【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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ヨタヨタしながらも4強入りを果たしたWBCに続いて、今日からは選抜高校野球が開幕。
球春到来ですな。
それにしても「ワールド」と言いつつ、なんか韓国とキューバとしか試合してない気がするWBCはどうなのよ?
次回からは、一回戦は総当りにしたらどうかね。もっと違った対戦カードが見たいんだが。

さてさて、先に「掲示板」の方にも書いたんですが、18日から始まった「東京国際アニメフェア2009」の会場内の東北新社のブースでは、大々的に新作『宇宙戦艦ヤマト』の製作が告知されとるようです。

気になるお話は、というと・・・
西暦2220年。移動性ブラックホールの膨張で地球に危機が迫り、3億人の人類移民作戦が展開されるが、突如、移送船団が正体不明の敵により攻撃を受ける。
人類の存亡をかけ再びヤマトが出撃する。
果たして地球は人類は救えるのか・・・。
移動性ブラックホールとは?
38歳になったあの古代進が新型宇宙戦艦ヤマトの艦長をつとめる。
また、妻の雪との間に生まれた娘、美雪など新たな登場人物も見逃せない。
この内容は、間違いなく『新宇宙戦艦ヤマト/復活篇』ですね。
しかも以前リリースされていた例の『胎動篇』で紹介されていたストーリーと殆ど変わらないというのも凄い話で、15年以上も前から眠っていた会心のものなんでしょうなぁ。
それに漏れ伝わる情報(?)によれば、意外にも(失礼!)製作は進んでるみたいです。今度こそ期待してもいいのかな。

でもねぇ、「2009年 ヤマト発進」と言ってますが、具体的にいつなのよ?
夏?秋?冬?
それに劇場公開と言ったって、公開規模も不明。
きっと『エヴァンゲリオン』や『Zガンダム』よりも小さいんだろうなぁ・・・。

が、公開されれば観に行くぞ!

ちなみにこのストーリー、原案は某都知事(苦笑)。
この後で確か西崎Pとは関係が悪化した(?)とかいう話なので、そのあたりの扱いはどうなることやら・・・。
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by odin2099 | 2009-03-21 09:57 | アニメ | Trackback | Comments(2)
e0033570_21383856.jpg『宇宙戦艦ヤマト/完結編』公開以来、何度となく持ち上がってはその度に頓挫していた”復活”が遂に実現した記念すべき作品。従来のテレビ・シリーズやテレビ・スペシャル、劇場用映画ではなく、オリジナル・ビデオ・アニメ(OVA)という新たなジャンルでの登場である。

舞台は『完結編』から凡そ300年後の世界。この時代、既に人類は地球から巣立ち、近隣の銀河世界にまでその手を伸ばしていた。
そんな中で繰り広げられる、地球を中心にした<地球連邦>と、地球を追われた一団が築き上げた<セイレーン連邦>との一大抗争、平たく言えば「地球人同士」の戦いを描こうとしている。
これまでの作品では地球と、その地球を侵略しようとする外敵との戦い、防衛戦が柱になっているのに比べると新機軸と言えよう。

さてこの作品、タイトルに「VOL.0」とあるように本編ではない。
既に『ヤマト わが心の不滅の艦/宇宙戦艦ヤマト~胎動篇~』でも作品紹介はなされているが、言ってみればこれも予告編の第二弾。製作過程を追ったメイキング・ビデオである。
改めて宣伝の必要を感じたのか、それとも製作が遅れたからの代用品なのかはわからないが、TVで特番として放送するか、或いはビデオ店の店頭で流したり、無料でレンタルさせるのであれば兎も角、わざわざ商品として販売するだけの価値があるのかは疑問が残る一本だ。

