【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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**** ネタバレ注意! ****

第15話「テレサよ、デスラーのために泣け!」、第16話「さらばテレサよ!二人のデスラーに花束を」、第17話「土星沖海戦・波動砲艦隊集結せよ!」、第18話「ヤマト絶体絶命・悪魔の選択再び」をまとめて上映。

e0033570_14031168.jpg第四章ではガトランティス人とはどういう種族なのか、そしてテレサとは如何なる存在なのか、を解き明かしていったが、今回はアベルト・デスラーの生い立ち、そしてクラウス・キーマンの正体と彼が取った選択を前半部分で描き、後半は地球艦隊とガトランティス艦隊の一大決戦、そして再び突きつけられるズォーダーからの”悪魔の選択”、はたしてヤマトは?と盛り沢山。

アベルト・デスラーに関しては前作「宇宙戦艦ヤマト2199」の、特に終盤での不可解な行動に意味を持たせ復権させることに一応成功。万人が納得できるかどうかはわからないが、彼の行動もまた純粋にガミラス人とイスカンダル人を思ってのことだったことが説明される。旧作での「デスラーのテーマ(デスラー孤独)」もようやく画面を彩ることに。

そしてそのアベルトの甥であることが判明したキーマンことランハルト・デスラー。この二人のデスラーを翻弄するデスラー一族の悲劇。そして一旦はヤマトクルーを裏切り、更にはアベルトをも裏切ってヤマトを選んだその葛藤。ヤマト艦内におけるトラブルメーカーの可能性もあった彼だが、これで名実ともにヤマトクルーの一員となっていくのだろう。もっともこれは死亡フラグでもあるが。

死亡フラグといえば、今回もう一人該当する人物がいる。
それはズォーダーの”悪魔の選択”のターゲットとなってしまった加藤三郎。桂木透子から息子の病を治す薬を受け取ってしまった加藤、それと引き換えに彼が起こした行為によってヤマトは沈没。
先にバルゼー率いるガトランティス艦隊を辛うじて撃退したものの、白色彗星本体が出現したことにより壊滅状態に陥った地球艦隊に代わり、唯一の希望となったヤマトだったが…。

第19話「ヤマトを継ぐもの、その名は銀河」から、20話「ガトランティス、呪われし子ら」、21話「悪夢からの脱出!!」、22話「宿命の対決!」をまとめた第六章「回生篇」は11/2公開。

ヤマトの同型艦「銀河」(そのデザインは「復活篇<DC版>」に登場した「波動実験艦ムサシ」に類似)の登場や、更なる一大決戦に期待しつつ、既に「さらば」とも「ヤマト2」とも違う独自のストーリー展開に一抹の危惧や不安、そして個人的には望むべからざる方向へと漂うヤマトの進路に大いなる不満を抱き、次なる航海を待つ所存。そろそろ見限る潮時だろうか。


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by odin2099 | 2018-05-27 14:10 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21233037.jpg先ごろ今秋からのテレビ放送が発表されたが、概ね予想通り。
半年間の放送だから、今週末に公開される第五章に続き、第六章が9月か10月、そして完結編となる第七章が1月か2月というスケジュールだろうか。
おしまいが決まったことで「2199」みたいにスケジュールが逼迫しないことを祈るのみ。

今回からオープニングがオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの演奏版から、ささきいさおが歌う新録版に変更。しかも使用されてるのは2番というのが細かい。
今後シリーズが続くとしたら、幻の3番4番が日の目を見ることがあるだろうか。

さて本題。
「2199」の時もガミラス人の設定が原典から色々と変えられていたが、「2202」のガトランティス人はもはや別物。流れて来るお馴染み「白色彗星」や「都市帝国」のメロディが段々と似合わなくなってきた。
おまけに「星巡る方舟」の時に作られた「蛮族襲来」のテーマですから違和感あるのだから何をか況や。
ズウォーダーもサーベラーも(ついでに桂木透子も)ミルも一体何者? 
渦中にあって冷静に周囲を分析してるデスラーがえらくまともに見える。

今一つ目的が見えないデスラーも、どうやらテレサに呼ばれた一人。ヤマトと、古代と共闘する未来はあるのか。そして「2199」終盤からの復権なるか。
後半戦に突入した「2202」、かなり自分の望まない方向へ舵を切ってるようにも受け取れるが、今しばらくは共に航海を続けよう。

