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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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「人造人間キカイダー」は「仮面ライダー」を差し置いて立体映画が作られるくらいの人気だったが、その続編「キカイダー01」は第1話「無敵!! 人造人間ゼロワン誕生!!」のブローアップ上映に留まった。
ただ「キカイダー」と「01」、それぞれの放送期間を考えると致し方ない面も見えてくる。

e0033570_21364992.jpg当時の<東映まんがまつり>は年2回、3月と7月の上映である。
「キカイダー」は72年7月から翌年5月までの放送だったので、クライマックスを控えた73年3月に新作映画を公開することが出来た。
対する「01」は73年5月から74年3月までの放送。73年7月の<まんがまつり>用に新作を作ることは難しく已む無くTVのエピソードを上映したが、74年3月も番組終了期のため新作映画を作るのは考えにくい。

もし80年代~90年代のように12月も含めた<まんがまつり>年3回の体制であったら、同じく80年代の<スーパー戦隊>のようにシリーズ立ち上げと同時に劇場版を製作するように組まれていたら、あるいは番組終了時に打ち上げ的な作品や後日談を作るのが当たり前だったら、立体映画は兎も角として劇場用新作「キカイダー01」が実現していたかもしれない。

もっとも「キカイダー」後半からスケジュールは遅れ、またオイルショックなどの影響から番組予算も乏しいギリギリの中で番組製作が続けられていた「01」の現場では、劇場用新作を作ろうなどという発想はそもそも出なかったのかも知れないが。

いずれにせよ劇場公開された第1話は、TVでのオンエアから約2カ月後の上映。強力な番組の裏で健闘しているヒーローの姿を映画館で初めて見る子供たちもいたであろう。
その子たちにアピールするためには第1話は格好のプロモーションになったであろうが、物語上の盛り上がりは今ひとつ。
再三書いているように前作のヒーロー・キカイダーと共演する第3話か、さもなければ併映の「ロボット刑事」同様の総集編として1~3話ぐらいまでをまとめたものを作れば、更にプロモーション効果は高かったのでは、と思うのだが。

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-08-17 20:29 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19125166.jpgTVシリーズ「仮面ライダーW」の4エピソードを手掛けた上で、坂本浩一が初めて監督した「仮面ライダー」の劇場版。
今のところ<ウルトラマン>と<仮面ライダー>、両方を監督した唯一の存在だ。

基本は仮面劇だった前作「ウルトラ銀河伝説」は別だが、アクションメインの構成に杉本彩八代みなせといったセクシーなゲストヒロインの登場と、監督の作風はこの時点で既に完成されている。

仮面ライダーWは「二人で一人の仮面ライダー」だが、今回の映画ではどちらかというとフィリップがメイン。
母かも知れない女性マリアへの思慕や、その正体、目的を知った後での葛藤などなど芝居どころも多い。
演じる菅田将暉も芝居が上手くなったなぁと感じさせられたが、まだ高校生なんだよね、彼。末恐ろしい…?
と当時書いているのだけれども、その後の活躍ぶりは周知の通り。すっかり邦画界を背負って立つ若手のホープになっている。
ちなみにフィリップとマリアの関係は「銀河鉄道999」の鉄郎とメーテルが落とし込まれているのだとか。

ただアニメーションで描かれるメーテルは透明感を保てるかもしれないが、杉本彩という肉体を得たマリアにはより生々しさを感じてしまう。
メーテルもやたらとヌードを披露したりで本来ならばかなりセクシャルなキャラクターではあるのだが、マリアの胸元がチラチラ見えたりミニスカートだったり、ボディーラインがハッキリ出る身体にフィットした衣装を着たりでフィリップに接する様子は、より禁忌な匂いが漂ってくる。

またコメディエンヌぶりが際立つ正ヒロインの鳴海亜樹子(演:山本ひかる)と対局なのが、NEVERの一員・羽原レイカで、演じてる八代みなせもチラっと胸元はだけての変身シーンや脚技中心の格闘シーンに必要以上の色気を感じるが、これも全て監督の持ち味だ。
で、今回の映画、<平成ライダー>の中では完成度はかなり高いと思う。
TV観てないと(観ていても?)わからない作品や、どう考えてもTVとは矛盾する作品、完全に独立した外伝というかアナザーストーリー等々色々あったけれど、TVの映画化であり、TVからはみ出してもいないという点ではこれまでの中では一番と言っても良いかも知れない。
というのも以前の時期からの引用だが、<平成仮面ライダー>の夏映画の中でも屈指の完成度。
次回作「仮面ライダーOOOオーズ」の主人公が先行して登場する場面はあるものの、他に余計な要素がなく「仮面ライダーW」という作品世界の中で物語が完結しているのも大きい。

