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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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TVシリーズ37話と同時進行と思われる、北海道は夕張ロケを敢行した劇場用新作第2弾。

ゴルゴムに占領された夕張市を取り戻すために抵抗を続ける地下組織のリーダー役として、夕張市長の中田鉄治(当時)がTVに続いて特別出演し堂々たる存在感を見せている。<劇場用仮面ライダー>お約束の「再生怪人部隊」も登場、レギュラーシリーズに先駆けての「もう一人の仮面ライダー」シャドームーンとブラックとの宿命の対決も描かれるなど、お祭りムードは満点。
劇場版ライダーとしてもかなり上出来の部類。
   ×  ×  ×  ×

ということで、これまた「しねま宝島」から転載。今見ると当時ほど熱気が感じられないものの、やはり面白い。
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なお、ノンクレジットだがシャドームーンの声を演じていたのは寺杣昌紀。
この作品以降、東映のヒーロー番組では一部で顔出し出演もあるが声の仕事が増え始め、今では洋画や外国テレビドラマでは主役級として欠かせない存在である。
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by odin2099 | 2006-05-24 06:17 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(2)
『小さき勇者たち/GAMERA』上映前の思わぬプレゼントでした。

TVの『メビウス』はチラホラ斜め見したくらいなので思い入れも何もないんですが、スクリーンにウルトラ兄弟が新規映像で映し出されると何とも言えない感動が襲ってきます(笑)。
特にハヤタが、モロボシ・ダンが、郷秀樹が、北斗星司が変身するカットは鳥肌モノ
正直言えば、イメージの問題があるので微妙ではあるんですが(苦笑)、それでもオリジナルに勝るものなし。
でも東光太郎やおおとりゲン、矢的猛らがいないのはちょっと寂しいですな。

上映作品が作品なだけに、他にも『仮面ライダーカブト』&『轟轟戦隊ボウケンジャー』の予告もありましたが、こちらはTVからの抜き焼きでの構成みたいですね。
まぁこちらもロクに見てないので、これといった思いはありません。
そういえば先日の『カブト』、『仮面ライダー/THE FIRST』で本郷猛を演じた黄川田将也がカメオ出演、ということでしたけれど、少しは主人公たちと絡むのかと思いきや単なる通行人A(爆)とはねぇ・・・。
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by odin2099 | 2006-05-21 23:26 | 映画雑記 | Trackback(1) | Comments(2)
従来のシリーズとは一線を画して作られた『仮面ライダーBLACK』は、結構好きな作品でした。
その劇場版の一本目で、放送開始から約半年経って、2台目のバイクであるロードセクターや、ゴルゴムの新幹部・剣聖ビルゲニアが登場するなど、シリーズが一つのターニング・ポイントを迎えている時期の製作・公開です。当然この劇場版にもそれらの要素を詰め込んでいますが、どちらかというと無理矢理組み込んだという感じが強いのは致し方ないですかね。お話もこれといって特筆するほどのこともありません。というか、久々に見たので今なら許せるという気持ちになりましたけれど、当時はボロクソ言ってましたね(苦笑)。

e0033570_237055.jpg見所としては、先ずカメレオン怪人の設定がユニークなことが挙げられます。従来の劇場用作品といえば、オリジナルの新怪人と再生された怪人軍団がタッグを組んでライダーを襲うというものがメインでしたが、このカメレオン怪人は途中で5体に分離してライダーを襲うというシチュエーションがあり、つまり新怪人でありながら怪人軍団(と呼ぶには些か少なすぎますが・・・)を兼ねているのです。これはありそうでなかったパターンです。

二つ目の見所は、原作者の石ノ森章太郎がゲスト出演していること。これまた何とも不可解なキャラクターなんですが、まぁ見てのお楽しみとしておきましょうか。

そして最後は歌。
『BLACK』はアクションシーンに挿入歌が流れるケースが多く、ノリの良い曲が沢山あるのですが、この映画ではラストシーンで主演の倉田てつをの歌が流れます。いや、元々主題歌を歌っているのですからそれはそれで良いのですが、なんとも歌謡曲チックな挿入歌を、浜辺を散歩しながら歌ってしまうのです・・・。
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by odin2099 | 2006-05-01 06:18 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_23495370.jpgなんとな~く見てしまいましたが、何度見ても面白くありません(苦笑)。
そのあたり、「しねま宝島」にウダウダ書いてしまいましたが、スケジュールの関係だとか幾つかの外的要因はあっても、つまるところはホン作りの段階に問題があったとしか思えません。キャラクター人気に頼りすぎた結果でしょうか、ホント、勿体無いことです。

