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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

タグ:ジョージ・ルーカス ( 153 ) タグの人気記事

どういう訳か唐突に見たくなって引っ張り出してきました。

通算6作目となるシリーズ最新作(「ジュラシック・ワールド/ドミニオンJurassic World: Dominion」)の撮影も、途中でコロナ感染者が出たりで何度か中断しましたが、どうやら無事に終わった様子。
この1作目以来となるサム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムのトリオの揃い踏み、ということで色々気にはなっているのですが、はたして見られるのはいつになることやら。

一応今のところは来夏予定とされていた公開日が再来年の夏に延期とのことですが、今年公開予定の作品が軒並み来年に延期され、更に再延期の可能性もある以上どうなることやら不明です。
あちらこちらで玉突き事故が起きそうですし。

『ジュラシック・パーク』_e0033570_21203352.jpgということとは特に関係なくこの作品を見だしたのですが、やはりこの一作目は良く出来てるんじゃないでしょうか。
往年の(?)スピルバーグを崇拝する人からすると腕が鈍ったということになるのかもしれませんが、最初から段取り良く小出しにしておいて、ここぞという時には出し惜しみせずに見せたい画を、観客が見たがってる画をバーンと出すあたりの緩急の付け方は大したものです。

もっともその辺の呼吸の妙は、もしかすると多忙なスピルバーグに代わって編集を担当したジョージ・ルーカスのお手柄なのかもしれません。
学生映画界で鳴らしていた頃から編集者としての手腕が評価されていたルーカスの、知られざる本領発揮作品だったりすると面白いのですが。

しかし世界的大ヒットとなった「ジュラシック・パーク」映画化ですが、実現に至ったのは実は偶然の産物に近いものがあったんですね。
元々スピルバーグは「五人のカルテ」を映画化したくて、友人でもある著者のマイクル・クライトンに話を持ち掛けたところ、他にもこういう企画があるぞと提示されたのが「ジュラシック・パーク」。
たちまちスピルバーグはそちらに夢中になってしまったので「五人のカルテ」は後回しにされ、結果この映画が誕生することになったのですから、何がどう転ぶかわからないものです。

ちなみにその「五人のカルテ」ですが、映画としてではなくこれをベースにしたTVドラマ「ER/緊急救命室」が作られ、15シーズンにも及ぶ人気シリーズになったのはご存知の通り。
どちらもメデタシメデタシとなりました。

<過去記事>
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by odin2099 | 2020-11-11 19:12 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スカイウォーカー・サーガ>おさらいの6本目は、時系列を元に戻してエピソード6。

"No, I am your father.”
前作「帝国の逆襲」での有名なベイダーの台詞の真偽は、エピソード1から3までを見ることで明らかになるが、この<オリジナル(クラシック)トリロジー>で語られる”過去”と、後で作られた<プリークエル・トリロジー>の描写で辻褄が合わない箇所が幾つもあるのはご存知の通り。

ルーカスは辻褄合わせにはあまり関心がなかったようだが、もう少し何とかして欲しかったもの。
もっとも「スター・ウォーズ」自体が巷間言われているような緻密な計算に基づくものではなく、案外行き当たりばったりに作られていることの傍証にもなるのだが。

『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』_e0033570_21580717.jpgパルパティーンは相変わらず「全て私の予見通りに進んでいる」と宣う。
そしてエピソード3同様、自らを囮にして危険な作戦を実行に移すが、絶対の自信があるのか、それとも破滅願望でもあるのか。

今回はルークとベイダーを両天秤に。
ルークが勝てば新たな弟子に、ベイダーが勝てば今まで通りという算段だったろう。
ルークとベイダーが共闘することは万に一つも考えなかったようだ。
ルーク自身はベイダー(アナキン)を改心させることが勝利の鍵だと、当初から踏んでいたようだが。

そしてパルパティーンの誤算は、そのベイダーがルークを護って反旗を翻したこと。
パルパティーンとてベイダーの野心を知らなかったとは思えない。ルークを味方につけ、自らに歯向かうことを。
それでもルークもベイダーも御することが出来ると過信していたのだろう。

だがベイダーを選び、ルーク抹殺を決意したタイミングでベイダーに足をすくわれるとまでは予期していなかったのではないか。
それはかつてアナキンを暗黒面に導いた時に使ったウィークポイントを、パルパティーンは失念していたか気にも留めなかったからだ。
そう、アナキンは喪失を恐れるのだ。今度の場合は、息子を失う怖れを。

