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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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アサイラムが「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」に便乗して製作した怪獣映画(ちなみに原題は”MONSTER ISLAND”)。

海洋開発会社が深海調査を行っていたところ、突然巨大な生物が出現。それは固い皮膚とマグマの血液を持つ、太古から語られてきた伝説の怪獣だった。
海軍の攻撃もものともせず進撃を続ける怪獣を止める唯一の手段は、天敵であるもう一つの怪獣を目覚めさせることだった…!

e0033570_19200545.jpg最初に出てくる”テング”と呼ばれる怪獣はヒトデ型。それに触手にはタコやイカの意匠も取り入れてるのかな。多分西洋人には恐ろしく感じられるフォルムなんだろう。
またコイツが産み落とす子供はというと飛翔形態。平たく言うと翼竜みたいなヤツで、なんでこんなに共通点がないんだろうと思っていると、クライマックスではテングにいきなり羽が生え、空を飛んじゃうというトンデモ描写のオマケ付き。

対する天敵は”怪獣キラー”と呼ばれているんだが、なんだかずっぐりむっくり。一応はヒーローキャラなんだから、もっとゴジラみたいにシュッとしたデザインでも良かったと思うんだけど。
で、両者が激突するのは90分の上映時間のうち、凡そラスト10分。しかも明確な決着がつかないままあっけなく終わってしまう。これ、続編作る気満々だなあ。

まあ「ゴジラ」と間違えて買ったり借りたりする人はいないと思うけど、パッケージデザインに惹かれて手に取った人は要注意。劇中にこんなシーンはないし、怪獣たちのデザインもかなりかけ離れている。
「それでも!」という方だけどうぞ。

監督・脚本はマーク・アトキンス、出演はエリック・ロバーツ、クリス・フィッシャー、エイドリアン・ボウシェ、メーガン・オバーホルザー、ナタリー・ロビー、ドナ・コーマック。
そうか、あの役はエリック・ロバーツだったのか…?!




by odin2099 | 2019-09-21 19:22 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
今年はレジェンダリー・ピクチャーズ製の<モンスターバース>第3弾、「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」が公開されたが、個人的にはどうも今一つ乗れず。
興行的にも微妙らしく、来春予定の第4弾「ゴジラVSコング」が秋まで延期されるとかいう噂もある。
テコ入れの必要性を感じてるんだろう。

e0033570_09385771.jpgその一方で、ゴジラとコングの激突で終わるはずだった<モンスターバース>そのものは延長される可能性もあるらしい。
新怪獣と戦うのか、更なるリバイバル東宝怪獣と対決するのか、それとも他社怪獣との共演に踏み切るのか?
ハリウッド映画でゴジラとガメラが激突でもしたら胸熱だが、ギララとかガッパとかゴルゴとかヤンガリーとかリドサウルスとかと戦うんでも、それはそれで見てみたい。

そんなこんなでゴジラ不完全燃焼中なので、引っ張り出してきたのが3年前の今ごろ公開されてた「シン・ゴジラ」。
いや、やっぱりこの映画、よく出来てるわ。

「ゴジラ映画」あるいは「怪獣映画」として見た場合は必ずしも満足いく出来じゃないということは過去にも書いたことあったと思うけど、ディスカッションドラマ、疑似戦争映画、政治的サスペンス、お仕事ムービーとして見ると俄然輝いている。
あ、お仕事ムービーというのは、様々な職業に従事してる人たちが、自分の出来るギリギリのところで頑張ってるところを描いた映画、てなニュアンスの作品ね。

中弛みせずタイトな2時間。適度なハッピーエンド、「次」を期待させる結末。
万人向けじゃなく見る人を選ぶタイプの映画ではあるものの、骨太の娯楽映画であることも間違いなし。
庵野監督は今「シン・エヴァンゲリオン」の完結編を手掛けているが、その後で今度は「シン・ウルトラマン」をやるとのこと。

