【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_21580754.jpgTVシリーズ最終回の”その後”を描く<V CINEXT>の新作。
といってもTV見てないので、最終回の後と言われても何のことやら。
辛うじて正月映画は見てるから「だいたいわかった」ってとこかねえ。

とにかく平和が訪れて、人々は仮面ライダーがいたことすら覚えていない”新世界”が出来てる、と。
そこへ新たな脅威が現れ、一部の記憶を取り戻した人たちがいて、それでライダーも復活してこの脅威に対処する、ということでOK?

主役はビルドじゃなくて”筋肉バカ”、”プロテインの貴公子”のクローズこと万丈龍我。桐生戦兎は脇に回り、変身も戦いもしないのが外伝たる所以かな。
で、わからないなりに見ていると、ゲストの新藤学の怪演にすっかり持っていかれて…結構楽しめた。
それに永尾まりやクラスがゲストヒロインでさらっと出てくるあたりも凄いかな。昔はヒーロー物とアイドルとの垣根は高かったもんだけど、今はボーダーレス。良い時代になったもんだ。
小学校のセンセイには全く見えないけど(言葉遣いも悪いし)、ツンデレなヒロインを演じたまりやぎ、良き。

毎度毎度<ライダー>も<戦隊>もそろそろ卒業、少なくてもTV見てない場合は映画もパス、なんて考えているんだけど、こういう体験があるとちょっとやめられないねえ。
といってもいつまで持つことやら。




by odin2099 | 2019-02-07 22:01 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
現在放送中の「仮面ライダージオウ」と前番組「仮面ライダービルド」のコラボ作品で、テレビシリーズ「ビルド」の後日譚。「平成仮面ライダー20作記念」の冠が付く。

流石に「ビルド」も「ジオウ」も一度も見たことがないとキツい(映画はみんな見てるけど)。
なんとなく「ビルド」がどういう終わり方だったのか、「ジオウ」がどういうシチュエーションのドラマなのかは齧っていたが、早速出てきた二人のライダー、グリスとローグが何者か全くわからずにキョトンとしてしまった。これまでの「ビルド」の映画に出てたっけ?

e0033570_21075581.jpg今回のヴィランの目的は<平成仮面ライダー>の歴史を抹殺することで、自分自身がそれにとって代わろうという野望を抱いているようだが、キーパーソン(特異点)として「仮面ライダー」は架空の存在だということを知っている少年が出てきて一種のメタフィクションとしてお話が展開していくので、途中で色々と混乱する。

例え絵空事であろうとも、その存在を記憶している者がいる限りそれは存在する、というようなことを言いたいようだが、平成ライダーの歴史を消すことと、仮面ライダーが虚構の存在だということの必然性が上手く噛み合っていない。結局はピンチに陥ったジオウやビルドの前に、都合よく歴代ライダーが現れて助けてくれるからコイツらどこから出てくるの?となってしまう。

そうはいっても平成ライダーの劇場版としては二番目、お正月のライダー映画としては過去最高の出足だそうだし、「ぴあ」の初日・二日目の満足度調査でも高得点らしいので作品としては大成功なのだろう。
特に公開まで伏せていた佐藤健のサプライズ出演も、観客動員に大きく貢献している模様(劇場で販売されているパンフレットにも出演に関する記載がないくらい徹底している)。

レジェンドライダー枠では他に賀集利樹(アギト)、須賀貴匡(龍騎)、井上正大(ディケイド)、西銘駿(ゴースト)が声の出演をしているが、台詞らしい台詞は殆どなし。フォーゼやドライブはライブラリー音声の流用だろうが、むしろ決め台詞(「宇宙キターッ!」「ひとっ走り付き合えよ」)がある分そちらの方がより本物らしく感じられるのは皮肉なものだ。

改元があるということで「平成ジェネレーションズ」も前作は「FINAL」、本作は「FOREVER」と謳っているが、早くも来年のお正月映画は「ネクストジェネレーションズ(仮)」ということで準備中。今回の好成績もあるし、結局は大きな冒険もせず安定した路線のまま行くのでは? そろそろ仮面ライダーも小休止が必要な時期かとは思うが。