かくして「フォースにバランスをもたらす」との予言は成就され、銀河に平和が訪れた。

――はずだった。

<過去記事>
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by odin2099 | 2020-05-25 22:10 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スカイウォーカー・サーガ>おさらいの5本目は、「クローンの攻撃」に続くエピソード3。
何度も繰り返し見ていると、色々な視点で味わうことを覚えます。

序盤のパルパティーン最高議長の誘拐事件は、ダース・シディアスことパルパティーンの自作自演ですが、シディアス=パルパティーンを知っているのはダース・ティラナス=ドゥークー伯爵のみ。グリーバス将軍は知らないはずです。

となると途中でドゥークーは見捨てちゃうし、人質になっている時やアナキンやオビ=ワンとの脱出行の間、身の危険は感じなかったんでしょうかね。
アナキンやオビ=ワンが任務に失敗する可能性、事情を知らないグリーバスに殺されちゃう可能性、どちらも考えられます。
もちろん「最高議長は必ず生かせ」とシディアスの口からグリーバスに厳命してるでしょうが、不慮の事故ということもあり得ますし随分とリスクの高い作戦です。
まあ絶対の自信があったんでしょうが。

『スター・ウォーズ/シスの復讐』_e0033570_20154167.jpg事件を解決し帰還したアナキンを出迎えたのはパドメ。
この時二人は公衆の面前で、ではないものの、まだ周囲に誰かいそうなのにも関わらず、人目を気にせず抱擁します。
アナキンはジェダイの騎士の中でもなかなかの有名人のようですし、アミダラ議員も議会の中では注目を集める存在のようですが、スキャンダルを狙うパパラッチのようなジャーナリストはこの世界にはいないんでしょうか。
これも一歩間違えれば全てを失いかねない、そして組織としての信用も失墜するリスクの高い行動です。

また物語の終わりにはパドメの葬儀のシーンがありますが、そこでのパドメはルークとレイアを隠して育てるため、まだ妊娠中であると偽装した姿で埋葬されます。
国民は突然のパドメの死にも驚いたでしょうが、それよりも国民的な英雄というかいわばアイドルであった彼女が、父親のわからぬ子供を身籠っていたことにも大きなショックを受けたのではないかと思うのですが。

パルパティーンはジェダイ評議会における自分の代理人とし、ジェダイはパルパティーンに対するスパイにしたい、ということで両陣営がアナキンを巡って綱引きを始めます。
自分を全肯定して認めてくれるパルパティーンと、どうも自分を認めてくれないジェダイ評議会、どっちを好ましく思うかといえばそれは当然…。

ここで評議会が素直にアナキンをマスターにしていれば後々こじれることはなかったかもしれませんが、ジェダイ内部のことに口出しして欲しくない評議会としてはパルパティーンの意向をはね付けます。
パルパティーンがアナキンを通して評議会へ意見すればするほど、評議会は反対の方向へ進んでいきます。
このあたりパルパティーンは抜け目がないですね。
そして両陣営の板挟みになり、益々孤立するアナキンを動かすキーワードは「パドメの死」です。

遂にダークサイドに堕ち、ダース・ベイダーとなってしまうアナキン。
その決定打となったのは、メイス・ウィンドゥに止められていたにも関わらず、メイスとパルパティーンの対決の場に居合わせ、そして介入してしまったこと。
エピソード1より一貫して悪い奴にしか見えなかったメイスですが、これがミスリードだったならお見事です。
そうでなければミスキャストだと思います、サミュエル・ジャクソン。

この時オビ=ワンは遠くコルサントから離れています。
グリーバスの情報を教え、その討伐の任にアナキンを与えるように進言したのはパルパティーンですから、当然評議会は別の人間を派遣することを決定し、その任務についたのはオビ=ワンでした。
一方アナキンはコルサントに留め置かれますから、パルパティーンが直接アナキンに働きかけることは容易になります。

例えばシスの暗黒卿の正体を明らかにしたパルパティーンの逮捕に向かったのが、メイスではなくオビ=ワンだったらアナキンは何が何でもパルパティーンを助けようとしたでしょうか。
メイスには躊躇なく自分の力を振るったアナキンでしたが、メイスはアナキンを全面的には信頼しておらず、アナキンも随所でメイスに対する反発心を隠していなかったことが伏線になっていました。
が、もしこの時の相手がオビ=ワンだったら…? 
ひょっとするとアナキンの闇落ちは回避されていたかもしれません。

クライマックスはオビ=ワンとアナキンの師弟対決。
両者一歩も譲らず、というよりもアナキン、やや有利か。
その一瞬の隙を突いたオビ=ワンの勝利に終わりますが、重傷を負ったアナキンを助けようと思えば助けられたはず。
ところがオビ=ワンはアナキンのライトセーバーを拾い上げて立ち去るのみです。

