【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_236679.jpg前作は全く期待していなかったからか、結構楽しめたのだけれども、その続編となるとなかなか食指が伸びず、結局はそのまんまスルー。しかし今度公開される3作目(一応”完結編”という触れ込みだけれども)は予告編などを見るとちょっと面白そうだなあと感じたので、じゃあその前にと2作目をやっと鑑賞。

あれから2年、オートボットたちは特殊部隊ネストに所属し、ディセプティコンの残党退治をしていた。
サムは大学に進学するため、両親や恋人ミカエラと離れた新生活を送ろうとしていたが、オールスパークの欠片に触れたことで不思議な現象に巻き込まれてしまう。
そしてディセプティコンたちはメガトロンを復活させ、”復讐”を目論んでいた。

えー、普通につまらなかったです。
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いや、1作目をおさらいしてから見るべきだったかな。ストーリーは兎も角、キャラクターを全然覚えてなかった・・・!
レノックス少佐か、協力的な軍人さんがいたのは覚えていたけど、シモンズって誰?状態。
ああ、セクター7のエージェント。なんか厭味ったらしいヤツがいましたっけ、というのは後になって思い出したくらいで、これじゃせっかくの彼の登場シーンのインパクトが台無しだぁ。

まあそのあたりを差し引いても、最初っから最後まで、登場人物(トランスフォーマー含む)が怒鳴ったり叫んだり、音をガチャガチャ立てて騒ぎっぱなし。
おまけに中盤以降は走りっぱなしの、五月蠅くて忙しない映画という印象しか残りません。
マトリックスって何? オプティマスは何で復活したの? サムが自信満々で行動してるからもっと説得力ある設定がなされているのかと思いきや、何とも抽象的というか精神論的というか。

e0033570_2371365.jpg映像がどんなに迫力あって凄くても、それだけじゃダメですよーだ。

わざわざエジプトまで行ってロケしたようだけど、CG合成みたいで”空気”が感じられないし、技術でこねくり回して作り上げただけの映画に思えて仕方ない。オモチャの映画らしいといえばそれまでだけど。
評判がなかなか良いらしい3作目は、そんな空虚な作品になってないことを祈るのみ。
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by odin2099 | 2011-07-22 23:09 |  映画感想<タ行> | Trackback(32) | Comments(4)
e0033570_18423761.jpg太古の昔、地球(ミッドガルド)を襲った巨人族を、オーディン率いる神々の軍団が倒し、人類は救われた。それから長の歳月が過ぎ――。

神々の国アスガルドに巨人たちが侵入した。最強の戦士と謳われるソーは、父オーディンの制止も聞かずに巨人の国ヨトゥンヘイムへと向かうが、そのことが再び戦火を呼ぶことになってしまう。
身勝手な振る舞いがオーディンの怒りを買い、ソーは最強の武器ムジョルニアを取り上げられ、地球へと追放されてしまう。

実はソーを唆し、オーディンに諫言したのは弟のロキだった。父を敬愛しながらも兄に対する劣等感を抱き続けてきたロキは、巨人を手引きする一方でこれを排し、父や国民に己を認めさせようとしたのである。
更に己の出生の秘密を知った彼は、父が突然の眠りに就いた隙にアスガルドの王を僭称し、ソーを亡き者にせんと刺客を送り込む。

その頃女性科学者のジェーンたちと知り合ったソーは、やがて父の期待の大きさと己の未熟さを悟っていく。
そこへソーの仲間たちが彼を連れ戻そうとやってきた。ロキの陰謀と、巨人との戦いが間近いことを知ったソー。だが、相応しき者のみが手にすることが出来るムジョルニアもまた地球に、そして彼の眼前にあったが、未だに彼の想いに応えようとはしなかった・・・。

e0033570_9396100.jpg実は今夏一番の期待作で、『アイアンマン』『インクレディブル・ハルク』『アイアンマン2』に続くマーベル・スタジオ製作のヒーロー映画。
既に次回作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』が公開待機中だし(日本公開は10/14)、これらは全て来年公開予定の『アベンジャーズ』へと繋がっていくと聞くだけでワクワクしてくる。

