【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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すいません、愛してません(爆)。

e0033570_16175199.jpg『帰ってきた 帰ってきたウルトラマン』、『僕らのウルトラマンエース』、『タロウタロウタロウ ウルトラマンタロウ』、『心にウルトラマンレオ』と<検証・第2次ウルトラブーム>と題したシリーズ物を出していたタツミムックの新刊です。題名は<検証・ウルトラシリーズ>と変更されましたが。

『ウルトラマン80』は結構リアルタイムで見ていたんですが、中学校の教師とUGMの隊員という二足の草鞋を履くという主人公の設定が、当時の『3年B組金八先生』などのブームに迎合しているようでイヤだったんですよね。
よしんば学校の先生という設定に拘るのならば、UGM隊員である必要性はなかったんじゃないかと。
例えば副主人公格のキャラクターを用意して彼(もしくは彼女)を隊員にするとか、隊長と個人的な知り合いなので事件が起きた時に協力する関係だとか、色々と持って行きようはあったんじゃないかと妄想するのですが、これは今だから許せるシチュエーションでしょうか。

また『ウルトラマンタロウ』や『ウルトラマンレオ』の頃の、悪いクオリティだけ受け継いでしまっているかのような脚本も散見され、見ていても素直に作品世界に入り込めないエピソードも少なくありませんでした。
勿論秀作もありますし、逆に『レオ』あたりとは比較にならないくらいクオリティのアップした特撮シーンなど見所も沢山あります。
それに主人公の矢的猛を演じていた長谷川初範も、好感が持てて大好きでした。

まぁそれよりも、ぶっちゃけた話、80のデザインがどーしても好きになれんのです!(爆)
あとは劇中年代が「1980年」というリアルタイムなのも、個人的にはマイナス・ポイント。
これは完全に個人の趣味の問題ではありますが、現実には起こりそうもない事件、は兎も角として、実際には実現していないテクノロジーなどを平気で出されてしまうと、どうしても白けてしまうのです。
これが「198X年」だとか、年代をぼかした近未来ということなら充分受け入れられるのですがね・・・。

等々、『ウルトラマン80』という作品に対する不満点ばかり挙げてしまいましたが、単独でこの作品を取上げた研究本は皆無ですし、資料的価値もありますので、シリーズのファンなら持っていても損はない一冊ではあります。
しかし!
『帰ってきた~』『A』『タロウ』『レオ』そして『80』・・・・・・何か忘れちゃいませんか?!
そうです!
早く『ザ・ウルトラマン』の検証本を出してくれェ~!!
アニメーション作品だということで不当に低く評価されていますけれど、これこそシリーズ中の最高傑作!
・・・とまでは言いませんが(苦笑)、自分の中ではかなり上位にランクインしている作品です。
次こそ頼みますよ、辰巳出版さん
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by odin2099 | 2006-02-10 06:05 | | Trackback | Comments(6)
タイに「ウルトラマンの街」が出来るかも?
――というニュースが流れてから、この作品が急に見たくなったのでビデオを引っ張り出してきた。
まだ友好関係にあった頃の(笑)円谷プロと、タイのチャイヨー・フィルムとの合作作品で、製作されたのは1975年。
ビデオソフトやLDは出たけれど、最近の訴訟問題のゴタゴタを考えるとDVD化は難しいだろうなぁ。
これも封印作品の仲間入り

e0033570_23532318.jpg両社の合作第1号は『ジャンボーグA対ジャイアント(仮)』という作品で、これはタイの映画のヒーロー『ジャイアント』と円谷製作のTVヒーロー『ジャンボーグA』とのジョイント企画で、これがあちらでは大ヒットとなったらしい。
そこで第2弾として作られたのが、タイの伝説のヒーロー(叙事詩「ラーマヤーナ」などに登場している)とウルトラ兄弟の共演作『白猿ハヌマーン&ウルトラ兄弟』で、これまた大ヒットしたのだが、どちらも日本では公開されることはなかった。
余談だがこの作品には続編があり、そちらではなんとハヌマーンと1号からXまでの5人の仮面ライダーが共演しているのだとか?! 

