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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

タグ:ジョージ・ルーカス ( 141 ) タグの人気記事

サーガも佳境に入ってきました。エピソード5「帝国の逆襲」です。
前作「新たなる希望」で文字通り”新たなる希望”になったルークですが、一部隊のリーダーにはなったっぽいもののまだまだ成長したとは言い難く、のっけから”年上の相棒”ハン・ソロのお世話になってばかりです。

e0033570_20202171.jpgまた前作ではルークがいてレイアがいて、そして出番少な目ながらも美味しいところを持って行く役回りだったハンがれっきとした主役チームの一員に。
3人組の中ではハリソン・フォードが誰よりもブレイクしましたね。

そして今回からもう一人、第四の男(?)ランド・カルリジアンが登場。
ここでは匂わせる程度だったハンとの因縁は、スピンオフ作品「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」で明らかになったわけですが、もしこの時以来の再会だったとしたら、ランドの塩対応も頷けるもの。世の中には色々と知らない方が良かったということがあるもんです。

そういえばこの作品、ヘルメットを取った状態のベイダー卿の姿がチラっと映るカットがあります。
後の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」ではもう少しハッキリした描写がありましたが、師であるオビ=ワンとの対決がどのような結果をもたらしたのか、当時は色々と想像を膨らませたものでした。

今後の伏線になるのかなと思ったのが、ホスで雪原に倒れたルークがオビ=ワンの幻を見た後、それにオーバーラップするかのようにハンが現れたシーン。
オビ=ワンとハンに何らかの繋がりがあるのかなと邪推したのですが(一時はオビ=ワンの子供がハンだ、と推測してる人もいましたが)、結局何の関係もありませんでしたね。

あとダゴバの洞窟でルークが幻のベイダーと対決するシーン。
ルークが切り落としたベイダーの首のヘルメットの中から出て来たのはルークの顔だった、というのはいずれルークもベイダーのように暗黒面に囚われてしまうかもしれないという暗示なんでしょうが、実はこの意味が最初はわかりませんでした。
というのもベイダーのヘルメットから覗く顔がルークに見えなかったから、というのがその理由。
「え、これ誰の顔?」と劇場で首を捻ったものです。

ともあれルークの本当の父は誰か?
炭素冷凍されたハンの運命は?
レイアはルークとハン、どちらを選ぶのか?
様々な「?」を残しながら、次回作へと続くのでありました。

<過去記事>




by odin2099 | 2019-09-01 00:03 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
サーガ完結編とされる「スカイウォーカーの夜明け」の公開まで、あと4カ月ちょっととなりました。
これで勇退と言われている音楽担当のジョン・ウィリアムズはこの結末を評価しているようですし、現在録音作業中の劇伴では「レイアのテーマ」や「ダース・ベイダーのテーマ」、「ヨーダのテーマ」をはじめシリーズお馴染みのメロディが使われるとのことで、不安も大きいですが期待も高まってきています。

e0033570_23470415.jpgということでシリーズ見直しも続行です。
これまで<プリークエル・トリロジー>とスピンオフ3本を見てきましたので、後半戦突入です(一応今回は「イウォーク・アドベンチャー」と「エンドア/魔空の妖精」は見ない予定)。
我らがルーク・スカイウォーカーもようやく登場。
40年以上も前の作品だけあってテンポやリズムという点では古さを感じないでもないですが、やはり娯楽映画の王道を行く内容ですねえ。

そして<プリークエル・トリロジー>から続けて見ていると、色々気になる矛盾点の数々。
なんでルーカス御大はきちんとしなかったのでしょう。<クラシック・トリロジー>は執拗に手を入れ続けたのに。

ルークとレイアの母親の記憶、オビ=ワンがルークに語る父アナキンとオーウェンとの諍い、オビ=ワンという名を捨てベンと名乗るようになった経緯等々、整合性を取ろうと思えばどうにでもなったはずなのですが。

それとも<プリークエル・トリロジー>に合わせて<クラシック・トリロジー>を更に改訂しようという魂胆があったんでしょうか。あるいは今度は<プリークエル・トリロジー>にも「特別編」の構想があったりして。

まさか今度の<シークエル・トリロジー>で盛大に辻褄合わせをしたりはしないですよね、JJ?

