【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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<日本語吹替版>、<字幕スーパー版>ときて、3回目は<3D吹替版>。
ぶっちゃけ、この映画を3Dで見る必然性は殆どない。
もう大作映画を無理して3D化する必要はないんじゃないか。

「フォースの覚醒」のハン・ソロは「大物スターのゲスト出演」という色合いが濃かったが、この「最後のジェダイ」のルーク・スカイウォーカーは紛れもなく主役の一人。
ルークというキャラクターには、まだ中心で活躍できるだけのポテンシャルが残った形での三部作の終焉だったが、10年前20年前ならともかく、三部作完結――「ジェダイの帰還」から30年を経ての新作ともなればこのぐらいのポジションが相応しいのだろう。物語への関与具合で言えば「新たなる希望」時のオビ=ワン・ケノービを凌いでいる。

e0033570_18595316.jpgそれにしてもジェダイとは、ジェダイマスターとは、過ちを繰り返しなかなか先へと進めない存在らしい。
ヨーダ然り、オビ=ワン然り、そしてルーク然り、常に過ちを繰り返す。ヨーダはドゥークーを、オビ=ワンはアナキンを、ルークはベン・ソロを導きそこなった。
ヨーダとオビ=ワンはルークを得たが、はたしてルークはレイを正しく導いたのか。
やはり「ジェダイは滅びるべき」なのかもしれない。

そのルークに代わって主役の座に就くのはレイと、そしてカイロ・レンことベン・ソロなのか。
「フォースの覚醒」ではレイ、フィン、ポー・ダメロンVSカイロ・レン、スノーク最高指導者という図式だったが、今回スノークが退場し(といってもEP9で復活してこないという保証はないが)、フィンがメインストーリーから脱落気味。
ポーは当初の予定では「フォースの覚醒」序盤で命を落とす軽い役回りだったとは思えないほど重要人物になりつつあるが、どうやら物語全体を引っ張る役目はレイとベンに託された感がある。

レイは本当に「何者でもない両親」から生まれ、そして捨てられた名もない存在なのか。
ベンは己の野望、そしてダース・ベイダーを継ぐという気概の中に朽ち果てるのか、それともダークサイドからライトサイドへ帰還を果たし、秩序とバランスをもたらすのか。
「フォースの覚醒」で提示された謎の数々を「最後のジェダイ」ではあっけなく片付け、肩透かしを食らった感があるが、それを受けてのEP9がそれを更に進めるのか、それともまた新たなどんでん返しがあるのか。JJのお手並み拝見といこう。

個人的にはレイアの退場に説得力を持たせてくれることと、物語の締めくくりに際してはやはりルークに立ち会っていて欲しいと願っている。
また今回ヨーダが再登場したが、出来得ればオビ=ワン、アナキン、それにランド・カルリジアンにもサーガに関与して欲しいところだが、それは贅沢な望みか。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/26269668/
http://odin2099.exblog.jp/26410542/



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by odin2099 | 2018-01-14 19:02 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
2018年最初の一本は「スター・ウォーズ」!
前回は吹替版で見てきたので、今回は字幕スーパー版。やはり林完治の翻訳は安定してます。

さてこの映画、サントラを聴いた時にも改めて思ったのですが、ジョン・ウィリアムスは目立った新曲、というか新テーマを書いてません。
お馴染み「スター・ウォーズのテーマ」で幕を開けたあとは、既成曲の使いまわし。
レジスタンスが映ればレジスタンスのテーマが流れるし、カイロ・レンやレイが出て来ればそれぞれのテーマ。スノークがダース・ベイダーに言及すれば「ダース・ベイダーのテーマ」だし、ヨーダが登場すればもちろん「ヨーダのテーマ」、という具合。

拘ってるなと思ったのは、終盤のルークとレイアの再会シーンにはEP6で作られた「ルークとレイア」、ハンの形見を渡すシーンではEP5の「ハンとレイア」のメロディが使われていたこと。
また惑星クレイトでの攻防戦では、EP4のバトルシーンで流れた曲がミレニアム・ファルコン号の活躍を盛り立てます。

EP7よりはレイアのシーンが増えたので当然彼女のテーマも何回か使われますが、やはりグッとくるのがエンドロールでキャリー・フィッシャーへの献辞が映し出されるシーン。彼女を称えるかのように、しっとりと流れるんですねえ。

意外なのは”主役”ルーク・スカイウォーカーのテーマ曲が殆ど流れないこと。
といっても「ルークのテーマ」=「スター・ウォーズのテーマ」なので、実は劇中での使用例は過去の作品でも少ないのです。EP1からEP3では殆ど使われていませんし(EP3のラストでは文字通りの「ルークのテーマ」としての使用例がありますが)。

e0033570_10172100.jpg代わって大々的に、事実上の作品のメインテーマ扱いになっているのが「フォースのテーマ」。
EP4で初使用の時は「ベンのテーマ」でしたが、やがて「ジェダイのテーマ」「フォースのテーマ」とどんどん扱いが大きくなっていきました。今回は師であるオビ=ワン・ケノービのイメージも部分的に重ね合わされているルークの描写には、むしろ相応しいメロディだったと思います。

ただその使い方はちょいと曲者でして、カイロ・レンがスノークを刺殺するシーンにも流れます。
ここでカイロ・レンがライトサイドへの帰還を果たしたのか?と期待させるのですが、実は…とミスリードを誘っているのも侮れません。
かつてEP2ではアナキンが葛藤する場面でこのメロディが使われ、彼がギリギリでダークサイドの誘惑をはねのけライトサイドに留まったことを表現したのを踏まえての演出なのかもしれませんが。

