【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

タグ:宇宙戦艦ヤマト ( 278 ) タグの人気記事

第19話「ヤマトを継ぐもの、その名は銀河」、第20話「ガトランティス、呪われし子ら」、第21話「悪夢からの脱出!!」、第22話「宿命の対決!」の四話分を収録。

e0033570_21395541.jpg機関が停止し、乗組員を脱出させたヤマトは白色彗星の中へと消えてゆく。救出された島、真田ら乗組員の前に、ヤマトの同型艦・銀河が出現。その銀河はAIが指揮を執り、乗組員は最小限に抑えられていた。地球の行く末に暗澹たる気持ちになるヤマト乗組員たち。
一方のヤマトは惑星ゼムリアに漂着していた。その遺跡に遺された語り部により、古代や土方らはガトランティス発祥の秘密を知る。そしてあらゆる人造生命を止める「ゴレム」と呼ばれる装置の存在を知る。
火星圏にて勃発する地球・ガミラス連合軍とガトランティスとの大規模な艦隊戦。その最中、銀河とアンドロメダ改により遂にヤマトは白色彗星内からの脱出に成功した。

人類を移住させる「G計画」の恐怖もさることながら、ヤマトクルーたちにも暗く重いドラマが伸しかかる。
息子を救うためにヤマトを裏切ることになってしまった加藤の苦悩。
桂木透子を庇って怪我を負った森雪はそのショックで失われた記憶を取り戻すが、その代償にこの4年間の記憶――ヤマトでのイスカンダルへの旅、そして古代のこと――を全て失ってしまう。
そして桂木透子以外にもヤマト艦内にガトランティスのスパイがいる可能性が高まり、その疑惑の目は空間騎兵隊に向けられる。一体誰がガトランティスの”蘇生体”なのか、疑惑を晴らすことが出来ず苛立つ斉藤。だが皮肉にもガトランティスの攻撃ユニットは、斉藤への銃撃を止めるのだった。
一方再び相見えるデスラーとキーマン。その時ミルはキーマンに対し「悪魔の選択」を持ち出してきた――。

ガトランティスの蘇生体が誰かについては、第五章の段階で斉藤が怪しいと踏んでいた人がいたのには驚いたが(というより、そんな存在に思い至りもしなかったのだが)、こういう展開を迎えると素直に斉藤なのか、ミスリードを誘っているのではないか、という気がする。他の誰かなのか、それともあと何人かいるのか――?

その正体がモブキャラではドラマが盛り上がらないので、候補となるのはメイン格のキャラクターで、しかも意外性のある人物。途中で九死に一生を得る経験をしていたりガトランティス側(桂木透子を含む)と接触する機会があり、もう一つ付け加えるなら「さらば宇宙戦艦ヤマト」か「宇宙戦艦ヤマト2」で死んでいる、というのも条件になりそうだ。

メイン格といっても南部や太田、相原や「2202」では出番の少ない篠原や沢村というのも面白くない。となるとやはり斉藤(永倉も?)、加藤を筆頭に、山本玲やキーマン、土方艦長クラスが疑わしくなるが、最大のサプライズとなると、これはもう古代と雪しかいないのだが、さてどうなるか。
残る四話分で「さらば」とも「ヤマト2」とも違い、更に納得させてくれるだけの物語を見せてくれるのかどうか、期待せずに静かに待ちたい。

【ひとこと】
土方竜役の石塚運昇は19話が最後の出演。楠見尚己が後を引き継いだ。
「2199」→「2202」も含め、キャストの変更が目立つようになってきたのは残念だ。