日本ではその存在が殆ど(というか一般には全く)知られていなかった作品だったのだが、折からの<第3次ウルトラ・ブーム>に乗っかって、かつてのTV版『ウルトラマン』を再編集した劇場版『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』が1979年春に製作され、公開されることになり、その併映作として急遽タイからネガを空輸し、再編集を施して仕上げたのがこの『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』なのである。
東京や大阪などではオマケではなく、GWに単独で上映されている(厳密に言えば単独ではなく、TV『ウルトラマンレオ』からセレクトされたエピソードがオマケに付いていた)。

音楽は『ウルトラセブン』のBGMと、それを再構成した『交響詩ウルトラセブン』のものに差し替えられ(といいつつ、何箇所かオリジナルのBGMが残っている)、円谷皐社長(当時)自ら作った主題歌をささきいさおが歌っているが、これが見事に画面に合っていない
『実相寺ウルトラマン』が、オリジナルBGMの他に、再構成した『交響詩ウルトラマン』を劇中に挿入し、かつ御馴染み「ウルトラマンの歌」を新アレンジでささきいさおに歌わせていたので、それとのセットということなのだろうが、選曲者のセンスを疑う出来だ(実際両作品の主題歌はカップリングでシングルレコードが発売され、交響詩もカップリングでLPレコードが出ていた)。

監督は後に東映のTVヒーロー物を数多く手掛けることになる東條昭平
日本公開にあたっては、おそらく短縮されていると思われ、能うならばオリジナルの状態で見てみたいとも思うのだが、今となっては正規のルートでは叶わぬ夢か。

で、この作品を邦題のイメージで期待して見ると、きっと裏切られた気分になること間違いナシ。
そもそも主人公はハヌマーンで、ウルトラ兄弟は土壇場で助っ人として出てくるゲスト扱いだし、全編を漂う宗教色の強さは日本人からすれば違和感タップリ。

太陽が地球に近付きすぎたため、気温が上昇し、雨が降らずに人がバタバタ倒れているというのが物語りの発端なのだが、これを何とかしようとする科学者の実験が失敗して大爆発が起き、地下から怪獣が復活してしまう。
復活してくるのはゴモラ、アストロモンス、タイラント、ドロボン、それにダストパン・・・ってアンタ、ウルトラシリーズじゃなくて『ミラーマン』の怪獣じゃありませんか。
また、その実験基地にはZATやSAF(『ファイヤーマン』)や、後はSAT(『トリプルファイター』)だか電特(『緊急指令10-4 10-10』)だかの怪しい制服を身に着けた連中が右往左往しているし、指令を下している部屋はどう見てもMACステーション。このあたりで純粋な(?)ウルトラシリーズファンは、もう耐えられなくなってくるんじゃないかな。

ハヌマーンは、仏像泥棒を追って殺されてしまったコチャンという少年と一体化しているのだが、登場して先ず最初にやることといえば、この泥棒への復讐。
「仏様を大切にしないヤツは死ぬべきなんだ!」と、いくら悪人相手とはいえ、散々なぶりものにしてから踏み潰したりするダーティーさを発揮し、変身する時も、巨大化する時も、戦いの合間にさえ踊りを忘れないというワイルドなキャラクターなのだ。
う~ん、仏様の教えってそんなに過激だったっけ?

一方、実験が失敗しちゃって、さてどうするの? というと心配御無用!
なんとハヌマーン様が直々に太陽さんの元へ行き、「お前は地球に近付きすぎだから、もっと離れてくれ!」と直談判。
すると太陽さんもスンナリと自分の非を認め、あっさり引き下がってメデタシメデタシ。
ん?何かおかしいと思いました? 実は太陽さんは擬人化されて出てくるんですな。
・・・頭痛い。