はたして柳の下に二匹目のドジョウはいるんだろうか? 
ホントは「シン・マイティジャック」とかの方がやりたいんじゃなかろうか?
――と邪推しつつひとまず静観。
今度は企画・脚本のみで総監督のポジションには就かず、樋口監督にお任せみたいだし。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-08-03 09:44 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
2014年から始まり年一回の開催が定着してきたような「伊福部昭百年紀」、今回が7回目。
会場は渋谷区文化総合センター大和田さくらホールに戻り、ゲストに水野久美を迎え、藤岡幸夫指揮の下、お馴染みオーケストラ・トリプティークの皆さんの演奏。
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第一部、まずは伊福部昭ではなく伊福部門下の真鍋理一郎の手になる「ゴジラ対メガロ」の音楽を再構成した「メガロ・ファンタジー」で幕開け。
今後も伊福部昭の薫陶を受けた作曲家の作品を取り上げていくとの由。
ということはVol.8以降の開催も(告知はなかったものの)ほぼ決まり、ということなのだろう。

続いて映画音楽デビュー作となった「銀嶺の果て」、幻の作品とされる「仮面舞踊劇<ファシャン・ジャルボオ>より3つのシーン」、水野久美の出演作から「二人だけの橋」テーマ、「怪獣大戦争マーチ」、そして「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)組曲」、「サンダ対ガイラ組曲」と怒涛の連打。
「怪獣大戦争マーチ」や「L作戦マーチ」はぞくぞくするような迫力がある。

ゲストの水野久美は年齢を感じさせない美しさ。
また奇しくも前日に高島忠夫の訃報が流れたこともあって、皆で黙祷ではなく拍手で送りだすという「高島忠夫追悼」の趣もあり。

e0033570_19135522.jpg第二部は伊福部昭最後の映画音楽である「ゴジラVSデストロイア組曲」から。
第1作の「銀嶺の果て」と最終作「VSデストロイア」を一つのコンサートで聴けるのは感慨深い。

そして圧巻だったのが最後に演奏された、これまた幻の作品だという「ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲より第3楽章アレグロ・バルバロ(野蛮なるアレグロ)」。
これは映像付随音楽ではないが、特にと今回プログラムに組み込まれたものだそうだが、圧倒的迫力!
随所に聞き覚えのあるメロディも顔を出すものの、今までに聞いたことのないタイプの音楽かもしれない。是非次は全楽章を聴きたいものだ。

アンコールは「ゴジラ対メガロ」から「ゴジラとジェットジャガーでパンチ・パンチ・パンチ」を皆で合唱し、オーラスは「怪獣大戦争マーチ」。
やるかなあとは思っていたものの、まさかスタンディングで「ゴジラとジャガーでパンチ・パンチ・パァ~ンチ!」する日が来るとはね。「怪獣大戦争マーチ」は最初っから最後まで手拍子。

トリプティークの演奏は相変わらずパーカッションは凄まじいし、木管も金管もガンガン鳴るし、弦も素晴らしいし、今回特に大活躍だったのはピアノ! 素人でも「超絶技巧なんだろうな」と察することが出来るほど。

またいつもながら団長にしてヴィオラ奏者の伊藤美香、第1フルートの向井理絵のお二方が、Tweetに丁寧にコメント下さるのも好印象。
予定が発表されていないので、次にオーケストラ・トリプティークの演奏を聴くことが出来るのがいつになるかわからないが、また愉しませてくれそうだ。

《これまでの伊福部昭百年紀シリーズ》



by odin2099 | 2019-07-01 19:23 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2014年公開の「GODZILLA」の続編で、「キングコング/髑髏島の巨神」に続く<モンスターバース>の第3弾。

e0033570_21100221.jpgあれから5年、その存在が公になった秘密機関モナークは、怪獣の存在を秘匿していたと世間から非難され、存続が危ぶまれる事態に陥っていた。
その頃中国のモナーク基地では、エマ・ラッセル博士と娘のマディソンが孵化した幼虫のモスラとのコンタクトを試みていたが、環境テロリストのアラン・ジョナが率いる部隊が基地を襲撃、ラッセル博士母子と怪獣とのコンタクトを可能にする装置オルカを強奪する。
報せを受けた芹沢猪四郎博士らは、かつてモナークのメンバーであり、オルカの開発者でもある元夫のマークに協力を要請する。

