【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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2カ月くらい前だったかにネットで見つけたコンサート。
演奏曲目が
 冬木透:交響詩「ウルトラセブン」より 第1楽章 "ウルトラセブン登場!"
 伊福部昭:SF交響ファンタジー第1番
 宮川泰:組曲「宇宙戦艦ヤマト」
 レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
 レスピーギ:交響詩「ローマの松」
ということでチェックしてました。
会場がすみだトリフォニーホールの大ホール、チケットが¥2,000というのも大きな魅力。
で、いそいそと錦糸町へ。

e0033570_18005171.jpg全席自由ということもあるのか、開場の30分ほど前に着いた時は既に数十人の列。係員のアナウンスによると、いつもより来客数が多い様子。さすが「ヤマト」だなあとか思っていたんですが、よく映画館やコンサート会場でお見かけする顔は見当たらず。年配の方が多いので、客層としてはいつもと変わらなそうです。アマチュアコンサートならではの楽団員の家族・友人ら関係者や親企業繋がり、取引先の方、地元のクラシック好きといったところがメインでしょうかね。指揮は曽我大介。

前半は「交響詩ウルトラセブン」、「SF交響ファンタジー第1番」、「組曲宇宙戦艦ヤマト」(「序曲」、「宇宙戦艦ヤマト」、「出撃」、「大いなる愛」の4曲からなる小組曲)を一気に演奏。
これらの楽曲ってテンポは様々に変化するし、金管は鳴りっぱなしだし、演奏の難易度はかなり高いと思うのですが、それらを難なくクリア。指揮者の緩急のつけ方には原曲と違った癖が所々見受けられましたが、アマチュア演奏家の集団でこの”音”は立派です。あっという間に終わり、もっともっと聴いていたいと思いました。

後半はレスピーギの<ローマ三部作>から「交響詩ローマの噴水」と「交響詩ローマの松」、コンサートの構成上こちらがメインのプログラムです。
こちらも素晴らしかったですね。素晴らしすぎて途中で一瞬記憶が…(あれ?)

アンコールはマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲」。
随分と地味だなあと思っていたら、2曲めはなんと!「宇宙戦艦ヤマト」! しかも指揮者が自らマイクを握り、歌う?!

――これは正直言ってズルです。反則です。生オケをバックに熱唱するのはアリですか?
思えば指揮者の曽我さん、1曲目だけセブンTシャツにセブンのお面(お祭りなんかで売ってるアレ)で演奏するというなかなかのお茶目さん。こっちも手拍子しながら一緒に歌いましたよ、もう…!




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by odin2099 | 2018-11-18 18:02 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
アニメ版「ゴジラ」三部作の第二部。ソフトが発売されたので、こちらも再観賞。
第一部のソフト発売は第二部の公開後だったが、今回の第二部は第三部公開前に発売された。それが正解だろう。

e0033570_23032838.jpg前作ではゴジラを倒したかとぬか喜びしたのもつかの間、もっと強大な真のゴジラが出現する、というところで幕を閉じた。今回は一敗地に塗れた主人公たちが如何にゴジラに反撃していくかに焦点を絞っているため、アクション要素は前作より多め。
その一方で、平和を愛する素朴な民族を登場させることで、戦闘一辺倒になりがちなドラマのアクセントにしようとしているが、元々主人公側が地球人だけでなく、更に異なる二つの宇宙人とで構成されているので、対比の妙はそれほどでも。

それよりもせっかくアニメーションという新たな表現媒体で「ゴジラ」を描きながら、メカゴジラやキングギドラ(モスラもか?)といった旧作準拠のキャラクターに頼った物語しか作れないことにもどかしさを覚える。
従来のファンを大事にしつつ、アニメという新ジャンルでの新たなファンを獲得したいという思惑なのかも知れないが、新たなジャンルに挑戦するならもっと大胆に新規開拓の道を探らなければ先細りになってしまうと思うのだが。

三部作の中間ということからか、かなり後味の悪い終わり方をしているが、最終作で大団円を迎えることが出来るのか。
というよりこの世界観では一体何がハッピーエンドなのだろう?
ゴジラを倒して地球を人類の手に取り戻しました、メデタシメデタシではあまりに安易すぎる。
それとも共に滅びの道を辿るバッドエンディングこそが相応しいのだろうか。その結論はまもなく出る。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-11-07 23:09 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_23031405.jpgニメ版「ゴジラ」三部作の第一部。完結編の公開が近付いてきたので見直しを敢行。
「ゴジラ」をアニメにしたって面白くなるもんかなあと思いながら見ていたもので、やっぱり面白くはないなあというのが偽らざる感想。