なのでこれから見ようと思っている人は、心して見るように。
「ウルトラマン」を見るんだと思わず、珍しいタイの映画を見るんだという寛容な気持ちを忘れずに!
そう、珍品中の珍品。
実際この作品の意義といえば、ウルトラシリーズ初の劇場用新作映画だということのみにあるといっても過言ではない。
それまでもウルトラシリーズが劇場に掛かったことはあったが、それはTVシリーズの1エピソードそのままだったり、或いは複数のエピソードを再編集したものだった。
ところがこの作品は『帰ってきたウルトラマン』や『ウルトラマンタロウ』などから特撮シーンなどを流用してはいるものの、初めから劇場用作品として作られているという記念碑的な作品なのである。
その後、劇場用新作としてのウルトラが、1996年の『ウルトラマンゼアス』まで作られなかったことを考えれば、そこに至る道程が決して平坦ではないことがわかると思う。


ところで、タイに出来るという「ウルトラマン博物館」には是非ともハヌマーンも展示して欲しい!
残っているのなら、あの飛び人形も!!
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by odin2099 | 2006-01-22 22:28 |  映画感想<ア行> | Trackback(4) | Comments(4)
タイの古都アユタヤの郊外に、「ウルトラマンの街」が誕生するというニュースが出ていました。
ウルトラヒーローや怪獣の模型を展示する博物館などを建設するというお話で、6月までに着工して2009年にオープンするという計画なんだそうです。

で、問題なのは計画しているのがタイの映画会社ツブラヤ・チャイヨーだということです。
この会社のソムポート会長はかつて円谷プロに資金援助したことがあり、その見返りに『ウルトラマン』をはじめとするシリーズ作品の海外での利用権を譲られた、という経緯があります。
ところがその契約は無効だと主張する円谷プロ側とここ数年訴訟問題に発展していたわけですが、一昨年に日本の最高裁は利用権を認める判決を出して、円谷プロは敗訴しているのです。
ということで、あちらとしては堂々と建設計画を進めているようですが、はたして円谷プロ側はこのままスンナリ認めますかどうか

個人的には、チャイヨーが作ったオリジナルの『ウルトラマンミレニアム』等の作品も正規のルートできちんと見てみたいし、封印されてしまった合作映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』も、もう一度正式にリリースして欲しいのですが。
やっぱり難しいのかなぁ・・・。
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by odin2099 | 2006-01-14 21:18 | ヒーロー | Trackback(3) | Comments(4)
来夏公開予定で製作が進められているようです。
来週末には神戸ポートアイランドでロケ撮影も行われるようですが、
というと、これはボツになった『ULTRAMAN2』の再始動?
あれも、震災から復興なった神戸を舞台にする、というような内容がアナウンスされていましたけれど。

映画の『ULTRAMAN』はコケて、TVの『ウルトラマンネクサス』は打ち切り
ということで、もうウルトラも終わりかなぁと思っていたんですが、
現在放映中の『ウルトラマンマックス』で何とか持ち直して、
後番組の企画(『ウルトラマンメビウス』?という噂が飛び交っております)も進んでいるとのこと。
やっぱり嬉しい話ですね。

にしても、『ネクサス』も『マックス』も全く見ておりません。
そろそろ見ないといけないなぁ(といいつつ、実は『ウルトラマンコスモス』も途中から見てないけど)。
映画は見に行くと思いますが、期待はしてません(苦笑)。
オール・ウルトラマン物だったら期待するんですが、それはないだろうな・・・。
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by odin2099 | 2005-11-27 09:25 | 映画雑記 | Trackback(1) | Comments(6)
この題名でピンとくる人も多いでしょうが、現在発売中の「FLASH」では、何故この作品が放送禁止となったのかを調査したルポと、袋とじの再現スチールを掲載しております。
今まで当時のスチール写真や、フィルムからの抜き撮り写真を掲載した本はありましたけれども、このためにわざわざ作ったのか、それともどこかから借りてきたのか、着ぐるみを使って対決を再現したのは初めての試み。それに当事者のコメントを取ったり対談を実現させるなど、なかなか意欲的な特集になっております。