<過去記事>




[PR]
by odin2099 | 2018-11-21 21:45 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
2カ月くらい前だったかにネットで見つけたコンサート。
演奏曲目が
 冬木透:交響詩「ウルトラセブン」より 第1楽章 "ウルトラセブン登場!"
 伊福部昭:SF交響ファンタジー第1番
 宮川泰:組曲「宇宙戦艦ヤマト」
 レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
 レスピーギ:交響詩「ローマの松」
ということでチェックしてました。
会場がすみだトリフォニーホールの大ホール、チケットが¥2,000というのも大きな魅力。
で、いそいそと錦糸町へ。

e0033570_18005171.jpg全席自由ということもあるのか、開場の30分ほど前に着いた時は既に数十人の列。係員のアナウンスによると、いつもより来客数が多い様子。さすが「ヤマト」だなあとか思っていたんですが、よく映画館やコンサート会場でお見かけする顔は見当たらず。年配の方が多いので、客層としてはいつもと変わらなそうです。アマチュアコンサートならではの楽団員の家族・友人ら関係者や親企業繋がり、取引先の方、地元のクラシック好きといったところがメインでしょうかね。指揮は曽我大介。

前半は「交響詩ウルトラセブン」、「SF交響ファンタジー第1番」、「組曲宇宙戦艦ヤマト」(「序曲」、「宇宙戦艦ヤマト」、「出撃」、「大いなる愛」の4曲からなる小組曲)を一気に演奏。
これらの楽曲ってテンポは様々に変化するし、金管は鳴りっぱなしだし、演奏の難易度はかなり高いと思うのですが、それらを難なくクリア。指揮者の緩急のつけ方には原曲と違った癖が所々見受けられましたが、アマチュア演奏家の集団でこの”音”は立派です。あっという間に終わり、もっともっと聴いていたいと思いました。

後半はレスピーギの<ローマ三部作>から「交響詩ローマの噴水」と「交響詩ローマの松」、コンサートの構成上こちらがメインのプログラムです。
こちらも素晴らしかったですね。素晴らしすぎて途中で一瞬記憶が…(あれ?)

アンコールはマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲」。
随分と地味だなあと思っていたら、2曲めはなんと!「宇宙戦艦ヤマト」! しかも指揮者が自らマイクを握り、歌う?!

――これは正直言ってズルです。反則です。生オケをバックに熱唱するのはアリですか?
思えば指揮者の曽我さん、1曲目だけセブンTシャツにセブンのお面(お祭りなんかで売ってるアレ)で演奏するというなかなかのお茶目さん。こっちも手拍子しながら一緒に歌いましたよ、もう…!




[PR]
by odin2099 | 2018-11-18 18:02 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_20580875.jpg「宇宙戦艦ヤマト2202」もいよいよ佳境の第六章。
まだ公開されて日が浅いので、あまり具体的に細かい点には触れないつもりだが……

自分が望まない方へ望まない方へと舵を取り続けるヤマト、ということをこれまで再三書いてきたような気がするが、それが決定的になってきたなというのが偽らざる感想。

再び試練を与えられる古代と雪、ストーリー上の時間稼ぎに過ぎない銀河の登場と藤堂艦長をはじめとするクルーたちのバックボーン、デウス・エクス・マキナと化した”古代アケーリアス文明”を絡めたガトランティス誕生秘話、オリジナル準拠というべきかフラグが立った徳川、加藤、斉藤の行動、そして二人のデスラーの葛藤、等々。

悪い意味でリメイクの範疇を越えて迷走を続けるヤマトは、如何に大団円という目的地に辿り着くのか。
いや、その目的地は果たして大団円と呼べるのか否か。
最終章となる「第七章 新星篇」は明年3月1日に公開とのこと。



[PR]
by odin2099 | 2018-11-05 21:11 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
先日「宇宙戦艦ヤマト/復活篇」を見直したので、今度は「復活篇<DC版>」を。
<劇場公開版>は<劇場公開版>で捨てがたいのだけれども、どちらがより好みかと問われればこの<DC版>に軍配を上げる。

