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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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<MCU>の22作目でフェーズ3の10本目。

いよいよ大団円である。
フェーズ3の、そして<インフィニテイ・サーガ>そのものの最終作は次作「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」だが、そちらはフェーズ4への伏線並びにカーテンコールの趣きが強い。
物語としては本作で見事な締めくくりがなされている。

涙あり、笑いありの娯楽大作。
メインストーリーだけでなく数々のサブプロットを内包した作品でありながら、散漫な印象も舌足らずな印象も受けない。
そして、観客が「見たい」と思っている場面をきちんと見せてくれている。
不満が全くないとは言わないが、驚嘆すべき出来栄えと言って良いだろう。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』_e0033570_20224966.jpg同じ完結編ということ、同じディズニー映画ということで、どうしても比較してしまうのが「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」であるが、そちらには満足度よりも物足りなさや違和感の方が強く残ってしまう。

その差はどこにあるのだろう。
おそらくは高所大所から、個々の作品だけでなく全体の流れをきっちりと把握した上で、ストーリーをしっかりと構築した舵取り役の存在の有無から来ているのだと思う。

<マーベル・シネマティック・ユニバース>も必ずしも全てが予定通り、順調な歩みだったわけではなく数々の障害があったことは伝えられているが、例えば監督交代劇にしてもそれがネガティヴに作用してしまった<スター・ウォーズ・ユニバース>と違い、アクシデントが結果的にポジティヴに作用したのは優れたリーダーがいたからだ。
<インフィティ・サーガ>の23作品を、最初からリアルタイムで全ての作品を追うことが出来たのは望外の喜びであった。

しかしコロナ禍の影響でフェーズ4は出だしから躓いてしまった。
開巻作品である「ブラック・ウィドウ」は度重なる公開延期で、現在は劇場公開されるかも不透明で、配信に切り替えるとの噂もある。
その煽りを食って「エターナルズ」以降の劇場作品も全て公開延期となり、同じく現時点ではいつ見られるかは定かではない。

そして劇場作品と連動する形で予定されているDisney+での配信ドラマだが、こちらも撮影スケジュールに遅れが生じ、また劇場作品とのリンクの影響もあってどうなるかは予断を許さない。
またここへきて、ブラックパンサーことティ・チャラ役を務めていたチャドウィック・ボーズマンの予期せぬ早すぎる死。

今が<MCU>最大の危機といっても過言ではないだろう。
だがこの製作陣ならば、必ずや何らかの解決方法を見つけ、この困難を克服するに違いない。
それをただただ期待するのみだ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』_e0033570_08393739.png
【ひとりごと】
それにしても新型コロナウィルスの蔓延が一年早くなくて安堵している。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」、そして「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の公開が無期延期となっていたら、考えるだに恐ろしい。

<過去記事>
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by odin2099 | 2020-11-08 09:05 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
2020年、映画館で最初に見た作品はこれでした。
元日に見に行ったので、大晦日のコンサートかどっちかでインフルエンザを貰ってきたことになります……

ようやく<スカイウォーカー・サーガ>、見終わりました(映画館へは結局5回見に行きました)。

ファントム・メナス」に始まり、「クローンの攻撃」「シスの復讐」「新たなる希望」「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」「フォースの覚醒」「最後のジェダイ」と来て、最後は「スカイウォーカーの夜明け」、全九部作の終幕となります。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』_e0033570_19145018.jpg「最後のジェダイ」でレイの出自は特別なものではなく、またごく普通な少年も操ることが出来ることが示されるなどフォースは普遍的なものだということが描かれていましたが、結局レイをパルパティーンの孫とすることで、特別な力は特別な家系に由来することになってしまいました。
これって前作の否定ですよね。

これに代表されるようにこのシークエル・トリロジーは、行き当たりばったりで統一感がないことが一番残念に思います。
三部作として作ることは決まっていたのですから、何故最初からしっかりとしたプロットを作っておかなかったのでしょう?

