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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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**** ネタバレ注意! ****

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)_e0033570_06475320.jpg「スター・ウォーズ」のエピソード9にして、「フォースの覚醒」「最後のジェダイ」に続く三部作の完結編、そして<スカイウォーカー・サーガ>九部作の完結編とのことです。
もっとも製作サイドはスピンオフとなるドラマシリーズだけでなく、数年後には新作映画を作ることも発表していますので、「スター・ウォーズ」全体の完結編ではありません。

アベンジャーズ/エンドゲーム」も”完結編”として宣伝していましたが、あちらもすぐに”続き”の物語が公開されていますし、来年からは新章もスタートすることが告知されております。
こういった流れは何か詐欺のような気がしないでもないですが、それでもどちらも長い物語に一区切りがついたわけですから、製作に携わった皆さんには、ひとまず「お疲れさま」と声をかけたい気分です。

さてこの「スカイウォーカーの夜明け」、何の説明もなくレジスタンスもファースト・オーダーも体勢を立て直し、再び激突しているところから始まります。
「最後のジェダイ」のラストでは双方ともかなりボロボロの状態だったように記憶していますが、時間経過は一年らしい割に事態は目まぐるしく変化しています。

しかもいきなりかつての皇帝パルパティーンは生きていた!と説明されても困ります。
アナキンとルーク父子の苦労も水の泡と消えました。
アナキンは無駄死に?あの森のクマさんと喜びを分かち合った大団円は、一体何だったのでしょう?
もっともパルパティーン復活の報を聞いても、皆あまり驚いた様子を見せません。ずーっと「どっかで生きてんじゃねえの」と思われていたのでしょうか。

そのパルパティーン復活のあおりを喰らって、完全に存在意義を失ったのが最高指導者スノーク。
「フォースの覚醒」で思わせぶりに登場し、「最後のジェダイ」であっけなく退場したものの、まだ某かの役割があるのだろう、これで終わりじゃないだろうと深読みをしていましたが、何のことはないパルパティーンの傀儡、単なる操り人形だったことが判明します。
本命が出てくるまでの”繋ぎ”だったということですが、それなら最初っからパルパティーンを出しておけば済んだんじゃないの、と考えたのは自分だけではないでしょうね。

そしてあろうことか、あのレイが実はパルパティーンの孫娘だった…!
「フォースの覚醒」ではスカイウォーカーの血を引くものか、あるいはアナキンのように処女懐胎、じゃなくフォースによって誕生したのかと思わせておいて、「最後のジェダイ」では実はレイの両親は名もなき市井の人々、金の為に娘を売ったろくでなしなんだと説明し、特別な血筋ではない、”誰でもないレイ”という立場を強調して見せておいてのどんでん返し。なんだ、結局は大物の血族かよ!

いや、確かにレイがパルパティーンの血縁というのは予想の範囲ではあり、そう考えればまとめやすいのはわかりますが、じゃあ「最後のジェダイ」でのルークや、カイロ・レン、スノークらとのあのやり取りはなんだったんでしょうねえ。

ちなみにレイのお父さんがパルパティーンの息子ということらしいですが、いつ頃生まれたのかとか、フォースを操れたのかとか、そういうことは一切明らかにされませんでした。
父のように悪に染まるでもなく、ひたすら(奥さんも一緒に)我が子レイを庇って死んでいったようです。
年齢的にはパルパティーンのひ孫でも良い気がしますけどね、レイ。

レイのこの出自、カイロ・レンは知っていたようで(じゃあ「最後のジェダイ」では嘘ついてたのかいな)、共にパルパティーンを倒して銀河に君臨しようぞ、とレイを再三口説きにかかります。
かつてアナキンがパドメに、ダース・ベイダーがルークにそれぞれ同じ提案を持ちかけますが、相手側からOKの返事を貰ったためしがありません。
またルークもレイアも、レイがパルパティーンの孫娘だということは知ってたってことになってますが、「最後のジェダイ」の時のルークは明らかに知りませんよね。レイアも然りです。