まず音楽と効果音が差し替えになったこと。これで「ヤマト」ムードが著しくアップ。
効果音は”新生”「ヤマト」なのだから旧作と同じ音にこだわらなくても、と<劇場公開版>を見た時には思ったのだが、やはり耳に馴染みのある音が聞こえてくると断然”燃え”具合が違ってくる。
そして音楽。<劇場公開版>でのクラシック音楽の使い方も興味深いし、一定の効果を上げてはいるものの、宮川泰の、羽田健太郎の音色の刷り込み具合とは比べるべくもない。

e0033570_19505089.jpg物語の面では大きく二点。
一つ目は新乗組員たちの描写が増えたこと。
小林は単なる自信過剰で目立ちたがりの嫌な奴ではなく、彼なりの自尊心、並々ならぬヤマトへの想いを持っていること。上条は上条で、絶対に引けない信念(執念と言っても良いかも)を持ってヤマトに乗り込んでいること。美晴も年長者らしい視野の広さを持っていることなど、キャラクターを膨らませるシーンが多くなっている。

そしてもう一つはハッピーエンドではなくバッドエンドが採用されている点。
地球はブラックホールに飲み込まれ、真田、佐渡、アナライザーたちはその地球と運命を共にする。
SUS国の正体も目的も完全には明らかにされず、雪は行方不明のまま「第一部・完」。
<劇場公開版>ではSUS国を追い払い、ブラックホールの魔の手から地球を救って終わるので、雪の運命を別にすれば一応のハッピーエンドを迎えるので、続編への期待度、その必要性が下がってしまうのだ。
三部作の一作目ということを考えるならば、やはり<DC版>の終わりの方がより相応しいだろう。

ところで現行の「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」が完結した後に、この「復活篇」の続編だかリブートだかが準備されているとの噂がチラホラ聞こえてきている。
確かに宙ぶらりんなままは困るのだが、そうはいってももう公開から十年近く経っているので今更続編というのもどうなのかなという気もしないでもない。
いっそ「2202」以後の時間軸の物語として、この「復活篇」ベースの物語を再構築してみては?とも考えるのだが、さて如何なものだろう。

<過去記事>



[PR]
by odin2099 | 2018-10-29 19:55 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
第六章の公開も近づき、というか既に試写会や先行上映で見ている人もいるが、こちらは自然体で一般公開を待っている状態。その前に第五章をお浚い。

収録されているのは第15話から18話までの4話分で、主役はほぼアベルト・デスラー。
「2199」では訳の分からない行動をとり、単なる狂信的な独裁者かと思えたデスラーが、実は複雑な家庭環境の上に、彼なりに滅びゆく運命にある故郷ガミラスのことを本気で憂え、良かれと思って実行に移していたことがわかる、いわば「デスラー復権編」。
まあ良く辻褄合わせをしたな、というのが正直なところではあるが。

e0033570_11575915.jpgそして”謎の男”クラウス・キーマンの正体が、二重三重に明らかになる。
その本名はランハルト・デスラー。
キャラの初お披露目の頃から「デスラーに似てる」「同一人物?」「クローン?」などと騒がれていたけれど、結局はアベルト・デスラーの甥ということに落ち着いた。
ただ叔父の行動に同調するかに思えて実際は反対派?に与しているようでもあり、その本心はなかなか明らかにされない。

そして言葉は悪いものの、この二人のデスラーと地球人、それにガトランティス人を手玉に取り、翻弄しているようにも見えてしまうテレサは、反物質世界の人間で我々とは相容れない「さらば」のテレサとも、より人間らしく、ピュアな少女のようでもあった「ヤマト2」のテレサとも違う、神にも等しい高次元の存在とのことで、今後の物語への関与の度合いが全く読めない。旧作で言えば”宇宙の女神”という点ではクイーン・オブ・アクエリアスに近いだろうか。

一方、ヤマトとデスラーを他所に、ガトランティスと地球艦隊は一大決戦を迎え、双方物量戦に突入。
そこへ再び突きつけられる「悪魔の選択」。変なフラグが立ちまくりで、どうにも望まない方へ望まない方へと舵を取る今回の「ヤマト」。残り二章、果たして納得いく結末を見せてくれるだろうか。
――難しいだろうなあ……。

