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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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…です。

e0033570_22152732.jpg今日は『999』一本目を観直しております。
徹夜こそしなかったものの、公開初日に初めて観に行った思い出深い作品。
それぞれ独立した作品だったはずの『銀河鉄道999』、『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『Queenエメラルダス』が実は同じ世界を描いていて、それらの主人公たちが一堂に会する、というのは正に「事件」でした。


実際には異なる作品のキャラクター同士の共演場面はさほどワクワクするものではなく、むしろ『999』という作品の中でハーロックもエメラルダスも一人の登場人物として違和感なく溶け込んでいるという新和性、融和性の方に驚かされましたが。


その後しばらくの間「松本零士ブーム」は続き、期待とは裏腹に作品そのものには失望させられる度合いが強くなって行きましたが、この作品は間違いなく傑作ですね。
<松本ユニバース>の一作というよりも、独立した一本の映画としてより楽しんで欲しいと思います。


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2911908/


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by odin2099 | 2015-08-04 22:16 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_22404355.jpg昨晩は『ヤマトよ永遠に』を鑑賞。去年は確か『MV SERIES ヤマトよ永遠に』を見たんだっけ。
今年は1981年と同じ曜日の配列だから、実は1日に『さよなら銀河鉄道999』を見ようかとも思ったけれども、結局こっちをチョイス。


この作品はシリーズ第3作と表現されることが多いけれど、『新たなる旅立ち』の続編になるので概ね4番目のエピソード。しかしファン層の入れ替わりを意識したのか、シリーズとしての連続性が薄くて独立した一本のお話、番外編としての色が濃いので、これまでの「ヤマト」を知らなくても付いて行きやすいと思う。
実際、多くのファンが『さらば宇宙戦艦ヤマト』を境に離れていったことを考えれば、戦略としては正解だろう。


40万光年を旅するシリーズ中最大のスケール感を誇るものの、実際に作品から受ける印象は最もコンパクト。
パート1の頃は一年かけて29万6000光年を往復したのに、劇中時間は数日かせいぜい数週間といったところ。
連続ワープで宇宙は狭くなったし、40万光年離れても即時通話が出来るのもヘン。そのあたり『復活篇』ではなかったことにされたみたいだけど。


また暗黒星団帝国=未来の地球というプロットも穴ぼこだらけだし、重核子爆弾の設定も捻りを加えてるというよりはご都合主義だし、全体的に理屈とか整合性とか突き詰めて行くと物語の土台が崩壊しかねない実に危うい作品なんだけど、古代と雪、それにサーシャ(澪)とアルフォンを絡めたメロドラマは古典的ではあってもエモーショナルで、細部が気にならなくなるくらい盛り上げ方は上手い。
この作品が嫌いな人が多い一方で、多くの少年少女たちの涙を誘ったのも事実だし。


パート1は継ぎ接ぎだらけで破綻してるし、『さらば宇宙戦艦ヤマト』は客観的には一番出来が良いのかも知れないけど好きじゃないし(負のエネルギーが満ちている)、『完結編』は詰め込み過ぎでまとまりがないし、『復活篇』は逆にきちんとまとまっているものの娯楽性に乏しいし、となるとエンターテインメントとして一番完成されているのはこの『永遠に』になるのかなあ。


ともあれ、公開35周年おめでとう~♪


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3073385/
http://odin2099.exblog.jp/17552800/


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by odin2099 | 2015-08-03 22:43 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)

「伊賀」といえば「忍者」!

ということで
 忍びなれど忍ばない
あちらこちらに忍者がいます。

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駅には忍者!
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電車も忍者!
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もちろん忍者屋敷もあって、カラクリを実演で説明してくれます。でも以前はもっと色々あったと記憶してるんですけどね。
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で、その時に同行した祖父には「昔はもっと色々あった」と聞いたので、時代と共にどんどん規模が縮小されているのかもしれません。寂しいね。
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このクノイチ電車は松本零士デザイン。
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駅前にはメーテルと鉄郎。
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松本センセと伊賀ってどんな関係?

