【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_19254290.jpgシリーズ全部を観終ったので、今度は総集編も再見。慣れて来てるせいか、観直す度に高評価。旧作の総集編(劇場版第一作)よりも遥かに良く出来ていると思う。
あの当時に劇場で観た時は感激したものだが、それでも子供心にも所々に違和感があって、なぜ舛田利雄監督の構成力が高く評価されてるのかは些か疑問がないでもないんだけれど。


しかし随分と大胆に切り詰めているよね、これ。
まずシリーズでは中心的な活躍をした山本玲を、あっさりその他大勢の一人に。
旧作での古代と雪の役割を担っていた、ある意味で古代以上に主人公していたキャラクターなんだけど、その古代への想いもメルダとの確執もカット。ついでにファーストコンタクトにおいて地球側が先に仕掛けたという件もナシ。
そのあおりを食らって?篠原の出番も最小限に。ま、総じて加藤を含めて航空隊は割を食った感じがする。


カットされたが故に逆に復権したのが南部とゲール。
南部の雪への想いがカットされた代わりに、古代や加藤への対抗意識だか反発だかもなくなったので従順な古代の部下に。
ゲールも単独の行動シーンがないので、姑息でも無能でもなくなった。ま、優秀にも見えないけど。


ただ残しておいて欲しかったというか舌足らずになってるのが、古代守の存在。せっかく進のナレーションを新録で追加したんだから、どっかで兄のことについて一言でも触れていれば。急にイスカンダルにお墓が出てきてもねえ。

あとはクラマックスの森船務長救出作戦において、第二バレラスに雪がいるとのユリーシャの台詞を切っちゃうと、なんであそこで古代が出ていくのか、沖田が許可を与えたのかがわかりづらいんだけどなあ。

あとはペース配分を考えるとビーメラ4における反乱シーンは丸ごとカットでも良いところだけど、あれがないと古代と雪の結びつきが弱いから敢えて残したとのコメントを聞いてるので、これは仕方ないか。エンケラドゥスのシーンやジレルの魔女の一件を組み込むのは難しそうだし。


【ひとこと】
EDのイメージイラストで、山崎の背中を流す島…は良いんだけど、徳川機関長と山崎が同じ時間に入浴してることはあり得ないんじゃないの?

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by odin2099 | 2015-06-02 19:27 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

『宇宙戦艦ヤマト2199』遂に完結。今回もWOWOW放送の<BD・DVDバージョン>で鑑賞。


e0033570_20295539.jpg前回は「デスラー襲撃」のメロディーに乗せてデスラー砲が発射されたところで終わっていたので、さて最終決戦はどうなるか?というところからスタート。633工区の分離シークエンスと、それのもたらす結果、それにデスラーの目的がよくわからないのだけれども…。


離れ離れになってるせいか、古代と雪の出番も増えて主人公っぽい扱いに。
古代に単独行動をとらせるために、本作では艦長代理という要職に就かせず、最初から真田を副長にしたんだろうね。
「自分のすべきことをやっと見つけた」という趣旨の発言が古代にも雪にもあるけれど、これがノランの行動にも影響を与えた、と見るのは考え過ぎかな。コスモリバースを渡すよう、渋る姉に進言するユリーシャの決断も後押ししてるように感じられるのだけれども。
ちなみに複座のコスモゼロで雪の救出に向かった古代とユリーシャだったが、帰りはどうしたんだろう?


『星巡る方舟』の後だと、ジレル人の扱いにちょっと違和感が。
雪がセレステラに件の方舟について伝えていれば、あるいは違った展開が?とも思うのだけれども、彼女にとってはデスラーが全てで、本当はガミラスもジレルもどうでも良いんだろうな、という気もする。


ところで生前の西崎Pに却下されたプロットの中に、生存していた古代守がガミラス兵士として登場する、というものがあったようだ。
どんな局面でどんな立場で出てくるのかわからないが、本作で言えばフラーケンとか、松本零士コミック版でいうところのキャプテンハーロックみたいな活躍もあり得たのだろうか。
でもそんなことで苦悩する進は見たくない。イスカンダルで生きていては欲しかったけど(薫女史とスターシャ猊下の間で修羅場になったかもしれんが)。


【ひとこと】
ところで「青き肌を持たぬ者は劣等人種」…ってイスカンダル人はどーなんだ?

