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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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「遠い昔、はるかかなたの銀河系で....」
お馴染みのテロップが出た後にいきなりドラマが始まる。
アバンタイトルがあってオープニングに「スター・ウォーズのテーマ」は流れない、というのはスピンオフならではだが、このパターンは今度公開される「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」にも踏襲されるのだろうか。
差別化と言えば差別化ではあるものの、一瞬「スター・ウォーズ」ではない別の作品を見に来たかのような錯覚に襲われた。

e0033570_21071592.jpg反対にラストは、画面がワイプすると「スター・ウォーズのテーマ」が聴こえ、以降は劇中で使われた代表的なメロディのメドレーに乗せてスタッフ、キャストのクレジットが流れるというお馴染みのパターンなので、安心して劇場を後に出来る(なんでこの曲、サントラ盤に入ってない!)。もっともラストシークエンスに台詞(レイア姫の「希望です」の一言)があるのは、パターン破りではあるのだが。
とはいうものの、このオープニングとエンディングは「スター・ウォーズ」シリーズのブックエンドみたいなもの。どちらか片方だけだとなんか締りが悪い。

それにしてもこの作品、隙間を埋めるというか、パズルのピースを上手く探してきたというか、結末から逆算してきて良く作ってるなと感心させられる。ラストシーンがエピソード4「新たなる希望」に直結というのも従来の作品群からは考えられなかったこと。オシマイが決まってるからこそ、逆に思いっきり良くお話を組み立てられたのかな?という気もする。

それでも気になる箇所はいくつか。
例えばクライマックスバトルの直前にC-3POとR2-D2がカメオ出演しているけれど、あのタイミングであの場所にいたんじゃ間に合わないんじゃないの?とか。

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by odin2099 | 2018-04-21 21:15 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
ハリー・ポッターと賢者の石」と「ロード・オブ・ザ・リング」の大ヒットで、映画各社はここぞとばかりにファンタジー映画製作レースを繰り広げました。
ディズニーもクライヴ・バーカー「アバラット」映画化を表明しましたが、結局頓挫。ようやくウォルデン・メディアが着手したこの「ナルニア国物語」に、後乗りと言う形で参加することになりました。

「ロード・オブ・ザ・リング」はニュージーランドが映画、特にファンタジー系の作品のロケ地として相応しいことを世に知らしめましたが、それを決定づけたのがこの「ナルニア国物語」ではないでしょうか。
「ロード・オブ・ザ・リング」を上梓したトールキンの盟友だったルイスの著作に基く映像化作品だというのも何やら不思議な縁を感じますし、両作品には共通して参加しているスタッフもいて、撮影も同じ場所だったか近くだかで行われたようです。

e0033570_19433847.jpgただ「ナルニア国物語」が「ロード・オブ・ザ・リング」と同じようなタイプの作品かと言えば、これはまるで違います。
もし「ロード・オブ・ザ・リング」を気に入っていて、他にも似たような作品を求めて「ナルニア国物語」に辿り着いたとしたら、多少の違和感は拭えないと思います。
もっとも撮影スタッフが共通で撮影場所も同じとなると、例え物語は違っていても「絵」的には似たようなものになってしまうのは避けられませんが。
トールキンの小説とは案外異なる内容の「ロード・オブ・ザ・リング」は比較的原作ファンからも好意的に受け止められましたが、大筋は原作に沿っている「ナルニア国物語」はどちらかというと賛否両論のようです。

これはおそらく牧歌的な原作の持つ要素が薄れ、子どもたちを主人公にした割には殺伐とした戦闘シーンが多かったり、その子どもたちが多少の問題児であっても本質的には「良い子」だったのに対し、映画では見ていてイライラさせられるほど生の感情をぶつけ合う存在に描かれていたりするからかな、と個人的には思います。

ただこれも、一本の映画として捉えたならば決して改悪ではなく、娯楽作品としてはメリハリがついたものになったと思っているのですが、原作ファンはそうは受け取らなかったのでしょうね。
この作品と続く2作目で思うほどの成功を収められなかったディズニーはとっととシリーズに見切りをつけ、3作目は20世紀フォックスの元で仕切り直しとなりました。余談ですが、ディズニー→20世紀フォックスというのは丁度「スター・ウォーズ」と逆ですね。
しかし4作目はソニー・ピクチャーズ傘下のトライスター・ピクチャーズへ再び移籍、と前途は多難。全7作の原作全てが映画化されるかは不透明な状況です。

