【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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<マーベル・シネマティック・ユニバース>の11作目。
そして二度目の全員集合のお祭り映画。

前作「アベンジャーズ」ではヒーローたちの紹介を兼ねて、集まるまでをチマチマと描いていたが、今回はいきなり敵陣への殴り込みからスタート。
前回は多少ギクシャクしていたけれど、今回はのっけから見事なコンビネーションプレイを見せてくれる。

そのまま和気あいあいと行くかと思っていると、水を差すのはやはりトニー・スターク。
この人は主役陣の一人でありながら、稀代のトラブルメーカーというなかなか厄介な存在。
地球の危機を憂いるばかりに、作ってしまったウルトロン。
と、ここからが本筋となる。

e0033570_22531823.jpg「アベンジャーズ」一作目は奇跡的な傑作だと思うけれど、やはり奇跡は一度しか起こらない?二番煎じを避け、手を変え品を変え異なるアプローチを試みているが、決して詰まらないわけじゃないけど、前作ほどのワクワク感はなかった。

大体ブルース・バナーとナターシャ・ロマノフのラブロマンスが唐突すぎる(あ、ブラック・ウィドウの髪型が元に戻ったのは高評価)。
ブルースってばベティのこと忘れちゃったの?と言いたいところ。
もしブルース役がマーク・ラファロに交代せずエドワード・ノートンのまんまだったとしても、この展開にするつもりだったのかねえ。

唐突といえばホークアイ、クリント・バートンの家族の登場もいきなりすぎる。
前作ではむしろクリントとナターシャが良い感じ。トニーも「殺し屋カップル」と表現していたけど、信頼し合うパートナーで、過去には恋仲だったこともあったのかな?と思わせる雰囲気だったのに。
設定の見直しでもあったのだろうか。

今回から参加のスカーレット・ウィッチ、ブラック・ウィドウとは違ったセクシーさというか「ロリ巨乳」という新しいヒロイン像を作り上げているが、双子の片割れクィックシルバーは死なせなくても良かったのに。
一説には「X-MEN」にもこのキャラがいるので、契約上(?)継続して登場させられなかったという話もあるけれど…?

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by odin2099 | 2018-02-21 22:57 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の10作目、遂に二桁の大台に。

e0033570_19564192.jpg主人公は26年前に地球から浚われたピーター・クイル、通称”スターロード”。
彼はウォークマンを肌身離さず持っているけれど、電池は一体どうしてるんだろう?
26年間もおんなじカセットテープを聴き続けてるけど、伸びたり切れたりしないのかな?

…とそんなことばっかり気になって、なんか作品世界に集中出来なかったなあ。
あ、どうして言葉が通じるの?っていうのも気にはなってた。

そんなこんなで、この作品も<MCU>の最高傑作に推す人多いのだけれど、個人的には全然ダメ。
毎回毎回そのことを愚痴ってるけど、こうなるととことん相性悪いとしか言いようがない。
逆に推してる人に聞きたいくらい。
この作品のどこに、そんなに惹きつけられるの?って。

まあ毎度言い訳してるけど、決してつまらないと言ってるわけじゃない。
ピーターのキャラも好きだし、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーも悪くないし、ヨンドゥはじめとするラベジャーズだって嫌いじゃあない。

でも異星人がわんさか出てくるのが<MCU>の世界観にそぐわないなあと思ってるのも事実で、いよいよ今度はアベンジャーズと合流するけど、はたしてどうなるのかな、という心配はちょこっとある。
ま、大丈夫だろうけど。

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by odin2099 | 2018-02-20 20:01 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の9作目で、<MCU>の最高傑作との呼び声の高い一本。

黙々とランニングをするスティーブが一人の男を追い越す。
「左、失礼」
これまでの<MCU>で最も静かなオープニングだろう。
この男が後にスティーブの相棒となるファルコンで、新キャラクターの紹介としてもさりげなく、かつ印象に残る。

ちなみに映画のラストシーンも病室で眠るスティーブの姿。
ゆっくりと目を覚ますとその傍らにはファルコン。そこで再び
「左、失礼」
これも<MCU>で最も静かなエンディング。そして締めくくりとしても相応しいものに。

e0033570_17514273.jpgもっとも実際はこの後にブラック・ウィドウに対する審問や、地に潜る決意をしたニック・フューリーとか、ウィンター・ソルジャーことバッキーの足取りを追う決意をしたスティーブとファルコン、それに記憶を取り戻したかのようなバッキー、更にはヒドラの新たな計画etcetcが映し出されるのでこれが真のエンディングシーンではないが、独立した映画としてはここで綺麗に終わっている。