惑星クレイトといえば、なんといっても圧巻なのがルークとカイロ・レンの一騎打ち。
実はX-ウィングを海中に沈めてしまったルークには移動手段がなく(ということを表しているんでしょうね、あのショットは。実際はフォースを使えば、ダゴバでヨーダがやって見せたように引き上げて再使用も出来るでしょうけど)、遠くアク=トゥーからフォースでアバターを送っていただけなので実態はないのですが(その割にレイアとは触れ合ってますが、一種のフォースの感応でしょうかね、レイとカイロ・レンでもありましたが)、そのことは割と細かく、しかも初見では気付かれにくいように描写されています。

ファーストオーダーの猛攻の中でも平然としているルークというのはあからさまですが(これもルークの超人性の描写と受け取れるようになっていますが)、クレイトの地面は赤くその上を白い塩が覆っているので歩くだけで赤い跡が出来るので、激しく動き回るレンの足下は赤く乱れているのに対し、ルークの足下は白いままです。それにルークはレンのライトセーバーを躱すだけで自分から仕掛けませんし、切り結ぶこともありません。

そして何よりもルークの姿。全編に亘って見られる白髪交じりの初老のものではなく、黒髪を湛えた姿はレンと訣別した回想シーンと同じもの。おそらくレン、そしてレイアと別れた時の姿なのではないかと思います。
もし今後EP9でルークが霊体として姿を見せるとしたら、はたしてどちらの姿を取るでしょうか。レン(ベン・ソロ)の前に姿を見せるなら若い時の姿、レイの前なら初老の姿…などと想像してみるのも面白いと思います。

EP8はなかったことにして欲しいという署名活動が活発化してるようですし、個人的にもこの展開は望んだものでも納得出来るものでもありませんが、最後の最後に格好良いルークの姿を見せてくれただけで、この作品そのものは肯定したいと思います。例えEP9でどのようなどんでん返しがあろうとも。
上映終了までもう1~2回は見に行きたいものです。

【ひとこと】
なかったことにして欲しいのはEP8だけじゃなく、EP7以降全部ですね、自分なら。
EP7始動の際にそれまでの小説やコミック、ゲーム作品はカノン(正史)からレジェンズ(番外編)に格下げされましたが、将来的にEP7から9までの三部作が「なかったこと」になる日はくるでしょうか?
もしルーカスフィルムがディズニー傘下を離れ、独立するなり別の親会社を持つようになったら、ひょっとしたら…?




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by odin2099 | 2018-01-03 10:19 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
最新作「最後のジェダイ」公開に合わせ、日テレ「金曜ロードSHOW!」では「3週連続スター・ウォーズ祭り」が開催された。
12/1は「帝国の逆襲」、12/8には「ジェダイの帰還」が21:00~22:54の通常枠、そして12/15には「フォースの覚醒」が「ノーカット地上波初放送」と銘打ち21:00~23:39の拡大枠でそれぞれ放送された。

何故「新たなる希望」から放送しなかったんだ?!というファンからの声も番組スタッフには届いていたが、枠が取れなかったとのこと。
「ハリー・ポッター」が4週連続で放送されたことを考えると、ファンとしては納得いく答えにはなっていないが。

それはさておき、正直言うと「フォースの覚醒」は本編は切らなかったのかもしれないが、エンドロールをバッサリ切り捨て余韻もへったくれもない状態だった。
しかし感心したのはその前の「帝国の逆襲」と「ジェダイの帰還」。
大雑把に言うと2時間枠だとCMを除いた正味の本編時間は1時間半強。
ということはどちらも30分は本編カットされてるのだけれど、これが殆ど違和感なしの”超編集”。

勿論こちとらファンだから、あれがない、これもない、ということは気になったし、特に「ジェダイの帰還」はCMクレジットを本編映像に被せるという苦肉の策を用いていたのにはガッカリしたのだが、それでもCMタイムを本編中の場面転換、時間経過に上手く活かし、おそらく予備知識なしの初見の人でもシリーズの全体像は把握でき、楽しめたのではないかと思うのだ。

そこで引っ張り出してきたのが前回の「2週連続スター・ウォーズ祭り」の録画。
2015年に「フォースの覚醒」に合わせて12/8に「新たなる希望」、12/25に「ファントム・メナス」と2週連続で開催されたのだ。

実際は「映画天国」枠や特別枠を使って12/29に「帝国の逆襲」と「ジェダイの帰還」を、12/31に「クローンの攻撃」、1/2に「シスの復讐」を深夜に字幕版で放送しており、順番は兎も角として一応は全作の放送を実現させている。

で、その時は「ながら見」だった2本を今回改めて見たのだけれど、これまた2時間枠に収めるために巧みな編集が施されていた。
ジャー・ジャー・ビンクスの出番が減ると「ファントム・メナス」はどんなに見やすいことか(それでもまだウザかったけれど)。

カットされた地上波の放送版なんて邪道だ、というのが従来の自分のスタンスで、実際無残に切り刻まれた作品も多いのだが、一方で稀にオリジナル版よりも楽しめる”超編集版”も存在する。
ソフトを買ったり借りたり、BSやCSでの放送に配信と、オリジナル版に触れる機会は多いが、地上波の放送版は一期一会。二度とお目にかかれないかもしれないし、次の放送の際には更に手を加えられる可能性もある。ということは、こちらの方がレア度は高いということになる。