というより「ダレン・シャン」、「スパイダーウィックの謎」、「エラゴン/遺志を継ぐ者」、「ライラの冒険/黄金の羅針盤」、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」、「ザ・シーカー/光の六つのしるし」、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」…と数多くのファンタジー小説が映画化されましたが、何れもシリーズ化は絶望的(「パーシー・ジャクソン」は2作目が作られましたし、最近になってネット配信ドラマなどで再始動している作品もありますが)。
またファンタジー小説の帯や解説に「映画化決定!」の文字が躍っていた時期がありましたが、音沙汰なしの作品も数知れず。
結局成功を収めているのは「ハリー・ポッター」と「ロード・オブ・ザ・リング」のシリーズ及びその派生作品のみ、というのは淋しいですね。

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by odin2099 | 2018-04-19 19:45 |  映画感想<ナ行> | Trackback | Comments(0)
<スター・ウォーズ・サーガ>第三章で、プリークエル・トリロジーの完結編。
序盤のオビ=ワンとアナキンの名コンビぶりは本当に頼もしいのですが、楽しい時間が過ぎるのはあっという間、物語はドンドンきな臭くなっていきます。

ドゥークー伯爵を追い詰めたアナキンに対し「殺せ」と冷たく言い放つパルパティーン。この時のドゥークー伯爵の驚愕の表情。この時までマスターを信じていたんでしょうな。自分自身はマスターへの反逆の意思があったと思われますが。

そのドゥークーにやられて倒れているオビ=ワンに対しても「置いてけ」と一言。流石にこちらには反発し、オビ=ワンを助け出すアナキン。しかしこういう態度を取るパルパティーンに対し、何の疑問も抱かないんでしょうか、アナキン君。

e0033570_20171392.jpg活躍をしながらなかなか認めて貰えないアナキン君に、パルパティーンは「ジェダイ協議会における私的代理人になってくれ」と頼みます。評議会は評議会で、逆にアナキンに対して「パルパティーンをスパイしろ」と密命。この際に評議会は、アナキンをメンバーに加えるけどマスターにしない、とややこしい決断をしてしまったので、益々アナキンの心はパルパティーンに。しかもこの時、オビ=ワンは積極的にアナキンをマスターに推したわけではなさそうですね。

評議会にしてみればパルパティーンに余計な口出しをされたくないから、アナキンをいわばオブザーバーの立場に置いたのは当然ではあるんですが、アナキンは単に自分の能力が認められないとしか思わない。ここに隙があるワケです。
そこでパルパティーンは”賢者ダース・プレイガス”の話を持ち出すんですが……なんで、ジェダイでも何でもないパルパティーンがシスの暗黒卿の話なんか知ってるのか、ここでも疑うことを知らないアナキン君。もうパドメ(と生まれてくる子供)以外は眼中にないんですね。

かくして転落への道は着実に敷かれ、遂にはダークサイドへ。
幼い子供のパダワンまでアナキンが手にかけるのはやり過ぎですが、それまでの間に元老院は腐敗し、ジェダイ評議会は旧態依然とした石頭集団、そしてメイス・ウィンドゥが悪役然(!)として出てきてるからか、単なる闇落ちではなくアナキンの行動にも一理あるのでは?と思わせているのは見事です。

パルパティーンにとって誤算だったのは、アナキンが(パルパティーンにとっては眼中になかった)オビ=ワンに敗れ瀕死の重傷を負い、半分機械になったことでしょうか。初登場のシーンから強大な悪というイメージを与えていたダース・ヴェイダーのスタイルですが、その実はアナキンの能力を低下させてしまっているのはノベライズ群で明らかになっています。

その反面、自分にとって代わるだけの能力はもう持っていないであろうと判断し、実はパルパティーンはほくそ笑んでいたというのもあるでしょう。
故に次なるトリロジーは、アナキン以上の能力を持っていると思われたルークを、パルパティーン、アナキン(ヴェイダー)双方で奪い合うのがクライマックスとなるのです。