【ひとこと】
仮面ライダージョーカーのテーマは格好良い。
劇中では2回流れ、「MOVIE大戦 MEGAMAX」でのジョーカーのアクションシーンにも使われているが、テンションが上がる。

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-08-15 19:18 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
Blu-rayが発売されたので、さっそく再観賞。

これ、従来であれば作られていたであろう劇場版「キュウレンジャーVSジュウオウジャー(もしくはスーパー戦隊)」とVシネ「帰ってきたキュウレンジャー」をミックスした代替企画なのだろう。
「キュウレンジャー」の後番組が「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」という奇を衒ったものなので、混乱を避けるために<スーパー戦隊VSシリーズ>を休止し、「帰ってきた~」要素を取り入れて時系列的にTVシリーズ後とし、共演相手としてメタルヒーローを選んだのだと思われる。

e0033570_19141566.jpgそんなこんなでヒーロー共演作品というよりは、やはりこれは「キュウレンジャー」のエピソード。「キュウレンジャー」に興味があり、ハミィちゃん可愛い!という人でないと面白さも半減かもしれない。幸いヴィランズに興味を持てたので(特に平田裕香演じるメレと水崎綾女演じるエスケイプ)その点では楽しめたのだけれども、作品全体としてはちょっと微妙だったかな。

スペース・スクワッド側として見ると、「スペース・スクワッド/ギャバンVSデカレンジャー」の続編ではあっても「スペース・スクワッド2」ではなく、せいぜい「1.5」ぐらいの扱い、ということらしい。これはあくまでもギャバンやシャイダーたちがゲスト出演に留まっているからだろう。
ギャバンがTVシリーズの「キュウレンジャー」にゲスト出演していたこともあり、それに準じているのかもしれない。

いずれにせよ早く「スペース・スクワッド」の続きを見たいものだが、この作品が「キュウレンジャー」の4年後(ということは「ギャバンVSデカレンジャー」からも4年後)という時間設定が、何らかの枷にならないといいのだけれど。
例えば「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」にギャバンをゲストで出すとしても、この作品後の時系列にしてしまうと、色々とややこしい説明が必要になってしまうのだが。

オーディオコメンタリーはラッキー/シシレッドの岐洲匠、スティンガー/サソリオレンジの岸洋佑、ナーガ・レイ/ヘビツカイシルバーの山崎大輝、ハミィ/カメレオングリーンの大久保桜子、スパーダ/カジキイエローの榊原徹士、佐久間小太郎/コグマスカイブルーの田口翔大、それに鳳ツルギ/ホウオウソルジャーの南圭介だったが実にウルサイ。それに誰か進行役を置くべきだった。

【ひとこと】
ツンデレなメレは可愛いし、エスケイプは相変わらずエロカッコイイな。
ハミィはちょっと趣味じゃないんだけど…。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-08-13 19:28 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
申し訳ないけれど、昭和期の<仮面ライダー>映画のワーストを選ぶなら、「五人ライダー対キングダーク」とこの作品、どちらかだなあ。

77~78年あたりからアニメブーム、SFブームと一緒に盛り上がってきた<ウルトラマン>と<仮面ライダー>の再評価。
<ウルトラマン>は79年の春に再編集の劇場映画を作り、アニメーションながらも新作TVシリーズを実現させ、夏にも第2弾の再編集映画を公開した。
<仮面ライダー>はというと遅れること半年、79年秋からTVシリーズが再開、そして翌年春にはこの映画の公開と順調…かと思いきや、この映画の時点で主役交代というテコ入れの計画があったんだとか。
e0033570_20163310.jpg
それはさておき、TVでは先輩ライダーの客演が始まった頃だけど、この映画では一気に歴代ライダーが全員集合、というイベント性が売り。子供たちに大きくアピールする要素だったはずだけど、かつてのイメージがなく、全員が声優声で喋る歴代ライダーは偽物感がつきまとう。
第一期の<仮面ライダー>シリーズなら、素顔での出演が叶わなくても声だけでもオリジナルの俳優を呼ぼうという心構えがあったけど、そんな時代じゃなくなっちゃったんだね。