ただメイキングとは言っても、作画スタッフやアフレコ現場などの紹介はなく、ニューヨークで行われた音楽のレコーディング風景が中心になっているのが西崎義展プロデューサーらしいところである。
作曲家のデビッド・マシューズ自ら指揮棒を握って録音しているところへ、音楽監督の羽田健太郎を伴いダメ出しをする西崎プロデューサーの姿には、作品に賭ける情熱が窺えて面白い。
他にも出演者である少年隊の錦織一清や麻上洋子、それに主題歌を歌っているTOKIOへのインタビューもあるので、ジャニーズ・ファンならばチェックしておいても良いのかも知れないが。
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by odin2099 | 2008-11-04 21:55 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
1994年の春先に発売されたビデオ作品で、これまでの「宇宙戦艦ヤマト」というシリーズを振り返りつつ、当時製作中だった2本の新作、新しいヤマトの旅立ちを紹介しようという意図で作られたものです。
正直、TVの特番だとか、無料のプロモーション・ビデオというのならば納得なのですが、ただの”長いCM”を商品として売るという姿勢には疑問がないでもありません。
しかし今となっては、こういった形で残っていることで往時に想いを馳せ、実現しなかった夢を再び追いかけるという楽しみも与えてくれます。

e0033570_23465740.jpgさて、このビデオで云うところの2本の新作というのは、1本はOVAとして企画された『新 宇宙戦艦ヤマト』です。
従来のシリーズから約300年後の世界を舞台に、若者たちが新たなヤマトを建造して冒険の旅に出るというストーリーで、この年の秋に『YAMATO2520』とタイトルを改めた後に正式にスタートしました(その後、ご存知のように中断したままで、続巻の発売は絶望的です)。

そしてもう1本が、劇場用作品として企画された『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』
これは『完結編』から19年後、再びあのヤマトが復活するというもので、なんと原案はあの石原慎太郎・現東京都知事です。
こちらは10年以上経った今でも実現しておらず、数年前にも企画が立ち上がりましたが頓挫し、最近ようやく始動したという話です。今度こそ実現するでしょうか。

どちらの作品も製作の過程を紹介し、設定画やイメージボード、それにテストフィルムを見せるなど弥が上にも期待を盛り上げてくれていますが、その後の経緯を知っているだけに、今見ると虚しく感じられてしまいますね。
この時に両作品とも無事に完成(完結)していたならば、と悔やまれてなりません。

またこのビデオには,旧作品の名場面や新作のプロモーション映像だけでなく、かつての「ヤマト」に携わったスタッフや新しい「ヤマト」に関わっている人たち(勿論両方に参加している人も)が、何人かインタビューを受けて出演しています。
西崎義展プロデューサーを筆頭に、豊田有恒、松本零士、舛田利雄、山本暎一、藤川桂介、白土武、宮川泰、羽田健太郎、徳永二男、阿久悠、シド・ミード、前田真宏、平野靖士、高山秀樹、北爪宏幸、小林誠、大倉雅彦、庵野秀明、結城信輝、石原慎太郎等々・・・。

この中には数年後、製作会社が倒産し、西崎プロデューサーが破産し、その後に銃刀法違反や覚せい剤所持で逮捕された後に声高に批判をしたり、権利関係で訴訟を起こした人もいるのですが、何故この時点ではこういった作品への出演を許諾したのでしょうね。
このビデオ、客観的に「ヤマト」を捉えているわけではなく、あくまでも製作側からのプロモーション作品なのですから、無理して出演する義理はなかったのではないかと思うのですが・・・。

このビデオが発売された当時は、新作映像が見られるのは嬉しいものの、一本の作品としては価値を見出せなかったのですが、逆に今となってはお宝映像の数々が詰まっていると言えるかも知れません。
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by odin2099 | 2008-09-29 23:48 | ビデオ | Trackback(1) | Comments(10)
『宇宙戦艦ヤマト/完結編』直後から、西崎義展プロデューサーは再三「ヤマト」の復活を試み、最初に立ち上げた企画が『キング・オブ・デスラー』。「ヤマト」の人気キャラ、ガミラス星のデスラー総統を主人公にした作品で、これは翌84年夏に公開と発表するも頓挫。

続いて84年夏になって新作『光子帆船スターライト』なる企画を発表、合せて「アニメ3年計画」というものを打ち出し、第1弾が『キング・オブ・デスラー』、第2弾が半村良を原作に頂いた『妖星伝』、そして第3弾が『ヤマト誕生編』?!