監督はケネス・ブラナー(出演は・・・してないみたい)。
出演はソーに、新生『スター・トレック』にちょこっと出ただけで強烈な印象を残したクリム・ヘムズワース、ジェーンにはナタリー・ポートマン、オーディンにアンソニー・ホプキンス、ロキにトム・ヒデルストン、ジェーンの恩師セルヴィグ教授にステラン・スカルスガルド(最近はすっかり”こっち”側の人)、オーディンの妻でソーやロキの母フリッガにレネ・ルッソ(なんか懐かしい感じ)。
ソーの友人<ウォリアーズ・スリー>の一人ホーガン役に浅野忠信が抜擢されたことが話題になっているが、役柄としては小さいので過剰に期待はしないように。

なお、シールドの捜査官コールソン役は『アイアンマン』シリーズに引き続いてクラーク・グレッグで、当然のように『アベンジャーズ』にも出てくる予定。
今回のキャストの中では他にも、ソーは無論のこと、ロキやセルヴィグ教授も『アベンジャーズ』には出てくるようで、コールソン捜査官はそれ以降のマーベル・ヒーローの映画にも絡んでくるというから、これは楽しい。
非シリーズ作品で同じキャラクターが複数作品に跨って登場するのは極めて異例のことだが、スピンオフというより、やはりこれは事実上のシリーズ作品だと考えた方が自然かな。

ソーがニヤけたお兄ちゃんでイマイチ貫禄がないことや、映画で描かれるアスガルドやヨトゥンヘイムが所謂”北欧神話”のイメージとは随分と遠い気がすること、ソーもロキもウォリアーズ・スリーも氷の巨人たちもちっとも強そうに見えないこと、それに意外に派手なドンパチが少ないことナドナド、些かガッカリな部分もないではないけれど、尊大な口を利きながらも意外に紳士的で礼儀正しいソーのキャラクターの斬新さなど、結構楽しめた。
中でも屈折したキャラであるロキは、今後の活躍も含めての要注目(吹替の平川大輔も好演)。

『アイアンマン2』のラスト(エンドロール後)で描かれたショットとリンクする場面もあって、知っていれば思わずニヤリ。
セルヴィグ教授の知り合いがガンマ線の研究者で、シールドが彼のことを調べていたが今は行方不明だとか、ソー抹殺の為に送り込まれたデストロイヤーを見たシールドのエージェントたちのやり取りが「スタークのマシーンか?」「トニーからは何も聞いてない」だったりと他にも小ネタがあって、やはり全部見ておけば楽しみも増える。

また、シールドの施設内に侵入したソーを狙うスナイパー、銃ではなく弓矢を構えているのが特徴で出番はちょっとなのに扱いが大きくて気になる存在だが、それには勿論理由があって彼の正体はホークアイと呼ばれるマーベル・ヒーロー。
『アベンジャーズ』では活躍するとのことだが、それに先駆けてのお披露目ということらしい。もっとも『アベンジャーズ』を見る頃に、一体何人の人がこのことを覚えているのやら。

エンドロール後には恒例のオマケ映像があるのだが、その前のエンドクレジットの中にもちょっとした仕掛けがあり、「ジェームズ・ボンド・ウィル・リターン」ならぬ「マイティ・ソーはアベンジャーズで帰ってくる」の一文が。
どうやら『マイティ・ソー』はパート2の製作も決まったようだが、その前に『アベンジャーズ』を楽しんでね、ということだろう。次の『キャプテン・アメリカ』にも同様のクレジットが付くのかな。

e0033570_1844029.jpgそしてオマケ映像ではやっぱりアノ人が出てきて、意味深なアイテムを見せながら思わせぶりなことを宣ふ。
このアイテムが『キャプテン・アメリカ』への伏線? そしてこの場に登場する二人が『アベンジャーズ』のキーパーソン?
最後の最後まで気を持たせ、『マイティ・ソー』という一つの作品を離れても色々と考えてしまうのは、これは完全に製作サイドの思う壺だけれども、それも全て許そう。
・・・『アベンジャーズ』が面白かったなら。
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by odin2099 | 2011-07-02 18:48 |  映画感想<マ行> | Trackback(35) | Comments(4)
e0033570_22344745.jpg今まではDVDで観てたこのシリーズだけど、あんまり評判が良いもんだから5本目にして初めて劇場にて鑑賞(吹替版をチョイス)。これまでこのシリーズとは相性が悪いというか、イマイチ、イマニぐらいで楽しめなかったのだけれども、今回は結構いける。

