【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

タグ:スター・トレック ( 32 ) タグの人気記事

新生<スター・トレック>の第三弾。
前作ラストで調査飛行に旅立ったエンタープライズ号のその後の物語。
前作前々作ではギクシャクしていたメインクルーたちも、今はすっかり家族の一員といった雰囲気。
ところがエンタープライズ号は最大の危機を迎え、クルーたちは散り散りバラバラ。
そんな中でのサバイバル劇を描いている。

e0033570_12373815.jpgカーク、スポック、マッコイのトリオが中心にはなるものの、ウフーラもスコットもスールーもチェコフもその他大勢にはならず場を盛り上げてくれる。
既に出来上がったメンバーの安心感、安定感のあった旧TOSクルーとは違い、現在進行形の、この先どんな化学反応を見せるかわからない不確定要素に満ちた新クルーたちだが、少しずつ築き上げてきた絆の強さを再認識させてくれる物語になっている。

ラストシーンでは新エンタープライズ号を与えられ、船を下りる決断をそれぞれ撤回したカークとスポックを含めたクルーたちの次なる冒険を早く見せて欲しいところだが、前述の通り何通りかのプロットは用意されているものの契約問題がこじれてペンディング状態なのがもどかしい。
このまま打ち切り、立ち消えにならず何とか再開に漕ぎつけられないものだろうか。

<過去記事>



[PR]
by odin2099 | 2018-10-28 12:41 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
ネタ切れが目立つハリウッド(だけじゃなく日本でもだけど)では昨今リメイク、リブートが流行っているけれど、なかなかオリジナルを越えることは難しいようで。
技術的には過去作を凌駕することが出来ても旧作には「思い出補正」もかかるし、昔のままでは古臭いし、かといって新しくし過ぎると別物になっちゃうし、となかなかハードルは高い。昔の俳優さんと今の俳優さんとの資質やら何やらの違いも大きいだろうしね。

そんな中での成功例と言えるのがこの「スター・トレック」じゃなかろうか。
これまでのお話が「なかったこと」にされているわけではないので、厳密に言えばリセットではなくパラレルワールドということになるんだろうけど、その為に「旧作との地続きでもある」という部分がある種の免罪符になっているのかもしれない。
その第二弾がこれ。劇場版「スター・トレック」としては通算で12作目となる。

e0033570_18164139.jpg本作のヴィランはあのカーン。ベネディクト・カンバーバッチがこの超人類を実に憎々しげに演じている。
ということで劇場版第二作である「スター・トレック2/カーンの逆襲」を彷彿とさせるシーンもでてくるが(カークとスポックの選択と、それに伴う運命が逆転しているのも面白い)、公明正大・規則順守のはずのスポックがカンニングまがいの行動に出るのは如何なものか。

また旧作のカーンと本作のカーンは、共通点よりも相違点の方が多いので、はたして老スポックに助言を求めても役に立ったのかどうかは疑問。それよりブリッジにいたメインクルーに老スポックの存在が知れても良かったのだろうか、という点にも疑問符が付く。

ウフーラの出番が若干減り、本作ではキャロル・マーカスがヒロインを務める。演じるアリス・イヴはなかなかキュートで、セクシーな下着姿も見せてくれるのはサービスサービス。カークとはちょっと良い雰囲気に?
このキャロルも「カーンの逆襲」に登場したキャラクターで、かつてカークと恋仲になり、密かに彼の息子を出産、育てていたという設定だった。今後こちらのキャロルもカークとの仲が進展するのかと思っていたが、続く第三弾に彼女の出番はなく残念。第四弾以降で復活はあるのだろうか。

で、その第四弾、カークが時間を遡り亡き父ジョージと会うストーリーとのことだが、肝心のカーク役のクリス・パインとジョージ役のクリス・ヘムズワースとの契約が決裂したようで先行きは不透明。
他にもクエンティン・タランティーノの脚本・監督とされているストーリーなど複数のプロットが動いてるようだが、シリーズ再開はいつになることやら。

