【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_21162451.jpg”ライフ財団”が危険な人体実験に手を染めていることを知った記者のエディ・ブロックは、主宰者である天才科学者カールトン・ドレイクにそのことを詰め寄るが、その無謀な取材によって職を失い、恋人のアン・ウェイングとも破局してしまう。
自暴自棄になったエディの元に、財団で働いている科学者のドーラ・スカースが接触を果たす。
彼女によれば財団は、宇宙から回収した謎の寄生生物”シンビオート”と人間を融合させる実験を行っているのだという。真相を突き止めるべく研究施設に潜入したエディだったが、彼自身が寄生されてしまった。
エディに寄生した”シンビオート”は次第に彼を気に入り、共生関係を確立、「俺たちはヴェノムだ」と名乗る。
融合実験の成功例として、執拗にエディ=ヴェノムを追う財団。そしてヴェノム以上のパワーを持つライオットがドレイクに寄生し、恐るべき企てを立てていた。

e0033570_21164250.jpgヴェノムは「スパイダーマン」に登場した人気キャラクター。
ただのヴィランではなく、時にはヒーローにもなるということで、この作品でも善とも悪ともつかない不思議な存在感を見せている。
ただ「スパイダーマン」の映画化権を持っているのはソニー・ピクチャーズだが、肝心のスパイダーマン自身はディズニー=マーベル・スタジオに貸与中、というか共同制作の形で<マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)>に参加しているので、この作品はスパイダーマン不在の「スパイダーマン世界」を舞台にしているというややこしい関係(ちなみに「スーパーマン」は、おそらく架空のヒーローとしてだろうけれど認識されているようだ)。

ソニーとしてはこの作品の続編(早くも劇中に伏線が張ってある)や、他の「スパイダーマン」キャラクターを使った映画の企画も用意していて、それらは<Sony’s Universe of Marvel Characters(SUMC)>と呼ばれているようだが、もちろん行く行くはこの<SUMC>にスパイダーマンを登場させようと目論んでいる。
その時は新たな別のスパイダーマンになるのか、それとも<MCU>に組み込まれることになるのか現段階では不明。ひょっとすると将来、この作品は<MCU>の番外編と位置付けられることになるのかも。
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それにしてもこの作品、エンドロールが長い。
作品としてのオマケ映像にプラスして、今度公開されるアニメーション映画「スパイダーマン/スパイダーバース」のプレビューが付いているとはいえ、もう少し見る側のことを配慮して欲しいものだ。



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by odin2099 | 2018-11-05 21:21 |  映画感想<ハ行> | Trackback(2) | Comments(0)
Blu-rayソフトが出たので改めて観賞したが、<マーベル・シネマティック・ユニバース>の10年、そして19作目の重みをひしひしと感じる作品だった。

これまでの作品群でメインを張ってきたキャラクターたちの殆どが登場。
お馴染みの顔ぶれ同士の再会もあれば初めての出会いもあるが、そこは同じ世界の住人たち、その邂逅はスムーズに描かれている。

そして全編が見せ場。

e0033570_21180508.jpg各キャラクターが作品中でどのくらい映っているのかを調べた人が何人かいるようだが、その労作によると2時間半の超大作ながら、ヒーロー側で一番出番が多いアイアンマン=トニー・スタークでさえ18分、キャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャースが7分弱、ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフは5分、バッキーに至ってはなんと2分という少なさだ。

それでいて上映中はそこまで少ないとは感じさせない。
要は密度と見せ方の問題だということだろう。
大戦争が起り、大いなる悲劇に見舞われる内容であり乍ら、シリアス一辺倒ではなく、コミカルなやりとりもあれば箸休め的な場面も用意されている。
娯楽作品に課せられる様々なハードルを、この作品は次々とクリアしていく。

<MCU>19作目ということは、平たく言えば「アイアンマン」パート19。どうしても一見さんお断りな面は否定できない。
そして物語は明らかに「次回へ続く」。
当初は前後編の「前編」として準備が進められ、途中で独立した作品へ方向転換を果たしたとはいえ、それでも前後編の「前編」であることに変わりはない。