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by odin2099 | 2015-06-01 20:31 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_07342970.jpg七色星団との決戦、離れ離れになる古代と雪、収容所惑星で知る驚愕の真実、イスカンダルとガミラスは二重惑星?!いよいよ物語も佳境に入る19話から22話で構成される劇場版6作目。


七色星団の展開は旧作を踏襲しながらも、細部の段取りが違ったりディティールアップを施したりで一味違った印象。
まあドリルミサイルの回転方向が治っているだけで御の字だし、ご都合主義の”誘爆”にも一応の説得力を持たせてはいる。宇宙空間の戦闘でありながら、雲海や洋上を連想させる背景や場面設定も悪くない。
それでもイオン乱流のからくりの辺りにくるとちょいと思考停止に陥ってしまう。ヤマトとドメル艦隊の位置関係がよくわからないもので…。


激戦の最中、何故か第一艦橋にいない雪。それで侵入してきたガミラス兵(ザルツ人の義勇兵)に浚われてしまうというのは無理矢理感が強いけれど、一応その理由についてはきちんと作られシナリオにも書かれていたけれどもカットされたのだとか。


ユリーシャ(が憑依している岬百合亜)が雪にベッタリで仕事にならない。そこで雪が下へ連れて行き、星名に引き渡して戻ろうしたところ、ということらしいのだけれどもそりゃわからないよなあ。理由はどうであれ、不在の理由はきちんと描いてくれないと。
で、星名と百合亜が一緒に居て、星名が撃たれ、百合亜(というかユリーシャ)が覚醒し、という二重の仕掛けになっているのだからなおのこと。まあちょっと残念だね。


【ひとりごと】
冒頭の総統府でのドメルとのやりとり、「90日の彼方に」「三カ月を要するとか」…って会話が噛み合ってないんですけど。
ガミラスの暦では「90日」と「三カ月」は同義じゃないってことか。


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by odin2099 | 2015-05-31 07:36 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

第15話から第18話までで構成された第五章。


e0033570_20212106.jpg智将ドメルの前に絶体絶命のヤマト。だが何故かドメル艦隊はヤマトに止めを刺さず退却してゆく。
危機を脱したヤマトは補給のためビーメラ星系へと立ち寄ったが、その第四惑星は人類の移住可能な星だった。破棄された筈の「イズモ計画」推進派はクーデターを起こし、ヤマト艦内を掌握しようとするが…。
そのビーメラで入手した情報から亜空間ゲートの存在を知ったヤマトでは、それを起動させようとシステム衛星に乗り込む。
そのゲートはイスカンダルへの旅の中間点、バラン星にあった。だがそこではガミラスの大規模な観艦式が執り行われようとしていた。その大艦隊を前に、ヤマトは死中に活路を見出す捨て身の作戦行動に移る。


ガミラスではデスラー暗殺未遂事件、ヤマト艦内ではクーデターと色々ありますね。
それにしても篠原くん、二重三重にフラグ立ちまくりなんですが、よくぞ生還した!
これは製作サイドから観客への一種の挑戦状か?!


また今回「雪=ユリーシャ」?と当初から貼られていた伏線の回答が出ますが、元々そのアイディアはあった模様。
生前の西崎Pにプロットを提出したところ、何点か修正要求が出たそうですが、その中にこれもあったそうで。
つまり西崎PがOK出していたら、そのまんま「雪=ユリーシャ」になっていた可能性大?


