【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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「ふしぎの国のアリス」に「シンデレラ」、「ジャングルブック」に「美女と野獣」と自社製アニメの実写化に余念のないディズニーの次なる刺客は「くまのプーさん」。日本では来月公開です。
で、それを迎え撃つべく「くまのプーさん<完全保存版>」を再観賞しました。

e0033570_19322624.jpg前にも書いたけれど、この映画は1977年に作られた「プーさん」の長編第一作なんですが、実は新作映画ではなく、1966年の「プーさんとはちみつ」に68年の「プーさんと大あらし」、そして1974年の「プーさんとティガー」の3つの短編映画にそれぞれの作品の間を繋ぐシーンを追加し、更に長篇映画らしくオープニングとエンディングのタイトルをくっつけて再編集し、長篇に仕立て直したものです。

その元になっている3つの短編も細かいお話があっちゃこっちゃ行ってるから、バラバラに作られた作品群を一つに繋いでも見てる方は気になりません。
最初のお話から8年経って最後のお話が作られてますけれど、絵柄もシンプルなので違和感もないですね。

しかし見た目は可愛らしいですが、プーって自分勝手だし他人の迷惑省みないし、実は結構嫌なヤツですねえ。ティガーもそれに輪をかけて傍迷惑な存在です。
ラビットとかピグレットとか比較的常識的で平凡なキャラたちがその被害を被り、公正中立かと思われたクリストファー・ロビンもプーに肩入れし、その行動を肯定してるように見えてしまうのにはイライラさせられます。
どうも自分の体質とは合わないようで…原作のプーは違うキャラクターなのかなあ。

ということで、プーは純然たるディズニーキャラだと思ってる人は多いようですが、原作はA・A・ミルンの児童小説。
アメリカナイズされたこのディズニー版「くまのプーさん」は母国イギリスでは批判の的となり、今日でも否定的に捉えてる人は少なくないようですが、ディズニーの原作クラッシャーぶりは昨日今日始まったことじゃありませんしね。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-08-16 20:03 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
マーベル・コミックをディズニーがアニメ映画化した作品。
実写映画の<マーベル・シネマティック・ユニバース>を除くと、マーベルとディズニーとのコラボは今のところこれしかないのはちょっと勿体ない気もするけれど、それは今後に期待かな。

さて、お話的にもスタッフ的にも何の関係もないのだけれども、「アイアン・ジャイアント」「Mr.インクレディブル」を見るとなんとなくこの作品も見たくなってくる。
なんか似た匂いを感じるというか。

e0033570_00004036.jpg個人的に一番繋がりを感じる部分は、女性キャラクターの描き方、存在感。「アイアン・ジャイアント」の紅一点いやヒロインは、主人公ホーガース少年の母親のアニー
「Mr.インクレディブル」のヒロインは娘のヴァイオレットではなく、勿論その母親でありインクレディブル夫人であるところのイラスティガール、ヘレン
そして「ベイマックス」のヒロインはゴー・ゴーでもハニー・レモンでもなく、キャス叔母さん!

いずれも熟女、じゃないな、妙齢の女性が魅力的に描かれているということ。正式な設定は知らないけれど、いずれも推測するに30代半ばから40代前半くらい、かな?

キャス叔母さんは独身みたいだけど、他の二人は人妻(あ、一人は未亡人らしいけど)であっても決してオバサン化はしておらず、若々しくて実にチャーミング。
かといって少女のように描かれているのではなく、適度な色気もあり、きちんと年齢相応に見えるところが素晴らしい。アニメでは一番表現しにくい年齢層だと思うし。

また物語も、子供の視点は忘れてないけれど子供に阿ってもいないし、物わかりの良い大人は出てくるけど頼りっぱなしじゃないし、子供も大人も楽しめる冒険活劇になっているというのもポイント高し。
もし「ベイマックス」の続編を作るなら、今度はブラッド・バード監督で、なんていうのもどうだろう?
ま、アイアン・ジャイアントはワーナーのキャラだから難しいだろうけど、インクレディブル・ファミリーは同じディズニー傘下のピクサー印。”Big Hero 6”と共演する番外編なんかがあっても愉しそうなんだけどなあ。