新キャラのファルコンは出番こそ多いものの活躍する場面はあまり多くないのが多少の不満点ではあるものの、ポリティカル・サスペンス風味の作品とはいえアメコミの映画化作品にロバート・レッドフォード・クラスの大物が出てくると画面が締まるし、この作品を推す人が多いのも頷ける話。

個人的には、「アイアンマン2」「アベンジャーズ」で魅力的だったブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフのファーストシーンでガッカリした覚えが。
髪型のせいもあるのだろうけど一挙に老けて見えたのと、吹替版のせいか凄くガサツな女に感じられてショックだった。
その後の作品でもあまり持ち直しているように見えないので、単独作品を撮るなら早くしてほしい。

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by odin2099 | 2018-02-18 17:56 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の8作目。
お馴染みのキャラクターが再登場しての「マイティ・ソー」第二弾でもある。

前作に比べ包容力が増し、貫録タップリで頼れるヒーローへと成長したソー。
それでもレディ・シフやウォーリアス・スリーら仲間たちと一緒にいるときや、義弟ロキを前にするとたちまち前作同様のやんちゃなわんぱく坊主が姿を見せるのが微笑ましい。

e0033570_19372699.jpg愛するジェーンを救うため、そして母フリッガの敵を討つため、父王オーディンの命に背いてのアスガルドからの脱出行。この時のソーとロキのやり取りがとにかく楽しい。まだ二人が仲良かった頃も、この兄弟はこんな調子で悪戯に励んでいたんだろうか。
平和だった頃のアスガルド、仲良かった頃のソーとロキの姿も、ふと見てみたくなった。
そういやソーやオーディンには反抗的なロキも、フリッガに対しては従順というか甘えの感情を見せる。
ロキはお母さんっ子だったのかな。

そのロキ、マレキスに対して「私はヨトゥンヘイムのロキだ」と名乗るが、「アベンジャーズ」の時は「アスガルドのロキ」と名乗っていたっけ。
相手や状況に応じて使い分けているのだとしたら、流石狡猾なロキ、というところか。

傑作続きと評されるフェイズ2の作品群にあって、この作品はあまり好意的な声を聞かないが、ランニングタイムも短めだし、これはこれで十分に愉しめる。
冒頭の九つの世界を巡る場面や、中盤のアスガルドでの戦いのシーンなど、どことなく「ロード・オブ・ザ・リング」を彷彿とさせるのも他作品との差別化となって良い。

それにしてもヘイムダルは意外に役立たずだし、アスガルドも簡単に外部からの侵攻を許すし、神様と崇めるには些か頼りないですな、オーディンもソーも。

【ひとりごと】
「マイティ・ソー」や「アベンジャーズ」ではあまりなかったロキの、自分の身体を張ったアクションシーンはなかなか格好良いけれど、これを見てもトム・ヒドルストンを時期007=ジェームズ・ボンドに推そうとは思わない。
またボンドを黒人に変更するというアイディアにも反対なので、ヘイムダル役のイドリス・エルバも考えられないなあ。

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by odin2099 | 2018-02-15 19:42 |  映画感想<マ行> | Trackback(1) | Comments(0)
<マーネル・シネマティック・ユニバース>の7作目で、この作品からフェイズ2となる。
毎回音楽担当者が違う「アイアンマン」シリーズだけれども、3作目にしてようやくヒーローっぽい格好良いメインテーマが登場。
ただ残念ながら後のアイアンマンが登場する映画で、このメロディが使われることがないのが勿体ない限り。

e0033570_10540042.jpg物語は13年前、トニーの回想シーンから始まるが、このシーンでさりげなくインセンが出てくるのが芸コマ。きちんと1作目とのリンクを張っているのが嬉しい。これならインセンはトニーと会ったことを覚えていても、トニーの方じゃ覚えてないわな。
この時に今回のヴィランとなるアルドリッチ・キリアンとマヤ・ハンセンともトニーは出会っているのだが、キリアンとマヤはこの時点ではすれ違う程度。この両者が手を組むのはいつのことだろう。
またキリアンはペッパーとも何やら関係があったことが示されてるが、少なくてもここ5年は連絡を取っていなかったようなので、この二人が知り合ったのがいつ頃なのかも気になる。

