【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_09520713.jpg宇宙世紀のガンダムを手っ取り早く愉しみたい場合、「ファーストガンダム」と「0083」には総集編の劇場版があるものの、その後は「逆襲のシャア」まで間が空いてしまう。
「Zガンダム」と「ガンダムZZ」にも総集編が必要だなとは常々思っていたのだが、まさか今どきTVシリーズの総集編を劇場版として作るとは考えてもみなかった。
という意味では製作の報を聞いた時は驚きもし、かつ嬉しくも感じたものである。

物語はかなりのハイテンポで進む。なにせ約90分で1クール分を突っ走っているのだ。
またカミーユを軸とはしながらも、シャアやブライト、あるいはアムロの比重がTVシリーズ時よりもやや多め。なので「ファーストガンダム」は見ていたけれど「Z」は見ていなかった、という層には、「ガンダムの続編」としてよりアピールしやすいものになっているのではないか。
一方でTV版「Z」の濃密な人間関係や泥臭いドラマが好きな人には、薄められすぎて物足りないのではないかと思う。
A New Translation(新訳)」を謳って作られたこの劇場版三部作だが、個人的には普通のダイジェスト版で良かったのに、との思いが強い。

新規製作のシーンもかなり盛り込まれているが、明らかにそれと分かる程オリジナルとはかけ離れたキャラクターが右往左往するのが哀しい。誰か調整する人物はいなかったのだろうか。
また音楽はTV版同様に三枝成彰が担当し馴染みのあるメロディが流れてくるが、気のせいか「逆襲のシャア」のメインテーマを彷彿とさせるフレーズも聞こえてくるようだ。

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by odin2099 | 2018-11-23 09:55 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「ファーストガンダム」もラストシューティング!
三作目、完結編となり、映画らしさもグーンとアップ。前2作に比べて新作シーンも大幅に増え、しかも新規登場キャラクターまで出る豪華版。アムロ、シャア、ララア、それにセイラも加わってのニュータイプ話はチンプンカンプンだったという人も少なくないだろうけれど、ドラマの見せ方としては格段の進歩が見られる。
ということで一段と「映画らしく」なっているといって良いんじゃないかな。

e0033570_20102252.jpg改めて見るとかなり希望に満ちた、未来への明るい展望を抱けそうな結末になっているのだけれども、実際はこの後で地球連邦内部でのゴタゴタ(エゥーゴVSティターンズ)やらネオジオンの勃興やらで、常に「歴史は繰り返す」状態にあるのが宇宙世紀の「ガンダム世界」。
一足飛びに”ニュータイプ”が”イデ”になっていたらとも思うけれど、あれはあれでまた救いようがあるんだかないんだかわからない世界なので、人類に平穏な時は訪れないということなんでしょうか。

そういえばTVシリーズのラストでは曖昧だったシャアの生死だけれども、ハッキリと生存ということでケリをつけたのがこの映画版ということで宜しいか?それともあれはお遊び?ファンサービス?
ただ特徴的なヘルメットのシルエットが映し出されているけれど、キシリアを撃った時にはシャアはマスクもヘルメットも脱ぎ捨てているんだよね。どこで調達したのやら。

ところでこの作品には新規作画でセイラの入浴シーンも盛り込まれている(ミライの入浴シーンは採用されたのに、なんでフラウの入浴シーンはカットされたんだ?)けれど、当時の映画館ではこのシーンになるとシャッター音が場内に響き渡ったとか。
まだ映画泥棒とかが騒がれていない時代ならではだけど、その観客の反応を見て18禁アニメの金字塔「くりいむレモン」シリーズは始動したとかしないとか。

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by odin2099 | 2018-11-19 20:14 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
続いて「ファーストガンダム」第二部へ。
前作(第一部)はただTVのエピソードを繋いでいるだけと感じたが、この第二部は映画作りに対する慣れも出てきたのか一味違ったものに。

e0033570_19531000.jpg映画化にあたって加えられた新作シーンも、前作ではTV版のリテイクの意味合いが強かったが、今回は映画版独自のカットも用意され、更に映画用に作られた新主題歌が印象的に使われていて、TV版から少なからず飛躍した感じを受ける。

もっともこの<特別版>では、第一部の時点から音楽面がほぼ全面的に刷新され、三部作共にTV版とも旧映画版とも全く違うものに仕上がっているので、第二部なりの独自性は若干薄められているのだが。