カイロ・レンとレイは何度か対峙しますが、レイアの呼びかけに応えた一瞬の隙を突いたレイのライトセーバーにその身を貫かれます。ここで命を落としたかに思えたカイロ・レンですが、すぐさまレイはフォースを送ることでその命を救います。
カイロ・レンは己が裡に生き続ける父ハン・ソロと向き合うことで、遂にダークサイドからライトサイドへの帰還を果たします。両親の”愛”(とレイの献身)によってカイロ・レンは死に、新たにベン・ソロとして生き返ったのです。

クライマックスはパルパティーンと戦うレイとベン・ソロ。
圧倒的なパワーの前にレイもベンも力尽きてしまいますが、シスの歴史を背負ったパルパティーンに対し、レイはジェダイの歴史を背負って立ち上がります。

霊に呼びかけるのはルーク、オビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、クワイ=ガン・ジン、ヨーダ、メイス・ウィンドゥ、アソーカ・タノ、エズラ・ブリッジャー、ケイナン・ジャラス、ルミナーラ・アンドゥリ、アイラ・セキュラ、アディ・ガリア…って、この名前を見てすぐに全部のキャラがわかる人はよほど熱心なファンでしょうね。
わかる人だけわかれば良いという一種のファンサービスなのででしょうが、個人的にはオビ=ワンとアナキン、ヨーダあたりは姿も見せて欲しかったですけれど。

何とかパルパティーンを倒したレイですが、その代償として命を落としてしまいます。そこへ駆け付けたのは瀕死のベン。彼はフォースを送ることで自らの命と引き換えにレイを救います。
そしてレイの復活を見届け、レイア共々フォースと一体に。このトリロジー、表面的にはレイが主人公ですが、実はベンのお話でもあったのだなあと改めて感じました。
また台詞なしで全ての感情を表現してみせた、アダム・サンドラーの演技力に負うところ大です。

ラストシーン、レイはタトゥイーンを、ルークの住んでいた家を訪れ、そこにルークとレイアの形見となったライトセーバーを埋めるのですが、そこへ通りがかった老婦人に名前を尋ねられ「レイ」とだけ答えます(前半で名前を訪ねられた彼女が「ただのレイで、ファミリーネームはない」と答えるシーンがあり、それと対になっています。そしてその後で自分が「レイ・パルパティーン」だと知らされるのです)。

重ねて老婦人からファミリーネームを聞かれた時、フォースと一体となったルークとレイアが見守っていることに気付き、「レイ・スカイウォーカー」、スカイウォーカーの継承者だと答えるのでした。
そしてタトゥイーンの二重太陽を見つめるレイとBB-8の姿を捉えて幕。これが文字通りの「スカイウォーカーの夜明け」というわけです。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)_e0033570_06454701.jpg前作、前々作で提示された謎に関しては、ほぼ回答が与えられます。
中にはフィンの出自のように触れられそうで全く触れられなかったものもありますが(「フォースの覚醒」の頃はランドの息子説がありましたが、むしろ今回登場した元トゥルーパーの女性にランドの娘である可能性がありそうです)、こぼれ落ちたものは少なくないものの辛うじて大風呂敷を畳んだな、という印象は残ります。

ただ「フォースの覚醒」と「最後のジェダイ」では明らかにベクトルが違っているのに、それを再び元に戻したことでシリーズとしての整合性はかなり失われてしまいました。
それに過去の6作も含めての完結編としては些か荷が勝ちすぎた嫌いもあります。
せっかく決着が付いていた問題をわざわざ掘り起こしてくる必要はありませんし、全てにケリを付けるには時間が足りません。

この三部作は先を決めずに各々の監督の手に委ねるというスタンスだったようですが、言ってみれば行き当たりばったりで作ってきた弊害が出て来たと言えそうです。
監督の手に委ねた割に、この「スカイウォーカーの夜明け」では監督の交代劇があったりで、その責任がディズニーにあるのかルーカスフィルムにあるのかはわかりませんが、しっかりとした舵取り役が不在なのは今後の作品作りに際しても大きな不安要素と言えるでしょう。
結局前作「最後のジェダイ」は不要、とまでは言いませんが、壮大な遠回りになってしまいました。