しかし雪とユリーシャ(あるいはサーシャ)が瓜二つの理由、雪とユリーシャの間には何らかの繋がり、感応力のようなものがあるらしい理由、記憶を喪う前の本当の雪の姿…といったようなことは結局明らかにされず仕舞い。
真田さん、勿体ぶらずに教えてよ。


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by odin2099 | 2015-05-28 20:23 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

第11話から14話までの四篇で構成された第四章。


e0033570_22523585.jpg#11はイベントの時に観たのが最初だったけど、ドメル将軍初登場!――のインパクトよりも、やっぱり「ディスコ白色彗星」に乗せてガトランティス艦隊が登場したことの方が衝撃でしたなあ。
しかも音楽はメチャ「ガトランティス優勢」なのに、実際の画面ではドメル艦隊に敗北を喫しているという…。


で、この#11では山本玲とメルダの決着篇で、玲が自分の気持ちに一区切りつける成長篇とも言えるエピソード。
その一方で雪の一言が新たな波紋を…って、玲にかける雪の言葉は完全に引っ掛けだよねえ。
玲が本当にこだわっているのはメルダか、それとも…?!
ちなみに続く#12では島が自分の気持ちに整理をつけております。


#13は真田と新見を通じて古代守と進兄弟を点描。
この回ではもう守と新見の関係はきちんと決まっているみたいですね。ゆきかぜの時のドライな反応とは一味違う薫くん。


そして#14で古代と雪が急接近。
古代との会話で「家族は新しく作ればいい」という雪の台詞が#12にあったけれど、今度は「大切な人に会った」との一言。この思わせぶりなやり取りは、雪が古代を意識し始めたのかな、という伏線貼り?
しかし古代は「それってどういう意味かなー?!」なんてストレートに聞いちゃうんだから、榎本さんにはまた「女の扱いが下手」と言われかねません。


【ひとこと】
結局島と古代は「期間限定天の川ランチ」を食べることが出来たのかな?

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by odin2099 | 2015-05-26 22:54 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

今回は第7話から第10話まで。


e0033570_07075241.jpg『宇宙戦艦ヤマト2199』全26話の内、どのエピソードが一番好きかと言われると今回の7話かなあ。
新見、伊東、そして「イズモ計画」派の暗躍という伏線を貼り、一方で地球への交信を通じてキャラクターの掘り下げを行ってはいるものの、基本は太陽系赤道祭を開催中のヤマト艦内ののんびりムードを延々と描くだけのエピソード。
ガミラス側の出番はなく、戦闘シーンも一切描かれないので楽しく観ることが出来る。

劇場版の『星巡る方舟』にも今回のエピソードに通じる微笑ましい艦内シーンがあるけれど、こういうのがあるとホッとするなあ。それだけで外伝かなんか作って欲しいくらい。
「YRAラジオヤマト」の映像化版、という位置付けでもいいけれど。



ヤマトの苦難続きの8話、あざといくらいお涙ちょうだい系の9話、そして新展開を迎える10話と、このブロックは統一感ないけどその分バラエティに富んだ一篇になっている。


<過去記事>
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by odin2099 | 2015-05-23 07:09 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_19302768.jpg第3話~第6話をまとめて鑑賞。
ワープに波動砲とヤマトの装備を紹介し、序盤の山場「メ2号作戦」こと冥王星基地攻略までを一気に見せます。


最初の出会いが良好とは言えなかった古代進と森雪が少し距離を縮める展開がありますが、旧作のように雪が「守られるヒロイン」ではなく「自立する女性」になっているので、かえって二人の意地の張り合いが面白いものになっています。


しかし真琴っちゃんは、よくこの段階で「二人は怪しい」なんて思いましたねぇ。多分この段階だと二人ともお互いに意識してないんじゃないかと思いますが。
このエンケラドゥスの一件以降、雪が古代を意識してる描写が出て来て、古代と山本が会話してるのを隠れて覗くとかいじらしさが出てきますが、それでも古代と島の対立から和解に至る流れに対して批判的なコメントしてますからね。


ところで新見と古代守が恋仲だったというのは後付設定だと聞きました。
「ゆきかぜ」発見の報に対しては流石の真田副長も動揺を隠せなかったようですが、新見女史の対応がドライなのは、まだそういう設定じゃなかったから?


