【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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昨晩はコンサートの余韻に浸るべく、帰宅後にはライブ録音で楽しみました。
前にLDを観たという記事を書いたことがありますけれど、今回はDVD。
あれから気になってとうとう買っちゃったんですねー。
これでLP、CD、LDにDVDと4種類も持ってることになります。
これでカセットテープがあればコンプリートかな?・・・って、無駄な出費は止めようよ、自分(爆)。

e0033570_21374886.jpgさてさて、これで生演奏とライブ録音との聴き比べになったわけですが、やっぱり往年のN響の演奏は端正ですな。
きちっきちっとした優等生な演奏という感じです。
これが本番前にリハーサル一回だけという、殆どぶっつけ本番な演奏だったとは思えません。
川島和子さんのスキャットは、オリジナルならではの説得力がありますし、徳永二男さんのヴァイオリンも素晴らしい。
そして何といっても、ピアニスト羽田健太郎の素晴らしさ。
自作曲だからということを差し引いても、音の跳ね具合、速さには圧倒されます。

それと比べると酷なのかも知れませんが、一昨日昨日の演奏は、ピアノは鈍重な感じがしてしまいますし、本格的ではあっても透明感や神秘性に乏しいヴォカリーズは、イメージからはやや遠い印象を受けました。
ただ、それを補って余りあるのが”生”ならではの迫力。
これは、今回の演奏会に足を運べなかったファンに「ざまーみろ!」と言いたくなるほどです。

・・・てなこと書いてると、25年前の演奏を生で聴いていた人から「ふざけんな!」と言われてしまうかも知れませんが・・・(苦笑)。


とにかく今回の演奏、何とか音盤化して欲しいし、今後も二度三度と演奏会を開いて欲しいものです。
関係者の皆さん、どうぞ宜しくお願いします♪
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by odin2099 | 2009-05-18 21:38 | 音楽 | Trackback | Comments(4)
12月東宝系公開、というニュースが出ました。
それにラストシーンが2パターンという話も。
・・・ってことは、もう書いてもいいのかな。
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これ、ハッピーエンドとバッドエンドの両方で、映画館によって(上映回によって?)結末の異なるマルチエンディング方式とかいう噂もあるようですが、それはカンベン。
やっぱり「ヤマト」はハッピーエンドじゃなきゃ。
DVDの特典としてどちらかを選べるというのなら許せるけどね。
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ところで10月中に完成予定だそうだが、そちらはどうなのかなぁ。
いつもギリギリで作ってるのに(苦笑)。
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by odin2099 | 2009-05-18 06:24 | 映画雑記 | Trackback(3) | Comments(10)
公開日が正式に12月12日に決まったようです。

また公式サイトも立ち上がりましたので、こちらでもご紹介しておきます。

いよいよカウントダウンが始まった感じですね。
当時を知る者としては、公開前夜の旧作TV放映や、「オールナイトニッポン」での特番放送などを期待しちゃいたいところなのですが、流石にそれは無理だろうなぁ・・・(苦笑)。

あと気になるといえば、今週いきなりニュースが流れた実写版「ヤマト」の件。
主演がキムタクだという段階でもうダメダメな感じがしますけど、権利関係がゴチャゴチャしていて頓挫しそうだとかなんとか。
その昔、海外に権利を売ったことがあるのは事実らしいけど、今でも生きてるのかね、それ。
その時はディズニー製作で主演がショーン・コネリーだった、と聞くと、裏切られるのを覚悟で(爆)観てみたくなるんですがね。
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by odin2099 | 2009-05-16 23:12 | 映画雑記 | Trackback | Comments(4)
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先日の日フィルに続き、また「宇宙戦艦ヤマト」関連のコンサートへ。
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会場は同じく池袋は東京芸術劇場。

この建物、なんか好きだ。
まぁ他に興味をそそられる建物が、池袋にはあんまりないってこともあるんだけど。







今回のプログラムは、現代音楽の世界で活躍している日本の作曲家が映像作品に提供した音楽をご紹介、という趣向らしい。
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前半が服部隆之の『華麗なる一族』メインテーマ、坂本龍一『戦場のメリークリスマス』テーマ、三枝成影『太平記』から「はかなくも美しく燃え(藤夜叉のテーマ)」、『優駿 ORACION』から「誕生」、そして後半が羽田健太郎作曲の交響曲「宇宙戦艦ヤマト」。

指揮は大友直人、ヴォカリーズが安井陽子、ヴァイオリン・ソロがコンサートマスターの大谷康子、そしてピアノが若林顕。
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前半はいきなり曲順の変更。
最初が「戦メリ」で、次が「藤夜叉のテーマ」、そして混声合唱が入って「誕生」と「華麗なる一族」のテーマ、の順に演奏された。
実は「戦メリ」以外は知らない曲なのだけれども、三枝成影も服部隆之も馴染みのある作曲家なので、初めて聴く曲でもすんなりと受け入れることが出来た。やっぱり良い曲を書くものである。
また最後の二曲はコーラス入りだが、100名規模の合唱団が入ると、絵的にもかなり贅沢な気分が味わえる。
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e0033570_22381219.jpg後半はお待ちかねの「交響曲ヤマト」。
25年ぶりの再演。しかも指揮は、初演を担当した大友直人本人。どんなことが起こるだろうかとワクワクしながら聴いていた。

