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<スター・ウォーズ・サーガ>の第七章。

「フラッシュ・ゴードン」の映画化が果たせず、自らオリジナルストーリー作りに乗り出したジョージ・ルーカスだったが、あれもこれもと詰め込み過ぎてストーリーが一向にまとまらず。
そこで周囲の助言を受けて自信のある件をピックアップして作られたのが「新たなる希望」。
これが大ヒットとなり、「スター・ウォーズは全九部作(一時は十二部作とも)」とぶち上げた。

e0033570_21353485.jpg「新たなる希望」は第四話で、五話六話と作ったら時代を遡って一話から三話まで作り、その後で七話以降を作って完結させるという触れ込みだったが、六話まで作ってから新作の音沙汰なし。
その間にコミックやゲーム、小説で六話以降や四話以前、あるいは四話と五話、五話と六話の隙間を埋める作品が発表されていたものの、所詮は一部の熱心なファンやマニアでなければなかなか手は出しづらいところ。

そうこうしてるうちにようやく第一話の製作が発表されたが、そこでルーカスが驚愕の発言。
「スター・ウォーズは二つの三部作からなる全六話のお話だ」「全部で九本作るなんて言った覚えはない」…

え?そりゃないんじゃないの?
でも本当に六部作で完結しちゃいました、「あの日」が来るまでは。

「あの日」、ルーカスはフランチャイズであるルーカスフィルムの舵取りをキャスリーン・ケネディ女史に託し、そしてウォルト・ディズニー社に売却することを発表。
そして第七話以降の製作を明言!
これまた青天の霹靂!

しかしここでルーカスの思惑は見込みと外れる。
ルーカスは自ら七話以降を作り、それを手土産にディズニーに売るつもりだったのだが、自分たちでコントロールしたいディズニーはそれを拒否。
ということでディズニー及び新生ルーカスフィルムは、御大ジョージ・ルーカス抜きで七話以降とスピンオフ作品の量産体制に入っているのはご存知の通り。

ルーカス抜きでやるのだから、ファンにそっぽを向かれるわけにはいかない。ルーカス御大自ら革新的なことをやったのならば、造物主に逆らう権利は誰にもない。しかし他所から来た部外者が好き勝手やだったのならば、単にファンの支持を失うだけに留まらず、せっかく大枚叩いて購入したブランドそのものも失いかねない。

ということでこの第七話は過去作品の拡大再生産の終始している。
その失望感というか違和感たるや、くのファンがそっぽを向いた第一話の比ではなかった、と個人的には思ってる。ルーク、レイア、ハン、チューバッカ、C-3PO、R2-D2らお馴染みのメンバーが顔を揃えていてさえも、だ。
そして続く第八話では、それを更に押し進めて行ってしまっているのだが。

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by odin2099 | 2018-06-18 21:42 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
凍結されたハン・ソロは無事か?
ダース・ベイダーは本当にルークの父か?
ヨーダとオビ=ワンが語る「もう一人」の希望とは誰か?
そしてルークはジェダイの騎士となり、皇帝を倒して銀河に平和を取り戻すことが出来るのか?

e0033570_19434028.jpg三部作の完結編にして、六部作の完結編でもある<スター・ウォーズ・サーガ>の第六章。
ジェダイとして成長したルークは見事にハンを救い出し、と書きたいところだけれど、初登場のシーンこそ格好良いもののすぐにドジを踏み、後は行き当たりばったり。
レイア(ジャバを絞殺した怪力はフォースの賜物?)やランドの活躍、R2-D2のアシスト、それにハン自身の頑張りもあって解決した印象が強い。

ルークがジェダイになるための最後の修業が、父であるベイダーを倒すこと。
ということでヨーダもオビ=ワンも、ルークの疑問に対してあっさりと「ベイダー=父親(アナキン)」を認めるが、そのことが結局ルークに「父を倒さない」と決断させるのだから、果たして修業は完成したのか?