ストーリーは、「ホワイトベースの行動を中心に、それに絡んでくるジオン軍」という図式で押していった前作に比べると、ランバ・ラルとの戦い、黒い三連星の攻撃、オデッサ作戦、ハモンの復讐戦、カイとミハルの悲恋(?)、ジャブロー攻略…と様々なエピソードが次々と展開されるので忙しないが、佳境に差し掛かってる感は味わえる。

【ひとりごと】
レビル将軍、モービルスーツとか言っちゃってるよ。なんでアフレコ時にリテイクしなかったのかな。

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by odin2099 | 2018-11-14 22:44 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI/誕生 赤い彗星」を見ると、「機動戦士ガンダム」本編も見たくなってくる。
ということで「ファーストガンダム」を<特別版>で。

この作品、映像部分はそのままで音の部分をリニューアル。
BGMは全面的に差し替えになり、効果音も変わり、そして再アフレコも敢行。
一部のキャストは変更になり(といっても既にTVシリーズを劇場版にする際に一部のキャストが交代になり、更に2作目、3作目と作られる過程で途中交代もあるのだが)、台詞も微妙に変わったりで違和感の方が強いのだが、それも二度目ともなると慣れも出てきてあまり気にならずに愉しめた。

e0033570_19571802.jpgそれよりも「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」から見ると、アムロもカイもガルマもまるで別人。
あのガルマじゃ周囲の反対を押し切ってイセリナと恋愛する余裕はなさそうだ。
ランバ・ラルとハモンも別人だし、シャアとセイラも…いや、この二人が一番違和感ないか。

「ファーストガンダム」から入った人が「THE ORIGIN」を見ると、キャラの改変ぶりに「あれあれ」と思うだろうし、そちらに慣れると今度は「ファースト」を見た時にやはり「あれれ」と感じるんじゃないかと思うけれど、逆に「THE ORIGIN」から入った人は「ファースト」を違和感なく見られるんだろうか。

アムロがガンダムのマニュアルを抱えていたことに気付かないテム・レイ?
リュウが余計な声掛けをしなければ、注意力を削がれたパオロ艦長が負傷することはなかった?
モニターに映ったアムロの顔を見ても無反応のブライト。テムの息子の写真、見せられてたけど覚えてない?
お互いの顔が認識し辛いくらい離れているのかと思いきや、シャアはセイラ銃を蹴り落とせるくらいに近い?

以前から気になっていたけど、改めて見ると色々思うところはあるわな。

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by odin2099 | 2018-11-11 19:58 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
いよいよ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」も最終章。
一時はいわゆる<ファーストガンダム>の部分にまで踏み込むような話も聞かれたが、結局は「前史」を描いたところで終了。
もしこのまま「本編」に突入していたならば完結まで何年かかることやら。
「前史」だけで6話分費やしたのだから、<ファースト>の劇場版三部作程度にストーリーを刈り込んだとしても同程度、あるいは余裕で10話越えくらいにはなりそうなので、妥当な判断だったかも。
まあ、それはそれで「安彦良和新解釈版」として見てみたいのだが。

e0033570_22532571.jpg最後ということで、「本編」でメインを張るキャラクターたちが続々と登場。
やっと「ガンダム」の物語が始まるのだな、という期待感もあるが、<ファーストガンダム>とのキャラクターの違いもあって、このまま<ファースト>を続けて見ても違和感の方が強いだろうな、という懸念もある。
コミック版にどの程度忠実なのかはわからないが、幼すぎるガルマ、反対に大人びて見えるアムロ、当初からアムロと衝突しているカイ、etcetc…
やはりこのまま「ガンダム THE ORIGIN」として続けて欲しいものだ。

ところでBlu-rayには例によってオーディオコメンタリーが収録されているが、今回の顔触れは安彦良和、藤野貞義、潘めぐみ、渡辺明乃、福圓美里、新井里美という第一部と、三宅健太、喜山茂雄、一条和矢、松田健一郎、土屋トシヒデ、それに谷口理プロデューサーの第二部との二本立て。
一部は女子会、二部は野郎共が大騒ぎ、とどちらもウルサイウルサイ。
ただ二部のメンバーの方が作品に即したコメントが多かったのは、キャスト陣が出演者でありながら「ガンダム」ファン故だったのだろう。