僕は以前、この作品を見たことがあります。
個人的には、特に放送上不適当な表現があるようには思われませんでしたし、また一部ファンが騒いでいるほど飛びぬけて優れたエピソードとも思えませんでした。
色々な意味で一人歩きしている感じです。
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by odin2099 | 2005-11-08 22:10 | ヒーロー | Trackback | Comments(0)
ウルトラの母ことペギー葉山さんのご主人としても知られている、俳優の根上淳さんが亡くなられました。
自分にとっては表題通り、『帰ってきたウルトラマン』第22話から登場したMATの2代目隊長・伊吹竜が強く印象に残ります。
ウルトラシリーズ縁の役者さんの訃報も度々耳にするようになりましたねぇ・・・。
ご冥福をお祈り致します。
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by odin2099 | 2005-10-25 19:34 | ヒーロー | Trackback | Comments(0)
仮面ライダーのコミカライズ(『仮面ライダーSPIRITS』)がウケているから、それじゃあウルトラマンも、と思ったかどうかは定かではないが、同じ「マガジンZ」誌上で連載が始まった新たなるウルトラマン物語。
シリーズの続編かつ『仮面ライダーZX』のリメイクである『SPIRITS』とは違い、こちらは題名どおり『ウルトラマン』の前日談。かつて70年代に、内山まもる、かたおか徹治らが小学館の雑誌で発表したような番外編エピソードということになるが、絵柄の雰囲気などは居村眞二のものに近いか。

e0033570_22511392.jpgプラズマ太陽によって一度は救われたものの、何者かの干渉により突然変異で異形の姿となってしまった光の国の住人たちは、その影響によって、恐ろしいまでの凶暴性・攻撃性を身に着けた動植物たちの暴走を食い止めるのが自分たちの使命だ、と全宇宙に散らばっていく第1話に始まりゾフィーやセブンの過去話と続いていくが、今のところこれといった新鮮味はない。本編への登場はまだないが、早くもレオやアストラが出ているのが興味深く、どの時点でM78星雲の住人たちと絡んでくるのかはちょっと気になる。

気になると言えば、その他大勢のウルトラ戦士の中にティガ、ダイナ、あるいはガイア系のデザインが混じっていること。彼らとの関連性も描いていくのだとすれば、これはチェックし続けていく価値はありそうだ。いっそのこと、コスモスやネクサス、マックスらも登場させてオール・ウルトラマン物に仕上げてくれれば嬉しいが、そこまで望むのは酷だろうな。
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by odin2099 | 2005-10-14 06:21 | | Trackback | Comments(0)
「ウルトラマン」の著作権を侵害されたとして、円谷プロが北京市内のデパートを相手取って損害賠償を請求。
一方のデパート側は、訴えるならメーカー側であって小売業者を訴えるのは不当だと反論。
結局北京の地裁は、デパートに過失はないとして円谷プロの訴えを退けた。

――これが昨日のニュース。なんだかやればやるほど虚しくなる気がしますねぇ。

確かに中国では「ウルトラマン」の海賊版製品が横行、中国進出を目論む円谷サイドが放っておけないのもわかりますが、いきなりデパート訴えてもどうなるものでもないでしょう。
それにこのお店は、例のタイの企業(チャイヨー)が許可して中国のメーカーが作ったオモチャを売っていたわけですが、問題のタイ企業が海外での「ウルトラマン」の権利を持ってることも法的に認められちゃってるんですからねぇ。最高裁で円谷プロは敗訴してるし。

ここ数年は、海外での権利関係での敗訴、当時の社長のセクハラ&パワハラ、お家騒動、番組打ち切り、映画製作中止、社屋移転騒動、その他色々なゴタゴタを抱えて良いところナシ。
もう少し違った解決方法はないもんですかねえ・・・?
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by odin2099 | 2005-08-08 22:51 | ヒーロー | Trackback | Comments(0)
ちょっと気が早いような気もしますが、7月スタートの新番組の告知がありました。
しかし7月ということは、一年間の予定だったはずの『ウルトラマンネクサス』は、噂通りの打ち切りってことになりますかね。
視聴率が悪くてオモチャの売行きも芳しくないとなれば致し方ないですが、長年のウルトラエイジとしては寂しい限り。
イベント展開のウルトラマンノア、劇場版『ULTRAMAN』、そして『ネクサス』とクロスオーヴァーさせた”Nプロジェクト”も結局なんだったんでしょう?
一方の仮面ライダー・シリーズが、今正に第二の(?)黄金期を迎えてる状況と比較すると、尚更そう思います。