今回はレイ、ポー・ダメロン、フィンが3人で行動するシーンも増え、これは原点に還るという思惑もあったようですが、これまでの作品で三人が一堂に会するシーンがないため、このトリオの良さが全然活きてこないのもマイナスです。もっと事前に伏線を張ってくれないと…。
予告編で大きくフィーチャーされていたC-3POのメモリー消去にしたって、結局はR2-D2のバックアップによって復元されるのですからいらない要素ですね。

そして相変わらず旧作品からの引用のオンパレード。
ルークがXウィングを引き上げる場面は「帝国の逆襲」のオマージュ(わざわざ「ヨーダのテーマ」も流しますが、本作にヨーダは姿を見せません)だし、「ファントム・メナス」のポッドレースと「ジェダイの帰還」のスピーダー・チェイスを彷彿とさせる場面も出てきますし、枚挙に暇がありません。
やはりこの三部作は、懐古趣味に憑りつかれた”公式の”二次創作だと結論付けざるを得ませんでした。

さて、完結編ということでキャストにも懐かしい顔がチラホラ。
ルークはやっとマスター・スカイウォーカーらしい姿を見せてくれますし、ハン・ソロのハリソン・ファオードはノンクレジットのカメオ出演。実際のところストーリー展開などにさほどの意外性は感じられなかったので、本作最大のサプライズと言っても良さそうです。ジェダイではないハンがルークのようにフォース・ゴーストとして登場することは考えられませんですから。

ランドの再登場は本当に顔見せで役割は大きくありませんし、せっかくウェッジが出てくるならもっとランドやナイン・ナンあたりと絡ませて欲しかったものですが、これは贅沢でしょうか。
そしてレイア。
撮影開始前のキャリー・フィッシャーの急逝により、彼女の出演は不可能になってしまいました。

当初は”最後のジェダイ”として相応の活躍の場が与えられていたということですが、代役やCGでの登場は早々に否定されどうなることかと思っていましたが、「フォースの覚醒」の未使用フッテージを利用しての出番となりました。

驚くべきことに、これが全く自然に見えます。本作の為に録りなおされた台詞がないというのが信じられません。CG加工もなし、というのは信じられませんし(他の役者との絡みや、背景との調整などで修正はされていると思われます)、回想シーンでルークと共に修行に励む若きレイアの姿や死に至る場面では代役も起用されているはずですが、知らないで見れば気付かないでしょう。もっとも彼女の出番そのものは、おそらくルークやハンに割り振られているのだろうと思いますが。

金曜の初日に吹替版、日曜日に字幕版と2回見てきましたが、今回はひとまずこれにて。

まだ自分の中でこの作品を受け止め切れていないので、3回目、4回目と見る機会があれば、改めて追記します。



by odin2099 | 2019-12-27 06:50 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
『アナと雪の女王2』(2019)_e0033570_19385079.jpg何故エルサに魔法の力が与えられたのか?
――にスポットを当てた、大ヒット作「アナと雪の女王」の続編。
これまで中短編が2作作られているが、こちらが正真正銘のパート2。

まだ公開されて間がないこともあるのでネタバレは避けるが、蛇足になるんじゃないかなとの懸念を他所に、お話は綺麗にまとまっている。
その殆どが後付けの設定だろうが、その割に無理なく組み込まれており、エルサがより物語の中心に置かれた感じがあり、前作がアナ中心だったことと対比になっている。

前作にあった恋愛モノの要素やギャグパートは影を潜め、アドベンチャーアクション大作へ。
それでも”あの物語”の先の話、と考えれば不思議と違和感はない。
今回は海や水の場面が多いが、その美しさと躍動感は実写と見紛うばかり。