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by odin2099 | 2018-10-29 22:57 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
宇宙戦艦ヤマト」「さらば宇宙戦艦ヤマト」の二本立てに、「海のトリトン」もついた<宇宙戦艦ヤマトフェスティバル>
当初は70分で全27話をまとめる予定が、結局前半部分のみ。後半もいつか必ず公開します、との宣言もあったものの実現せず、後年になってビデオやLD、そしてDVDで前後編セットで見る機会を得た。

<宇宙戦艦ヤマトフェスティバル>公開は1979年7月14日だから、来年は20年になるんだなあ。
今年はカレンダーの配列が1979年と同じなので、なんか懐かしい。
7月31日の火曜日には「宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち」が放送され、8月4日土曜日には「銀河鉄道999」が公開され……
まあ、思い出話はこの辺で。

e0033570_09140253.jpgさて、その<ヤマトフェスティバル>で上映されなかった後編ですが、太陽や青い空に憧れるポセイドン族の少女ヘプタポーダや、ポセイドンの呪いによって死ぬことのできない身体にされてしまったシーラカンスのラカンの悲劇、そして最後に明かされるトリトン族とポセイドン族の因縁話、とドラマティックな展開が目白押し。
特に善悪の価値観を逆転して見せたクライマックスのどんでん返しは、リアルタイムで見ていた人たちにはショックだったろうな、というのは想像が付く。

また作戦が失敗続きで、自らの命と引き換えにトリトンと戦い敗れ去っていくのは兎も角、トリトンを取り逃がしたことであっけなく粛清されるポセイドン族の幹部、といった描写にも、子どもに慮らない冷徹な視点が窺え、やはり後に残る作品には何か光るものがあるのだなと唸らされる。
このあたりは演出(事実上の”総監督”)富野由悠季の面目躍如といったところか。

そういえばこの劇場作品、実は監督クレジットがない。
冒頭にはプロデューサー西崎義展からのメッセージとして「テレビシリーズを、映画監督舛田利雄とともに新たに構成したもの」とのテロップが出るが、エンドクレジットでのこの二人の肩書は片や「総指揮」、片や「監修」で、何れも実作業に携わった者のものではない。

ではテレビシリーズの総監督とメインライターはというと、「構成」として松岡清治と富野由悠季が連名でクレジットされているが、どこまで関わっていたものやら。
ようやく「演出」として棚橋一徳の名前がその後に出てくるが、主に編集段階でのタッチなような気もするし。

また「演出」というなら、テレビシリーズ版のオープニングをそのまま流用した劇場版のオープニングでもそのまま富野由悠季の名前がクレジットされてはいるが、それをこの劇場版全体のものとして見るのはかなり乱暴な話だろう。

ということでこの映画の責は誰に帰せしむべきなのだろうか。

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by odin2099 | 2018-07-14 05:17 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
アニメブームが起った頃、既に”幻の名作”扱い(一説には初めてファンクラブが作られたアニメ作品だったとも)だったTVアニメーションを、劇場用作品として再構成。
原作:手塚治虫、プロデューサー:西崎義展、監督:富野由悠季というビッグネーム揃い踏みを、後世のアニメ研究家たちはどう見るのだろうか。

e0033570_09140253.jpg実際には手塚治虫は素材として「青いトリトン(後に改題)」を提供しただけ、西崎義展はまだ現場に大きく関与するに至らず、一方で富野由悠季は初の総監督作品として取り組み、原作を解体して事実上ほぼオリジナルストーリーを構築して仕切っていたようなので、三者のコラボレーションには程遠い現場だったようだが、非常に興味を惹かれる組み合わせであることは間違いない。
特に「宇宙戦艦ヤマト」と「機動戦士ガンダム」というアニメブームの中心を担った作品の、原点であることは疑いようがないだろう。

この映画版は「宇宙戦艦ヤマト」同様、西崎プロデューサーの指揮のもと舛田利雄監督らの手で再編集。
「宇宙戦艦ヤマト」、「さらば宇宙戦艦ヤマト」を一挙上映する<宇宙戦艦ヤマトフェスティバル>の目玉商品として作られた。
この企画はいわば西崎版<まんがまつり>で、本家<東映まんがまつり>を休止して上映された(地方都市など限定の特別プログラムとして<東映まんがまつり>そのものは公開された)。

