【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

タグ:東映ヒーロー ( 538 ) タグの人気記事

e0033570_2354366.jpgゲルショッカーを倒したのも束の間、新たな組織デストロンが出現。
両親と妹を殺された風見志郎はその復讐を誓うが、瀕死の重症を負ってしまう。
ダブルライダーは彼に改造手術を施し、ここに第三の戦士、仮面ライダーV3が誕生した!

『仮面ライダーV3』第2話「ダブルライダーの遺言状」を、<東映まんがまつり>枠で公開した劇場版。
前番組『仮面ライダー』は98本作られ、『V3』1話ではV3はラストに姿を見せるだけなので実質的な活躍はこのエピソードから。

ということで『仮面ライダー』通算100話目にして、新ヒーローのデビュー作という記念作品。
3人のライダーが顔を揃えているというイベント性もあってセレクトされたのだと思うが、前後編の「後編」なので、当時の「ライダー」人気を考えれば2話分を再編集するくらいの手間をかけても良かったんじゃなかろうか。

後に”東映ヒーロー東の横綱”と呼ばれ、『秘密戦隊ゴレンジャー』アオレンジャー新命明、『怪傑ズバット』早川健、『ジャッカー電撃隊』行動隊長ビッグワン番場壮吉、それに<レスキュー・ポリス>シリーズや『超力戦隊オーレンジャー』でヒーロー役者の真髄を見せてくれた宮内洋も、ここではまだまだ手探りの初々しい演技を見せている。
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by odin2099 | 2007-08-26 13:42 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
ある日、鬼太郎の元へ関京子という少女からの手紙が届いた。それによるとある晩、塾の帰り道に何者かにハサミで襲われたのだが、ただの痴漢には思えないのだという。更に父親の様子も変なので、もしそれが悪い妖怪の仕業だとするならば、早く退治して欲しいと認められていた。鬼太郎は早速京子の家に向かうが、果たせるかな、そこには妖怪の姿が・・・!

e0033570_21141988.jpg幻の「月曜ドラマランド」版!まさかこんな作品がDVD化されるとは・・・!?
実は本放送で観ているし、一度だけあった再放送を録画したテープもまだ持っていて一時はかなり繰り返し観ていたけど、完全版にもう一度お目にかかれるとは思いもしなかった。今年『鬼太郎』は実写で映画化されているので、それに便乗しているのはみえみえだけどやっぱり嬉しい。2年後に作られたビデオ映画版も同時にリリースとは、至れり尽くせり?
現在、通算5作目となるTVアニメ版も放送されているけれど、なかなか好評の様子。鬼太郎人気は息が長いですな。

この作品は『宇宙刑事』シリーズを送り出し、次いでその後番組『巨獣特捜ジャスピオン』を担当していたスタッフが掛け持ち登板。監督は小林義明。
「月ドラ」の枠は基本はビデオ撮りなんだけれども、この作品はフィルム撮り(後に『悪魔くん』も製作されたけれど、それもビデオ撮り)。もしかするとこの枠では唯一のフィルム撮り作品だったかも知れない。

新宿の”眼”やミロード、西口ターミナル、或いは石神井公園など東映作品では御馴染みのロケ現場が色々と登場しているのをはじめ(池袋、というか大塚あたりが出てくるのはちょと珍しいか)、スタントもJAC(現・JAE)が受け持っているのでクライマックスは当然のように寄居の採石場!
ということで気分は完全にヒーロー・アクション物。なので鬼太郎ファン、水木しげるファンにはちょっと許せないものがあるだろうけれど、逆に東映ヒーローファンからすれば、「一反木綿!」と鬼太郎が呼ぶシーンでは「サイバリアーン!」とか「電子星獣ドルー!」とか叫びたくなるだろうし、クライマックス・バトルでは宙明節(”レーザーブレードのテーマ”!)が高らかに頭の中に響き渡るんじゃなかろうか。
エンディングがこれまた夕陽をバックに歩く鬼太郎のシルエットだもんだから、「からんころんの歌」流すより「強さは愛だ」の方が似合いだろ?!