【ひとりごと】
あ、キャス叔母さん萌えだけど、ゴー・ゴーもなかなかエロカッコ良くて好き。
でもハニー・レモンみたいなタイプはちょっと苦手かな。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-08-11 00:05 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
14年ぶりに作られた「Mr.インクレディブル」の続編。

e0033570_19183581.jpg前作ラストで見事に人々を救ったかに見えたパー一家だったが、ビルを壊し街をメチャメチャにしたことで警察から事情聴取を受け、政府からの保護も打ち切られてしまう。
そんな時、スーパーヒーローの大ファンを自認する、通信会社デブテックを経営する富豪のディヴァー兄妹から、ヒーロー復権を目指すミッションの依頼が舞い込む。その申し出に張り切ったボブだったが、指名されたのはイラスティガールことヘレンだった。
ヘレンがヒーロー活動に勤しんでいる間、難しい年ごろのヴァイオレットやダッシュの相手や、慣れない育児に悪戦苦闘のボブ。一方ヘレンの前にもスクリーンスレイヴァーと名乗る謎の存在が立ちはだかり、やがてその陰謀の魔の手はヘレンだけではなく、パー一家全体にも及んでいく…!

ということで、14年ぶりではあるものの前作ラストに直結してスタート。
なので出来れば前作を見ておいた方が良いのだけれども、もし見ていなくてもそれほど支障はないかな。
レギュラーメンバーもそのままで、赤ちゃんのジャック・ジャックが今回いよいよ能力開眼!
あれ?って思ったけれど、前作では家族の見てる前では能力使ってなかったっけ?

e0033570_19184612.jpg今回はイラスティガールが単独で活躍するシーンも多く、実質的にヘレンが主役。
といってもボブが目立たないわけではなく、見せ場がきちんと割り振られている。そして最後は家族が一致団結して難局を乗り越えるという王道展開。
2時間近い上映時間は相変わらずやや長いかなと思わないでもないけれど、ヘレン萌えの自分としては満足。イラスティガールに二度惚れした。

強敵(?)アンダーマイナーとの決着はまだついていないので、次回作があると嬉しいし、それとは別に若い頃のイラスティガールを主人公にしたスピンオフも見てみたい。
まあその暁にはタレント吹替は排して欲しいけれどね。

この作品、ピクサーの長篇映画としては20本目になるらしい。
そのうち自分が見てるのは……7本だった。多いのかな、少ないのかな?



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by odin2099 | 2018-08-06 19:22 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法使いハウルと火の悪魔」を原作としたジブリの長篇アニメーション映画。
当初は細田守の監督作品として進められていたものの、諸事情で降板した後に宮崎駿監督作品として仕切り直されたのはご存知の通り。
この頃に世代交代に成功していたら、ジブリも今と違っていたかもしれない。

e0033570_20592620.jpgオープニングから流れる久石譲の音楽は素晴らしいが、お話は序盤こそ原作に沿ってはいるものの中盤以降は完全にオリジナル展開。キャラクターもまるで別人で、それでも原作寄り面白くなっているならともかく、更につまらなくしているようにしか感じられない。そしてキャラクターの作画の不統一さも気になる。今回見直すのは公開以来なのだが、その印象は変わらなかった。

倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、神木隆之介、加藤治子…というキャストでも、合格点を上げられるのはせいぜい我修院達也と神木隆之介くらい。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズは元々ジブリのファンだったそうで、この映画も好意的に受け止めていたようだが、果たしてそれは本心だったのだろうか。

この作品以降、ジブリとジブリフォロワーによる英米児童文学のアニメ化は続いていく…

【ひとこと】
「ハウルの動く城」ってそういう意味で「動く」んじゃないんじゃないの?
まるで機械仕掛けのでっかい虫で気持ちが悪い。

<過去記事>




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by odin2099 | 2018-07-29 21:09 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
今夏公開の映画で実は一番楽しみなのが「インクレディブル・ファミリー」
しかもどうやら前作直結の続編らしいので、やっぱり前作見ておかないと。