今度はゴジラだけじゃなく、モスラにラドン、キングギドラ(モンスター・ゼロ!)をはじめ十数体の怪獣が登場。その中には名前だけだがコングもいる。
「三大怪獣地球最大の決戦」どころか「怪獣総進撃」並みの大盤振る舞いだ。
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」の影響も感じられる。

唐突に出てくる芹沢博士の潜水服姿に、まさかまさかのオキシジェン・デストロイヤー。
他にもどこかで見たような絵が頻繁に出てくるあたり、監督は相当ゴジラ映画を研究したことが窺える。
ゴジラの鳴き声もオリジナル版に近づき、伊福部メロディ付きでの登場。
それもいわゆる「ゴジラのテーマ(「ゴジラ」タイトル)だけでなく、俗に「ゴジラの恐怖」と呼ばれる旋律も伴って。

e0033570_21102683.jpgそれだけではない。
モスラ登場シーンは、あの 古関裕而作曲の「モスラの歌」まで流す念の入れよう。
あちらこちらに東宝怪獣映画へのオマージュを散りばめるなんざ、この監督、ただのヲタクではない。
相当”わかってる”御仁だ。

ただ各方面のゴジラファン、怪獣マニアの同志たちを唸らせているのとは対照的に、個人的にはどうも今一つ。
これって前作「GODZILLA」の時と同じような状態。
お話が面白くないとか、その展開に納得がいかないというのとは違うレベルで何だかもどかしい。
上手い表現が思いつかないのだが、「これじゃない感」がどうしても払拭できないのだ。

せっかくの伊福部メロディも、妙なアレンジやSEとのバランスの悪さで耳に(心にも?)響いてこないし、4大怪獣の激突を謳いながらもモスラとラドンの出番の少なさ(加えるならばモスラとラドンの偽物臭さ)はガッカリだし、そもそもゴジラとキングギドラ(この呼称は吹替版のみ?)の強さに説得力が乏しい。
派手さは十分に堪能できるものの。

これで次はいよいよゴジラとキングコングの頂上決戦だが、はたしてコングがそのゴジラやギドラ以上に強さを発揮できるのだろうか。
またラストシーンを見る限り、あの環境テロリストとやらが引き続き暗躍するのかもしれないが、あまり大きなスケールにはなりそうもない予感がする。
<モンスター・バース>の行く末がほんのちょっぴり心配…。

【ひとりごと】
例によって吹替版を鑑賞したが、素人演技には慄然。
その中には何のコネだかゴリ押しだか知らないが、アニメも含めると9本目くらいになる人もいるのだが、一向に上達の気配が見られない。
オファーする方もする方だが、受ける側の事務所も本人の適性をもっと考えて欲しいもんである。
逆に当人の価値を落とす結果に繋がってはいまいか?



by odin2099 | 2019-06-06 21:18 |  映画感想<カ行> | Trackback(6) | Comments(4)
こちらは4/27から5/6まで西武渋谷店モヴィーダ館で開催されておりました。
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5/31から公開される「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」とのタイアップイベントですが、主役はゴジラではなく、ゴジラと戦った怪獣たち。
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それもラドンやモスラといった主役級よりもスポットが当てられているのはクモンガ、カマキラス、マンダ、バラゴン、ヘドラ、エビラ、メカゴジラ、モゲラといった脇役の面々。
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「ゴジラはほぼ出てきません」、「世界初展示多数」とありますが、確かにこれまではそういった機会に乏しかったでしょう。
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会場内では予告編も流してましたけど、特に新作をPRしてるようでもなかったです。
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怪獣の写真を一杯撮ったら、あとはグッズを買ってねイベントですね。
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これまた入場料に見合ったものかどうかの判断は…各人に委ねます。
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by odin2099 | 2019-05-06 17:40 | ミュージアム・イベント | Trackback | Comments(0)
順番が逆になりましたが、こちらが<モンスターバース>の第1弾。
しかし1973年が舞台だった「キングコング/髑髏島の巨神」と違い、こちらはリアルタイムの2014年の物語。概ね40年後ということになります。

