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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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「ローグ・ワン」の続編、というのも強ちジョークではないような気もする<スター・ウォーズ・サーガ>の第四章。
「ローグ・ワン」のラストと本作のオープニングを比べると、随分と動きがゆったりになられましたね、ヴェーダー卿?

何度でも見たくなる「スター・ウォーズ」の一作目ですが、見る度に色々と思うことがあるのは我ながら不思議。初公開以来(ヴァージョン違いはあれど)一体何度見直したのやら。
他の<サーガ>作品は兎も角として、この一作目だけは一生付き合うことになるんだろうなあ。

e0033570_23470415.jpgレイア姫のホログラムメッセージを見たルークから問い詰められたC-3PO、どうやらレイアのことを良く知らない様子。
しかし「シスの復讐」を見る限りでは、それまでのメモリーは消去されたとはいえ、誕生したばかりのレイア共々オルデラーン王家に引き取られたようなので、殆ど知らないとも考えられないんですけど、要人に関する情報を漏らさないように、といったセキュリティプログラムでも組み込まれてるんでしょうか。

アナキンのパートナーとして活躍し、その後3PO共々オルデラーンへ渡ったR2-D2は、メモリー消去された相棒とは違い、パドメの出産とその後の双子の運命を知っていた可能性は大。
となると初対面(?)となるルークも、すぐに認識出来た? 
つまりルークにレイアのメッセージを見せたのは偶然ではなく故意の可能性もあったりして…?

ベイル・オーガナの指示は、オビ=ワンにメッセージを届けて連れ出すだけでなく、実はルークをもピックアップすることも含まれていた、というのは考え過ぎでしょうかね。レイアは勿論そのことを知りませんが、R2-D2にはその密命も与えられていた、というのは。
まあいずれにせよオビ=ワンは、何かがあればルークを連れ出す機会をうかがっていたでしょうけれども。

モス・アイズリー宇宙空港で腕利きのパイロットを探すオビ=ワンは、先ずチューバッカと接触し、然る後にハン・ソロと交渉に乗り出しますが、何か怪しいぞ、オビ=ワン。
「シスの復讐」ではヨーダとチューイは旧知の仲として描かれてますね。となるとオビ=ワンとチューイに面識があったとしてもおかしくありません。
はじめからチューイ頼みだった可能性も否定出来ない?

デス・スターのゴミ処理機で圧殺されそうになるルーク、レイア、ハン。
ここでハンはレイアを助けようとしてるんでしょうが、どさくさに紛れてレイアの身体を触りまくってますね、コラ!

ヤヴィン4の秘密基地からの出撃直前、親友ビッグスと再会するルーク。あれ?その前のブリーフィングの時には会わなかったのかな?
ブリーフィングは何か所か、何回かに分けて行われたので会わなかったのか、それとも部屋が広すぎて(とは見えないけど、何らかの理由で)お互いの存在に気付かなかったんでしょうかねえ。

<プリークエル・トリロジー>を見た後だと色々矛盾点も多くなってしまいますが――アナキンがクローン戦争に参加しようとした時にオーウェンが猛反対したとか、パルパティーンはヨーダを取り逃がし、アナキン(=ヴェイダー)はオビ=ワンに敗れているのに、何故ターキンもヴェイダーも「オビ=ワンは死んだ」「ジェダイの生き残りはヴェイダーだけ」なんて言ってるのか等々――、後付け設定の不統一さはあっても、この作品はナンバー1かつオンリー1ですね、やっぱり。

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by odin2099 | 2018-04-27 23:55 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スター・ウォーズ・サーガ>第三章で、プリークエル・トリロジーの完結編。
序盤のオビ=ワンとアナキンの名コンビぶりは本当に頼もしいのですが、楽しい時間が過ぎるのはあっという間、物語はドンドンきな臭くなっていきます。

ドゥークー伯爵を追い詰めたアナキンに対し「殺せ」と冷たく言い放つパルパティーン。この時のドゥークー伯爵の驚愕の表情。この時までマスターを信じていたんでしょうな。自分自身はマスターへの反逆の意思があったと思われますが。