ということは単独の、一本の映画としてこの作品を評価するのは非常に難しい。
というより不可能だと言い切っても良いのだが、それでも「今からでも遅くはない」「この作品からでも<MCU>の世界へ入り込める」と言いたくなる。

<MCU>最高傑作の誕生かもしれない。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-09-12 21:34 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の18本目だが、13本目の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の続き。
その一件からどのくらい時間が経過してるのだろうか。

e0033570_13561672.jpgというのもティ・チャラと再会するまでナキアが王の死を知らなかったからで、いくら彼女がスパイとして世界各地を飛び回り多忙を極めていたとしても、小なりと雖も一国の王の死、それも世界で注目されているソコヴィア協定絡みで殺害されたとなれば、世界中で報じられて然るべきだと思うからなのだが。
公式なのかどうかはわからないが、一応は「シビル・ウォー」の一週間後という設定はあるようだが、何となく釈然としない。

この作品では「マイティ・ソー」同様に王位簒奪劇が描かれる。
「ソー」では謀略を持って王位を追われるのに対し、こちらは表向きは正当な手続きを経、しかも王者側に簒奪者に対する負い目があって、という立場の違いもあるため焼き直しとは感じさせない。
もちろんティ・チャラとソーのキャラクターの違いもあるが、古典的な(普遍な)物語もアレンジ次第ということか。

前作(17本目)の「マイティ・ソー/バトルロイヤル」は、次回作である「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」への壮大な前フリで終ったが、こちらはそこまでの煽りはなくバッキーの覚醒で終る。
「インフィニティ・ウォー」直前の作品としては盛り上がりに欠けるかもしれないが、作品のテイストを考えるならこれが精一杯かな、とも思う。

<過去記事>




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by odin2099 | 2018-09-09 14:02 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
** ネタバレあり!!! **

「アントマン」の続編というより、「アントマン」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に続くシリーズ第3弾で、同時に<マーベル・シネマティック・ユニバース>記念すべき20本目の作品。

「シビル・ウォー」の一件以降、スコットは司法取引を行い、今は自宅軟禁状態。
またスコットが無断でアントマン・スーツを持ち出して使ったことでピム父娘はソコヴィア協定違反に問われ、今は地下に潜伏中。当然スコットとは絶縁、というところから物語は始まる。

e0033570_22462575.jpgそんな時にスコットは、ハンクの妻でホープの母であるジャネットと精神感応を起こし、それを知ったピム父娘はジャネット生存を確信し、スコットを連れ出し量子世界へと赴くトンネルの開発を進める。
ところが闇の武器商人がハンクの技術に目を付け、更にゴーストと呼ばれる謎の存在が量子トンネルを手に入れようと立ちはだかる、というのがメインストーリー。

ピム父娘はジャネット救出が最優先だし、あと3日で刑期が終わるスコットはそれまで何とか穏便に暮らしたいところだけれど、勝手にアントマン・スーツを使った負い目もあって、家にいないことがバレないかビクビクしながらも彼らに協力。
ゴーストはというと幼い頃の事故で肉体を実存世界に固定出来なくなり、また余命幾許もないという女性。生き延びるために犯罪に手を染めてしまったヴィランと呼ぶには些か抵抗のある悲劇的な女性だ。

ピム父娘は勿論だが、スコット支えるのは娘のキャシー(とその母でスコットの元妻マギーと、その再婚相手のパクストン)の存在だし、ゴーストことエイヴァ・スターを支えているのも、かつて彼女の父やピム夫妻の同僚だったビル・フォスターという育ての親。つまりは幾つかの家族の、その絆の大切さが謳われているのがこの作品なのである。

武器商人も所詮はチンピラレベルだし、壮大なスケールで繰り広げられた「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の後に、これだけパーソナルな物語を描き得る<MCU>の懐の広さには今更ながら感心させられる。
スケールは小さくとも、アントマンには相応しい舞台装置が揃っている。