大仕掛けな「アベンジャーズ」の後なだけに、どちらかというと地に足がついたお話を模索したのだと思うが、結果SFアドベンチャーというよりもテクノスリラー風の映画が完成。
ハッピー・ホーガンが探偵役を務めても面白かったんじゃないかと思うけれど、手掛かりを掴みながらもハッピーは序盤で退場。観客へ手掛かりを与える役目は担ったものの、本編ではまるで活躍せず肩透かしを食らわせているのもある意味で面白い。

スーツなしでもトニーが強すぎで、ちょっとアクションヒーローしすぎている嫌いはあるが、スーツを纏うことでヒーローとなり「私がアイアンマンだ」宣言で始めたストーリーを、最後にスーツを処分したものの、やはり「僕はアイアンマンだ」でオトシマエをつけるというのも、(一応の)シリーズ完結編には相応しい。

冒頭にパラマウント社のロゴが出るものの、本作から配給がウォルト・ディズニー社へ移行。
ディズニーキャラクターとしてのアベンジャーズは、この作品からスタートする。

【ひとこと】
マヤ役のレベッカ・ホールは途中で役柄の比重が変えられたことに不満を漏らしていたが、一見順調に見えながら、実はDCほどじゃないまでもマーベルも暗部を抱えているのだな。

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by odin2099 | 2018-02-11 10:55 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の一本として映画化が発表されたものの延期そして中止になってしまったが、その後に企画変更でTVドラマとして復活。
まずはシーズン1として全8話が作られたが、そのうちの第1~2話を劇場版として再編集したのが本作。それも端からIMAXで撮影されたというのも異例中の異例。
IMAXがTVドラマへ出資するのは初めてとのこと。

e0033570_20045369.jpg超人類(インヒューマンズ)は月に移住し、ブラックボルト王の統治下で人類と接触を避けて暮らしてきた。だがその世界は能力の有無によって厳然たる階級格差のある世界でもあった。
王弟でありながら何の能力も持たないマクシマスは、下層階級の人々の支持を集め軍事クーデターを画策。ブラックボルトとその妻メデューサらロイヤルファミリーは辛うじて難を逃れ、地球のハワイへと脱出に成功する。
慣れない土地で戸惑うロイヤルファミリー、そして彼らの無事を知ったマクシマスはその始末をつけるべく刺客を送るのだった――というのが映画版のお話。
今後のTVシリーズではブラックボルトたちと地球人との交流、マクシマスの刺客との戦い、そしてブラックボルトとマクシマスとの対峙、故郷への帰還、といった展開が描かれるのだろうか。

インヒューマンズそのものはTVシリーズ「エージェント・オブ・シールド」に既に登場しているが、同じABCで放送されているとはいえ特にスピンオフという位置付けではないらしく、他の<MCU>作品とのリンクも今のところは明らかにされていない。

1・2話を見る限りでは「マイティ・ソー」1作目をスケールダウンさせたような感じの世界観とストーリー展開に、地味なインヒューマンズたちの特殊能力、中途半端に笑えるカルチャーギャップ描写、それにTV畑出身のなじみの薄い俳優ばかりということもあって素直に面白いとは言い難いのだが、それもこれも今後の展開如何だろう。
なんだかんだでハワイの観光映画の側面も?

日本では3月からDlifeで放送そしてHuluにて配信がスタート。
その後は人気次第でシーズン2の放送や、<MCU>フェイズ4での劇場版製作も予定されているらしい。そろそろ<MCU>も収拾がつかなくなってきた。




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by odin2099 | 2018-02-07 20:09 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の6本目でフェイズ1の締めくくり。
これまでラストにちょこっと出てきたり、中盤にチラっと出てくるだけだったニック・フューリーが冒頭から登場。これだけで「これまでとは違う」何かを感じさせます。
最初から緊急事態が起ってる、臨戦態勢に入ってるというのがストレートに伝わる演出、そしてその緊張感はクライマックスまで持続します。

e0033570_20040525.jpgまず「何かが起ってる」のを見せてから、今度は徐に主人公たちの紹介に移ります。
実質的には初登場のホークアイはロキに洗脳され、いきなりヒーローチームと敵対するというデビューを見せますが、続いて登場するのはブラックウィドウ。この映画や「アイアンマン2」を見ると、彼女単独映画への期待は高まりますねえ。
それ以降の作品だとちょっと”スーパー”ぶりが目立ちすぎる嫌いがありますが、この頃はまだ地に足がついてる感じ。企画は本格的に動き始めたようですが、このままフェイズ4で実現してくれないものでしょうか。