しかし前作が2004年で、直結の続編が2018年って何気にハードル高いよね。
新作公開に合わせての前作のテレビ放送はあるみたいだけど、公開が始まるとやっぱりみんなレンタル店に走るのかなあ。

e0033570_23410900.jpg見直すのは劇場公開以来。
当時は吹替版での鑑賞なんか考えられなかったけれど、その後はコロッと宗旨替え。
今回はせっかくだからと吹替版を選んだけれど、Mr. インクレディブルに三浦友和、イラスティガールに黒木瞳、シンドロームは宮迫博之、そしてヴァイオレットには綾瀬はるかと見事にタレント吹替で、正直言ってこれはキツイなあ。中には上手い人もいるけれど。

それはさておき、映画そのものは十二分に愉しめた。
上映時間2時間弱はちょっと長いので、ホントは90分から100分位に刈り込んだ方が、と思わないでもないけれど、何気ない日常描写も結構気に入ってるのでこれくらいで丁度良いのかな。

そしてこれは何度も書いてるけど、一家のお母さんのヘレン=イラスティガールがとってもチャーミング。
なんといっても彼女が正ヒロインだし、娘のヴァイオレットが見た目も性格もアレなんで、どうしたってヘレン推し。
人妻萌え~なのはマズいと思うけど、こればっかりは仕方ない。

ブラッド・バード監督の前作「アイアン・ジャイアント」でも、主人公ホーガース少年の母親アニーが一番魅力的だったんだよなあ(この作品には他にメイン格の女性キャラは出てこないが)。
あちらは人妻じゃなくてシングルマザーというか若き未亡人(という設定らしい)だけど、ともに母親キャラが中心なのは偶然ではなさそう。

ところでワーナーで「アイアン・ジャイアント」を作ったブラッド・バード監督が、なんで2作目をピクサーに移って作ったのかなと思っていたら、実はワーナーのアニメ部門が凍結され製作が宙ぶらりんになってしまったところを旧友のジョン・ラセターに拾われた、という経緯があるそうな。
そのままワーナーで作っていたら、DCコミックのヒーローたちのパロディ要素が増えたのか、それとも逆に一切なくなっていたりしたのかな。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-07-23 00:04 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
** ネタバレ注意! **

<スター・ウォーズ>スピンオフシリーズの第2弾。
デス・スターの設計図を盗み出すという悲壮なミッションを描いた「ローグ・ワン」に続き、今度はシリーズ屈指の人気キャラ、ハン・ソロの若き日をメインフューチャー。
雰囲気としては、「ライトセーバー」が「光線剣」、「フォース」が「理力」とか「霊力」、「ミレニアム・ファルコン」が「黄金時代の鷹」とか訳されていた頃の懐かしい感じが漂う。

e0033570_20001626.jpg撮影終了を目前にして監督のフィル・ロードとクリストファー・ミラーが解雇(クレジットは「製作総指揮」)、ベテランのロン・ハワードを代打で送り込んで完成させたものの、期待外れの興行成績で今後のスピンオフ作品群の企画は凍結?
――等々、良くない噂ばかり流れてきた曰く付きの作品である。

相棒チューバッカとの出会い、そして如何にランド・カルリジアンと知り合ってミレニアム・ファルコン号を手に入れたか、が他の<スター・ウォーズ・サーガ>との繋がりの上での重要ポイントになるのだろうが、ぶっちゃけ「新たなる希望」に登場する前のハン・ソロが、どこで何をしていたかには興味ないので、単に予定調和の答え合わせを見てるような気分。

それよりも何よりも、画面に映ってる人物が、ただの一度もハンにもランドにも見えないってことの方が大問題。
それとTVアニメシリーズの「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」を見てないと、というか知識がないとよくわからない、というのも問題なしとは思えない。いきなりダース・モールが出てきても、映画しか知らない人にはチンプンカンプンだろう。

e0033570_20002517.jpgまたこの物語は「新たなる希望」の大凡10年くらい前の話らしいが(ハンがルークくらいの年齢の頃ということになるか)、キーラの件といい、モールの件といい、これでは「新たなる希望」までの間にあと一つか二つは冒険譚が必要だろう。
ランドともこれっきりということはないだろうし。続編作る気があるのかどうかはわからないが、何となく投げっぱなしである意味無責任に感じたラストでもあった。