そして皇帝を倒したのもルークではなく、結局は改心したベイダー=アナキン。
彼が苦しむ息子の姿を見て改心しなければ、ルークは死に、反乱軍は全滅していたかも知れない。
六部作をアナキンの物語として捉えるならば見事な完結だが、ルークの三部作としては今一つスッキリしない。
父を信じ、待つこと。ルークがやったのはこれで、それがヨーダやオビ=ワンが考えるジェダイの姿だったのかは疑問だ。

母に関するルークとレイアの会話、この時点ではルークとレイアは生まれてすぐに引き離され、レイアはしばらく母と暮らしていたが程なく死んだ、という設定だったのだろうな。
「シスの復讐」で実際に描かれたのは、ルークとレイアの出産直後に亡くなる母パドメの姿。もうちょっと整合性取れなかったものか…。

ところで序盤のハン救出作戦にごくごく普通にランドは参加してるけど、再会した時にハンは何とも思わなかったのだろうか。
「帝国の逆襲」見てた観客は、帝国を裏切ってレイアやルークに助力した姿を見てるから違和感ないけど、ハンは「昔の友人に裏切られた」と思ったまんまだったんじゃなかろうか。
短い時間でルークなりチューイなりがきちんと説明してあげたのかな。

【ひとりごと】
「ローグ・ワン」みたいに、今回の第二デス・スターの情報を入手したボサンのスパイを主人公にしたドラマ、やろうと思えば作れるな。二番煎じになりそうだけど。
まあそれよりも「帝国の影(シャドウズ・オブ・ジ・エンパイア)」をカノン(正史)に戻し(多少のアレンジは可)、これを長編CGアニメ作品かなんかにしてくれないかなあ。勿論ルークの声はマーク・ハミル、C-3POはアンソニー・ダニエルズで。

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by odin2099 | 2018-06-14 19:51 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
シリーズ中のターニング・ポイントとなった<スター・ウォーズ・サーガ>の第五章。
前作「新たなる希望」から続けて見ると、そのトーンの違いに驚かされる。

e0033570_20202171.jpg祝勝ムードの中で幕を閉じた前作だったが、そのハッピーエンドは本編が始まる前、状況説明のテロップのみでいきなり否定される。昨今話題の「ナレ死」よりも容赦ない。
前作、及びその前日譚たる「ローグ・ワン」で、あれだけ必死になって設計図を奪い、弱点を研究し、多くの犠牲を出しながらようやくデススターを破壊したのは一体なんだったんだろう?

確かにあの時点でデススターを攻略しなければ反乱軍は全滅の憂き目にあっていたかもしれないが、結局のところデススター一基を潰したところで大勢に影響はなかった。
ということは「ローグ・ワン」の時点で「逃げる」ことを主張した連中の考えは、強ち間違ってはいなかったんじゃなかろうか。「新たなる希望」構想時に、どこまで続編のストーリーを考えていたのかはわからないが、緻密に構成されてると思われがちな<スター・ウォーズ・サーガ>が、案外行き当たりばったりで作られてるというのは以前にも書いた。

その際たるものが「ベイダー=ルークの父」、「ルーク=レイアの妹」という設定で、少なくてもこの「帝国の逆襲」草稿時点ではそれぞれ別のキャラクターが充てられていた。
確か「ジェダイの帰還」構想段階でも、オビ=ワン、ヨーダ、そしてルークの父のフォースゴーストがルークを導くというシチュエーションがあったと思う。

その一方で、ベイダーの元から逃げ出そうとしたルークの声に反応するレイア(単純なフォースの感応というよりも、兄妹ならではの共鳴のように見える)や、ベスピンから脱出する際にベイダーから呼びかけられ、素直に「父さん?」と反応するルーク、というシーンは後の展開を知っていればなるほどと頷けるもの。どこまでルーカスはこの時点で意識していたのだろうか。

ちなみにこの<オリジナル・トリロジー(クラシック・トリロジー)>を通じて、C-3POとR2-D2は一度もベイダーと直接対面していない(3POとはニアミスがある)。
<プリークエル・トリロジー>で3POはかつてのベイダー、アナキン・スカイウォーカーが組み立てたことが明らかになり、またタトゥイーンで出会って以降、アナキンはその大半の場面でR2と行動を共にしている。もしこのドロイドたちがベイダーと会っていたら双方それなりの反応があって然るべきなのだが…。
これは偶然か、それとも天の配剤か?

