【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_21211146.jpgちょっと久しぶりになりましたが、3月2日にオーケストラ・トリプティークのコンサートへ出かけてきました。
今回は待望の冬木透!
毎回毎回アンケートにリクエストし続けてきましたが、遂に実現です。

場所はお馴染みの渋谷区文化総合センター大和田さくらホール、今回の指揮は高橋奨、コンサートマスターは三宅政弘、それに東久留米児童合唱団「そよかぜ」が加わります。
この児童合唱団、あの「みすず児童合唱団」の流れを汲むものだとか。「ウルトラ」には縁が深い、由緒正しい合唱団ですね。
司会は樋口尚文、満田かずほ監督、中堀正夫撮影監督を迎えてのプレトークからスタートです。

e0033570_21193341.jpgオープニングは「ウルトラセブンの歌」、その後はラジオドラマの音楽や、「セブン」の劇伴を中心にした「クラシカルファンタジー」が続けて演奏されます。
このあたりの楽曲は、作品を離れた独立したクラシックの小品として十分に聴き応えのあるものでした。普通にクラシックのコンサートで演奏しても他の作品に決して引けをとるものではないでしょう。

続いて演奏されたのは「ミラーマン合唱組曲」。
「ミラーマンの唄」、「SGMのテーマ」(歌詞なし。シャバダバダ~のコーラスのみ)、「戦えミラーマン」、「朝日に向ってジャンボフェニックス」をメドレーで演奏したが、「戦えミラーマン」はTVサイズの短縮版だったのがちょっと残念でした。

そして前半最後は「帰ってきたウルトラマン組曲」。
演奏順はともかくとして、聴きたいなあと思っていた楽曲はほぼ網羅されているベスト盤の趣き。やっぱりこのメロディがなきゃ「帰マン」じゃない!というくらいの納得の選曲でした。これらが生のオーケストラで聴けただけでも、このコンサートは満足です。

後半は「ウルトラセブン組曲」、こちらも代表的なメロディは殆どカバーしているんじゃないの?というくらい充実した構成で、「ウルトラセブンの歌パート2」も演奏。
この歌を生で聴く機会って滅多にないというか、初めてかもしれませんね。

ここで、アンヌ隊員ことひし美ゆり子さんと「ウルトラマンA」TACの美川隊員役だった西恵子さんを迎えてのゲストトークが入ります。良い意味でアンヌ隊員のイメージを壊してくれるひし美さん、好きですねえ。
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そして本日のメインイベント、シネマ・コンサート形式による「セブン」最終回――第49話「史上最大の侵略 後編」の上映!
予告編用BGMに続き、メインタイトル、そして主題歌と当たり前のように生演奏。クライマックスはもちろんシューマンのピアノコンチェルトですが、他の「セブン」BGMが流れている中で画面のタイミングに合わせてサッと曲を切り替える、考えてみるととんでもないことです。フィルムのダビング作業なら何度でもやり直すことが出来ますが、こちらは一発勝負ですからね。

「セブン」の最終回はこれまで何度も繰り返し見てきましたが、大きなスクリーンで、しかも生演奏付きの観賞ということもあってか、終盤からは涙腺緩みっぱなしでした。
色々とツッコミどころがなくもないですが(ゴース星人が攻めてきてるのに、なんでラジオで野球中継?とか)、改めて良いドラマだったんだなあと感じました。

この後はアンコールで「ULTRA SEVEN」と「ウルトラ警備隊の歌」があり、冬木透先生が登壇。84歳になられたばかりということでしたが、一歩一歩ゆっくりとステージを歩かれる姿はちょっと痛々しい感じがしました。
その後は先生のタクトで例によって「みんなで歌おう」のコーナーだったのですが、実際には先生は殆ど振っていません。それも余計に痛々しさを感じさせたのですが……アンコールに「ウルトラセブンの歌」は予想通りでしたが、まさかワンダバ歌わされるとは?!