勿論製作の過程で初期のプロットに手を加えたり、あるいは丸ごと捨てられることもあるでしょうし、今回は三作全部別の監督を立てる予定だったので、その各監督の自由裁量の部分を残しておきたかったのだろうこともわかりますが、最低限のアウトラインは設定しておかなければ後から参加する者は混乱するだけではないでしょうか。

穿った見方をするならば「スター・ウォーズ」の新作を作ることが至上命題で、プロットは二の次。
とりあえず発端部分だけは何とかこしらえてみたものの、どういう方向性が望ましいのか製作陣の間で結論が出ず、もしくは妙案が思い浮かばず、結末をどんどん先送りしていったのではないか、そのしわ寄せが来たのではないか、そんな気もします。

生死不明のチューバッカとか、C-3POのメモリー消去とか、無駄なサブプロットに時間を費やす暇があったら、もっと本筋をしっかり固めるべきでした。
レイとフィン、ポー・ダメロンの関係性とか、カイロ・レン(=ベン・ソロ)の変心の過程とか、掘り下げるべき部分は多々あったはずです。

ひとまずの”完結編”ということで色々とまとめに入ってはいるのですが、ぶっちゃけ納得いく作品だったのかと問われれば「Nooooooo――!!」でしょうね。

新型コロナウィルスの影響もあって次の劇場版のスケジュールはなかなかハッキリしませんが、Disney+の配信ドラマとしてスピンオフの「マンダロリアン」がなかなか好評のようですし、続いてキャシアン・アンドーを主人公にした「ローグ・ワン」の前日譚や、待望のオビ=ワン・ケノービを主人公にした作品も準備中ということで、まだまだ「スター・ウォーズ」世界は拡張中。
将来的にはこのシークエル・トリロジーを補完するスピンオフを作り、是非とも納得いくものにして欲しいと願っています。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』_e0033570_19132941.png
【ひとこと】
レイとベンのキスシーン、色々と物議を醸してますが、恋愛感情によるものではなく、親愛の情の表現だということだそうですが、なんだか残り僅かなベンの生命エネルギーをレイが吸い取ってるように見えちゃうんですけどね。

<過去記事>



「マンダロリアン」

by odin2099 | 2020-11-07 19:22 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<MCU>の21作目でフェーズ3の9本目。
来るべき「エンドゲーム」へ向けて、いよいよ役者は揃った。

物語は90年代半ば。
まだフューリーはシールドの一介の捜査官に過ぎず、コールソンは新人。
そういや「アイアンマン」の時に略称募集中なんてことを言ってた割に、この頃から普通に「シールドの捜査官だ」と名乗ってるし、それで通用するところを見ると認知されてるようなんだが、ヘンなの。

『キャプテン・マーベル』_e0033570_20223038.jpgともあれこの時に宇宙からの脅威を目の当たりにしたフューリーは、「アベンジャーズ計画」に着手。
実際に形になるのはトニー・スターク=アイアンマンやブルース・バナー=ハルクの存在を知ってからだろうから、10年越しの遠大な計画ということになる。
その間にお眼鏡に適うヒーローの存在は確認できなかったのだろう。

そして物語のラストで、スクラル人の新たな安住の地を求めて宇宙に旅立ったキャプテン・マーベル=キャロル・ダンヴァースが戻ってくるのは20年以上経ってから。
それもフューリーからの緊急メッセージを受信してのことだから、その間彼女はどこで何をしていたのか。
何れ語られることもあるだろうか。

そのキャプテン・マーベル、<MCU>では初の本格的な女性ヒーローで、身体にピッチリとフィットしたコスチューム(キャプテン・アメリカほどじゃないけど、こちらも星条旗デザイン)に身を包んで入るものの、露出も全くないのでいわゆるセクシャルなイメージはまるでない。
演じてるブリー・ラーソンも、美人は美人だが肉感的ではなく、かつての「スーパーガール」や「キャット・ウーマン」、最近の「ワンダーウーマン」にも少なからずあった要素の排除に成功。
これが女性からも評価された一因なのかもしれない。

一方でキャロルの仲間で後に敵対することになるスターフォースのメンバーの一人ミン・エルヴァは、昔ながらのセクシー悪女系の魅力を持っていてちょっと気になる。

彼女にもサービスショットの類は皆無なのだが、演じるジェンマ・チャンはある意味でブリー・ラーソンよりも美人。
今後ブレイクしそうだな、と思っていたら、既に「クレイジー・リッチ!」や「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」などで注目されていた。

今度見直そうっと。

また<MCU>の新作「エターナルズ」にも出演するようだが続投ではなく、同じ俳優が違う役で他の<MCU>作品に出るのは彼女が初めてだそう。
それだけ製作陣も買っているのだろう。

最初は「善=クリー」「悪=スクラル」と思わせておいて途中で善悪をひっくり返して見せるのだが、既に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で悪いクリー人が出ているので(ちなみにその人は今回も出てきてる)「おやおや?」と思わせるのはシリーズ物、ユニバース物の強みと言うか妙味かも。
逆に初見の人にはややこしくてわかりづらいかもしれないが、どうやら今後の<MCU>においてスクラル人は大きな存在になりそうなので、今のうちにチェックしておいた方が良さそう。
『キャプテン・マーベル』_e0033570_08393739.png
ところで今回登場したジュード・ロウ演ずるヨン・ロッグの吹替は森川智之が担当している。
死んでないし、キャラがキャラだけに再登場の可能性があるが、実は森川智之は既に他の<MCU>作品で重要なキャラを演じている。

