【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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続いて「ファーストガンダム」第二部へ。
前作(第一部)はただTVのエピソードを繋いでいるだけと感じたが、この第二部は映画作りに対する慣れも出てきたのか一味違ったものに。

e0033570_19531000.jpg映画化にあたって加えられた新作シーンも、前作ではTV版のリテイクの意味合いが強かったが、今回は映画版独自のカットも用意され、更に映画用に作られた新主題歌が印象的に使われていて、TV版から少なからず飛躍した感じを受ける。

もっともこの<特別版>では、第一部の時点から音楽面がほぼ全面的に刷新され、三部作共にTV版とも旧映画版とも全く違うものに仕上がっているので、第二部なりの独自性は若干薄められているのだが。

ストーリーは、「ホワイトベースの行動を中心に、それに絡んでくるジオン軍」という図式で押していった前作に比べると、ランバ・ラルとの戦い、黒い三連星の攻撃、オデッサ作戦、ハモンの復讐戦、カイとミハルの悲恋(?)、ジャブロー攻略…と様々なエピソードが次々と展開されるので忙しないが、佳境に差し掛かってる感は味わえる。

【ひとりごと】
レビル将軍、モービルスーツとか言っちゃってるよ。なんでアフレコ時にリテイクしなかったのかな。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-11-14 22:44 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI/誕生 赤い彗星」を見ると、「機動戦士ガンダム」本編も見たくなってくる。
ということで「ファーストガンダム」を<特別版>で。

この作品、映像部分はそのままで音の部分をリニューアル。
BGMは全面的に差し替えになり、効果音も変わり、そして再アフレコも敢行。
一部のキャストは変更になり(といっても既にTVシリーズを劇場版にする際に一部のキャストが交代になり、更に2作目、3作目と作られる過程で途中交代もあるのだが)、台詞も微妙に変わったりで違和感の方が強いのだが、それも二度目ともなると慣れも出てきてあまり気にならずに愉しめた。

e0033570_19571802.jpgそれよりも「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」から見ると、アムロもカイもガルマもまるで別人。
あのガルマじゃ周囲の反対を押し切ってイセリナと恋愛する余裕はなさそうだ。
ランバ・ラルとハモンも別人だし、シャアとセイラも…いや、この二人が一番違和感ないか。

「ファーストガンダム」から入った人が「THE ORIGIN」を見ると、キャラの改変ぶりに「あれあれ」と思うだろうし、そちらに慣れると今度は「ファースト」を見た時にやはり「あれれ」と感じるんじゃないかと思うけれど、逆に「THE ORIGIN」から入った人は「ファースト」を違和感なく見られるんだろうか。

アムロがガンダムのマニュアルを抱えていたことに気付かないテム・レイ?
リュウが余計な声掛けをしなければ、注意力を削がれたパオロ艦長が負傷することはなかった?
モニターに映ったアムロの顔を見ても無反応のブライト。テムの息子の写真、見せられてたけど覚えてない?
お互いの顔が認識し辛いくらい離れているのかと思いきや、シャアはセイラ銃を蹴り落とせるくらいに近い?

以前から気になっていたけど、改めて見ると色々思うところはあるわな。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-11-11 19:58 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
いよいよ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」も最終章。
一時はいわゆる<ファーストガンダム>の部分にまで踏み込むような話も聞かれたが、結局は「前史」を描いたところで終了。
もしこのまま「本編」に突入していたならば完結まで何年かかることやら。
「前史」だけで6話分費やしたのだから、<ファースト>の劇場版三部作程度にストーリーを刈り込んだとしても同程度、あるいは余裕で10話越えくらいにはなりそうなので、妥当な判断だったかも。
まあ、それはそれで「安彦良和新解釈版」として見てみたいのだが。

e0033570_22532571.jpg最後ということで、「本編」でメインを張るキャラクターたちが続々と登場。
やっと「ガンダム」の物語が始まるのだな、という期待感もあるが、<ファーストガンダム>とのキャラクターの違いもあって、このまま<ファースト>を続けて見ても違和感の方が強いだろうな、という懸念もある。
コミック版にどの程度忠実なのかはわからないが、幼すぎるガルマ、反対に大人びて見えるアムロ、当初からアムロと衝突しているカイ、etcetc…
やはりこのまま「ガンダム THE ORIGIN」として続けて欲しいものだ。