<過去記事>



by odin2099 | 2019-08-13 20:14 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
「スター・ウォーズ」がヒットし続編の製作が発表された時に驚いたのが、それがいわゆる「スター・ウォーズ2」じゃなく「エピソード5(第5話)」だと明言されたこと。
第4話から6話までの三部作を作ったら、時代を遡って第1話から3話まで作り、その後に7話から9話を作って完結させる、という話にワクワクしたもんである。

e0033570_20171392.jpg余談だが、同じジョージ・ルーカスのもう一つの人気シリーズも、実は同じ構成。
1作目の「レイダース/失われた≪聖櫃≫」は1936年の話で、2作目の「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」はその前年の1935年、そして完結編の「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」は1938年が舞台、という具合。
ルーカスの好みなのだろう。

実際はここで終わらずに1957年を舞台にした「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」が作られ、今は更なる続編が準備中。
公開予定日は度重なる延期の末、現在は2021年7月9日とのこと。
パラマウント・ピクチャーズのロゴと実景の山とがオーバーラップして始まるのがシリーズのお約束だったが、ディズニーからのリリースでさてどうなるか?

閑話休題。

ところが第6話にあたる「ジェダイの復讐(帰還)」が公開されたものの、その後の製作に関しては一向に音沙汰なし。やっと第1話の「ファントム・メナス」が公開されたのは、なんと16年後だった。
そして今度は「全9作なんて言ってない。全6作でオシマイだ」というルーカスの発言に二度ビックリ。

というワケでこの「シスの復讐」が公開された時は、「スター・ウォーズが完結する」という安堵感と同時に、「もう二度と劇場で新作を見ることは出来ないんだな」という言い知れぬ寂寥感を味わったものである。
最近、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を見た際にも同じような感慨にとらわれたっけ。

さて、旧三部作(第4話から第6話)を見ている時のイメージは、ジェダイ=正義、シス=絶対悪であり、帝国の圧政は民を苦しめ、共和国は平和な理想的な世界というものだったのだが、新三部作(第1話から3話)を見てると必ずしもそうも思えなくなってくる。

ジェダイは保守的というよりも、旧態依然で閉鎖的で時に独善的。
シスの方は必ずしも享楽的ではなくむしろジェダイ以上に禁欲的な面も。そして考え方も柔軟。

例えば愛する人が死を迎えようとしているとき、何とかしてその死を回避する方法を見つけようとするのがシス。
一方その死を平然と受け入れられるように、悲しみを感じないように心を鍛えよというのがジェダイの教えだ。
どちらが凡人にとって納得しやすいか。少なくてもシスの考え方の方が人間臭い。

という感情面で押していけばアナキンも、「ジェダイの裏切り者」「幼い子供をも手にかけた虐殺者」とはならず、すんなりとシスへ転向していたかもしれないが、そこがこの作品のドラマ面の弱さ。
というかそこまでを求めるレベルにこの作品はなく、もっとわかりやすさや単純さを強調しているだけなのだろうが。

結局のところアナキンはシスの教えに同調したわけではなく、ただパドメを救う力を欲しただけで、その結果パルパティーン、いやダース・シディアスに取り込まれてしまった己の弱さや短慮を誤魔化すために、ジェダイの教えが間違ってるだの、自分の成長を妨げるだの屁理屈をこねて自己正当化し、逆ギレして師であるオビ=ワンに対して「あんたが憎い!」と八つ当たりする始末。ガキだね。
シディアスも、ダース・モールやダース・ティラナス(ドゥークー伯爵)より御しやすいと踏んだんだろう。