キャラクターが数多く登場するので、「あれ、これは誰だっけ?」と混乱したり、殆ど見せ場らしい見せ場、出番のないまま退場してしまう人がいるのは残念だけど、メイン格のキャラはしっかりと描かれているし、殺伐としたシーンばかりではないので楽に見てられるのが良い。
エマ・フロストを演じたジャニュアリー・ジョーンズのセクシーさ、セバスチャン・ショウ役ケヴィン・ベーコンの怪演は見物(この人、昔は青春スターだったのに)。

e0033570_22352524.jpgお話の方は若き日のプロフェッサーXとマグニートーの出会いから友情の芽生え、そして決別を描いたシリーズの”エピソード1”的なもので、時系列的には4作目となる『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』が今のところ一番古い時代を描いているけれど、あちらはX-MENとは直接絡まないウルヴァリンというキャラだけを掘り下げたものだから、「X-MEN」としてはやっぱり”エピソード1”と言って良いだろう。

『13デイズ』もビックリの”キューバ危機”の裏話にもなっているけれど、まだ歴史の1ページと呼ぶには生々しすぎるくらいの近過去をよく背景に持ってきたもんだと感心。
まあ、あわや第三次世界大戦勃発か、という米ソの緊張状態の中でなら、X-MEN(正式にはまだそう呼ばれていないが)の活躍も十分あり得る、ということなんだろうけれども。

自信過剰気味なチャールズ・エグザビア(演じているのは”タムナスさん”ことジェームズ・マカヴォイ)は後のプロフェッサーXとはイメージが繋がらないし、強面そうで意外に脆さも露呈させているエリック・レーンシャー(こちらはマイケル・ファスベンダーが好演。007シリーズみたいなスパイアクション物をやらせてみたいな)もやはりマグニートーとストレートには重ならないが、この辺りは製作サイドの計算のよう。続編も予定されているようなので、そうなると旧三部作に上手く繋がるようになるのかな。

e0033570_22355831.jpgちなみにお話が時代を遡っている関係上、旧三部作を観ていなくてもさほど問題はないと思う。ただ、カメオ出演にニヤリと出来るか出来ないかは、やっぱり旧作を知ってるかどうかにかかっている。

例えばチャールズとエリックがミュータントを探す件では旧作のキャラの若き日(というより幼い頃)がチラホラ映ったりしてるのだけれども、最たるものが某大物スターの登場。おまけに吹替版だとこの為だけに山路和弘を呼んできて一言だけ喋らすという徹底ぶり。この時はスカウトに応じなかった彼ですが、やがては・・・。

また旧作からはミスティークがヒロイン格で出てくるが(ジェニファー・ローレンスが演じている)、その変身のヴァリエーションとして旧作でミスティークを演じたレベッカ・ローミンの姿を取る、というお遊び(?)カットも。
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by odin2099 | 2011-06-25 22:38 |  映画感想<ア行> | Trackback(34) | Comments(6)
e0033570_20463353.jpg200人以上のマーベル・コミックのヒーロー、ヴィランを、オールカラー、1キャラクター1ページで紹介した事典。

といっても「アベンジャーズ」に関係しないキャラクターは省かれているみたいで、スパイダーマン、キャプテン・アメリカ、デアデビル、アイアンマン、ソー、ハルク、ウルヴァリンなどは当然いるものの、例えばパニッシャーとかブレイドとかゴーストライダーらはいない。