お話は決してつまらなくはなく、色々と見どころもあるとは思うものの、<スター・ウォーズ>の新作としてはイマイチ。今後のスピンオフのあり様に見直しが必要な点は認めるが、今予定されている「ボバ・フェット」と「オビ=ワン・ケノービ」はそのまま進めてもらいたい。

仮面キャラで役者のイメージが付いていない「ボバ」なら、誰がどのように演じてもハンほどのダメージはないし、ユアン・マクレガーの再演が期待できる「オビ=ワン」なら、重みのあるドラマも描き得る。
この「ハン」にしたって期待値が高すぎるから失敗作の烙印を押されたが、決して収益面でマイナスになっているわけでもないだろう。むしろ見直すべきは、すぐに「エピソード10」以降の新たな三部作を作り出そうとしている姿勢の方ではないだろうか。

【ひとりごと】
「スター・ウォーズのテーマ」=「ルーク・スカイウォーカーのテーマ」なので、シリーズ通すと劇中での使用例は意外に少ない。
「フォースの覚醒」ではミレニアム・ファルコン号が初めて映るカットで流れたが、本作では全体的に「ミレニアム・ファルコンのテーマ」的な使われ方をしてるのが面白い。

【ひとこと】
死んだ人の過去話を今更盛られてもねえ。



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by odin2099 | 2018-07-02 20:06 |  映画感想<サ行> | Trackback(5) | Comments(4)
<スター・ウォーズ・サーガ>の第八章。
シリーズで初めて前作ラストに直結するオープニングと言われていたが、何度見直してもそれほど連続性があるように感じられない。
レジスタンスが辛くも勝利を収め、レイはルークを探し当て、で終った「フォースの覚醒」だったが、本作はいきなりレジスタンスのピンチで始まるからだろう。この流れ、「新たなる希望」「帝国の逆襲」の繋がりとソックリで既視感が…。

このレジスタンスとファーストオーダーの攻防戦を描いた後に、場面はレイとルークのパートへ。
こちらは前作ラストの完全な続きで、レイがライトセーバーをルークに差し出すところから始まるのだが、もしシーンの順番を入れ替えこちらが先に来ていたら、素直に前作直結だと納得できただろう。もちろん映画のオープニングとしては些か弱いものになっていただろうが。

e0033570_21030980.jpg前作で提示された数々の謎の内の幾つかに、本作では答えが得られる。レイの両親の謎、カイロ・レン=ベン・ソロの闇落ちの原因、スノーク最高指導者の謎、ルークの隠遁の理由……
しかし答え合わせがなされたものの、それが本当に正解なのか?という疑問符がつくものばかり。

レイの両親は名もなき市井の人とのことだが、では幼いレイを置いて(宇宙へ)去っていったのは誰なのか、レイがルークのライトセーバーに感応したのは何故か(オビ=ワンがレイを呼ぶ声まで聞こえる!)、全ては偶然とか、レイが特異な存在だということで片付けるつもりなのだろうか。

またあっけなく退場してしまったスノークだが、その背景には触れられず仕舞い。やれダース・プレイガスだの、メイス・ウィンドゥの後身だのと噂は飛び交っていたが、これで再登場はないのか。
そういえばフィンはランド・カルリジアンの息子、なんていう噂も流れていたっけ。

旧作以上に行き当たりばっかりで作られている感が強い<新三部作>、早くも次なるエピソード10以降の話が聞こえてきているが、その前にしっかりと次回作エピソード9で納得出来る完結編を見せて欲しい。

【ひとりごと】
レジスタンスの女性パイロット、タリサン・”ターリー”・リントラが可愛い。
演じているのはハーミオーネ(ハーマイオニー)・コーフィールドという女優さんで、「Mr.ホームズ/名探偵最後の事件」「キングアーサー」などにチョイ役で出演…と言っても気付かなかった。

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」では同じくチョイ役ながらも、「レコード屋の若い女性店員(実はIMFのエージェント)が可愛い」と目聡いファンに注目され、その後は「トリプルX/再起動」ではやっと出番が増え……もっともっと幅広く注目されると嬉しい。
残念なことにターリーは戦死してしまったので、今後の<スター・ウォーズ・サーガ>への出演は叶わないだろうが…。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/26269668/
https://odin2099.exblog.jp/26410542/