『アナと雪の女王2』(2019)_e0033570_19383549.jpg音楽もまた素晴らしい。
新曲「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」は前作の「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」に匹敵する名曲だ。
ただ前作の「雪だるまつくろう」や「生まれてはじめて」、「とびら開けて」に当たるような明るい楽曲が少ないのが弱点といえば弱点かもしれない。

最後は、これぞ真のハッピーエンド。エルサもアナもそれぞれ幸せを掴む。
これで物語は完結、「アナと雪の女王3」は不要だろう。

……それではディズニーも商売としては困るだろうから、前作と本作の間を埋めるようなお話や、オラフやクリストフらが活躍する短編映画という形ならアリかな。

【ひとこと】
吹替版の武内駿輔、いやあ、凄いもんだ。



by odin2099 | 2019-11-26 19:43 |  映画感想<ア行> | Trackback(2) | Comments(0)
新作公開に向けてのおさらいはこれにて終了。
あとは「スカイウォーカーの夜明け」のソフト発売後に改めて9作全部見直すかもしれないけれど、そうなると実現するのは来年のGW以降だろうな。
そもそも<全9部作>の完結編として相応しい内容になっているかどうかが疑問だが、そのこと(「スカイウォーカー・サーガの完結」)はJJが再三繰り返しているので今はただ待つのみ。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』_e0033570_22385676.jpgで、エピソード8、これまた賛否両論でしたな。
「フォースの覚醒」は公開当初こそ「これが見たかったスター・ウォーズだ!」という声も大きかったけれども、次第に旧三部作の焼き直しだという声が強くなり、その反動でこの「最後のジェダイ」が持て囃されたものですが、こちらも終わってみれば「監督、許すまじ!」という意見も散見されるようになったので、つくづく「スター・ウォーズ」ファンは面倒臭いもんだなあ、と(←お前が言うな)。

まあ自分は最初から「フォースの覚醒」も「最後のジェダイ」も納得してなかったので、その点はブレてないぞ(自慢にならない)。
「フォースの覚醒」は確かに過去作の焼き直し、公式な二次創作だからというのが理由だし、反対に「最後のジェダイ」は「スター・ウォーズ」をコメディにしたかったの?という部分で好きになれない。ルークの描き方とか。

ぶっちゃけこの新しい三部作、レイとポー・ダメロンはまあいいとして、フィンがウザいのとカイロ・レンがどうしようもないヤツなのが気に入らないんだよね。完結編で二人が復権してるといいんだが。

で、相変わらずゴタゴタ続きの「スター・ウォーズ」だが、今度はしばしのインターバルの後に立ち上げるはずの新シリーズからキーマンが消えた。これによって2022年と発表されていた新作公開の先行きは不透明に。他にも新作の企画は幾つか並行して進んでるようだが、そちらを繰り上げるという話も今のところはないようだ。

これ、「スター・ウォーズ」ブランドの失墜というよりも、多分に今のルーカス・フィルムの舵取り役を任されてる人物に問題の多くがあるように思えるのだが……”現代の神話”「スター・ウォーズ」を汚すことだけは避けて欲しい。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-11-23 08:11 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』_e0033570_21353485.jpgこの作品を映画館に見に行き、「エピソード7」という文字を画面で目にした瞬間は、ある意味で「エピソード1」を最初に見た時以上の感慨に包まれた。

「エピソード1」は「いつになったら作られるんだ」というモヤモヤの中でも、「いつか見られるだろう」という楽観的な気持ちもあったのだけれども、公式に、大々的に「エピソード3で完結」宣言が出されちゃった以上、もう見ることは出来ないタイトルだろうと諦めていたからだ。

まあ実際は心の底のどこかで、シリーズ再開の可能性はゼロではないなという願望というか、強い信念みたいなものは燻り続けていたのだが、それでも本当に現実のものとなるとは。

しかし再三書いてきたように、世間一般では評判の悪い「エピソード1」以上に、自分にとってしっくりこなかったのがこの「エピソード7」だった。

まるで底の浅いシリーズのダイジェストを見せられた気分、とまでは流石に言わないまでも、目新しさは殆どなし。
映画館で久しぶりにスター・ウォーズが見られる!――という感激が薄れると、物足りなさばかりが目に付くようになってしまう。