遠い未来を舞台に怪獣たちに、いやゴジラに蹂躙された地球を取り戻そうと戦う人類の生き残りの物語、というのはSFアニメの題材として決して興味を惹かれないという訳ではないが、何も「ゴジラ」という手垢付きまくりの超メジャー怪獣を使ってやらなくても、と思ってしまう。

またこの作品に登場するゴジラがあまりにも超越した存在過ぎて隙がない。どう足掻いても主人公たちに勝ち目はなさそうで、そこにハラハラドキドキやワクワクといった感情が湧いてこないのだ。
平面的にのっぺりとして描かれた登場人物たちにも魅力を感じないし、こういう形で「ゴジラ」をアニメにしたのは果たして良かったのだろうかという疑問符が付く。

まあまもなくその答えは明らかになる筈だが――。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-11-07 23:04 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
11月3日は「ゴジラの日」
なので「ゴジラ」です。
どうせ見るなら派手なのを、ということで、長らく文字通りに「ゴジラ」最終作だった「ファイナル・ウォーズ」を持ってきました。

ゴジラ、モスラ、ラドン、アンギラス、ミニラ、マンダ、キングシーサー、クモンガ、エビラ、カマキラス、ヘドラ、ジラ、ガイガン、カイザーギドラと怪獣がいっぱい出てきます。
「海底軍艦」轟天号にX星人、妖星ゴラスまで出てきます。

e0033570_20573492.jpgしかし瞬殺される怪獣もいたり、ゴジラにタッグマッチを挑んでくる怪獣もいたりで、あまり「怪獣が沢山」という印象はありません。要はヤラレ役、戦闘員みたいなものだからですね。
それに人間側にも松岡昌宏、菊川怜、水野真紀、ドン・フライ、ケイン・コスギ、北村一輝、伊武雅刀、中尾彬、上田耕一、國村隼、泉谷しげる、長澤まさみ、大塚ちひろ、水野久美、宝田明…と濃ゆいメンツが揃ってるから尚更。

これまでの「ゴジラ」シリーズや東宝特撮映画にオマージュを捧げ乍ら、これまでの作品群とは明らかに一線を画した新作で、自分は散漫ではあっても愉しめたクチなんですが、世間一般からはどうやら低評価のようで。この作品がヒットしていたら、ゴジラの休眠期間はこれほど長くはならなかったかもしれませんなあ。

今回初めて<吹替版>じゃない方を見ましたが、ケインの台詞が両ヴァージョンで少し違うんですね。
それにドン・フライ演じる轟天号の艦長、あれは玄田哲章の吹替あればこその貫録、格好良さだったんだなあということを認識しました。

もうじきアニメ版「ゴジラ」三部作の完結編が公開されますけど、そっちよりも来年公開になるレジェンダリー・ピクチャーズの<モンスターバース>版「ゴジラ」の方が楽しみです。
日本で「シン・ゴジラ」に続く実写特撮の「ゴジラ」が見られるのは、次はいつなんでしょうね。

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by odin2099 | 2018-11-03 21:02 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21481489.jpg<東宝チャンピオンまつり>用にお色直しをした「ゴジラ」映画の第五弾、ではなく第六弾。
第五弾はモスラをゲストに、ゴジラがエビラと戦うという「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」ですが、ここはこれまでの流れを汲んでキングギドラが登場するこちらを。
富士の裾野で地球怪獣連合軍がキングギドラと対峙するという絢爛豪華な娯楽編です。

さて、この作品も短縮再編集されてるワケですが、それだけじゃなくタイトルも変更されてます。
しかし元タイトルの面影もないという、完全に子供を騙しにかかっている確信犯。
これじゃあ新作映画だと思うよなあ。元のタイトルが「怪獣総進撃」だなんて思わないよなあ。

久保明、佐原健二、伊藤久哉、土屋嘉男、田島義文、田崎潤、と馴染みの顔触れは揃っていますし、ゴジラ、ミニラ、ラドン、モスラ、アンギラス、バラン、バラゴン、ゴロザウルス、マンダ、クモンガ、キングギドラがズラリ並ぶと壮観(といっても殆ど出番のない怪獣もいますが)。
万能すぎる新型メカ、ムーンライトSY-3号も格好良いですし、騙されて見ちゃった人も満足?