実は今回製作サイドはもう一人サプライズゲストを用意していたんだそうで。ストーリー上でダブル推しなのはその名残なのかな。
本人も出演には前向きだったらしいけど如何せんスケジュールが…ということで出演が叶わなかったのは菅田将暉。次回作には帰ってくる?…って桐山漣はOKだったのかな。




by odin2099 | 2019-01-07 21:09 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
何度も繰り返して見てしまう昭和期「仮面ライダー」映画の傑作。
テレビシリーズと並行しての撮影はキャストへの負担が大きいが、テレビの1エピソードよりも長い尺の中でメインキャストは総出演。しかも顔見せに終わることなくきちんと主要キャストとしての役割を果たしているのだから立派だ。
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歴代の8人ライダーがゲストで出てくることもセールスポイントではあるが、そちらをメインにした前作「8人ライダーVS銀河王」がかえってそれを持て余していたのに対し、こちらは出番をピンポイントで抑えることで逆に印象を強めている。
やはりイベントありきではなく、ストーリーありきで発想するべきなのだろう。
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主人公である仮面ライダースーパー1を十二分に立て、ゲストヴィランである地獄谷5人衆も他の怪人に比べると別格の存在感を見せ、<東映まんがまつり>上映のキャラクター物としては満点に近いのではないか。

何度でも見たくなる一篇だ。

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by odin2099 | 2018-12-30 07:58 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「仮面ライダー」初の3D映画。
といっても往年の<東映まんがまつり>で上映していたような赤と緑のメガネをかけて見るのではなく、偏光グラスをかけるタイプのもの。
東映発の企画ではなく夕張市から製作依頼が寄せられたそうで、これは前年に「仮面ライダーBLACK」のTVと映画双方のロケが実現した縁からなのだろう。
丁度ディズニーランドの「キャプテンEO」が人気を集めていた頃じゃなかったかと思う。

e0033570_18363447.jpgベースになっているのはTVで放送中だった「仮面ライダーBLACK RX」で、RXを過去に戻らせパワーアップする前のBLACKの状態で倒そうと画策するクライシス帝国に対し、時空を超えてRXがBLACKを助けに現れ、更にRXの変身であるロボライダー、バイオライダーも出現、4人ライダーが勢揃いするというイベント性の高いもの。
これこそ「TVじゃ見られない」お祭り映画ならでは。

この後「RX」のTVシリーズの方では、終盤に1号からZXまでの栄光の10人ライダーが勢揃いするというシチュエーションが実現するが、ライダー同士の共演というお題に対して一人四役のアイディアを持ち出した発想は素晴らしい。
RXの特殊な出自故の変則的なアイディアだが、逆に「どうなるんだろう?」というワクワク感は強い。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-12-12 18:40 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
第3話「暗殺 毒ぐも作戦!!」を<東映まんがまつり>用にブローアップした劇場版。

以前にも書いたが「仮面ライダーX」序盤は連続ストーリーなので、上映エピソードの選定には頭を痛めたものと推察される。
実際この3話だけ見ても基本設定はよくわからないし、GOD機関の目的やXライダーの立ち位置も不明。そもそも放送から2週間で劇場に掛けるというのも異例のことだ(劇場公開日は第5話が放送された日)。
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番組編成時は第1話を想定していたのではないかと思われるが、第1話も前後編の前編。
「仮面ライダーV3」のように第2話を上映するという手もあったかもしれないが、最終的には誰がどういう判断でもって第3話に決定したのか、そこら辺の事情は気になっている。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-11-13 20:03 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
ここのところ新作はご無沙汰で旧作の見直しばかりですが、これもそう。「仮面ライダーディケイド」の劇場版です。
一応はTVシリーズの最終回後、というかラストエピソードの先行お披露目という建前でしたけど、いつものことながら「TVのどこに入れりゃいいんだよ!」というパラレル設定です。<平成仮面ライダー>のスタッフは「整合性」という言葉を知らないんでしょうね、きっと。

e0033570_20350824.jpgそしてサブタイトルも御大層で「オールライダー」と来ました。

「オールライダー」なんてあり得ないんですけど、まあ何とか主役ライダーは揃えました、というところですかね。しかしオリジナルキャストが声を当てているのはBLACKとRX、それにアギトのみなので、相変わらず偽物臭がプンプン。
それに今は音楽の流用にも制約が多いようで(ぶっちゃけお金の問題ですけど)、例えばクライマックスバトルが菊池俊輔メロディーをバックに繰り広げられていたとしたらもっと盛り上がったと思うんですけど、それもなし。