一見すると重たそうなストーリーにも感じられるが、全編を貫くコミカルムードはある意味で前作を凌ぐ。
ルイス、デイヴ、カートの3人組も健在で、というより特にルイスの作品全体に占める比重は前作よりも大きくなっている。笑わせて、ちょっぴりホロっとさせる「アントマン&ワスプ」は、肩肘張れずに愉しめる<MCU>でも上位に来る作品だ。

ただ、その愉しさもエンドロール前まで。
ポストクレジットシーンで、エイヴァを治療するエネルギーを採取するべく、スコットは量子トンネルに突入する。だがスコットと、彼をサポートしていたピム夫妻とホープとの交信は突如途絶え、3人がいた筈の場所には黒い塵が舞っている…。
そしてエンドクレジットの最後に流れるのは「アントマンとワスプは帰ってくる?」と「?」付きのテロップ。はたして――?

【ひとこと】
サノスへの逆転の鍵は、量子世界へ行ったスコットが握っているのか?



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by odin2099 | 2018-09-04 22:50 |  映画感想<ア行> | Trackback(3) | Comments(0)
マーベル・コミックをディズニーがアニメ映画化した作品。
実写映画の<マーベル・シネマティック・ユニバース>を除くと、マーベルとディズニーとのコラボは今のところこれしかないのはちょっと勿体ない気もするけれど、それは今後に期待かな。

さて、お話的にもスタッフ的にも何の関係もないのだけれども、「アイアン・ジャイアント」「Mr.インクレディブル」を見るとなんとなくこの作品も見たくなってくる。
なんか似た匂いを感じるというか。

e0033570_00004036.jpg個人的に一番繋がりを感じる部分は、女性キャラクターの描き方、存在感。「アイアン・ジャイアント」の紅一点いやヒロインは、主人公ホーガース少年の母親のアニー
「Mr.インクレディブル」のヒロインは娘のヴァイオレットではなく、勿論その母親でありインクレディブル夫人であるところのイラスティガール、ヘレン
そして「ベイマックス」のヒロインはゴー・ゴーでもハニー・レモンでもなく、キャス叔母さん!

いずれも熟女、じゃないな、妙齢の女性が魅力的に描かれているということ。正式な設定は知らないけれど、いずれも推測するに30代半ばから40代前半くらい、かな?

キャス叔母さんは独身みたいだけど、他の二人は人妻(あ、一人は未亡人らしいけど)であっても決してオバサン化はしておらず、若々しくて実にチャーミング。
かといって少女のように描かれているのではなく、適度な色気もあり、きちんと年齢相応に見えるところが素晴らしい。アニメでは一番表現しにくい年齢層だと思うし。

また物語も、子供の視点は忘れてないけれど子供に阿ってもいないし、物わかりの良い大人は出てくるけど頼りっぱなしじゃないし、子供も大人も楽しめる冒険活劇になっているというのもポイント高し。
もし「ベイマックス」の続編を作るなら、今度はブラッド・バード監督で、なんていうのもどうだろう?
ま、アイアン・ジャイアントはワーナーのキャラだから難しいだろうけど、インクレディブル・ファミリーは同じディズニー傘下のピクサー印。”Big Hero 6”と共演する番外編なんかがあっても愉しそうなんだけどなあ。

【ひとりごと】
あ、キャス叔母さん萌えだけど、ゴー・ゴーもなかなかエロカッコ良くて好き。
でもハニー・レモンみたいなタイプはちょっと苦手かな。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-08-11 00:05 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
** ネタバレあり **

「デッドプール」の続編で<X-MEN>シリーズの12作目。

ヒーローとして活動をしていたウェイド・ウィルソン(デッドプール)だったが、恋人のヴァネッサが殺されてしまい、悲観して自殺を図るも果たせず、コロッサスの説得でX-MENの仲間入りをすることに。
そんな時に虐待され暴走しかけていたミュータントの少年ラッセル(通称”ファイヤーフィスト”)と出会い、彼が未来から来たサイボーグ戦士ケーブルに命を狙われていることを知ると、彼を守るべくヒーローチーム「Xフォース」を結成する、というお話。