これは後に「アニメ復活三カ年計画」もしくは「ヤマト復活三カ年計画」と名前を変え、第1弾が『光子帆船スターライト』、第2弾が『デスラーズ・ウォーI/戦艦スターシャ』、第3弾が『宇宙戦艦ヤマト/誕生編』(或いは『宇宙戦艦ヤマト/復活編』)と改められた。
『デスラーズ・ウォー』は「1」とあるように、何部作かの予定だったようだ。

この内、実現したのは『光子帆船スターライト』のみ。
e0033570_2040957.jpg題名は『オーディーン/未知への冒険2099』と変更されたが、公開直前に『オーディーン/光子帆船スターライト』へと再変更。それがこの作品なのである。
「夢よもう一度」とのプロデューサーの想いを乗せた、事実上の「ヤマト」リメイク作品だ。

ところが公開前にプロデューサーが強調していたのは、如何に「ヤマト」とは違うのか、という点。
曰く、『ヤマト』は200年未来の物語だが『オーディーン』は100年先である。
曰く、『ヤマト』は軍艦だが『オーディーン』のスターライト号は商船で非武装である。
曰く、『ヤマト』ではワープを使ったが『オーディーン』では重力遮断航法を採用する。
曰く、『ヤマト』はジャズを基調としたシンフォニーだが『オーディーン』はハードロックである、等々。
しかし違いを強調すればするほど、逆にその類似性が浮き彫りになるという結果となってしまった。

100年先、200年先という時代の差は映像では感じ取れず、太陽系外にも進出し始めている「ヤマト」世界に対し、こちらの世界では木星までしか人類の手は伸びていないという設定だが、ワープ航法に変わる重力遮断航法を使えば外宇宙へ飛び立てるというのであれば、結局は同じことである。
戦艦ではないスターライト号だが、途中で武装強化し、特に艦首に電子スクレーパー砲を装備するにいたっては、絵的には波動砲と何ら変わるところはない。
主題歌にラウドネスを起用したのは目新しく、天野正道らが組んでいた音楽ユニットTPOを参加させたのも新しい試みと言えなくもないが、音楽そのものを担当しているのはお馴染みの宮川泰と羽田健太郎のコンビ。これは正しく「ヤマト」の延長線上にあるものである。ついでながら、SE(効果音)も「ヤマト」から大量に流用されているので、「音」の面からすれば差異は殆どないと断言しても良い(キャストも「ヤマト」縁の人物が何人かキャスティングされている)。

メインスタッフも「ヤマト」シリーズを長く手掛けてきた人が多く、先に紹介した『宇宙空母ブルーノア』でもそうなのだが、「ヤマト」と違う違うと言うのであれば、もっと表面的な、素人でもわかる部分を変えるのが手っ取り早いと思うのだが、そうはしなかったということは前述した通り「夢よもう一度」の想いが強かったとしか言いようがない。

元々はTVシリーズ企画を転用したものだとはいえ、ストーリーは旅の途中で終ってしまうし、相変わらず船長(艦長)は途中で戦死するし、製作が間に合わなかったのか、公開途中でフィルムに手が加えられていたようだし、作品の出来も決して褒められたものではなかった。
興行的にも惨敗だったようで、肝心の「ヤマト」復活まで持っていくことは出来なかったのである。
これならば小細工せず、最初から「ヤマト」復活を前面に押し出して行った方が良かったのではないかと思うのだが、意地というか、欲というか、何か色気があったのかも知れない。
もっとも「ヤマト」を意識せず(知らず)に観ている分には、それなりに評価すべきポイントはあるかと思う。
作画のクオリティの高さ、構図やレイアウト、それらを含めた演出面、それにストーリー展開に余裕を持たせた脚本(「ヤマト」の場合は常に詰め込みすぎで、それを途中で刈り込んでいくため説明不足なシチュエーションや、説明過剰な台詞が散見される)は、「ヤマト」にはない魅力だ。

ところで「ヤマト」の製作体制やプロデューサーに関しては批判的な意見も多く、途中で作品を去ったスタッフも少なくない。また近年は表立って批判的意見を述べている人もいるのだが、何故かそれらのスタッフの何人かはそのまま『オーディーン』に参加、もしくは復帰しているのは謎である。
また最終的にクレジットからは削られているものの、初期段階では「松本零士」の名前もあり、これら人間模様の裏側も興味深いものがある。
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by odin2099 | 2008-09-20 20:43 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(8)
西暦2052年、人工惑星ゴドムの突然の侵略により、地球は壊滅的状態に陥ってしまう。しかし秘かに開発されていた戦略空母ブルーノアのみその難を逃れ、ゴドムに対して反撃の烽火を上げた。
反重力エンジンを装備することで、宇宙航行も可能になるブルーノア。その為にエンジンを建造中のバミューダ海域にある研究施設を目指すのだが、その行く手にはゴドムの攻撃部隊が待ち受けていた・・・!