そのドゥークーにやられて倒れているオビ=ワンに対しても「置いてけ」と一言。流石にこちらには反発し、オビ=ワンを助け出すアナキン。しかしこういう態度を取るパルパティーンに対し、何の疑問も抱かないんでしょうか、アナキン君。

e0033570_20171392.jpg活躍をしながらなかなか認めて貰えないアナキン君に、パルパティーンは「ジェダイ協議会における私的代理人になってくれ」と頼みます。評議会は評議会で、逆にアナキンに対して「パルパティーンをスパイしろ」と密命。この際に評議会は、アナキンをメンバーに加えるけどマスターにしない、とややこしい決断をしてしまったので、益々アナキンの心はパルパティーンに。しかもこの時、オビ=ワンは積極的にアナキンをマスターに推したわけではなさそうですね。

評議会にしてみればパルパティーンに余計な口出しをされたくないから、アナキンをいわばオブザーバーの立場に置いたのは当然ではあるんですが、アナキンは単に自分の能力が認められないとしか思わない。ここに隙があるワケです。
そこでパルパティーンは”賢者ダース・プレイガス”の話を持ち出すんですが……なんで、ジェダイでも何でもないパルパティーンがシスの暗黒卿の話なんか知ってるのか、ここでも疑うことを知らないアナキン君。もうパドメ(と生まれてくる子供)以外は眼中にないんですね。

かくして転落への道は着実に敷かれ、遂にはダークサイドへ。
幼い子供のパダワンまでアナキンが手にかけるのはやり過ぎですが、それまでの間に元老院は腐敗し、ジェダイ評議会は旧態依然とした石頭集団、そしてメイス・ウィンドゥが悪役然(!)として出てきてるからか、単なる闇落ちではなくアナキンの行動にも一理あるのでは?と思わせているのは見事です。

パルパティーンにとって誤算だったのは、アナキンが(パルパティーンにとっては眼中になかった)オビ=ワンに敗れ瀕死の重傷を負い、半分機械になったことでしょうか。初登場のシーンから強大な悪というイメージを与えていたダース・ヴェイダーのスタイルですが、その実はアナキンの能力を低下させてしまっているのはノベライズ群で明らかになっています。

その反面、自分にとって代わるだけの能力はもう持っていないであろうと判断し、実はパルパティーンはほくそ笑んでいたというのもあるでしょう。
故に次なるトリロジーは、アナキン以上の能力を持っていると思われたルークを、パルパティーン、アナキン(ヴェイダー)双方で奪い合うのがクライマックスとなるのです。

ラストシーンは、二重太陽の元、オーウェンとベルー夫妻にルークを託し一人荒野を去るオビ=ワン、というシリーズ屈指の美しい場面で幕を下ろし、また新しい物語が始まることを期待させるという素晴らしいものでした。ここでシリーズが完結していた方が、綺麗にまとまった物語になっていたのかもしれませんね。

今はこのラストシーンを受け、タトウィーンに隠遁中のオビ=ワンにスポットを当てたスピンオフ映画の企画もあるようですが、ハン・ソロやボバ・フェット、あるいはジャバ・ザ・ハットなんかを主人公にしたものより数百倍は見たいものです。

スピンオフといえばこの後にデス・スター建造をテーマにした作品が作られましたが、本作の最後では既に工事が始まってましたね。プロトタイプなのかもしれませんけれど、完成までこれから20年近くかかるとは難事業だったんですねえ。

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by odin2099 | 2018-04-15 20:21 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
これが20世紀FOXファンファーレ抜きの初めてのSW映画。
どういう経緯で決まったのかはわからないが、冒頭のルーカス・フィルムのロゴの前にはワーナー・ブラザーズのトレードマークが付く。
もっとも本流となるサーガの一篇ではなく、正史(カノン)であってもスピンオフという位置付けからか、お馴染みのテーマ曲は流れず、そのアレンジ版が流れるなど、全体的に差別化が図られているので、「スター・ウォーズ」とは”似て非なる何か”を見ているような気分になるのも確かだ。

e0033570_22370408.jpg物語はエピソード2と3の間、クローン戦争の最中だが、アナキンとオビ=ワンの関係を見るにつけ、どちらかというとエピソード3寄りの時間軸。エピソード2ではかなりギクシャクしていた二人だったが、この作品ではエピソード3冒頭に見られるような名コンビぶりが楽しめる。
その点、この作品に先行する「スター・ウォーズ/クローン大戦」にも共通する部分だ。