出演は、子なきじじいに赤星昇一郎、砂かけばばあに由利徹、ねずみ男に竹中直人。アイドル主演で、お笑い系、バラエティ系のタレントさんが脇を固めるという「月ドラ」の布陣からすれば、まぁまぁ妥当なところだろう。
これに監督と親交の深い汐路章(おっかむろ)やうえだ峻(あみきり)、それに佐渡稔(吸血鬼エリート)が妖怪役で出演していて、ボスが女ぬらりひょん。演じている夏樹陽子がなかなか色っぽく、子ども番組としてはちょっとヤバイ?
また目玉おやじは人形で処理され、声は勿論この人、田の中勇。一反木綿は着ぐるみ(ホントに木綿で作ったらしい)と装演を組み合わせ、妖怪の変身後(?)は怪人同様の着ぐるみ。
なお、霊界郵便配達夫の役で、原作者の水木しげるが最初と最後に顔を見せている。
肝心の鬼太郎役は六浦誠という子役だが、まぁ可もなく不可もなくというか、誰が演ってもこんなもんでしょ。

だけれども、特筆すべきはヒロイン京子を演じた秦暎花!!
彼女はこの前年、『星雲仮面マシンマン』にレギュラー出演していた子役だが、他にも『宇宙刑事シャイダー』、『科学戦隊ダイナマン』、『電撃戦隊チェンジマン』などにゲスト出演していて強い印象を残していた。
当時これらの番組で注目されていた高橋かおりや磯崎亜紀子、川口智子、内田さゆりらの子役陣に比べて抜群の美少女という訳ではなかったが、飛びぬけているのはその演技力・表現力で、彼女が出ているが故にそのクオリティが上がったエピソードがあるくらいだ。その彼女を徹頭徹尾中心に据えているだけで、誰が何と言おうとこの作品の評価は○である。
今回の作品でも、監督の持ち味というべき鬼太郎と京子との間の淡い関係が描かれているけれど、これが実に説得力があるのだ。別れのシーンで鬼太郎を追いかける彼女の姿、結構ジーンとくるものがある。
この作品の翌年あたりから見かけなくなってしまうのだけれど(中学生になったから?)、今はどうしているんだろうか?

ところでこの作品、元々はシリーズ物として企画されていた。ところがコンペで敗れてシリーズ化はボツとなり、その後特番として復活したわけだが、代わりにシリーズ化が実現したのが、実は斉藤由貴主演の『スケバン刑事』
結果、『スケバン刑事』は大ブームを巻き起こしたけれど、もし『鬼太郎』のシリーズ化が実現していたらどうなっていたのかねぇ・・・。
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by odin2099 | 2007-08-23 21:14 | テレビ | Trackback(2) | Comments(10)
オーレンジャーに追われていたバラノイアの生き残りバラモビル。そこに居合わせたレッドレーサーこと恭介の勘違いから、オーレンジャーとカーレンジャー、2大戦隊が激突してしまう。その戦いの最中にその誤解は解けるが、今度はボーゾックにオーレッドが囚われてしまう。
オーレッドを救うには2大戦隊の共闘しかない。三浦参謀長はカーレンジャーに大特訓を課すのだが・・・。