というわけで歌いましたよ、ワンダバダダンダバダダンダバダ…
知りませんでした。最初だけが「ワンダバダ」で、それ以降は「ダンダバダ」の繰り返しだったんですね。
この曲と「セブンの歌」、前列二列目のサイド、マイクの近くの席で歌いましたので、もしかすると拾われてるかもしれませんねえ、自分の歌声。そういや今回は「CD用に録音しております」のアナウンスが流れませんでしたが、ライヴCDは発売されないのかしらん?(それ以前のコンサートの分も溜まってるはずなので早よ)

それにしても今回のコンサート、色々ドタバタが続きました。
当初は14時開演の予定で、自分がチケットを取った時もそのままだったのですが、急遽18時開演に後倒しに。
で、当時は17時半開場予定がリハーサルが長引いたのか遅くなり、プレトークの時間も押し、演奏が始まったのは結局18時15分くらいだったでしょうか。

15分の休憩を挟んだ後の後半もバタバタで、シネマ・コンサートでは映像が出ないトラブルがあり、急遽MCで繋ぐという有様。そのせいか終演20時10分と掲示されていましたが、アンコールとフォトセッションコーナーが終わってお開きになったのは20時50分頃でした。
合唱団の子供たちは最後までステージにいましたけど、労働基準法的にはギリギリ?
他にも演奏中に指揮者のタクトが飛んで行っちゃったりという事件もありましたが、これもまた生ならではの愉しみとも言えるでしょう。

今後のオーケストラ・トリプティークの演奏会の予定を見ますと、6月に「伊福部昭百年紀Vol.7」が。
次に行くのはこれに決まり!ですねー。

会場には飯島敏弘監督もいらしていて紹介されていましたが、例によって渡辺宙明先生のお姿も。
いやあ宙明先生は本当にお元気ですなあ。冬木先生より10歳も上なのに…。自分もかくありたいものです。
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by odin2099 | 2019-03-05 23:06 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
昨日は半年も前に取ったチケットで2年ぶりのミューザ川崎へ行ってきました。
ちょっと遠いのが玉に瑕ですが、お気に入りのホールです。
今回の出演は指揮:大友直人、ヴァイオリン:大谷康子、ピアノ:横山幸雄、ヴォカリーズ:小林沙羅、そして管弦楽は東京交響楽団(コンサートマスター:グレブ・ニキティン)。
東京交響楽団のコンサートそのものを聴くのは3年ぶりかな。

e0033570_20315154.jpgコンサート1曲目は東京交響楽団の委嘱作品である「萩森英明:おとづれわたる秋風を」、今回が初演とのこと。8分ほどの小品ですが、印象に残るメロディはないものの耳に心地好い作品でした。
演奏後、客席から作曲者本人が登壇し、客席からの拍手に応えていました。

続いては「モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調 K.551『ジュピター』」
普通ならコンサートのメインディッシュになり得る大曲ですが、今回のコンサートでは前半に組み込まれるという贅沢さ。あまりの音色の美しさに忍び寄る睡魔…。

20分の休憩をはさみ、後半は今コンサートのメインプログラム、「羽田健太郎(テーマモチーフ:宮川泰):交響曲『宇宙戦艦ヤマト』」

いや~、第1楽章から素晴らしい演奏でした。メインテーマと対を成す「イスカンダル」の主題も染み渡ってきます。第3楽章、第4楽章の前にはチューニングを繰り返すなど、指揮者のこだわりも凄いものがありました。
第3楽章はヴォカリーズで「無限に広がる大宇宙」が流れると思わず涙が…。
そして第4楽章のヴァイオリンとピアノの掛け合いも鳥肌モノ。

演奏前の大友さんの解説によれば、第4楽章のピアノソロ部分は作曲者である羽田健太郎自身が演奏することを想定しているため、細かい部分はスコアに記されていないのだとか。
そこで初演のライヴ録音から、今回のコンサート1曲目の作曲家である萩森英明が耳コピで譜面に落とし、それを更にピアニスト横山幸雄が渾身の演奏で応える、という素晴らしいもので、ある意味で初演を凌駕していると言っても良いかも知れません。

またプログラムに書かれている解説によれば、第4楽章のエンディングが西崎プロデューサーの強い希望により変更が加えられているんだそうですが、今回は羽田健太郎のスコア通り、オリジナルエンディングで演奏するとのこと。なるほど、最後のダメ押し部分がオリジナルにはなかったんですね。
僅かと言えば僅かな違いではありますが、これがあるとないとでは曲の印象が変わってきます。