<過去記事>




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by odin2099 | 2018-10-22 21:51 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<東宝チャンピオンまつり>用のお色直し版「ゴジラ」第4弾。
キングコングと戦い、モスラと戦い、ラドンとタッグを組んでキングギドラと戦ったゴジラは、今度は名タッグに更にモスラを加えてキングギドラを迎え撃つ。

e0033570_20402891.jpgこれまたタイトル変更。
オリジナルは「三大怪獣 地球最大の決戦」だったけど、ゴジラ・モスラ・キングギドラ…ってラドンは?
本来の「三大怪獣」はゴジラ・ラドン・モスラで、彼らが地球最大の決戦を行う相手がキングギドラだったはずなのに。

前作「怪獣大戦争」だってゴジラ・ラドン対キングギドラなのに「キングギドラ対ゴジラ」というタイトルにされちゃうなど、以前も書いたけどラドンってホントに可哀想なキャラだなあ。

ちなみにオリジナル版の公開は「地球最大の決戦」→「怪獣大戦争」の順。
逆にしたのは段々怪獣の数が増えて行く方がスケールアップしてるみたいだからだろうか。

で、この短縮版。ただでさえ詰め込み過ぎの物語を端折ってるのでわかりづらい――ことは確かなんだけど、それでも面白いんだな、これが。
元々の関沢脚本が良く出来ていて、それを本多監督がうまーくまとめているのが、このお色直し版でもよくわかる。
やはり、誰が何と言おうとシリーズ中でも上位に来る傑作だ。

【ひとこと】
そういやこの作品じゃ、飛来したキングギドラの巻き添えで松本城の天守が壊れるんだよね。
今夏久しぶりに登城したけど、怪獣が大暴れして壊すにはロケーション的にあんまり面白みのある場所じゃないんだよなあ。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-10-12 20:45 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<東宝チャンピオンまつり>用のお色直し版「ゴジラ」第3弾。
キングコング、モスラに続く対戦相手はキングギドラで、ラドンをパートナーに迎えた変則タッグマッチ。
前二作と違いタイトルまで変更しちゃってるのはちょっとズルい。新作映画だと騙されて映画館へ来ちゃった子供たちも少なくなかったろうに(それが狙いなんだろうけど)。
ちなみに時代設定が<オリジナル版>の「196X年」から「197X年」にちゃっかり修正されている。

e0033570_21521196.jpgこの作品、「ゴジラ」シリーズをはじめとする怪獣路線に加え、「地球防衛軍」「宇宙大戦争」の系譜でもあるので、物語の主体は人類と宇宙人との攻防戦。そこを怪獣中心に再編集しちゃってるのでお話は凄く分かりづらくなってしまっている。
鳥井の発明品を巡るやり取りは辛うじて残されているものの、グレンと波川のロマンス部分は切り詰められてしまったので二人の関係が曖昧。なのでX星人の特異性や二人の悲恋が薄まってしまったのが残念。

それにゴジラもラドンもそしてキングギドラも、自らの意思で暴れてるよりX星人にコントロールされてる場面が大半なので、怪獣映画らしさもあまり感じられない。都市破壊シーンなども旧作からの流用が目立ち、この頃から予算規模が縮小されはじめたのかなあと考えると淋しい。

主演のニック・アダムスは<オリジナル版>公開後二年足らずで他界。この<チャンピオンまつり版>上映時にはもう故人になっていたんだなあ…。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-10-01 21:56 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<東映まんがまつり>を参考にして、ゴジラ映画をメインにTV作品から数本をセレクトしてまとめて公開というスタイルで始まった<東宝チャンピオンまつり>だが、春夏冬の年三回の興行で毎回毎回ゴジラの新作を作るのは無理な話。
そこで新作は年一本とし、あとは旧作のリバイバルで埋めるという作戦に出た。
この作品は1970年冬の目玉作品で、<チャンピオンまつり>版としては70年春の「キングコング対ゴジラ」に続く二本目となる。

e0033570_20175403.jpg当時は封切館は同じ作品を二度上映できないという仕組みがあったらしく、リバイバル公開にあたっては再編集が施されるのが常。手を加えてあれば”新作”同様、という解釈らしい。
もっとも<チャンピオンまつり>は4本立て、5本立て…という番組なので、1作品あたりの上映時間は短くせざるを得なかった、という理由もあったのだろう。途中休憩が入るとはいえ、子供対象でトータル3時間4時間の番組編成は現実的ではない。