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by odin2099 | 2018-05-29 21:10 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
東映の「宇宙からのメッセージ」と並ぶ和製「スター・ウォーズ」便乗映画の雄で、タイトルの「惑星大戦争」は当初「スター・ウォーズ」の邦題として準備されていたものの流用、というのは有名な話。

「宇宙からのメッセージ」の項でも書いたが、研究の後は窺えるものの、実はそれほど「スター・ウォーズ」に似てるとは思わないのだが、こちらの方はもっと影響が少ない。強いて上げれば宇宙猿人の登場くらいか。

e0033570_19392816.jpgおそらく「スター・ウォーズ」そのものというより「SFブーム」にあやかろうとしたのだろうということと、準備期間の不足から研究どころではなかったのではないかと推測できる。
あるいは「海底軍艦」の轟天号を宇宙へ飛ばそう!というのがそもそもの発端だったそうなので、最初から「スター・ウォーズ」なんか眼中になかったか。
結果的に「スター・ウォーズ」というよりも「宇宙戦艦ヤマト」の実写リメイクのような仕上がりになっている。

主人公は森田健作、そのライバルで親友は沖雅也、それに宮内洋が並んだ姿は東宝映画っぽくないし(モリケンは松竹所属だし、宮内洋は”東映ヒーロー東の横綱”なんて呼ばれるくらいだ)、池部良や平田昭彦はともかく、大滝秀治もあまり特撮モノのイメージはないし、特撮モノに所縁があるキリヤマ隊長こと中山昭二も東宝映画っぽくはない。
まあそれも多国籍軍というか、色々な枠を越えたドリームチームと言えなくもないが。

戦いの激烈さを表現する為かメイン格のキャラクターでも容赦なく殺されてしまうし、最後は「さらば宇宙戦艦ヤマト」を先取りしたかのような特攻劇で幕を下ろすなど全体的に暗いお話ではあるが、低予算で時間のない中でありながら、精一杯の見せ場を用意したスタッフには拍手を送りたい。
津島利章の軽快なマーチも良い。

DVDに収録されているオーディオ・コメンタリーはヨミ惑星人の司令官ヘルを演じた睦五郎だが、この作品へ出演した当時のことは殆ど記憶にないとのこと。円谷プロの「ファイヤーマン」撮影時のことは共演者のことなど色々語ってくれるのだが、同時期の「ゴジラ対メカゴジラ」、「メカゴジラの逆襲」出演時のことも覚えておらず、辛うじて「エスパイ」については語ってくれたが、インタビュアー泣かせの内容に。

スペース・アドベンチャー コブラ」や「少女コマンドーIZUMI」、「電脳警察サイバーコップ」の話題も振られたものの、どうやら作品名すら記憶してない様子。子供番組や特撮映画をバカにしているわけでもなく、おそらく現場から現場へと多忙を極めていたことや、”仕事”として割り切って”職人”に徹していたからかな、とは思うが、なんだか淋しい。

ちなみに轟天号の出番は、オリジナルの「海底軍艦」より長いんじゃなかろうか。
そしてこの「惑星大戦争」、それに「宇宙からのメッセージ」の両方に唯一出演してるのがウィリアム・ロスなんだと。

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-05-13 19:47 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)
この映画の公開は1978年4月29日、ということで今年は公開から40周年。
それもあって見直してみることにしました。

e0033570_21000284.jpg映画館に行ったのは初日じゃなかったと思いますけど、公開前にはサントラ盤(交響組曲!)も聴きこみ、野田昌宏の手になるノベライズも読み込んで…いたかな?何度も繰り返して読んだのは間違いないですが、これ、公開前に出版されたんだったかな?
まあとにかく期待して、楽しみにして見に行ったんです。

