根川殺人紀行」「信濃川殺人紀行」の3篇。
といってもそれぞれは独立していて、たまたま旅先に川を選んでいるだけで連作ではない(以前の事件にチラと触れることはあるが)。
『歴女美人探偵アルキメデス/大河伝説殺人紀行』 鯨統一郎_e0033570_20430060.jpg
共通しているのは3篇とも事件を解決するのは静香だということ。
温泉に浸かっていて閃き、湯船からサッと立ち上がる、というパターンも同じ。
バー<スリーバレー>のシリーズだと宮田六郎にやり込められてるイメージしかないけれど、こうなると自称”名探偵”もあながち誇張じゃない。

by odin2099 | 2020-01-14 20:44 | | Trackback | Comments(0)
『黄金バット』(1966)_e0033570_12301888.jpg天体観測が趣味の風早アキラは、毎晩観測している惑星イカルスがこのままでは地球と衝突してしまうことに気付くが、天文台では素人の子供の意見として取り上げられない。だが謎の男たちがアキラを付け狙い、彼は誘拐されてしまう。
実はアキラを浚ったのは国連の秘密機関パール研究所の所員たちだった。研究所では地球に接近するイカロスを破壊する兵器”超破壊光線砲”の開発を進めており、アキラの能力が必要だったのだ。地球の平和を守るという目的を知り、リーダーのヤマトネ博士の申し出を受け、アキラは研究所の一員になる。
”光線砲”の完成に必要な特殊レンズを作るため、原石を探してヤマトネ博士たちは幻の大陸アトランタスへと向かうが、そこには謎の集団が待ち構えていた。それは宇宙征服を目的としたナゾーを首領とする組織である。
絶体絶命の彼らを救ったのは、大陸にある棺に眠っていた平和の守護者、黄金バットであった。

戦前に紙芝居、戦後は紙芝居に加えて絵物語などで人気を博していた「黄金バット」の映画化作品で、この実写版映画に続いてテレビアニメシリーズも放送された。
原作は永松健夫、脚本は高久進菊池俊輔が音楽を担当し、監督は佐藤肇、そして加太こうじが監修を務めている。
出演は千葉真一、山川ワタル、筑波久子、高見エミリー、アンドレ・ヒューズ、中田博久、岡野耕作、関山耕司、沼田曜一、国景子、北川恵一、片山滉、青島幸男ら。

この作品に先駆けて公開された「大忍術映画ワタリ」はカラー作品だったが、この作品は白黒。何らかの技術的な問題点があったか、あるいは予算の都合かと思うが、逆に大胆な合成を取り入れるなど迫力ある画面作りに努めた娯楽作。
殆ど悪役然とした豪快な高笑い(声:小林修)と共に登場する黄金バットの、余裕綽々のチートっぷりも愉しい。

またこの黄金バット、ナゾーが研究所の所員を人質に取っているにも関わらず堂々とナゾーを攻撃し、その結果人質が何人も死んでしまうという空気の読めないトンデモな行動を取るのもだが、それもかえって人類を超越した存在として印象に残る。

上映時間は73分とコンパクト。
「月光仮面」や「七色仮面」などもいるが、古代文明をバックボーンに直接人類と接点を持たず、宇宙規模の災厄と対峙するといったあたりは、これぞ”東映ヒーロー”の元祖格といったところだろう。
白黒映画故になかなか再評価される機会に恵まれていないのが残念だ。




by odin2099 | 2020-01-13 12:32 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
『歴史はバーで作られる』 鯨統一郎_e0033570_12232762.jpg今度は<シベール>というバーを舞台にした歴史ミステリー。

登場人物は新進気鋭の歴史学者の喜多川猛と、その生徒で全体と語り部となっている安田学という大学生、それに若い美人バーテンダーのミサキに、常連客である市井の老歴史学者の村木春造の4人。

収録されているのは「ネアンデルタールに花束を」「九町は遠すぎる/八百屋お七異聞」「マヤ……恐ろしい文明!」「誰がために銅鐸は鳴る」「論理の八艘飛び/源義経異譚」の5編。

取り上げてるテーマがさほど面白いものではなく、語り手の安田が先生に盲目的な信頼を寄せ、周囲には上から目線なのが興ざめ。
村木老人が本当に学者なのかどうかわからないような無知を曝け出したり、何やらミサキさんと怪しい関係にあったり?と本筋以外に混乱が多い。
<スリーバレー>でやれば良いものを、なんで新メンバーでやろうとしたのかなあ。

その<スリーバレー>を舞台にした最新作「文豪たちの怪しい宴」では、バーテンダーの松永のピンチヒッターとしてミサキという女性が出てくるが、こちらのバーから出張しての助っ人だったのか。

ということはこちらもシリーズ化され、いずれ両シリーズのクロスオーバーも行われるのだろうな。
ということで次回作があるなら、そちらには期待したい。


by odin2099 | 2020-01-13 12:26 | | Trackback | Comments(0)
もう一つ”今さら”な感じの記事を上げます。

歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿の入っているビル、要するにゴジラの頭がある建物ですが、
その下には近日公開予定作品がズラリ。
まるでゴジラが戦ってるよう(?)…
という記事を2017年、2018年とあげましたので
では2019年はどうだったかなあと振り返るという、実にどーでもいい企画です。