実のところ、今回の席は若干外れでした。
このホールで演奏聴く回数はもう二桁に乗っているのですが、今までは比較的後方の中央寄りの席ばかりでした。
ところが今回はステージ間近の端、ということで音のバランスがかなり悪かったのです。パーカッションが籠り気味だったり、木管・金管が多少ずれて聞こえてきたり…。
素人でもわかる「どこで聴いても良い音がするホール」というイメージがあったので、非常に残念で口惜しい気持ちで一杯だったのですが、そんな不満を吹っ飛ばしてくれるほどの感動体験を、この「交響曲ヤマト」は与えてくれました。

演奏終了後も鳴りやまない拍手、今回は「ヤマト」ということで普段あまりクラシックのコンサートには縁がないという人も少なくなかったと思うのですが、今回の演奏の素晴らしさはどうやら多くの人と共有出来た気がします。願わくば今回の演奏のCD化と再演を期待したいところです。
また、2009年の東京交響楽団の演奏(東京川崎の2公演)も聴いているのですが、ピアノとソプラノはその後に「宇宙戦艦ヤマト/復活篇」のサントラ扱いで発売された「交響曲ヤマト2009」と同じ顔触れでした。「宇宙戦艦」という冠を排し、純然たる羽田健太郎作曲の交響曲として多くのコンサートで、様々なオーケストラでの演奏が実現することも願ってやみません。

【ひとりごと】
当日会場では何人か知人の顔は見かけましたが、どなたにもご挨拶は出来ませんでした。
Twitterなどを拝見すると面識のある・なしに関わらず、多くのフォロワーさんが足を運ばれていた由。観客の中に「宇宙戦艦ヤマト」のファンが占める割合はどのくらいだったのでしょう?
ちなみに自分の席の周りには面識のある人はいなかったのですが、皆さんの会話の端々に知人の名前が飛び交っていたのは変な感じでしたね(苦笑)。

【ひとこと】
今回アンコールはありませんでしたが、次回の演奏で可能であればアンコールで「宇宙戦艦ヤマト」を演奏して欲しいですね。
第1楽章でこのメロディは流れますけど前半部分だけなので、聴いていてどうしてもフラストレーションが溜まるんです。丸々1コーラス、出来ればフルコーラス聴きたいなあ。



by odin2099 | 2018-08-26 20:41 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
昨日は午前中で所要を済ませ、午後は予定が空いたので東京芸術劇場コンサートホールへ。
無事に当日券も買え、東京都交響楽団の演奏を聴いてきた。
バーンスタイン生誕100年記念、ガーシュウィン生誕120年記念」と題された今回のコンサートのテーマは「異文化との出会い」だそうで、プログラムは何れもアメリカ、アメリカ人を取り上げたものばかり。

e0033570_06513350.jpg前半はドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95 b.178≪新世界より≫、休憩を挟んでの後半はバーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニック・ダンス」と、ガーシュウィン:パリのアメリカ人の2曲で、指揮はアラン・ギルバート、コンサートマスターは四方恭子。

「新世界より」は何枚もCDを持っているし、コンサートでも何回か聴いたことのある大好きな曲だが、まるで初めて聴くかのような新鮮さ。というよりも違和感の方が大きかったか。
普段は聴こえないようなフレーズが耳にバンバン飛び込んでくるわ、指揮者のテンポと自分の体内のリズムとが合わないわ、指揮者のアクションを見ながら聴いていて、気分が悪くなったのは初めての体験だ。

「シンフォニック・ダンス」「パリのアメリカ人」は、騒音というか不協和音スレスレの爆音演奏。
元々どちらの曲も自分の好みにはあまり合わないので、こちらも聴いていて辛い部分もあったが、「マンボ!」の掛け声も勇ましく演奏そのものは全体的にノリノリで会場は熱気に包まれた。

それにしても音楽というものは、アレンジを変えずとも指揮者の解釈によってこうまで変化するものなのか。奥深さを改めて痛感させられた。この癖のある指揮者、自分とはとことん合わないか、それとも数をこなしていくとそのうち快感に変わるか、さてどちらだろう?