続く「エピソード8」はシリーズの掟破り的な展開も見せ確かに”目新しさ”は感じ取れたが、我儘なものでそうなると今度は「スター・ウォーズの新作」としては拒絶反応が募るという泥沼状態。
正直言うと今度公開される”完結編”たる「エピソード9」へは不安しかないのだが、そんな戯言を払拭してくれるような堂々たる骨太の作品を見せて欲しいものである。

【ひとりごと】
この新たな三部作の存在意義は、ルーク、レイア、ハンといったかつてのヒーローたちを再び銀幕に呼び戻してくれたことのみ、と言ったら言い過ぎか?

<過去記事>



by odin2099 | 2019-11-03 08:02 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

『マレフィセント2』(2019)_e0033570_21514673.jpgフィリップ王子のプロポーズを受けたオーロラ姫。しかしマレフィセントは猛反対。
それを何とか説得してお城へと向かうことを承服させたものの、歓迎の宴の席でフィリップ王子の母・イングリス王妃と早速険悪なムードに。
マレフィセントが怒りを露わにしたした時、なんとフィリップの父であるジョン王が突如倒れてしまう。
「マレフィセントの呪いのせいだ!」と叫ぶ王妃、なすすべくもなく立ち尽くすオーロラとフィリップ。
マレフィセントは城を後にするが、途中で消息を絶ってしまう。
だが全ては妖精界を滅ぼさんとするイングリス王妃の陰謀だった――!

前作に登場したオーロラ姫の父親もクズだったが、本作に登場するフィリップ王子の母親も相当なもの。
どちらも悲劇的な背景があるんだろうけど、同情する気はまるで起きない(というか、同情を誘うような演出にはなっていない)。
実父と義母の罪業に苛まれるオーロラ、それに巻き込まれ翻弄されるマレフィセントがいと憐れ。

お話の方は、いきなりマレフィセントの同族が出てきたり出自が明らかになったりと、明らかに後付け設定感が満載なのと、オーロラの人の良さが周囲の人(に限らず妖精たちも)を危機に陥れているのに本人に何の自覚もないのがイラつくのと、結構なメンバーが犠牲になっているのに何事もなかったかのような強引なハッピーエンドに持ち込んでるのが気になるが、それなりに愉しめるエモーショナルなアクションファンタジーに仕上がっている。
ま、ぶっちゃけ「蛇足」ではあるのだけれど…。
『マレフィセント2』(2019)_e0033570_21515867.jpg
マレフィセント役のアンジェリーナ・ジョリーは前作よりも可愛らしく見えたり、色っぽく(エロティックに)見えたりで、年齢を超越したまるで本物の魔女、もとい美魔女っぷりを如何なく発揮。
オーロラ役のエル・ファニングも、良い意味で前作から成長しすぎていない”少女”らしさを保っているのでOK。
そういやフィリップ王子は別人に交代しちゃってるけど、なんでだ?

【ひとこと】
美魔女といえば、ミシェル・ファイファーも負けてはいない。




by odin2099 | 2019-10-19 21:57 |  映画感想<マ行> | Trackback(3) | Comments(2)
<スカイウォーカー・サーガ>の完結編となる「スカイウォーカーの夜明け」公開まで、あと2カ月とちょっと。そろそろサーガの見直しも佳境へ入ってきました。
今回は、一時は<スター・ウォーズ・サーガ>の完結編の重責を担っていたエピソード6です。

最初にC-3POとR2-D2をジャバの元に送り込み、次いでレイアとチューバッカ、そして最後に自らが乗り込むなど着々と布石を打ってる我らがルーク。
まあ本人が最後に現れるのは、成長したルークの姿を観客にアピールしたかったからでしょうが、はたしてそれは成功したのかどうか。なんか行き当たりばったりの結果オーライな気がするのですが、どこまでルークは計算していたのでしょうね。