自分の好きな作品がブツ切りにされ、目も当てられない状態になってしまうのは耐えられないけれど、また最近は予算の関係もあるのだろうが少なくなってきたけれど、ソフト版とは違うキャストによる新録の吹替版の可能性もある。
初めから毛嫌いせずに、ちょこっと覗いてみるのも悪くないな、と思えるようになった今日この頃であった。

で、何を言いたいかというと、早く「フォースの覚醒」と「最後のジェダイ」の”超編集版”が見たいなあということ。どちらも結構饒舌だと思うので、どれだけ枝葉を落としてシンプルな内容になるのか、お手並み拝見といきたい。
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【ひとこと】
…と言っても地上波の放送枠は減り、自分も殆ど見ることはない(苦笑)。
近年で、「これは”神編集”だなあ」と思ったのは、やはり「金ロー」で放送した「アベンジャーズ」。あれは凄かった。
また今は亡き「日曜洋画劇場」枠で放送した「ライラの冒険」みたいに、公式な吹替版よりもしっくり来る吹替版なんていうのもあるので侮れない。
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by odin2099 | 2017-12-18 19:49 | 映画雑記 | Trackback | Comments(0)
*** ネタバレ注意! ****

新たな三部作のブリッジとなるエピソード8。
今回はシリーズ初、前作のラストシーンから直結。
何年後とか何十年後とか必ず時間を置いていたこれまでとは一線を画しているのが大きな特徴だ。

e0033570_19034563.jpgといってもいきなりレジスタンスはファーストオーダーの攻撃を受け、さあ大変!――というところから始まるので、あれ?「フォースの覚醒」のラストってそんなに切羽詰まってたっけ?と違和感アリアリではある。
それに早速「帝国の逆襲」の焼き直しっぽくて、またか、と不安に駆られる出だしでもある。

一方ようやくルークを探し当てたレイ。
ライトセーバーを差し出すものの、それをポイっと捨ててしまい、「とっとと帰れ」とすげなく追い返そうとするつれないマスター・スカイウォーカーであった。
そのあまりにそっけない仕草に、これはギャグだと思っていいのか判断に悩む。
マスター・スカイウォーカーはその後でも葉っぱでコチョコチョとかやるので、なんだか監督のセンスを疑うな。

ファーストオーダーの攻撃に大混乱のレジスタンスの基地では、「フォースの覚醒」の思わせぶりなラストは何だったんだ?というくらいあっけなくフィンは目覚め、どうやって逃げようかとかそういう話が展開されるのだけど、正直言うとこっちのエピソード、いらなかった。

これがないとフィンの活躍が描けないとか、キャプテン・ファズマやマズ・カナタを再登場させられないとか色々あるんだろうけど(どっちも大した出番じゃない。このままだとファズマさんは見掛け倒しの”第二のボバ・フェット”になりかねない)、こっちのパートを削れば少なくてもシリーズ最長の上映時間にはならなかったはず。

フィンもフィンで、彼にとっちゃレジスタンスはどうでもよく、単にレイが心配なだけ。前作でもそうだったけど、彼の場合は動機やら方法に問題があっても結果オーライで済んでるから運が良い。
ポー・ダメロンは前作では”大人なキャラ”(あくまでレイやフィンやカイロ・レンに比べれば、だけど)だったのに、今回はヒーロー度は上がったけど、何故か熱血バカに。これじゃレイアのお怒りもご尤も。
またこの熱血バカ具合が、レイアが倒れた後でレジスタンスを指揮するホルト提督への疑念を強める効果を狙ってはいるのだろうけど、それもイマイチ決まらない。

ルークは完全に世捨て人になっていてレイの説得にも耳を貸さないのだけど、そこでR2-D2の必殺アイテム登場。
「助けてオビ=ワン・ケノービ!あなただけが頼り!」のレイアのホログラムをルークに見せるのだ。
よく取っておいたな、R2。

ルークが隠遁生活を送っていたのはベン・ソロという有望な少年を導きそこね、ダース・ベイダーのフォロワーたるカイロ・レンを誕生させてしまったから。
かつてオビ=ワン・ケノービは弟子アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに堕ちた時、自らケリをつけようとしたけれど、ルークはベンに襲われ、逃げ出して殻に閉じこもったということなんですな。

ところがベン君に言わせると、この経緯はちと違う。
何故かレイとベン(カイロ・レン)の間にフォースの繋がりが出来て即時通話が可能、二人は共鳴し合う状態になるのだけど、ベンがダークサイドに堕ちた切っ掛けはなんとルークに殺されかけたから?! 
さあ、嘘を吐いてるのはどっちだ?

e0033570_19035608.jpgここでレイとベンの間に共闘する未来が提示され、実際それは後で実現するのだけれども、それは思いもかけないシチュエーションで。なんとベン君、スノーク最高指導者をあっさりと瞬殺!
で、ライトサイドへ戻ってくるかと思いきや、自らが最高指導者に地位に就く。

前作で誓った「あなた(ベイダー)が始めたことを終わらせる」というのは、ベイダーが出来なかった師匠(ダース・シディアス=パルパティーン)を殺して自分がシスの頂点に立つこと?
という以前にスノーク、お前は何者なんだ?
大言壮語してるうちに弟子に足下掬われて…いや、まだ実は死んでないとか、ワンチャンあるのかな。

何者?といえばレイ。
ルークの娘だとか、ハンとレイアの娘(ということはベンの妹?)、スノークの娘? はたまたアナキン同様「無原罪の御宿り」?とヤキモキさせながら、実は名もなき庶民の子どもってねぇ…。
個人的にはルークとレイアの間に生まれてしまった罪深き子供、という線をずっと考えていたのだけれど、それってエロゲやラノベの世界ですか?いや、兄妹婚って神話や英雄伝説にはよくある話だと思うのだけれど。