<過去記事>


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by odin2099 | 2018-05-20 21:32 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
第3巻は第7話から第10話まで。
「宇宙戦艦ヤマト2」をなぞってはいますが、宇宙ボタルの一件などかなり趣の違うものになっています。
空間騎兵隊とヤマトクルーの衝突も「ヤマト2」ほどではなく、比較的穏やかな艦内かと思いきや、ガミラス人のキーマン、それに謎の女・桂木透子の暗躍が不穏な空気を持ち込んでいますが、正直こういう展開は望んでいないんですけどねえ。

e0033570_19464090.jpg「さらば宇宙戦艦ヤマト」や「ヤマト2」では、宇宙の危機を訴えるテレサのメッセージ、時を同じく出現した謎の白色彗星、この二つを強引に結びつけ(「ヤマト2」ではガトランティスの尖兵とヤマトが遭遇する描写がありますが)、反逆者の汚名を浴びせられながら旧ヤマト乗組員が旅立つというお話でした。
これが違和感ないのは、冒頭のナレーションで白色彗星=ガトランティスの暴挙が説明されているからですが、そんなことを知る由もないヤマト乗組員の行動は些か短絡的と言わざるを得ません。

この「2202」ではテレサのメッセージはピンポイントでヤマトクルーに届きます。これは旧作ほど古代が熱い男ではないので、漠然としたメッセージを受け取っただけで反逆罪を覚悟で行動するだろうか、というスタッフ側の疑問点から生じた改変のようです。
直接行動を促すメッセージを送られたために、古代はヤマトを動かす決意をする、という方がより自然だろうと考えられたのでしょう。実際にはキーマンやバレル大使ら地球駐在のガミラス人たちに唆されたようにも見えてしまいますが。

対するガトランティスですが、既に「2199」に登場し「星巡る方舟」ではヤマトとも直接戦火を交えていますから、強大な未知の敵のイメージは乏しく、謎に包まれてはいるものの既知の敵という扱いですし、白色彗星との関連もそれほど重要視されてはいません。
それにガトランティス側の描写も多く、しかも今回収録のエピソードでは早々にズォーダー大帝と古代が直接言葉を交わしてしまいますので、威圧感もありません。このあたりも自分の望んでいる展開ではないのですが。

テレサのメッセージは、それぞれ既に亡くなった親しかった身近な人物の姿を借りて届けられました。古代には沖田艦長、真田には古代守、斉藤は…桐生隊長でしょうか。
そんな中でヤマトクルーでただ一人メッセージを受け取らなかったのが森雪。記憶を失っているという「2199」からの設定を上手く活かし、メッセージを受け取らなかったにも関わらず、古代を信じて付いて行こうという雪の健気さを強調していますが、今度こそ雪の記憶喪失の謎、明かされるのでしょうか。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/26114771/



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by odin2099 | 2018-05-16 19:52 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
第3話「衝撃・コスモリバースの遺産」、第4話「未知への発進!」、第5話「激突!ヤマト対アンドロメダ」、第6話「死闘・第十一番惑星」の4話分を収録。

「宇宙戦艦ヤマト2」であれば、第3話「地球の危機に起てヤマト!」、第4話「未知への発進!」、第5話「主砲全開! 目標ヤマト!!」、第6話「激戦! 空間騎兵隊」に対応する部分で、大筋はなぞっているものの独自設定の数々が旧作とは一味も二味も違ったものにしている。

その最たるものが「時間断層」の設定。
コスモリバース装置の”弊害”と言って良いのかわからないが、時間の流れが他とは異なる空間が生じてしまう、というのが今回のオリジナル設定。その空間での1日は、他の通常空間では10日分にあたるということで、急速な地球の復興へのエクスキューズとなっている。

e0033570_18330288.jpg旧作のパート1は2199年から2200年にかけての物語で、パート2はその一年後の2201年となっていた。
このリメイクシリーズではパート1(「2199」)は2199年中に物語が幕を閉じ、本作はタイトル通り2202年に幕を開けるが、それでも地球復興には早すぎる。
ところがこの特異空間を作り出したことで、空白の3年間は30年にも匹敵するのでより説得力を増した、という訳だ。

ただ今後もシリーズを続けて行くには、この空間は期間限定でしか生じないか、あるいは何らかの理由で閉ざされて二度と使えない、というような枷を設けないと地球が強大な軍事国家化してしまうという懸念は残るが。

そしてヤマト出撃の必然性と、そこに至るまでの古代をはじめとする旧ヤマトクルーたちの決断に至るまでの過程。それに関しては次の記事に譲ろう。

ともあれ、ヤマト発進。
反逆罪の汚名、アンドロメダとの激突、ガミラスの介入を経て、艦長代理となった古代の指揮のもと、ヤマトは新たなる旅へ。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/25869703/