アナキンは戦い始める前に「あんたを殺したくはない」とオビ=ワンに告げますが、オビ=ワンは殺す気満々だったのでしょうか。
意識的か無意識かは兎も角、手加減したが故にアナキンはオビ=ワンに後れを取ったのでしょうか。

穿った見方をすれば、アナキンの能力は全ての面でオビ=ワンを凌駕しており、オビ=ワンとしては全力で当たらなければ勝ち目はない、という判断だったのかもしれません。
アナキンを見捨てて去ったのは、このまま放置しておいてもアナキンの死は免れ得ず、さすがに自分の手でトドメをさす勇気まではなかった、と解釈すべきでしょうね。
ただこのオビ=ワンの温情というか甘い判断が、後々の銀河へ大いなる恐怖をもたらすことになってしまうのですが。

ラストでオビ=ワンはタトゥーインの地に降り立ち、ラーズ夫妻に幼いルークを託します。
この時ベルーは笑顔でルークを受け取りますがすぐに踵を返し、オーウェンはオビ=ワンと目を合わせようともしません。
後のエピソード4などでもベンと名乗ったオビ=ワンをオーウェンは毛嫌いしていたことが語られますが、二人はこの時が初対面だったと思われます。
一体何があったのでしょう。

そしてアナキンの物語には遂に決着が。
以下、次項。

<過去記事>
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by odin2099 | 2020-05-24 20:34 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スカイウォーカー・サーガ>おさらいの4本目は「ファントム・メナス」に続くエピソード2。
エピソード1で色々な状況説明がなされますが、キャラクター同士の接点が増えて実際にドラマが動くのはこのエピソード2から、と言っても良いでしょう。

今回の物語はパドメ・アミダラ議員の暗殺未遂事件から始まりますが、劇中彼女は何度も命を狙われます。
また彼女だけじゃなく、結果的に彼女と常に行動を共にしているアナキンと、彼らと時に合流し時に別行動を取るオビ=ワンも同様。

このシス側の指揮系統、パルパティーン議長(ダース・シディアス)→ドゥークー伯爵(ダーク・ティラナス)→ジャンゴ・フェットという流れのようですが、シディアスにとってアナキンは将来的に大事な切り札 、本気で殺す気だったとは思えません。

『スター・ウォーズ/クローンの攻撃』_e0033570_20314294.jpgパドメは多少邪魔ではあるかもしれませんが、アナキンを自分の思い通りに操るためには利用できる駒です。
通称連合のヌート・ガンレイは執拗にパドメの処刑を求めてきてるようですが、こちらも多分本気で殺す気ではなかったでしょう。

ではオビ=ワンは?というと、エピソード3を見ると彼はシディアスの眼中にはないように見受けられます。
ということは放っておいても良いですし、本当に死んじゃっても問題ないのでしょう。
ただティラナスは自分の弟子(クワイ=ガン)の弟子であるオビ=ワンを多少は評価していたようで、自分の味方になれと勧誘するシーンは本音も交じっていたような気がします。

となるとジオノーシスでの公開処刑も、彼らの機転で切り抜けたというより、最初から逃げ道が用意されていたと見る方が自然です。

最後にシディアスは「全て順調だ」と言ってますが、この時点での計画は後にオーダー66を発令することで強力な自分の軍隊となるクローン兵たちを、正規軍として共和国全体に認めさせること。
自分が絶対的な権力を掌握すること。
と同時にジェダイ騎士たちを疲弊させ、人数を減らし、力を弱めること。
そしてアナキンをゆっくりと自分のコントロール下に置くこと、ということなんでしょうね。

ヨーダたちもこの遠大な計画には気づいていませんし、ティラナスもどこまで承知していたのやら。
利用されるだけ利用され、憐れな捨て駒となる運命なのは、もうこの時には確定していたのでしょう。

<過去記事>
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by odin2099 | 2020-05-15 20:33 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スカイウォーカー・サーガ>のおさらい3本目は、時代をちょいと遡ってエピソード1へ。

「スター・ウォーズ」をどの順番で見るべきかはファンの間での永遠のテーマ。
製作順だ、いやエピソード番号順だ、と両陣営一歩も譲らずだが、そんな中で一部のファンが提唱しているのが、EP4と5を見た後にEP1から3を挿み、そしてEP6を見る、というもの。
最初はそんなバカな、と思っていたけれど、実際にやってみると案外悪くないかも?と思えたので、今回もそれでやってみることに。