ラストシーンは、二重太陽の元、オーウェンとベルー夫妻にルークを託し一人荒野を去るオビ=ワン、というシリーズ屈指の美しい場面で幕を下ろし、また新しい物語が始まることを期待させるという素晴らしいものでした。ここでシリーズが完結していた方が、綺麗にまとまった物語になっていたのかもしれませんね。

今はこのラストシーンを受け、タトウィーンに隠遁中のオビ=ワンにスポットを当てたスピンオフ映画の企画もあるようですが、ハン・ソロやボバ・フェット、あるいはジャバ・ザ・ハットなんかを主人公にしたものより数百倍は見たいものです。

スピンオフといえばこの後にデス・スター建造をテーマにした作品が作られましたが、本作の最後では既に工事が始まってましたね。プロトタイプなのかもしれませんけれど、完成までこれから20年近くかかるとは難事業だったんですねえ。

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by odin2099 | 2018-04-15 20:21 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スター・ウォーズ・サーガ>の第二章。
エピソード1では状況説明とキャラクター紹介が主でしたが、物語はここから大きく動き出します。

e0033570_22064052.jpgといってもエピソード1とエピソード2、10年ほど時間がジャンプするのは随分と思いきってますね。
少年アナキンも大きく成長。9歳のアナキンと14歳のパドメでは恋愛対象になりにくいですが、19歳のアナキンと24歳のパドメならそれほど不自然じゃありません。
10年ぶりの再会でアナキンが一気に舞い上がったのはわかりますが、パドメの心境の変化は実際のところよくわかりません。

で、アナキンとパドメは10年ぶりですが、オビ=ワンとパドメ、ジャージャーとはどのくらいだったのでしょう?
パルパティーンがパドメに対し「古い友人のマスター・ケノービとか?」と語り掛けたり、ジャージャーが「オビー!」「ミーのお友だち」と再会を喜ぶくらいだから、こちらは10年ぶりってこともないと思うのですが。
お互いにコルサントにいれば、何度か会う機会はあったんでしょうか。

何度か会うといえば、意外なのがオビ=ワンとドゥークーが初対面らしいこと。
オビ=ワンはクワイ=ガンの弟子で、クワイ=ガンはドゥークーの弟子だから、何度か会っていても不思議じゃないのですが、一対一で会話するような形では、ということでしょうか。

そのドゥークー、オビ=ワンに対し「共和国はシスの暗黒卿の支配下にある」「一緒にシスを倒そう」と勧誘しますが、これは案外本音?
ドゥークーもダース・ティラナスというシスである以上、師であるダース・シディアスを倒して自分が頂点に立とうと考えてもおかしくないですから、もしもオビ=ワンが「うん」と言っていたらどうなっていたことやら。

10年は長いようで短く、短いようでやはり長いですが、もっと遠大なのがデス・スター建造。
今回秘密兵器の設計図としてチラっと映りますが、完成するのはエピソード4の直前。四半世紀にも亘る研究の成果ということになりますが、何故にそこまでこだわったのでしょうか。
破壊された後、エピソード6で皇帝は再建造を命じますし、そういやファーストオーダーも、その後継兵器を建造してましたが、何が権力者たちを惹きつけるんでしょうかねえ。

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by odin2099 | 2018-03-29 22:09 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20531873.jpgアレンデール王国にクリスマスがやってきた。
大勢の人をお城に招いての盛大なパーティを企画したエルサとアナ。しかしそれぞれの家庭にはクリスマスの伝統があるから、と集まった人々は帰宅してしまう。
幼い頃の事件があってから、お城にはクリスマスの伝統がないことに落胆する2人を見て、オラフはそれぞれの家を廻ってクリスマスの伝統を集めようとする。

アナ、エルサ、オラフ、クリストフらメインキャラクター健在の「アナと雪の女王」、「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」に続くシリーズの3作目で、元々はテレビスペシャルとして企画されたが、「リメンバー・ミー」の併映作品に格上げされた。
22分という上映時間は、併映用の短編作品としては異例の長さだろう。
ピエール瀧、神田沙也加、松たか子、原慎一郎ら吹替版のキャストもそのまま続投なので、安心して見ていられる。