最初は「インクレディブル・ハルク」のMr.ブルーことサミュエル・スターンズ(演:ティム・ブレイク・ネルソン)、続いて「アイアンマン2」のジャスティン・ハマー(演:サム・ロックウェル)、そして「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」と「ブラック・パンサー」の2作品でマーティン・フリーマン扮するエヴェレット・ロス。

この中でロス捜査官はまず間違いなく今後も出てくるキャラだろうし、Mr.ブルーもハマーもいつ再登場しておかしくないだけの存在感を持っていたが、もし彼らが同一作品に出てきたら、森川智之は全部を兼ね役で演じ分けるのだろうか。

<過去記事>

by odin2099 | 2020-10-29 20:27 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(2)
<MCU>の20作目でフェーズ3の8本目。
『アントマン&ワスプ』_e0033570_23122129.jpg「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」以降アントマンことスコット・ラングがどこで何をしていたのか、何故「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に姿を見せなかったのかが明らかになる。

ソコヴィア協定違反者の内、スティーブ・ロジャースとナターシャ・ロマノフ、サム・ウィルソン、ワンダ・マキシモフは逃亡者の道を選び(それにヴィジョンが同行し)、家庭のあるスコットとクリント・バートンは司法取引をして軟禁状態にある、ということらしい。
間もなくその期間も終わり晴れて釈放、という段階でスコットはハンク・ピム博士とホープ・ヴァン・ダインに連れ出され、新たな事件に巻き込まれる。
『アントマン&ワスプ』_e0033570_08393739.png
量子世界でどうやら生きているらしいハンクの妻でホープの母であるジャネット救出と、謎のヴィランであるゴーストとの対決、そしてピム博士の量子テクノロジーを狙う武器商人との抗争がメインストーリーで、これにスコットを収監したFBIの監視の目が光る、という入り組んだものになっているが、全体的にはこじんまりとしたコメディタッチなのは前作同様。
スケールの大きな「アベンジャーズ」の後に、箸休め的な小品として機能するのがこの「アントマン」シリーズらしい。

ただそのラストは「アベンジャーズ/インフニティ・ウォー」の展開を踏まえたもの。
最後には「アントマンとワスプは帰ってくる」とのテロップに「?」マークが付け加えられているが、アベンジャーズの逆転劇の鍵はスコットが握っていた。

<過去記事>

by odin2099 | 2020-10-15 20:26 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<MCU>の19作目でフェーズ3の7本目、いよいよ<インフィニティ・サーガ>も大詰め。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』_e0033570_20032126.jpg冒頭からソー、ロキ&ハルクとサノスとの激突。
だがソーとハルクは敗れ、ロキとヘイムダルは惨殺されるという波乱の幕開け。

続いてハルクはストレンジと出会い、ストレンジはアイアンマンにコンタクトを取り、そこにスパイダーマンも参入してサノス軍との戦いになるが、舞台は宇宙へ。
その宇宙ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(スターロード、ガモーラ、ロケット、グルート、オラックス、マンティス)がソーを救出し、また新たな絆が生まれる。ソーはロケット、グルートと行動を共にすることになり、ガーディアンズは二手に分かれる。

その頃地球ではワンダとヴィジョンが大ピンチ。
そこへキャップとブラック・ウィドウ、ファルコンが駆けつけ何とか難を逃れ、一行はハルクとウォーマシンと合流し、助力を求めてワカンダへと向かう。
宇宙ではガモーラの悲しい別れがあったが、残ったガーディアンズとネヴュラがアイアンマンとストレンジ、スパイダーマンと出会い、打倒サノスで協力することになる。

ワカンダでキャップたちはブラックパンサーとバッキーと合流、サノスへの防衛線を張るが圧倒的な軍事力の前に敗色濃厚。
そこへソーとロケット、グルートが駆けつけ一時は形勢逆転かに思えたが、遂にサノスが出現。
宇宙でアイアンマンたちはサノスの前に敗北を喫していたのだった。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』_e0033570_08393739.png
これまでユニバースを彩ってきたヒーローたちが、一人また一人と合流し、巨大な敵に立ち向かうというヒーロー物の王道を行く燃える展開なのだが、アベンジャーズ分裂、解散の代償は大きく、一つにまとまり切れなかったヒーローたちはまさかまさかの大敗北。
これほどワクワクさせ、そしてこれほど絶望感を味合わせる結末を持ったヒーロー映画は過去に例がないのではないか。
しかしその全ても、来るべき大団円への布石だったのだが――。