あの西崎プロデューサーが手掛けたポスト『ヤマト』の一番手。
e0033570_21413514.jpgもっとも本人は否定していましたけれどね。『ヤマト』でおなじみになっていた「企画」「原案」「製作」「総指揮」の4枚看板のうち、今回は「総指揮」のクレジットがありませんが、それも「プロデューサーという肩書きは、自分のハンドメイド作品以外には使うべきではない」とのこと。
自らのポジションについては「原作者」と位置付けていましたが、逆に言えばそれほど真剣に取り組んではいないってことですか???

とはいうものの、第1話は2時間枠のテレ・フューチャーとして製作(今回観直したのはコレ。地方局や再放送の際には4話に分割して放送したそうな)。
「30分で全ての設定を説明しようとしたこれまでのやり方に無理があった」というのは至極ご尤もで、アメリカのTVドラマには良くある手法ですが、日本の、しかもアニメとしては異例中の異例。かなりの意気込みが感じられます。
それに放送開始前には「この作品がアニメーションへの最後の賭けで、これに失敗したら二度とアニメは手掛けない」などという力強いコメントも残していましたっけ。やっぱり本気だったのでしょうね。

でも「戦艦」じゃなくて「空母」とはいえ、艦首には最終の決め手となる大型兵器(反陽子砲)を装備してるなんざ、『ヤマト』を念頭においてるとしか思えません。
ゴドム人の設定は初期ガミラス人風ですし、地球上の諸都市の風景やブルーノア艦内のデザインも、どことなくヤマトっぽく見えてしまいます。

時期的には『宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち』と『ヤマトよ永遠に』の間に作られた作品ですが、スタッフも『ヤマト』と共通。比較して欲しくないのならば、もっと思い切って入れ替えても良かったんじゃないでしょうかね。
音楽も平尾昌晃、船山基紀、そして宮川泰の3人がクレジットされる豪華版ですが、これも『ヤマト』色を払拭するつもりならば宮川センセ抜きにすべきでしょう。まぁ結果的には素晴らしい楽曲が生まれてはいるのですが。

それに「”宇宙”空母」なのに「”海洋”ロマン」?というのも不思議な話。
まぁこれは乱暴な言い方をすれば、自身の代表作『海のトリトン』+『宇宙戦艦ヤマト』と考えれば不思議でもなんでもないのかも知れません。
キャラクター・デザイナーも『トリトン』と同じ人だったし。
また日下真をはじめとする主人公たちも、ブルーノアの正規の乗組員ではなく、搭載されている小型潜水艦シイラの搭乗員。何となく主役メカの存在感も薄いんですよね。
ともあれ結局は『ヤマト』の二番煎じとしか受け止められず、今となっては知る人ぞ知る、という作品になってしまっています。

ただ、ここまでボロクソ言ってる割には好きな、というか放っとけない作品でして、自分が弁護しなきゃ一体誰が弁護するんだ?!てな熱い思いがこみ上げてきます(笑)。
まだまだ言いたいこと、書きたいこともありますので、これを機会に全話観直してみようかなぁ。

・・・やっぱりやめておこうかな。想い出は想い出として、美しいままにしておいた方が良いのかも(苦笑)。
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by odin2099 | 2008-08-04 21:44 | テレビ | Trackback | Comments(6)
西崎義展プロデューサーが、昨日付けで練馬区内に「ヤマト・スタジオ」を開き、『宇宙戦艦ヤマト/復活編』の製作を発表しました。
スタジオ開きには舛田利雄、湖川友謙らスタッフ約40人も出席、自身最後の作品として、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』越えを宣言したとのことです。

件の著作権を巡る法廷闘争も全てクリアになり、今度こそ製作スタート!
・・・ということのようですが、大丈夫かなぁ???
「ヤマト」ファンとしては、静かに見守りたいと思います。