アナを傷つけてしまったことからエルサが閉じこもってしまい、姉妹にはこれといったクリスマスの思い出がない。
クリストフはクリストフで彼なりに盛りあがようとするが、健気なのがオラフで、彼は各家庭の伝統を取材して廻るのだ。
このパートは大変賑やかで華やかなものだが、そのまんまで終わらないのがやっぱりオラフ。ドタバタの大騒動が起ってしまい…。
でも実は姉妹には、忘れていた思いでがあって…と甘々だけれども素敵な結末が待っている。

ただ残念なのは、この映画が本国から4カ月近く遅れて公開されたこと。これをクリスマス前に見ることが出来たらどんなに良かったことか。
それをいうなら「リメンバー・ミー」にしたって”死者の日”とは全然関係ない時期の公開になっているが、こちらはクリスマスほど日本人には浸透していないから、気にする人は少数だろうけれど。

DVD&Blu-rayが出るのは夏ごろかな?
今年のクリスマスは是非ご家庭でどうぞ!



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by odin2099 | 2018-03-25 20:59 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(2)
「最後のジェダイ」のソフト化も、また新作スピンオフ「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の公開も近づいてきたので、それに合わせて時系列順に見直しを敢行。

あまり評判の宜しくないエピソード1ですが、劇場で20世紀FOXファンファーレを聴き、ルーカスフィルムのロゴに続いてお馴染みの文句、お馴染みのメロディが流れて来た時の感慨というのはやはり筆舌に尽くしがたいものがありました。シンデレラ城と「星に願いを」はなかったものの、ひっそりとルーカスフィルムが映るだけの現状とは比べるべくもありませんね。
ディズニーによる20世紀FOXの買収が正式に成立した暁には昔のパターンに戻して欲しいものですが、まあそれは難しいのでしょう。

さて、以下は覚書。

共和国最高議長の特使たるジェダイ騎士を迎える通商連合の母船。
応対するのはTC47というプロトコルドロイドですが、飲み物をクワイ=ガン・ジンより先にオビ=ワン・ケノービに渡しますね。礼儀作法に通じてる筈のドロイドとしてはちょいといただけません。
またオビ=ワンもオビ=ワンで、貰ってすぐにクワイ=ガンに断りもせずに口にします。それに敵地ですからいきなり飲むのは不用心な気も…。

e0033570_21293878.jpgこの母船内でクワイ=ガン&オビ=ワン師弟によるアクションシーンがありますが、「スター・ウォーズのテーマ」と「フォースのテーマ」はここが初使用。
オープニングとエンディングを除くと「スター・ウォーズのテーマ」はここと、終盤のナブーの宮殿に潜入するシーンの2回だけかな?
いずれも短くファンファーレ上でしか聴くことが出来ません。
実は「スター・ウォーズのテーマ」は別名「ルーク・スカイウォーカーのテーマ」、ルークのいない<プリクエル・トリロジー>では控えめな使われ方なのでした。

ナブーの女王アミダラはまだ年端の行かない少女。その判断力、決断力は如何なものでしょう?
女王の姿でいる時は威厳も感じますけど、侍女パドメの時は背伸びしてるのがハッキリとわかる程度には子供っぽさが全開です。如何にも荷が重そう。
ということで通商連合も舐めていたんでしょうね。でなければナブー封鎖などという暴挙に出ることもなかったかもしれません。もちろんダース・シディアスも。

ダース・モール、初登場シーンはダース・シディアスの背後にすっくと立っていて威圧感がありますが、いざ現場に出てくると、あれ?ちっちゃい。
ダース・ベイダーのようにとは言いませんが、もう少し身長があればなあ。

アナキンと母シミとの別れは情感タップリに描かれますが、対照的に淡々とあっさり済まされてしまうのがC-3POとの別れ。
エピソード2で再会して以後もアナキンはC-3POよりもR2-D2と行動を共にする機会の方が多いですね。自分で組み立てておきながら、案外執着心は薄いのかも。

ナブー選出のパルパティーン議員。故郷の危機にもどことなく冷徹というか他人事。
適切な状況判断、素早い損得計算、政治家としては優れた存在なんでしょうが、やはり腹に一物あるように見えてしまいます。それとも親切な伏線なのかしらん。

ダース・モールと対決するクワイ=ガン。荒い息を整えるために瞑想に入りますが、これは何のフラグ?
普通ならこういう場面を挟んだら逆転勝利へと突き進むのかと思いきや、結果は覆らず。これ、必要だったのかしらん?