<過去記事>



[PR]
by odin2099 | 2018-10-27 12:02 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_22025062.jpg本当に久しぶりの新作「ヤマト」ということで、公開されてからしばらくは結構しつこく見直していたのだけれども、「宇宙戦艦ヤマト2199」が始まってからはコロッと宗旨替え。そのまんま「宇宙戦艦ヤマト2202」へなだれ込んでしまったので、この「復活篇」はちょっとご無沙汰です。

CGも駆使しての密度の濃い作画は時代の流れを感じますが、街並みもメカデザインもこれまでの「ヤマト」世界とは乖離が目立ちます。あれから17年も経っているのだから、というより徹底した松本零士色の排除という方が強いのでしょうか。

お話そのものは、これまでの「ヤマト」の流れに沿った感じで、地球滅亡までのタイムスケジュールや強大な未知の敵に対して、自己犠牲を持って立ち向かうヤマト、というのもこれまでのシリーズではお馴染みの展開です。
再建されたヤマトには何故か錨マークが…。「完結編」では取り除いたのに。
その代わり、今度は参戦章が消えました。なんなんでしょうね。

ところでこの作品の主題歌はTHE ALFEE
あちらでは続編がポシャリ、こちらも「第一部・完」のまんま…?
アルフィー好きだけど、なんか縁起が悪いなあと思っていたら案の定…(^^;

<過去記事>



[PR]
by odin2099 | 2018-10-23 22:08 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
スタッフは殆ど「宇宙戦艦ヤマト」から移行。
愛想を尽かして後半の「ヤマト」から離脱した筈の人や、この後で痛烈にプロデューサー批判をする人もしれっと参加している。
「ヤマト」は完結したんだから義理は果たしたんだし、嫌なら嫌だと断れば良さそうなもんだけどねえ。

出来上がった作品も「ヤマト」の影が色濃く残っている。
e0033570_19221966.jpg「ヤマト」との違いを強調すればするほど、逆に似ている部分がクローズアップされてくる。
プロデューサーはこの作品を皮切りに段階的に「ヤマト」復活を計画していたが、もし「オーディーン」ではなく最初から「ヤマト」を作っていたら違った結果が得られただろうか。それとも惨敗しただろうか。

宮川・羽田両氏による音楽は、そのまま「復活篇」に流用しても問題ないくらい「ヤマト」っぽいメロディ。艦首から発射される決め手の武器は、どう見ても波動砲。
序盤から乗組員に犠牲者が続出するが、ヤマト以上に少ない人数で動かしてるんだよなあ。
操艦だけでなくブリッジでの戦闘指揮に戦闘機での出撃、更にワッチに武器の改造、と古代以上に酷使されてる筑波あきらくん。

人間の先祖はオーディーンという神だった? 北欧神話ってそんなお話だったっけ。
オーディーン星の女王の名はサラ。だからってサラ・シアンベイカーがその子孫?
随分と短絡的ですね。
しかもオーディーン人のシチュエーション、まんま暗黒星団帝国やんけ。

しかーし!
それでも大好き「オーディーン/光子帆船スターライト」。
どこかに続編の構想メモとか残ってないですかねえ。
あきらやマモル、サラたちの冒険がその後どうなったのか気になるし、何ならリメイクしてくれてもいいんですが。
「宇宙戦艦ヤマト」のリメイクが成功したんだから、次は「オーディーン」と「宇宙空母ブルーノア」を是非!