エピソード3の直前まで描いた「クローン大戦」は、製作体制の変化(ウォルト・ディズニー社によるルーカス・フィルムの買収)に伴い結局「なかったこと」にされてしまったようだが、「クローン・ウォーズ」はこの劇場版を皮切りに放送されたTVシリーズが同じようにディズニー移行に際して打ち切りとなったものの正史としては認められ、新体制の下で後継作品「スター・ウォーズ/反乱者たち」を生み出すことになった。
ここら辺がややこしいのだが、誰かがきちんと流れをまとめてくれないものか。

この作品で一番驚いたのがアナキンがアソーカ・タノというパダワン見習いを得ること。
エピソード3では影も形も存在しない彼女が、アナキンにどのような影響を与えるのか、あるいは与えないのか。そしてサーガそのものとは矛盾しないのか。早くシリーズを見終えないと…。

先に”似て非なる何か”を見た気分と書いたが、実は吹替版を選んだ場合は些か事情が異なる。
というのは殆どのキャラクターのヴォイス・キャストはサーガ本編と同じ。よって”声”を聴いている分にはサーガの一篇としての資格は十分なのだ。
これは日本の、吹替ファンのみに許された贅沢な楽しみ方かもしれない。

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by odin2099 | 2018-04-06 22:50 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
今年は新作が公開されるので、またまたおさらいを開始。

e0033570_21203352.jpgこの作品、スピルバーグの最高傑作ではないだろうが、娯楽作品を作り続けてきたプロらしい仕上がりぶりだなあと思う。
冒頭から小出しにして恐怖感を煽る演出、かと思えば結構ギャグシーンもふんだんで緩急自在。監督の計算通りなんだろうなあと思いつつも、それにまんまと乗せられてしまうのが口惜しいやら嬉しい?やら。
また誰が何と言おうと、スクリーン上にリアルな(に見える)恐竜たちを描き出してくれた功績は、例え今後どのように技術が進歩し、凌駕する作品が生まれようとも決して消え去ることはないだろう。
映画の歴史が変わる。スピルバーグが変える。」のコピーはダテではない。

序盤のアラン・グラント博士初登場のシーンで、その解説にイチャモンをつけ、逆にアランに脅される子供がいる(エリー・サトラー博士に「子供相手に大人げない」と窘められる場面)。
実はこの子供が成長した姿が、「ジュラシック・ワールド」でクリス・プラットが演じたオーウェンだという実しやかな説が流れているのだが、最近このような後付け設定が色々話題になっている。

例えば「アイアンマン2」。
スタークエキスポの会場でトニーに助けられるアイアンマンのマスクを被った少年、これが後のピーター・パーカー=スパイダーマン。
また「マン・オブ・スティール」の序盤で災害から人々を救い出した後、海に漂っているクラーク・ケントを助けたのが、アーサー・カリー=アクアマン(だから「ジャスティス・リーグ」でアーサーは、スーパーマンが旧知のようなニュアンスでブルース・ウェインと会話している)であるとか。

何れもファンサイドから発信されたネタに公式が食いついた形だが、スパイダーマンの件は特に矛盾する要素も見つからず、またアクアマンについては半ば認めたかのような発言もなされたが、公式が認める認めないはともかく、こういう作品の行間を読む(?)ことはある種ファンの特権。
妄想を逞しくするのは決して悪いことではないはず(やり過ぎなければ)。

それはさておき、富山敬、弥永和子、大塚芳忠、永井一郎、納谷六朗…とベテラン揃いの吹替版は、配役には若干の疑問があるものの安心して見ていられるのだが、残念なことに故人が増えてしまった。そういえば大塚芳忠と弥永和子は夫婦共演だったのだなあ。
またジェフ・ゴールドブラムの吹替に大塚芳忠が起用されたのは、この「ジュラシック・パーク」が初めてではないかと思うのだが、その後はすっかり定番になった感がある。

