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<東映まんがまつり>上映の「マジンガーZ」第3弾。

実はTV版第57話「Dr.ヘル日本占領」の改題・ブローアップ版ですが、当時の自分はそのことを知らずいそいそと劇場へ足を運んだものでした。
ちなみにこれが<東映まんがまつり>初体験。
上映が始まってしばらく経って「あれ?このお話見たことある」と気付いたものの、後の祭り。
ただ不思議と「騙された」というマイナスの感情はあまりなく、「マジンガーZ」の映画を見た、という満足感の方が勝っていたような…。
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まあそれだけ元のお話がイベント性が高く、スケールも大きくて面白かったということですが、このタイトル、今年公開された新作映画「マジンガーZ/INFINITY」にこそ相応しかったなあ。
なんだかんだでTV版の続編として作られたあの映画、タイトルも往年の<まんがまつり>風に「マジンガーZ対○○」だったら、より当時のファンにアピールしたろうに。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-10-14 17:06 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
当時の<東映まんがまつり>は春夏の年二回。ただし「一部地方都市のみ上映」とされる冬興行が何回か存在した。これはそんな一本で、第7話「たとえわが命つきるとも」のブローバック版で、サブタイトルはカットされている。

第7話にして早くもベガ大王の親衛隊所属のゴーマン大尉という強敵登場。グレンダイザーを圧倒し秘密基地(=宇宙科学研究所)の存在にまで迫るものの、自らの保身を図ったブラッキー隊長によって勝利を目前に戦死、というのはなんだかなあ。それも裏で策略を巡らすならいざ知らず、白昼堂々の裏切り行為。ガンダル司令は何故それに気付かない?

それにしてもマジンガーに乗らない兜甲児は足手まといだなあ。今回のお話も、せめて甲児が逆転の鍵を握ってるとか、甲児のアドバイスによって、というのならまだ溜飲が下がるんだけど。
マジンガーZをレギュラー、セミレギュラー化してしまったらグレンダイザーと宇門大介(デューク=フリード)が霞んでしまうのはわかるけど、それならそれでマジンガーに乗れない枷を作るなり、もう一捻りが欲しかったところ。
それに永井豪の漫画版だと甲児がグレンダイザーを操縦するシチュエーションがあったが、アニメでも大介の危機にグレンダイザーを駆る甲児、なんていう場面があっても良かったな。
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さて、今年公開された「マジンガーZ」の後日談「マジンガーZ/INFINITY」では、「グレンダイザー」時代の甲児については触れられなかったが(唯一ドラゴノザウルスが出てきたくらい?)、「グレンダイザー」の後日談も見てみたい。
剣鉄也を主人公に闇の帝王との決着を描いた「グレートマジンガー」編と、復興なったフリード星のその後を描く「グレンダイザー」編と、後日談も三部作になったら嬉しい。

<過去記事>

これも中途半端に終わっちゃったなあ……



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by odin2099 | 2018-09-12 21:05 |  映画感想<ヤ行> | Trackback | Comments(0)
Blu-rayソフトが出たので改めて観賞。
「好き(許せる)」部分と「嫌い(許せない)」部分が同居し、愛憎半ばという個人的には複雑な作品だ。

「許せない」部分は、まずはモールドの入った現代的にリファインされたマジンガーZのデザイン。
なまじ回想シーンでは往年のTVシリーズそのまんまのZやグレートが出て来るだけに、なおさら違和感が。
最後の出撃にあたって再改造、パワーアップを施した、という設定ならば…いや、それでも許せないな。これはマジンガーだけの話じゃなく、新光子力研究所のデザイン含め世界観そのものへの不満でもあるが。

e0033570_08455910.jpg二つ目は声。
兜甲児の森久保祥太郎、剣鉄也の関俊彦、どちらも気取った癖のある喋り方。
甲児も鉄也も王道を行くロボットアニメのヒーローなのだから、そんなキャラクター造形は不要だ。それにオリジナル版の声優である石丸博也、野田圭一との声質の違いも気になる。
「あれから10年後」の世界なら最低限イメージは踏襲し、更に「10年後」の歳月の重みをプラスすべきだが、それとは真逆な結果になっている。特に鉄也に関しては完全なミスキャストと言わざるを得ない。

三つめは音楽。
主題歌「マジンガーZ」と挿入歌「Zのテーマ」のメロディは使われているものの、マジンガーと宙明サウンドは切っても切り離せない関係。近年度々開催されている「渡辺宙明コンサート」へ足を運んでも、今なお色褪せない現役感に圧倒されるばかり。
渡辺俊幸の音楽が悪いという訳ではないが、そこは譲れないところだ。