ハルクことブルース・バナーが早い段階で紹介されるのは、以前にも書きましたけどキャスト変更の影響でしょう。早めに新しいブルース・バナーを馴染ませる必要があったからだと思います。
キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースの登場シーンは前作「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の回想プラス新撮シーン込み。あたかもこの作品が前後編の後編であるかのような扱いです。

そしてアイアンマン、トニー・スタークは言わずもがな。ここでコールソン捜査官を絡めるのも、これまでの作品を見て来たファンには自然な流れです。
初っ端からロキが登場してくるのとは対照的にソーは一番最後に出てきますが、これはストーリー展開上というかシチュエーション上致し方ないでしょうね。

今見ると色々なことを考えちゃいますねえ。
トニーとスティーブは初対面から相性悪そうだなとか、その一方でトニーとブルースは最初から打ち解けてるなあとか、初対決でソーのハンマーをキャップの楯が防げるのはヴィブラニウムの性能もあるけれど、スティーブの高潔さ故なのかななんて考えてみたり、そういやスティーブもトニーも何故ロキの杖に屈して操られなかったのかな、とか。

あと、コールソンさんがあんなことになってしまったので、これからはシットウェルさんがメインに昇格するのかと思いきや……
まあ、そろそろいい加減コールソンさんをみんなと再会させて安心させて欲しいもんです。

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by odin2099 | 2018-02-06 20:09 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の第5弾で、いよいよ真打(?)登場!

冒頭で何かを発見し、なんだなんだ?と騒いでると時代は一気に遡って1942年。
アイアンマン、ハルク、ソー、そしてキャップと全て異なるタイプ、異なるバックボーンを持つヒーローを誕生させ、それを繋いでみせようというのだからこれは相当な賭けだろうと思うのだけれども、それを見事に成功させたマーベル・スタジオは大したもの。
また「アベンジャーズ」実現前に、先手を打ってスタジオ買収を決めたディズニー社も先見の明があったと言えるだろう。

e0033570_20252899.jpgこの作品も上映時間は約2時間。
ということで30分ごとにヤマ場が来る、というハリウッドの法則?に忠実に組み立てられているので、ペース配分がしっかりしているから見てる方もどことなく安心感がある。

まずスティーヴが超人血清を打つまでが30分、キャプテンアメリカ誕生までが第1のパートだ。
そしてスティーヴが親友バッキーを助けに行くまでが60分。それまでは軍のマスコット、見世物扱いだったキャプテン・アメリカが真のヒーローとして覚醒するまでが第2のパート。
そしてドイツ軍の、というよりヒドラの計画を次々に潰してくキャップとハウリング・コマンドーだったが、作戦中にバッキーが行方不明となってしまうのが90分後。苦悩と葛藤の中で、スティーヴがより大きなものに目覚めて行くのが第3のパート。
そしてクライマックスを迎えレッドスカルとの因縁の戦いに決着がつく、というように非常に構成がわかりやすい。

「アベンジャーズ」への前フリが強すぎて単独作品としてはどうも…と思わないでもないし、逆にコズミックキューブが出てくるんだから「マイティ・ソー」と、超人血清やスーパーソルジャー計画に関しては「インクレディブル・ハルク」とのリンクを強めてくれた方が親切なんじゃ?と思ったりもするのだが、それでも真っ直ぐな性格のスティーヴには共感出来、十分に愉しめた。

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by odin2099 | 2018-02-01 20:28 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>第4弾、そして第三の男ソー、登場!

e0033570_20131687.jpg「アイアンマン」はハイテク武装した戦士、「インクレディブル・ハルク」はバイオテクノロジーが生み出した怪物、そして今度は北欧神話の雷神というワケで、同じ<ユニバース>の作品とはいえ一気に裾野が広がった感があります。
今はアベンジャーズって何の違和感もなく「チーム」だと認識してますけど、よくよく考えると異なる出自、異なるバックボーンを持つトンデモナイ連中ですよね。それを等しく扱ってしまう<ユニバース>って凄いものです。