e0033570_19204307.jpgいきなり「LOGAN/ローガン」のウルヴァリン死亡ネタで幕を開け、あれよあれよという間にヴァネッサは死んじゃうし、ベドラム、ツァイトガイスト、シャッタースター、バニッシャー、ピーター…といった「Xフォース」のメンバーも(バカバカしい理由で)あっけなく全滅するし、内輪のX-MENネタ(車椅子に乗り、セレブロを勝手に使って「頭がパトリック・スチュワートの匂い!」と言ってみたり)、<マーベル・シネマティック・ユニバース>ネタ(「大物さん、もう日が暮れるわよ」とか)、更にはライバルのDCコミックネタ(「母親の名前はマーサ」とか)まで仕込んでくるのでどうなることやらと思ったけれど、最後はまあまあ綺麗にまとまって一安心。そういや「ルークは絶対に妹のレイアとヤってる」とかいう<スター・ウォーズ>ネタもあったな。
各方面をディスり、毒を吐き、グロくて下品なテイストもそのままだけれども、前作よりも個人的には愉しめた。

新登場のキャラではセクシーな女戦士ドミノがいい。コスチューム姿が単にエロカッコイイだけじゃなく、なかなかの実力者。次回作でも活躍して欲しいものだ。
もう一人、前作に比べると出番が控えめなネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドの、同性の恋人であるユキオというキャラも新しく出てくるが、彼女もなかなか可愛い。といってもニコニコして「ハイ、ウェイド」と言うくらいで殆ど出番なしなのが勿体ないけれども。

こちらは演じているのが忽那汐里なので、ライアン・レイノルズはおそらく日本向けのインタビューで「今後、彼女の演じるユキオがさらに活躍することを楽しみにしている。今よりももっと大きなキャラクターになると思う」とコメントしていたけれど……次回作にはいないんじゃないかなあ
ちなみにユキオというキャラは「ウルヴァリン/SAMURAI」にも出てきたが、同名の別人?それとも歴史改変後の同一人物? 日本女性の名前としては些か変ではあるが、まあこれはツッコむだけ野暮だろう。

e0033570_19310379.jpgその他のカメオ出演陣も豪華で、一瞬だけ映るブラッド・ピット(透明人間バニッシャー役)はともかく、特殊メイクを施されたマッド・デイモンなんかわかりっこないし、これまた一瞬だけ映るX-MENの主要メンバーがなんとプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)、ビースト(ニコラス・ホルト)、クイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)、サイクロップス(タイ・シェリダン)、ストーム(アレクサンドラ・シップ)、ナイトクローラー(コディ・スミット=マクフィー)と全員オリキャス!

他にも実現しなかったものの、旧「ファンタスティック・フォー」版のクリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ!)演じるヒューマン・トーチが登場し、更にマイケル・B・ジョーダン演じるヒューマン・トーチら新「ファンタスティック・フォー」メンバーと共演するというアイディアもあったのだとか。それは見たかったぞ。

物語は驚くほどのハッピーエンド。
ケーブルがタイムトリップしてきた機械を使い、時間改変でまずヴァネッサの死をなかったことにして、次に「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」版のデッドプールの存在を抹殺し(旧作の未使用フッテージを使用してウルヴァリン=ヒュー・ジャックマンも登場。吹替版だと声も山路和弘だ)、おまけに「グリーン・ランタン」の台本を貰って喜ぶ”俳優のライアン・レイノルズ”まで殺害しちゃう俺ちゃん。黒歴史を修正しまくってもうやりたい放題だ。あ、レイノルズの「ブレイド3」出演は抹殺しなくて良かったのかな?

自分としては、前作でモリーナ・バッカリン演じるヴァネッサにすっかりやられたので、今回の死亡回避で次回作への出演の可能性が残ったことが嬉しい。
最後にサンダーボルト(なんと予算の都合でライアン・レイノルズ自身が声を担当したんだとか)がどうなったのかよくわからないけれど、これまた「次」で再登場あるのかな?