他にもマジンガーインフィニティの存在、ドクターヘル復活の経緯、ミケーネ文明とリサの関係など「許せない」を上げて行けばキリがないのだが、その一方でそれらを凌駕するほどの「許せる」も存在する。

”声”は気に入らなくても、甲児、さやか、鉄也、ジュン、シロー、ボス、ヌケ、ムチャらは大事に描かれ、旧友との再会気分は十二分に味わえた。
そしてマジンガーZ出撃プロセスからのマジンガー無双。それで全てが「許せる」とはならないものの、作品そのものは「全肯定」したい。

先ごろ本作でドクターヘルを演じた石塚運昇の訃報が伝えられた。
かつてのドクターヘルとは趣を異にするヘル像には違和感を禁じ得なかったが、巨悪としての圧倒的な存在感を見せつけられた。
現在進行中の作品も数多く、得難い役者がまた一人鬼籍に入られたのは真に残念である。

【ひとこと】
ぼすらーめんの客に黒鷲のドンがいるな。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-08-25 08:51 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
兜甲児はマジンガーZではなくダブルスペイザーに搭乗。その為にグレンダイザーのオマケみたいな扱いになっているけれど、「マジンガーZ」、「グレートマジンガー」、「UFOロボ グレンダイザー」、「ゲッターロボ(&ゲッターロボG)」の主役たちが一堂に会した永井豪ロボットアニメの集大成。

甲児だけじゃなく、剣鉄也、宇門大介(デューク・フリード)、ゲッターチームの流竜馬、神隼人、車弁慶と6人の主役を立てるだけじゃなく、ボス・ヌケ・ムチャの3人組に弓さやか、炎ジュン、早乙女ミチル、そして弓教授、早乙女博士、宇門博士とほぼレギュラー総登場の豪華版。そのキャラクターの見せ場の割り振り方にまず敬服する。
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石丸博也、野田圭一、富山敬、神谷明らによる武器名、必殺技名の連呼も耳に心地よい。
「ゲッタービーム!」「アトミックパンチ!」「サイクロンビーム!」「サンダーブレイク!」「スペースサンダー!」「ブレストバーン!」「シャインスパーク!」各人各様の絶叫の競演。
そして耳に心地よいといえば音楽。
数々の名場面、名勝負を彩った渡辺宙明(「マジンガーZ」「グレートマジンガー」)&菊池俊輔(「ゲッターロボ」「グレンダイザー」)の豪華コラボ。
音だけでも楽しめるとはなんと贅沢な…。

お話の方は少々”でっちあげ”感があって残念な部分も。
共闘ありきで用意されたドラゴノザウルスはあまりにハイスペックすぎるし、その誕生の原因が垂れ流しにされた石油というのは逆にスケールが小さい。原水爆実験とか核廃棄物の影響ぐらいハッタリをかましておかないと。
また複数の巨大ロボットが普通に共存してる世界で、宇門博士や弓教授、早乙女博士を集めておき乍ら、改めてロボット軍団を編成するというのは今更な感が強い(当然それ以前に何度も共同作戦をとってきただろうし)。初めからそれが目的だったとしか思えないのだから。

またゲッターチームは序盤に単独行動をとる関係上、中盤以降は出番が少ないし(シャインスパークでトドメは刺すが)、甲児はギャーギャー騒ぎ立てるだけで実は活躍らしい活躍がない。実質的な主人公といえるのは鉄也だが、ストーリー全体の中では出しゃばり過ぎだし、メンバーのまとめ役に徹したデューク・フリードは終始影が薄い。各人に過不足なく見せ場を用意するのは至難の業なのだ。

だがそんな中でも、リョウ・ハヤト・ベンケイらゲッターチームの関係性、ボスを巡っての甲児と鉄也のやりとりや、ボスとさやか、ジュンの短い会話、さやかの危機に反応する甲児等々随所に「らしい」言動が盛り込まれているので、キャラクター同士の会話は自然に入って来る。
重ねて言うが、脚本家や演出家による交通整理ぶりは本当に敬服に値する。
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先に<永井豪ワールド>の集大成を目指した作品だと書いたが、企画段階では更に「デビルマン」「鋼鉄ジーグ」「キューティーハニー」の参戦も予定されていたようだ。
劇場版マジンガーの栄えある1作目は「マジンガーZ対デビルマン」だったので、不動明と甲児が久々に再会するシーンは見てみたいし、ジーグは一度はグレンダイザーとの共演映画が企画されたものの没になっただけに、是非そのリベンジを果たしてもらいたかったし、はて、ハニーはどうやってストーリーに絡ませるのやら。
しかし最後だけに実現して欲しかったものだ。