そういえばこの時の<東映まんがまつり>は名作モノがなく、メイン扱いは『マジンガーZ対暗黒大将軍』でした。作品の勢い、出来栄えを比較するまでもなく、「仮面ライダー」と「マジンガー」の力関係が完全に入れ替わった瞬間です。e0033570_23251025.jpg
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by odin2099 | 2006-04-06 23:44 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_23534457.jpg『仮面ライダー』ブームのピーク時に公開された作品で、地方ロケを敢行し、復活再生された怪人軍団に加えて、劇場作品限定の新怪人の登場、さらに駆けつけた1号、2号との3人ライダー夢の共演とイベント性にも富んだ娯楽作品。また、こういった仕掛けモノに頼らない宮内洋や小林昭二の熱演も光る。結構回数見ているのだけれど、その都度楽しく見てしまう(詳細は「しねま宝島」を参照 <追記>下記に転載)。

それにしても、この時の<東映まんがまつり>の併映作品は『マジンガーZ対デビルマン』。この組み合わせ、当時の子どもたちにとっては正にキラー・コンテンツ!

  * * * * *

「しねま宝島」より転載
当初は併映の『マジンガーZ対デビルマン』を意識してか、『V3対ダブルライダー』というサブタイトルが付けられていた、’73年夏の<東映まんがまつり>の目玉作品。
TVシリーズ20話・21話と同時撮影で(ゲストの役者も同じ)、フェリーやホテルとのタイアップを盛り込みながら四国ロケを敢行し、映画オリジナルの新怪人や劇場映画恒例の復活した怪人軍団の登場、さらにTVに先駆けて1号・2号との共闘を描いた娯楽編で、案外盛り上がらない劇場版『仮面ライダー』シリーズにあっては上位の完成度。

TVと併行しての撮影だとスケジュール面から素面の役者さんの出番が減り、その分変身後のヒーローのシーンが増えることが多いが、この作品では素顔の風見志郎=宮内洋がしっかりと見せ場を作っているのは流石である。爆発シーンが多いのもこの作品の特徴で、しかもその規模が半端ではない。無人島ロケした前半のシークエンスでは、その影響で島の地形が変わってしまった、という伝説もあるくらいだ。

難を言えば、売り物であるダブルライダーの登場場面が少ないことくらいか。
勿論これは『仮面ライダーV3』の映画だからあくまでも主人公はV3なわけだが、せっかくの<まつり>なのだからもうちょっと活躍しても良かったように思う。しかもその登場シーンが実にあっさりしたものなのも惜しく、もうちょっと劇的効果を狙った演出をしても良かっただろう。

なおダブルライダーは衣裳のみで、藤岡弘と佐々木剛は声のみの出演。「ライダーダブルキック!」などの掛け声がバラバラなのは、アフレコが別々に行われたからだろうか。

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by odin2099 | 2006-03-30 22:43 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(3)
アニメーション・ブームに引き摺られるように沸き起こった懐かしヒーロー・ブームに乗っかって、ウルトラマンにやや遅れて仮面ライダーも復活! 題名もそのものズバリの『仮面ライダー』で、主役キャラクターは由緒正しい8人目、空も飛べるその名もスカイライダーである。
TVでの復活と同時に劇場への進出も考えられ、一時は単独上映も、という話もあったらしいが、結局は1980年春の<東映まんがまつり>の目玉に決定。もっともこの”新生”『仮面ライダー』は、関係者の期待するほどの活躍を見せてくれなかったため、この劇場版で早くも9人目のライダー、仮面ライダーV9を登場させてヒーローを切り替えることも検討されていた、というのも有名な話。
結局は、新型エネルギーを入手せんと、宇宙からの侵略者・銀河王と手を組んだネオ・ショッカーの野望を打ち砕くため、8人の仮面ライダーが集合して戦いを挑むというものに落ち着いた。