e0033570_9263268.jpgスーパー戦隊のVシネマシリーズの2作目。
前作の『オーレンジャーVSカクレンジャー』では2大戦隊のスムーズなコンビプレーが楽しめたが、今回は生真面目なオーレンジャーとおチャラけたカーレンジャー、方や軍人、方や民間人という水と油の両戦隊なだけにその噛み合わなさぶりが一つの味になっていた。
オーレッド・星野吾郎とレッドレーサー陣内恭介の出会いからして
 「UAOH(国際空軍)の者だ」
 「うわおーって書いてあるぜ」
といった具合。
またカーレンジャーを鍛えると称して乗り込んでくる、三浦参謀長(=宮内洋)の理不尽な大特訓も笑いを誘う。
オーレンジャーはゲスト扱いで、オーレッドを除けば全般に出番は少なめ。素顔の5人が揃うのはラストシーンのみで、しかも序盤には4人しか登場しない。これはオーピンク役のさとう珠緒が売れっ子になってしまった為にスケジュール調整が難しくなったのか、それとも目立たせようとする演出なのか? ただ、それを補う三浦参謀長の暴走振りであった。
また、シグナルマンを演じた大塚芳忠の歌声も楽しめる。
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by odin2099 | 2007-08-05 09:28 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
仮面ライダー/THE FIRST』に続くリメイク版の第二弾が、今秋スクリーンに登場。
タイトルは『仮面ライダー/THE NEXT』で、今度の主役はV3!
といっても「敵は地獄のデストロン」ではなく、秘密結社ショッカーのまま。1号本郷猛の黄川田将也と2号一文字隼人の高野八誠もそのまま出演ということで、はたしてどんなお話になるのやら。
V3役は『仮面ライダーカブト』のドレイク役だった加藤和樹。かなりホラー色の強いものになるようだ。
監督は田崎竜太。
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by odin2099 | 2007-06-08 06:25 | 映画雑記 | Trackback | Comments(2)
e0033570_232523.jpg『百獣戦隊ガオレンジャー』と『仮面ライダーアギト』に始まった<スーパー戦隊>シリーズと<仮面ライダー>シリーズの劇場用新作2本立ても、これで4本目。「地球署史上、最凶最悪の事件発生!!」というキャッチコピー、それに過去3年の映画化作品(『ガオレンジャー』、『ハリケンジャー』、『アバレンジャー』)よりも長い上映時間、ということでかなり期待して観に行ったのだけれども、上映時間が長くなった分だけアクション・シーンが増えたという印象でちょっと期待はずれだった。


短い時間でお話を語ろうとすると、どうしてもどこかに集約せざるを得ない場合もあるので致し方ないっちゃあ致し方ないんだけど、デカレンジャー特有のキャラクターの絡みが少なく、各キャラクターの見せ場が少ないのも残念。今回はデカレッドことバンと新山千春が演じたゲストヒロインがメインで、他のメンバーは脇役扱い。e0033570_23254575.jpgそれはそれでお話は追いかけやすいのだけれども、デカレンジャーなんだからそこを何とかして欲しかった、というのは贅沢な望みなんでしょかね。デカイエローのジャスミンとデカピンクのウメコなんて、ゲストヒロインよりも可愛いんだし・・・?
そうは言っても楽しく観られてしまうのは、『デカレンジャー』という作品のスタッフ、キャスト全体のノリの良さ、チームワークの良さなんだろうね。過剰な期待がない分、2回目3回目の方がよりスンナリと楽しめる感じだ。


さてこのシリーズは毎回エンディングに凝っているが、今回も遊び心充分。愉しい気分で映画館を後に出来・・・るけど、しちゃいけない(笑)。e0033570_23252160.jpg途中休憩ナシですぐに『仮面ライダー剣』が始まるからだけれども、併せて2時間の長尺、毎回思うことだが何故間に休憩を挟まないんだろう? 家でビデオやDVDで楽しむ分には構わないのだけれども、『ライダー』の途中で絶対子どもの集中力は途切れるんだな。この時も『デカレンジャー』が終った後、『剣』を観ないで帰る親子連れが何組もいたけれど、それも毎回恒例。そろそろ考えた方が良いんでないかい?
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by odin2099 | 2007-05-09 23:28 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
時の魔人クロノスによって、異空間へ飛ばされてしまったボウケンジャーたち。残されたボウケンシルバーは単独で彼らを助け出そうとするが、その前に謎の戦士アカレッドが現れる。歴代スーパー戦隊の赤ヒーローの魂を受け継ぐアカレッドに導かれ、歴戦の勇者たちを探しに向かうボウケンシルバー。一方クロノスも、デュークオルグのツエツエ、ジャカンジャ暗黒七本槍のフラビージョ、インフェルシアの魔導神官メーミィを復活させる。

