【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

タグ:ゴジラ ( 120 ) タグの人気記事

順番が逆になりましたが、こちらが<モンスターバース>の第1弾。
しかし1973年が舞台だった「キングコング/髑髏島の巨神」と違い、こちらはリアルタイムの2014年の物語。概ね40年後ということになります。

政府のお荷物みたいな弱小組織だったモナークですが、この時代では立派な秘密諜報機関っぽくなっています。
組織の顔として前面に出てくるのは渡辺謙演じる芹沢博士ですが、この博士が終始仏頂面で何を考えてるかわからないので、一層秘密組織めいて見えます。
実際のところ軍に色々指示を出したりして、かなり超法規的な存在のようにも思えますけれどね。

e0033570_19374612.jpgしかしお話の主人公はこの博士ではなく、かつて怪獣によって妻を失った研究者とその息子。しかもこの研究者がキーポイントになりそうでならずに、前半であっけなく退場してしまいます。
でその息子が跡を継ぐのかと思いきや、彼は軍人。前線に出てゴジラやムートーと対峙することになります。
なんだか色々な意味で勿体ない人物配置だなあと思いますね。もう少し活かしようがあったような気がしますが。

ということで公開当時は煩型のファンやマニアも唸らせたという作品だったのですが、自分にはどうにものれず仕舞いでした。ゴジラは出てくるんですけれど、「ゴジラ映画」を見たという気分にはどうしてもなれず、「みんなはこのレベルの映画で満足なの?」と(心の中で)問いかけるばかり。公開後しばらく経ってから批判的な声も聞かれるようになり、ああ自分だけじゃなかったんだと安堵のため息を吐いたものです。

そんな「ゴジラ」の続編がいよいよやってきます。
ゴジラだけじゃなくラドンにモスラ、キングギドラも登場。更には別怪獣も?という噂ですが、予告を見る限りでは本作よりも楽しめそうなので、今度は期待しても良いでしょうか。

<過去記事>




by odin2099 | 2019-02-01 19:42 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
レジェンダリー・ピクチャーズの<モンスターバース>の第2弾。
レジェンダリーがゴジラを映画化し、次にコングを、という話が出てきた時は、二大怪獣が戦ったら面白いだろうな、くらいに考えていたのだけれども、まさかそれが実現しようとは。

<マーベル・シネマティック・ユニバース>に続けとばかりに<ユニバース>物が乱立しているけれど、総じて芳しくない状況の中、この<モンスターバース>は成功している部類と言っても良さそう。
もっともまだ2本目だし、今年公開される「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」、そして来年公開の「ゴジラVSキングコング(仮)」の結果を見るまでは断言は出来ないけれども。

e0033570_19364779.jpg1973年を舞台に描かれるこの作品が、時系列的には<モンスターバース>の最初のエピソード。
まだモナークも役立たず扱いされてる小さな組織に過ぎなかったり、それでいてこの時点で既に数々の怪獣の情報を集め、調査をしていたりと歴史を感じさせる。ゴジラ、ラドン、モスラ、ギドラの存在を匂わせるシーンがあるのは親切すぎるけれども。

しかしこの映画の主役はコング!
のっけからコングは大暴れしてくれる。おそらく歴代コングの中で一番パワフルなんじゃなかろうか。
荒ぶる神にして守り神、これまでどちらかというと悲劇の影をまとった存在だったコングだが、この作品のコングは正にスーパーヒーロー。サイズの面ではまだまだゴジラに見劣りするが、40数年後の世界で如何にパワーアップしゴジラに立ち向かうのか、コメディ寄りの東宝版「キングコング対ゴジラ」にイマイチ納得できない身としては、それを考えただけでワクワクしてくる。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-01-29 19:39 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
歌舞伎町の新名所、ゴジラヘッド。
そこには下のシネコンで近日上映の話題作の垂れ幕が掲げられ、あたかもゴジラが戦ってるみたいで…
という記事を去年は2回UPしましたが(こちらコチラ)、
2018年はどうなっていたか、ざっと振り返ります。
e0033570_09051476.jpg
年末年始は「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」だったのですが、年明け最初はヒュー・ジャックマン。
e0033570_09052294.jpg
e0033570_09052964.jpg
マーベルのヒーローが続きます。
アベンジャーズならゴジラに勝てるか?!
e0033570_09053502.jpg
アニメ版「ゴジラ」の第2弾です。
e0033570_09054579.jpg
e0033570_09055377.jpg
「スター・ウォーズ」に「ミッション:インポッシブル」とシリーズ物が続きますね。
e0033570_09060287.jpg
e0033570_09060903.jpg
「アントマン」は分が悪そうですが、プレデターなら勝てるかも?
e0033570_09061563.jpg
e0033570_09062286.jpg
そして再びアニメ版「ゴジラ」。
e0033570_09063757.jpg
e0033570_09064427.jpg
「くるみ割り人形」はちと意外。
e0033570_09065132.jpg
そしてラストは「アリータ」。公開はまだまだ先ですから大抜擢ですね。