ところでBlu-rayには例によってオーディオコメンタリーが収録されているが、今回の顔触れは安彦良和、藤野貞義、潘めぐみ、渡辺明乃、福圓美里、新井里美という第一部と、三宅健太、喜山茂雄、一条和矢、松田健一郎、土屋トシヒデ、それに谷口理プロデューサーの第二部との二本立て。
一部は女子会、二部は野郎共が大騒ぎ、とどちらもウルサイウルサイ。
ただ二部のメンバーの方が作品に即したコメントが多かったのは、キャスト陣が出演者でありながら「ガンダム」ファン故だったのだろう。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-10-29 22:57 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
ルウム戦役、艦隊戦力において圧倒的に優勢とみられていた連邦軍だったが、ジオン軍が投入したモビルスーツ部隊の威力は目覚ましくドズルは艦隊戦を制し、敵将レビルを人質とする。
デギン公王はこの機に乗じて優位な条件で早期講和を望むが、ギレン総帥はこれを一笑に付し、国民に対して連邦への反抗意識を焚きつけていった。

デギンは密かにレビルと交渉、更にキシリアに望みを託すが、表向きデギンの意を組んだかのような行動をとったものの、実のところ彼女は連邦との戦争継続を望んでいた。だがその行き着く先はギレンとは違う。ジオン側の全権大使となったマ・クベにだけキシリアは本意を告げるのだった。

e0033570_22342167.jpg連邦とジオンとの間で休戦協定が結ばれようとしている最中、捕虜となっていたレビルが脱走し帰還。ジオンに対して徹底抗戦を呼びかけ、これを聞いたデギンを激高させるのだった。
その頃ドズルは、シャアに連邦のモビルスーツ開発計画=「V作戦」を探る任務を与える。時を同じくしてホワイトベースがサイド7へ入港しようとしていた。

ルウム会戦の働きでシャアは「赤い彗星」という異名を取り、南極条約、レビル将軍による「ジオンに兵なし」の演説…と続くとあたかも歴史ドラマを見ているかのよう。架空とはいえ40年近く慣れ親しんできた「機動戦士ガンダム」という作品の、本編では直接語られない背景(バックボーン)が遂に映像化されるということは、ある意味歴史ドラマを見ているのと同じようなものだろう。

100年、500年、1000年前の歴史の教科書に書かれている事象と、高々数十年前に作られたフィクション、それも”漫画”世界の作りごとを同列に扱うのは歴史に対する冒涜行為だと非難されそうだが、若い人にとって見ればどちらも自分にとって生まれる前のことであれば、さして抵抗のない考え方ではないだろうか。

ラストシーンに「And,now Gundam begins」とメッセージが流れ、このOVA版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 」はひとまず完結。
機運が高まれば更なる続編製作の可能性も皆無ではないようだが、最後までガンダムが登場しない「ガンダム」物語、その稀有なプロジェクトの完走を先ずは喜びたい。




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by odin2099 | 2018-05-07 22:38 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(2)
第二部の<ルウム編>に突入。
一年戦争が開戦し、「ファーストガンダム」冒頭で描かれる”前章”の部分がじっくりと描かれることに。
我々の知る「ガンダム」本編開始まであと僅か、というところまで来ている。

e0033570_19470760.jpgしかしこの作品が公開された頃には、第七弾以降の製作、つまり外伝が終わりいよいよ本伝、実質的な「ファーストガンダム」のリメイクにも踏み込むという話が伝えられていたが、あれから半年以上経った現在では今回公開される第六弾でもって「ガンダム THE ORIGIN」は完結とのこと。思ったような支持が得られなかったのか、スケジュール面などでフォローし切れなかったのか、期待させただけに残念である。

上映時間は63分、58分、68分、68分ときて本作は84分と、既にOVAのイベント上映の枠を越え、作画も音響も堂々とした劇場作品のクオリティ。これを維持しながら本伝も製作して行くというのは至難の業故の勇気ある撤退ということなのかもしれない。
実際に作るとしたら何本ぐらいでまとめ、それを何年かけて作るのかというのが大きな問題になるだろうし。