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by odin2099 | 2018-04-03 21:22 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スター・ウォーズ・サーガ>の第二章。
エピソード1では状況説明とキャラクター紹介が主でしたが、物語はここから大きく動き出します。

e0033570_22064052.jpgといってもエピソード1とエピソード2、10年ほど時間がジャンプするのは随分と思いきってますね。
少年アナキンも大きく成長。9歳のアナキンと14歳のパドメでは恋愛対象になりにくいですが、19歳のアナキンと24歳のパドメならそれほど不自然じゃありません。
10年ぶりの再会でアナキンが一気に舞い上がったのはわかりますが、パドメの心境の変化は実際のところよくわかりません。

で、アナキンとパドメは10年ぶりですが、オビ=ワンとパドメ、ジャージャーとはどのくらいだったのでしょう?
パルパティーンがパドメに対し「古い友人のマスター・ケノービとか?」と語り掛けたり、ジャージャーが「オビー!」「ミーのお友だち」と再会を喜ぶくらいだから、こちらは10年ぶりってこともないと思うのですが。
お互いにコルサントにいれば、何度か会う機会はあったんでしょうか。

何度か会うといえば、意外なのがオビ=ワンとドゥークーが初対面らしいこと。
オビ=ワンはクワイ=ガンの弟子で、クワイ=ガンはドゥークーの弟子だから、何度か会っていても不思議じゃないのですが、一対一で会話するような形では、ということでしょうか。

そのドゥークー、オビ=ワンに対し「共和国はシスの暗黒卿の支配下にある」「一緒にシスを倒そう」と勧誘しますが、これは案外本音?
ドゥークーもダース・ティラナスというシスである以上、師であるダース・シディアスを倒して自分が頂点に立とうと考えてもおかしくないですから、もしもオビ=ワンが「うん」と言っていたらどうなっていたことやら。

10年は長いようで短く、短いようでやはり長いですが、もっと遠大なのがデス・スター建造。
今回秘密兵器の設計図としてチラっと映りますが、完成するのはエピソード4の直前。四半世紀にも亘る研究の成果ということになりますが、何故にそこまでこだわったのでしょうか。
破壊された後、エピソード6で皇帝は再建造を命じますし、そういやファーストオーダーも、その後継兵器を建造してましたが、何が権力者たちを惹きつけるんでしょうかねえ。

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by odin2099 | 2018-03-29 22:09 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
「最後のジェダイ」のソフト化も、また新作スピンオフ「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の公開も近づいてきたので、それに合わせて時系列順に見直しを敢行。

あまり評判の宜しくないエピソード1ですが、劇場で20世紀FOXファンファーレを聴き、ルーカスフィルムのロゴに続いてお馴染みの文句、お馴染みのメロディが流れて来た時の感慨というのはやはり筆舌に尽くしがたいものがありました。シンデレラ城と「星に願いを」はなかったものの、ひっそりとルーカスフィルムが映るだけの現状とは比べるべくもありませんね。
ディズニーによる20世紀FOXの買収が正式に成立した暁には昔のパターンに戻して欲しいものですが、まあそれは難しいのでしょう。

さて、以下は覚書。

共和国最高議長の特使たるジェダイ騎士を迎える通商連合の母船。
応対するのはTC47というプロトコルドロイドですが、飲み物をクワイ=ガン・ジンより先にオビ=ワン・ケノービに渡しますね。礼儀作法に通じてる筈のドロイドとしてはちょいといただけません。
またオビ=ワンもオビ=ワンで、貰ってすぐにクワイ=ガンに断りもせずに口にします。それに敵地ですからいきなり飲むのは不用心な気も…。

e0033570_21293878.jpgこの母船内でクワイ=ガン&オビ=ワン師弟によるアクションシーンがありますが、「スター・ウォーズのテーマ」と「フォースのテーマ」はここが初使用。
オープニングとエンディングを除くと「スター・ウォーズのテーマ」はここと、終盤のナブーの宮殿に潜入するシーンの2回だけかな?
いずれも短くファンファーレ上でしか聴くことが出来ません。
実は「スター・ウォーズのテーマ」は別名「ルーク・スカイウォーカーのテーマ」、ルークのいない<プリクエル・トリロジー>では控えめな使われ方なのでした。