日本での知名度はゼロか限りなくゼロに近いキャラクターのオンパレードだが、入門編だと割り切れば見ていて愉しい。
もっともデータ的な面は弱く、これだけ見ても<マーベル・ユニバース>が理解出来るかというとギモンだ。
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by odin2099 | 2011-04-09 20:47 | | Trackback | Comments(1)
「日曜洋画劇場」で放送していたので再見。
最初はスルーするつもりだったのだけれども、吹替が新録だと知ったので急遽チェック。
こちらのキャストはトニー・スタークに池田秀一、ローディに山寺宏一、オバディアに壤晴彦、ペッパーに田中敦子、インセンに古川登志夫、ラザに佐々木勝彦、クリスティンに魏涼子、と劇場公開&DVD版に勝るとも劣らない豪華版・・・というより、ギャラだけならこっちの方が高いかも?

e0033570_2281381.jpgただねえ、『アイアンマン』『シャーロック・ホームズ』『アイアンマン2』藤原啓治の声に慣れちゃってると、池田秀一のロバート・ダウニーJr.はどうもしっくりこない。
飄々とした、世をなめてる感じ(?)は池田声よりも藤原声の方が雰囲気かなあ。なんか無理して軽く演じてる感じがするし。

吹替版を作りなおして欲しいのは『インクレディブル・ハルク』の方で、エドワード・ノートンの吹き替えは水嶋ヒロには荷が勝ちすぎだ。
で、この『アイアンマン』、そして可能ならば『アイアンマン2』と3本連続して、今度の『マイティ・ソー』や『キャプテン・アメリカ』の公開前に集中して放送してくれればなあ、なんて思っていたのだけれども。
来年予定の『アヴェンジャーズ』公開前にはやってくれるかな。

もっとも今回の放送、時間枠を拡大したものの、トータルで20分くらいのカットかな。
おかげでエンドクレジット後のオマケシーン、サミュエル・L・ジャクソン扮するニック・フューリーが登場する場面が丸々削られちゃってるので、『アヴェンジャーズ』への伏線がまるで活かされていないという勿体ないことに。
今回のTV放映を見て楽しんだ人、あるいはちょっと納得いかない部分があったり、もっと楽しみたい人は、是非DVDを借りてきてノーカット版を見てね。
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by odin2099 | 2011-02-23 21:11 |  映画感想<ア行> | Trackback(2) | Comments(0)
悪魔同士の壮絶な親子ゲンカに巻き込まれたヒーローを描くアクション映画で、アメコミ大好きニコラス・ケイジが念願のアメコミヒーローを熱演。
原作はマーベル・コミックで、監督は以前同じマーベル・ヒーローである『デアデビル』を手掛けたマーク・スティーブン・ジョンソン。

e0033570_816578.jpgサーカスでオートバイのスタントを演じていたジョニーは、癌で余命幾許もない父を救うため悪魔メフィストに魂を売り渡す契約をしてしまった。ところが癌が完治したのも束の間、父はスタント中に事故死。ジョニーはサーカスも恋人のロクサーヌも捨てて旅に出てしまう。
その後、不死身のバイクスタントでスターとなったジョニーは、TV局でレポーターをしているロクサーヌと再会。一方、息子ブラックハートが地上で大暴れをしようとしていることを知ったメフィストは、契約からの解放を条件にジョニーにブラックハートを滅ぼすよう命じ、ここに皮ジャン姿でチョッパーバイクに跨り、全身炎に包まれた髑髏の男”ゴーストライダー”が誕生した!

”ライダー”だけにバイクスタントは迫力あるが、肉体的にも特殊能力的にも然程強いわけじゃないし、敵も如何にも小物なのがガッカリ。それに悪魔の手先なのに、悪人を葬るゴーストライダーの立ち位置がサッパリわからない。
若い時はイケメンのお兄ちゃんなのに、大きくなるとニコラス・ケイジになってしまうジョニーもヘンだしねぇ。
DVDで観たんだけど、13分長い<エクステンデッド版>とのこと。どこが追加シーンだったんだ?