<過去記事>



[PR]
by odin2099 | 2018-10-21 18:22 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
「M:i:III」で劇場監督デビューしたJ・J・エイブラムスの2作目の監督作品。
この後「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の監督も務め、結局それ以降の<ミッション:インポッシブル>、<スター・トレック>、<スター・ウォーズ>の3シリーズ全ての製作に携わるあたり、正に「シリーズの立て直し屋」と呼ぶに相応しい。
しかしハリウッドには他に人材がいないのか?

e0033570_19505822.jpg<スター・トレック>は最初のTVシリーズ(「宇宙大作戦」)のキャストを使った映画が6本、「新スター・トレック(ネクスト・ジェネレーション)」のキャストに交代して4本作られ、これが通算11作目。
再びカーク、スポック、マッコイら最初の「宇宙大作戦」のキャラクターたちが主人公としたが、キャストは一新。といってもリメイクやリブートではなく、従来の時間軸上の世界から過去へタイムスリップしたことで歴史が分岐した、要するにパラレルワールドが舞台になっている。

しかもこの世界には時空を超えてオリジナルのスポックも存在する。新旧二人のスポックが出てくるのだ。
映画の終盤ではオリジナルのスポック=レナード・ニモイと新たな(若き)スポック=ザッカリー・クイントの対面シーンもある。カークの父の生死やエンタープライズ号の船長の系譜など、既に従来の「宇宙大作戦」とは違う歴史を持つ世界なのだ。

別の役者が同じキャラクターの過去と現在を演じる場合、やはりどこまで似てるのかは重要な問題だ。
最近では「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」で有名キャラクターの若き日の姿が登場したが、同様にこの作品ではカークとしてクリス・パイン、スポックには前述のザッカリー・クイント、マッコイ役にはカール・アーバン、ウフーラはゾーイ・サルダナ、スコット役サイモン・ペグ、スールーにはジョン・チョー、そしてチェコフ役としてアントン・イェルチンが起用されたが、何れもオリジナルキャストとは似ても似つかない。

老スポックは一目見て若きカークもスコットも認識できたし、今回の悪役であるロミュラン人のミロもカークを捕まえ「この顔は知っている、地球の歴史で見た!」と叫んでいるからオリジナルキャストと新キャストは当然ながらソックリという設定なのだろう。
だがパラレルワールドを言い訳にすれば、ザッカリー・クイントが長じてレナード・ニモイになる必要もなければ、ウィリアム・シャトナーとクリス・パインがイコールでなくても問題にはならない。
そもそも老若二人のスポックが同時に存在しているくらいなのだから、似て非なる世界のもうひとりのカークたち、と自分を納得させる余地がある。

しかし「ハン・ソロ」ではそうはいかない。明確に「スター・ウォーズ/新たなる希望」の過去の物語だと規定されているからだ。
オールデン・エアエンライクはハリソン・フォードに、ランド・カルリジアン役のドナルド・グローヴァーはビリー・ディー・ウィリアムズに見えなければならないのだが、残念ながら違和感しか覚えなかった。長寿シリーズを活性化させるにあたっての難しい課題と言えるだろう。

シリーズそのものに強烈な思い入れがないこともあってか、J・J・エイブラムスの仕切り直し作品群の中にあっては本作が一番面白い。
集団劇なので主要キャラクターだけでも相当な数に上るが、それらも上手く捌き、今後の展開にも大きな期待を持たせる締めくくり。J・J・エイブラムスには<スター・ウォーズ>よりも、こちらの<スター・トレック>に本腰を入れて欲しいとさえ願っている。

この作品以降は2本の続編が作られ4作目(通算14作目)も準備中とは伝えられているものの、今のところ具体的な製作・公開のスケジュールは聞こえてこない。
クエンティン・タランティーノが脚本執筆中との声もあるが、他にも幾つかアイディアは検討されているようで、その中の一本が時空を超えてカークと父が邂逅するものだと伝えられている。