製作はエナジオ、公開は来年を予定しているようです。
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by odin2099 | 2008-08-01 06:32 | アニメ | Trackback(1) | Comments(7)
昨夜は加羽沢美濃を”音楽案内人”とした、近藤嘉宏、青柳晋、横山幸雄の3人のピアニストを揃えたコンサートへ行って来ました。
このシリーズ、始まってもう5年になるそうですが、今までは「美濃ちゃん、司会だけのコンサートじゃあなぁ・・」とスルーしておりました。ところが今回は間違えて(?)チケットを購入、和光市民文化センター、通称”サンアゼリア”まで出掛けてきたのです。
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この会場、以前にもコンサートで来たことがありますし、「ヤマパ」でも来たことあったなぁ。
知ってます、「ヤマパ」? 『宇宙戦艦ヤマト』のファンが自主運営しているイベントで、かれこれ20年以上の伝統があります。ここ数年は開催されていないようですが、来年はまたここで開催されるらしいですね。
・・・と、一応うちらは「宇宙戦艦ヤマトウェブリング」参加サイトでもありますので、ちょっと脱線。

ピアニスト3人(美濃ちゃん入れれば4人)のコンサートですが、ステージにはピアノ2台。
コンサートはチャイコフスキーの「くるみ割り人形」から「花のワルツ」で幕を開けます。演奏するのは近藤・青柳コンビ。実はこの二人、高校の1年先輩後輩という関係だそうで。
続いて近藤さんがリストの「愛の夢」と「ラ・カンパネラ」を、青柳さんがドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」と「喜びの島」、横山さんがショパンのノクターン「遺作」と「幻想即興曲」、それに「革命」を。
そして最後が青柳・横山コンビでラフマニノフの「タランテラ」というプログラムです。
今回の演奏曲は結構知らない曲も多かったのですが、第1部ラストの「2台のピアノのための組曲 第2番より『タランテラ』」というのもそんな一曲。でも2台のピアノの激しいぶつかりあいが格好良く、今後ちょっとチェックしていきたいな、と思いました。美濃ちゃん曰く、一押しの曲なんだそうな。

e0033570_22162867.jpg休憩挟んで第2部はいきなりのサプライズ! プログラムに載っていなかったのですが、今回の演奏曲目選定会議(?)で惜しくも選に漏れた曲を、美濃ちゃんがメドレーで即興演奏。ベートーヴェンの「月光」や「エリーゼのために」、ドビュッシーの「月の光」、ショパンの「別れの曲」などなどを演奏してくれました。3人とは違った演奏で、これは嬉しいプレゼントです。
その後は4人のトークコーナーへ。近藤・青柳コンビが学校の先輩後輩なら、横山・加羽沢は小学生の頃に近所のピアノ教室に一緒に通っていた幼馴染みなのだとか。しかしこの4人のトークが全く噛み合わないあたりが笑いを誘います。

演奏の方は、また近藤さんがトップバッターでリストの「コンソレーション 第3番」と「メフィスト・ワルツ」、横山さんは「アヴェ・マリア バッハ=グノーの主題による即興」とショパンの「英雄ポロネーズ」、青柳さんはリストの「ハンガリー狂詩曲第12番」をそれぞれ弾き、最後は近藤・横山ペアで、横山さんがこのコンサート・シリーズのために作ったという「祝祭序曲」を演奏、という内容でした。
この「祝祭序曲」、コンサートでしか聴けないとのことですが、なんとも勿体無いですねぇ。
一度皆さん引っ込んだ後で、「これだけ盛大な拍手を頂けると・・・思っていましたので」と、美濃ちゃん節(?)でアンコールでもう一曲。ショパンの「別れの曲」を横山さんがアレンジしたもので、2台のピアノを4人で(連弾+連弾)弾いてくれました。

演奏してくれないかなーと思っていたら演奏してくれたり、独特の司会ぶりで混乱させたり(?)と、気付いてみるとしっかりと「加羽沢美濃プレゼンツ」になっていたコンサート、これからは要チェックですな、やっぱり。
今回は比較的激しい曲が多かったように思いますけれど、もっと色々な曲を聴き比べてみたいものです。それにせっかくピアニストが3人(プラス1)もいるのですから、短いフレーズで構わないので同じ曲の弾き比べ、なんてこともやってくれると面白そう、などと考えてしまいました。
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by odin2099 | 2008-07-06 22:18 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
「ヤマトは兄か ヤマトは父か それともヤマトはわが友か」
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――これは主題歌「古代(おれ)とヤマト」の一節ですが、リアルタイムで観ていた者にとってはジーンときます。自分にとって「ヤマト」というのは、一体何だったのだろうかとよく自問します。