結果的にルークとは理解し合えないまま、レイは仲間の元へ。
やっぱりこれまた「帝国の逆襲」みたいな展開だけど、そんなルークの前に現れるのがマスター・ヨーダ。出てくるの遅いよ。もっと早くに出てきて、ルークを助けてやれよ。ジェダイって保守的というか、いつも後手後手に回ってる印象があるなあ。
それに役者の都合とか色々あるんだろうけど、ここでルークを見守るのはオビ=ワンの役目じゃないのかねえ。そしてアナキン、ベンのことで助言してやれよ。

「フォースの覚醒」はこれまでのシリーズから多くのシチュエーションを借り、パターン演出に押し込めて作られていたが、この「最後のジェダイ」はそれを逆手に取り、パターン破りでミスリードを誘い、すべてをぶち壊す。いみじくもルークが語ったように「ジェダイ(過去のシリーズ作品)は滅び」た。
そういう意味では「”衝撃の”スター・ウォーズ」だったかも知れない。

それでもなお従来のパターンに当てはめて今後を予想するなら、ルークは霊体となってレイや場合によってはベンの前に姿を見せ助言するだろうし、ベンにもライトサイドへ還る最後のチャンスが用意されているかもしれない(でないとスカイウォーカー家の血筋は絶える)。
ラストの方に出て来た子供たちが次世代のジェダイとして覚醒するかもしれないが…もはやそれも意味あることとは思えない。レイが従来のシリーズの延長線上にいない主人公だからだ。

レイアが直接フォースを操るシーンがあるのはシリーズで初(で最後?)。
「フォースの覚醒」でハン・ソロ、「最後のジェダイ」ではルーク、となれば次のエピソード9はレイアがメインフィーチャーされ、息子ベンとの決着がつくものと期待したいところだけれど、それも叶わぬ夢か。
監督交代劇を踏まえ、全米公開が(「インディアナ・ジョーンズ」シリーズ5作目を翌年に追いやって決めた)2019年5月から12月へと先延ばしされてしまった完結編となるエピソード9、現段階では期待よりも不安が大きい。

【ひとりごと】
本作で描かれるルーク・スカイウォーカー像に納得している訳ではないが、それでもマーク・ハミルの演技は素晴らしい。
オスカーに値すると思うが、「クリード」でのシルベスター・スタローンの扱いを見る限り、娯楽作品での受賞はおろかノミネートさえ難しいのだろうな。
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by odin2099 | 2017-12-17 19:09 |  映画感想<サ行> | Trackback(3) | Comments(4)
e0033570_21182030.jpgフォースを現実に使うととんでもないことになるとか、ダース・ベイダーを活かし続けてる装甲服はとっても便利とか、デス・スターのスーパーレーザーの威力はどれくらい?とか、「スター・ウォーズ」世界の様々なネタを、現在の科学で解き明かすと…という(一応は)子供向けの一冊。

取り上げられてるのは6部作、と思いきや「フォースの覚醒」や「ローグ・ワン」のネタも拾われてるので、新しいファンにもOK。

「子供向け」と書いたものの、その実子供にはちょっと内容難しいかな?と思わないでもないけれど、背伸びしたがるものだし、これでいいのだ。

キャラクター解説などもあるので、「スター・ウォーズ」初心者でも付いていけそう。


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by odin2099 | 2017-11-07 21:19 | | Trackback | Comments(0)
これまたかなり気が早いですが、最新作となるエピソード8「最後のジェダイ」に向けて、こちらもおさらいを。

その「最後のジェダイ」は誰なのか、ということで様々な意見が飛び交ってますが、この作品の冒頭で「最後のジェダイ」=「ルーク・スカイウォーカー」と明言されております。監督のライアン・ジョンソンもそうコメントしてましたから、今更奇を衒った戦法は使わないのではないかと思います。

ただ今後、レイなりフィンなりがジェダイとして覚醒する可能性は当然ある訳で、これは二通りの意味があるのかも知れません。
つまり物語が始まる時点ではルークが「最後のジェダイ」だということ。
そしてレイたちは従来とは違う「新たなジェダイ」になる、即ちルークが旧い世代の「最後のジェダイ」である、という意味と掛けているのかな、ということです。

e0033570_22105940.jpgそれにしてもエピソード6の時点でのルークは、決して一人前のジェダイと言えるほどの活躍は見せませんでした。少なくともプリークエル・トリロジーにおけるオビ=ワン・ケノービやアナキン・スカイウォーカーには遠く及びません。
その彼が「フォースの覚醒」の中では「神話の人物」と呼ばれるほどの存在感を持つとは、この二つのエピソードの間にはどのような物語が繰り広げられたのでしょうね。

この「フォースの覚醒」は再三書いた通り、過去の作品の良いとこどり、パッチワークした二次創作作品みたいだな、というのが正直な感想です。
プリークエル・トリロジーにはなかった、ファンの見たい「スター・ウォーズ」の新作がこれだ、という意見も多く見かけましたが、自分には決してそうは映りませんでしたね。借り物の世界で新しいキャラクターたちが窮屈そうにしてるようにしか見えなかった、といえば言い過ぎでしょうか。
その点で「最後のジェダイ」は期待よりも不安の方がより大きな作品と言えます。願わくばそれが杞憂に終わらんことを。