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by odin2099 | 2018-05-13 18:36 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
第1話「西暦2202年・甦れ宇宙戦艦ヤマト」と第2話「緊迫・月面大使館に潜行せよ」を収録。

e0033570_23165783.jpg「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編かつ「さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち」のリメイクに、「宇宙戦艦ヤマト2」の要素をプラスしたもの、ということでスタート。
「さらば」「ヤマト2」はヤマトの地球帰還から一年後の2001年が舞台になっていたが、本作はタイトル通り2002年が舞台。
「2199」の続編としてはガミラスの存続及び地球との友好関係樹立、それに波動砲封印問題があり、今後それらの要素がどれだけ「さらば」や「ヤマト2」とは違った物語を紡ぎ出すかに注目。

冒頭から地球・ガミラス連合艦隊はガトランティスと戦火を交えており、旧作に見られた”白色彗星=未知なる敵”という図式は早くも崩れ、また全宇宙に向けたと思しきテレサの救いのメッセージも、今回は旧ヤマトクルーに向けピンポイントで送られたものという違いがあり、漠然と反逆者の汚名を着て飛び立つという旧作でのヤマトのイメージを、メッセージに呼ばれそれに応えた者たちということで和らげる効果を狙っている。

急速な地球の復興、その繁栄ぶりにヤマトクルーたちが疑念を抱くのは旧作通りだが、その象徴たる新造戦艦アンドロメダが封印された波動砲を二門も装備しているということで一層きな臭さが浮き彫りにされている。
そして地球・ガミラス双方で政治家や軍人たちの思惑や暗躍が描かれ、ポリティカル・フィクションの要素も加味されているのは新鮮。

ヤマトの発進は2巻以降に持ち越しになったが、ヤマトの健在ぶりをアピールするシーンは盛り込まれている。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/25445720/
https://odin2099.exblog.jp/25530832/




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by odin2099 | 2018-04-20 23:20 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
「宇宙戦艦ヤマト2199」地上波放送版の最終回でいきなり告知が流れ、それから公開を心待ちにしていた劇場用新作映画。
噂された続編ではないということで若干テンションが下がりましたが、それでもイベント上映ではないれっきとした「映画公開」ということで期待値も上がりました。

お話はシリーズ24話と25話の間に入る物語。
といっても古代の成長ぶりなんかを見ると、やはり26話を経てのものだなあと思います。
ここでガトランティスとの遭遇、ガミラスとの共闘、派手な戦闘が描かれているのも、後の25話26話の展開を知っているとちょっと違和感が。
最終回前に既に新作映画の構想はあったようなので完全な後付けというわけではないですが、細かく組み立てられてきた全体のストーリーの流れの中では、少々浮き気味なのは否めないところです。

e0033570_21580309.jpg今では晴れて続編となる「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」が作られ、堂々とガトランティスが出てきていますが、「蛮族」とされた本作でのガトランティスのイメージは強烈でした。太鼓をドンドン、肉を貪り食う野人ぶり。ハイプオルガンに象徴される旧作の知的な雰囲気は微塵もありません。「丞相」とか「大都督」とかいう肩書も、この手の作品では珍しいかも。なんだよ「三国志」かよ、と思ったり思わなかったり…。

しかしこのイメージは「2202」ではあまり踏襲されていませんし、ガトランティスはヤマトを認識しているし、地球側にとってもガトランティスは既知の相手なので、旧作にあった「未知なる白色彗星=強大なるガトランティス」という図式が成り立たないのはなんだかしっくりこなかったのは旧作ファンのこだわりでしょうか。
続編が作られるかどうかわからない時期だったからこその作品で、いざ続編がスタートしてしまうと有難味が薄れてしまうのは致し方ないんでしょうね。

なので今後の注目ポイントとしては、本作で結ばれた古代とバーガーの絆、これが「2202」でどういう形で出てくるのかと、アケーリアス文明、ジレル人、地球人、ガミラス人、ガトランティス人、そしてテレサの関係が描かれるのかどうか、でしょうか。
もちろんこの作品を番外編として「なかったこと」にも出来るでしょうけれど、流石にそれはしないと思いますので、「2202」のスタッフがこの作品のどこを取捨選択し、「2202」という作品に落とし込んでいくのか、は気になるところです。

それにしても本作の古代の指揮ぶりは天晴れでしたね。
旧作の艦長代理としての古代を彷彿、というよりそれを凌駕する存在感でした。
「2202」では多くの悩みを抱えて精彩を欠き、今また土方を艦長に頂いたので直接指揮するシーンは減るかもしれませんが、”主人公として”の古代の活躍ぶりにも期待したいところです。