1977年夏に公開された『宇宙戦艦ヤマト』から、ほぼ公開順に自分の思い出に残る作品群を観直してきましたが、ようやっと「ファイナルヤマト」にまで辿り着きました。最も多感な時期に観たこれらの作品は、正に「わが青春の映画」たち。といってもノスタルジーに浸るのではなく、その時のまま時間を重ねてきたという感じです。思い出すのではなく、常に自分の周りにこれらの作品たちがありました。今の自分の根っこのようなものですね。その分、全く成長していないということにもなりますが・・・・・・。

熱心なファン以外は気にしていないと思いますが、「ヤマト」の劇場用作品には細かいヴァージョン違いが幾つか存在しています。パート1の初公開版(通称”スターシャ死亡篇”)とTV放映版、再公開版との違いは有名でしょうが(他にもBGMを差し替えたヴァージョンなど、ソフトによっても違いがあります)、おそらく『ヤマトよ永遠に』ぐらいではないでしょうかね、目立ったヴァージョン違いがない作品は。
この作品もご他聞に漏れず公開途中に手直しされていますが、それに飽き足らず、後になって70ミリ、4chサウンド、更にカットされたシーンも復元し、作画もリテイクし、編集やアフレコもし直し、上映時間が30分近くも長くなっている<特別編集版>が作られ、現在ではそちらがDVDなどでリリースされて一般的になっているくらいです。
しかし今回はこだわりを持って、最初の公開版(を上映中に手直しした版)を、昔のボロボロのビデオを引っ張り出してきて観直しました。
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最近は2時間を越える作品はとんと受け付けず、映画は1時間半くらいがベストだなぁと思っているのですが、この作品の上映時間は2時間半。それなのにそれなのに、弛れることなく一気に観てしまいました。やっぱり自分は「ヤマト」ファンなのだなぁと改めて感じた瞬間です。
そして2時間半もあるのに、消化不良を感じさせるほどの情報量。実際、かなりのエピソード、シークエンスが駆け足で展開していきます。
ガルマンガミラス帝国とボラー連邦の崩壊、行方不明のデスラー総統、水没する謎の惑星(ディンギル星)、太陽系へと回遊してくる水の惑星アクエリアス、突如ヤマトに襲い掛かる謎の艦隊(ディンギル帝国)と未知の新兵器(ハイパー放射ミサイル)、大きな犠牲を出してしまうヤマト、ヤマトを下りることを決意した古代の苦悩と葛藤、死んだはずの沖田艦長の復活・・・と、これだけの展開がホンの前振りなのですから凄まじいものです。
にも関らず、クライマックスはむしろ音楽をじっくり聴かせるために絵があるといっても過言ではないくらい比重が重くなっています。そのあたりが「ヤマト」の贅沢さ、そして恐るべき点でしょうか。

そしてこの初公開ヴァージョンの肝といえば、やはりラストの古代と雪のラブシーンでしょう(西崎プロデューサー曰く”まぐわいシーン”だそうですが、古風な表現というよりも生々しすぎますね)。
公開前にも色々と情報が出ていましたが、まさかここまでやるとは・・・?!というのが当時の偽らざる感想でしたね。まだまだアダルトアニメが一般化し、「くりいむレモン」などがヒットする前のこと。「ヤマト」ファンの中心層は小学校の高学年から中高校生というところでしょうから、かなり衝撃的だったのではないかと思われます。
ところが<特別編集版>ではこの件はカットされてしまいます。西崎プロデューサー入魂のシーンであったはずなのに、何故? 完成作品の中ではそれ故に出来栄えが気に入らないシーンだったようですが、他にもリテイクしたカットが幾つもありますので、その気になれば徹底的に出来たと思うのですが・・・。
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by odin2099 | 2008-04-24 23:04 |  映画感想<ア行> | Trackback(2) | Comments(14)
作曲家であり編曲家であり、そしてピアニストでもある羽田健太郎さんが肝細胞癌のために死去・・・。

ガーン! 凄いショックだ。
宮川センセに続いて、『宇宙戦艦ヤマト』の音楽的柱がこれで無くなってしまった。

勿論『ヤマト』だけでなく、『超時空要塞マクロス』や『宇宙戦士バルディオス』、『ムーの白鯨』、『宝島』、『夏への扉』、『おねがい!サミアどん』、『渡る世間は鬼ばかり』、『爆竜戦隊アバレンジャー』、『戦国自衛隊』、『ゴッドマジンガー』などなど、担当した作品は多数。