ところで映画本編とは直接関係ないですが、最近「スター・ウォーズ」製作現場に関しては監督降板劇が相次いでいます。それもまた杞憂の一つです。
この「フォースの覚醒」のJ.J.エイブラムズと今度の「最後のジェダイ」のライアン・ジョンソンは無事に完走出来ましたが、「ローグ・ワン」ではギャレス・エドワーズが降板まではしてないもののトニー・ギルロイが再撮影と仕上げの陣頭指揮を執り、実質的にはトニー・ギルロイ監督作品なのでは?と言われましたし、スピンオフ作品に携わっていたジョシュ・トランクは解任され、プロジェクト自体も凍結されてしまいました。

来年公開予定の「ハン・ソロ」からは撮影終了を目前に突如フィル・ロード&クリス・ミラーのコンビが首を切られベテランのロン・ハワードに交代、そして今度は撮影開始を前にしてエピソード9からコリン・トレボロウが放り出されました。
より良い作品を生み出すためのやむを得ない措置だと信じたいところですが、聞こえてくるのは不協和音や温度差ばかり。このまま製作体制が崩壊しないことを願うばかりです。

<過去作品>
http://odin2099.exblog.jp/25022948/


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by odin2099 | 2017-09-15 22:12 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
”May the Force be with you!”
今日は「スター・ウォーズの日」なので、<スター・ウォーズ>ネタで。

Blu-rayも発売されましたので、早速「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」「スター・ウォーズ/エピソード4~新たなる希望~」をまとめて観ることにしました。
一つのお話の前編・後編という感覚で愉しみます。

まずは「ローグ・ワン」から。
ちなみにこのソフト、<日本語吹替版>を選択するとタイトルは「ローグ・ワン」とカタカナ表記され、劇中に出てくるテロップも全て日本語表示されるという珍しい仕様になってました。
劇場公開の際には<吹替版>の場合、タイトルやテロップが日本語表記のものに差し替わってることは多いですが、ソフト化される場合はオリジナルヴァージョンしか収録されていないケースが殆どだと思いますので、これは嬉しい配慮と言えそうです。え?余計なことするな?まあ、そう仰る方もいらっしゃるでしょうがねえ…。

このテロップ、舞台が変わって新しい星が出てくる度に表示されるんですが、何故かダース・ベイダーの拠点となる星だけは出ないんですよね。
公式設定によれば、ここはベイダーがオビ=ワン・ケノービと戦って敗れ、九死に一生を得た(と言って良いものかどうか、ですが)の因縁の場所ムスタファーなんですが、これはハッキリさせておいた方が良かったような。

クレニック長官が出てくると何だかイヤ~な気分になるもので(あの顔見るだけでムカムカしてきちゃいます)、実は「ローグ・ワン」もさほどノッて観ている訳ではないのですが、このドラマ、クレニックの立場から見ると全編に漂う中間管理職の悲哀というか、切なくなってきますね。
部下はロクに働かないし、友人は裏切るし、上司は自分の能力や功績を認めてくれず、あまつさえ手柄を横取りしようとするし、やっと成功を手にしかけたと思ったら友人の娘とその仲間たちが邪魔しにくる…って、やってられませんよね。まあ自業自得な面もあるのですが。

公開前は賛否両論渦巻いてましたが結果は大ヒットで、これで<スター・ウォーズ・ユニバース>に広がりが出たのは良いことなんですが、最近気になってるのは監督ギャレス・エドワーズの功績がどの程度のものなのかということ。
御承知の通りこの作品は一端撮影が終了した後で大規模な再撮影が行われたのですが、その指揮を執ったのがトニー・ギルロイ監督。そして編集作業も行ったと伝えられております。
ということはこの作品、実質的にはエドワーズとギルロイの共同監督作品で、しかも真の功労者はギルロイ監督の方という可能性も捨てきれないんですが、はたして真相が明らかになる日は今後来るのでしょうか?
e0033570_08341920.png
続きまして「新たなる希望」
掴みはOK、という感じの冒頭の追いかけっこですが、「ローグ・ワン」を観た後だと重みが違います。
あれだけ必死になってデータを入手し(ダース・ベイダー無双!)、やっと逃げおおせたかと思ったら、という絶望感たるや…。

しかしレイア姫って「ローグ・ワン」のベイル・オーガナとモン・モスマの会話の流れからすると、タトゥーインへオビ=ワン・ケノービを迎えに行ってオルデラーンへ連れて行くのが目的だったように思えるのですが、なんでヤヴィン4から直接タトゥイーンへ行かずにスカレフへ寄ってデータを受信してるんでしょう?
それともまずデータを入手して、それからタトゥイーン→オルデラーンというコースを指示されていたのかなあ?
なんか見落としてますかね?

そのベイル・オーガナさん、故郷の星オルデラーンでデス・スターの餌食となってしまうのですが、あのままヤヴィン4を退去せずに留まっていれば…。またモン・モスマもいつの間にかヤヴィン4からいなくなってますね。続けて観るとクライマックスのデス・スター攻略戦の指揮所にモン・モスマの姿がないのが不自然に感じられます。

そして続けて観ているとスタートから約2時間半後、やっとこさ主人公ルーク登場!
しかし同年配と思われるジン・アーソの壮絶な生き様を見てしまった後では、如何にも田舎でのほほんと暮らしていたお坊っちゃんに見えてしまうのは思わぬマイナス要素。まあそのピュアさがジェダイにとって必要なんだってことでとりあえず納得しておくことにします。

続いてオビ=ワン・ケノービも登場。
「エピソード3~シスの復讐~」の頃からあまり変わらないベイルさんと違い、オビ=ワンはすっかり別人のようで、これじゃあ仮に無事に再会を果たしても、ベイルにはオビ=ワンが誰だかわからなかったりして…?
その当人も、オビ=ワンという名前はルークが生まれる前からずっと使ってないだの、アナキンが戦争に行く際にオーウェン・ラーズが止めただの、記憶の方もかなり混乱してるご様子。大丈夫なのか、ジェダイ・マスター?