ナブーの女王アミダラはまだ年端の行かない少女。その判断力、決断力は如何なものでしょう?
女王の姿でいる時は威厳も感じますけど、侍女パドメの時は背伸びしてるのがハッキリとわかる程度には子供っぽさが全開です。如何にも荷が重そう。
ということで通商連合も舐めていたんでしょうね。でなければナブー封鎖などという暴挙に出ることもなかったかもしれません。もちろんダース・シディアスも。

ダース・モール、初登場シーンはダース・シディアスの背後にすっくと立っていて威圧感がありますが、いざ現場に出てくると、あれ?ちっちゃい。
ダース・ベイダーのようにとは言いませんが、もう少し身長があればなあ。

アナキンと母シミとの別れは情感タップリに描かれますが、対照的に淡々とあっさり済まされてしまうのがC-3POとの別れ。
エピソード2で再会して以後もアナキンはC-3POよりもR2-D2と行動を共にする機会の方が多いですね。自分で組み立てておきながら、案外執着心は薄いのかも。

ナブー選出のパルパティーン議員。故郷の危機にもどことなく冷徹というか他人事。
適切な状況判断、素早い損得計算、政治家としては優れた存在なんでしょうが、やはり腹に一物あるように見えてしまいます。それとも親切な伏線なのかしらん。

ダース・モールと対決するクワイ=ガン。荒い息を整えるために瞑想に入りますが、これは何のフラグ?
普通ならこういう場面を挟んだら逆転勝利へと突き進むのかと思いきや、結果は覆らず。これ、必要だったのかしらん?

アナキンをパダワン見習いにすると宣言するオビ=ワン、渋るヨーダ。
「あの子は選ばれし者かもしれない」「あの子の未来は読めない」、このシーンにはしっかりと「ダース・ベイダーのテーマ」が流れますねえ。

ラスト、ナブーでの祝勝パレード。ボス・ナスが高らかに宣言します、「平和を!」。
これ、エピソード1から6までを通じて、ラストシークエンスで唯一の台詞ですね。音楽だけで締めくくるのが、実は<スター・ウォーズ・サガ>の伝統だったりするのです。

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by odin2099 | 2018-03-23 21:36 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
エピソード2「クローンの攻撃」とエピソード3「シスの復讐」の間を埋めるスピンオフ作品で、劇場公開されたパイロット版に続き、TVシリーズとして放送された。
エピソード2と3の間を描く作品としては「スター・ウォーズ:クローン大戦」という先行するTVアニメシリーズがあるが、リメイクではなく新たに作られたCGアニメ作品。
「クローン大戦」の方は、ルーカスフィルムがディズニーに買収され、エピソード7以降の製作が決定した時点でカノン(正史)からレジェンズ(番外編)扱いになったが、この「クローン・ウォーズ」はそのままカノンとして認められている。

DISC1には7つのエピソードを収録。

e0033570_20340699.jpg「待ち伏せ」
戦略上の要衝を共和国の保護下に置くため、マスター・ヨーダは自らトイダリアンの王との交渉の場へ。しかし先手を打ったドゥークー伯爵はアサージ・ヴェントレスを送り込み待ち構えていた。

シリーズ第1話はアナキン・スカイウォーカーもオビ=ワン・ケノービも登場せず、メインとなるのはヨーダとクローン・トゥルーパーたち。
クローンといえども彼ら一人一人には個性はがあるのだと語るヨーダ。ジェダイとクローン兵の結びつきが強ければ強いほど、後の「オーダー66」の悲劇性が高まってゆく。

「マレボランス襲来」
共和国艦隊が全滅させた分離主義勢力の新兵器を探るべく、ジェダイ評議会はマスター・プロ・クーンを派遣するが、彼の乗る艦もまたグリーヴァス将軍率いる艦隊の餌食となってしまう。アナキンとアソーカ・タノは彼らの救出に向かうが…。