政府のお荷物みたいな弱小組織だったモナークですが、この時代では立派な秘密諜報機関っぽくなっています。
組織の顔として前面に出てくるのは渡辺謙演じる芹沢博士ですが、この博士が終始仏頂面で何を考えてるかわからないので、一層秘密組織めいて見えます。
実際のところ軍に色々指示を出したりして、かなり超法規的な存在のようにも思えますけれどね。

e0033570_19374612.jpgしかしお話の主人公はこの博士ではなく、かつて怪獣によって妻を失った研究者とその息子。しかもこの研究者がキーポイントになりそうでならずに、前半であっけなく退場してしまいます。
でその息子が跡を継ぐのかと思いきや、彼は軍人。前線に出てゴジラやムートーと対峙することになります。
なんだか色々な意味で勿体ない人物配置だなあと思いますね。もう少し活かしようがあったような気がしますが。

ということで公開当時は煩型のファンやマニアも唸らせたという作品だったのですが、自分にはどうにものれず仕舞いでした。ゴジラは出てくるんですけれど、「ゴジラ映画」を見たという気分にはどうしてもなれず、「みんなはこのレベルの映画で満足なの?」と(心の中で)問いかけるばかり。公開後しばらく経ってから批判的な声も聞かれるようになり、ああ自分だけじゃなかったんだと安堵のため息を吐いたものです。

そんな「ゴジラ」の続編がいよいよやってきます。
ゴジラだけじゃなくラドンにモスラ、キングギドラも登場。更には別怪獣も?という噂ですが、予告を見る限りでは本作よりも楽しめそうなので、今度は期待しても良いでしょうか。

<過去記事>




by odin2099 | 2019-02-01 19:42 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
レジェンダリー・ピクチャーズの<モンスターバース>の第2弾。
レジェンダリーがゴジラを映画化し、次にコングを、という話が出てきた時は、二大怪獣が戦ったら面白いだろうな、くらいに考えていたのだけれども、まさかそれが実現しようとは。

<マーベル・シネマティック・ユニバース>に続けとばかりに<ユニバース>物が乱立しているけれど、総じて芳しくない状況の中、この<モンスターバース>は成功している部類と言っても良さそう。
もっともまだ2本目だし、今年公開される「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」、そして来年公開の「ゴジラVSキングコング(仮)」の結果を見るまでは断言は出来ないけれども。

e0033570_19364779.jpg1973年を舞台に描かれるこの作品が、時系列的には<モンスターバース>の最初のエピソード。
まだモナークも役立たず扱いされてる小さな組織に過ぎなかったり、それでいてこの時点で既に数々の怪獣の情報を集め、調査をしていたりと歴史を感じさせる。ゴジラ、ラドン、モスラ、ギドラの存在を匂わせるシーンがあるのは親切すぎるけれども。

しかしこの映画の主役はコング!
のっけからコングは大暴れしてくれる。おそらく歴代コングの中で一番パワフルなんじゃなかろうか。
荒ぶる神にして守り神、これまでどちらかというと悲劇の影をまとった存在だったコングだが、この作品のコングは正にスーパーヒーロー。サイズの面ではまだまだゴジラに見劣りするが、40数年後の世界で如何にパワーアップしゴジラに立ち向かうのか、コメディ寄りの東宝版「キングコング対ゴジラ」にイマイチ納得できない身としては、それを考えただけでワクワクしてくる。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-01-29 19:39 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
歌舞伎町の新名所、ゴジラヘッド。
そこには下のシネコンで近日上映の話題作の垂れ幕が掲げられ、あたかもゴジラが戦ってるみたいで…
という記事を去年は2回UPしましたが(こちらコチラ)、
2018年はどうなっていたか、ざっと振り返ります。
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年末年始は「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」だったのですが、年明け最初はヒュー・ジャックマン。
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マーベルのヒーローが続きます。
アベンジャーズならゴジラに勝てるか?!
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アニメ版「ゴジラ」の第2弾です。
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「スター・ウォーズ」に「ミッション:インポッシブル」とシリーズ物が続きますね。
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「アントマン」は分が悪そうですが、プレデターなら勝てるかも?
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そして再びアニメ版「ゴジラ」。
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「くるみ割り人形」はちと意外。
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そしてラストは「アリータ」。公開はまだまだ先ですから大抜擢ですね。

さて、2019年はどんな作品が飾るのでしょうか?