因縁の対決、ケノービVSベイダー再び!
しかしベイダーさん、さっきはあんなに元気に動き回ってましたが、かつての師匠に対して遠慮があるんですかね、動きがスローモーです。いや、あれは達人同士の真剣勝負というヤツなのかな。

レイア姫もターキン総督も「前編」から引き続いての登場となりますが、ターキンは本当に違和感ありません。
代役の俳優さんの面差しもどことなく似ているので、CG加工もしやすかったのか、ある程度の年齢を経た男性の顔の方が再現しやすいのでしょうか。
そういえば今のお札の肖像画も、福沢諭吉や野口英世に比べると樋口一葉だけ違和感ありませんか? 最初に「ローグ・ワン」のレイアを見た時は「おお!」と思ったものですが、何度も見ているうちに段々と気持ち悪くなってきました。代役の女優さんも、メイキングなど見ると本人よりも丸顔で殆ど似てないんですよね。可愛いんですけど。

そうこうしているうちにクライマックス。
ジンやキャシアン、”ローグ・ワン”の仲間たちの苦労が報われる時がきました。
でもこのゲイレン・アーソさんの仕掛けたトラップって、かなりの偶然が積み重なった挙句にやっと機能してますよね。

まずトラップの存在を知らせるメッセージがちゃんとソウ・ゲリラに、反乱軍に(ついでに娘のジンにも)届くことに始まり、反乱軍が設計図入手の行動を起こすこと、それに成功すること、データの解析に成功すること、そして勿論攻撃に成功すること。
想定外であったろうジンとルークの存在がなかったら、この遠大な計画も実を結ぶこともなく…。
その分帝国側にトラップの存在を気付かれる心配はなかったと言えるかもしれませんけど、かなりリスクが大きいというか、リスクだらけという気もします。やっぱりフォースって偉大だったんだなあ。

余談ですが、このクライマックス、なんでビッグスを死なせてウェッジを生き残らせたんでしょう? シリーズ化を狙うなら、ルークの親友ビッグスを残す方が得策だと思うのですが。
劇中でビッグスとの別れや再会シーンが強調されているなら、その「親友の死」はルークにとって大きな意味を持つでしょうが、「特別篇」以降にルークとビッグズとの再会シーンが復活したとはいえ、ウェッジよりも扱いが凄く大きくなったということでもありませんからねえ。

さて、前後編合わせて約260分の大冒険。どっしりとした疲労感です。
この二本立てを映画館の大きなスクリーンで観たい!と力説していましたが、前言撤回。
一本ずつ観る方がより楽しめそうです。
でもいつかは体調と相談しながら、浴びるように<スター・ウォーズ>体験したいなあとも思っています。

【ひとりごと】
ラストの記念式典でメダルを授与するレイア姫のおっぱいがどうしても気になりますねん。
また全シリーズ中、レイア姫が一番綺麗に撮れてるショットだとも思います。
ちなみに劇中で何度かブラスターを発砲するレイアですが、一発も当たってませんよね。

【ひとこと】
次のスピンオフ映画、やるならオビ=ワン・ケノービを主人公にした作品が観たい!
ハン・ソロなんかよりも…。
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by odin2099 | 2017-05-04 08:37 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
先日「ドクター・ストレンジ」とこの作品をハシゴしてきました。
日本の公開順とは別に「ドクター・ストレンジ」→「ローグ・ワン」の順。
ウォルト・ディズニー・プレゼンツであり、マッツ・ミケルセン&マイケル・ジアッキーノ祭りでもあるんですね。
e0033570_22354225.png
最初は3D吹替で見た「ローグ・ワン」、二度目は2D吹替で見て、三回目は2D字幕で見ました。
吹替版だとタイトルがカタカナで「ローグ・ワン」と出るのでなんか間抜けな感じがしたのですが、字幕版で「ROUGE ONE」と出ても、あんまり格好良くはないですね…。

先に吹替見てるのでどうかなあと思ったのですが、主だったキャラクターのイメージはそのまんま。
ドニー・イェンの根本泰彦なんか、声質もかなり似てるんじゃないでしょうか。
またこの人が「ミッション:インポッシブル」シリーズや「スター・トレック」シリーズでサイモン・ペッグを当ててるというのもまた凄いことですが。

ジンはスカイちゃんとは違った雰囲気だしてますし、キャシアンもヴィジョンでもデッドプールでもありません。
ソウ・ゲレラもまんまイメージ通りで、この作品の吹替の配役は成功していますね。
そういえば同じディズニーなのに、マッツ・ミケルセンの吹替がこの作品では田中正彦、「ドクター・ストレンジ」では井上和彦と異なるのは何故なんでしょう?