カークの父は本作の冒頭で殉職したが、そのカークの父を演じていたのがこれが劇場映画デビューだったクリス・ヘムズワース。
ということで次回作で”クリス・フォー”のパインとヘムズワース、二人のクリスの本格的共演がはたして実現するのかどうかも楽しみに待ちたい。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/10344143/
https://odin2099.exblog.jp/23522108/



[PR]
by odin2099 | 2018-07-22 20:02 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
真っ暗な画面に音楽のみが流れる贅沢なオーヴァーチュア。
この100秒は決してビデオ機器の故障ではない。ソフトが不良品なのでもない。
本国アメリカでは1979年の暮れに公開されたが、日本では1980年の今日、7月12日の公開(だそうな)。
レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、ジェームズ・ドゥーアン、メイジェル・バレット、パーシス・カンバッタ…とキャスト陣にも鬼籍に入った人が増えてきた。

監督はロバート・ワイズ、そして特撮は「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」のダグラス・トランブルと、「スター・ウオーズ」のジョン・ダイクストラの師弟コンビが手掛けている、という点でも贅沢な一本。
しかも”スペシャル・サイエンス・コンサルタント”としてクレジットされているのは、アイザック・アシモフ!

e0033570_18373425.jpgそれがこの劇場版<スター・トレック>シリーズの1本目で、元々はTVシリーズを再開させる企画が二転三転して超大作映画としてスクリーンへ、ということでこれまたポスト「スター・ウォーズ」映画の大本命。
一部のファンからストーリー面で不満が出ていたり、製作中のゴタゴタで予算を超過してしまったことから2作目以降は製作費が抑えられたようだけど、映画の本数でいえば既に本家<スター・ウォーズ・サーガ>を凌いでいるのだから、結果的には大成功。

ただTVシリーズやレギュラーメンバーの説明が一切ないことや、ストーリーが難解な点は初心者には少々ハードルが高い。
自分も初見の時は「このミスター・スポックという奴は、なんでこんなに不愛想なんだ?」と思ったものだ(キャラクターの存在自体は知っていたけれど、性格や設定に関しては知らなかった)。
またヴィージャー=ボイジャーという種明かしも、すぐにピンとくる人がどのくらいいるのやら。

そしてラストシーン。
ヴィージャーによって再生されたアイリーアと、自らヴィージャーと一体化することを望んだデッカー。
どちらも炭素体ユニットとして機械に取り込まれ、そのことが新たな生命体を生み出した…とか何とかいうことらしいが、これはハッピーエンドなのだろうか。
そういや後に作られた「スペースバンパイア」も、なんだか似たような終わり方だったっけ。

ちなみに劇中に出てくるヴィージャーの正体であるボイジャーは6号。
作中では300年以上前の20世紀に、NASAによって打ち上げられ、ブラックホールに吸い込まれて消息を絶った探査機ということになっているが、実際のボイジャーは1号と2号しかないのでややこしい。
また余談だけれども「巨獣特捜ジャスピオン」には、この作品にインスパイアされたと思われるエピソードが存在する。

そして更に余談だが、「宇宙戦艦ヤマト」の劇場版第3作「ヤマトよ永遠に」製作にあたり、メインスタッフは日本公開前に参考のために見てるのだが、エンタープライズ号のワープシーンがヤマトの連続ワープのシーンに、ヴィージャーが発生させた”雲”が二重銀河(暗黒星雲)の描写に活かされているようだ。
日本公開がどちらも80年夏なのもちょっとした因縁?