さて今回のお浚いは、どうせならと「オーディオコメンタリー」付きで見ていたのだが、そのメンバーというのが
 I:田中真弓・池田秀一・潘めぐみ(前半) 安彦良和・西村博之・鈴木卓也・谷口理(後半)
 II:安彦良和・池田秀一・潘めぐみ・関俊彦
 III:池田秀一・柿原徹也・潘めぐみ(前半) 安彦良和・藤野貞義・西村睦弘(後半)
 IV:安彦良和・隈沢克之・池田秀一・早見沙織
   喜山茂雄・一条和矢・松田健一郎・土屋トシヒデ・谷口理
 V:安彦良和・藤野貞義・古谷徹・銀河万丈・古川登志夫
   三宅健太・喜山茂雄・一条和矢・松田健一郎・土屋トシヒデ・谷口理
という面々。
「I」と「III」は前半と後半でメンバーが入れ替わり、「IV」と「V」は2種類が収められている。

安彦総監督の裏話ネタは興味深く、またランバ・ラルや黒い三連星ら濃いメンツの時や、古谷・古川・銀河らレジェンド勢揃いの時は非常に盛り上がるのだが、その反面で池田秀一や田中真弓らはオーディオコメンタリー向きではなく、何れも潘めぐみが孤軍奮闘しているのが気の毒だな、という印象しかない。
また前後半でメンバーが入れ替わるのは消化不良と欲求不満が溜まるので望ましい形式とは思えない。
さて、最後の「VI」は誰が登板するのやら。向き不向きがあるので人選は慎重に。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/26021109/




「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は完結だが、今度は思いがけず「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の続編が製作決定。福井晴敏もガンダム→ヤマト→ガンダムと忙しいことだ。間にキャプテンハーロックも手掛けていることを考えると節操がないというか。
更に「閃光のハサウェイ」のアニメ化も企画されてるのは嬉しい。この勢いで「クロスボーン・ガンダム」「ガイア・ギア」も是非。それにそろそろ「Gセイバー」も正史に加えたら如何なものか。




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by odin2099 | 2018-05-04 19:57 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<シャア・セイラ編>の完結となる第四弾。
といってもセイラは登場しない。また安彦総監督の裡では二作目までが<シャア・セイラ編>という扱いだそうで、この四作目も当初の副題は「誕生 赤い彗星」だったとか。この副題は今度上映される六作目で使われている。

e0033570_15074685.jpg今回のポイントの一つはシャアとララァとの出会いだが、むしろ物語上での比重の大きさからいえば、共和国から公国へ転じ開戦に至るジオンの国情と、ジオン・地球連邦双方のモビルスーツ開発秘話。
ミノフスキー博士のジオンから連邦への亡命劇と、それに絡むテム・レイの葛藤、そして”もう一人の主人公”であるアムロ・レイや、後に彼と共にホワイトベースのクルーになるメンバーの出会いが丹念に描写されている。
序盤と終盤に出番が集中してしまい中盤では殆ど見せ場のないシャアは、主人公でありながらやや割を食ってしまった感がある。

いよいよ一年戦争の幕開け。
そしてこれまではガンダムの出てこない「ガンダム」物語だったが、遂に最後に登場。もっともまだ設計図の段階だが。

史上初のモビルスーツ戦に挑むジオンのパイロットは、シャア、ランバ・ラル、そして黒い三連星。後のトップエースの共演、オールスター勢揃いのドリームチームだが、個性が強すぎるので本来の意味での”チーム”としては機能していない。

【ひとりごと】
既存作品の”前史”を新たに語る場合、後のシリーズ作品やスピンオフ作品の要素を取り入れるケースもあるが、それを考えた場合にこの「THE ORIGIN」に、ジョニー・ライデンやアナベル・ガトーらをチラとでも登場させてみるのも一興だったかも知れない。
勿論熱心なファンは嫌がるだろうが。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/24955006/