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by odin2099 | 2018-06-04 19:31 |  映画感想<タ行> | Trackback(8) | Comments(6)
<X-MEN>シリーズのおさらい、とりあえず終わり。
通算11作目(「ファンタスティック・フォー」入れれば12作目)だけど、「デッドプール」は番外編臭いから、正伝としては9作目と考えた方がスッキリするかな。
奇しくも最初の三部作、それに過去篇から始まる新・三部作、そしてウルヴァリンを主人公にした作品も今回で3本目なので三部作。<X-MEN>は3つの三部作で出来ている、とする方がわかりやすそう。

e0033570_23260671.jpgということで本作はウルヴァリン、ローガン、ジェームズ・ハウレットと三つの名前を持つ男の完結編。長年演じ続けてきたヒュー・ジャックマンにとっても同役からの卒業を宣言した締めくくりの一本。
タイトルは前2作が「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」、「ウルヴァリン/SAMURAI」とウルヴァリンの名前を冠していたのに対し、初めて「ローガン」名義。
しかもサブタイトルなしで、特別に<X-MEN>シリーズの新作という宣伝はされていなかった。キャラクター人気に頼らない、独立した一本として勝負したかったのだろう。

そして作品は多くのファンから好意的に受け入れられた。シリーズ中でも上位に位置する傑作だとファンも認めたようだ。
しかし個人的には申し訳ないけれど、ちっとも楽しめなかったのは以前書いた通り。

物語の到達点として「ウルヴァリンの死」ありきで構成されているため、最初から最後までウルヴァリンが痛々しい限り。
また老醜を晒すチャールズ・エグゼビアとウルヴァリンの関係は、認知症患者とそれを介護する家族の姿にしか見えないし、謎の少女ローラを加えての疑似家族関係も、反抗期の娘に手を焼く父親と孫娘を猫可愛がりする祖父にしか見えず、なんとなく嫌悪感が先に立ってしまった。

出来ればヒュー・ジャックマンにはもう一度、カーテンコールのような形でスカッとするウルヴァリンの姿を最後に見せて欲しいところなのだけれども、引退の決意は固いようなのでもう無理かなあ。
アベンジャーズとの共演も何とか実現させて欲しかったけれども…。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-06-01 23:30 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
前作「デッドプール」をカウントすれば、<X-MEN>の9作目。更に「ファンタスティック・フォー」も加えれば、これが<X-MEN>10作目?

e0033570_19454606.jpgいつの間にか「三部作完結編」なんていうコピーもつけられちゃいましたが、過去を描いた「X-MEN/ファーストジェネレーション」「X-MEN/フューチャー&パスト」に続く3作目という意味合いもあるようで、「フューチャー&パスト」のポストクレジットシーンにチラっと出てきたアポカリプスが本作のメインのヴィラン。
物語も「フューチャー&パスト」の過去シーンの続きになっています。

もっともあのラストではストライカーに化けたレイブン(ミスティーク)に助け出されたかに思えたローガン(ウルヴァリン)でしたが、本作ではストライカーに囚われアダマンチウムを移植され、そして記憶も失っているようです。
この新・三部作は10年サイクルのお話になってるようですが、前作から10年の間に何があったのやら。

前作で歴史が改変されたことで、各キャラクターの出会いも従来とは異なるものに。
スコットとチャールズ、ジーンとウルヴァリン…これで旧・三部作とは完全に繋がらなくなりましたね。
それにミスティークがX-MENの行動隊長的役割を担うなんざ、旧・三部作の時点では想像も出来ませんでした。あちらでは完全に悪役でしたからね。

ということで過去を舞台にしているため、アポカリプスがどれだけ強大な存在に描かれようと、最終的にX-MENが勝つ未来は約束されているため、緊迫感に乏しいのは最大のマイナス要素。
中にはハボックのように命を落とすキャラもいたとしても、どれだけ痛めつけられても結局は逆転するんでしょ、というのがわかってしまうから。
更なる歴史改変の可能性があることを少しでも匂わせておけば、もうちょっとハラハラドキドキしたのだけれど。