それにしても「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」とこの「決戦!大海獣」を続けて見ると、祭りの後のどうしようもない淋しさがこみあげて来る。
一つの時代は間違いなく終わったのだなあ。

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-08-07 06:21 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
一般的には「UFOロボ グレンダイザー」のパイロット版とされるこの作品だが、初めからこの作品をベースに「グレンダイザー」が企画されていたわけではない。
当初「グレートマジンガー」の後番組として予定されていたのは、兜甲児を主人公とする「ゴッドマジンガー」だったが(このタイトルは「グレート」の仮題にも使われ、後にシリーズとは無関係の別作品として発表された)、諸事情で企画変更され「グレンダイザー」が誕生したとのこと。
「グレンダイザー」で兜甲児がレギュラー入りしたのは、この「ゴッドマジンガー」企画の名残かもしれない。

この映画の凄いところは30分という尺のなかで、様々な要素を盛り込み、そして消化している点。
ロボットアニメブームと折からのUFO=空飛ぶ円盤ブームの融合によるアクション物としての新機軸。
デューク・フリード=宇門大介に織り込まれた変身ヒーロー物のテイスト。
戦火の中で繰り広げられる「ロミオとジュリエット」ばりの悲恋、そして戦争の哀しさ、虚しさ。味付け程度ではあるが、核兵器への警鐘も含まれている。
そして男女間だけではなく、家族間の”愛”にも触れられており、それでいてそのメッセージ性は押しつけがましくはない。
演出(監督と同義)の芹川有吾の持ち味が全開になっている奇跡のような一篇だ。
勿論後に数々の作品に流用されることになる菊池俊輔の音楽の素晴らしさは言うに及ばず。
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ということで本作の主役メカはマジンガー系とは一味変わったデザイン。
ロボット形態のロボイザー、円盤形態のスペイザー(この名前は「グレンダイザー」にも踏襲)、その両者が合体したガッタイガーは、マジンガーの流れを汲むグレンダイザーの洗練された美しさとは対極に武骨で精悍なもの。TVシリーズの主役を張るには(オモチャを売るには)些か厳しいかもしれないが、これはこれでアリ。TV版と違い、熱血漢の主人公デューク・フリード=宇門大介も好きだ。

この大介が女心がまるでわからない朴念仁。
わざわざ地球まで追いかけてきたテロンナの恋心になんか思い至らないようだし、明らかに自分を慕ってくれている牧野ひかるも友達か妹くらいにしか思ってない様子。テロンナはあからさまにひかるに対して嫉妬心を抱いているし、ひかるもテロンナと大介の間の何らかの関係を察して張り合おうとする意識が見える。話をややこしくしてるのは大介なのだ。罪深い男だな。

この映画の公開日は昭和50年7月26日、つまり今日で43年になるそうな。
単独でソフト化されたり、TV等での放送、劇場等での再上映の機会に恵まれず、気軽に見られる状況にないのが残念でならない。

【ひとこと】
完全変形するガッタイガーの玩具も欲しいが、それよりもスターカーをどなたか商品化してくれないものか。
大介からデュークへの変身アイテムにして、光線を発射したり剣にもなるというデュークの武器でもあり、そしてガッタイガーのコントロールユニットでもある優れもの。デザインも好きなんだけどなあ。

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by odin2099 | 2018-07-26 18:09 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
今年は「マジンガーZ」の新作、しかも続編映画が公開されたが、最初に劇場にかかったのがこの第5話「ゴーストマジンガー出現」のブローアップ版。
序盤乍ら早くも偽マジンガーを登場させ、兜甲児や光子力研究所を貶めるというのは展開が早い。
もっとも、これにまんまと乗せられて甲児を非難したボスだったが、最後には誤解が解けて交友が始まるという流れだから、決して早すぎるということもないか。

わざわざマジンガーの偽物を作ったりせず(劇中ではあしゅら男爵が、「裏切った甲児が提供したデータを元にドクターヘルが作った」、と説明して混乱させているけれど)、機械獣をヴァーチャル映像によってマジンガーに偽装させるという方法を取っているが、これも意外に新しい発想ではなかろうか。
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そういえばこのエピソードでは、光子力研究所から自宅に帰る途中に兜甲児・シロー兄弟はあしゅら男爵率いる鉄仮面軍団に襲われている。
甲児たちが研究所に越してくるのはシリーズの後半だが、これは切り離すことで色々なドラマが生み出されるという考えからくる、当初から作劇上で必要とされた設定だったのだろうか。
安易にマジンガーを出動させない枷なのかなとも思うが、どうにもまどろっこしくも感じてしまうのだが…。