<過去記事>

by odin2099 | 2020-08-27 20:19 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
コロナ禍の中でスタジオジブリ製作のアニメ4本がリバイバル公開(1本だけジブリ誕生前だけど、それは置いといて)。
何れも新作を差し置いて興行ランキングの上位を占めているのだけれど、その中で唯一低迷しているのがこの作品。
そんなこんなで結局この作品も見に行って来ちゃいました。

『ゲド戦記』_e0033570_15213.jpg改めて見ると映像は綺麗だし、音楽も良いですな。
久石譲とは違った、欧米産ファンタジー大作映画に相応しい魅力があります。
ただシーン事にキャラが随分と変わって見えちゃうことと、お話がちっとも「ゲド戦記」じゃないのが問題かと。
ゲドもテナーもただのオジサンとオバサンだし。

アレンの父殺しとか、世界の均衡が崩れた原因をクモのせいにしたりとか、訳わかんない部分も多く、ル=グィン女史が文句言いたくなったのも頷ける。
原作ファンからはそっぽを向かれ、監督が”アニメの素人”で”宮崎駿の息子”ということからジブリファンにも素直に受け入れられてはいないようで、その点はちょっと可哀想。
これで出来上がった映画が独創的、とまでは言わないものの単純に面白かったなら違ったのだろうけど、親父の作品の劣化コピーみたいだと疎まれてしまったようで。

さて残るは「千と千尋の神隠し」なんですが、これはやっぱり見る気が起きないなあ。
それよりもこの際、ジブリ第2弾をやって欲しいもんです。
今回「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」を外したのは絶対に第2弾、第3弾のために温存したんだと思ったんだけどな。

「トトロ」は先日「金ロー」で放送しちゃったから、やるとすれば「ラピュタ」と、後は”中の人”が最近ブレイクした「耳をすませば」なんかどうだろう?
他には「魔女の宅急便」か「紅の豚」、それか「ハウルの動く城」や「平成狸合戦ぽんぽこ」あたりかな。

そういや亡くなる直前にル=グィン女史が許可したという実写版、その後はニュースが流れてこないけどどうなったんだろう?
映画ではなくTVのミニシリーズで製作されることになったようだけど。

<過去記事>
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by odin2099 | 2020-08-23 16:58 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<MCU>の18作目でフェーズ3の6本目。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でデビューしたブラックパンサーの単独主演作。

『ブラックパンサー』_e0033570_13561672.jpg時期的には「スパイダーマン/ホームカミング」より前で、「ドクター・ストレンジ」と同じころ?
この世界では同時期に様々な場所で色々な事件が起きている。
それらをパズルを解き明かすように検証していくのもまた楽し。

物語は言ってみればワカンダの内政問題。
極めて閉鎖的なお話だ。
その一方で世界規模、地球規模の事件も起きて、それらを同列に並べても何の違和感もなく、また一体感を感じさせてくれるのが<MCU>の凄さだろう。

そしてウルトロンの事件以来、表向きは世界規模の大事件は起きていないが(ジモの起こしたテロはあるが)、実はその裏ではサノスが着々と己の野望を実現させんと動いているということを、例え知らなくてもこの作品は楽しめるのだが、もし知っていれば一層味わい深いものになる、という構造も大したものである。
『ブラックパンサー』_e0033570_08393739.png
いよいよ未曽有の戦いが始まろうとしているのだ。

<過去記事>

by odin2099 | 2020-08-17 19:23 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
<MCU>の17作目でフェーズ3の5本目。
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」以降ご無沙汰だったソーとハルクの近況報告。
そしてまだデビューから日が浅いドクター・ストレンジがソーと初邂逅。

『マイティ・ソー/バトルロイヤル』_e0033570_21030118.jpg厳密にいえば「ドクター・ストレンジ」のポストクレジット・シーンで出会っているのだが、あれはこの映画のシーンの先行お披露目みたいなものだったから、物語上はこの作品で出会ったということで良いだろう。
既にソーやロキを手玉に取るとは、短期間でストレンジも急成長を遂げたものだ。

序盤でオーディンもウォーリアス・スリーも退場してしまうし、その後はアスガルドの民も次々と犠牲になり、ソーも片目を喪うという悲惨な、凄絶なシーンが続くのだが、映画全体を貫く明るいトーンは最後まで保たれているという稀有な作品。
ラストシーンも、地球を目前にしたソーたちの前にサノスの宇宙船が立ちふさがるという絶望的な状況なのにも関わらず、だ。