参考までに2017年の記事はこちらこちら
2018年版はこちらです。

「アリータ」で年が明けた2019年、初っ端は「シティーハンター」。
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11315101.jpg
流石は東宝系の劇場です。
続いては「キャプテン・マーベル」。
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11324940.jpg
続いて「バンブルビー」が出てきますが
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11331987.jpg
やはり2019年上半期の目玉は「アベンジャーズ/エンドゲーム」!
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11332676.jpg
そして東宝ですから「ゴジラ」新作は欠かせません。
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11342856.jpg
お後は「トイ・ストーリー4」
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11344122.jpg
そして超実写版の「ライオン・キング」。こうしてみると本当にディズニー作品は強いですなあ。
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11345615.jpg
この辺りは些か地味なチョイス?が続きますね。
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11350721.jpg
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11352243.jpg
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11353638.jpg
再びディズニーの大作で「アナと雪の女王2」。何作品目のディズニーでしょうか?
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11355420.jpg
そして締めくくりはこれ、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」、これは外せないでしょう。
ゴジラの対戦相手2019_e0033570_11360771.jpg
実は年明け早々、既に「CAT’S」に差し替えられているのですが、今年も色々と楽しみです。

by odin2099 | 2020-01-13 11:44 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
昨日の記事「2019年の映画ベスト」の続きです。

上期で10本、下期で10本、計20本選んだわけですが、泣く泣く落とした作品も多々ありまして…
敗者復活じゃないですが、もう何本か選んだらどうなったかな、というところで追加で10本選んでみました(をいをい)。

映画ベスト…の次点?_e0033570_10485638.png

次点







ここまでくると次点でもなんでもないなあ。
更に選に漏れた作品もあるんだけど…
タイトルだけもう5本ほど。

バイス
…キリがない。

by odin2099 | 2020-01-13 10:49 | 映画雑記 | Trackback | Comments(0)
遅ればせながら、昨年2019年に見た映画のベストを上げてみたいと思います。

昨年見た映画の本数は延べ297本。
うち映画館で見た作品は、やはり延べで113本。
これは過去最高、自己新記録です。
今後これを越えることは……ないかもしれないですね。

その映画館で見た作品からベスト10を選ぼうかな、と思ったのですが、あれもこれもとジタバタしてたらちーっとも絞れませんでした。

そこでTwitterで呟いた上半期のベスト10と、下半期のベスト10、
これらを併せてベスト20ってことでお茶を濁すことに…。

ちなみに順番は公開順です。

【上半期】
2019年の映画ベスト_e0033570_08260971.png
【下半期】
2019年の映画ベスト_e0033570_08263994.png

2019上半期






下半期








結構バラエティに富んだものに…なったかなあ???

by odin2099 | 2020-01-12 08:55 | 映画雑記 | Trackback | Comments(0)
九つの殺人メルヘン」に始まり、「浦島太郎の真相」「今宵、バーで謎解きを」「笑う忠臣蔵(笑う娘道成寺・改題)」「オペラ座の美女」「ベルサイユの秘密」「銀幕のメッセージ」「テレビドラマよ永遠に」と続いてきたバー<森へ抜ける道>で繰り広げられる推理劇、<女子大生桜川東子>シリーズも遂に完結。

『三つのアリバイ』<女子大生桜川東子の推理> 鯨統一郎_e0033570_19225614.jpgスタートから早いもので20年が経つんだそうな(作中では工藤と山内が二年の服役を終えて出所したばかり、ということなのでせいぜい2年半から3年が経過したぐらいか)。
そして9編→8編→7編…と収録される短編は一つずつ減っていき、これがシリーズ初の長編となった。

前巻でメタフィクション構造であることが明らかになったこのシリーズだが、結局は長い一つのお話だった、ということらしい。
最終作では第一作同様”S89号”事件に戻り、そこでは描かれなかったあっと驚く真相が明らかになるのだが、これは最初の構想段階からあったのだろうか。

だとしてもあまりフェアじゃない、何となく後味の悪い終わり方になってしまったものだ。


by odin2099 | 2020-01-11 19:25 | | Trackback | Comments(0)
映画における<スカイウォーカー・サーガ>は完結してしまったので、これから溜まっていたスピンオフ作品を整理しておこうっと。
今度こそ「クローン・ウォーズ」もちゃんと見なくては。

『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』シーズン1 DISC1_e0033570_19125612.jpgDISC1に収録されているのは1~7話、「待ち伏せ」「マレボランス襲来」「マレボランスの影」「撃破!マレボランス」「ルーキーたち」「消えたドロイド」「ドロイドの決闘」の7つのエピソード。

1話はトイダリアンの王を味方に付けようとするヨーダと、それを妨害するドゥークー伯爵並びにヴェントレスとの戦いを描いたエピソード。
2~4話はグリーヴァス艦を調査に出かけたまま消息を絶ったプロ・クーンをアナキンとアソーカが救出。その後アナキンたちがグリーヴァス攻略戦を繰り広げるという連続ストーリー。
5話では前線基地でルーキーのクローン兵たちが死闘を繰り広げ、6話7話は行方不明となったR2-D2をアナキンが敵の手から奪還しようと奮戦するお話。

アナキンとオビ=ワンの名コンビぶりが垣間見られたり、本編ではなかなかスポットが当たらない他のジェダイ・マスターや、オリジナルは同一でも一人一人は個性的なクローン兵士を描いたりと、作品世界を広げる役目を果たしている。
事実上、ルーカスが直接製作に関与した最後の「スター・ウォーズ」でもある。

<過去記事>




by odin2099 | 2020-01-11 19:18 | テレビ | Trackback | Comments(0)
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