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by odin2099 | 2018-05-15 22:00 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
メンテナンス中で出撃出来ないグレートマジンガーをあざ笑うかのように、早乙女研究所に奇襲攻撃をかける宇宙人。
劇中では「やつら」と呼ばれてるんだけど、一体何者? 
やはり「グレートマジンガー対ゲッターロボ」でギルギルガンを送り込んできた連中の仲間? 
そう考える方が自然なんでしょうねえ。
どうやら双方のTVシリーズとは全く別の、独立した世界観でのお話。
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前作でもグレートより先にゲッターチームの出番がありましたが、今回も同じ。そして前作ではインスト版しか流れなかった主題歌「ゲッターロボ!」がようやく流れます。
しかし前回以上にゲッターは劣勢。そして遂にムサシが…。

TVシリーズ「ゲッターロボ」の放送が終了したのは5月頭で、この映画が公開されたのは7月半ば。
2カ月半ぶりのムサシの勇姿でしたが、リョウとハヤトを守って戦死、というか出合頭の衝突事故です。
ここで挫けちゃならないとばかりに、新ゲッターロボを用意している早乙女博士。補助隊員としてベンケイを訓練していたというのはある意味リアルですが(交代要員なしで運用してる方が本来はおかしいですからね)、新ゲッターの方は今回の事件がなかったらいつお披露目するつもりだったんでしょうか。

ここでようやくグレートマジンガー登場。主役の座をゲッターチームから奪います。
トドメもムサシの復讐に燃える新ゲッターではなく、グレートの新兵器グレートブースターが刺します。
前作もそうでしたけど、グレート優遇しすぎ、ゲッター冷遇されすぎ。
前作がグレート中心なら、今回はゲッターがメインでもいいじゃん。ここはゲッターチームに花持たせてやれよ、と思っちゃうとこですが、それでも大言壮語する割に足手まといだった「マジンガーZ対デビルマン」の時のデビルマンよりはマシなのかなあ?

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by odin2099 | 2018-04-13 21:41 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
毎回のように書いてますけど、なんで当初の企画通り「グレンダイザー対鋼鉄ジーグ」にしなかったんだろう?
「マジンガーZ対デビルマン」、「グレートマジンガー対ゲッターロボ」、従来のパターンからすれば、この組み合わせは当然。劇場版なんだから、<まんがまつり>なんだから「夢の共演」は必然。
それに比べてこの地味な括りはなんなんだろう。
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ただこの作品、良くも悪くも兜甲児がメイン。
勝手な行動で大介には連絡しないわ、敵の捕虜になってトラブルメーカーになるわ、でも大介に助けられるんじゃなく自力で脱出して逆に大介をサポート。
経験豊富な甲児が操るグレートマジンガーの活躍がなければ、グレンダイザーだって勝てなかったかも。

と、ここまで書いてきて思ったのだけれど、やっぱりこの企画、劇場版ならではの「夢の企画」には違いないんだな。
この調子でTVシリーズの方で甲児がマジンガーに乗っちゃったら、多分グレンダイザーの活躍はかなーり霞む。マジンガーだけで事件が解決し出番なし、なんてこともありそう。かといってグレンダイザーを活躍させたいが故にマジンガーを噛ませ犬にしたら、それこそファンからはそっぽを向かれるだろうし。
やっぱりこれくらいが丁度良い?

でもね、この後に作られた夏映画は、永井豪オールスターズを意図したものだから、そちらではジーグもマジンガーZも出して欲しかったし、シリーズ三部作の締めくくりとなる「グレンダイザー」最終回くらいは甲児をマジンガーに乗せて欲しかったな、とも思うんだけどね。

ところで「グレンダイザー」の後番組の「ダンガードA」は、これ以上に地味な映画しか作らなかった(作れなかった?)けれど、ポスト「マジンガー」作品として例えば「大空魔竜ガイキング対マグネロボ ガ・キーン」のような企画は存在しえなかったのだろうか。

どちらも東映動画オリジナルのロボットアニメ、放送局や広告代理店、掲載誌の制約はあるだろうが、それほど大きな障壁にもならなかったように思うのだが。
もし作られていたなら見に行ったと思うのだけれど、そこまで人気や需要はなかったのかな。

まあ実際は「ガイキング」と「ガ・キーン」だと放送時期があまり被っておらず、春と夏という当時の<東映まんがまつり>のスケジュールの中での共演作実現は難しかったろうが、他作品含めてそういった発想は出てこなかったのかな。
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【ひとりごと】
「マジンガーZ/INFINITY」に先駆けてこの作品にもロボット博物館が出てくるが、場所も同じく光子力研究所の近く(俯瞰ショットでチラっと研究所が映る)。
ただそのデザインがグレートマジンガーの頭部を模したものになってるあたり、ちょいと洒落ている。