そういった時間的制約から、当初は全27話を70分でまとめるという話があったものの、流石に無謀だと判断したのか、結局は前半部分だけをまとめることになったのは以前にも記した通り。後半部分も同様にまとめられたが劇場公開には至らず、後年ソフト化される際に初めてお披露目となった。
前後編合わせて140分ほどの上映時間になるが、これは同じように半年分の放送をまとめた「宇宙戦艦ヤマト」劇場版とほぼ同じ。

「ヤマト」と違うのは、台詞・効果音・音楽を別々にした音声テープが存在せず、おまけに主役のトリトン役・塩屋翼が声変わりしてしまったために再アフレコ出来ないという事情のため、シーンの途中でBGMがブツブツ切れたり、原音カットの上でナレーション処理したシーンが存在すること。それ故に映画としての完成度は今一つに感じられるのは残念。

ドラマは面白いし、鈴木宏昌の音楽も今日でも十分に通用すると思うので、オリジナル版を損なわない形でならリメイクしてみても面白そうだが、今作り直すとすると手塚原作に忠実なものを、という声も無視できないだろう。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/2852093/
https://odin2099.exblog.jp/17402009/



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by odin2099 | 2018-06-24 09:23 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
ルウム戦役、艦隊戦力において圧倒的に優勢とみられていた連邦軍だったが、ジオン軍が投入したモビルスーツ部隊の威力は目覚ましくドズルは艦隊戦を制し、敵将レビルを人質とする。
デギン公王はこの機に乗じて優位な条件で早期講和を望むが、ギレン総帥はこれを一笑に付し、国民に対して連邦への反抗意識を焚きつけていった。

デギンは密かにレビルと交渉、更にキシリアに望みを託すが、表向きデギンの意を組んだかのような行動をとったものの、実のところ彼女は連邦との戦争継続を望んでいた。だがその行き着く先はギレンとは違う。ジオン側の全権大使となったマ・クベにだけキシリアは本意を告げるのだった。

e0033570_22342167.jpg連邦とジオンとの間で休戦協定が結ばれようとしている最中、捕虜となっていたレビルが脱走し帰還。ジオンに対して徹底抗戦を呼びかけ、これを聞いたデギンを激高させるのだった。
その頃ドズルは、シャアに連邦のモビルスーツ開発計画=「V作戦」を探る任務を与える。時を同じくしてホワイトベースがサイド7へ入港しようとしていた。

ルウム会戦の働きでシャアは「赤い彗星」という異名を取り、南極条約、レビル将軍による「ジオンに兵なし」の演説…と続くとあたかも歴史ドラマを見ているかのよう。架空とはいえ40年近く慣れ親しんできた「機動戦士ガンダム」という作品の、本編では直接語られない背景(バックボーン)が遂に映像化されるということは、ある意味歴史ドラマを見ているのと同じようなものだろう。

100年、500年、1000年前の歴史の教科書に書かれている事象と、高々数十年前に作られたフィクション、それも”漫画”世界の作りごとを同列に扱うのは歴史に対する冒涜行為だと非難されそうだが、若い人にとって見ればどちらも自分にとって生まれる前のことであれば、さして抵抗のない考え方ではないだろうか。

ラストシーンに「And,now Gundam begins」とメッセージが流れ、このOVA版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 」はひとまず完結。
機運が高まれば更なる続編製作の可能性も皆無ではないようだが、最後までガンダムが登場しない「ガンダム」物語、その稀有なプロジェクトの完走を先ずは喜びたい。




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by odin2099 | 2018-05-07 22:38 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(2)
第二部の<ルウム編>に突入。
一年戦争が開戦し、「ファーストガンダム」冒頭で描かれる”前章”の部分がじっくりと描かれることに。
我々の知る「ガンダム」本編開始まであと僅か、というところまで来ている。

e0033570_19470760.jpgしかしこの作品が公開された頃には、第七弾以降の製作、つまり外伝が終わりいよいよ本伝、実質的な「ファーストガンダム」のリメイクにも踏み込むという話が伝えられていたが、あれから半年以上経った現在では今回公開される第六弾でもって「ガンダム THE ORIGIN」は完結とのこと。思ったような支持が得られなかったのか、スケジュール面などでフォローし切れなかったのか、期待させただけに残念である。