暗黒面に堕ちシスと化したアナキン=ダース・ベイダーは、最終話(この時点での)である第6話でフォースのダークサイドからライトサイドへ”帰還”を果たし、見事に「フォースにバランスをもたらした」ことで予言を成就し、メデタシメデタシで幕を閉じたのだが、近年になってシリーズが再開されたことで再びバランスは崩れた。

今度こそ最終話になるらしい(といっても別の物語はすぐ始まるようだが)第9話で、はたして真にフォースにバランスはもたらされるのか。そしてそれは誰の役目なのか。
ここまで行き当たりばったりで作ってきてるようなのが非常に気にはなるのだが、どんなオチを付けてくれるのか、シリーズのお浚いを続け乍ら待つとしよう。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-05-17 22:31 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
実写ではなくCGアニメで描かれる<スター・ウォーズ・サーガ>の正史。
初めて20世紀FOXロゴの流れない「スター・ウォーズ」で、リリースはワーナーから。
今はルーカス・フィルムがディズニー傘下に入り、また今度は20世紀FOXそのものがディズニー入りしてしまったので、今後は権利関係が益々複雑になりそう。
今は正史(カノン)扱いだが、そのうちレジェンス(外伝)に降格される日が来たりして…?

e0033570_22370408.jpgともあれ劇場公開作品であり、かつテレビシリーズのパイロット版でもある本作は、シリーズがこんな感じになるよというお披露目も兼ねている。
アナキン・スカイウォーカーにオビ=ワン・ケノービ、ヨーダ、メイス・ウィンドゥ、それに新しくアナキンのパダワンになるアソーカ・タノという少女ジェダイ、C-3POとR2-D2、クローン・トゥルーパーたちやパルパティーン最高議長にパドメ・アミダラ議員、そして敵側に目を転ずるとダース・シディアス、ドゥークー伯爵、アサージ・ベントレスと敵味方ともレギュラーメンバーが一通り顔を揃えている。

その分物語の展開が多少入り組んでいる感は否めないが、シリーズ完結、もう新作映画は見られないとファンが思っていた時期に公開された意義は大きいだろう。例えアニメーションであっても。
原語でもC-3PO、ドゥークー、メイス・ウィンドゥはオリジナルキャストだが、日本語吹替版は更に基本的に全キャストがオリジナル。ということで絵柄の好き嫌いに目を瞑れば「スター・ウォーズ」気分に十分に浸れる。

オビ=ワンとアナキンの名コンビぶりも良い。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-05-02 08:20 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
とうとうエピソード9の正式タイトルが発表されました。
”The Rise Of Skywalker”、邦題はどうなるのでしょう?
「スカイウォーカーの台頭」、「スカイウォーカーの誕生」、「スカイウォーカーの復活」…
それとも単純にカタカナ化した「ライズ・オブ・スカイウォーカー」も考えられますね。
一応自分ならちょっと捻って「スカイウォーカーの継承」とか「スカイウォーカーの伝説」、「スカイウォーカーの系譜」なんて付けるかも。
まあ近々アナウンスされるものと思われますが。

e0033570_19164013.jpgその”スカイウォーカーの血筋”の物語の重要なパートになるのがこのエピソード2です。
前作でアナキン・スカイウォーカーは運命の女パドメ・アミダラと出会いますが、その時の二人は9歳と14歳。これでは恋愛は進展しません。
その十年後、19歳と24歳になったアナキンとパドメは再会し、そこから二人の間に愛が芽生え、ラストシーンでは遂に結ばれます。

この流れ、何度も書いてるのですが、ちょっと不自然というか無理矢理というか。
前作でアナキンはパドメに一目惚れ。その後もずっと淡い想いを抱き続け、再会を機に一気にその想いが噴出し暴走することになります。
でもパドメはどうだったんでしょう?
いきなり年下のイケメンに告白され、悪い気はしないなあと思ったかもしれませんけれど、アナキンの強引さに負けてというわけでもないようなので、その決め手はなんだったのか。