そんなこんなで最大のアピールポイントが、逆に最大の弱点に。
偽物くさい歴代ライダーとスカイライダーの絡みも不自然で(先にスカイライダーを単独で敵基地に向かわせたはずなのに、スカイターボで敵陣を疾走するその行く先々で助っ人に現れる歴代ライダーはテレポーテーション能力でもあるの?)、見ていて苦痛でしかない。

石ノ森センセのお気に入り、中村ブンの大抜擢は画面がウザくなるだけだったし、そもそもこの羅門博士一家と筑波洋の関係も説明なし。多分、洋と羅門ブンが高校か大学の同級生とかそんな感じなんだろうけどね。
宇宙ステーションに羅門博士と一緒に乗り込み、実験の成功を祝う石ノ森センセの役どころも訳わからず(同僚にしては距離を置いてるし、かといってステーションの責任者というほど偉くもなさそうだし)。

で、以前にも書いたけど、そんな中での見どころはゲストヒロインの舟倉たまき(舟倉由佑子)。
アリコマンドに襲われ服をビリビリに引きちぎられ、銀河王には体を撫で回されとセクハラ攻撃を受けまくる。もしかして下着姿を披露したり、ひょっとしてヌード?! なんてドキドキしてたことを思い出す。
後に彼女は「電子戦隊デンジマン」のデンジ姫に。東映の秘蔵っ子だったようだけど、今はどうしているのやら。

総監督に石ノ森センセを担ぎ出し、これまでの<東映まんがまつり>作品としては破格の予算をつぎ込んだ(<まんがまつり>としては)超大作だったはずなのにまことに残念。
対費用効果を考えれば、この作品がダントツのワースト1かなあ。

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-08-09 20:23 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
石ノ森章太郎を原作者に頂いた「秘密戦隊ゴレンジャー」と「ジャッカー電撃隊」と、東映オリジナル(原作:八手三郎)の「バトルフィーバーJ」以降の作品群は、本来は別モノ。しかし今は同じ<スーパー戦隊>シリーズという扱いになっている。

となると「ジャッカー」が77年12月に放送が終了し、「バトルフィーバー」が79年2月にスタートするまでシリーズには空白期間があることになるのだが、78年の3月に公開されたこの劇場用作品があるため、シリーズに空白はない、というのが近年の詭弁。
しかし<ウルトラマン>にも<仮面ライダー>にも中断期間があるのだから、正直どうでも良い話。

それより冒頭で「ゴレンジャー」と「ジャッカー」を普通に同一シリーズとして扱ったが、実はこの両番組も特に繋がりはない。
「ゴレンジャー」のフォーマットに則って作られた「ジャッカー」は確かにシリーズ第2弾ではあるが、お話が繋がってるわけではないのだ。
なのでこの二大戦隊の共闘は、<スーパー戦隊VSシリーズ>がレギュラー化し、TV本編へのレジェンド戦士の登場が珍しくなくなった昨今と違い、子供たちには遥かに大事件だったのだろうな、と思う。
e0033570_19465659.jpg
ただ出来上った作品は、キャラクター面では必ずしも充実していたとは言い難い。
死んだ筈のアイアンクロー/鉄の爪(演:石橋雅史)の復活に、クライム四天王(演じるのは安藤三男、潮建志、天本英世、金田治で、合体した四天王ロボの声は飯塚昭三!)の登場も、マニア向けのキャスティングが子供たちにどの程度アピールするのは疑問だし、この手のイベントでお約束の再生怪人軍団の登場もない。
何よりもゴレンジャー側の素顔での出演者がペギー松山(演:小牧りさ)のみというのは淋しい。
それでもTV放送が終わって3カ月近く経ち、再びジャッカーに、ゴレンジャーに会える、という一点だけでも子供たちには十分だったのだろうか。