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/2988759/



[PR]
by odin2099 | 2018-07-12 18:58 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
クリス・パイン演じるジェイムズ・T・カーク以下リフレッシュされたクルーにすっかり慣れてしまいましたが、新作を観た後でオリジナル・キャストはどうだったっけ?と、1979年に製作された劇場版第1作のDVDをセット。

e0033570_21233307.jpg実はDVDは2ヴァージョンあって、今回は初めて観る<ディレクターズ・エディション>を選択。上映時間でいえば132分の劇場公開版に対して、こちらは136分と4分長くなっていますが、追加されたシーンだけでなく削除されたシーンもあるので単純には比べられませんね。
そういえば最初にビデオソフトとしてリリースされたのも劇場公開版より長い<完全版>とやらでしたが、一体何ヴァージョンあるのやら。どうやら1983年TV放映版というのもあるようなので、少なくても4ヴァージョンはあるみたい。

しかしこの映画、正直言うとあんまり面白くありません。
お話が観念的すぎるんですよね。
それにヴィージャーとクリンゴン艦隊が遭遇するシーン、カークがスコットと一緒に改装されたエンタープライズを視察するシーン、転送装置の故障に伴う悲劇的なシーン、デッカーに代わってカークが指揮を執っての出航シーン、ヴィージャー内部を探査するシーン…
e0033570_21224258.jpg何れも特撮の見せ場ですし、作り手としてもじっくり見せたいシーンでもあるでしょうが、よほど思い入れが強いファンじゃなければ冗漫にしか映らないんじゃないでしょうか。地球の危機が目前に迫り焦って出航しようとしてるカークですが、エンタープライズ発進までに全体の四分の一を使うこともないような。

またゴリ押しに近い形(だったのかどうかは実際のところ描かれてないのでわかりませんが)で現場復帰したカークと、降格させられてしまったデッカー副長(前艦長)との確執や、久々の任務の者や新たなメンバーもいるからでしょうかドタバタ、ギスギスしてるクルーとか、艦内の雰囲気がかなーり悪そう。ハッキリ言ってカーク、かなり嫌な奴になってますしね。
まあ2作目以降はそこら辺また変わってきますので、そのうち見直してみましょうか。


[PR]
by odin2099 | 2016-10-24 21:24 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22523862.jpg人類初の5年間に及ぶ調査飛行の任務を帯びたエンタープライズ、その旅もまもなく3年目に入ろうとしているが、カークはモチベーションの低下を感じ、スポックを後任にし宇宙基地の副提督への転属希望を出していた。一方のスポックも、バルカン人の再興を願い軍を去る決意を固めていた、そんな最中――。
補給のため立ち寄った宇宙基地ヨークタウンで未知の異星人と遭遇し救援要請を受けたカークは、未だ人類が足を踏み入れたことのない宙域へと向かった。だがそこへ船籍不明の宇宙船が現れ、その攻撃を受けたエンタープライズは大破し、惑星アルタミッドへと墜落する。

エンタープライズを襲った異星人クラールは、エンタープライズに保管されていた古代の遺物を狙い、罠を仕掛けていたのだ。船を脱出したウフーラやスールーたちはクラールの捕虜になってしまう。
散り散りとなったクルーたち。
カークとチェコフは撃墜されたエンタープライズに戻り仲間たちと連絡を取ろうとし、マッコイは重傷を負ったスポックを助け、そしてスコットはクラールたちと敵対している異星の女戦士ジェイラと邂逅。やがて合流を果たした彼らは、囚われのクルーたちを救出しようと計画を立てる。

e0033570_22525240.jpg昔のテレビシリーズは良く知らないし、劇場版も映画館できちんと見てる作品少ないし、という感じだったのだけれども、リブートされてからのシリーズはすっかりお気に入り。で、最新作の公開も心待ちにしていたけれど、米国から3カ月遅れなんて酷いよねえ。

前2作を監督したJ.J.エイブラムスは「スター・ウォーズ」で忙しいからプロデュースに専念し、新監督はジャスティン・リンに交代。でもメインキャストは同じだし、アクション満載で今回も愉しんだ。