「交響組曲」も繰り返し聴きましたねえ。
まさか「リアベの勇士」がショスタコーヴィチの5番にそっくりだなんてその時は知りませんでしたし、ガバナスのテーマがストラヴィンスキーにインスパイアされたんだかオマージュを捧げたんだかなのも知りませんでした。
こっちを先に聴いて親しんでしまったのは、今考えると良かったのか悪かったのか、さてどっちなんでしょう?

お話の元ネタが「里見八犬伝」なのも知りませんでした。
そのせいか全編が時代劇調ですし、宇宙暴走族に宇宙チンピラと垢抜けない連中ばかり出てきます。こいつらが繰り広げる泥臭い人間ドラマというか人情劇は「スター・ウォーズ」にない要素でしょうね。

クライマックスバトルも行き当たりばったりで、殆ど役に立ってないリアベの勇士たちと、偶然が作用したから成功したようなその作戦で勝っちゃうというのもねえ。
この際、本家に対応してリメイクや続編で一大サーガを構築するというのはどうでしょう?

そういや惑星ジルーシアがあるのはアンドロメダ星雲ですが、地球との距離、近そうですね。

ところでこの作品に出ていたアチラの俳優さん、今はどうしてるのかなあと思って検索してみたところ…

ビック・モローは例の「トワイライトゾーン/超次元の体験」撮影中の事故で早くに亡くなってますね。
ペギー・リー・ブレナンは引っ掛からず。
そしてフィリップ・カズノフは、というと…?
最新作が「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
えー、どこに出てたんでしょう?

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-04-29 21:05 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「ローグ・ワン」の続編、というのも強ちジョークではないような気もする<スター・ウォーズ・サーガ>の第四章。
「ローグ・ワン」のラストと本作のオープニングを比べると、随分と動きがゆったりになられましたね、ヴェーダー卿?

何度でも見たくなる「スター・ウォーズ」の一作目ですが、見る度に色々と思うことがあるのは我ながら不思議。初公開以来(ヴァージョン違いはあれど)一体何度見直したのやら。
他の<サーガ>作品は兎も角として、この一作目だけは一生付き合うことになるんだろうなあ。

e0033570_23470415.jpgレイア姫のホログラムメッセージを見たルークから問い詰められたC-3PO、どうやらレイアのことを良く知らない様子。
しかし「シスの復讐」を見る限りでは、それまでのメモリーは消去されたとはいえ、誕生したばかりのレイア共々オルデラーン王家に引き取られたようなので、殆ど知らないとも考えられないんですけど、要人に関する情報を漏らさないように、といったセキュリティプログラムでも組み込まれてるんでしょうか。

アナキンのパートナーとして活躍し、その後3PO共々オルデラーンへ渡ったR2-D2は、メモリー消去された相棒とは違い、パドメの出産とその後の双子の運命を知っていた可能性は大。
となると初対面(?)となるルークも、すぐに認識出来た? 
つまりルークにレイアのメッセージを見せたのは偶然ではなく故意の可能性もあったりして…?

ベイル・オーガナの指示は、オビ=ワンにメッセージを届けて連れ出すだけでなく、実はルークをもピックアップすることも含まれていた、というのは考え過ぎでしょうかね。レイアは勿論そのことを知りませんが、R2-D2にはその密命も与えられていた、というのは。
まあいずれにせよオビ=ワンは、何かがあればルークを連れ出す機会をうかがっていたでしょうけれども。

モス・アイズリー宇宙空港で腕利きのパイロットを探すオビ=ワンは、先ずチューバッカと接触し、然る後にハン・ソロと交渉に乗り出しますが、何か怪しいぞ、オビ=ワン。
「シスの復讐」ではヨーダとチューイは旧知の仲として描かれてますね。となるとオビ=ワンとチューイに面識があったとしてもおかしくありません。
はじめからチューイ頼みだった可能性も否定出来ない?