e0033570_15485989.jpgそんなこんなで予算が潤沢にあったのか、大規模なミニチュア・セットを組むなどこれまでの作品には見られなかったくらい特撮シーンが充実。ネオ・ショッカーの新怪人に大戦車、そして怪人2世部隊の登場! 銀河王と彼の配下の怪人(宇宙怪獣?)も絡む8人ライダーのアクション・シーン! さらに原作者・石ノ森章太郎(総監督を兼任)自身も特別出演!と画面を彩る要素も充実し、上映時間も、30分程度だったこれまでの劇場版とは違って45分近くの尺をもらって見応え充分!
・・・・・・のハズなんだけれど、肝心のお話がサッパリ面白くない
素顔を見せず、声優が持ち回りで台詞当ててるだけの歴代ライダーにかつての面影は皆無だし、中盤以降は芯となる役者がおらず、若手と子役だけになるので(石ノ森章太郎のお気に入りだった歌手の中村ブンだとか)そういった方面でも期待出来ないし。
怪人軍団の猛攻を掻い潜って愛車スカイターボを駆って基地へ乗り込もうとするスカイライダーを、歴代ライダーたちが助けるのだが、1号ライダーが二度も助けに入ったりするのは不自然すぎ。ただバイクに乗ってるだけのスカイライダーよりも、戦いながら追いかける1号の方が素早く動いてるのか?それならお前が基地へ行け!ってなものだ。
掛かったお金と面白さの度合いは反比例。テンポも悪く、ライダー・シリーズの劇場用作品としてはワースト1かも知れない。ファンの方、ゴメンナサイ。

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by odin2099 | 2006-03-10 21:35 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_2341644.jpg『仮面ライダー』第13話「トカゲロンと怪人大軍団」を、タイトルを差し替え、サブタイトルをカットし、アイキャッチも削除した上で画面の天地を切ってワイド画面仕様に作り変えた作品で、1971年夏の<東映まんがまつり>上映の一本です。他の上映作品(新作を含む)を差し置いて、映画館へ駆けつけた子どもたちの中では一番人気だったとか。

まぁ確かにイベント要素も満載だし、低視聴率に喘いでいただけに、映画館で初めて『仮面ライダー』を見たという子どもたちも少なくなかったんだと思います。そういう子どもたちにとっては、劇場用新作であれTV作品そのままであれ、面白ければOKということになるのはある意味当たり前ではありますが。
かくいう自分も、つい数ヶ月前に見ているのにまた見直してしまいました(苦笑)。
作品の詳細はサイト内の「しねま宝島」へ。

 × × × ×

以下、「しねま宝島」より転載

ショッカーは再生怪人軍団を使って原子力研究所を襲ったが、研究所を守るバーリヤの前に頓挫。そこでプロ・サッカー選手の野本健を怪人トカゲロンに改造して、バーリヤ破壊ボールを使って再度の襲撃を計画する。それを阻止せんと立ちはだかる仮面ライダーだったが、トカゲロンの必殺シュートの前に一敗地に塗れ、猛特訓の末に新必殺技”電光ライダーキック”を編み出してショッカーの野望を粉砕するのだった。

e0033570_2385853.jpg1971年夏の<東映まんがまつり>で上映された劇場版『仮面ライダー』の記念すべき一本目。
といっても新作ではなく、所謂<旧1号ライダー編>の最終話となるTVシリーズ第13話「トカゲロンと怪人大軍団」を劇場用にブローアップしたもの。
TV放映から一ヶ月足らずでの劇場公開だったが、タイトルを『ゴーゴー仮面ライダー』に改めたオープニングを新規に作り、サブタイトルと中CM前後のアイキャッチはカット。更にはフィルムの上下を切ってワイド・サイズに変更するなど、劇場用としてのお色直しも施されている。

復活した怪人軍団に立ち向かう仮面ライダーという物語構成は、以後の劇場用新作の基本パターンとなるなど娯楽的要素も満載。そのせいか、メイン・プログラムの『アリババと40匹の盗賊』や他の併映作品を差し置いて、当時の子供たちからの反響はナンバー・ワンだったようだ。

e0033570_2326946.jpg初期『仮面ライダー』は低視聴率に苦しめられ、しかも主役が撮影中の事故で出演続行が不可能という緊急事態だったが、ガラっとムードの変った<2号ライダー編>もスタートしたことで徐々に子供たちにも浸透し始めていた時期の公開だったことを考えると、これが後の空前のライダー・ブームを引き起こした切っ掛けの一つだったのかもしれない。