(ダメだろうなあ…)

<過去記事>



[PR]
by odin2099 | 2018-10-17 19:34 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
遂に「宇宙戦艦ヤマト」も完結編。
いや、直後からプロデューサーは新作の構想語ってたから、これで「最後」だと思ってた人は少数派だったろうけど、諸事情により”本当に”「最後」になってしまう可能性はあったわけで…
リメイクではあるものの、今でも新作が作られてる現状は正直想像できない期間は長かった。

e0033570_21253941.jpg今回のヤマトは本編始まると既に航海中。発進シーンなしなのは「宇宙戦艦ヤマト2」以来か?
またこの時に雪はヤマトに乗り込んでいない。古代なのか長官なのか、どうやって説得したのか知らないが、よく大人しくお留守番を承知したな。
でもストレスが溜まっていたのかもしれない。古代が死んだ?と思った時に衝動的に自殺を図る…?! 雪ってそんなに弱い女性だったっけ? 沖田艦長も「古代がいなければ、雪だけが生き残っても彼女は幸せになれない」なんて言ってるけどねえ。

そのヤマトの航海の目的はガルマンガミラスへの様子窺い。壊滅的打撃を被ったことが語られるのみで、デスラーの生死は不明。ボラー連邦についても言及されるが、ここはベムラーゼ首相が死んだだけで、連邦国家自体はそのままだったんだね。ヤマトと敵対して殲滅されなかったのはボラーだけ?しかしその後の運命は杳として知れず…。

ガルマンガミラス本星から無差別ワープで辿り着いたディンギルの母星。結構近いところにあったってことだよね(無差別で長距離の大ワープを敢行してたとしたら、古代艦長・島副長の指揮判断能力を疑うぞ)。よくガルマンとボラーの政争に巻き込まれなかったこと。じっと身を潜めていたのかしらん。

「やまとニハいのちガアルノカ…」というアナライザーの台詞で簡単に片づけられているけれど、ご都合主義の最たるもの、ヤマトは自動操縦で地球へ帰還。そんなのあり?
その時点でアクエリアスの地球接近までそんなに日数ないんだけど、早期に復帰するヤマト乗組員たち。一時は死亡?とまで思われた古代も無事に復活(この技術が沖田艦長復活の鍵だったんだろうな、とは思うものの触れられず。勿体ない)。「新たなる旅立ち」の時よりみんな退院早いじゃん。医学の進歩は目覚ましいのお。それにスペースコロニーに避難?いつの間にどこに作ったんだ?

今回のヤマトには「ヤマトよ永遠に」以来の艦首と船腹の錨マークがない。確かプロデューサーは「パート1に直結させるため」「パート1にはなかったから」削ったと宣ていたが、「宇宙戦艦ヤマトIII」までのドラマを無視できない設定なのに何を言う。
またそれなら何故砲塔に付けた参戦章は削らなかったのか?という疑問が出てくる。あれは対ガミラス戦、対白色彗星戦、そして対自動惑星ゴルバ戦への参戦ということで3本引かれているのだけど、もう1~2本増えてなきゃおかしいなあ。

ディンギルの少年はどうやってヤマトに密航したのか。病院から佐渡先生にくっついちゃってきたのか、それとも地球帰還後に忘れ去られ、ずっと艦内に取り残されていた?
クイーン・オブ・アクエリアスが、「この星にディンギル星人はいない」といった傍から接近する敵艦隊とか、負傷の島に代わって真田に操艦させようとする沖田艦長。そのための太田だろうに…とかツッコミどころはまだまだありますが、良いところも勿論沢山あるから、敢えて色々言いたくなる、ということで。

クライマックスが殆ど音楽と絵だけというSFアクションアニメは、今後「ヤマト」以外では出てこないかもなあ。

【ひとりごと】
爆雷波動砲ってなーんだ?