e0033570_20263811.jpg毎年恒例、スーパー戦隊Vシネマの第13作目で、本来ならばボウケンジャーたちと共演するのは前番組『魔法戦隊マジレンジャー』の面々のはずだが、スーパー戦隊シリーズ30作目を記念してか、ドリーム戦隊との共演となった。
参加しているのは、『忍者戦隊ハリケンジャー』のハリケンブルー、『爆竜戦隊アバレンジャー』のアバレブラック、『特捜戦隊デカレンジャー』のデカブレイク、『魔法戦隊マジレンジャー』からはマジイエローとマジシャインという顔触れ。これに謎の新ヒーロー”アカレッド”(なんちゅーネーミングだろ)が参戦するという構成だ。

また相手側にも『百獣戦隊ガオレンジャー』のツエツエや、『ハリケンジャー』のフラビージョを復活させるなど、さながらここ数年のスーパー戦隊シリーズ同窓会の雰囲気。今や売れっ子アイドル(なのかな)となったフラビージョ役の山本梓の出演も大々的に謳われているが、スケジュールの関係からか、出番は僅かである。

以前にも『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』という変則作品が作られたことがあったが、あの時は前番組『未来戦隊タイムレンジャー』のレッド役だった永井大が、製作時には休業中だったという理由があったようだが、今回は純粋にお祭り企画なのだろうか。
その割りに、歴代レッドを(変身後だけだが)全員揃えた『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』ほどの華やかさはない。その分、ドラマとしては観やすいものにはなっているが。

なお、渡辺宙明の手になるテーマ曲も作られているアカレッドの声は古谷徹が担当。スーパー戦隊縁のキャストというわけでもない起用理由は謎だ。
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by odin2099 | 2007-03-24 20:27 | ビデオ | Trackback | Comments(6)
東映とマーベル・コミックスが提携して製作した第1弾が『スパイダーマン』(第2弾は『バトルフィーバーJ』)で、これはそのTVシリーズをベースに<東映まんがまつり>用に作られた劇場拡大版です。
e0033570_8431330.jpg元々TVシリーズを殆ど知らないので思い入れも何もないのですが、お話もこれといって特筆すべき点はありません。主演の香山浩介(藤堂新二)の出番が殆どなく、専ら変身後のスパイダーマンばかり画面に出てくるのもキャラクターの魅力を損ねていると思います。
おそらくTVシリーズと並行しての撮影だったため、スケジュール面を考慮した結果なのでしょうが。

原作からはキャラクター・デザインのみを借りて、全く別種の変身ヒーロー物として作られていますので、昨今のハリウッド版で興味を持っただけの人にはお勧めしかねます。
きっとガッカリなさると思いますので。

ただ一つだけ確実に誇れるのは、独特のスパイダーマン・アクション。担当したのはJAC(当時)の古賀弘文ですが、CGを使わない生身のアクションはハリウッド版にも優ります
この時期に本国アメリカでも『スパイダーマン』の実写ドラマ版が放送されていたのですが、原作者であるマーベル・コミックスの総帥スタン・リーも、この日本版アクションには太鼓判を押したとか。
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by odin2099 | 2007-03-03 08:44 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(2)
現在まで続く”平成「仮面ライダー」シリーズ”、栄えある一本目が『仮面ライダークウガ』なわけですが、その1・2話を、スタッフを再結集し、未使用シーンをプラスし、アフレコやダビングもやり直し、ほぼ全カットに修正を加えたという再編集版がこの作品です。
といっても、よほど熱心に観ていたファンでなければその違いはわからないでしょうし、何故1~2話だけ<特別篇>を作ったのか、その理由もよくわかりません。ディティール・アップをさせたいのならば全話(は無理でも要所要所のエピソード)に手を加えて欲しいですし、物語の導入部、序章として再構成するのであれば、レギュラー・キャラクターが揃い始める5~6話くらいまで盛り込んで欲しいところなんですがね。この作品だけを観ても、何が何だかわからないと思います。