ちなみに以前にも書いたが、この映画は当初「ジャッカー電撃隊VS大鉄人17」として企画されていた。
劇中でも世界各地で悪と戦っているヒーローとして、ゴレンジャーの他に仮面ライダーV3キカイダー仮面ライダーアマゾンの名前が上げられている。
既に<仮面ライダー>シリーズに幕が下ろされて2年以上が過ぎ、「ジャッカー」の終了でTVから石ノ森ヒーローは姿を消している。
つまり実写版<石ノ森章太郎ワールド>の集大成は意図されていたものの、必ずしも<スーパー戦隊>をシリーズとしてまとめようとしていたわけではなかったのだ。
もしジャッカーと17の共闘が実現していたら、<スーパー戦隊>シリーズは成立していなかった可能性もある。その点ではこの作品の存在意義は大きい。

先に公開されていた「グレンダイザー・ゲッターロボG・グレートマジンガー/決戦!大海獣」が永井豪ロボットアニメの集大成を意図していたのと同じで、<東映まんがまつり>も転換期を迎えていたのだ。
かつてメイン番組が名作物の新作アニメからTVヒーローの劇場用新作に移り、その主役が<仮面ライダー>から<マジンガー>へと移行していったが、今度はアニメが永井豪作品から松本零士作品へ、実写ヒーローは石ノ森章太郎作品から八手三郎作品へと移り、そして「テレビまんが」から「アニメブーム」へと進化、発展していく過渡期だったのである。

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-08-07 06:20 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(2)
現役作品「仮面ライダーフォーゼ」と、その前番組「仮面ライダーオーズ」、両方のライダーが共演する<MOVIE大戦>シリーズの第3弾。
これまでの<MOVIE大戦>は、先行番組のパートと現行番組のパート、そして共演編となるパートの三つに分かれていたが、坂本監督に交代したからなのかパート分けが変更になっている。

e0033570_06235346.jpgDVDのパッケージによると、第一章「幕開け/戦え!伝説の七人ライダー」から始まり、第二章「仮面ライダーオーズ/アンク復活と未来のメダルとつながる希望」、第三章「風都 暗躍する陰謀/颯爽!仮面ライダージョーカー」、第四章「仮面ライダーフォーゼ/撫・子・降・臨」、そして第五章「MOVIE大戦 MEGA MAX/集結せよ!栄光の戦士たち」の五部構成。
オーズとフォーゼの共演だけでなく、その前番組である「仮面ライダーW」、それに栄光の7人ライダーまで登場するという贅沢な娯楽編だ。

物語も、各パートが独立していて最後にドッキングする従来のパターンと違い、財団Xの大規模な計画、それを追ってライダーたちが絡んでくるという流れになっているので、一本芯が通っていて見やすい。

最初に7人ライダーが財団Xと接触し、オーズとフォーゼはそれぞれ別の事件に遭遇するが、その裏では財団Xが暗躍し、独自に調査を進めていたWによってオーズとフォーゼが結び付けられ、クライマックスでは7人ライダーも参戦、という具合に飽きさせない。<平成仮面ライダー>シリーズの劇場版の中でも上位に来る傑作だ。

坂本監督らしく、男性陣はかなり派手に動かされ、女性陣は可愛く格好良く撮られ、というのはこの作品以降顕著になっていく毎度のお約束。中でもメイン格ではないものの有末麻祐子はフィーチャーされており、今回の出演者の中では寵愛されている印象を受ける。近年は彼女、あまり目立った活躍がないようだが…。

それにしても渡部秀、福士蒼汰、吉沢亮、桐山漣、菅田将暉…と並ぶライダー俳優陣、今となっては錚々たるメンバーだ。再集結のハードルは高そう。

【ひとこと】
美咲撫子の”美咲(みさき)”って、「岬ユリ子」の”岬(みさき)”だったのね。タックル…。

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by odin2099 | 2018-07-18 06:27 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
先日のメレ様に続いて、今度はエスケイプ様が見たくなってこの作品をばセレクト。

キョウリュウジャーとゴーバスターズの共演のみならず、ジュウレンジャーとアバレンジャーも勢揃い。
初お披露目となるトッキュウジャーも含めると、1時間ちょっとの作品に5大戦隊が顔を揃えることに。
まあ何とかキャラを使い切ったね、という印象の一篇。

e0033570_18552918.jpgエスケイプは「ゴーバスターズ」のキャラだから、復活怪人枠。たいして出番はないんだろうな、と思いきや意外に出番が多くて狂喜乱舞。
この作品の最大の見せ場が、ヨーコちゃん&アミィVSエスケイプ、女性3人の素面アクションなんだから、流石にエロ監督はわかってます。他の人が監督だったら、エスケイプの出番はもっと少なかったかも?