それ以外にも崎陽軒のCMや『ニュースステーション』でのピアノ演奏も御馴染みですよね。

まだ58歳、あまりに早すぎます。
昨年、一昨年と都合がつかずコンサートに行けなかったのが悔やまれてなりません
これから『題名のない音楽会21』はどうなっちゃうんだろう???
ご冥福をお祈り致します。

  ×  ×  ×  

『ヤマト』繋がりを意図した訳ではないんですが、なんとあの『大YAMATO零号』が全5巻のスペシャルDVD-BOXになって帰ってくる!!

・・・んだそうです。
しかしいつの間にか題名、変っちゃってますなぁ『大ヤマト零号』だったはずなのに。
おまけにVOL.1~3に、新作のVOL.4と5(完結編)をセットにして発売と言われましても、VOL.3まで律儀に単体で購入した立場はどうなるんだよぉ~!!
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by odin2099 | 2007-06-04 23:50 | 音楽 | Trackback(3) | Comments(8)
パート1はTVシリーズをダイジェストにした劇場版が大ヒットした訳ですが、パート2は最初から劇場用作品として『さらば宇宙戦艦ヤマト』が作られ、その後にTVシリーズに引き移して『宇宙戦艦ヤマト2』が放映されました。
ただその際に結末が改変され、当初は打ち止めの予定だったシリーズの続行が決定、パート3への橋渡しとしてTVスペシャル『新たなる旅立ち』が作られることになり、その後に劇場用の『ヤマトよ永遠に』が作られています。

それらの作品を受けたこの『ヤマトIII』はタイトルこそ『3』ですが、人によって数え方に違いがあるでしょうが、概ね4番目か5番目に位置するエピソードということになります。
これまでのシリーズの流れとは一線を画し、ガルマン帝国とボラー連邦、銀河を支配する2大勢力の抗争に巻き込まれたヤマトが、異常膨張を始めた太陽の影響で地球の寿命があと1年と差し迫る中、人類が移住可能な惑星を求め、探査航行に出発するという物語です。

『ヤマト2』は後にTVスペシャルとして総集編が作られましたが、この『ヤマト3』も総集編が作られています。放映は劇場版の『完結編』公開後でしたので、現在までのところ「ヤマト」オリジナル・シリーズ(『YAMATO2520』や『大ヤマト零号』は除いて)では最後の作品でもあります。

長い枕はこれくらいにしておきますが、本来ならこのシリーズについては色々語りたいことがあります。
なんで古代艦長は砲術科志望の新乗組員の土門を、本人の希望を無視して炊事科勤務にしたのかとか、シャルバート星の理念はわかるものの、そのガンジーばりの無抵抗主義はピンとこず、「ヤマト」というシリーズ全体でもその主張は浮いているとかまだまだあるのですが、今回は総集編について、ということでそれは別の機会に譲りたいと思います。

e0033570_22542768.jpgさて、『ヤマト2』の総集編は、設定をかなり変更した上で台詞やナレーションを録り足し、BGMを全面的に入れ替えることによって、単なるダイジェストではない新規作品としての意欲が感じられる出来栄えになっていましたが、この『3』の総集編は基本的には本編のフィルムをそのまま繋いだという構成です。
その結果、脇筋やゲスト・キャラクターは極力オミットされ、とりあえずお話は追えるものの、面白みはあまり感じられない内容になってしまっているのが残念です。特に初見の人にはさっぱり付いていけないのでは、と危惧しているのですが如何でしょうか。
また、ヤマトといえば波動砲!と答える人もいるくらい知名度の高い決め技を、この総集編ではただの一発も撃ちません。そういう面では非常に稀有な作品なのだということが言えるかも知れません。
ただこの作品だけを観て、『ヤマト3』には乗れないなと感じた人も、一度はTVシリーズ全話を観て欲しいと思います。一般に「ヤマト」シリーズ全体の中で一番人気のない作品のようですが、それは実際に観ている人が少ないのも理由なのではないか、と思っていますので。

ちなみに本サイト内のコンテンツ「お茶の間」には、相方さんのレビューが載っていますので、そちらもどうぞ。
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by odin2099 | 2006-06-08 06:25 | テレビ | Trackback | Comments(4)

by Excalibur
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