アナキンをパダワン見習いにすると宣言するオビ=ワン、渋るヨーダ。
「あの子は選ばれし者かもしれない」「あの子の未来は読めない」、このシーンにはしっかりと「ダース・ベイダーのテーマ」が流れますねえ。

ラスト、ナブーでの祝勝パレード。ボス・ナスが高らかに宣言します、「平和を!」。
これ、エピソード1から6までを通じて、ラストシークエンスで唯一の台詞ですね。音楽だけで締めくくるのが、実は<スター・ウォーズ・サガ>の伝統だったりするのです。

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by odin2099 | 2018-03-23 21:36 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_17033044.jpgギターの天才少年ミゲルの夢は、伝説のスター、デラクルスのようなミュージシャンになること。しかし彼の家族は、過去に起った悲しい出来事ゆえに音楽を禁じていた。
年に一度先祖を迎える”死者の日”、音楽への情熱を断ち切れないミゲルは、家族に反発して家を飛び出すが、なんと<死者の国>に彷徨いこんでしまい、そこで自分の先祖たちと出会う。
生きている人間は夜明けまでに<生者の国>へ戻れないと、永遠に家族に忘れられてしまう。帰るためには先祖からの許しが必要なのだが、高祖母のイメルダは許しを与える代わりに、ミゲルに音楽を諦めるようにとの条件を付けた。家族に掟を定めたのは彼女だったのだ。
憧れのデラクルスが自分の先祖であると確信したミゲルは、今度は彼の許しを得ようと、途中で知り合ったデラクルスの知り合いだという陽気なガイコツ、ヘクターと一緒に彼を探すことになるのだが…。

しつこいくらいに予告編を見させられたけれど、キャラクターの絵柄は好みじゃないし、ガイコツはキモいし、と最初は全く見るつもりはなかったのだけれど、そのうち主題歌「リメンバー・ミー」が脳内でリピート再生されるようになり、同時上映の短編「アナと雪の女王/家族の思い出」も気になり…と結局劇場へ足を運ぶことに…。

<死者の国>を訪れた少年の大冒険! 
それとも家族の絆を描いたお涙ちょうだいモノ?

――そのどちらでもありませんでした。

いや、どちらの要素もあるんだけれど、結局のところは、うーん、ミステリー・サスペンス物?

ミゲルの一家に音楽禁止の掟が出来た理由はオープニングで早々と語られますが、その原因を作った人物が誰か、そして何故そういうことになってしまったのか、その種明かしが全編を通して語られていくので、別にミゲル少年が積極的に謎解きに挑むわけじゃないけれど、結果的に少年探偵モノっぽく見えなくもないってことに。

e0033570_17034350.jpgで、その謎解きだけれど、自分は違う展開を予想していたのでちょっと意外に思えたけれど、勘のいい人なら早い段階で気付くのかな?
後で振り返れば、伏線はきちんと貼ってあるのでアンフェアではないのだけれど、ミスリードの罠にまんまと引っ掛かった感じでちょっと口惜しい。

ただねえ、子供向けのわかりやすさとか、観客のカタルシスを意識してのことなんだろうけれど、こういう物語に、無理して”悪役”を設定して、それをやっつけてメデタシメデタシの展開にしなくても良いんじゃなかろうか。

勿論そこに至る過程で、ミゲルとイメルダをはじめとするご先祖様の心が通じ合い、和解が成立する、という筋書きは納得出来るのだけれども、それもパターンといえばパターンだし、安直といえば安直。もう一工夫欲しかったというのは贅沢な望みだろうか。

ともあれ、「リメンバー・ミー」は良い曲だった。
邦題にこれを持ってきたのも正解だろう(原題のまんまじゃ何の映画か全く理解されないだろうし)。
全編通してミュージカル仕立てで、ゴキゲンなメロディーが流れるのも嬉しい。
でも、やっぱりガイコツはキモい。

【追伸】
吹替版しかやってなかったのでそっちを見たけど、なかなか悪くない。
しかし劇中の看板やら何やらも、全部日本語に置き換えられてるのはあんまりいい気持がしないね。親切だけど。