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by odin2099 | 2018-05-03 15:11 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
いよいよ歴史の歯車が回っていくな、と感じさせる第3弾。
エドワウ・マスことキャスバルはまんまとシャア・アズナブルになりすまし、監視の目を掻い潜ってジオンへ。そしてザビ家の末弟ガルマと親交を深めていく。

e0033570_17243367.jpgエドワウとシャアが瓜二つなのは、当然四六時中監視していたザビ家サイドの面々も承知していた筈。なのに何故二人の入れ替わりに気付かないのかは合点がいかないが(少なくても疑う人物の一人や二人が出てきても良さそう。そんなに無能な集団なのか)、ご都合主義と言われようがそうでなければ物語が先へ進まないので致し方ない。

そしてシャアの正体に疑念を抱くのが、本物のシャアの旧友リノ。
しかし久しぶりの再会だということもあるが、最初のうちは入れ替わりに気付かないのだから、この二人は想像以上に似ていたということになる。となればザビ家も”影武者”くらいのことは頭をかすめなかったものかなあ。

「レディ・プレイヤー1」ではRX-78ガンダムが参戦していることで話題になっていたが、この物語ではまだガンダムは誕生していない。
ガンダムの出ない「ガンダム」の物語は更に続いて行く――。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/24398267/




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by odin2099 | 2018-04-30 17:31 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19382483.jpg第一部のキャスバル・ダイクンは田中真弓が演じていたが、第二部のエドワウ・マスとして池田秀一が登場。
わざわざオーディションを受けて決定、更にアフレコの際には一度OKが出たにも関わらず、自ら希望して録り直しを敢行、とその意気込みは買うものの、最近は頓に声に年齢が出てしまっているので、10代の若者の役としてはかなり厳しい。
特に同世代のキャラクターとして出てくる”本物の”シャア・アズナブルを演じている関俊彦と比較するとその差は大きいが、この辺りは神聖にして侵すべからざる領域なのだろう。

アルティシア・ダイクンからセイラ・マスに代わっても潘めぐみは続投で、こちらは無理のないところ。
ファーストガンダムでララア・スンを演じた潘恵子の娘がセイラ役というのは、完全に話題先行のキャスティングだろうと高を括っていたが、その微妙な健気さを表現した演技は大いに評価出来る。
もっとも、これは演出の関係もあるのだけれども、後の――つまり我々の知る――ファーストのセイラ、井上瑤の演じたセイラとはイメージが繋がらないという欠点もある。
まあ、これはハモンも同じだが。

ラストにはファーストガンダムでも回想シーンとして描かれたキャスバルとアルティシア、兄妹の別れがあり、流れてくる音楽も同じメロディ。
ファーストを知っていれば「ここで繋がった」と感慨も新たではあるが、やはりこの作品はファーストガンダムのプリークエル(前章)ではなく、あくまでも安彦良和の解釈によるリブート版。その違いを愉しむ余裕があるか、それとももどかしく思うか、それによって作品の評価も大きく変わってこよう。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/23829909/





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by odin2099 | 2018-04-25 19:54 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
つい最近のように思っていましたが、気が付くと3年も前の作品になってました。
来月公開の6作目でひとまず完結ということのようなので(あれ?7作目以降もやるって前回言ってなかったっけ?)、まとめて見ることにします。

この物語は最初の「機動戦士ガンダム」――<ファースト・ガンダム>の前章にあたります。
といっても何十年も前ではなく、せいぜい10年ほど前。キャスバル・ダイクン、後のシャア・アズナブルがまだ少年の頃、のお話。
キャスバルが、そしてその妹アルティシアが、如何にして「ガンダム」本編におけるシャアに、セイラ・マスになっていったのかが描かれていきます。

e0033570_23335946.jpgしかしこの作品がユニークなのは、安彦良和による漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を原作にした作品だということ。
正伝「機動戦士ガンダム」と同じサンライズ製作によるアニメーション作品ではありますし、安彦良和といえばファースト「ガンダム」のアニメーション・ディレクター、言ってみれば絵作りの総責任者、メインスタッフ中のメインスタッフなわけですが、それでも公式な「ガンダム」の前章ではなく、あくまで二次創作なんですね。

その為に「ガンダム」本編とは矛盾する箇所もありますし、ストレートに「ガンダム」本編に繋がるようにはなっていません。今後の展開如何によっては「ガンダム」のリメイク、リブート作品の序章と位置付けられることになるかもしれませんが、現在までのところではちょっと類を見ない存在と言えるでしょう。