なお周知の通り、負傷によって降板を余儀なくされた藤岡弘は本作には出演していない。
そこでそれ以前に撮影されたフィルムから幾つかのシーンを抜き出し、さらに本郷猛の出番を変身後の仮面ライダーに振替えることで不在を補っている(セリフは全て納谷六朗の吹き替え)。
また、ゲスト・キャラクターのトカゲロンこと野本健に扮するのは、東映ヒーロー番組の悪役としては御馴染みの堀田真三である。

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by odin2099 | 2006-02-26 21:43 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
復路の箱根駅伝順位変動が目まぐるしく、最後まで楽しませてもらいました。優勝争いもそうですし、シード権争いもまた然り。
しかも往路優勝チームと復路優勝チーム、そして総合優勝チームがいずれも別の大学だというのも珍しいんじゃないでしょうか。
来年も楽しみです。

昨日はテレビで『仮面ライダー555』の映画を放送してましたけれども、今日見たのはそれより2年前、2001年の秋に公開された『アギト』の劇場版です。
e0033570_21534499.jpgといってもこれは、公開から一年近く経ってからリリースされた<ディレクターズカット版>の方でして、DVDを買ったのはいいものの、ずーっとほったらかしだったのを発掘してきました(苦笑)。
これがデビューだった賀集利樹も要潤も随分と出世しましたよねぇ。特に要クンは番組スタート当初とは見違えるくらい演技が上達しましたけれど、その切っ掛けがこの劇場版だったような気がします(えーと、ライダーは3人いるんですけれど、残る一人をあまり見かけません・・・)。ヒロインの秋山莉奈チャンも素敵な女性に成長しましたし。このシリーズを毎週毎週ワクワクしながら見ていたのが昨日のことのような気もしますけれど、それだけ確実に時間は流れているということです。

さてこの<ディレクターズカット版>、何が違うかというと先ず上映時間が全く違います。劇場公開版は70分だったのですが、こちらは88分、20分近くも長いのです。
それだけ違えばもはや別物。伏線や小ネタが随所に散りばめられ、キャラクターも掘り下げられ(或いは浮き彫りにされ)、物語もわかりやすくなっています。これから見ようかな、と思っている人には迷わずこちらをお勧めします。
こうなると元々の劇場公開版の構成自体に無理があったとしか言いようがないんですが、『百獣戦隊ガオレンジャー』劇場版との二本立てという制約がある以上、仕方がなかったんでしょうね(それ以前に、きちんと尺に収まるようなお話を作れ、というツッコミはナシということで)。

それでも残念ながら、”一見さんお断り”な映画であることには変りはありません。キャラクターやら、作品世界やらの説明は一切ありませんので、テレビを見ているか、それなりの予備知識がないと辛いでしょうね。映画見ているうちにわかるようになるか、というと、それも微妙・・・。
もっともシリーズとの矛盾点もかなりあって、当時はそれがかなり気になっていたんですが、結局終ってみればシリーズそのものの構成もかなり粗かったことが判明し(爆)、今となってはこれもありかな、という心境です。
劇場版の公開後にテレビスペシャルが作られ放送されましたが、そちらは映画の前日譚かつ入門編的な作りになっていますので、そちらを先にご覧になる方が良いかもしれません。
『仮面ライダーアギト』という作品世界にノレた人には、”熱い映画”だということは言えると思います。

映画ネタついでに脱線しますが、昨日はWOWOWで『トロイ』『キングアーサー』、そして『アレキサンダー』がまとめて放送されていました。ご覧になった方もいますか?
メインは初放送の『アレキサンダー』だったのだから致し方ないとは思うのですが、この放送の順番はちょっと違うんじゃないの?と気になっているんですよね。『トロイ』の次が『アレキサンダー』で、最後に『キングアーサー』が並ぶ方が時系列順ですし、スッキリします。なんせアレキサンダー大王は、尊敬する英雄が『トロイ』の主人公アキレスなんですから。
ただ『トロイ』と『アレキサンダー』だと映像的に似通った部分も無きにしも非ずなので、間に『キングアーサー』を挟んだ方が目先が変って飽きないという深謀遠慮(笑)もあったのかもしれませんが。
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by odin2099 | 2006-01-03 19:57 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
久々に見てみたくなってDVDを引っ張り出してきた。
スーパー1はシリーズ7作目、通算9人目の仮面ライダー。惑星開発用に生み出された改造人間という出自のほかに、”赤心少林拳”の使い手としての側面をも持ち、格闘技を前面に押し出したアクションが特色である。