第2話でようやくアナキン、オビ=ワン、アソーカらメインキャラクターたちが登場。
救出作戦を却下され、評議会に激しく食って掛かるアソーカ。彼女にとってマスター・プロは命の恩人だったことが判明。珍しく評議会の指示に従うアナキン、と思いきや…正にこの師匠にこの弟子あり。
今回もジェダイとクローン兵との絆を描いたエピソードで、ドロイド兵を消耗品として扱う分離主義勢力と、あくまでクローン兵を仲間として扱うジェダイとの違いが浮き彫りになる。

「マレボランスの影」
新兵器イオン砲を搭載した恐るべき戦艦マレボランス。アナキンはグリーヴァス共々この戦艦を葬り去る作戦を立案、自らシャドウ中隊を率いて出撃するが、一機また一機と犠牲者が出てしまう。
その間にグリーヴァスは攻撃目標を共和国軍の医療ステーションに定め、刻一刻とステーションは危険にさらされていく…。。

アナキンはパイロットとしても超一流で、彼の技量をもってすれば攻撃も容易かったのかもしれないが、彼が率いるシャドウ中隊のメンバーはそうではない。”超人”である自分と”凡人”であるその他の人との違いを、もちろん頭ではわかっているのだろうが感覚ではなかなか理解できないのがアナキンの限界でもある。

e0033570_20343264.jpg「撃破!マレボランス」
共和国軍はグリーヴァス将軍の乗るマレボランスを追い詰めるが、その宙域にアミダラ議員とC-3POの乗る艦が現れ、囚われの身となってしまう。彼女は罠にはめられたのだ。
アナキンとオビ=ワンは彼女を救出するべくマレボランスへと潜入するが…。

ここまでは3話連続のストーリー。
アナキンとオビ=ワンが敵艦に潜入という「シスの復讐」の冒頭部分を連想させるシチュエーション。あの時と同様に軽口を叩く師弟の名コンビぶりが楽しい。
今回グリーヴァスと対峙するのはオビ=ワンだけだが、「シスの復讐」がアナキンとグリーヴァスの初対面ということなので、これは致し方ないところだろう。パドメの女戦士ぶり(オビ=ワン曰く「議員にしておくのは惜しい」)も描かれるが、3POのトラブルメーカーぶりは相変わらず。

「ルーキーたち」
クローン戦争が激化するにつれ、十分な訓練を受けずに現場に派遣されるクローン兵士も増える。そんな新兵が大半を占める辺境の基地に、グリーヴァス将軍が奇襲をかけた。一人また一人と兵は斃れ、遂に基地は分離主義勢力に占拠されてしまう。
そこへ基地視察に訪れたコマンダー・コーディとキャプテン・レックスが合流。彼らは新兵を奮い立たせて、見事に基地を奪還することが出来るのか?!

オビ=ワンもアナキンも前線から離れたところにおり、クローン兵士たちだけで物語が進行する。
クローンと言えども経験値や性格の違いがあり、十羽一絡げな無個性な存在ではないということにスポットが当たる。クローン兵士たちを掘り下げれば下げるほど、後の悲劇性が高まっていくのは計算通りなのだろう。

e0033570_21283837.jpg「消えたドロイド」
劣勢に立たされた共和国艦隊に撤退命令を出すオビ=ワン。しかし指揮を執るアナキンにはグリーヴァスを打ち破る秘策があった。小惑星帯に誘い込むことに成功したアナキンは、キャプテン・レックスに奇襲をかけさせこれを撃退。逃走するグリーヴァスを追ったもののアナキンの機体はコントロールを失い、辛うじてレックスに助け出される。だが同乗していたR2-D2は行方不明となってしまう。
R2に固執するアナキンをオビ=ワンは諫めるが、実はR2のメモリーは消去されておらず、もしこれが分離主義勢力の手に亘れば共和国の軍事機密が筒抜けになる。アナキンとアソーカは代わりに配備された新型のR3-SRを伴い、R2の捜索に乗り出す。
途中で廃品回収業者ガー・ナクトの貨物船と遭遇するが船内にR2の姿はなく、アナキンはグリーヴァスの基地探索へ。
だがガー・ナクトは密かにR2を回収し、グリーヴァスに売り渡す手配を整えていたのだ。
一方のアナキンはR3-S6のミスによりグリーヴァスに現在位置を知られ、窮地に陥ってしまう。