なお今回のコンサートはフルート奏者の高木綾子が客演するという告知で知ったので聴きに行くことにしたのだが、てっきりゲストとしてソロを披露するのかと思いきや、客演首席奏者ということで他のフルート奏者と一緒。
おかげで最初のうちは彼女の演奏に気付かなかったのだが、素人にもやはり何か光るものがあるなと感じさせる演奏だった。


by odin2099 | 2018-07-22 06:56 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_21595410.jpg創立125周年を記念し、1年で50公演を行うという世界一周ワールドツアーに密着した、RCO初の公式記録ドキュメンタリー映画。

普段は見ることの出来ないリハーサル風景や楽団員の素顔、訪れた地域で出会った人々のインタビューなど貴重な映像の数々…なのだけれども、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、世界最高峰と言われるオーケストラの魅力を掬い取っているとはとても言えない。

オーケストラを掘り下げたいのか、旅景色を収めたいのか、一本の映画としてのコンセプトが不明確で、ツアーに密着したのならその土地土地の観客の反応などを盛り込んでほしいし、オーケストラの魅力を伝えたいなら、ツアーではなく普段の公演の裏側や、その歴史について触れた方が良いだろう。





by odin2099 | 2018-01-12 22:00 |  映画感想<ラ行> | Trackback(1) | Comments(0)
実生活がちっともクリスマス気分ではないので、せめて空想と妄想の中でクリスマスに浸りたいなあ、とDVDをセット。

e0033570_21541596.jpgベルギー、フランス、スイス、ドイツのヨーロッパ4か国7都市をじっくりと回ります。
でも期待していたのとはちょっと違いました。
これ、クリスマスマーケットを巡る旅なんですね。
もっとクリスマスの風景を収めたものなのかと思っていました。失敗失敗…。

でも夕暮れ時や夜景中心の映像は綺麗ですし、BGMとして使われているクリスマス・オラトリオや讃美歌も耳に心地よいもの。
クリスマスに限らず、これを流しながらだと良い夢を見られそう。

では、来年のクリスマスまでおやすみなさい――。
by odin2099 | 2017-12-25 21:54 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_23273211.jpg”Merry Christmas!”
…とは言わないようですね、近ごろのアメリカでは。
キリスト教だけじゃなく、ユダヤ教やイスラム教の人もいるから、という理由だそうで、ポリティカル・コレクトネスの観点からこういう言い方が増えてるそうです。

”Happy Holidays!”
――なんか味気ない気がするのは自分だけでしょうか。

それはさておき、思いっきりクリスマスのアルバムを紹介します。題名からして「クリスマス・ファンタジー」です。
これ、去年買ったCDで、とっくに記事にしてるかと思いきやスルーしてました(^^;

収録曲は、というと――

 1. ジングル・ベル
 2. 牧人ひつじを
 3. 「ひいらぎ飾ろう」による演奏会用変奏曲
 4. 天なる神には
 5. 天は栄え
 6. 荒野の果てに
 7. 「もみの木」による演奏会用変奏曲
 8. 世の人忘るな
 9. 飼葉の桶でI
 10. 「神の御子は今宵しも」による演奏会用変奏曲
 11. サンタが街にやってくる
 12. ママがサンタにキスをした
 13. ウィンター・ワンダーランド
 14. アンダーソンの「そりすべり」
 15. ザ・クリスマス・ソング
 16. 赤鼻のトナカイ
 17. 「クリスマスおめでとう」による変奏曲
 18. 「ウェンセスラスはよい王様」による演奏会用変奏曲
 19. ああベツレヘムよ
 20. 我らはきたりぬ
 21. 飼葉の桶でII(「アフトン川の流れ」のメロディによる)
 22. 御使いうたいて(グリーンスリーヴス)
 23. ロンドンデリーの歌
 24. ブラームスの子守歌
 25. 聖しこの夜

全てハープによる演奏です。
ハープのクリスマス・アルバムそのものが珍しいのではないかと思います。

クリスマスらしい明るく楽しい曲もありますけど、ハープによる演奏ということで全体的に大人しめ。
ワイワイと騒ぐパーティーのBGMではなく、のんびりまったり過ごすクリスマス向きですね。

e0033570_23274482.jpgこの人の前作(デビューアルバム)『風と愛/日本のハープ音楽80年』もなかなかユニークな内容で、冒頭から伊福部昭作曲の「ビルマの竪琴組曲」で始まるといういうもの。