まあいずれにせよこの結果、次回作のラストで二人の間にルークとレイアの双子が生まれ、更に”スカイウォーカーの血筋”は続いて行くのですから、重ねて書きますけれど重要なパートです。それを受け継いだのが例え中二病のカイロ・レンことベン・ソロ君だったとしても。

それともエピソード8で否定されたものの、やっぱりレイもスカイウォーカーの血筋なんでしょうか。だとしてもルークにしろレイアにしろ、エピソード7でも8でもレイとの関係性を感じさせる反応は何もなかったので、どちらかの子供というのも今更な感がありますがね。
あるいはどうやらエピソード9で復活してきそうなパルパティーン絡み?
そういやアナキンは、パルパティーンがフォースを操って(?)誕生させた子供だという設定もあるようですが。

ともあれアナキンとパドメ、この二人の再会が「悲劇の始まり」であり、かつ「希望の誕生」でもある訳です。ここから<スター・ウォーズ>の物語は大きくうねってゆくのです。

【ひとりごと】
アナキンに対し、「いつかお前に殺される気がする」というオビ=ワン。これはジョークや皮肉なのか、それとも未来予知なんでしょうか。
そういやアナキンに対するオビ=ワンの皮肉と言えば、「グッジョブ!」という表現を知ったのはこの作品だったっけ。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-04-15 19:23 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
今年は”スカイウォーカー・サーガ”(?)の完結編とも言われているエピソード9が公開される予定。
未だにサブタイトルも伏せられてますが(「フォースの均衡(バランス)」との噂もあるようですが)、例によって新作公開に合わせ、夏か秋ごろからまたおさらいをはじめようかなと考えていたのですが、思いの外「スター・ウォーズ」ロスが大きかったので、前倒しで始めることにしました。

e0033570_21293878.jpg今のところシリーズ唯一のオールカタカナの副題ですが、やはり意味は分かりづらいですね。
じゃあ例えば「見えざる脅威」というような邦題にしたところで、そうか、そうだったのか、とはならないでしょうが、これはパルパティーンのことだと解するのが自然のように思えます。
もっとも、アナキン・スカイウォーカーのことを指してる、と解釈することも出来そうですけれどね。

そのアナキンの出番は物語の半ばからで、それまでの物語はクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービ、それにパドメ・アミダラが引っ張っていきます。
本作に限って言えばアナキンは重要な脇役で、主人公はオビ=ワンと言えそうですが、何故エピソード1がこの時点から語られているかと言えば、パルパティーンの野望の第一歩が記されていることもありますが、アナキンからすれば後の自分の運命に大きく関わってくる人々――クワイ=ガン、オビ=ワン、パドメの総てに会った、ターニングポイントだったからということになります。

なので批判は多いですが自分は納得――というようなことを以前書いたのですが、一度は作らないと言ったはずのエピソード7が、しかもジョージ・ルーカス抜きで作られている現在ではこれが最善だったのかどうかわからなくなりました。
以前なら「スター・ウォーズ」はアナキンの物語、もしくはアナキンとルーク父子の物語と断定できたのですが、今作られている三部作がどういう着地を見せるかによってはこのエピソード1の立ち位置も大きく変わってきそうです。エピソード9でアナキンが物語に大きく関わってくるようなら良いのですが、さてどうなりますことやら。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-04-04 20:41 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
例年通り今頃の公開だったらはたして評価は変わっていただろうか?