その結果オリジナル版89分に対しこちらは74分とコンパクトに切り詰められた短縮再編集版となった。
まあ15分もカットされれば人物関係がわかりにくくはなるのだが、逆に人間側の多少ドロドロしたドラマ部分が削られたので、怪獣映画としてはかえってわかりやすく面白くなったとも言える。
ハッピー興行社の熊山とその黒幕で政財界に顔が効く虎畑とのいざこざなんかより、子供はモスラとゴジラの対決を見たいよね。

なのでこのカット版、娯楽性が加味されているのでマル、である。

【ひとこと】
この作品、「ドラえもん/のび太の恐竜」の併映として80年春にもリバイバル公開されてるが、そちらは更に手を加えた別ヴァージョンなのだ。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-08-24 20:21 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
この映画は2016年7月29日に公開されているので、気が付くともう2年前の作品になってますね。
まだまだ色褪せない「同時代性」を保ち続けてる作品ではありますが、庵野監督の話題は先ごろ発表された2020年公開予定の「エヴァンゲリオン」新作(完結編)の方へ行っちゃってますが。

e0033570_07245966.jpg怪獣映画としてだけでなく、ポリティカル・フィクションとしても楽しめますが、その一方でギャグ映画でもありますな。エゴ剥き出しで右往左往する官僚たちの姿は滑稽です。
しかし政治家が徹頭徹尾カリカチュアライズされてますが、実は貶める意図は全くなく、限りなくリアルな描写なのかも知れないなあと、3・11だけじゃなく最近の政局を見ても感じますね。それとも製作陣の壮大な嫌味でしょうか。

主人公である矢口が、スクリーンを通してではなく自分の目でゴジラを見るのは、ようやく映画が半分まで差し掛かった頃で、しかも遠目でチラっと見るだけ。
最終決戦の際には矢口も現場に出ますが、それでもかなり距離はあり、直接対峙することはありません。
「ゴジラ」シリーズで主人公がゴジラと対面せずに終わるというのは、かなり珍しいケースでしょう。

ファンかそうでないかを問わず、広く受け入れられた「シン・ゴジラ」。
その後の「ゴジラ」はというと、レジェンダリー・ピクチャーズ版は次回作でラドン、モスラ、ギドラを投入、その後の作品でキングコングとの対戦を用意し怪獣バトルを前面に押し出す戦略のようで、一方の国内版はアニメで三部作を展開中と変化球勝負に出ています。
この一本でハードルがかなり上がってしまった感があり、国内で正当な(?)「ゴジラ」を復活させるのは当分先になりそうなのがもどかしいですね。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/24561344/
https://odin2099.exblog.jp/25157234/



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by odin2099 | 2018-07-29 07:29 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
** ネタバレあり **

三部作として作られるアニゴジの第二作。
前作「GODZILLA/怪獣惑星」はかなり絶望的な状況で終ったが、今度は主人公たちが反撃開始!
遺棄されたメカゴジラが2万年の時を経て進化。都市スケールに増殖し、メカゴジラ・シティと呼ぶべきものに。
ここを拠点にゴジラを倒そうというのだが…。

e0033570_22103128.jpg結局メカゴジラは名前だけで姿を見せないし、協力関係にあるはずの地球人とビルサルド、エクシフも一枚岩ではなく、各種族の思惑が交差。その結果、一時はゴジラを追い詰めるものの、その同盟関係は事実上崩壊してしまう。
その一方で人類の後継種族と思しきフツワ族の存在が、今後のストーリーの鍵を握るであろうが、これがモロにインファント島と小美人。とくれば次回作でモスラの登場は必然?

またエクシフの母星を滅ぼした禍々しき存在の名前は「ギドラ」…。
アニメでやるということで新機軸を打ち出したものの、結局は過去のキャラクターに頼ったお話作りしか出来ないのかと思うとガッカリ。

肝心のゴジラが出てくるのも全体の三分の二が過ぎたあたりからだし、相変わらず生物感が感じられないし、メインキャラは続々退場していくし、後味の悪い展開といい、観客がゴジラに求めてるのはこういうんじゃないんじゃないのかなあ。

三部作完結編「GODZILLA/星を喰う者」は11月公開。
アニメということで既に継子扱いされてる感がある最新の「ゴジラ」だが、数年後には公式からも番外編扱いされ、更に「なかったこと」にされなきゃいいけれど。
e0033570_22093603.jpg




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by odin2099 | 2018-05-23 06:25 |  映画感想<カ行> | Trackback(3) | Comments(2)

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