ヨーコちゃん役の小宮有紗とはこの時が初仕事だったんじゃないかと思うけど、以後常連さんの仲間入り。何気に”お気に”なんでしょうね。
実はエスケイプこと水崎綾女とも、公開順でいうとこの作品が初めてになるのかな?(撮影は「赤×ピンク」の方が先だったような…?) 
ただそれ以前よりも面識はあったようで、メイキングなどでは息ピッタリ。

キャラクターてんこ盛りでお腹いっぱい、胃もたれ必至な娯楽アクション映画ですが、何度見ても詰め込み過ぎなのは否定できないところ。
<スーパー戦隊VSシリーズ>という枠組みから、前番組の「ゴーバスターズ」との共演は必然なのだけれども、作劇上はこのゴーバスターズが邪魔になってしまってるのが本末転倒。
キョウリュウジャーとゴーバスターズの共演作品は別に作り、こっちはジュウレンジャー、アバレンジャーとの恐竜モチーフ戦隊大集合映画として作ってくれてれば、ねえ?

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by odin2099 | 2018-07-09 19:04 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
ドン・アルマゲの死闘から4年後を描く「宇宙戦隊キュウレンジャー」の後日譚。
e0033570_09194977.jpg
カメレオングリーン/ハミィがネオキュータマを盗み出すという事件が発生。そのハミィへの対応を巡ってキュウレンジャーが真っ二つに分かれ、対決する羽目に。だがその背後には幻魔空界・十二使徒の一人、宇宙忍デモストの影があった。
そこへ”もう一つの宇宙”から、デモストを追ってスペース・スクワッドのギャバンとシャイダーがやってきた。

「スペース・スクワッド」の第二弾という体裁は取っているが、実際は「スーパー戦隊VSシリーズ」やVシネマの「帰ってきた~」シリーズの流れを汲む作品。メインとなっているのはキュウレンジャーたちのドラマで、ギャバンたちはあくまでもゲスト出演。

キュウレンジャーたちが大所帯だからか、スペース・スクワッドがギャバンとシャイダー、それにジライヤだけというのが些か淋しい。特にジライヤは、戸隠流三十五代宗家・山地闘破ではなく三十六代宗家・天城闘真という新キャラに代替わりしているにも関わらず、コスチューム姿のみで声は赤羽根健治が担当、しかも出番は序盤と終盤のみなのが勿体ない。せっかく相手はデモストだというのに。

その一方でネオキュータマの力でデモストが復活させたヴィランズのメンバーはなかなか豪華。
メレ、腑破十臓、バスコ・タ・ジョロキア、そしてエスケイプの4人で全てオリジナルキャストで復活を遂げている。監督曰く、これは現世に未練を残した者たちを蘇らせる「魔界転生」のイメージなのだとか。

理央のいない世界に何の意味もないというメレだけはこのメンバー内では異質だが、そこは単にカメレオン戦士繋がりという以上にハミィとの間でのドラマも用意され、平田裕香のツンデレぶりが魅力的だ。ちなみにメレの衣装は撮影当時のものだそうだが、なんか以前より胸に谷間が強調されてるようでドキドキ。

e0033570_09193673.jpg十臓は四人の中では一番精彩を欠く。やはりシンケンレッド=志葉丈瑠抜きに、このキャラの存在意義はないのだなと改めて感じた次第。エスケイプも「すっごくイイモノよ」というお馴染みの台詞をいうくらいしかないのだが、こちらは当時よりもムチムチ感が増したような水崎綾女がエッチぃので良しとする。

相変わらずぶりが際立っているのはバスコ。「何かを得るには~」のお約束の台詞をはじめ、キャラクター自体もぶれず、口調がいちいちバスコっぽい。冷酷非情で残忍でありながら、どこか憎めないトリックスターの面も併せ持つ彼ならでは、といったところだろうか。