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by odin2099 | 2018-06-27 21:12 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スター・ウォーズ・サーガ>の第七章。

「フラッシュ・ゴードン」の映画化が果たせず、自らオリジナルストーリー作りに乗り出したジョージ・ルーカスだったが、あれもこれもと詰め込み過ぎてストーリーが一向にまとまらず。
そこで周囲の助言を受けて自信のある件をピックアップして作られたのが「新たなる希望」。
これが大ヒットとなり、「スター・ウォーズは全九部作(一時は十二部作とも)」とぶち上げた。

e0033570_21353485.jpg「新たなる希望」は第四話で、五話六話と作ったら時代を遡って一話から三話まで作り、その後で七話以降を作って完結させるという触れ込みだったが、六話まで作ってから新作の音沙汰なし。
その間にコミックやゲーム、小説で六話以降や四話以前、あるいは四話と五話、五話と六話の隙間を埋める作品が発表されていたものの、所詮は一部の熱心なファンやマニアでなければなかなか手は出しづらいところ。

そうこうしてるうちにようやく第一話の製作が発表されたが、そこでルーカスが驚愕の発言。
「スター・ウォーズは二つの三部作からなる全六話のお話だ」「全部で九本作るなんて言った覚えはない」…

え?そりゃないんじゃないの?
でも本当に六部作で完結しちゃいました、「あの日」が来るまでは。

「あの日」、ルーカスはフランチャイズであるルーカスフィルムの舵取りをキャスリーン・ケネディ女史に託し、そしてウォルト・ディズニー社に売却することを発表。
そして第七話以降の製作を明言!
これまた青天の霹靂!

しかしここでルーカスの思惑は見込みと外れる。
ルーカスは自ら七話以降を作り、それを手土産にディズニーに売るつもりだったのだが、自分たちでコントロールしたいディズニーはそれを拒否。
ということでディズニー及び新生ルーカスフィルムは、御大ジョージ・ルーカス抜きで七話以降とスピンオフ作品の量産体制に入っているのはご存知の通り。

ルーカス抜きでやるのだから、ファンにそっぽを向かれるわけにはいかない。ルーカス御大自ら革新的なことをやったのならば、造物主に逆らう権利は誰にもない。しかし他所から来た部外者が好き勝手やだったのならば、単にファンの支持を失うだけに留まらず、せっかく大枚叩いて購入したブランドそのものも失いかねない。

ということでこの第七話は過去作品の拡大再生産の終始している。
その失望感というか違和感たるや、くのファンがそっぽを向いた第一話の比ではなかった、と個人的には思ってる。ルーク、レイア、ハン、チューバッカ、C-3PO、R2-D2らお馴染みのメンバーが顔を揃えていてさえも、だ。
そして続く第八話では、それを更に押し進めて行ってしまっているのだが。

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-06-18 21:42 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
凍結されたハン・ソロは無事か?
ダース・ベイダーは本当にルークの父か?
ヨーダとオビ=ワンが語る「もう一人」の希望とは誰か?
そしてルークはジェダイの騎士となり、皇帝を倒して銀河に平和を取り戻すことが出来るのか?

e0033570_19434028.jpg三部作の完結編にして、六部作の完結編でもある<スター・ウォーズ・サーガ>の第六章。
ジェダイとして成長したルークは見事にハンを救い出し、と書きたいところだけれど、初登場のシーンこそ格好良いもののすぐにドジを踏み、後は行き当たりばったり。
レイア(ジャバを絞殺した怪力はフォースの賜物?)やランドの活躍、R2-D2のアシスト、それにハン自身の頑張りもあって解決した印象が強い。

ルークがジェダイになるための最後の修業が、父であるベイダーを倒すこと。
ということでヨーダもオビ=ワンも、ルークの疑問に対してあっさりと「ベイダー=父親(アナキン)」を認めるが、そのことが結局ルークに「父を倒さない」と決断させるのだから、果たして修業は完成したのか?