「忍者ハットリくん」とかじゃダメだったのかな。
あるいは「伊賀の影丸」とか「仮面の忍者赤影」とか…。

駅からはお城が見えます。
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そしてお城からも電車が。
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註)駅の写真は伊賀神戸駅と上野市駅と両方のものです。


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by odin2099 | 2015-07-26 19:34 | 史跡 | Trackback | Comments(0)

なんとなく<東映まんがまつり>上映作品を観直しております。
70年代の<まんがまつり>は端的に言って「石ノ森章太郎」「永井豪」そして「松本零士」まつりですねえ。
もっとも「松本零士」作品は「石ノ森章太郎」「永井豪」の後追いというかピーク後という感じではありますが、これはそのままアニメブームへと移行していきますから、やはり避けて通ることは出来ません。
そしてそれらはひっくるめて自分の血肉となっています。

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さて『ダンガードA』に『スタージンガー』、それに『999』と来ると「誰か忘れちゃいませんか?」ということで今度は『ハーロック』。『わが青春のアルカディア』のBlu-rayに特典映像扱いで収録されておりました。
そうか、まだ『ハーロック』本編はBlu-ray化されてないんだっけな。


何度も書いてるように、原作から逸脱し過ぎて決して好きではないアニメ版『宇宙海賊キャプテンハーロック』。
しかし12~3年ほど前に作られたこのアニメ版の続編的なOVA(『SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK OUTSIDE LEGEND 〜The Endless Odyssey〜』)や、近年作られたCGアニメ版の『ハーロック』を観てると、なんかこの素朴な感じが逆に良かったり。
お話は逸脱しちゃってるけど、作りそのものはシンプルだったもんなあ。


e0033570_08210677.jpgまた最近連載中のリメイク作品『キャプテンハーロック/次元航海』は、このアニメ版やCGアニメ版など様々な「ハーロック」作品の要素を内包して新展開を見せているのが侮れないので、そろそろ再評価しなくてはな、と思いだしております。


【過去記事】
http://chaos2220.blog9.fc2.com/
http://odin2099.exblog.jp/2787157/


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by odin2099 | 2015-05-03 08:23 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_22024009.jpg4/25の「東京オペラシティシリーズ第85回」と、4/26の「ミューザ川崎シンフォニーホール名曲全集第106回」、二日続けて東京交響楽団のコンサートへ行ってきました。


『銀河鉄道999』の音楽をコンサートでやる!

――ということで勇んでチケットを取ったのですが、「秋山和慶の『鉄道讃歌』」というコピーにある通り、実際は「蒸気機関車」縛りのクラシック音楽を集めたコンサートでした。


プログラム第一部は
 E.シュトラウス:ポルカ「テープは切られた」
 J.シュトラウスII世:ポルカ「観光列車」
 ヴィラ=ロボス:カイピラの小さな列車(ブラジル風バッハ第2番より)
 ロンビ:コペンハーゲンの蒸気機関車のギャロップ
 オネゲル:パシフィック231
第二部が
 青木望:組曲「銀河鉄道999」
という組み合わせ。
指揮は秋山和慶、ソプラノ(スキャット)半田美和子、コンサートマスターは水谷晃、それにナレーションで堀江一眞が参加しています。


第一部は知らない曲ばかりで非常に不安…。
この中で辛うじて聴いたことがるのは「ブラジル風バッハ」と「パシフィック231」ぐらい。
でもポルカは2曲とも親しみやすかったし(もしかすると聴いたことあったかも?)、他の曲も色々と工夫を凝らし、聴いているだけで列車に乗ってるような気分を味わえるものでした。
蒸気機関車ならではですかねぇ。リニア新幹線を題材に曲を作るとなると、こういう具合にはいかないような気がします。
また何れも演奏時間が短く、長いものでも10分ありません。
なので第一部は30分足らず、あっという間に終わってしまいました。


そして第二部がいよいよ「銀河鉄道999」。
きちんとコンサート形式で演奏されるのは今回が初めてかもしれません。
「序曲」に始まり、「慕情」「挑戦」「不思議な星」「流浪」「冒険」「出会い」「終曲」と全8曲がノンストップで積ぎだされてゆきます。
LP、次いでCDを聴き込んでる身としては若干の違いを感じましたが、それを補って余りある生の迫力。
同時期に同じように組曲としてリリースされた「キャプテンハーロック」や「サイボーグ009」の劇伴に比べて、気に入るまでに相当時間がかかったこのTV版「999」でしたが、そういった思い出も含めて愛おしく思えます。
ただ、発表された時から懸念のあったナレーション、これがせっかくの素晴らしい演奏を台無しにしてしまっていたのが残念でした。


e0033570_22023060.jpgまずナレーションの原稿そのものが、おそらく作品を熟知していない人の手になるものなのでしょう。TV版の音楽に劇場版のナレーションを付けるなんて邪道以外の何物でもないですが、それに目をつぶるとしても疑問符が幾つもついてしまうようなものでした。そして読み手もまた作品の知識が乏しいと思しく、固有名詞のイントネーションがおかしかったり、音楽と釣り合わないテンションの高さも気になりました。
更に曲を分断してナレーションを挟んだり、あろうことかナレーションを曲に被せたりと、コンサートの価値を貶める方向へ導いていきます。
誰の発案で誰の演出だったのかはわかりませんし、聴きに来る人に「999」の知識がないと見て良かれと判断したのでしょうが、不必要な配慮はむしろ害になるだけです。