お話の方は、ハミィの裏切り行為の理由付けがあまりにも…。よっぽどの事情を抱えてるのか、それとも特命を帯びて潜入捜査みたいなことをしてるのかと思いきや、そりゃお師匠さん(演じるのは広瀬仁美!)の命は大切だろうけど、騙されてました、ではあまりに甘い。

騙されていた、といえば鳳ツルギ大統領の二人の補佐官を出合正幸と高山侑子が演じているのだが、これも2人のイメージを逆手に取った面白い設定になっている。
逆手に取っているといえば、シャイダー=烏丸舟。相変わらず女の子と見ればナンパしまくりのチャラ男ぶりは健在だが、それが思わぬ事件解決の決め手に。まさかそれが伏線になるとは気付かなかった。

ラストでは幻魔空界が関与していると見られる多発するビル火災が報じられ、ギャバンとシャイダーが誰をメンバーに入れるかを話し合うシーンがあるが、そこに浮かび上がるのが「特警ウィンスペクター」ファイヤーのシルエット。そして”To Be Continued”とテロップが出て終わるが、続編が早期に実現するのを待ちたい。

【ひとりごと】
ワシピンク/ラプター283の声を担当しているM・A・Oが、市道真央名義でルカ・ミルフィとしてゲスト出演。「声が似てる?」とハミィに言われるというオチが付く。
同じくグラッツェの客として来ているのがリュウ・コマンダー/ショウ・ロンポー役の神谷浩史とオウシブラック/チャンプ役の大塚明夫の二人。どうせなら他にもヴォイスキャストの顔出し出演があれば愉しかったのに。




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by odin2099 | 2018-07-01 09:25 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20005265.jpgレギュラーだけで9人編成、追加戦士を含めると12人(だっけ?)の大所帯。
ということでのっけからテンション高めの劇場版。

今度公開されるスペース・スクワッドの新作の共演相手なので、はてさてどんな戦隊だったっけ?
――と見直してはみたものの、派手な展開はいいにしても所謂「馬鹿レッド」はどうにも好きになれないし、そもそも人数持て余し気味だよなあ。

そしてゲストキャラであるメイン悪役に起用されてる芸人さん。
滑舌悪いし、棒読みだし、こもり声だし、何言ってるのかよーわからん。
それ以前にこの芸人枠って必要なの?集客効果はあるの?と毎回毎回思ってしまう。

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by odin2099 | 2018-06-22 20:04 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
全仮面ライダー大集合、全スーパー戦隊勢揃いに始まり、仮面ライダーとスーパー戦隊が作品世界の枠を越えて共演したのはヒーロー映画史上の大事件だったけれども、それに宇宙刑事が加わってからはヒーローの共演ありきの映画が乱発され、おまけに動員されるヒーローも頭数合わせで物語に直接絡むことなく、単に右往左往するばかりということも珍しくなく、段々と有難味が薄れてきてしまった。

e0033570_19552232.jpgそんな中でこの作品は同じ警察組織をバックボーンに持つギャバンとデカレンジャーに絞り、各々のキャラクターを立てることで久々にワクワクさせてくれる快作に仕上がっている。
実際はスーパー戦隊側はデカレンジャーにほぼ絞られているが、宇宙刑事はギャバンだけに限定しているわけではなく、広義の宇宙刑事シリーズ、メタルヒーローシリーズ全般に亘っているのだが、その不自然さはまるで感じさせない融合振り。むしろ今後の作品展開への夢が広がるものになっている。

「宇宙刑事シャイダー/NEXT GENERATION」「特捜戦隊デカレンジャー/10YEARS AFTER」と、近年新作が作られたばかりだったというのも大きあっただろう。
昔のヒーローでありながら、れっきとした現役ヒーローでもあるからだ。

今月にはスペース・スクワッドの第二弾として「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」が公開されるが、作品だけでなくシリーズの枠をも取っ払った新たなシリーズとして、決して粗製乱造に陥ることなく、鮮度を保って楽しませて欲しい。

【ひとりごと】
シリーズを動かすキャラクターとして期待された紅牙だったが、演じていた原幹恵が休業(事実上の引退?)とのことで非常に残念。彼女自身にも大きなドラマ性を感じていただけに、何とか復帰してもらいたいところなのだが…。

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-06-18 20:00 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

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