不評を買った理由の一つに、「最後のジェダイ」からあまり間を開けずに公開されたことで「またスター・ウォーズ?」という厭世気分があったのは間違いないだろうから、おそらく「最後のジェダイ」から一年後だったならそこまでボロクソには言われなかっただろうとは思う。
逆に一年なり二年なり「スター・ウォーズ」が公開されない年があったとしたら、もしかすると絶賛、とまでは行かなくてもだいぶ好意的な評が寄せられたような気もする。

とはいうものの、個人的にはやはり手放しで評価することはなかったろう。
一本の独立したSFアクション映画としてなら及第点はあげられるかもしれないが、これは天下の「スター・ウォーズ」。「スター・ウォーズ」として見ようとすればするほど不満点が続出してしまう。

e0033570_22333084.jpgディズニー体制下になってあっけなく殺されてしまったハン・ソロ。
そのハンの若かりし頃を捏造なんて、古参のファンからすればキャラクターに対する、そして原典たる<クラシック・トリロジー>に対する冒涜行為以外の何ものでもないだろうし、チューバッカは良いとしても、ハンにもランド・カルリジアンにも見えないキャラがミレニアム・ファルコンに乗り込んでる様は見ちゃいられない、という気持ちにもなろう。

それに明らかに続編を意図した終わり方。
あの後キーラはどうなったのか(ロクな死に方はしてない気がする。良くてハンを庇って死ぬとか)、唐突に出てきた”死んだ筈”のダース・モールは何なのか。投げっぱなしである。

ハンとチューイとの出会い、如何にしてランドと知り合いミレニアム・ファルコンを手に入れたか、そしてジャバ・ザ・ハットの仕事を請け負うようになった経緯、それだけわかれば良いというのならともかく、色々と物足りないことだらけなのだ。

「ローグ・ワン」のようにラストが「新たなる希望」に直結するでもないこの「ハン・ソロ」は、<スター・ウォーズ・サーガ>の中では特に重要視されることもない、ハッキリ言って「見ても見なくても良い作品」として、いずれカノン(正史)からレジェンス(外伝)に格下げされるのではないかと危惧してしまう(まあそうはならないだろうが)。

この作品がコケたせいで、今後の「スター・ウォーズ」映画化プランは見直しを余儀なくされ、スピンオフの「ボバ・フェット」は没、「オビ=ワン・ケノービ」は凍結というところらしい。
ファンとしては淋しい限りだが、次回作は来年の今ごろに公開されるであろう「エピソード9」。
新三部作の完結編という位置付けなだけに期待も高まるが、今度は公開まで一年半空くのだから逆に飢餓感を煽ってヒットしてくれれば、と願っている。

【ひとりごと】
正直ハン・ソロの若かりし頃のイメージは、今じゃレジェンス扱いのこの<ハン・ソロ三部作>で固まってるんだよなあ。
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<過去記事>



by odin2099 | 2018-12-15 22:38 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_07481093.jpgイウォークを主人公にした<スター・ウォーズ>のスピンオフ映画第二弾。
前作「イウォーク・アドベンチャー」同様テレビ映画だが、日本などでは劇場公開されている。

DVD化の際に改題され、現在は「スター・ウォーズ/イウォーク・アドベンチャー~決戦!エンドアの森~」が正式タイトル(の筈)。
ただ今は<カノン(正史)>ではなく<レジェンス(番外編)>扱いになっている模様。

両親とはぐれた兄と妹がイウォークたちと知り合って大冒険を繰り広げる、という前作は<スター・ウォーズ>としては兎も角、ファンタジー映画として愉しむ余地はあったものの、本作は冒頭で両親と兄があっけなく殺されるという波乱の幕開け。
子供向けの映画なのに、なんでこんな残酷なお話なのかなあ。

e0033570_19345947.jpgその後もそれなりにユニークなキャラクターは出てくるものの、悪役には全く魅力がないし、お話そのものも全体的に低調。<スター・ウォーズ>映画の中で一番詰まらないのはこの作品だろう。
公式に「なかったこと」にされたのは、<スター・ウォーズ・ユニバース>にとっては幸いなことなのかもしれない。

【ひとりごと】
ノア老人の、行方不明になった友人サラクというのが悪の親玉テラク卿の前身かと思いきや、そんな捻りもなく普通にテラクの犠牲になっていた、というのはあっけない。