コンサートはアンコールもなく終了し、休憩時間20分を含めてもトータルで100分ちょっとは非常にコンパクト。
というよりも正直言ってかなり物足りなさも感じましたね。この流れだと、アンコールでTV版主題歌ぐらい演奏して欲しかったものです。
また今度はオール「999」プログラムのコンサートも、是非どこかで企画して頂きたいところ。
今回はTV版のみでしたが、劇場版で「交響詩銀河鉄道999」「交響詩さよなら銀河鉄道999」がありますし、「エターナル・ファンタジー」の音楽集も素晴らしいし、同じ青木望先生が手掛けた「交響詩銀河鉄道物語」だってあります。音楽面はかなり充実していると思うのです。


さて、二日間で同じプログラムの曲を異なるホールで聴いたのですが、やはり素人にもミューザ川崎は良い音に聞こえますね。
これはオペラシティが1階席とはいえ最後尾に近い、しかもセンターとはいえサイド寄りの座席で、ミューザがセンターブロックの正にど真ん中、ステージとも非常に近い座席だったということも関係しているのかもしれませんが。


【ひとこと】
26日の川崎には作曲家の青木先生がいらっしゃってまして、最後に紹介されていました。
両日、あるいはどちらかに松本先生来ているかなと思ってましたが、いらっしゃらなかったようですね。

【ひとりごと】
ナレーションが良かった!
というTweetが幾つかあって、世間一般の反応と自分とのギャップに驚く(^^;

まあ、東京交響楽団さんがリツイートしてるのが多いから、悪口はないのかも知れませんが…。


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by odin2099 | 2015-04-26 22:05 | 音楽 | Trackback(1) | Comments(0)

e0033570_22485986.jpg最初から最後まで観ていた筈なのに(あ、1話は見逃した)、殆ど印象に残ってないのがこの『スタージンガー』。1年半近く付き合ったのにね。

まあキンキンマンにギンギンマン、キングギューマにクィーンラセツ…と続けて出てくるあたりが怠かったし、ベラミスも自分の趣味じゃなかったんだよなあ。
惰性で観てたんだよなあ。
これは松本零士作品じゃないもんなーともどかしさを感じていたんだよなあ。


でも最近は『銀河鉄道999』の続編小説で、鉄郎やメーテルのボディガードをジャン・クーゴたちが務めるなんていうクロスオーバーもあったりで、なんかまた観たくなってきてるのも事実。
なんだかんだで菊池俊輔メロディは良いし、当時は何とも思わなかったオーロラ姫のキャラクターも、今になってみると「萌え」だな。


この劇場版を観るのは二度目か三度目だけど(過去記事)、細かいところは覚えてないものの、TVの1挿話としても多分矛盾しないお話で番外編的な色彩は薄い。
復讐は哀しみしか生み出さないというお涙ちょうだい系だが、割とよくまとまった話でゲストキャラもきちんと立っているから。


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by odin2099 | 2015-03-31 22:51 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
劇場用『ダンガードA』の第二弾だが、映画ならではのスケール感はなく、TV版まんまの印象。
それもそのはずで、どうやらTV版の再編集エピソードらしい。
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ちょっと記憶にないけれど。既に番組終了直前の公開だから、そこまでの余力はなかったのだろう。
前作『対昆虫ロボット軍団』と比べてみると、これが同一番組の映画化か、というくらいトーンもテイストも違うので、それはそれで面白い。
前作に登場しなかったドップラー総統やヘス副総統、途中参加の人気キャラ、トニー・ハーケンなどレギュラーは一通り勢揃いで、富田耕生、大竹弘、井上和彦らの声があちらこちらから聞こえてくる