デス・スターのゴミ処理機で圧殺されそうになるルーク、レイア、ハン。
ここでハンはレイアを助けようとしてるんでしょうが、どさくさに紛れてレイアの身体を触りまくってますね、コラ!

ヤヴィン4の秘密基地からの出撃直前、親友ビッグスと再会するルーク。あれ?その前のブリーフィングの時には会わなかったのかな?
ブリーフィングは何か所か、何回かに分けて行われたので会わなかったのか、それとも部屋が広すぎて(とは見えないけど、何らかの理由で)お互いの存在に気付かなかったんでしょうかねえ。

<プリークエル・トリロジー>を見た後だと色々矛盾点も多くなってしまいますが――アナキンがクローン戦争に参加しようとした時にオーウェンが猛反対したとか、パルパティーンはヨーダを取り逃がし、アナキン(=ヴェイダー)はオビ=ワンに敗れているのに、何故ターキンもヴェイダーも「オビ=ワンは死んだ」「ジェダイの生き残りはヴェイダーだけ」なんて言ってるのか等々――、後付け設定の不統一さはあっても、この作品はナンバー1かつオンリー1ですね、やっぱり。

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by odin2099 | 2018-04-27 23:55 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
「遠い昔、はるかかなたの銀河系で....」
お馴染みのテロップが出た後にいきなりドラマが始まる。
アバンタイトルがあってオープニングに「スター・ウォーズのテーマ」は流れない、というのはスピンオフならではだが、このパターンは今度公開される「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」にも踏襲されるのだろうか。
差別化と言えば差別化ではあるものの、一瞬「スター・ウォーズ」ではない別の作品を見に来たかのような錯覚に襲われた。

e0033570_21071592.jpg反対にラストは、画面がワイプすると「スター・ウォーズのテーマ」が聴こえ、以降は劇中で使われた代表的なメロディのメドレーに乗せてスタッフ、キャストのクレジットが流れるというお馴染みのパターンなので、安心して劇場を後に出来る(なんでこの曲、サントラ盤に入ってない!)。もっともラストシークエンスに台詞(レイア姫の「希望です」の一言)があるのは、パターン破りではあるのだが。
とはいうものの、このオープニングとエンディングは「スター・ウォーズ」シリーズのブックエンドみたいなもの。どちらか片方だけだとなんか締りが悪い。

それにしてもこの作品、隙間を埋めるというか、パズルのピースを上手く探してきたというか、結末から逆算してきて良く作ってるなと感心させられる。ラストシーンがエピソード4「新たなる希望」に直結というのも従来の作品群からは考えられなかったこと。オシマイが決まってるからこそ、逆に思いっきり良くお話を組み立てられたのかな?という気もする。

それでも気になる箇所はいくつか。
例えばクライマックスバトルの直前にC-3POとR2-D2がカメオ出演しているけれど、あのタイミングであの場所にいたんじゃ間に合わないんじゃないの?とか。

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by odin2099 | 2018-04-21 21:15 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スター・ウォーズ・サーガ>第三章で、プリークエル・トリロジーの完結編。
序盤のオビ=ワンとアナキンの名コンビぶりは本当に頼もしいのですが、楽しい時間が過ぎるのはあっという間、物語はドンドンきな臭くなっていきます。

ドゥークー伯爵を追い詰めたアナキンに対し「殺せ」と冷たく言い放つパルパティーン。この時のドゥークー伯爵の驚愕の表情。この時までマスターを信じていたんでしょうな。自分自身はマスターへの反逆の意思があったと思われますが。