門矢士=大ショッカーの首領、士の妹・小夜=大神官ビシュム、門矢家の執事(?)月影=シャドームーンが唐突過ぎるというか、「とにかく観客驚かせればいいや」ぐらいの気持ちで台本書いたんじゃないかと勘繰りたくなるくらい未消化で、謎ライダーマン(結城丈二)とか「イカでビール」の死神博士とか、ゴチャゴチャしてるだけでなんのことやら。

興行的には大成功を収めたのは、やはり「オールライダー」と付けたインパクトと、同時上映の「侍戦隊シンケンジャー」人気にも助けられたからだと思いますが、映画の出来栄えとしては決して褒められたものじゃありません。
救いは井上正大、村井良太、森カンナら主演トリオの芝居が様になってきていることでしょうか。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-11-01 20:40 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_18501900.jpg北海道は夕張でロケ!
テレビに先駆けて(だったよな?)仮面ライダーブラックとシャドームーンの直接対決!

――とイベント性も十分だった「仮面ライダーBLACK」の劇場版第二弾。

最初にシャドームーンを見た時は、バッタ男からの変貌ということで生物感のあったブラックに対し、銀色に輝きメタリック感というかメカニック感のあるデザインは乖離しすぎだと思ったのだけれど、有無を言わせぬその格好良さに、世界観がぶち壊しだ~という違和感はどっかへ行ってしまった。

e0033570_18500794.jpg宇宙刑事などメタルヒーローを引き合いに出すまでもなく、アップ用のシャドームーンのスーツは動きづらそうだけれども、この劇場版ではアクション用スーツが大活躍してブラックと死闘を繰り広げる。

今見ると夕張ロケは上手く機能してるとは言い難いし、余計な脇筋よりもブラックとシャドームーンの対決色を強めた方が良かったんじゃないかな(例えば秋月信彦の姿を出すとか)と思わないでもないけれど、そういったドラマ的な盛り上げはテレビシリーズに譲った形なのだろう。

そういや「石炭の歴史村」夕張のCMが冒頭に入るけれど、これ、BDだけかな見られるの。
当時映画館で流れてたかどうかは覚えてない。見たような気もするんだけど。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-10-13 18:54 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<東映まんがまつり>で上映された一本で、TV第1話「なぜだ?!ザビタンの反逆!」のブローアップ版。
本当はTV版をそのまんま見たいところだけれど、気軽に視聴できる環境にないので、とりあえず劇場版を。

e0033570_18533898.jpgこの番組がスタートしたのは昭和50年の10月7日(今日だ!)。
「ウルトラマンレオ」は既に放送を終了し「仮面ライダーストロンガー」も年内で終了予定と、ブームの牽引役となった二大ヒーロー番組シリーズが終焉を迎え、変身ヒーローブームも落ち着きを見せていた頃だ。

「秘密戦隊ゴレンジャー」に始まるグループヒーロー物の要素を取り入れ、”変身”の要素を排した仮面劇という新機軸を打ち出し、そして終末ブームやオカルトブームを取り入れるなど、数あるヒーロー番組に埋没しない意欲を見せた作品でもある。
アクマ族の設定や”地底空洞説”の導入は、それらブームの影響だろう。

その一方で着ぐるみで感情表現をさせる手法は「がんばれ!!ロボコン」で培われたものだし、悪魔の紋章の前で苦しむザビタンの姿は、プロフェッサー・ギルの笛で苦しむジロー=キカイダーの焼き直しだし、組織の裏切り者がヒーローになるのは仮面ライダー以来の伝統。かつ悪魔の裏切り者となると「デビルマン」を連想させるなど、決して新しいものばかりではない。
それらをミックスしてかつ新ヒーローに仕立てたのだから、やはり石ノ森章太郎と東映のプランニング力は只者ではない。

<過去記事>




by odin2099 | 2018-10-07 19:01 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_09230105.jpgTVドラマの映画化というと、気合が入りすぎて雰囲気が一変しちゃう作品もあるけれど(例・『スケバン刑事』)、この作品もちょっとそんな部分があったりもする。映画を見に行くのはTVの延長線上を期待している人のほうが多いんじゃないかと思うので、過度なお色直しは必要ないんだけどね。
逆に尊重して欲しいのは、TVを知らないで初めて映画で接するという新しい観客なんだけど、そういったフォローは皆無…。
もっともTVシリーズだって毎週見ていても謎だらけだから、今更ってところもあるのかもしれないけど…?