<過去記事はこちら。
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by odin2099 | 2015-05-19 19:31 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_17280828.jpg『星巡る方舟』のBDも発売が近付いてきたし、『2199』もそろそろ観直しておこうかな~、と何度目かわからない再観賞へ突入。
今回もソフト版ではなく、WOWOWで放送してくれた劇場公開ヴァージョンで。


この第1~2話は相当数繰り返して観ていますが、不思議と飽きません。
旧作『宇宙戦艦ヤマト』のどこを活かし、どこを変えるのか、その方向性が既に明確になっている点も大きいのでしょう。旧作ファンも割り切って観ることが出来るんじゃないでしょうかね。


冥王星海戦からヤマト発進まで1時間弱。
作品世界の説明や主要キャラクターたちの顔見せという目的を果たし、まずまず理想的なプロローグでしょう。


【過去記事】
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by odin2099 | 2015-05-16 17:29 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22000186.jpg「うんちく」シリーズの最新刊で、通算で11冊目か。
新書版からコミック版になってからは、どうもフォーマットが変わったせいか今まで程楽しめなくなっていたこのシリーズだが、今回は初期のテイストに近くなり久々に満足の一冊。

戦車、戦艦、鉄道にヤマト、ガンダム…と色々なジャンルのプラモデルを紹介。
その歴史から作り方、道具、ファンとしての楽しみ方まで追及している。

個人的にはお城のプラモについて殆ど触れていないのが残念だけれども、ボリュームとしてはこれぐらいがちょうど良いのだろう。
さて、シリーズの次なるネタはなんだろう?
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by odin2099 | 2015-03-25 22:01 | | Trackback | Comments(0)

相方さんからの提案企画、今回は「宇宙戦艦ヤマト」のベスト盤を作っちゃいます!

といっても幅広すぎますので、パート1から「完結編」までの音楽集、交響組曲からセレクトし、CD1枚分の容量に収めること、というのがお題です。

シリーズを代表するメロディを優先して選ぶのが本来のベスト盤でしょうけれどもそれでは新鮮味がないし、かといって単に自分の好きな曲ばっかり並べるのも芸がないし、そもそもCD1枚分なんて無茶だ~とジタバタしましたが、ひとまずこんな感じになりました。


「宇宙戦艦ヤマト 40th Anniversary 音楽集ベスト/音楽で辿る宇宙戦艦ヤマトの旅路」
  <Excalibur編>


1.The Sun 太陽のシンフォニー
   (『交響組曲宇宙戦艦ヤマトIII』)
2.ファイナルヤマト斗い
   (『宇宙戦艦ヤマト完結編音楽集Part3』)
3.誕生
   (『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』)
4.水の惑星アクエリアスとクイーン・オブ・アクエリアス
   (『宇宙戦艦ヤマトファイナルへ向けての序曲』)
5.デスラー 襲撃
   (『さらば宇宙戦艦ヤマト音楽集』)
6.都市帝国(ガトランティス)
   (『さらば宇宙戦艦ヤマト音楽集』)
7.決戦~挑戦=出撃=勝利~
   (『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』)
8.重核子爆弾
   (『ヤマトよ永遠に音楽集Part1』)
9.暗黒星団帝国ー自動惑星ゴルバ―
   (『宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち音楽集』)
10.新コスモタイガー
   (『宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち音楽集』)
11.ボラー連邦
   (『交響組曲宇宙戦艦ヤマトIII』)
12.ガルマンガミラスの戦い
   (『交響組曲宇宙戦艦ヤマトIII』)
13.デスラー 孤独
   (『さらば宇宙戦艦ヤマト音楽集』)
14.イスカンダル
   (『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』)
15.ヤマト瞑想
   (『宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち音楽集』)
16.出発(たびだち)
   (『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』)
17.新銀河誕生
   (『ヤマトよ永遠に音楽集Part2』)
18.明日への希望~夢・ロマン・冒険心~
   (『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』)

かなり奇を衒った感じになっちゃったかな。


e0033570_22320705.jpg連動企画ですので、本記事は「独言倶楽部」に掲載されています。
相方さんがどういう曲を選んだのかはこの記事を書いてる段階では皆目わからないのですが、二人分を並べてみると色々と面白い発見があるのでは?と思います。

また相方さんのセレクト版は「ぼやき部屋」…ではなく「ヤマトミュージック」でも記事になっている筈なので、併せてご覧くださいませ。


今日は宮川泰先生の命日ですねえ…。


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by odin2099 | 2015-03-21 14:30 | 音楽 | Trackback | Comments(2)

by Excalibur
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