さて、2019年はどんな作品が飾るのでしょうか?

by odin2099 | 2018-12-31 13:42 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
アニメ版「GODZILLA」三部作の完結編。

e0033570_19493491.jpg遠い未来の地球を舞台に、実写では描き得ない、アニメーションならではの表現手法で生まれ変わった「ゴジラ」、というような期待も抱いてはいたものの、結局のところ「ゴジラ」でこういう物語をやらなくても良かったのではないか、という居心地の悪さを覚えただけだった。

この三作目では人類はゴジラと対峙しない。前作前々作で執拗にゴジラに挑んだものの完膚なきまでに叩き潰され、もはや人類に残されたのは神に祈ることのみ。アクションを排した長台詞の応酬(というより一方的に語っているだけだが)の上で繰り広げられる宗教問答。

ゴジラと戦うのは邪神、滅びの神ギドラ。しかしゴジラを凌駕するギドラの圧倒的な力に共感することは出来ない。ギドラに縋るということは自らをゴジラ以上の怪物と成すことだからだ。
その人類にとっての最後の頸木がモスラ。
新しい物語を紡ぐはずが、やはりモスラやギドラといった存在に頼らなければならなかったのには大いに失望させられた。

幽かな未来、希望の象徴としての原住民との間に子を成しながら、古き改めるべき世界の十字架を背負い、恋人の亡骸と共に散華する主人公の姿は矛盾と欺瞞に満ちている。これでは途中で否定された殉教者の役割を自ら望んで務めることになりはしないか。

明年には再び海を渡ってゴジラが現れる。
旧き躯を捨て、喝采を持って次なるゴジラを待ちたい。



by odin2099 | 2018-11-29 19:53 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
2カ月くらい前だったかにネットで見つけたコンサート。
演奏曲目が
 冬木透:交響詩「ウルトラセブン」より 第1楽章 "ウルトラセブン登場!"
 伊福部昭:SF交響ファンタジー第1番
 宮川泰:組曲「宇宙戦艦ヤマト」
 レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
 レスピーギ:交響詩「ローマの松」
ということでチェックしてました。
会場がすみだトリフォニーホールの大ホール、チケットが¥2,000というのも大きな魅力。
で、いそいそと錦糸町へ。

e0033570_18005171.jpg全席自由ということもあるのか、開場の30分ほど前に着いた時は既に数十人の列。係員のアナウンスによると、いつもより来客数が多い様子。さすが「ヤマト」だなあとか思っていたんですが、よく映画館やコンサート会場でお見かけする顔は見当たらず。年配の方が多いので、客層としてはいつもと変わらなそうです。アマチュアコンサートならではの楽団員の家族・友人ら関係者や親企業繋がり、取引先の方、地元のクラシック好きといったところがメインでしょうかね。指揮は曽我大介。

前半は「交響詩ウルトラセブン」、「SF交響ファンタジー第1番」、「組曲宇宙戦艦ヤマト」(「序曲」、「宇宙戦艦ヤマト」、「出撃」、「大いなる愛」の4曲からなる小組曲)を一気に演奏。
これらの楽曲ってテンポは様々に変化するし、金管は鳴りっぱなしだし、演奏の難易度はかなり高いと思うのですが、それらを難なくクリア。指揮者の緩急のつけ方には原曲と違った癖が所々見受けられましたが、アマチュア演奏家の集団でこの”音”は立派です。あっという間に終わり、もっともっと聴いていたいと思いました。

後半はレスピーギの<ローマ三部作>から「交響詩ローマの噴水」と「交響詩ローマの松」、コンサートの構成上こちらがメインのプログラムです。
こちらも素晴らしかったですね。素晴らしすぎて途中で一瞬記憶が…(あれ?)

アンコールはマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲」。
随分と地味だなあと思っていたら、2曲めはなんと!「宇宙戦艦ヤマト」! しかも指揮者が自らマイクを握り、歌う?!

――これは正直言ってズルです。反則です。生オケをバックに熱唱するのはアリですか?
思えば指揮者の曽我さん、1曲目だけセブンTシャツにセブンのお面(お祭りなんかで売ってるアレ)で演奏するというなかなかのお茶目さん。こっちも手拍子しながら一緒に歌いましたよ、もう…!




by odin2099 | 2018-11-18 18:02 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
アニメ版「ゴジラ」三部作の第二部。ソフトが発売されたので、こちらも再観賞。
第一部のソフト発売は第二部の公開後だったが、今回の第二部は第三部公開前に発売された。それが正解だろう。

e0033570_23032838.jpg前作ではゴジラを倒したかとぬか喜びしたのもつかの間、もっと強大な真のゴジラが出現する、というところで幕を閉じた。今回は一敗地に塗れた主人公たちが如何にゴジラに反撃していくかに焦点を絞っているため、アクション要素は前作より多め。
その一方で、平和を愛する素朴な民族を登場させることで、戦闘一辺倒になりがちなドラマのアクセントにしようとしているが、元々主人公側が地球人だけでなく、更に異なる二つの宇宙人とで構成されているので、対比の妙はそれほどでも。

それよりもせっかくアニメーションという新たな表現媒体で「ゴジラ」を描きながら、メカゴジラやキングギドラ(モスラもか?)といった旧作準拠のキャラクターに頼った物語しか作れないことにもどかしさを覚える。
従来のファンを大事にしつつ、アニメという新ジャンルでの新たなファンを獲得したいという思惑なのかも知れないが、新たなジャンルに挑戦するならもっと大胆に新規開拓の道を探らなければ先細りになってしまうと思うのだが。

三部作の中間ということからか、かなり後味の悪い終わり方をしているが、最終作で大団円を迎えることが出来るのか。
というよりこの世界観では一体何がハッピーエンドなのだろう?
ゴジラを倒して地球を人類の手に取り戻しました、メデタシメデタシではあまりに安易すぎる。
それとも共に滅びの道を辿るバッドエンディングこそが相応しいのだろうか。その結論はまもなく出る。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-11-07 23:09 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_23031405.jpgアニメ版「ゴジラ」三部作の第一部。完結編の公開が近付いてきたので見直しを敢行。
「ゴジラ」をアニメにしたって面白くなるもんかなあと思いながら見ていたもので、やっぱり面白くはないなあというのが偽らざる感想。

遠い未来を舞台に怪獣たちに、いやゴジラに蹂躙された地球を取り戻そうと戦う人類の生き残りの物語、というのはSFアニメの題材として決して興味を惹かれないという訳ではないが、何も「ゴジラ」という手垢付きまくりの超メジャー怪獣を使ってやらなくても、と思ってしまう。

またこの作品に登場するゴジラがあまりにも超越した存在過ぎて隙がない。どう足掻いても主人公たちに勝ち目はなさそうで、そこにハラハラドキドキやワクワクといった感情が湧いてこないのだ。
平面的にのっぺりとして描かれた登場人物たちにも魅力を感じないし、こういう形で「ゴジラ」をアニメにしたのは果たして良かったのだろうかという疑問符が付く。

まあまもなくその答えは明らかになる筈だが――。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-11-07 23:04 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
11月3日は「ゴジラの日」
なので「ゴジラ」です。
どうせ見るなら派手なのを、ということで、長らく文字通りに「ゴジラ」最終作だった「ファイナル・ウォーズ」を持ってきました。

ゴジラ、モスラ、ラドン、アンギラス、ミニラ、マンダ、キングシーサー、クモンガ、エビラ、カマキラス、ヘドラ、ジラ、ガイガン、カイザーギドラと怪獣がいっぱい出てきます。
「海底軍艦」轟天号にX星人、妖星ゴラスまで出てきます。

e0033570_20573492.jpgしかし瞬殺される怪獣もいたり、ゴジラにタッグマッチを挑んでくる怪獣もいたりで、あまり「怪獣が沢山」という印象はありません。要はヤラレ役、戦闘員みたいなものだからですね。
それに人間側にも松岡昌宏、菊川怜、水野真紀、ドン・フライ、ケイン・コスギ、北村一輝、伊武雅刀、中尾彬、上田耕一、國村隼、泉谷しげる、長澤まさみ、大塚ちひろ、水野久美、宝田明…と濃ゆいメンツが揃ってるから尚更。