『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』_e0033570_19434028.jpgその後のダース・ベイダーや皇帝パルパティーンとの対決を見るにつけ、喧伝ほどルークは成長してるようにも見えませんし、フォースの能力の現れ方もマチマチなのも気になります(ランカーに止めを刺した扉のスイッチはフォースで押せなかったのかとか、イウォークの罠にかかった時に素早くライトセーバーを取り出せなかったのかとか)。
色々ありましたが、まあ基礎はオビ=ワンやヨーダが教えたものの殆ど独習に近かったであろうことを考えれば、ルークは凄かったのでしょう(「最後のジェダイ」を見る限り、やっぱり大した成長はしてないように見えますけどね)。

行き当たりばったりの結果オーライのルークをフォローしたのは、ハンやレイア、ランド、それに反乱同盟軍の仲間たち。これはチームワークの勝利ですね。
あとは不確定因子だったイウォーク族の存在。さしものパルパティーンも彼らの存在は知らなかったか、知っていても気にも留めなかったようですが、やっぱり偶然に偶然が重なった勝利だっただったのかしらん?
そして「策士策に溺れる」を正に地で行ったパルパティーンの自滅っぷり。
えーと、ルークの貢献度ってどのくらいだったんでしょうか。段々と可哀想になってきました。

それにしても本作のルーク(というかマーク・ハミル)の顔、安定してませんねえ。場面によって全然違う顔に見えます。
序盤だけ見ても、ジャバに対するメッセージ映像と、直後にジャバの宮殿に現れたルークの顔って別人じゃありませんか?

<過去記事>




by odin2099 | 2019-10-08 22:00 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
元々は「アベンジャーズ」4作に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を含めた5本をイッキミしようと思ってた。
とりあえず他の作品群をスルーし、この5本だけで<インフィニティ・サーガ>を愉しめるか検証してみようと考えたのだが、どうにもこうにも時間が取れない。休憩時間をかなり少なめに見積もっても、5本も見ると朝から晩まで一日がかりになるからで、それはまあ将来のお楽しみとして取っておくとして、やっぱり「エンドゲーム」見たいよん、ということで”前後編”鑑賞に落ち着いた。

さて、”後編”の「エンドゲーム」。

宇宙を漂流するトニーとネヴュラ。ちょっとしんみりする場面だが、やがて救いの手が。キャプテン・マーベル=キャロル・ダンヴァーズの登場だ。
そして帰還したトニーとスティーブとの再会。しかしこれは和解ムードとは程遠い険悪なものに。

一方人生の目標を達成したサノスは、悠々自適の隠居生活。そこに殴り込みをかけたのがアベンジャーズの残党たち。あっという間にサノスをやっつけてしまうので拍子抜け。でもこれが実は壮大な前フリだとは、この時点では気付かなかった。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』_e0033570_20224966.jpgそして5年後、無駄な足掻きを続ける元アベンジャーズたちに朗報。前編をお休みしていたアントマン=スコット・ラングが起死回生の妙案を思いついたのだ。これまた前編を欠席したホークアイ=クリント・バートンをはじめ、ハルク、ソー、それにトニーとなんだかんだでメンバーが揃い、「タイム泥棒」計画がスタート。途中ハプニングがありながらもなんとかこれを完遂し、そして大成功!

…と喜ぶのは早かった。
過去の世界からサノス軍団が再び侵攻、再結成なったアベンジャーズも善戦するが多勢に無勢。もはやこれまでか。

しかしここで消えて行った仲間たちが続々と再登場。
そしてキャップが叫ぶ「アベンジャーズ、アッセンブル!」

大げさに言えばこれ、映画史に残る名シーンで、ここだけ見直しても体中がブルブル震えてくる。それぐらいエモーショナルなシーンで、これまでの<MCU>21作は全てこのシーンのためにあったのだ、とハッキリわかる。

「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」だけ見ても、合計で5時間半。
しかしこれは心地良い疲労感に包まれた至福のときでもあった。