<過去記事>



[PR]
by odin2099 | 2018-10-16 21:34 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
昨日は半年も前に取ったチケットで2年ぶりのミューザ川崎へ行ってきました。
ちょっと遠いのが玉に瑕ですが、お気に入りのホールです。
今回の出演は指揮:大友直人、ヴァイオリン:大谷康子、ピアノ:横山幸雄、ヴォカリーズ:小林沙羅、そして管弦楽は東京交響楽団(コンサートマスター:グレブ・ニキティン)。
東京交響楽団のコンサートそのものを聴くのは3年ぶりかな。

e0033570_20315154.jpgコンサート1曲目は東京交響楽団の委嘱作品である「萩森英明:おとづれわたる秋風を」、今回が初演とのこと。8分ほどの小品ですが、印象に残るメロディはないものの耳に心地好い作品でした。
演奏後、客席から作曲者本人が登壇し、客席からの拍手に応えていました。

続いては「モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調 K.551『ジュピター』」
普通ならコンサートのメインディッシュになり得る大曲ですが、今回のコンサートでは前半に組み込まれるという贅沢さ。あまりの音色の美しさに忍び寄る睡魔…。

20分の休憩をはさみ、後半は今コンサートのメインプログラム、「羽田健太郎(テーマモチーフ:宮川泰):交響曲『宇宙戦艦ヤマト』」

いや~、第1楽章から素晴らしい演奏でした。メインテーマと対を成す「イスカンダル」の主題も染み渡ってきます。第3楽章、第4楽章の前にはチューニングを繰り返すなど、指揮者のこだわりも凄いものがありました。
第3楽章はヴォカリーズで「無限に広がる大宇宙」が流れると思わず涙が…。
そして第4楽章のヴァイオリンとピアノの掛け合いも鳥肌モノ。

演奏前の大友さんの解説によれば、第4楽章のピアノソロ部分は作曲者である羽田健太郎自身が演奏することを想定しているため、細かい部分はスコアに記されていないのだとか。
そこで初演のライヴ録音から、今回のコンサート1曲目の作曲家である萩森英明が耳コピで譜面に落とし、それを更にピアニスト横山幸雄が渾身の演奏で応える、という素晴らしいもので、ある意味で初演を凌駕していると言っても良いかも知れません。

またプログラムに書かれている解説によれば、第4楽章のエンディングが西崎プロデューサーの強い希望により変更が加えられているんだそうですが、今回は羽田健太郎のスコア通り、オリジナルエンディングで演奏するとのこと。なるほど、最後のダメ押し部分がオリジナルにはなかったんですね。
僅かと言えば僅かな違いではありますが、これがあるとないとでは曲の印象が変わってきます。

実のところ、今回の席は若干外れでした。
このホールで演奏聴く回数はもう二桁に乗っているのですが、今までは比較的後方の中央寄りの席ばかりでした。
ところが今回はステージ間近の端、ということで音のバランスがかなり悪かったのです。パーカッションが籠り気味だったり、木管・金管が多少ずれて聞こえてきたり…。
素人でもわかる「どこで聴いても良い音がするホール」というイメージがあったので、非常に残念で口惜しい気持ちで一杯だったのですが、そんな不満を吹っ飛ばしてくれるほどの感動体験を、この「交響曲ヤマト」は与えてくれました。

演奏終了後も鳴りやまない拍手、今回は「ヤマト」ということで普段あまりクラシックのコンサートには縁がないという人も少なくなかったと思うのですが、今回の演奏の素晴らしさはどうやら多くの人と共有出来た気がします。願わくば今回の演奏のCD化と再演を期待したいところです。
また、2009年の東京交響楽団の演奏(東京川崎の2公演)も聴いているのですが、ピアノとソプラノはその後に「宇宙戦艦ヤマト/復活篇」のサントラ扱いで発売された「交響曲ヤマト2009」と同じ顔触れでした。「宇宙戦艦」という冠を排し、純然たる羽田健太郎作曲の交響曲として多くのコンサートで、様々なオーケストラでの演奏が実現することも願ってやみません。

【ひとりごと】
当日会場では何人か知人の顔は見かけましたが、どなたにもご挨拶は出来ませんでした。
Twitterなどを拝見すると面識のある・なしに関わらず、多くのフォロワーさんが足を運ばれていた由。観客の中に「宇宙戦艦ヤマト」のファンが占める割合はどのくらいだったのでしょう?
ちなみに自分の席の周りには面識のある人はいなかったのですが、皆さんの会話の端々に知人の名前が飛び交っていたのは変な感じでしたね(苦笑)。