そのドゥークーにやられて倒れているオビ=ワンに対しても「置いてけ」と一言。流石にこちらには反発し、オビ=ワンを助け出すアナキン。しかしこういう態度を取るパルパティーンに対し、何の疑問も抱かないんでしょうか、アナキン君。

e0033570_20171392.jpg活躍をしながらなかなか認めて貰えないアナキン君に、パルパティーンは「ジェダイ協議会における私的代理人になってくれ」と頼みます。評議会は評議会で、逆にアナキンに対して「パルパティーンをスパイしろ」と密命。この際に評議会は、アナキンをメンバーに加えるけどマスターにしない、とややこしい決断をしてしまったので、益々アナキンの心はパルパティーンに。しかもこの時、オビ=ワンは積極的にアナキンをマスターに推したわけではなさそうですね。

評議会にしてみればパルパティーンに余計な口出しをされたくないから、アナキンをいわばオブザーバーの立場に置いたのは当然ではあるんですが、アナキンは単に自分の能力が認められないとしか思わない。ここに隙があるワケです。
そこでパルパティーンは”賢者ダース・プレイガス”の話を持ち出すんですが……なんで、ジェダイでも何でもないパルパティーンがシスの暗黒卿の話なんか知ってるのか、ここでも疑うことを知らないアナキン君。もうパドメ(と生まれてくる子供)以外は眼中にないんですね。

かくして転落への道は着実に敷かれ、遂にはダークサイドへ。
幼い子供のパダワンまでアナキンが手にかけるのはやり過ぎですが、それまでの間に元老院は腐敗し、ジェダイ評議会は旧態依然とした石頭集団、そしてメイス・ウィンドゥが悪役然(!)として出てきてるからか、単なる闇落ちではなくアナキンの行動にも一理あるのでは?と思わせているのは見事です。

パルパティーンにとって誤算だったのは、アナキンが(パルパティーンにとっては眼中になかった)オビ=ワンに敗れ瀕死の重傷を負い、半分機械になったことでしょうか。初登場のシーンから強大な悪というイメージを与えていたダース・ヴェイダーのスタイルですが、その実はアナキンの能力を低下させてしまっているのはノベライズ群で明らかになっています。

その反面、自分にとって代わるだけの能力はもう持っていないであろうと判断し、実はパルパティーンはほくそ笑んでいたというのもあるでしょう。
故に次なるトリロジーは、アナキン以上の能力を持っていると思われたルークを、パルパティーン、アナキン(ヴェイダー)双方で奪い合うのがクライマックスとなるのです。

ラストシーンは、二重太陽の元、オーウェンとベルー夫妻にルークを託し一人荒野を去るオビ=ワン、というシリーズ屈指の美しい場面で幕を下ろし、また新しい物語が始まることを期待させるという素晴らしいものでした。ここでシリーズが完結していた方が、綺麗にまとまった物語になっていたのかもしれませんね。

今はこのラストシーンを受け、タトウィーンに隠遁中のオビ=ワンにスポットを当てたスピンオフ映画の企画もあるようですが、ハン・ソロやボバ・フェット、あるいはジャバ・ザ・ハットなんかを主人公にしたものより数百倍は見たいものです。

スピンオフといえばこの後にデス・スター建造をテーマにした作品が作られましたが、本作の最後では既に工事が始まってましたね。プロトタイプなのかもしれませんけれど、完成までこれから20年近くかかるとは難事業だったんですねえ。

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by odin2099 | 2018-04-15 20:21 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
これが20世紀FOXファンファーレ抜きの初めてのSW映画。
どういう経緯で決まったのかはわからないが、冒頭のルーカス・フィルムのロゴの前にはワーナー・ブラザーズのトレードマークが付く。
もっとも本流となるサーガの一篇ではなく、正史(カノン)であってもスピンオフという位置付けからか、お馴染みのテーマ曲は流れず、そのアレンジ版が流れるなど、全体的に差別化が図られているので、「スター・ウォーズ」とは”似て非なる何か”を見ているような気分になるのも確かだ。

e0033570_22370408.jpg物語はエピソード2と3の間、クローン戦争の最中だが、アナキンとオビ=ワンの関係を見るにつけ、どちらかというとエピソード3寄りの時間軸。エピソード2ではかなりギクシャクしていた二人だったが、この作品ではエピソード3冒頭に見られるような名コンビぶりが楽しめる。
その点、この作品に先行する「スター・ウォーズ/クローン大戦」にも共通する部分だ。