メフィスト役がピーター・フォンダなのはビックリだけど、多分この映画を観る中心層にとっては「誰?このお爺ちゃん」てな感じでしょう。『イージー・ライダー』からの”ライダー”繋がりってだけの悪ノリなキャスティングとしか思えないけど、言いだしっぺは初のアメコミヒーローに舞い上がっちゃってるニコラス・ケイジだというのも然もありなん。
ヒロインはラテン系セクシー美女のエヴァ・メンデスだけど、こちらはもうチョいサービスしてくれても良かったんじゃ? 紅一点だから目立ってはいるけれど、存在感は全然ないし。
で、一番の儲け役はジョニーに助言を与える墓守り――実は先代のゴーストライダーを演じたサム・エリオット
『ライラの冒険/黄金の羅針盤』でも似たような役、演ってたっけ。

e0033570_23134720.jpgヒットしたのかしなかったのか良く知らないけれど、パート2というかスタッフ・キャスト一新してのリブート(再起動)企画が持ち上がっていたが、どうやらニコラス・ケイジの続投が決まったらしい。これって、ファン的にはメデタイ話なんだろか?

それにしても、ニコラス・ケイジの吹替に大塚明夫はやっぱり反則だあ。
カッコ良すぎてかえって合わない。
この人はスティーブン・セーガルやドルフ・ラングレンだよな、うん。
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by odin2099 | 2010-09-26 08:17 |  映画感想<カ行> | Trackback(33) | Comments(2)
e0033570_20563670.jpg前作『アイアンマン』のラストシーンを受け、その6ヶ月後から物語は始まる。
トニー・スタークは、政府から”兵器”であるアイアンマンのスーツの引き渡しを要求されるが、これを拒否。余所ではこれと同じ物は作れないと豪語する。
しかし突如、アーク・リアクターと同種の機械を付けた怪人ウィップラッシュが現れ、トニーは大苦戦。辛うじて捕えることに成功したものの、一転して世間から非難を浴びてしまう。
この怪人の正体は、ロシア人のイワン・ヴァンコ。かつてイワンの父アントンはトニーの父ハワードと共に働いていたが、解雇され失意のうちに亡くなっていた。アーク・リアクターも元々はハワードとアントンの共同設計だったのだ。
この戦いの模様を見ていたトニーのライバル会社を率いるジャスティン・ハマーは、これをチャンスと捉えイワンに接近。脱獄させて自らの研究施設に招き入れ、アイアンマン以上のスーツを作らせようとする。
一方のトニーは、自らを生かすためのアーク・リアクターが自分の体を蝕み、この命もそう長いものではないことを知って自暴自棄になっていた・・・。

スタジオ側と揉めてジェームズ・ローズ役がテレンス・ハワードからドン・チードルに交代したことを除けば、トニーのロバート・ダウニーJr.、ペッパー・ポッツ役のグウィネス・パルトロウは勿論のこと、前作ではエンドクレジット後の1シーンのみにカメオ出演していたサミュエル・L・ジャクソンまでもが、同じシールドの長官ニック・フューリー役で再登板。
更にシールドのエージェントであるフィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグや、監督のジョン・ファヴロー自身も前作同様トニーの運転手ハッピー・ホーガン役で再登場しているのも嬉しい。前作よりもハッピーは、随分と出番が増えたような・・・?

e0033570_2057750.jpg新顔では、トニーのライバル、ジャスティン・ハマーのサム・ロックウェルが、如何にも”小物”といった感のある悪役を好演。インパクトの面ではやはりウィップラッシュを怪演したミッキー・ロークに叶わないが、個人的には印象度は高い。
そしてナタリー・ラッシュマンを演じたスカーレット・ヨハンソン。
スターク社の秘書を務める有能な女性だが、どちらかというと添え物的存在・・・かと思いきや、実はブラック・ウィドーと呼ばれる凄腕のエージェントで、クライマックスでは大活躍。身体能力の高さは半端ではなく、素手ならシリーズ中最強のキャラかも。