それはやはりソーとロキ、あるいはソーとハルク(バナー)との漫才コンビのやり取りが秀逸で、これに悲惨な過去を持ちながらも逞しく生き残ってるヴァルキリーが加わっての化学反応が愉しいからだろう。
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』_e0033570_08393739.png
そういやバナーは「今度ハルクに変身したら、二度とバナーには戻れない気がする」と言っていたが、その後はずっとハルクのまま。
次に登場するのは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の冒頭だが、その時もハルクの姿だったが、その間に一度も戻れなかったのだろうか。
サノスに敗れた後、今度はハルクへの変身を拒絶していたが。

<過去記事>




by odin2099 | 2020-07-28 19:18 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
<MCU>の15作目でフェーズ3の3本目、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編である。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』_e0033570_20463148.jpg前作で地球人と宇宙人のハーフであることが判明したピーターの前に、今度は父親が登場。
しかしその父親はとんでもないヤツで…。

ということでピーターにとって大切な”家族”とは、母を死なせ自分を利用しようとしてる”本当の”父親なのか、それとも固い絆で結ばれたガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(とラヴェジャーズ)の”仲間たち”なのかを問いかける作品に。

笑わせてハラハラドキドキさせて、最後にちょっぴりしんみりとさせてくれる<MCU>の中でも異色作。
まだ他の作品とのリンクは多くないため、初心者にも入りやすいシリーズかも。
今回はサノスも出てこないし、ポストクレジットシーンなどで他の<MCU>キャラも出てこないから。

それにしても本筋にも、そして主人公たちとも直接絡まないチョイ役にも関わらず、シルベスター・スタローンやミシェル・ヨーを呼んで来れるマーベル・スタジオの底力は恐るべし。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』_e0033570_08393739.png
<過去記事>



by odin2099 | 2020-07-11 19:18 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)
『風の谷のナウシカ』_e0033570_21243455.jpg
今回のスタジオジブリ作品の特別上映、当初は見るつもりがなかった「もののけ姫」に続き、今度は本命の「風の谷のナウシカ」を。
これも公開当時以来の劇場での鑑賞。
どうせなら当時の気分を味わわせるため「名探偵ホームズ」をオマケにつけてくれれば良かったのに…。なんてね。

「もののけ姫」と続けて見ると、やや古さが気になる。
「もののけ姫」にはあんまり古さを感じないのだけれども、ひと昔どころかふた昔前の作品みたいに感じるのは、この作品が寄せ集めの混成チームで作られたから、というのもあるんだろう。

これまで宮崎駿と一緒に仕事をしたことのないスタッフも多く(というか大半?)、宮崎駿調ではない絵が全編に散りばめられているからだ。
これがテレコム(東京ムービー)や日本アニメーションで作られていたなら、きっとこの統一感のなさは払拭されていただろう。現にこの作品より5年近く前に作られた「ルパン三世/カリオストロの城」は未だに色褪せないのだから。

そして「もののけ」と「ナウシカ」を続けて見ると、クシャナ殿下とエボシ御前がゴッチャになってしまう…。
この二つの作品はテーマ的にもストーリー的にも似通っていて、以前どっかで書いたと思うけど「ナウシカ」のリメイクが「もののけ」と言ってもいいんじゃないかと思ってる。
で、両作品で似たような立ち位置にいるのがクシャナとエボシ。エボシ御前の声が榊原良子でも良かったよなあ。

で、古臭いとか作画が荒れてるとか色々書いたけれど、ナウシカが王蟲の大群の前に降り立つシークエンスからラストシーンまで、今回はボロ泣きしてしまいましたとさ。

今回のジブリ作品の特別上映で選ばれたのは他に「千と千尋の神隠し」「ゲド戦記」の都合4本だけど、これは絶対に第二弾、第三弾を見越したセレクトだろうな。
天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」がないのは解せないし、お盆シーズンに「火垂るの墓」は鉄板だし、中の人(高橋一生)がブレイクした今となっては「耳をすませば」の需要は大きいだろうし、「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」も人気が高いし…。
今回の上映で手応えを感じてるだろうから、このままコロナ禍が続くようならそろそろ”次”の発表がありそう。

【ひとりごと】
上映中に、もし「ナウシカ」の再映画化があった場合に、家弓家正亡き後クロトワを演じられるのは誰かなあとふと考えてしまったのだが、そこで思いついた名前が藤原啓治だった。
合掌……。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/7885588/



by odin2099 | 2020-07-06 21:44 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
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