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by odin2099 | 2018-04-14 22:09 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「宇宙戦艦ヤマト2199」全26話を劇場版の第一章~第七章でお浚いしたので、今度は総集編です。
最初に見た時は不満タラタラでしたが、見直す度に新発見というか、気付きがあります。
勿論それで全て納得してるということではなく、やはり「俺ヤマト」「俺編集版」というものを夢想してしまいますが。

e0033570_22352254.jpgオリジナル版「宇宙戦艦ヤマト」にも総集編の劇場版がありましたが、あちらは時系列順というか物語の進行順。
対してこの「2199」は一旦シャッフルして「メ2号作戦」、即ち冥王星基地攻略から描くという大胆さ。
そこから遡ってガミラスの侵攻、地球滅亡に際してのイスカンダルからの救いのメッセージ、ヤマトの建造そして発進を描くという構成になっています。

その為「メ1号作戦」冥王星会戦がカットされてしまったので、古代進と兄・守の関係もオミット。いきなりイスカンダル星で墓標が出てきても「誰それ?」になってしまってるのは残念でした。
親友の真田や恋人だった新見との絡みは時間的に入りきらなかったでしょうが、どっかしらでフォローが欲しかったなあとは思います(旧作と違って、兄の復讐に燃える性格ではないこともありますが)。
まあクライマックスのコスモリバース起動の件も丸ごとありませんから、メインストーリーには不必要な人物なのはわかりますが。

他にも古代と雪はいつ互いを意識したのかとか(急にビーメラ4で出てきてもねえ)、メルダの扱いとか(彼女はヤマト艦内に何をもたらし、地球人とガミラス人の関係をどう変えたのか)、主人公以上に主人公っぽかった山本の存在感の薄さとか、気になる点は多々。
そうそう、この物語って山本視点で再構成することも出来ますね。旧作の古代に近い立ち位置のキャラですから、その方がお話は分かりやすくなった可能性はあります。

この総集編は130分ありますが、これが150分ぐらいあればもう少し見応えのある作品になったんでしょうね。
そしてこれに続く新作劇場用映画「宇宙戦艦ヤマト2199/星巡る方舟」と相互補完する形になれば、より理想的だったと思うのですが…と妄想はさらに膨らんでいくのです。

「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」も完結の暁には、このような総集編が作られるでしょうか。
更なる続編企画も動いているようなので、新規ファンの導入の為にも需要はありそうです。

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by odin2099 | 2018-04-10 22:41 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
遂に完結。23話から26話で構成された劇場版第七弾。
といっても本公開の時は製作が間に合わず暫定版での上映になり、後になって完全版が作られベント上映されたという経緯がある曰く付きの作品。
まあスケジュール落とすのは「ヤマト」の伝統と言えば伝統なんだが…。

前作第六章のラストから直結する開幕はシリーズ初。
今までも前後編など次回へ持ち越すストーリーはあったが、映画として割り振った場合は上手い具合に何とか区切りが付くようになっていたけれど、今回ばかりはそうはいかなかった。
前作ラストでいきなり「デスラー襲撃」が流れ、さてどうなるか?
でハラハラさせられたけれど、その勢いのままガミラス本星での戦いに突入。

e0033570_21160907.jpgここら辺のデスラーの行動が未だに理解出来ず、何故ユリーシャが雪の存在を感知できるのかの謎共々モヤモヤが残るのだが、波動砲を使用してのガミラス防衛、そして紆余曲折ある中での古代と雪のようやくの再会、とイベントが多いので、細かいことは気にしてられなくなる。ノランも良いキャラだったなあ。
また古代と雪の再会から、背後に浮かび上がるイスカンダル星の描写、音楽のタイミングもバッチリで屈指の名シーンとなっていた。

コスモリバースの引き渡しを拒むスターシャ、波動エンジンを武器に転用した云々が言い訳にしか聞こえず、単に古代守の魂と別れたくなかっただけじゃないの?と思えてしまうのは旧作以上にスターシャの「女」の部分が強調されているからだろう。
その前に置かれたデスラーとの会話シーンなども旧作以上に濃厚で、まるで昼メロを見てるみたいだったし。

何はともあれイスカンダルを後にしたヤマト。
そういやコスモリバースの仕組みもよくわからないなあ。
旧作でコスモクリーナーDを直接届けず、ヤマトにイスカンダルまで来させたのは、イスカンダル人が既に死に絶え、自力で完成させることも送り届けることも出来なかったから、というのが理由だろうが、今回は一捻りというか二捻り? 
そのせいでわかりやすくなったというか、余計わかりにくくなったというか。
大体古代守がいなかったら、どうやってコスモリバースを起動させるつもりだったんだろう?