アイアンマンの2号ともいうべきウォーマシン(装着者はトニーの親友ローディ)の登場、イワン=ハマー製の量産型アイアンマン的なロボット軍団、それにウィップラッシュと、アイアンマンの行く手には強敵が待ち構えているが、それらとの対決シーンも迫力満点。
前作を楽しめた人ならば、今回も十二分に楽しめるであろう続編の登場である。

そして今回も、エンドクレジットの後にお楽しみが待っている。
前作のラストではニック・フューリーが唐突に登場して、アヴェンジャーズのことをトニーにチラっと語るというシーンがあり、また『インクレディブル・ハルク』のラストには今度はトニーが登場して「ある組織」のことを仄めかす、というファンサービスが用意されていたが(時系列的には『アイアンマン2』より後に『インクレディブル・ハルク』が来る)、今度は途中から別行動を取っていたコールソンが、ニューメキシコの地で「とある物」を発見し長官に報告するというシーンがあるのだ(このシーン、試写会では上映されなかった、とか?!)。

ということでお楽しみは、来年公開予定のマーベル・スタジオの次回作『ソー』へと続くのであった・・・!
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by odin2099 | 2010-06-11 20:57 |  映画感想<ア行> | Trackback(52) | Comments(6)
e0033570_932312.jpg1979年夏の<東映まんがまつり>は、メイン館が<宇宙戦艦ヤマトフェスティバル>に乗っ取られた(?)ために、地方館でしか公開されなかったんだよね。僕自身も「ああ、この夏は<まんがまつり>お休みなのかぁ」と思っていて、後になって地方限定のプログラムがあったことを知った次第。
そのためか、新作は一本もなく、リバイバルの長編(中編)モノにTVのブローアップ版のみという組み合わせ。これはその中の一篇として上映されたもの。原版は第5話「ロボット大空中戦」

で、『バトルフィーバーJ』といえば東映オリジナルの<スーパー戦隊>シリーズの第1弾で、『スパイダーマン』に次ぐマーベル・コミックとの提携作第2弾。『スパイダーマン』で初めて等身大のヒーローと巨大ロボットを組み合わせて評判が良かったからか、今度は等身大のグループヒーローと巨大ロボットをドッキング。以降、現在の『天装戦隊ゴセイジャー』まで綿々と受け継がれる基礎を作った偉大な作品だったりする。

今は『秘密戦隊ゴレンジャー』がシリーズ第1作で、『バトルフィーバー』は『ジャッカー電撃隊』に続く3作目に数えられているけれど、しばらくは別カウントで、石ノ森章太郎原作の『ゴレンジャー』、『ジャッカー』を<戦隊>、東映オリジナル(原作表記はお馴染み「八手三郎」)になった『バトルフィーバー』以降を<スーパー戦隊>と使い分けていた時期もあった。

観ている側としては『ゴレンジャー』も『バトルフィーバー』も同じようなものだから、それらを一括りにした現在の方がわかりやすい。
ただ、権利関係が別(平たく言うと石森プロが加わるか否か)、放送時間枠が別(『ゴレンジャー』、『ジャッカー』は土曜の19時半、『バトルフィーバー』は土曜の18時で始まり、今は日曜7時半に移動してるのはご存知の通り)ってだけじゃなく、巨大ロボットの有無で作品のフォーマットに大きな変化があるから、やっぱり別物として考える方が良いんじゃないかなーと個人的には思ってる。
え?『忍者キャプター』?! ま、確かにあれも東映のグループヒーロー物だけど、うーん、あれはどう捉えればいいんじゃろう???
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ただ、当時この番組は殆ど観たことがなかった。最終回は何故か観てるし、後番組『電子戦隊デンジマン』の1話も観てるんだけど、多分全体で4~5本くらいかなぁ。再放送もやってないんじゃないかな、テレビ朝日では。
なのでこのエピソードも観るのは今回初めて。
バトルケニアこと曙四郎役の大葉健二さん、若い若い。それにゲスト子役の蝦名由紀子ちゃんも可愛いし、演技もしっかりしてる。
バトルフィーバーの指揮官が、東千代ノ介というのもすっごいインパクト。オファーする方も凄いけど、承諾した方も凄いものである。
ま、今観るとこのエピソード、思いの外ハードでありながらツッコミどころ満載、という何ともコメントしにくい内容ではありますが・・・。