逆に今回字幕スーパー版で見て、一番感激したのはやはりダース・ヴェイダーの声!
ジェームズ・アール・ジョーンズ健在なり(といっても正直言うと多少の違和感は拭えませんでしたが、御年86歳ですし、それは致し方ないところ)。

さて、「ローグ・ワン」の上映もそろそろ終わり。
4月の終わりか5月の初めにはソフトも出るでしょうから、そうしたら「新たなる希望」とまとめて楽しむことにしましょう。
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25147405/


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by odin2099 | 2017-02-11 16:14 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
エピソード2「クローンの攻撃」とエピソード3「シスの復讐」の間を埋めるスピンオフ作品で、劇場公開されたパイロット版に続き、TVシリーズとして放送された。
エピソード2と3の間を描く作品としては「スター・ウォーズ:クローン大戦」という先行するTVアニメシリーズがあるが、リメイクではなく新たに作られたCGアニメ作品。
「クローン大戦」の方は、ルーカスフィルムがディズニーに買収され、エピソード7以降の製作が決定した時点でカノン(正史)からレジェンズ(番外編)扱いになったが、この「クローン・ウォーズ」はそのままカノンとして認められている。

DISC1には7つのエピソードを収録。

e0033570_20340699.jpg「待ち伏せ」
戦略上の要衝を共和国の保護下に置くため、マスター・ヨーダは自らトイダリアンの王との交渉の場へ。しかし先手を打ったドゥークー伯爵はアサージ・ヴェントレスを送り込み待ち構えていた。

シリーズ第1話はアナキン・スカイウォーカーもオビ=ワン・ケノービも登場せず、メインとなるのはヨーダとクローン・トゥルーパーたち。
クローンといえども彼ら一人一人には個性はがあるのだと語るヨーダ。ジェダイとクローン兵の結びつきが強ければ強いほど、後の「オーダー66」の悲劇性が高まってゆく。

「マレボランス襲来」
共和国艦隊が全滅させた分離主義勢力の新兵器を探るべく、ジェダイ評議会はマスター・プロ・クーンを派遣するが、彼の乗る艦もまたグリーヴァス将軍率いる艦隊の餌食となってしまう。アナキンとアソーカ・タノは彼らの救出に向かうが…。

第2話でようやくアナキン、オビ=ワン、アソーカらメインキャラクターたちが登場。
救出作戦を却下され、評議会に激しく食って掛かるアソーカ。彼女にとってマスター・プロは命の恩人だったことが判明。珍しく評議会の指示に従うアナキン、と思いきや…正にこの師匠にこの弟子あり。
今回もジェダイとクローン兵との絆を描いたエピソードで、ドロイド兵を消耗品として扱う分離主義勢力と、あくまでクローン兵を仲間として扱うジェダイとの違いが浮き彫りになる。

「マレボランスの影」
新兵器イオン砲を搭載した恐るべき戦艦マレボランス。アナキンはグリーヴァス共々この戦艦を葬り去る作戦を立案、自らシャドウ中隊を率いて出撃するが、一機また一機と犠牲者が出てしまう。
その間にグリーヴァスは攻撃目標を共和国軍の医療ステーションに定め、刻一刻とステーションは危険にさらされていく…。。

アナキンはパイロットとしても超一流で、彼の技量をもってすれば攻撃も容易かったのかもしれないが、彼が率いるシャドウ中隊のメンバーはそうではない。”超人”である自分と”凡人”であるその他の人との違いを、もちろん頭ではわかっているのだろうが感覚ではなかなか理解できないのがアナキンの限界でもある。

e0033570_20343264.jpg「撃破!マレボランス」
共和国軍はグリーヴァス将軍の乗るマレボランスを追い詰めるが、その宙域にアミダラ議員とC-3POの乗る艦が現れ、囚われの身となってしまう。彼女は罠にはめられたのだ。
アナキンとオビ=ワンは彼女を救出するべくマレボランスへと潜入するが…。

ここまでは3話連続のストーリー。
アナキンとオビ=ワンが敵艦に潜入という「シスの復讐」の冒頭部分を連想させるシチュエーション。あの時と同様に軽口を叩く師弟の名コンビぶりが楽しい。
今回グリーヴァスと対峙するのはオビ=ワンだけだが、「シスの復讐」がアナキンとグリーヴァスの初対面ということなので、これは致し方ないところだろう。パドメの女戦士ぶり(オビ=ワン曰く「議員にしておくのは惜しい」)も描かれるが、3POのトラブルメーカーぶりは相変わらず。

「ルーキーたち」
クローン戦争が激化するにつれ、十分な訓練を受けずに現場に派遣されるクローン兵士も増える。そんな新兵が大半を占める辺境の基地に、グリーヴァス将軍が奇襲をかけた。一人また一人と兵は斃れ、遂に基地は分離主義勢力に占拠されてしまう。
そこへ基地視察に訪れたコマンダー・コーディとキャプテン・レックスが合流。彼らは新兵を奮い立たせて、見事に基地を奪還することが出来るのか?!

オビ=ワンもアナキンも前線から離れたところにおり、クローン兵士たちだけで物語が進行する。
クローンと言えども経験値や性格の違いがあり、十羽一絡げな無個性な存在ではないということにスポットが当たる。クローン兵士たちを掘り下げれば下げるほど、後の悲劇性が高まっていくのは計算通りなのだろう。

e0033570_21283837.jpg「消えたドロイド」
劣勢に立たされた共和国艦隊に撤退命令を出すオビ=ワン。しかし指揮を執るアナキンにはグリーヴァスを打ち破る秘策があった。小惑星帯に誘い込むことに成功したアナキンは、キャプテン・レックスに奇襲をかけさせこれを撃退。逃走するグリーヴァスを追ったもののアナキンの機体はコントロールを失い、辛うじてレックスに助け出される。だが同乗していたR2-D2は行方不明となってしまう。
R2に固執するアナキンをオビ=ワンは諫めるが、実はR2のメモリーは消去されておらず、もしこれが分離主義勢力の手に亘れば共和国の軍事機密が筒抜けになる。アナキンとアソーカは代わりに配備された新型のR3-SRを伴い、R2の捜索に乗り出す。
途中で廃品回収業者ガー・ナクトの貨物船と遭遇するが船内にR2の姿はなく、アナキンはグリーヴァスの基地探索へ。
だがガー・ナクトは密かにR2を回収し、グリーヴァスに売り渡す手配を整えていたのだ。
一方のアナキンはR3-S6のミスによりグリーヴァスに現在位置を知られ、窮地に陥ってしまう。