エピソード3の直前まで描いた「クローン大戦」は、製作体制の変化(ウォルト・ディズニー社によるルーカス・フィルムの買収)に伴い結局「なかったこと」にされてしまったようだが、「クローン・ウォーズ」はこの劇場版を皮切りに放送されたTVシリーズが同じようにディズニー移行に際して打ち切りとなったものの正史としては認められ、新体制の下で後継作品「スター・ウォーズ/反乱者たち」を生み出すことになった。
ここら辺がややこしいのだが、誰かがきちんと流れをまとめてくれないものか。

この作品で一番驚いたのがアナキンがアソーカ・タノというパダワン見習いを得ること。
エピソード3では影も形も存在しない彼女が、アナキンにどのような影響を与えるのか、あるいは与えないのか。そしてサーガそのものとは矛盾しないのか。早くシリーズを見終えないと…。

先に”似て非なる何か”を見た気分と書いたが、実は吹替版を選んだ場合は些か事情が異なる。
というのは殆どのキャラクターのヴォイス・キャストはサーガ本編と同じ。よって”声”を聴いている分にはサーガの一篇としての資格は十分なのだ。
これは日本の、吹替ファンのみに許された贅沢な楽しみ方かもしれない。

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by odin2099 | 2018-04-06 22:50 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スター・ウォーズ・サーガ>の第二章。
エピソード1では状況説明とキャラクター紹介が主でしたが、物語はここから大きく動き出します。

e0033570_22064052.jpgといってもエピソード1とエピソード2、10年ほど時間がジャンプするのは随分と思いきってますね。
少年アナキンも大きく成長。9歳のアナキンと14歳のパドメでは恋愛対象になりにくいですが、19歳のアナキンと24歳のパドメならそれほど不自然じゃありません。
10年ぶりの再会でアナキンが一気に舞い上がったのはわかりますが、パドメの心境の変化は実際のところよくわかりません。

で、アナキンとパドメは10年ぶりですが、オビ=ワンとパドメ、ジャージャーとはどのくらいだったのでしょう?
パルパティーンがパドメに対し「古い友人のマスター・ケノービとか?」と語り掛けたり、ジャージャーが「オビー!」「ミーのお友だち」と再会を喜ぶくらいだから、こちらは10年ぶりってこともないと思うのですが。
お互いにコルサントにいれば、何度か会う機会はあったんでしょうか。

何度か会うといえば、意外なのがオビ=ワンとドゥークーが初対面らしいこと。
オビ=ワンはクワイ=ガンの弟子で、クワイ=ガンはドゥークーの弟子だから、何度か会っていても不思議じゃないのですが、一対一で会話するような形では、ということでしょうか。

そのドゥークー、オビ=ワンに対し「共和国はシスの暗黒卿の支配下にある」「一緒にシスを倒そう」と勧誘しますが、これは案外本音?
ドゥークーもダース・ティラナスというシスである以上、師であるダース・シディアスを倒して自分が頂点に立とうと考えてもおかしくないですから、もしもオビ=ワンが「うん」と言っていたらどうなっていたことやら。

10年は長いようで短く、短いようでやはり長いですが、もっと遠大なのがデス・スター建造。
今回秘密兵器の設計図としてチラっと映りますが、完成するのはエピソード4の直前。四半世紀にも亘る研究の成果ということになりますが、何故にそこまでこだわったのでしょうか。
破壊された後、エピソード6で皇帝は再建造を命じますし、そういやファーストオーダーも、その後継兵器を建造してましたが、何が権力者たちを惹きつけるんでしょうかねえ。

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by odin2099 | 2018-03-29 22:09 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

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