他にも冬木透編曲による「赤とんぼ」、「もみじ」、「グリーンスリーブス」や、冬木透オリジナルの「かがりの風と愛/姉と弟」、更には伊福部センセの「モスラ宇宙へ」(「ゴジラVSモスラ」)なんかが収録されているという隠れた名盤、特撮マニア要チェックな仕様になっているのです。

皆さん、知らないんだろうなあ。


by odin2099 | 2017-12-23 23:31 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
ソロアルバムをリリースすることはなかなかなくなってきているものの、ここ数年CDそのもののリリースは増えてる印象の松井利世子。
今年の春にこんなアルバムが出ていることに最近になって気付いた。
ハープの清水彩華とのデュオ・アルバムで、二人は高校、大学の同級生とのこと。
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収録されているのは――

 1. ロッシーニ:アンダンテと変奏 ヘ長調
 2. モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス
 3. カッチーニ:アヴェ・マリア
 4. トゥルニエ:2つのロマンティックな前奏曲 Ⅰ
 5. トゥルニエ:2つのロマンティックな前奏曲 Ⅱ
 6. クライスラー: テンポ・ディ・メヌエット
 7. サンサーンス:白鳥
 8. ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
 9. マックスウェル:引き潮
 10. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第1楽章
 11. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第2楽章
 12. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第3楽章
 13. マスネ:タイスの瞑想曲

ヴァイオリンとハープという組み合わせをじっくり聴くのはもしかすると初めてかもしれないが、双方が出しゃばって打ち消し合うこともなく、互いに引き立て合って奏でられる演奏は美しい。
ピアノとは違う繊細で優しいハープの音色は、案外バイオリンに合うのだなと認識を新たに。

「ニュー・シネマ・パラダイス」、「白鳥」、「引き潮」、「タイスの瞑想曲」…
初めて聴く曲も多く、そういった意味でも新鮮だったけれど、やはり白眉は「カッチーニのアヴェ・マリア」。
これは泣ける…。


by odin2099 | 2017-11-10 22:02 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
7年ぶりのオリジナル・アルバムは、ソニー・ミュージック移籍第1弾でもあるとのこと。
3つのパートに分かれていて、いずれも和洋折衷の妙味が楽しめます。
「展覧会の絵」を和楽器で演奏するなんて、なかなか思いつかないだけに新鮮。
何曲かは再演奏版だけれど、既存のアルバム収録Versionnとも一味違ってます。
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【赤の月】
1.月のワルツ
2.赤い月
3.恋のアランフェス ~レッド・ヴァイオリン 「アメノウズメ」編
4.流浪の女
5.大地の歌
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【真白の月】
6.ホワイト・レジェンド「復活」 ~「白鳥の湖」より~
7.時の彼方に
8.展覧会の絵 ~日本の情景~
9.草原の弓
10.さくら
11.宵待の月
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【群青の月】
12.群青の宙
   (BS フジ「小山薫堂 東京会議」特別編エンディングテーマ)
13.ミッドナイト・ロード
   (映画「ミッドナイト・バス」テーマ曲)
14.流星
   (「ジャコメッティ展」テーマ曲)
15.夕顔 ~源氏物語より~ 「平安」編
16.Polo ~7 つのスペイン民謡より~
17.ブルーバード ~尺八ver.~
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それにしてもジャケットの写真、エロすぎるんですけど…(^^;


by odin2099 | 2017-11-08 18:47 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
こちらは一足早いクリスマス用のコンピレーション・アルバム。
まだ出たばっかの新譜です。