この番組を放送してたのは、「ウルトラマン」や「仮面ライダー」は復活の兆しを見せていたけれど、全体的にはヒーロー番組にとって冬の時代。
それに世の中はアニメブーム真っ只中だったから、ヒーローには興味がなかったってことも観なかった原因だね。なんせ『超電磁ロボ コン・バトラーV』、『超電磁マシーン ボルテスV』、『闘将ダイモス』と続いてきた枠の後番組が、なんでヒーロー物なんだと憤ってたくらいだから。
『ダイモス』の後番組が『バトルフィーバー』ってのは、当時のアニメファン的には結構な大問題だったもんなぁ。それに匹敵するのは『キャンディ・キャンディ』、『花の子ルンルン』、『魔法少女ララベル』、『ハロー!サンディベル』を放送していた枠に、『宇宙刑事ギャバン』が続いた時ぐらいかも知れない・・・って、そっちの方が大問題か。対象視聴者が全然違うもんな。
ちなみに『バトルフィーバー』の前、17時半に放送していたのが『機動戦士ガンダム』だったりする。

e0033570_9321311.jpgマーベルとの提携は自作『デンジマン』と、続く『太陽戦隊サンバルカン』まで続いたみたいだけど、さて「スパイダーマン」はわかるけど、「バトルフィーバー」なんてキャラ、マーベルにいたかいな?とお思いの方も多いでしょう。自分もその一人。
それに関しては諸説あるんですが、先ずはメンバーの一人ミスアメリカがマーベル出自のキャラなんだそうで。ちっとも知らないんだけど、ただデザインもまるで別物らしく、事実上名前を借りただけみたい。むしろ彼女とは別のマーベル・キャラ、その名もミズ・マーベル(こっちはその昔コミックの翻訳版が出てたから知ってる)からの影響の方が強いみたいだけど、それもウーン、かな。
あとは企画段階で『キャプテン・アメリカ』や、彼がリーダーを務めるヒーロー・チーム「アヴェンジャーズ」(どちらも現在ハリウッドで製作準備中!)を参考にして『キャプテン・ジャパン』として立ち上げた経緯もあるらしいけど、結局はアメコミ調ではなく『ゴレンジャー』路線に落ち着いたみたいですな。『デンジマン』と『サンバルカン』は・・・・・・サッパリわかりません。

ところでミスアメリカといえば、大胆なハイレグカットのコスチューム。日本の変身ヒロインで一番露出度が高いんじゃなかろうか、というデザインで、変身後のアクションはモモレンジャーの変身前・ペギー松山を演じていた小牧りささん等が脚線美を活かして演じていたようですが、トランポリンを踏んだり、ちょっと難易度が高いアクションになると、いきなり素足じゃなく肌色のタイツだが全身スーツだか着用になっちゃうのが難点だよなぁ。まあ今ほどスーツ・アクトレスの数が多くなかったんだろうけど。
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by odin2099 | 2010-03-20 09:35 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(2)
e0033570_23191266.jpg人気キャラクターのウルヴァリンを主人公にした『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品で、ウルヴァリンが身体に超金属アダマンチウムを埋め込むことになった経緯や、記憶を失った理由などを描いたシリーズの前史的作品。原題はストレートに”X-MEN ORIGINES:WOLVERINE”だ。
ただ、これまでのシリーズ3作を観ていないと楽しめないってことはなさそう。

一方、ずーっとシリーズを観てきたファンには、若き日のサイクロップスが登場したり、X-MENと言えばこの人!という大物スターがカメオ出演していたりと、シリーズ本編とのリンクも顕著なところにニヤリと出来るかな。