新ヒーローのデザインは、ウルトラセブンをウルトラマン風にアレンジした、あのウルトラマンジャスティスの路線を更に推し進めた感じ。
ストーリーも直球勝負で、バルタン星人、ゼットン、レッドキング、エレキング、ピグモンら人気怪獣も復活するそうです。
出演は青山草太、長谷部瞳、ショーン・ニコルスらに加えて、黒部進・桜井浩子の名前も。
監督には金子修介、三池崇史らも参加ということで、こりゃ背水の陣ですねぇ。
どことなく『ゴジラ/FINAL WARS』同様のニオイがするのが不吉ですが・・・(苦笑)。
もしかするとシリーズ最後だったりして

しかし平成ウルトラ・シリーズに欠けてる娯楽要素の一つは、歴代ウルトラ戦士の客演がないことだと思います。
ヒーローの矮小化に繋がるとして批難する声もあるけど、ライバル戦士や偽ウルトラマン出し続けるよりは良いんじゃないでしょうか。
度々やられりゃ興醒めするだろうけど、ポイント絞って理屈抜きで初代ウルトラマンやゾフィー、セブン、エース、ティガ、コスモスらと競演させてみれば、子供たちも喜ぶだろうになぁ。

公式サイトは早くもオープン。ちょっと応援してあげたい新ヒーローの誕生だ。
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by odin2099 | 2005-04-21 22:02 | ヒーロー | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_819515.jpg子供向けではなく一般向けの「ウルトラマン」映画を、ということで作られた作品。そのため従来なら必ず設定されていた防衛組織は排除され、時代設定も現代で主人公も空自の(元)パイロットという現実世界に即したリアルなものに設定された。またこの主人公が、30代半ばで妻子持ちであるという設定も斬新。

物語は初代『ウルトラマン』の現代版リニューアルと呼べるもので、宇宙から飛来した赤い物体と遭遇した主人公がウルトラマンと一体化し、同様に青い物体と遭遇することで怪獣化してしまった存在と戦うというもの。ここまでストレートにオリジナルの『ウルトラマン』をトレースするならば、ザ・ネクスト(最初に出現した怪獣=ザ・ワンに対し、劇中ではウルトラマンはコードネームでこう呼ばれている)のデザインはゴタゴタし過ぎているのが気になるが、これも考えようによっては『ウルトラマン』に遡る企画『科学特捜隊ベムラー』や『レッドマン』の名残と捉えることも出来る(これらの段階では正義の超人というより、人類に味方するモンスターというイメージだった)。

e0033570_8191945.jpgメインの登場人物が揃いも揃って表情に乏しく生硬な演技を見せること、それに音楽が作品と乖離し過ぎている点が大きなマイナス・ポイントだが、意欲作としては評価したい。ただ肝心の一般客にアピールするには至らず、相変らず観客は”チビっ子”と”大きなおともだち”に限定され、しかも客席はガラガラ。にもかかわらず、来冬には第二弾の製作が決定したようで最後に告知が流れるのは如何なものか。元々公開予定が二転三転(夏から春に繰り上がったものの結局は年末へ延期)したこと自体が、今現在のウルトラマンが置かれている厳しい状況を如実に示していると思うのだが。
そういえば大義のためとはいえ自衛隊が民間人を拘束、監禁し、あまつさえ発砲するような映画によく協力したものだ。

ところで劇中では全く触れられていないが、この作品は現在TV放映中のシリーズ『ウルトラマンネクサス』のプロローグ編にあたるのだとか。これからTVの方で映画とのリンクが描かれて行く予定だそうである。
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by odin2099 | 2004-12-25 22:15 |  映画感想<ア行> | Trackback(4) | Comments(2)

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