『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』_e0033570_07564950.jpgちなみに自分が提唱するのはEP4から6を見た後でEP1に遡ったら、そのまま順番に最後まで見るというもの。
つまりEP4から6までは2回見る。
その際にEP2と3の間に「クローン大戦」(そういやもう正史じゃないんだっけ?)や「クローン・ウォーズ」を見たり、EP3と2回目の4の間には「ハン・ソロ」「ローグ・ワン」を入れるのも悪くないと思う。

さて「ファントム・メナス」。
用意周到にことを運んでいたダース・シディアスだったが、アミダラ女王の抵抗は想定外だったのかな。彼女への対応がなんだかチグハグだ。
それでも最高議長の座は手に入れたし、アナキンという逸材は見つけたし、どうせアミダラはいつでも処分出来るし、と結果オーライとみたんだろう。
彼の暗躍はまだまだ続く、というよりこれが本格的な始まりに過ぎない。

そのアナキン、後付けの設定なのかもしれないが、偶然見つけた逸材ではなく、実は自らミディ=クロリアンを操作してシミに産ませた子供、ということになってるらしい。

ということはアナキンはシディアスの息子?

そうなるとレイが孫で、カイロ・レンがひ孫で…結局「スター・ウォーズ」って家族内のゴタゴタの話ってことになって、一気にスケールダウン。
EP1~6は”銀河を舞台にした壮大な親子喧嘩”と言われてたけど、もっと根強い家族の問題…。

<過去記事>
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by odin2099 | 2020-05-04 08:01 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スカイウォーカー・サーガ>のおさらい2本目は、「新たなる希望」に続くエピソード5「帝国の逆襲」。
前作で帝国の最強兵器デススターを破壊し一矢報いた反乱軍だったが、帝国は逆襲に転じ、拠点を失った反乱軍は転々とする羽目に。
そして今また秘密基地の存在も知られ危急存亡の秋、という時点から物語はスタート。

『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』 _e0033570_19273974.jpgルークを中心にして彼の周りに色々な人が集まってきた前作に対し、今回はルークの話とレイアとハン・ソロの話とに分かれて展開される。
二つのストーリーが並行して展開し、それがラストの向かって収斂していくことで、全体としてお話の幅が広がったように思う。

オビ=ワンの師だったジェダイマスターのヨーダが初登場。
後に描かれたプリークエル・トリロジーを見る限り、オビ=ワンは直接ヨーダに師事してる様子は窺えないし、必ずしもヨーダのお眼鏡に適わなければジェダイの修行を受けられない、ということでもなさそうだ。

ルークの処遇を含め、「帝国の逆襲」製作当時のジェダイ騎士のイメージは、どうもプリークエル・トリロジーのものとは違うようだが、そういう差異が気になってしまうのもマニアの性というものか。

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by odin2099 | 2020-04-29 19:40 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
「スカイウォーカーの夜明け」の配信が始まり、ソフト版も発売されるというタイミングで、<スカイウォーカー・サーガ>全9作をまとめて見ることにしました。
まずはエピソード4「新たなる希望」から。

『スター・ウォーズ/新たなる希望』 _e0033570_18502056.jpgすべてはここから始まったーーワケですが、すべてが”ここ”から始まったんじゃない、というのはやはり珍しかったと思います。
この映画が始まる前に、物語は、歴史は、登場人物たちは動いていたのです。

ただこれが仮に”歴史物”だったとしたら、大きな時間の流れのある時点を切り取ってスタートさせるのは、いわば当然のこと。
図らずも<スター・ウォーズ>は年代記物になっていたのですね、「次」の作品が作れるかどうかはわからなかったわけですが。

なので劇中では深く掘り下げられない”前史”の情報がたくさん散りばめられています。
共和国の衰退と帝国の勃興、ルークの父と師、そして暗黒卿との因縁。
ただそれは必須ではありません。こういうことがあったらしい、ということさえ押さえておけばこの映画は十分に楽しめます。

また物語の展開がそれらの設定に縛られることもありません。
他の<スカイウォーカー・サーガ>の八編は単独では存在しえませんが、この作品だけは独立して存在しえます。
3つの三部作からなる物語ではありますが、その三部作の範疇から離れたところにあるのが唯一無二の「スター・ウォーズ」、この第一作なのです。