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by odin2099 | 2018-02-13 21:08 |  映画感想<ヤ行> | Trackback | Comments(0)
題名に偽りありでマジンガーZは暗黒大将軍と戦わない、というより直接相見えることはない。
なので真のタイトルは「マジンガーZ対獣魔将軍」だ!
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――という与太話はおいといて、「マジンガーZ」といえばコレ!という世紀の傑作を再観賞。
この作品でZはズタボロにされ、そこへグレートマジンガーが颯爽と現れて見せ場を掻っ攫っていくのですが、「マジンガーZ/INNFINITY」ではグレートがボロボロでZ無双!というまるでこの作品のリベンジマッチみたいなシーンがあります。ご丁寧に最後の方では、Zがこの作品のようなダメージを負うシチュエーションもありますが。
ただ実のところ「グレートマジンガー」最終回でのグレートはロクに活躍もせず、ひたすらZが画面を占有してることは一言申し添えておきます。
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それにしても満身創痍のマジンガーZで出撃する兜甲児の件から涙腺緩みっぱなし。
多少のコメディ要素込みではありますが、ボスボロットの奮闘も泣けますし、ここまで主役がズタボロになるヒーロー物というのもなかなか類を見ないのではないでしょうか。
紛れもないアニメ史上に燦然と輝く名作です。

これを見てしまうと、どれだけ頑張っていても「マジンガーZ/INFINITY」はなあ、という気になってしまうのは致し方ないですね。
それに石丸博也と森久保祥太郎、二人の兜甲児に対するアプローチの違いもわかりますし。
石丸甲児は決して絶叫はしないんです。対する森久保甲児は終始絶叫しっぱなし。
そして宙明メロディを背負ったZの、強さというよりも悲壮感、これが新作に欠けてる部分ではないかなあと思います。

まあ、色々と不満点はありますよ。
「戦闘獣」と「機械獣」といった単語が統一されて使われてないとか、預言者が何故予言できるのかとか、神出鬼没ぶりの説明がないとか、甲児とさやかのキスシーンがない(シナリオにはあったのにカットされた?らしい)、せめて抱きしめるくらいはあっても良かったんじゃ?とか。
でも、それを補って余りある魅力に溢れた作品であることも間違いありません。
40分強でよくこれだけのドラマを作り上げたものです。
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by odin2099 | 2018-01-28 18:04 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
二回目だとかなり落ち着いて見られました。
今でも正当なTVシリーズの続編として認めたくはないのですが、この映画の中にも出てくる「可能性の未来の内の一つ」ということならば、まあいいのかな程度で。
ストーリー展開も「マジンガー」っぽくはないように思いますが、それでも永井豪っぽくはあるのかもしれません。
兜甲児が決意しマジンガーZが出撃していく件は、効果音もオリジナルに近いこともあってやはりジーンときますし、ボスとの変わらぬ友情も泣かせますねえ。
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ただ「音」について言わせて貰えば、「声」と「音楽」、これだけは譲れない部分が多々あります。
全編に宙明サウンドを流せ、とは言いません。
でもここぞ、という場面ではしっかりと流して欲しいものです。
Zの出撃シーンは中途半端なアレンジ曲ではなく「Zのテーマ」をフルで使ってくれなきゃ、ですし、機械獣との戦闘シーンのどこかでは俗に「Zの危機」と呼ばれてるメロディを一度くらいはかけて欲しいですし、またクライマックスバトル、例えばあしゅら男爵とブロッケン伯爵を模した機械獣を倒す辺りで「空飛ぶマジンガーZ」のメロディが流れたら最高なんですが。
もちろんエンディングに新曲なんかいりません。

そして「声」。
弓さやかとか炎ジュンは別に構いません。ボス、ヌケ、ムチャも悪くありません。
しかし兜甲児はせっかくの絶叫シーンが全く様になってませんし、剣鉄也と弓首相は完全に別人、というより偽物臭く感じてしまいます。
これなら特別出演してる石丸博也本人がアテた方が、まだ納得いくものになっていたのでは?なんてことがふと頭を過ります。

それでも大スクリーンにマジンガーZを蘇らせてくれたことは感謝ですし、出来ればもう一回くらいは見に行きたいものです。

【ひとりごと】
ボスのラーメン屋の客に、大枯紋次とジョーホーを確認!






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by odin2099 | 2018-01-23 19:35 |  映画感想<マ行> | Trackback(1) | Comments(2)

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