<フェイズ1>から<フェイズ3>までの<インフィニティ・サーガ>は、続く「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」で幕を下ろし、来年は「ブラック・ウィドウ」から<フェイズ4>が新たにスタートを切るのだが、それを前にしてここのところ残念なニュースが駆け巡っている。

かねてから不安定な状態にあったスパイダーマンを巡って、マーベル・スタジオ(=ウォルト・ディズニー)とソニー・ピクチャーズが決裂。スパイダーマンが<MCU>を去るというのだ。

かつて自前の映画製作システムを持たなかったマーベルは、経営難に陥ったこともあって各キャラクターの映画化権をバラ売りしていた。「ハルク」はユニバーサル、「デアデビル」「ファンタスティック・フォー」「X-MEN」は20世紀FOX、「スパイダーマン」「パニッシャー」「ゴーストライダー」はソニーといった具合。
その後マーベル・スタジオを立ち上げ、手元に残っているキャラクターや権利が切れたり、買い戻したキャラクターを使い<MCU>をヒットさせたのはご存知の通りだ。

三部作がヒットしたことでドル箱となった「スパイダーマン」は依然ソニーが権利を持ち続けている。そのソニー、リブートした「アメイジング・スパイダーマン」がイマイチだったことからマーベル・スタジオに接触し、<MCU>にスパイダーマンを登場させる代わりにソニー製の「スパイダーマン」映画をマーベルが作るということで合意。言ってみれば「期限付きレンタル移籍」みたいな形で<MCU>に参入していたんである。

ところが契約延長交渉にあたって双方の主張に隔たりがあり、遂にスパイダーマンはソニーの元へ戻るということになったワケだが、今さら<MCU>世界に触れずに「スパイダーマン」の物語を作るのは至難の業だし、一方の<MCU>にしたって「これからの大黒柱」的な描き方をした以上それを「なかったこと」にするのも難しい。ケンカ別れではなく円満だと強調はしているものの、この<MCU>離脱問題はソニー、マーベル双方にデメリットしかもたらさないと思うんだがなあ。

一部の報道に寄ればその後両社の交渉が再開され、今度は逆に「ヴェノム」の<MCU>入りを含めてスパイダーマン残留の可能性が出て来たとの見方もあるようだが、ここは是非とも話がうまくまとまって欲しいものである。
ディズニーによる20世紀FOXの買収により、今度はX-MENやファンタスティック・フォーの<MCU>入りが確実になったとはいえ、やはりスパイダーマンはマーベルコミックを代表するキャラクターなのだから。

<過去記事>





by odin2099 | 2019-09-27 06:21 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(0)
「エンドゲーム」のソフトがリリースされたので、当初「インフニティ・ウォーPART1」「PART2」と題されていたように”前後編”を連続で観賞。

まずは”前編”「インフィニティ・ウォー」。

いきなりアスガルドの民がサノスと遭遇という危機的状況から物語は始まる。
ソーもハルクも完膚なきまでに叩きのめされ、ロキとヘイムダルは惨死。
ハルクは辛うじて地球へ送り込まれ、ドクター・ストレンジがそれを助け出すという波乱の幕開けだ。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』_e0033570_20032126.jpgストレンジはトニー・スターク=アイアンマンに接触、更にピーター・パーカー=スパイダーマンも合流しサノスの尖兵と対峙。
一方、ヴィジョンとワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチにもサノスの魔の手が迫るが、こちらは駆け付けたキャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャース、ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフ、ファルコン=サム・ウィルソンによって救い出される、という具合に<MCU>のヒーローたちが一人また一人と姿を見せる。

更にアイアンマン、ストレンジ、スパイダーマンはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと、キャップ、ウィドウ、ファルコン、ヴィジョン、ワンダ、ウォーマシン=ジェームズ・ローズたちはブラック・パンサー=ティ・チャラやウィンターソルジャー=バッキーと、またソーは単身別行動を取り、と物語世界が拡張していき、ヒーローたちはクライマックスでは2カ所で別々にサノスと対決。
しかしアベンジャーズ分裂の代償は大きく、彼らは一敗地に塗れる、という幕切れ。

見ようによっては”後編”での大逆襲は約束されたようなものだが、それでもこの結末は衝撃だった。
ただ悲痛なムードに流された、全編大いなる悲劇に彩られただけの作品ではなく、時に笑いも交えた屈指の娯楽編に仕立てられているのが凄いところ。
そして監督のキャラクターの交通整理の見事さにも感服。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-09-26 20:13 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(0)
前作は短編映画だったけれど、本作は中編作品?