しかしどうも自分はこのシリーズとは相性が悪いらしく、観ていて素直に楽しめなかった。

ウルヴァリンことヒュー・ジャックマンは相変わらず格好良いし、ビクター役のリーヴ・シュレイバーもただの憎々しい悪役ではない魅力があるし(というか、この人、随分貫禄ついたよなぁ)、原作でも人気キャラらしいガンビットも美味しい役どころだし、騙し騙されの二転三転のどんでん返しとか、典型的な悪役パターンの上司とか、娯楽映画らしい要素は充分なんだけどどうしてなのかなぁ。

e0033570_23193915.jpgま、ヒロインがちっとも魅力的じゃない、ってことは大きな要因だろうけれど。

ともあれ作品は大ヒットして続編の製作は決定。今度は日本が舞台だという話だけど、どうなりますことやら。あんまり膨らませ過ぎて、肝心の本編と繋がらなくならなければ良いけどね。

また、本編シリーズ直接の続編(それとも再起動か?)や、更なるスピンオフ企画(マグニートーが主人公の物や、今回初登場となるデッドプールが主人公の物ナドナド)も目白押し。
最終的にどんな一大サーガが繰り広げられるのかどうかはわからないけれど、当分X-MENたちの快進撃は続きそう。
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by odin2099 | 2010-03-10 23:21 |  映画感想<ア行> | Trackback(22) | Comments(0)
”美しき暗殺者”エレクトラの次なる標的は、マークとアビーという父娘。だが幼い頃の自分をアビーに見た彼女は、暗殺を躊躇ってしまう。そして別の暗殺者集団が父娘を襲った時、彼女は思わず二人を助け、逃避行へ。
父娘は何故狙われているのか? そしてエレクトラが目指すものは――?!

『デアデビル』のヒロインだったエレクトラを主役に据えたスピンオフ作品で、主演は引き続きジェニファー・ガーナー。
『デアデビル』の劇中で彼女は死んでしまうのだが、この作品では善なる組織によって蘇生され、その後修業を積んだ彼女は、恐るべき暗殺者に成長したということになっている。
当初は『デアデビル』の主人公マッド・マードック役でベン・アフレックがカメオ出演する予定もあったようだが、結局『デアデビル』とは直接繋がりを持たない作品となってしまった。

e0033570_20443851.jpgお話は正義と悪のニンジャ集団が、”お宝”というか一人の少女を巡って争奪戦を繰り広げる、というもの。特殊な能力を持った連中も出てくるものの、基本的には肉弾戦が中心。全編にオリエンタルな香りが漂い、ハリウッド流にアレンジされたマーシャル・アーツ、ワイヤーワーク多用のクンフー・アクションが炸裂する。

極力スタントを使わなかったジェニファー・ガーナーの頑張りは評価するし、ライバル格のキャラを演じるウィル・ユン・リーは元は本職の武道家だそうなのでそれなりに”魅せて”くれはするが、敵も味方も強いんだか弱いんだかわからない、なんで二つの集団が争ってるのかもハッキリしないという具合に、映画としては決して面白くはない。
相手側の暗殺者の一人としてボブ・サップなんかが出てるが、今はこの人なにやってんの?という感じだ。これなら『デアデビル2』の方が面白かったかも。

ちなみにテレンス・スタンプが演じたエレクトラの師・スティックは、原作ではエレクトラやデアデビルの師であるだけでなく、ウルヴァリンの師匠でもあるらしい。映画でもそういったリンクが描かれれば夢が広がるというもんである。

ところで最近、マーベルがディズニーに買収されたというニュースが日本でもかなり大きく報じられたが、今のところマーベル作品は様々な映画会社が権利を持っているので、さてどうなるか。
20世紀FOXはこの『エレクトラ』と『デアデビル』(再映画化企画が始動してるらしい)の他に『X-MEN』と『ファンタスティック・フォー』を持ち、ソニー・ピクチャーズは『スパイダーマン』と『パニッシャー』、『ゴーストライダー』、パラマウントが『ハルク』と『アイアンマン』、それに『ソー』と『キャプテン・アメリカ』、そして『アベンジャーズ』が控えてる。
最終的にディズニーは、これらの権利を統合するのだろうか。
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by odin2099 | 2009-10-14 20:45 |  映画感想<ア行> | Trackback(10) | Comments(0)

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