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by odin2099 | 2018-03-18 17:11 |  映画感想<ラ行> | Trackback(1) | Comments(2)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の18作目。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でデビューした、若きワカンダの国王にしてヒーローのブラックパンサー、ティ・チャラを主人公に据えた作品。

e0033570_20503098.jpg前半は武器商人ユリシーズ・クロウを追っての「007」の如きスパイ・アクション物のテイスト、そして後半はその背後に見え隠れしていた存在――かつてティ・チャラの父である先王ティ・チャカによって裏切り者として殺された、その実弟ウンジョブの息子エリック・キルモンガー(ティ・チャラにとっては従兄弟にあたる)――による「ライオンキング」のような王位簒奪劇、と作風がガラッと変わる贅沢な作品。

ただ、昨今の国際情勢を反映していると評された作品ではあるものの、今日のアフリカや現在のアメリカの社会について不勉強、不案内故に全てファンタジーに思えてしまい、ピンと響くものがなかった。
また出演者の殆どが黒人俳優ということも、身近に捉えるにあたってバイアスがかかってしまった遠因であろう。勿論小難しいこと抜きに、単純に愉しめる娯楽作としては一級品ではあるのだが。

e0033570_20504283.jpg<MCU>的に注目したいのはCIA捜査官のエヴェレット・ロス。
「シビル・ウォー」に続いての登場となるが、その時はどちらかというと悪役ポジション、嫌味な官僚といったキャラクターだったが、今回は義理堅く頼りがいのある存在として描かれ大きく復権。今後の再登場が楽しみになってきた。
といっても次回も今回のような「いい人」として出て来るかは不透明で、その振幅の大きさが彼の魅力となりそうではあるが。

次回作はいよいよ「アベンジャーズ/インフォニティ・ウォー」。
この10年の集大成となる作品、期待するなという方が間違っている。







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by odin2099 | 2018-03-08 20:55 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(2)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の17作目。
アベンジャーズの中心メンバーのうち、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に参加していなかったソーとハルクの消息がわかるという一篇。

e0033570_21030118.jpgDVD&Blu-rayがやっと発売されたので、前日にフライングゲットして再観賞。皆が絶賛するほどノレなかったのは相変わらずですが、それでも十二分に楽しめました。
ソーとロキの息の合ったコンビネーション、ソーとハルク、ソーとバナーの噛み合わなさがかえって愛おしい漫才っぷりが作品に勢いとテンポを与えてますね。
チョイ役のドクター・ストレンジも、初対面の雷の神様相手にいきなり上から目線なのも「らしい」です。

でも楽しいだけじゃなく、そんな中でオーディンが死に、ウォーリアス・スリーも瞬殺され(除く浅野忠信)、ソーは片目を喪い、そしてアスガルドの民は故郷をなくした難民と化すなど、全体を貫く物語は暗く重たいもの。
新王即位、新天地を目指しての旅立ち、と爽快感と安堵感のあるハッピーエンドを迎えたかに見えるラストシーンも、実は「笑い」のオブラートに包まれただけの悲劇――紛れもないラグナロク(神々の黄昏)なのだなと思わされました。

神話世界は遂に崩壊し、ソーたちの前に姿を現したサノスの宇宙船。
風雲急を告げて物語は幕を閉じます。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/26154845/



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by odin2099 | 2018-03-07 21:12 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
実写版「シンデレラ」のオマケとして上映された「アナと雪の女王」の続編、というかスピンオフの短編で、そのまんま「シンデレラ」のBlu-ray&DVDにボーナス・コンテンツとして収録されている。

e0033570_20164928.jpgアナに内緒で誕生日パーティを企画したものの、風邪をひいてしまったエルサ。彼女がくしゃみをするたんびに小さな雪だるま(スノーギーズ)が生まれ、大騒動になってしまうという商品で、エルサとアナ、クリストフ、スヴェン、オラフ、それに出落ちみたいな感じではあるけれどハンスも登場、とメインキャラが勢揃い。
吹替キャストもみな続投しているので安心して愉しめる。

今度公開される「リメンバー・ミー」には「アナと雪の女王」シリーズの3作目がオマケに付くけれど、こちらもちょいと楽しみだ。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/23042592/




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by odin2099 | 2018-03-02 20:19 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
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