これまでの「ゴジラ」シリーズや東宝特撮映画にオマージュを捧げ乍ら、これまでの作品群とは明らかに一線を画した新作で、自分は散漫ではあっても愉しめたクチなんですが、世間一般からはどうやら低評価のようで。この作品がヒットしていたら、ゴジラの休眠期間はこれほど長くはならなかったかもしれませんなあ。

今回初めて<吹替版>じゃない方を見ましたが、ケインの台詞が両ヴァージョンで少し違うんですね。
それにドン・フライ演じる轟天号の艦長、あれは玄田哲章の吹替あればこその貫録、格好良さだったんだなあということを認識しました。

もうじきアニメ版「ゴジラ」三部作の完結編が公開されますけど、そっちよりも来年公開になるレジェンダリー・ピクチャーズの<モンスターバース>版「ゴジラ」の方が楽しみです。
日本で「シン・ゴジラ」に続く実写特撮の「ゴジラ」が見られるのは、次はいつなんでしょうね。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-11-03 21:02 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21481489.jpg<東宝チャンピオンまつり>用にお色直しをした「ゴジラ」映画の第五弾、ではなく第六弾。
第五弾はモスラをゲストに、ゴジラがエビラと戦うという「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」ですが、ここはこれまでの流れを汲んでキングギドラが登場するこちらを。
富士の裾野で地球怪獣連合軍がキングギドラと対峙するという絢爛豪華な娯楽編です。

さて、この作品も短縮再編集されてるワケですが、それだけじゃなくタイトルも変更されてます。
しかし元タイトルの面影もないという、完全に子供を騙しにかかっている確信犯。
これじゃあ新作映画だと思うよなあ。元のタイトルが「怪獣総進撃」だなんて思わないよなあ。

久保明、佐原健二、伊藤久哉、土屋嘉男、田島義文、田崎潤、と馴染みの顔触れは揃っていますし、ゴジラ、ミニラ、ラドン、モスラ、アンギラス、バラン、バラゴン、ゴロザウルス、マンダ、クモンガ、キングギドラがズラリ並ぶと壮観(といっても殆ど出番のない怪獣もいますが)。
万能すぎる新型メカ、ムーンライトSY-3号も格好良いですし、騙されて見ちゃった人も満足?

<過去記事>




by odin2099 | 2018-10-22 21:51 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<東宝チャンピオンまつり>用のお色直し版「ゴジラ」第4弾。
キングコングと戦い、モスラと戦い、ラドンとタッグを組んでキングギドラと戦ったゴジラは、今度は名タッグに更にモスラを加えてキングギドラを迎え撃つ。

e0033570_20402891.jpgこれまたタイトル変更。
オリジナルは「三大怪獣 地球最大の決戦」だったけど、ゴジラ・モスラ・キングギドラ…ってラドンは?
本来の「三大怪獣」はゴジラ・ラドン・モスラで、彼らが地球最大の決戦を行う相手がキングギドラだったはずなのに。

前作「怪獣大戦争」だってゴジラ・ラドン対キングギドラなのに「キングギドラ対ゴジラ」というタイトルにされちゃうなど、以前も書いたけどラドンってホントに可哀想なキャラだなあ。

ちなみにオリジナル版の公開は「地球最大の決戦」→「怪獣大戦争」の順。
逆にしたのは段々怪獣の数が増えて行く方がスケールアップしてるみたいだからだろうか。

で、この短縮版。ただでさえ詰め込み過ぎの物語を端折ってるのでわかりづらい――ことは確かなんだけど、それでも面白いんだな、これが。
元々の関沢脚本が良く出来ていて、それを本多監督がうまーくまとめているのが、このお色直し版でもよくわかる。
やはり、誰が何と言おうとシリーズ中でも上位に来る傑作だ。

【ひとこと】
そういやこの作品じゃ、飛来したキングギドラの巻き添えで松本城の天守が壊れるんだよね。
今夏久しぶりに登城したけど、怪獣が大暴れして壊すにはロケーション的にあんまり面白みのある場所じゃないんだよなあ。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-10-12 20:45 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
ブログトップ