上映時間は63分、58分、68分、68分ときて本作は84分と、既にOVAのイベント上映の枠を越え、作画も音響も堂々とした劇場作品のクオリティ。これを維持しながら本伝も製作して行くというのは至難の業故の勇気ある撤退ということなのかもしれない。
実際に作るとしたら何本ぐらいでまとめ、それを何年かけて作るのかというのが大きな問題になるだろうし。

さて今回のお浚いは、どうせならと「オーディオコメンタリー」付きで見ていたのだが、そのメンバーというのが
 I:田中真弓・池田秀一・潘めぐみ(前半) 安彦良和・西村博之・鈴木卓也・谷口理(後半)
 II:安彦良和・池田秀一・潘めぐみ・関俊彦
 III:池田秀一・柿原徹也・潘めぐみ(前半) 安彦良和・藤野貞義・西村睦弘(後半)
 IV:安彦良和・隈沢克之・池田秀一・早見沙織
   喜山茂雄・一条和矢・松田健一郎・土屋トシヒデ・谷口理
 V:安彦良和・藤野貞義・古谷徹・銀河万丈・古川登志夫
   三宅健太・喜山茂雄・一条和矢・松田健一郎・土屋トシヒデ・谷口理
という面々。
「I」と「III」は前半と後半でメンバーが入れ替わり、「IV」と「V」は2種類が収められている。

安彦総監督の裏話ネタは興味深く、またランバ・ラルや黒い三連星ら濃いメンツの時や、古谷・古川・銀河らレジェンド勢揃いの時は非常に盛り上がるのだが、その反面で池田秀一や田中真弓らはオーディオコメンタリー向きではなく、何れも潘めぐみが孤軍奮闘しているのが気の毒だな、という印象しかない。
また前後半でメンバーが入れ替わるのは消化不良と欲求不満が溜まるので望ましい形式とは思えない。
さて、最後の「VI」は誰が登板するのやら。向き不向きがあるので人選は慎重に。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/26021109/




「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は完結だが、今度は思いがけず「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の続編が製作決定。福井晴敏もガンダム→ヤマト→ガンダムと忙しいことだ。間にキャプテンハーロックも手掛けていることを考えると節操がないというか。
更に「閃光のハサウェイ」のアニメ化も企画されてるのは嬉しい。この勢いで「クロスボーン・ガンダム」「ガイア・ギア」も是非。それにそろそろ「Gセイバー」も正史に加えたら如何なものか。




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by odin2099 | 2018-05-04 19:57 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<シャア・セイラ編>の完結となる第四弾。
といってもセイラは登場しない。また安彦総監督の裡では二作目までが<シャア・セイラ編>という扱いだそうで、この四作目も当初の副題は「誕生 赤い彗星」だったとか。この副題は今度上映される六作目で使われている。

e0033570_15074685.jpg今回のポイントの一つはシャアとララァとの出会いだが、むしろ物語上での比重の大きさからいえば、共和国から公国へ転じ開戦に至るジオンの国情と、ジオン・地球連邦双方のモビルスーツ開発秘話。
ミノフスキー博士のジオンから連邦への亡命劇と、それに絡むテム・レイの葛藤、そして”もう一人の主人公”であるアムロ・レイや、後に彼と共にホワイトベースのクルーになるメンバーの出会いが丹念に描写されている。
序盤と終盤に出番が集中してしまい中盤では殆ど見せ場のないシャアは、主人公でありながらやや割を食ってしまった感がある。

いよいよ一年戦争の幕開け。
そしてこれまではガンダムの出てこない「ガンダム」物語だったが、遂に最後に登場。もっともまだ設計図の段階だが。

史上初のモビルスーツ戦に挑むジオンのパイロットは、シャア、ランバ・ラル、そして黒い三連星。後のトップエースの共演、オールスター勢揃いのドリームチームだが、個性が強すぎるので本来の意味での”チーム”としては機能していない。

【ひとりごと】
既存作品の”前史”を新たに語る場合、後のシリーズ作品やスピンオフ作品の要素を取り入れるケースもあるが、それを考えた場合にこの「THE ORIGIN」に、ジョニー・ライデンやアナベル・ガトーらをチラとでも登場させてみるのも一興だったかも知れない。
勿論熱心なファンは嫌がるだろうが。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/24955006/




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by odin2099 | 2018-05-03 15:11 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
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