しかし『ダンガードA』劇場版の企画としては、同じ「原作:松本零士」の冠を抱く『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『SF西遊記スタージンガー』との共演作もあったようで、<まんがまつり>ならではの企画としては観てみたかった。
ちょっと怖いけど…。

過去記事はこちら


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by odin2099 | 2015-03-10 22:32 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)

地球を狙う宇宙からの侵略者と戦うダンガードA! 
というTVシリーズ『惑星ロボ ダンガードA』とは大きくかけ離れた番外編。

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第十番惑星プロメテの覇権をかけての地球人同士の争いがベースなだけに、こういう物語作りは難しかったんじゃなかろうか。
<マジンガー>シリーズの後釜作品だけに同じような娯楽編を期待されたのだろうが、スタッフやキャストが共通した同じロボットアニメとはいえ、似て非なるテイストもまるで異なる作品に対し、同じような要求をするのも酷な話だ。


ただ『ゲッターロボ』『宇宙円盤大戦争』『UFOロボ グレンダイザー』『大空魔竜ガイキング』からの大量の流用曲を含めた菊池俊輔メロディをバックに、「パルサーカノン!」「アイブレスターライホー!」「コズモアロー!」といった神谷明の数々の絶叫台詞が堪能できるのはロボットアニメの醍醐味。
こういう『ダンガードA』も作りようとしてはアリだったのかも知れない。

過去記事はこちら


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by odin2099 | 2015-02-07 13:30 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_22134895.jpg劇場版『銀河鉄道999』が先に公開されているものの、こちらはTVシリーズ『銀河鉄道999』の劇場版というちょっとややこしいもの。
ただスタッフはTV版と同じだし、キャストもTV版に準じている(鉄郎:野沢雅子、メーテル:池田昌子、車掌:肝付兼太は共通)のでナレーターは高木均。
音楽担当はどちらも青木望だが、TV版と劇場版に共通するメロディーはない。


ところがこのTV版劇場版(ややこしい)では、まずクレアのキャストがTV版の川島千代子ではなく劇場版の麻上洋子(今は講談以外でも一龍斎春水に統一してるんだっけ)に変更され、更に音楽にも劇場版の「ガラスのクレアのテーマ」を流用。
境界線が曖昧になってしまった…。


TV版では第3話の前半パートに組み込まれてしまったエピソードを、短編とはいえ独立した作品として成立させたという点ではファンにとって価値ある作品だと言えるだろう。

過去記事はこちらから。


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by odin2099 | 2015-02-03 22:15 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(2)

『キャプテンハーロック/次元航海』1 原作・総設定・デザイン:松本零士/漫画:嶋星光壱

「チャンピオンRED」に昨年10月号から連載されている「キャプテンハーロック」のリブート版の単行本が出ました。今年の1月号までの4話分が収録されています。


e0033570_20405859.jpg基本的には『宇宙海賊キャプテンハーロック』を踏襲した物語で、「第二の故郷」地球を目指すマゾーン、だらけ切った地球に見切りを付けながらも敢然と立ち向かうハーロック、という図式は同じで、台羽正が副主人公として出てくるのも同じです。


ただ、大山トチローやエメラルダスも早々に登場し、機械化帝国を滅ぼした英雄として星野鉄郎の名前が語られているように『銀河鉄道999』のその後、という時代設定のようですし、銀河系最強の無敵艦隊として「まほろば」「Gヤマト」「凌駕」「ユーノス」「アストレア」、かつて地球を襲った侵略者として「ガミラス」「デザリウム」「イルミダス」の名前が出るのは『999』の<エターナル編>というより、<ウルティメット・ジャーニー>との連携が感じられます。


また太陽系連邦ガイアフリート副司令官キリタは、かってのTVシリーズ版『ハーロック』の切田長官のポジションながら、フルネームは「キリタ・イソラ(切田威天来)」ということで、最近作られたCGアニメ版『ハーロック』のガイア・サンクションのイソラ長官と重ね合わせるなど、今までの「ハーロック」関連作品の集大成を目指しているようです。


このまま原典の『ハーロック』に沿って進行していくのか、それとも独自の物語が繰り広げられていくのかはわからりませんが、未完のままの原典版『ハーロック』を越え、マゾーンとの決着はきっちりと付けて欲しいものですね。


【ひとりごと】
「ヤマト」や「ガミラス」(「デザリウム」もか?)といった名称、デザインの使用は問題ないのでしょうか? それとも了解済みなのかしらん。


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by odin2099 | 2015-01-30 20:45 | | Trackback | Comments(0)

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