カークにスポック、マッコイ、スコット、チェコフ、ウフーラ、スールーとメインクルーそれぞれに見せ場があるし、スポックとマッコイがコンビを組んで悪態つきながら奮闘するのは、これはオリジナルらしい展開なのかな。
なかなかピンとこなかったクラールの目的も、謎解きが進むにつれて「ふむふむ、そういうことか」と肯定はしないけれどひとまず納得。その一方でレナード・ニモイの逝去を受けて、劇中でも「老スポック大使の死」をポイントに据えるなど、ドラマ部分も抜かりはない。
気になるといえば、3作とも敵の動機が「復讐」という点で共通していることかな。もう少し差別化して欲しいものだが。

リブート版もこれで3作目だけど、既に4作目の製作も決定(クリス・ヘムズワースがカークの父役で再登場するんだとか)してるし、当分は愉しませてくれそうだなあ、「スター・トレック」。
久々のテレビシリーズ新作(といいつつ実態はネット配信ドラマ?)も始まるし、シリーズ誕生50年という節目の年は上々?

でもニモイ、そしてチェコフ役アントン・イェルチンの訃報はショック。
映画はこの二人への献辞が出て終わる。。。

【ひとこと】
ところでスールーが同性愛者って設定、本当に必要なのか?
同性のパートナーと娘(デボラ?)が出てくるシーンはあまりに唐突だし、事前情報なしだと何を意味してるのかわからない気もするし、何よりもカットしても映画の展開には全く影響ないと思うんだけど…?


[PR]
by odin2099 | 2016-10-22 22:58 |  映画感想<サ行> | Trackback(18) | Comments(4)
結構忘れてるもんですねえ、アセアセ…。

お次は「スター・トレック/イントゥ・ダークネス」
去年に引き続き2作を連続で再観賞しました。

e0033570_22543698.jpgこれはメインキャストの若返りが、良い方に作用した続編です。
旧来の「スター・トレック」ではなかなかお目にかかれなかった、カークやスポックの身体を張ったアクションを目にすることが出来ます。
オリジナルクルーにはこの芸当は無理ですもんね。

加えてベネディクト・カンバーバッチの太々しいこと。
前作の悪役はどうも女々しくて物足りなく感じていましたが、今度は相手にとって不足なし。
いや、エンタープライズのクルーたち、場面によっては負けてるぞ?

前作のラストでめでたくキャプテンに就任し、新しい冒険の旅に出たカーク。
でも真の冒険の旅はまだまだこれからだったんですね。
本作のラストで、ようやく5年間の調査飛行に。
これで最初のTVシリーズに繋がるわけで、ここからが本当の「スター・トレック」の始まりだ~。

ところでJJの監督作は「M:i:III」、「SUPER8」、それに「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」と全部見てますが、自分の感性と合わないのか、どれもこれもモヤモヤしてしまいます。
でもこの正続2本の「スター・トレック」は文句なしに面白いですね。
期待値が低かったということもあるんでしょうが、「スター・ウォーズ」より「スター・トレック」の方が向いてるんじゃないの、JJ?

そういや今度の新作「スター・トレック/BEYOND」、吹替版での公開はないみたいなのが残念。
吹替のキャスト陣は気に入ってるし、エンタープライズ内での掛け合い漫才は、字幕よりも吹替の方が愉しめるんですがぁ。

そして「天使と悪魔」
こちらは公開以来なので、7年ぶりの再観賞。

e0033570_22533650.jpg「ダ・ヴィンチ・コード」以上に省略が多いので、原作知ってると「あれがない」「これもない」が気になりますが、適度にお話忘れてますので、初鑑賞の時よりも楽しめました。
それでも犯人の意図・目的がよくわかりませんねえ。
原作だと動機の部分は割とハッキリしているんですが、そこのところをバッサリ切り捨ててしまっているので映画だけ見てると単純に「権力を握りたかったの?」と思えてしまうのがちょっと残念。
屈折した愛情表現の発露なんですけどね、ホントは。