純粋な劇場用作品ではなく、あくまでBlu-rayを売るためのイベント上映という形で劇場公開された作品ですが、そのクオリティは劇場用作品並み。キャラクターもきちんと芝居をしています。
またファースト「ガンダム」のBGMが何曲か流れるのも、古くからのファンには「あの時代」の気分に浸れる有難い配慮。この作品に先駆けて作られた「機動戦士ガンダムUC」もそうでしたが、ここで完結と言わず、これからも腰を落ち着けてじっくりと作っていって欲しいものです。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/22848100/




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by odin2099 | 2018-04-11 23:45 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
渡辺宙明、伊福部昭、佐藤勝に続いて今年4本目のスリーシェルズ企画のコンサートへ。
会場は新宿文化センター、演奏は松井慶太指揮のオーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:三宅政弘)、特別ゲストが前川陽子、トークゲストが藤田純二、司会は貴日ワタル、アシスタントが向井理絵

オープニングは前川陽子の歌う「キューティーハニー」
この人のパワフルヴォイスは衰え知らず。歌い方の変化は致し方ない面もあるものの、それほど崩すことなく当時のイメージ通りに歌ってくれるのはファンとしては嬉しいことだ。

続いて「白い巨塔」組曲
何度か映像化された作品だが、渡辺兵夫が担当したのは1978年に田宮二郎主演で作られたドラマ版。ただ残念乍ら一度も見たことがなく、よってこの音楽も今回初めて聴いた。時期的には「機動戦士ガンダム」の前年ということもあり、ちょっと似た感じのフレーズもあるなと感じた。

e0033570_21542531.jpg次が「バカ田大学校歌」(♪都の西北 早稲田の隣り~というアレ)、そして「天才バカボン」組曲
再放送で見てはいたけれど、どちらかというと「元祖天才バカボン」世代なもので音楽には殆ど聴き覚えなし。

そして一部のラストは「巨人の星」組曲
今回のコンサートで演奏される組曲の中ではおそらく最長。構成者の趣味剥き出しといったところだが、途中に青雲高校の応援歌「青雲健児の歌」も挟み、ドラマティックに盛り上がる曲あり、リリカルでセンチメンタルな曲あり、緊迫感溢れる曲あり、と聴いているだけで場面が浮かんでくる。外連味溢れる大仰な演出は、これらの名曲が支えていたのだと改めて感じた。

第二部は渡辺兵夫が手掛けた主題歌の数々からスタート。
「アルプスの少女ハイジ」の主題歌「おしえて」「フランダースの犬」「よあけのみち」をそれぞれインストルメンタルで演奏した後は、再び前川陽子登場で「魔女っ子メグちゃん」
欲を言えば「ハニー」も「メグちゃん」も、オープニングテーマだけじゃなくエンディングテーマも歌って欲しいところだけれども、それは次回のお楽しみにとっておこう。

そして「機動戦士ガンダム」組曲
この作品は弟子にあたる松山祐士との共作なので、当初は渡辺兵夫の曲のみで構成する予定だったらしいが、作品全体から選曲することに方針転換。
結果、割合としては殆ど松山祐士の曲ばかりになったものの、「ガンダム」の代表曲は概ね網羅されていると言えそう。こちらもいつか完全版の組曲を聴きたいものである。

アンコールは例によって皆で歌おうという趣向。
「機動戦士ガンダム(翔べ!ガンダム)」、「巨人の星(ゆけゆけ飛雄馬)」、「天才バカボン」を歌った後で、前川陽子を迎えて「魔女っ子メグちゃん」と「キューティーハニー」。
最後まで元気一杯、トークもノリノリの前川さんだった。

演奏は相変わらず素晴らしいものだったが、気になったのは客の入り。
このホールは1800席ぐらいあるのだが、どれくらい入っていたのだろうか? 二階席の様子はわからないが、一階席は半分も埋まってなかった印象。
アンコールもいつもは総立ちだが今回は斑でノリも悪く、アンケートによれば二回目開催の可能性もあるようだが、これでは実現は難しそうだ。

都合がつき、無事にチケットが取れれば、年内にもう一度スリーシェルズのコンサートに行く予定。こちらは満員盛況となるかどうか。

そういや今回も宙明先生いらしてましたな。


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by odin2099 | 2017-09-03 21:57 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
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