いくら重要機密が記録されているからと言って、アナキンのR2-D2への執着具合は傍から見れば異常なのだろう。
自作のC-3POの扱いがぞんざいなのに比べてもそれは際立つが、これはパドメから贈られた物ということもあるのだろうか。いずれにせよ、後のアナキンの悲劇の萌芽はここにもある。

e0033570_20362900.jpg「ドロイドの決闘」
グリーヴァスの秘密基地を捜索中のアナキンは、R2-D2のものらしき通信をキャッチし、その発信源を突き止める。オビ=ワンからの待機命令を無視し、アソーカ、レックスらと基地に突入するアナキン。爆破はアソーカたちに任せ、自分はR2の捜索へ。
そのR2は今まさに分解され、そのメモリーを抜き取られようしていた。無事にR2と合流を果たすアナキン。
その頃、基地内への潜入を気付かれたアソーカたちは苦戦していた。爆薬セットをレックスに託し、時間を稼ぐべく一人グリーヴァスに立ち向かうアソーカ!

アソーカに対して偉そうなことを言ってるアナキンも、R2-D2のこととなると我を忘れて一直線。成長しているようでいて、実はちっとも成長しておらず、逆にこういう時にアソーカの成長ぶりがうかがえる。
前回のエピソードでも的確に艦隊指揮を執る場面があったりで、アナキンのような執着心や我の強さがない分、そののびしろも大きいのかも知れない。
悪徳商人ガー・ナクトの台詞によれば、R2-D2は一度もメモリー消去が行われていないとのこと。
<スター・ウォーズ・サーガ>を最初から最後まで見守るのはR2の役目なのだろうか。
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by odin2099 | 2017-01-20 20:43 | テレビ | Trackback | Comments(0)
一体全体、この後どうなってしまうんだろう?――と3年間お預け状態だった「帝国の逆襲」の続きがこの作品です。

e0033570_22355382.jpg公開当時の「ジェダイの復讐」というタイトルに未だに拘っているファンは少なくないと思いますが、自分は早くから改題して欲しいと思っていたクチなので、新しい「ジェダイの帰還」というタイトルにすっかり馴染んでいます。
それにエピソード3が「シスの復讐」ですからね。「復讐」被りはあんまり美しくないかと。

今回はずっと吹替版でシリーズを見直しているんですが、<オリジナル・トリロジー>、オフィシャルなものにするならどっかの時点で録り直しをして欲しかったですね。
「ロボット」とか「ライトサーベル」とか「アナーキン・スカイウォーカー」とか、色々と気になる訳語がチラホラ。
<プリクエル・トリロジー>との整合性を取る意味でも、新録とは言わないですが、幾つかのセリフを差し替えるだけでも良かったのですが。
それに続けて見てると、C-3POにヨーダ、パルパティーンとメイン格のキャラクターの担当者が変わってしまっているのもねぇ…。
e0033570_22384289.jpg
ところでルークはずっとレイアのことが好きで、レイアはハン・ソロとラブラブとくっついちゃったとはいえ、ルークを憎からずは思っていた様子。
結局このエピソード6でルークとレイアは双子の兄妹ということが明らかになり、三角関係にも終止符が打たれてメデタシメデタシですが、これって下手すりゃ近親相姦モノになっていた可能性もあったんでしょうか?!
ルークは(知らないとはいえ)明らかに妹萌えですからねぇ。あぶないあぶない…。

でも神話伝説には得てして近親相姦パターンは多く、これが色々と悲劇を呼ぶのですが、ひょっとしてエピソード7のヒロイン、レイのフォースの強さ。実はルークとレイアの娘だったりして…?