【ひとこと】
今回アンコールはありませんでしたが、次回の演奏で可能であればアンコールで「宇宙戦艦ヤマト」を演奏して欲しいですね。
第1楽章でこのメロディは流れますけど前半部分だけなので、聴いていてどうしてもフラストレーションが溜まるんです。丸々1コーラス、出来ればフルコーラス聴きたいなあ。



[PR]
by odin2099 | 2018-08-26 20:41 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
8月2日は「ヤマトよ永遠に」の公開日。
前日から映画館に徹夜で並んで見たのは、後にも先にもこの作品だけ。
前日の3時か4時頃だったか、新宿の映画館に友人たちと一緒に様子を見に行ったら、その時点でかなりの列が出来ていたので友人たちは即座に並び、自分はいったん帰宅。
「ゴールデン洋画劇場」で放送された「宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち」の再放送を見てから、深夜に改めて出撃。
館内で一夜を明かし(持参したラジカセで「西崎義展のオールナイトニッポン」を聴きながら)、そして早朝からの観賞と相成った。
5時だったか6時だったか、まだ外は暗かった記憶があるが…。

シリーズで初めての「原作」クレジットは松本零士と西崎義展の連名
といっても序列をハッキリさせないためか、併記になっていたのは気になったし、最後にデカデカと「製作・総指揮」が一枚でデン!と出た時はガッカリしたものだけれども、まあそういうものなんだろうな、と自分を納得させたのを覚えている。

e0033570_22065155.jpg映画そのものは「さらば宇宙戦艦ヤマト」ほどじゃなかったけれど、事前に仕入れていた情報(ノベライズや6月に放送された「オールナイトニッポン」4時間生ドラマ版)との差異に違和感を感じつつ、ハラハラドキドキワクワクしながら鑑賞終了。
ワープディメンションは、見ていて何が起ったのかわからなかった(散々宣伝していた筈だが、「ワープディメンション」なる単語には全く反応していなかったので)。

毎度書いてるように、この作品にはツッコミどころが満載。
首都が完全制圧されてる状況下で、郊外とはとてもいえない英雄の丘にメインクルーたちが集まれるのかとか、大統領緊急避難用の高速艇を勝手に使っていいのか(それに既に破壊されてるか、敵方に抑えられてる可能性に考えが及ばないのか)とか、デザリウム星の偵察行の人選に問題あり(万が一を考えたら古代と南部が一緒に艦を離れるのは問題あり)とか、考える人のレプリカの不自然さや指紋のあるなしが偽地球の判断理由になるのかとか…。

そんな中でも一番の問題は時間と距離だろう。
地球を出発したヤマトは、デザリウム星まで何日かけて到達したのか。
劇中描写から判断すると、数日からせいぜい数週間しかなさそう。途中で数々の戦闘・妨害があったとはいえ、29万6千光年の行程に一年近くを費やしたヤマトが、大改造の末に連続ワープが可能になったとはいえ、40万光年先へ辿り着くのには数カ月でも早すぎる!

そして40万光年離れていても、即時通話が可能な最新技術。
途中でリレー衛星でも放出し続けたのだろうか。まあこのあたりを否定してしまうと、そもそもこの物語が成立しなくなるのであるが。
暗黒星団帝国がわざわざ母星を地球ソックリに偽装し、未来の地球を名乗る必然性も感じられないし(何故デザリウム星に招く?)、シリーズで一番の穴ぼこだらけのプロットだろう。

それでもエンターテインメントとしての「宇宙戦艦ヤマト」としては、ある意味でこの作品がシリーズの頂点。
全てのマイナスをプラスに転じるだけのパワーが、アニメブームの絶頂期に作られたこの作品にはあるのだ、と信じたい。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3073385/
https://odin2099.exblog.jp/17552800/




[PR]
by odin2099 | 2018-08-02 06:22 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
ブログトップ