さてこのシリーズ、前作だとイアン・マッケランにジャン・レノ、本作だとユアン・マクレガーとステラン・スカルスガルドという具合に、イメージ通りというかイメージを逆手にとったというか、なかなかキャスティングが巧いですね。
これで「騙された」と思うか、それとも「うん、納得」と受け取るかは鑑賞者次第でしょうけど、娯楽作として必要な味付けなんじゃないかなと思います。
新作「インフェルノ」ではどうなっていることやら。

その「インフェルノ」、「スター・トレック」と違ってこちらは吹替版が公開されるらしいので、一安心。
一抹の不安と言えば、今回は原作小説を読んでいないことですか。
映画化されていないシリーズ3作目の「ロスト・シンボル」までは読んだんですけどね。時間切れなので諦めました。


[PR]
by odin2099 | 2016-10-20 22:58 | 映画雑記 | Trackback | Comments(0)
シリーズの新作を見る前に旧作をおさらいしております。

まずは「スター・トレック」

e0033570_22223691.jpg昔のTVシリーズを知らない身としては、「スター・トレック」というと高齢者クルー。カークもスポックもマッコィも、もういい大人。
これで宇宙を舞台にした大冒険活劇をやろうとするのは、ちょっと違うなあというのが正直な気持ちです。

例えていえば「宇宙戦艦ヤマト」。
これを沖田艦長や徳川機関長、真田技師長メインで進めるとしたら、結構キツイんじゃないかなあ。
やっぱり古代や島、雪が元気に頑張って、それを沖田艦長以下ベテラン乗組員が支えるから面白い、と思うんですよ。

TVの「スター・トレック」だってそうだったはずで、それを考えるとオリジナルクルーに拘って作品数を重ねるというのはやはり無理があったということ。
思い切って若手にシフト、しかも新メンバーを出すのではなく思い切ってオリジナルクルーを若返らせたのは大英断でした。
若いクルーが無茶をやる、それだからこそ宇宙大冒険活劇が生きてくると思うんですよね。
古くからの熱いファンには色々と思うところがあるでしょうが、浅いファンなだけにこのリブートは諸手をあげて賛成です。

しかも実はリブートでもリメイクでもなく、しっかりと従来の作品群の「続編」としての位置づけも失っていないというのも素晴らしいところ。

続いて「ダ・ヴィンチ・コード」

e0033570_22225642.jpgかれこれ、もう10年も前の作品になるんですね。ついこの前見たような気持になっていましたが、今回10年ぶりに見直し。
いや、7年ほどまえに<エクステンデッド版>を見てました。

細かい部分は忘れちゃいましたが、誰が敵で誰が味方か、そして二重三重の謎解き。
あれだけの情報量を持つ原作小説を、よくぞまとめたなあという点では感心しきりです。
導師やら司教やらの目的はなんだかよくわかんないなーというのはマイナス部分ではありますが、小説を読んでるだけではピンと来ないところを視覚化してくれているのは大きなプラス。

「最後の晩餐」の解釈も、ああやって見せてくれると「ひょっとして?」という気持ちになります。
まあ些か親切すぎるという気もしますが。

しかし相変わらず気になるのはトム・ハンクスの変な髪型ですねぇ。


[PR]
by odin2099 | 2016-10-19 22:26 | 映画雑記 | Trackback | Comments(0)
e0033570_20252515.jpgアメコミに疎い自分にはこういった組み合わせは想像すらできないけれど、あちらのファンにはすんなり受け入れられるのかねえ???
なんと「スター・トレック」と「グリーン・ランタン」のクロスオーバー作品。