いくら重要機密が記録されているからと言って、アナキンのR2-D2への執着具合は傍から見れば異常なのだろう。
自作のC-3POの扱いがぞんざいなのに比べてもそれは際立つが、これはパドメから贈られた物ということもあるのだろうか。いずれにせよ、後のアナキンの悲劇の萌芽はここにもある。

e0033570_20362900.jpg「ドロイドの決闘」
グリーヴァスの秘密基地を捜索中のアナキンは、R2-D2のものらしき通信をキャッチし、その発信源を突き止める。オビ=ワンからの待機命令を無視し、アソーカ、レックスらと基地に突入するアナキン。爆破はアソーカたちに任せ、自分はR2の捜索へ。
そのR2は今まさに分解され、そのメモリーを抜き取られようしていた。無事にR2と合流を果たすアナキン。
その頃、基地内への潜入を築かれたアソーカたちは苦戦していた。爆薬セットをレックスに託し、時間を稼ぐべく一人グリーヴァスに立ち向かうアソーカ!

アソーカに対して偉そうなことを言ってるアナキンも、R2-D2のこととなると我を忘れて一直線。成長しているようでいて、実はちっとも成長しておらず、逆にこういう時にアソーカの成長ぶりがうかがえる。
前回のエピソードでも的確に艦隊指揮を執る場面があったりで、アナキンのような執着心や我の強さがない分、そののびしろも大きいのかも知れない。
悪徳商人ガー・ナクトの台詞によれば、R2-D2は一度もメモリー消去が行われていないとのこと。
<スター・ウォーズ・サーガ>を最初から最後まで見守るのはR2の役目なのだろうか。
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by odin2099 | 2017-01-20 20:43 | テレビ | Trackback | Comments(0)
2回目の観賞です。
前回はスクリーンから発信される膨大な情報を受け止めるだけで必死でしたが、今回は少しは消化できたかな?

e0033570_22573711.jpg正編ではないという区別からでしょうが、オープニングクロールがないのは良いとしても、タイトルが出ずお馴染みのメインテーマも流れないとなると、いくら「遠い昔/遥か彼方の銀河で」とテロップが出ても「スター・ウォーズ」気分にならないのは、もう「そういうものだ」と刷り込まれてしまっているだけに仕方ないですね。
ただ冒頭シーンが宇宙空間で、頭上から何かがやってくる、というのは共通点。基本は抑えてるといったところでしょうか。

回想シーンから始まり、ワンクッションあって現代へと繋げるという導入部も異例です。
また逆にラストシークエンスに台詞があるのも異例なら、間髪入れずエンドロールへと移行するのも異例。
ここでようやくメインテーマのアレンジ曲が流れ、正編と同じような終わり方をするので、見終った後は「最初はどうなるかと思ったけれど、やっぱりスター・ウォーズだったな」という気分にさせてくれるので、そこまで考えていたとしたら製作サイドは大したものだと思います。

e0033570_22572769.jpg正編とのリンク、色々。

ジェダでジンに絡んできた二人組。
崩壊するジェダを運よく脱出した彼らはタトゥイーンへ着き、モス・アイズリーの酒場でルークにちょっかいを出したところ、オビ=ワンに腕を切られる羽目に。
まあロクな奴らじゃないですが。

レッド5は今回スカリフの戦いで戦死。
欠員が出たのでヤヴィンの戦いではルークがレッド5のコールサインを引き継ぐんですね。
でもそれならビッグスやウェッジ、ポーキンスも出して欲しかったです。せめて名前を呼ばれるだけでも。

ジンの回想(フラッシュバック)に登場するコルサント時代のアーソ家。
熱心なファンが調べたところによると、その窓越しに見える風景はエピソード3のアナキン&パドメの家からの眺めと同じなんだとか。
ということはこの両家は同じ時期に同じ建物(マンション?)に住んでいた可能性があるってことですよね。これは意外な繋がり。

――これからもドンドン出てきそうで楽しみです。

先ごろレイア役のキャリー・フィッシャーが急逝し、エピソード9がどうなるのか非常に不安。
エピソード8の撮影は終えていたということですが、エピソード9では更に重要な役どころになる予定だったとのこと。
はたして台本を変更してレイアの出番を減らす、もしくは無くしてしまうのか、それとも代役を立てて故人の顔をデジタル合成するのか。

という目で改めて見ると、ターキン総督の演技は自然です。
ところが最後にチラっと出てくるレイアはちょっと気持ち悪い。これは男性よりも女性の方が再現するのが難しいということなんでしょうか。
これを見る限りではデジタル・キャリー・フィッシャーにはハッキリと限界がありそうなのですが、はたしてルーカス・フィルム=ディズニーがどのような決断を下すのか。続報を待ちましょう。

その前にもう1回か2回、映画館でこの作品を見直そうと思っています。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25069267/


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by odin2099 | 2017-01-10 22:59 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

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