e0033570_16413356.jpgこの1981年春の<東映まんがまつり>で上映された映画版では、世界征服を企むドグマがマタギの里・山彦村に伝わる古代中国の”空飛ぶ火の車”を強奪。それを阻止せんとするスーパー1との対決を描いているのだが、山彦村は赤心少林拳の流れを汲む”マタギ拳法”の使い手が暮らす村であり、対するドグマの新怪人たちも”地獄谷五人衆”と呼ばれる拳法使いの顔を持ち、それぞれの変身前のアクション・シーンにも力が注がれている。それはスピーディーなカット割り、テンポの良い編集と相俟って、今日の目で見てもなかなか魅せるものであり、単なるお子さま向け映画とバカにしたものではない。特にスーパー1=沖一也(演じているのは、元・自衛隊レインジャー部隊出身だという高杉俊价)の師・玄海(幸田宗丸、好演!)が、素手で怪人を倒してしまうのに至っては、爆笑一歩手前の素晴らしさ。
上映時間も45分程度の中篇であり、”空飛ぶ火の車”の都市破壊シーンだけでなく、お約束の再生怪人軍団の登場、歴代の8人ライダーの客演と画面上の見せ場も充実。本来8人ライダーの登場は予定されていなかったそうで、素顔での客演もなく(V3の声のみ宮内洋が担当している)取って付けた印象は拭えないのだが、TVシリーズでの客演が叶わなかったことを考えれば、これは素直に劇場へ足を運んだ子供たちへのサービスだと受け止めよう。<まんがまつり>で上映されたライダー映画の中では一、二を争う出来栄えだ。

個人的にはこの時の<まんがまつり>は、メイン・プログラムの『白鳥の湖』(DVD化希望!)をはじめ、『一休さん/春だ!やんちゃ姫』、それに『オタスケマン』と、いずれ劣らぬ秀作揃いだったと思っている。確か当時は映画館で粘って、全作品を都合3回くらいずつ見ているはずだ。

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by odin2099 | 2005-12-18 20:39 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_22584640.jpgバトルフィーバーJ』から始まる<スーパー戦隊>シリーズは全て同一時間軸上にあると仮定し、フィルム上で起こったことは全て事実であるという大前提で、漫画家の長谷川裕一が東映作品のスーパーヒーローを”SF考証”しようと試みた『すごい科学で守ります!/特撮SF解釈講座』。

続いて、<戦隊>シリーズのみならず、実は『仮面ライダー』に始まる石ノ森章太郎原作の作品までもが全て同一世界だと規定した、『もっとすごい科学で守ります!』。
 
そしてこのたび第3弾が登場し、これによって遂に<メタルヒーロー>シリーズとのリンクも明らかに・・・!

 秘密結社ゴルゴムの世紀王のコピーとして誕生した歴代仮面ライダーたちは、後に強化服(ゴレンジャー・スーツ)実験の被験者となってスーパー戦隊を誕生させた。
 当初は純地球産の技術にのみ頼っていた戦隊のメカニックに、デンジ星系技術がもたらされたことによって発展し、さらにそれを受け継いだバイオ星人の技術や、それとは全く異なる文化を持つフラッシュ星系技術の導入で飛躍的な発展を遂げた。
 バード星のコンバット・スーツの技術を、何とか地球の技術で再現したのがレスキュー・ポリスのスーツであり、そのバード星に本拠を持つ銀河連邦警察が、地球に本格的な拠点を定めたのがS.P.D(デカレンジャー)である云々。

勿論これらはオフィシャルな設定ではなく、ファンのお遊びのレベル。
「そんなバカな」と思う部分もあるし、所詮はこじ付けに過ぎないのだが、著者の作品に対する愛が感じられるからか、読んでいると不思議と納得してしまう説得力に満ち溢れている
「同人誌ならともかく、一般の書籍としてこんなものを出すなんて!」
と、目くじら立てるマニアもいるだろうから、オススメ!!とは言わないでおくが、ちょっとでも「面白そう♪」と思った人は是非どうぞ。
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by odin2099 | 2005-12-02 22:45 | | Trackback | Comments(0)

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