そして皇帝を倒したのもルークではなく、結局は改心したベイダー=アナキン。
彼が苦しむ息子の姿を見て改心しなければ、ルークは死に、反乱軍は全滅していたかも知れない。
六部作をアナキンの物語として捉えるならば見事な完結だが、ルークの三部作としては今一つスッキリしない。
父を信じ、待つこと。ルークがやったのはこれで、それがヨーダやオビ=ワンが考えるジェダイの姿だったのかは疑問だ。

母に関するルークとレイアの会話、この時点ではルークとレイアは生まれてすぐに引き離され、レイアはしばらく母と暮らしていたが程なく死んだ、という設定だったのだろうな。
「シスの復讐」で実際に描かれたのは、ルークとレイアの出産直後に亡くなる母パドメの姿。もうちょっと整合性取れなかったものか…。

ところで序盤のハン救出作戦にごくごく普通にランドは参加してるけど、再会した時にハンは何とも思わなかったのだろうか。
「帝国の逆襲」見てた観客は、帝国を裏切ってレイアやルークに助力した姿を見てるから違和感ないけど、ハンは「昔の友人に裏切られた」と思ったまんまだったんじゃなかろうか。
短い時間でルークなりチューイなりがきちんと説明してあげたのかな。

【ひとりごと】
「ローグ・ワン」みたいに、今回の第二デス・スターの情報を入手したボサンのスパイを主人公にしたドラマ、やろうと思えば作れるな。二番煎じになりそうだけど。
まあそれよりも「帝国の影(シャドウズ・オブ・ジ・エンパイア)」をカノン(正史)に戻し(多少のアレンジは可)、これを長編CGアニメ作品かなんかにしてくれないかなあ。勿論ルークの声はマーク・ハミル、C-3POはアンソニー・ダニエルズで。

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by odin2099 | 2018-06-14 19:51 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
シリーズ中のターニング・ポイントとなった<スター・ウォーズ・サーガ>の第五章。
前作「新たなる希望」から続けて見ると、そのトーンの違いに驚かされる。

e0033570_20202171.jpg祝勝ムードの中で幕を閉じた前作だったが、そのハッピーエンドは本編が始まる前、状況説明のテロップのみでいきなり否定される。昨今話題の「ナレ死」よりも容赦ない。
前作、及びその前日譚たる「ローグ・ワン」で、あれだけ必死になって設計図を奪い、弱点を研究し、多くの犠牲を出しながらようやくデススターを破壊したのは一体なんだったんだろう?

確かにあの時点でデススターを攻略しなければ反乱軍は全滅の憂き目にあっていたかもしれないが、結局のところデススター一基を潰したところで大勢に影響はなかった。
ということは「ローグ・ワン」の時点で「逃げる」ことを主張した連中の考えは、強ち間違ってはいなかったんじゃなかろうか。「新たなる希望」構想時に、どこまで続編のストーリーを考えていたのかはわからないが、緻密に構成されてると思われがちな<スター・ウォーズ・サーガ>が、案外行き当たりばったりで作られてるというのは以前にも書いた。

その際たるものが「ベイダー=ルークの父」、「ルーク=レイアの妹」という設定で、少なくてもこの「帝国の逆襲」草稿時点ではそれぞれ別のキャラクターが充てられていた。
確か「ジェダイの帰還」構想段階でも、オビ=ワン、ヨーダ、そしてルークの父のフォースゴーストがルークを導くというシチュエーションがあったと思う。

その一方で、ベイダーの元から逃げ出そうとしたルークの声に反応するレイア(単純なフォースの感応というよりも、兄妹ならではの共鳴のように見える)や、ベスピンから脱出する際にベイダーから呼びかけられ、素直に「父さん?」と反応するルーク、というシーンは後の展開を知っていればなるほどと頷けるもの。どこまでルーカスはこの時点で意識していたのだろうか。

ちなみにこの<オリジナル・トリロジー(クラシック・トリロジー)>を通じて、C-3POとR2-D2は一度もベイダーと直接対面していない(3POとはニアミスがある)。
<プリークエル・トリロジー>で3POはかつてのベイダー、アナキン・スカイウォーカーが組み立てたことが明らかになり、またタトゥイーンで出会って以降、アナキンはその大半の場面でR2と行動を共にしている。もしこのドロイドたちがベイダーと会っていたら双方それなりの反応があって然るべきなのだが…。
これは偶然か、それとも天の配剤か?

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by odin2099 | 2018-05-29 21:10 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

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