発売元はDCコミック…ではなく、今現在の「スター・トレック」コミックを展開しているIDWパブリッシングとのこと。
以前はマーベルから出たり、DCから出たりしたこともあったようだけど、近年はここが権利を持ってるみたい。
なので対等な共演というより「スター・トレック」世界がベースになっていて、異世界からランタンたちが客演する形になっている。
ライターはマイク・ジョンソン、アーティストはアンヘル・エルナンデス。

「スター・トレック」世界は、JJがリブートした劇場版を受け継いだ世界観で、時系列的には「イントゥ・ダークネス」よりも後。
一方の「グリーン・ランタン」は、既に消滅してしまった彼らの世界から「こっち」に飛ばされてきたという設定になっているので番外編なのかな。少なくても映画版の続きじゃないし、<DCフィルムズ>との接点もなさそう。
パワーリングを巡って惑星連邦、ランタン・コァ互いの宿敵同士も邂逅し壮大な戦いが繰り広げられるというもの。

エンタープライズ号のクルーたちとグリーン・ランタン=ハル・ジョーダンはすんなり協力体制に入るし、とてつもないパワーを求めての攻防戦の割に、意外にお話はこじんまりとまとまっていて「あれ?」と感じる部分もあるものの、全体的に読みやすい。
ただ詳細な解説書が付いてるとはいえ、ある程度の予備知識がないと辛いかなあとは思う。

エンタープライズ号のクルーの中ではチェコフの比重が割と高めで、また各キャラクターがそれぞれの俳優に結構似ているので、そういう点では読んでいて少々辛い面も…。
アントン・イェルチン、合掌……


[PR]
by odin2099 | 2016-07-23 20:29 | | Trackback | Comments(0)

e0033570_21483264.jpg新生「スター・トレック」2作目も再観賞。
前作ラストで晴れてキャプテンとなったカークだったけれども、あれあれあれ…?
まあこのくらいの問題児じゃないと面白くないってか。
でもそのカークの暴走を見守ってくれていたパイク提督がお亡くなりに。
ドラマティックではあるけれど、もう少しカークの後ろ盾というか父親代わりの精神的支柱としてシリーズに出て欲しかったなあとは思う。


カーンが登場することから『スター・トレック2/カーンの逆襲』の部分リメイクになっているのだが、命を落とすのが『2』のスポックじゃなくてカークに代わっているのが肝。
そこからまさかのスポック、アクションヒーロー化という予想の斜め上を行く展開を見せてくれるが、アクション面の充実というのはこの新生シリーズの最大の売りかもしれない。
なんせオリジナルクルーは皆高齢化してるし、ネクスト・ジェネレーションの方のクルーたちも平均年齢かなり高めなので、動かすにも限界あるもんね。
その点こっちの連中はまだまだ行けそう。


主役の二人、クリス・パインとザッカリー・クイントの濃い顔はあまり好きになれないけれど、脇に目を転じると「ミッション:インポッシブル」でも頑張ってるサイモン・ペッグとかカール・アーバンとか、なかなか良い味出してるなあ。
カール・アーバン、『ロード・オブ・ザ・リング』や『リディック』の頃とは比べ物にならないくらい貫禄出ちゃったけれど。
そして今回の真の主役ともいうべきベネディクト・カンバーバッチ、線は細い癖に実にふてぶてしい。


そういやこの2作目は初めから吹替版が作られていたが(劇場公開されている)、キャラクター名は「カトウ」や「チャーリー」ではなく「スールー」に「スコット」に戻されているな。前作での配慮?はなんだったのかな。
また吹替版キャストの売りだった栗山千明だが、今回のウフーラは芝居場が多いので気の毒だったとしか言いようがない。
ま、交代させずに前作同様本職に任せておけば問題なかったのかも知れないが。


【ひとこと】
今回キャロルのセリフに「クリスティン・チャペルの友達だった」というのがあるけれど、チャペル本人が今後の新シリーズに登場することはあるのかね。


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/21018667/


[PR]
by odin2099 | 2015-08-29 21:52 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
ブログトップ