「リメンバー・ミー」のオマケとして上映されたものの、ソフトは単独で発売。
ドナルドやグーフィーの短編映画との抱き合わせだけど、かなり強気の価格設定で流石ディズニーと言わざるを得ない…。

『アナと雪の女王/家族の思い出』_e0033570_18485191.jpgクリスマスのお話なのでこの時期に見るのは季節外れもいいとこなんだけど、朝晩は涼しくなってきたからそろそろいいかな?
今年もまもなく四分の三が終了、あっという間に年末だ。

クリスマスは家族で祝うもの、というアレンデールの人たち。
ところがエルサとアナにはその伝統がない。
そこで町中の家を回って、それぞれの家庭のクリスマスの伝統を集めて持って帰ろうとするオラフがいじらしい。

――と思っていたんだけど、不躾だし、横暴だし、押しつけがましいし、おせっかい焼きだし、となんだかマイナス要素ばっかり目についてしまった。
ぶっちゃけオラフのようなキャラって苦手なのかも。

さて、今度公開される新作「アナと雪の女王2」は久々の長編。
どんな物語になっているのか気になる気になる。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-09-04 18:52 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
サーガも佳境に入ってきました。エピソード5「帝国の逆襲」です。
前作「新たなる希望」で文字通り”新たなる希望”になったルークですが、一部隊のリーダーにはなったっぽいもののまだまだ成長したとは言い難く、のっけから”年上の相棒”ハン・ソロのお世話になってばかりです。

『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』_e0033570_20202171.jpgまた前作ではルークがいてレイアがいて、そして出番少な目ながらも美味しいところを持って行く役回りだったハンがれっきとした主役チームの一員に。
3人組の中ではハリソン・フォードが誰よりもブレイクしましたね。

そして今回からもう一人、第四の男(?)ランド・カルリジアンが登場。
ここでは匂わせる程度だったハンとの因縁は、スピンオフ作品「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」で明らかになったわけですが、もしこの時以来の再会だったとしたら、ランドの塩対応も頷けるもの。世の中には色々と知らない方が良かったということがあるもんです。

そういえばこの作品、ヘルメットを取った状態のベイダー卿の姿がチラっと映るカットがあります。
後の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」ではもう少しハッキリした描写がありましたが、師であるオビ=ワンとの対決がどのような結果をもたらしたのか、当時は色々と想像を膨らませたものでした。

今後の伏線になるのかなと思ったのが、ホスで雪原に倒れたルークがオビ=ワンの幻を見た後、それにオーバーラップするかのようにハンが現れたシーン。
オビ=ワンとハンに何らかの繋がりがあるのかなと邪推したのですが(一時はオビ=ワンの子供がハンだ、と推測してる人もいましたが)、結局何の関係もありませんでしたね。

あとダゴバの洞窟でルークが幻のベイダーと対決するシーン。
ルークが切り落としたベイダーの首のヘルメットの中から出て来たのはルークの顔だった、というのはいずれルークもベイダーのように暗黒面に囚われてしまうかもしれないという暗示なんでしょうが、実はこの意味が最初はわかりませんでした。
というのもベイダーのヘルメットから覗く顔がルークに見えなかったから、というのがその理由。
「え、これ誰の顔?」と劇場で首を捻ったものです。

ともあれルークの本当の父は誰か?
炭素冷凍されたハンの運命は?
レイアはルークとハン、どちらを選ぶのか?
様々な「?」を残しながら、次回作へと続くのでありました。

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by odin2099 | 2019-09-01 00:03 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
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