……はい、妄想はここまで。
次はいよいよ「フォースの覚醒」見て、とりあえず今回の「スター・ウォーズ」観賞はオシマイとします。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23000230/
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by odin2099 | 2016-12-06 22:48 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_08352283.jpg単純明快な勧善懲悪の「エピソード4」から一変、ダークな方向へと舵を取った「エピソード5」。
ドラマ重視ということでファンからの評判が一番高いようですが、個人的には一番好きになれないお話、というのはこれまで何度も書いてきましたが…
何度も見直していると段々と愛着も湧いてくるもので、今は毛嫌いしている訳ではありません。
前作からのあまりの落差、そのギャップに幻滅したのと、あからさまな「次へ続く」という作劇にガッカリした、初見の印象を未だに引きずってるということなんですね。
三部作のブリッジとして見るならば、これはこれでアリなのかな。

さて本作のヴェーダー卿は、反乱軍がどうの、というよりひたすら若きスカイウォーカーのご執心。
それ以外の任務は二の次みたいですね。
しかし皇帝との通信による会話シーンでは
 「間違いなくアナキン・スカイウォーカーの子孫だ」
 「まさか」
なんてやり取りがありますが、ヴェイダー卿、師匠に対してすっとぼけてる?
それともこの時まで知らなかった?
その割にベスピンではルークに対し
 「私がお前の父だ」
と自信満々に宣言してるから、やっぱり皇帝陛下に対してすっとぼけてるんだとしか思えませんがねぇ。
いつか皇帝に反旗を翻す時の為に、手元に置いて秘匿したかったんですかね。

e0033570_08331132.jpgそのルークはオビ=ワンの勧めに従ってヨーダの下で修業中。
しかしヨーダ先生、「この子は辛抱がたらん」とか「訓練を始めるには遅すぎる」とかダメ出しの数々ですけど…
タトゥイーンで匿っておこうと決めたのはどこの誰ですか?
何のために匿ってたの?密かに修行させるためだったんじゃないの?
それを今日までほったらかしにしておきながら今更「年齢が行きすぎてる」って、一体全体ルークをどうしたいんですかね。

また「あの子が最後の希望です」というオビ=ワンに対し、「もう一人おる」とか仰ってますが、レイアの訓練を始めるのは遅すぎないんでしょうか。
どうもジェダイマスターの考えることは凡人の想像を超えておりまする。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23000229/
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by odin2099 | 2016-12-04 08:38 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_08120343.jpg「エピソード3」から続けて見ると、やはり作品のムードがガラっと違います。同じシリーズとは思えない、作品世界の断絶感が強いですねぇ。

「エピソード1」も必ずしも明るく楽しいという展開ではありませんでしたが――クワイ=ガンの死が「エピソード4」のオビ=ワンより重く描かれてることもありますが、全体的に落日、黄昏といった雰囲気が漂ってますので――、「エピソード2」「3」と悲劇に向かってまっしぐら。
それに比べてこの「エピソード4」の健全な明るさは良いものです。まさに「新たなる希望」、という感じです。

またシリーズ全体を見ても、この作品だけ浮いているんですよね。
元々(続編の構想はあったにしても)これだけで完結するように作られているので当然と言えば当然ですが、続く「エピソード5」と「6」は前後編と呼んでも差し支えないですし、<プリクエル・トリロジー>も文字通り三部作、三本まとめて一つのお話です(「エピソード1」はこの「4」と同じような立ち位置と言えなくもないですが、伏線だらけで「次に続く」という作風はやはり三分の一だと思います)。
「エピソード7」以降の新たな三部作も三本で一つのお話という構成でしょうから、やはり特異性が際立ちますね。だからこそ何度でも楽しめるし、個人的にも一番好きなんですが。

e0033570_08122047.jpgただ、「オビ=ワンという名前は君(ルーク)が生まれるずっと前から使ってない」とか、「オーウェンは(ルークの父が)戦争に行くのを反対した」とか、R2-D2を見ても知らんぷりしてるオビ=ワンとか、久々の師弟対面なのに他人行儀な?オビ=ワンとダース・ヴェイダーとか、他の作品見てると色々気になる点も。
その意味でもこの作品だけ特に浮いてるような…?

お母さんのパドメ・アミダラに比べるとルックス面では色々と言われてしまうレイア姫ですが、ラストの式典での姿はなかなか可愛いと思います。
「エピソード6」の奴隷姿ほどではないですが、胸元がチラチラ覗いたドレス姿。ここだけはお母さんにはない魅力ですよね?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23000220/
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by odin2099 | 2016-11-20 08:15 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

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