by odin2099 | 2018-12-31 13:42 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
アニメ版「GODZILLA」三部作の完結編。

e0033570_19493491.jpg遠い未来の地球を舞台に、実写では描き得ない、アニメーションならではの表現手法で生まれ変わった「ゴジラ」、というような期待も抱いてはいたものの、結局のところ「ゴジラ」でこういう物語をやらなくても良かったのではないか、という居心地の悪さを覚えただけだった。

この三作目では人類はゴジラと対峙しない。前作前々作で執拗にゴジラに挑んだものの完膚なきまでに叩き潰され、もはや人類に残されたのは神に祈ることのみ。アクションを排した長台詞の応酬(というより一方的に語っているだけだが)の上で繰り広げられる宗教問答。

ゴジラと戦うのは邪神、滅びの神ギドラ。しかしゴジラを凌駕するギドラの圧倒的な力に共感することは出来ない。ギドラに縋るということは自らをゴジラ以上の怪物と成すことだからだ。
その人類にとっての最後の頸木がモスラ。
新しい物語を紡ぐはずが、やはりモスラやギドラといった存在に頼らなければならなかったのには大いに失望させられた。

幽かな未来、希望の象徴としての原住民との間に子を成しながら、古き改めるべき世界の十字架を背負い、恋人の亡骸と共に散華する主人公の姿は矛盾と欺瞞に満ちている。これでは途中で否定された殉教者の役割を自ら望んで務めることになりはしないか。

明年には再び海を渡ってゴジラが現れる。
旧き躯を捨て、喝采を持って次なるゴジラを待ちたい。



by odin2099 | 2018-11-29 19:53 |  映画感想<カ行> | Trackback(2) | Comments(0)
2カ月くらい前だったかにネットで見つけたコンサート。
演奏曲目が
 冬木透:交響詩「ウルトラセブン」より 第1楽章 "ウルトラセブン登場!"
 伊福部昭:SF交響ファンタジー第1番
 宮川泰:組曲「宇宙戦艦ヤマト」
 レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
 レスピーギ:交響詩「ローマの松」
ということでチェックしてました。
会場がすみだトリフォニーホールの大ホール、チケットが¥2,000というのも大きな魅力。
で、いそいそと錦糸町へ。

e0033570_18005171.jpg全席自由ということもあるのか、開場の30分ほど前に着いた時は既に数十人の列。係員のアナウンスによると、いつもより来客数が多い様子。さすが「ヤマト」だなあとか思っていたんですが、よく映画館やコンサート会場でお見かけする顔は見当たらず。年配の方が多いので、客層としてはいつもと変わらなそうです。アマチュアコンサートならではの楽団員の家族・友人ら関係者や親企業繋がり、取引先の方、地元のクラシック好きといったところがメインでしょうかね。指揮は曽我大介。

前半は「交響詩ウルトラセブン」、「SF交響ファンタジー第1番」、「組曲宇宙戦艦ヤマト」(「序曲」、「宇宙戦艦ヤマト」、「出撃」、「大いなる愛」の4曲からなる小組曲)を一気に演奏。
これらの楽曲ってテンポは様々に変化するし、金管は鳴りっぱなしだし、演奏の難易度はかなり高いと思うのですが、それらを難なくクリア。指揮者の緩急のつけ方には原曲と違った癖が所々見受けられましたが、アマチュア演奏家の集団でこの”音”は立派です。あっという間に終わり、もっともっと聴いていたいと思いました。

後半はレスピーギの<ローマ三部作>から「交響詩ローマの噴水」と「交響詩ローマの松」、コンサートの構成上こちらがメインのプログラムです。
こちらも素晴らしかったですね。素晴らしすぎて途中で一瞬記憶が…(あれ?)

アンコールはマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲」。
随分と地味だなあと思っていたら、2曲めはなんと!「宇宙戦艦ヤマト」! しかも指揮者が自らマイクを握り、歌う?!

――これは正直言ってズルです。反則です。生オケをバックに熱唱するのはアリですか?
思えば指揮者の曽我さん、1曲目だけセブンTシャツにセブンのお面(お祭りなんかで売ってるアレ)で演奏するというなかなかのお茶目さん。こっちも手拍子しながら一緒に歌いましたよ、もう…!




by odin2099 | 2018-11-18 18:02 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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