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by odin2099 | 2020-04-20 18:55 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
「ジェダイの帰還」公開から「ファントム・メナス」公開までの休眠期に、ファンの心の渇きを癒す役割をはたしていた作品が新訳で復刻された。
『スター・ウォーズ/帝国の後継者』 ティモシイ・ザーン_e0033570_19110935.jpg
物語は「ジェダイの帰還」の5年後で、お馴染みのルーク、レイア、ハン、チューバッカ、ランド、C-3PO、R2-D2らが揃って登場。
帝国の残党を率いるスローン大提督や、ジェダイマスターのクローンでダーク・ジェダイと化したジョルース・シボースら新たな強敵も出現。
また密輸業者のタロン・カードや、その片腕である謎の女性マラ・ジェイド、暗殺者集団ノーグリといった魅力あるキャラクターがルークたちに関わってくる。
このお話をそのままエピソード7以降でやって欲しいとは思わないけれど、こういう”続編”が見たかったんだよな、というファンは少なくないはず。

ディズニー体制下にあってこの物語は「レジェンス(番外編)」とされてしまったが、今度は「カノン(正史)」のアニメシリーズ「反乱者たち」へ逆輸入という形でスローン大提督が登場。
その最後は消息不明で終ったようなので、この「帝国の後継者」に始まる三部作そのものを生かす形で、「カノン」にも再登場してもらいたいものだ。

<過去記事>


by odin2099 | 2020-01-26 19:15 | | Trackback | Comments(0)
映画における<スカイウォーカー・サーガ>は完結してしまったので、これから溜まっていたスピンオフ作品を整理しておこうっと。
今度こそ「クローン・ウォーズ」もちゃんと見なくては。

『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』シーズン1 DISC1_e0033570_19125612.jpgDISC1に収録されているのは1~7話、「待ち伏せ」「マレボランス襲来」「マレボランスの影」「撃破!マレボランス」「ルーキーたち」「消えたドロイド」「ドロイドの決闘」の7つのエピソード。

1話はトイダリアンの王を味方に付けようとするヨーダと、それを妨害するドゥークー伯爵並びにヴェントレスとの戦いを描いたエピソード。
2~4話はグリーヴァス艦を調査に出かけたまま消息を絶ったプロ・クーンをアナキンとアソーカが救出。その後アナキンたちがグリーヴァス攻略戦を繰り広げるという連続ストーリー。
5話では前線基地でルーキーのクローン兵たちが死闘を繰り広げ、6話7話は行方不明となったR2-D2をアナキンが敵の手から奪還しようと奮戦するお話。

アナキンとオビ=ワンの名コンビぶりが垣間見られたり、本編ではなかなかスポットが当たらない他のジェダイ・マスターや、オリジナルは同一でも一人一人は個性的なクローン兵士を描いたりと、作品世界を広げる役目を果たしている。
事実上、ルーカスが直接製作に関与した最後の「スター・ウォーズ」でもある。

<過去記事>




by odin2099 | 2020-01-11 19:18 | テレビ | Trackback | Comments(0)
前作の舞台は1938年だったが本作は1957年で、劇中でも19年が経過している。

まだまだ最近の作品のつもりでいたけれど、これも既に12年前の作品。
噂レベルでは何度も囁かれていたものの、まさか正面切って宇宙人(いや、劇中では”宇宙人ではなく次元を超越した生命体”という扱いになっているが)を出してくるとは思わなかったし、ロズウェル事件やナスカの地上絵など定番ネタを絡めてはきているものの、それらが上手く融合してるとはお世辞にも言い難く、シリーズのワーストにあげる人が少なくないのも頷ける話。

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』_e0033570_19482507.jpg自分も納得して見ていた訳じゃないのだが、あれから時間が経ち、テレビ放送用に再編集されたのをボンヤリ見つめていると、案外悪くないんじゃないかと思えてきた。
核兵器舐めてるんじゃねーの、というトンデモなシーン(あれはインディが聖杯から水を飲んでいたから助かった?)などもあるものの、マリオンやマットとインディのやり取りなどを見ていると「ああ、またやってる」と微笑ましくもなってくる。

ただブロディ役だったデンホルム・エリオットは既に亡く、一時は出演も報じられていた父ヘンリー役のショーン・コネリーの復帰もなく、旧作所縁のキャストはマリオン役のカレン・アレンのみというのはやはり寂しい。せめてサラー役でジョン・リス=デイヴィスくらいは呼べなかったものだろうか。

さて、「スター・ウォーズ」はディズニーの元でひとまず”完結”したが、今度はインディ。
順調に行けば昨年あたりに新作が見られるはずだったが、現在の予定では来年夏。この作品では何とか動いていたハリソン・フォードだったが、最近の作品を見るとかなり不安だし、一向に脚本が仕上がらないようだし、スピルバーグは頑なにインディ役の交代を否定しているのだが、はたして5作目が実現するのか段々と心配になってきた。
もちろん「スター・ウォーズ」同様、ルーカス抜きの製作体制にも。

<過去記事>




by odin2099 | 2020-01-08 19:51 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
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