イベントとしての『アギト』映画化を考えた場合、例えばTVでは見られないシチュエーションとして、最強のアンノウン怪人に立ち向かうべくアギト・ギルス・G3-Xが共闘する、という番外編も考えられるわけだが(これはこれで見たい!)、今回の映画ではTVとリンクさせる道を選んだようだ。
ちなみに映画オンリーの新たな仮面ライダーG4を誕生させた「G4計画」は、既にTVオープニングのタイトルバックにチラっと映し出されていて、一応の伏線になっていた。

とはいうものの、これがTVの時間軸とどうリンクするのかはちょっと微妙。
G3-Xが登場しこれを氷川が装着していることから26話以降が発端。この後物語はいきなり2ヶ月後へ飛んでしまうが、ギルスが復活しアギトがバーニングフォームやシャイニングフォームへ更に変身しているので35~6話以降ということになるのかな。シリーズ完結後になれば、ある程度はっきりするんだろうけど。

で、肝心の映画だけど、ストーリー構成からいえば出来はかなり悪い。なんせアギトとG3-X、ギルスの三者が殆ど絡まない。それぞれが別々に勝手なことをやってる印象が強いので、まとまり感がないのだ。
それにストーリー上の主軸はハッキリ言ってG3-Xこと氷川誠である。ギルス抜きでもストーリーは成立するし、アギトも協力者というスタンスでしかない。これで徹頭徹尾氷川を主人公に描いていれば、少なくてもまとまりのある映画にはなっただろうけど、やはり主役はアギトなんだし、御三家それぞれに見せ場は用意しなきゃならないし、で、こうなったんだろうなーという察しはつく。

じゃ映画はつまんないのか、というと、そうじゃないからややっこしい(?)。
これがかなり「熱い」映画なのだ。見ていて拳を握り締めたくなるくらい、力が入ってくる。テーマも重たいし見終わって爽快感なんかまるでないのだが、それでもこれは「アギト」ファンには是非とも劇場で体感して欲しい一本である。
ただ、子供ですら完全に置いてけぼりのこの映画、一見さんにはちょっとお勧め出来ません…。
e0033570_09224922.jpgこれは「しねま宝島」からの転載で、劇場公開時のもの。
その後何度か見直してる…と思ったら、意外にそうでもなかった。
後に作られた<ディレクターズカット版>を見ているので、勘違いしていたようだ。

映画が公開されたのは33話までが放送された時点で、これがどうTVシリーズに絡んでくるのか当時は大いに気にしていた。結局はどこにも上手く当て嵌められないパラレルなお話と解釈せざるを得なかったのだが、このあたりの整合性をもっときちんと取ってくれていたら、「仮面ライダーアギト」という作品をもっと好きになったと思うのだが。
毎週毎週の展開を愉しみにしていたのに、最後に裏切られた気分を味わったのは確かだ。

藤岡弘、が特別出演。
まさかこの後、「本郷猛」として復帰し、変身シーンまで披露してくれるとは当時は想像も出来なかったなあ。



by odin2099 | 2018-09-24 09:59 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
雄大な富士山を舞台に描く、劇場用新作「仮面ライダー」第2弾!

e0033570_20513014.jpgダブルライダー対再生怪人軍団を描いた前作「仮面ライダー対ショッカー」は、キャラクター面では充実していたものの、その背景はいつもの住宅街や宅地造成地が中心で代わり映えしないものだった。
対するこちらは舞台装置を変えることでいつものTVとは違うスケール感を打ち出すことに成功。本郷猛と滝和也のコンビネーションも良く、アクション面でも単調にならないように変化をつけるなど、厳しいスケジュールを縫って「まんが」の「まつり」に相応しい娯楽作品に仕上げている。

ストーリーは前作の「秘密兵器の設計図の争奪戦」のような柱となるものがなく、色々な要素を詰め込んだ挙句にあっちこっちへ飛んで行ってしまった印象を受けるものの、まずは子供たちには満足いくものだったのではなかろうか。
ただそうなると欲も出て、タイトルに謳われているほど前面に出てこない地獄大使に不満というか物足りなさは残るし、やはり「まんが」の「まつり」ならではのダブルライダー再共演といったイベントがあっても良かったかなあと思わないでもない。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-09-05 20:53 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
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