最後も旧・三部作の世界とは違った明るい未来が待っていそう。
ミスティークがX-MENのメンバーになっているのもさることながら、正式にメンバー入りはしないまでもチャールズとエリック、プロフェッサーとマグニートーも深刻な対立関係には今のところ陥りそうもない(もしそれが壊れるとしたら、それはミスティークや仲間の死など大きな事件が起きた場合だろう)。
希望を感じさせるラストは、三部作完結編には相応しい。

ポストクレジットシーンでは次回作への伏線が用意され、まだまだシリーズは終わらないことをアピールして終わるが、本作はそれほどヒットせず、また評判もあまり芳しくなかったようなので今後の展開には軌道修正が迫られそう。実際「次」の作品のスケジュールは再三見直されてるようだし、撮影が終わったにも関わらず再撮影が行われ公開日も延期、などと不穏なニュースも流れている。
<マーベル・シネマティック・ユニバース>入りしてリブートされるのか、そちらも不透明で今は推移を見守るのみ。

【ひとこと】
一人で去っていったサイロック、いずれX-MENのメンバー入りする可能性もあるのかな。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/24592838/



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by odin2099 | 2018-05-31 19:53 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<X-MEN>シリーズ通算8作目。といってもこの作品をシリーズ作品だと捉えてる人は少数派かもしれない。
一応はコロッサスにネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドといったX-MENのメンバーも出てくるが、作品のトーンはあまりに違う。時系列的にどこに位置するのかも今のところ不明。

e0033570_20142180.jpgただデッドプールことウェイド・ウィルソンを演じているのは「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」同様にライアン・レイノルズで、ついでに言うと吹替も同じ加瀬康之。もっともキャラは全くの別物で、原作により近いのは本作の方だそうな。

「X-MEN/フューチャー&パスト」で歴史が変わったので、不評だった旧デッドプールの存在がなかったことにされた(というかパラレルワールド状態になった)のは、ファンにとっても有難いことだったのかもしれない。

下ネタ全開だし、かなーりグロい描写もあったりで、正直言って凡そ自分好みの作品とは言い難いのだけれども、続編公開を控えて久々に見直してみたら、免疫がついたのか思いの外楽しめた。
これなら「デッドプール2」、期待してもいいかな。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-05-30 20:15 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
3本目となるファンタスティック・フォーの映画は、更なる続編ではなくリブート。
前2本とも結構楽しめたクチなので、わざわざリブートなんかしなくてもそのまま続編でいいじゃないかと思うけど、ソニーピクチャーズが「スパイダーマン」を三部作で終了させ、新たに「アメイジング・スパイダーマン」としてリブートしたものの2本で頓挫し、今度はマーベル・スタジオと組んで「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で先行デビューさせた後に「スパイダーマン/ホームカミング」で大ヒットを飛ばした例もあるので、より高みを目指そうという20世紀FOXの判断なのだろう。
それとFOXのドル箱シリーズ<X-MEN>と世界観を共有させるという話もあったので、その整合性をとる必要があったのかもしれない。

e0033570_20130642.jpg結果的にこのFOXの賭けは凶と出た。
製作中から不協和音が聞こえ、出来上がった作品の評価も芳しくなく、興行的にも成功には程遠かった模様。続編や<X-MEN>とのコラボ企画も軒並み凍結(ということは事実上の破棄)となってしまった。
個人的にはボロクソ言うほどつまらない作品だとは思わないけれど、手放しで面白いかと言われると残念ながらノーという返答に。それに<X-MEN>のキャラや、その世界の一端をうかがわせるような要素も皆無で、一体どのように関連付けしたかったのかもわからない。何か伏線でも張っていれば「次」への期待感を抱けたかもしれないが。

その後、ディズニーによる20世紀FOXの買収がまとまったので、今後は<X-MEN>共々<マーベル・シネマティック・ユニバース>入りが期待されている。
となればそう遠くない将来、このファンタスティック・フォーに二度目のリブートの可能性もあるのだが、ここにきてコムキャストが対抗買収案を計画とのニュースが飛び込んできたことで<MCU>入りも不透明な状況に。
企業側の論理ではなく、ファンが望む形での早期決着を願いたいものだ。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/23761425/




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by odin2099 | 2018-05-29 20:20 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
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