北欧神話が元ネタですが、作品の雰囲気は北欧神話というよりは中世の騎士物語とか、そっちのテイストが濃いような気がします。監督がシェークスピア劇を得意とするケネス・ブラナーだってことも影響してるのかもしれません。

ただ、追放された王子なんて貴種流離譚そのままですし、兄弟間で王位を争うとか、一方が実は尊い血筋ではない出生の秘密を持つとかいうのも、神話・伝説では定番のシチュエーション。現代的にリニューアルされた神話、という線は揺るぎません。

その神話劇と現実、というかこれまでの<ユニバース>の橋渡しをするのがコールソン捜査官。
今回はお仕事とはいえ随分と酷いキャラクターに描かれてますし、ソーはジェーンに肩入れしてることもあってコールソンさんにはあまり良い印象を抱かなかったと思うのですが、最後には「同盟を結んでやっても良い」と気前のよい申し出をしてますし、「アベンジャーズ」のとあるシーンではかなりの衝撃を受けてましたが、これは基本的にソーが「いいヤツ」ってことなんでしょうかね。

「アベンジャーズ」への伏線が周到に張られはじめ、前作「アイアンマン2」あたりからちょっと独自色というか独立した映画という部分が薄れてきてますが、「次」へ期待を持たせるのもそう悪いことではないと思っています。

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by odin2099 | 2018-01-26 20:17 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の3作目にして「アイアンマン」の続編。
今のところ前の作品のラストから直接繋がっている<MCU>はこれだけ。
これから作られる「スパイダーマン」の2作目は「アベンジャーズ4」の直後から始まるという話だが、「アベンジャーズ4」がどう終わり「スパイダーマン2」がどう始まるのか、その答えがわかるのは来年の夏だ。

ただアバン部分こそ「アイアンマン」のラストシーンを引き摺っているが、タイトルクレジットが終わって本編が始まると、時間経過を置いて「6カ月後」となる。
その間にトニー・スターク自身も、彼を取り巻く環境も大きく変わり、あれ?トニーの親友ローディがすっかり別人に?!

e0033570_08223233.jpgすったもんだがあって前作のテレンス・ハワードは降板、この作品以降はドン・チードルが演じるようになったからだが、同じ黒人とはいえこの二人もまるでタイプが違う。
ブルース・バナーがエドワード・ノートンからマーク・ラファロに変わったほどの衝撃はないものの、マーベル・スタジオは代役を立てる際に元の役者に似ていることは考慮してないのかな、と思ってしまう。
これも、もしテレンス・ハワードが続投していたなら、トニーとローディの関係にももっと深みが出たんじゃないかなあと考えるとやっぱり勿体ない思いの方が強い。

今回一番の儲け役はハッピー・ホーガンじゃないかと思うけれど、色々な意味で注目なのはナタリー・ラッシュマンことナターシャ・ロマノフことブラック・ウィドウ(ややこしい)。
スカーレット・ヨハンソンもこの頃は可愛げがあるというか、初々しい感じがして良かったなあ。

「アベンジャーズ」で再登場して以降はその活躍ぶりがあまりに超人化しすぎてる気がするのだけれど(周りにいるのが超人ばっかだから仕方ないけど)、この作品における彼女は地に足がついたというか、あくまでも凄腕のエージェントの範囲に留まってる気がする。

また「アベンジャーズ」以降の彼女は比較的露出が抑えめになるのだけれども(スカーレット・ヨハンソンが妊娠していたりといった事情もあるのだろうけど)、この作品では車の中での着替えシーンでセクシーな下着姿をチラっと見せてくれたり、戦闘コスチュームの時も胸元を開けてくれたりとサービス精神旺盛。そして吹替の声も米倉涼子じゃなく佐古真弓だから、がさつじゃなく品の良さも感じられ出色だ。
以前から「企画はある」と伝えられる彼女の主演作品の実現に、最近一歩近づいたとの報道が流れたが、ヨハンソンが健在なうちになんとか添え物じゃない彼女が見たいもんである。

【ひとこと】
スターク・エキスポにいたアイアンマンのお面を被った少年、これが後のスパイダーマン、ピーター・パーカーだというのは、そのうち本当にオフィシャル設定になっちゃうのかな。
後付け設定でも、こういう解釈が出来るというのは面白いなとは思うんだけど。
似たような例では<DCFU>の「マン・オブ・スティール」に、密かに(?)アクアマンが出演してる、というのもあるけれど。

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by odin2099 | 2018-01-13 08:30 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

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