またコスモリバースに宿った守は、全地球人類を救うことよりも、弟の進を救済する道を選んで暴走しちゃうのもねえ。
運よく?身代わりですぐに沖田艦長死んじゃったから何とかなったけどさ。
その沖田艦長も、「何もかも皆懐かしい」の名セリフのタイミング早すぎ。
佐渡先生が艦長室を出て、そして戻ってきて敬礼するまでのシーン、もっと余韻を持たせて欲しかった…。

まあ何はともあれ、無事に「宇宙戦艦ヤマト2199」は完結。
そして「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」がスタートするのでありました。

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by odin2099 | 2018-03-23 21:17 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「宇宙戦艦ヤマト2199」劇場版第六弾は19話から22話まで。

いよいよ大詰めの七色星団の決戦。
しかしもう一つのイベント、古代と雪の別離の方に比重が置かれているので、今一つ純粋に艦隊戦を愉しめないのが難点といえば難点。

e0033570_20260646.jpgその七色星団、大工原の旦那や沢村にさんざん「ルーキー」とか「びびるなよ」とか弄られるも、結局「母さん!」と絶叫して玉砕してしまう小橋クンだが、彼は欠員補充の為に他科から転属させられたばかり、とかいう設定でもあるのかな。

今回改めて思ったのだけれど、ガミラス人のイスカンダル人に対する態度って凄いよなあ。
盲目的な崇拝、隷属に近い感情?
その一方でガミラス人って、青い肌を持たない人を劣等人種とかって蔑んでますよね、ザルツ人とか。
でもイスカンダル人って肌青くないんですけど。

ザルツ人をテロン人(地球人)に化けて潜入させようと考えるくらいだから、ガミラス的にはザルツ人=テロン人。
そして森雪をユリーシャと間違えて浚って来て、しばらくのうちは誰も気付かないってことは、イスカンダル人=テロン人。
ということはザルツ人=イスカンダル人、ってことになりますな、間接的に。
ザルツ人の中に、スターシャ・サーシャ・ユリーシャ姉妹にそっくりな女性、いないのかねえ。

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by odin2099 | 2018-03-14 20:29 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
デスラー総統暗殺!首謀者はドメル!
――という展開で、ひおあきら版「宇宙戦艦ヤマト」を思い出した人はかなりの古参ファンですね。
あちらではヒス副総統がクーデターを起こしたものの、実はドメルならぬロメルによって事前に計画は見ぬかれ、暗殺されたデスラーは実は影武者だった、という旧テレビシリーズの没プロットを元にしたエピソードが作られてましたが、今回の展開は換骨奪胎というか本家取りというか、知ってる人には思わずニヤリのアレンジ。
第四章には松本零士版をベースにしたと思しきエピソードがあって、今回はひおあきら版を彷彿とさせるお話なのは狙い?それとも考え過ぎ?

e0033570_20151945.jpgさて、今回の劇場版第五章は15話から18話。ガミラスの大艦隊の中をヤマトが強行突破するというシチュエーションが2話分登場する。
「死中に活を見出すのだ」とか「これが沖田戦法」とか勇ましいのはいいけれど、一本の映画に2回も出てきちゃうとちょっと…という感じは否めない。流れる音楽もだいたい同じだし。

その二つの絶体絶命の間に挟まれてるのが、違う意味でヤマト最大の危機、そう、ヤマト艦内のクーデター話だ。ガミラスもヤマトも一枚岩ではないですなあ。
これも旧ヤマトの初期プロットの中にあるものだし、アニメ化が本決まりになった頃にも沖田艦長が倒れたことで、古代を推すグループ、島を推すグループ、徳川を推すグループに分かれて…なんて展開も予定されていたようなので、これも知ってればニヤリ。ただ藪の比重が大きいことを考えると、これは実際に旧作で描かれたイスカンダルでの反乱劇もベースになっているのだろう。
第四章は殆ど新規オリジナルのお話ばかりだったが、今回は旧作の没プロットの再利用と色々スタッフも考えている…のか、偶然か。

ところでこのところ、榎本さんがいい味出してる。
省みるに「2202」では殆ど出番らしい出番がないのが物足りないというか勿体ない。
物語内でなかなか活かし辛いというのもあるのかもしれないが、もしかするとCVである藤原啓治の病気降板の影響もあったりするのかな。

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by odin2099 | 2018-03-03 20:19 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

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