ちなみにヒロインの少女シンデルは、<レジェンス>の世界ではエンドアを離れた後、長じてコルサントでジャーナリストとして活躍した、というストーリーが用意されてるらしい。なんだかなあ…。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-11-23 07:51 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
インディアナ・ジョーンズ教授の大冒険第二弾。
しかしながら前作「レイダース/失われた<聖櫃>」の一年前、1935年のお話。
第三弾はまた未来へと飛ぶので、時系列順に並べると2→1→3となるのは、実はジョージ・ルーカスが生み出したもう一つの冒険物語、<スター・ウォーズ・サーガ>と同じ。あちらは最初にEP4からEP6までの三部作が作られ、次に時代を遡ってEP1~3、そして今はEP7~9までを製作中だ。

e0033570_16235835.jpg今回も「金曜ロードショー」版の吹替で鑑賞。インディの村井国夫は安心感がある。
ウィリー・スコットの藤田淑子、ショート・ラウンドの田中真弓はどちらも騒がしいキャラクターではあるが、ちょっと落ち着いた感じがあって良い。ソフト版だと吉田理保子と野沢雅子なので、やかましさ倍増(^^;

特にウィリーは空気を読まない、高飛車でヒステリーばかり起こすヒロイン。無理矢理事件に巻き込まれた境遇を考えれば同情の余地はあるものの、コメディリリーフの役割も担っている所為かドジを踏んだりで終始イライラさせられる。インディは彼女のどこに惹かれたんだろう?

演じているケイト・キャプショーも大味な美人といったところで、ノーブラのシャツ一枚でいるところを象に水をひっかけられ、おっぽいが丸見えになるくらいしか見どころがない。
この作品が縁で監督のスピルバーグと結婚したんだから、それなりに魅力があったのだろうが。

肝心のお話も、暗くて重くて個人的にはシリーズ中のワースト(いや、アレといい勝負だな)。
前作のアークはまだなんとなくわかるんだが、サンカラストーンってそんなに凄いものなの?

<過去記事>



by odin2099 | 2018-10-08 16:29 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
最近の若いもんは知らんじゃろうが、これも<スター・ウォーズ>の一本。
「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(ジェダイの帰還)」で一躍人気者になった、可愛い顔してやることは結構えげつない<スター・ウォーズ・ユニバース>最強生物イウォークたちの、普段の暮らしぶりはどんなのかに密着したお話。

e0033570_19351224.jpgちゃんとジョン・ウィリアムズ作曲の「イウォークのテーマ」に乗せ、「ジェダイの復讐」では中心的役割を果たしたイウォークのウィケットにスポットを当て、彼の家族や仲間たちが総出で新たな大冒険を繰り広げておる。

墜落した宇宙船に乗ってた家族と仲良くなって、やがてカタコトながらベーシック(英語)で意思疎通を図れるようになって、というのはかなりのご都合主義かなとも思うけど、それも「ジェダイの復讐」の時にレイアたちと触れ合ったからその下地があったと考えれば、まあ納得。

ところがその後<ユニバース>内の時系列の見直しがあり、「帝国の逆襲」と「ジェダイの復讐」の間の出来事と再設定。おいおい、それじゃ矛盾だらけになっちまうって。
更にディズニー買収のあおりを喰らって<ユニバース>そのものがリセットされちまい、今じゃなかったことに。

e0033570_19345947.jpgまあ正直お話は面白くはないし、<スター・ウォーズ・サーガ>の一篇としてこれを見せられても困っちゃう部分はあるんだが、それでもこういった作品すら許容、肯定し、内包するような、そんな<ユニバース>であって欲しいという気もどっかには残っとる。

しかしこの頃のルーカスは、「ラビリンス/魔王の迷宮」とか「ウィロー」とか、すっかりファンタジーに傾倒しとるのお。首尾一貫しておるのは良いことじゃが。

【ひとこと】
DVD化の際に改題されておるので、現在の邦題は「スター・ウォーズ/イウォーク・アドベンチャー~勇気のキャラバン~」とするのが正しいってことかのう。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-09-17 19:46 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
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