収録曲は
 1.そりすべり
 2.ウインター・ワンダーランド
 3.シンコペーテッド・クロック
 4.ジングル・ベル
 5.行進曲~バレエ組曲≪くるみ割り人形≫より
 6.トレパーク~バレエ組曲≪くるみ割り人形≫より
 7.花のワルツ~バレエ組曲≪くるみ割り人形≫より
 8.クリスマス・キャロル・メドレー:荒野の果てに~諸人こぞりて~牧人ひつじを
 9.おもちゃの兵隊の行進曲
 10.サンタが街にやってくる
 11.ホワイト・クリスマス
 12.主よ、人の望みの喜びよ
 13.高き御空より我は来たれり
 14.目覚めよと呼ぶ声が聞こえ
 15.ブランデンブルグ協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047 第3楽章:Allegro assai
 16.ハレルヤ・コーラス
 17.アヴェ・マリア(バッハ=グノー)
 18.星に願いを
 19.アヴェ・ヴェルム・コルプス
 20.きよしこの夜
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加羽沢美濃さんのピアノがあったり、アキラさん指揮:大阪フィルの演奏があったりが珍しいところ?
しかしあんまりクリスマス・ムードが感じられないのは何故だろう?
選曲(曲というよりも演奏)や構成のせいだろうか。


by odin2099 | 2017-11-06 20:18 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
タイミングを逸しちゃいましたけど、こんなCD見つけました。
うーん、先週なら良かったんだけどなー。
以前紹介した「クラシカル・クリスマス・ナイト!」の姉妹編といったところでしょうか。帯に宣伝が載ってました。
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10曲ずつの二つのパートに分かれてるらしく、<WONDER>と名付けられてる前半部分は――

 1. 「オペラ座の怪人」~序曲/A. L. Webber
 2. 前奏曲 嬰ハ短調「鐘」/ S. Rachmaninov
 3. 歌曲「魔王」/F. Schubert
 4. 山の魔王の宮殿で[付随音楽「ペール・ギュント」より]/E. Grieg
 5. 交響詩「禿山の一夜」/M. Mussorgsky
 6. 小人の行進(抒情小曲集 第5集より]/E. Grieg
 7. 怒りの日[レクイエム ニ短調より]/W.A. Mozart
 8. 組曲「仮面舞踏会」~ワルツ/A. Khachaturian
 9. 交響詩「魔法使いの弟子」/P. Dukas
 10. ドラマ「ミステリー・ゾーン」~テーマ The Twilight Zone/M. Constant

ラフマニノフの「前奏曲 鐘」って今回初めて聴いたかも?
なかなかドラマティックで、これ、「宇宙戦艦ヤマト」で使っても違和感なさそう…?
モーツァルトの「怒りの日」は、最近じゃCMなどで多用されてるからちょっとコミカルなイメージが付いちゃってる気がします。
ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」は近年、フィギュアスケートですっかりお馴染み。

後半の10曲は<MYSTERY>、こちらは――

 11. ヴァイオリン・ソナタ ト長調「悪魔のトリル」第2楽章 アレグロ/G .Tartini
 12. 妖精たちの行進曲 [劇音楽「真夏の夜の夢」より]/F. Mendelssohn
 13. 組曲「動物の謝肉祭」~水族館/C. Saint-Saëns
 14. バレエ「眠りの森の美女」~ワルツ/P. Tchaikovsky
 15. グノシエンヌ 第1番/E. Satie
 16. 操り人形の葬送行進曲/C. Gounod
 17. こんぺい糖の踊り[バレエ「くるみ割り人形」より]/P. Tchaikovsky
 18. 精霊の踊り/C.W. Gluck
 19. 火祭りの踊り[バレエ「恋は魔術師」より]/M. Falla
 20. 映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」~ハリーの不思議な世界/J. Williams

こういったコンピレーション・アルバムの良さは、新発見、再発見があること。
メンデルスゾーンもサン=サーンスも、サティやグルックの曲も、聴いたことはあるもののあまり馴染みがないものだったので、凄くお得な気分になりました。
グノーの「マリオネットの葬送行進曲」といえば「ヒッチコック劇場」。前半に「ミステリーゾーン」のテーマが入っているのと対比されてるんでしょうかね。

以前にも「恐怖音楽」集みたいなアルバムは聴いたことがありますが、ハロウィンはおどろおどろしいだけではなく、どことなくコミカルというかユーモラスがあるのが特徴というところでしょうか。
こういう企画モノ、どんどん出して欲しいものです。


by odin2099 | 2017-11-04 18:40 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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