e0033570_23464083.jpgそれにしても改めて観ると、『クウガ』は良いですねぇ。
「仮面ライダー」を名乗りながらも、従来の作品群との接点はなし。単なる子ども向けの荒唐無稽なフィクションではなく、地に足の着いたというか、もしかすると現実にあるんじゃないかと思わせるぐらいリアルな物語展開、そして登場人物たちの身近な日常生活の点描などなど、”大人向け”という言葉では片付けられないくらい深みのあるドラマが繰り広げられています。
しかもそれが、仮面ライダーである主人公のドラマと乖離しているわけではなく、有機的に結びついているのは稀有なことです。
これはオダギリジョー葛山信吾、村田和美ら出演者らの演技に負うところ大だとも思います。

今となっては個性的な俳優と認識されているオダギリジョーですが、この当時は相棒の葛山信吾に押され気味でした。DVDの特典映像には、この作品の発売記念イベントの様子も収められていますが、他のキャストへの声援の多さにガックリ項垂れるオダギリジョーの姿も捉えられています。
またこの頃は、『クウガ』の映画化企画というのも持ち上がっていて、ファンサイトでも署名運動が盛ん。そしてオダギリジョーを始めとするキャストたちも映画版に対する意気込みを熱く語っていたりもしたのですが、結局は映画化企画は頓挫し、今では公式プロフィールからも『クウガ』への出演歴が抹消されていたりするのは、当時夢中になっていたファンからするとかなり寂しいことではあります・・・。
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by odin2099 | 2007-01-25 23:56 | ビデオ | Trackback | Comments(10)
宇宙海賊キャプテンワルダーがロビンを花嫁にし、ロビンの故郷バレリーナ星を支配しようと地球へやってきた。ロボコンたちはロビンを守ろうと奮闘するが、宇宙妖術師アークマンはロボコンたちを洗脳してしまい・・・。

e0033570_22512756.jpgTVシリーズ『がんばれ!!ロボコン』の劇場用新作で、<東映まんがまつり>で上映された一本。
公開当時はヒーロー物風のロボコンに若干の違和感を覚えたものだが、映画ならではスケール感が盛り込まれているのはファン・サービス。大野しげひさ、加藤みどり、由利徹ら芸達者なレギュラー陣や、佐久間真由美、島田歌穂などベテラン子役の好演もあって、今観てもなかなか楽しめる。
なお、アークマンを演じているのは天本英世。独特の存在感はこの作品でも健在だ。




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by odin2099 | 2006-12-21 22:52 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22243231.jpg大道寺博士が開発した人工重力装置を狙うショッカーと、それを阻止せんとする二人の仮面ライダーの攻防を描いた『仮面ライダー』シリーズの劇場用新作映画の一本目。のみならず、現役TVヒーロー番組の拡大劇場版公開の先駆ともなった歴史的な作品でもある。

公開は爆発的人気となった<2号ライダー篇>のクライマックスとぶつかり、1号ライダーをゲストに迎えての「ダブルライダー」を前面に押し出し、大挙して出現する再生怪人軍団、映画でしか見られない新怪人の登場、スケールの大きなショッカーの計画といった目玉を多数用意し、しかもシネマスコープ・サイズの大画面でライダーが大活躍するというのだから、これは現役視聴者である子供たちへのアピール度は充分過ぎるほど。
e0033570_22245833.jpgそして<新1号ライダー篇>突入に先駆けて変身ポーズを初披露する本郷猛、といった思わぬ拾い物的なシーンもあってか、集客効果はバツグン。従来、中編規模の名作アニメがメイン番組だった<東映まんがまつり>は、これ以降ヒーロー番組中心に構成されることになった。

ただ、これだけ魅力的な要素を詰め込みながらも、映画の出来は今ひとつ。再生怪人軍団も何体かを除けば見せ場は与えられず、1号2号の共闘もインパクトが弱い。現場処理が多かったのかも知れないが、もう少し脚本を練り直して欲しかったものである。
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by odin2099 | 2006-12-05 22:26 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)

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