しかしやはり作品は生き物だった。当時のスコアをそのまま使ったようだが、やはり何度も繰り返して聴いたLPやCDの音色とは違う。

でも、これが”生”の良さである。
作品は過去の遺物でも墓碑銘でもない。今、まさに生きて、”ここ”に在るのだ。
難を言えば、ヴォカリーズ(正確には「ヤマト」で使われているのはスキャットではなく、ヴォカリーズなのである)に透明感がないこと。宇宙の神秘性を表現するのはあの透明感が必要だったのだなと痛感させられたが、それでも先日のコンサートのように男声ではなかったのには救われた。


普通コンサートはいきなり一曲目の演奏から始まるものだが、今回はプレトーク付き。
大友直人が東響と組むシリーズ節目の100回目ということから、このコンサートへの想いや、今回の選曲の経緯などを説明。
その後も折に触れ、それぞれの作曲家についてのコメントを挿む。
流石に最後の羽田健太郎、それに宮川泰に至っては、両人とも故人ということもあってか心なしか語る口調に乱れが。
しかし誠実な人柄が偲ばれ、好印象ではあった。

「交響曲ヤマト」は3楽章まで続けて演奏し、その後で配置を変えて4楽章めを演奏するという段取りだったところを、間違えて2楽章の終了後にトークを始めてしまうというミスもあったものの、そういったハプニングも”生”ならではか。



アンコールは冨田勲作曲の『新日本紀行』のテーマ。
実は明日も同内容のコンサートへ足を運ぶ。
全く同じコンサートへ続けて行くのは初めての経験だが、また”生”ならではの楽しみと驚きに出会えるだろうか。
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by odin2099 | 2009-05-16 22:41 | 音楽 | Trackback(1) | Comments(0)
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今日は急遽「ヤマパ」に顔を出して来ちゃいました。
久々に開催されたファンイベントの「ヤマトパーティ2009」、前にも参加したことがありますが、基本はあんまり好きじゃないんですよね、この手のイベント(汗)
相方さんのブログが、「ヤマパ」の公式サイトと相互リンクさせて頂いているので非常に申し訳ないのですが。
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で、今回も全く眼中になかったのですが(苦笑)、どうやら「復活篇」の情報が解禁されるらしいという噂を直前になって聞きつけ、居ても立ってもいられなくなって出撃!
実は会場、ウチから自転車で15分くらいの場所にあったりします・・・。
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既に「掲示板」の方に相方さんが書き込みしてますが、そこで8分ほどのプロモーション映像が上映されました。
うう、ヤマトが動いてる・・・!
それだけで満足です!
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音楽は宮川センセの既成曲と、あとはグリークのピアノ・コンチェルトが流用されてましたが、ナレーションは羽佐間道夫さんの新録。
そして注目の古代進の声は、どうやら山寺宏一さんのようです。
以前公開されていたような髭もじゃの壮年・古代ではなく、殆ど昔のイメージ通りの青年・古代といった風のデザインなので、これなら山ちゃんでもOKかな。
話題作りで著名人を古代の役にキャスティングするんじゃなかろうか、という心配もしてたんですが、どうやら杞憂に終りそう。
また戦闘機隊の隊長の声、ありゃ神谷明さんかな? 加藤っぽいキャラでしたけど。
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情報としては、近々公式サイトが立ち上がるということくらいで、スタッフやキャスト、公開時期についての言及はありませんでしたが、ただ音楽のメインスタッフとして指揮者の大友直人さんが参加していることは明らかにされました。
今月は大友さんの指揮で「交響曲宇宙戦艦ヤマト」の演奏会が開催されますが、そういう流れがあったんですなぁ。
ちなみに映画の公開日については、12月12日という噂があるんですが、さてどうなるんだろう?

それにしても冒頭に出てくる移民船、船体に船名が書かれているんですけど、それが「BLUE NOAH」
場内がいっせいにどよめきましたねー。
ま、”ノアの箱舟”を考えれば、移民船として悪くない名前だと思いますけど。
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                                  ↑今日の戦利品。
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by odin2099 | 2009-05-03 18:31 | 映画雑記 | Trackback | Comments(14)
惑星リンボスの爆発から逃れたYAMATOがワープアウトした先、そこは地球連邦対セイレーン連邦、再開された銀河100年戦争の真っ只中だった!
地球艦隊に迎えられたナブたちは、ロココ星にある古代遺跡を訪れ、そこで古代ゴーダ文明の手掛かりが竜座銀河にあることを知る。一躍、竜座銀河を目指し旅立つYAMATO。
だが皇帝ブローネは、セイレーン全軍にその追撃を命じる。
その先鋒に立つのは皇帝親衛隊と合流したアメシス少尉と、辛くもリンボスから脱出し、打倒YAMATOに執念を燃やすリキヤード少佐の潜宙艦!はたしてYAMATOの運命は・・・?!

e0033570_22383372.jpgシマの過去、ナブの出生の秘密、そして17代ヤマトの任務とその運命といったキーとなる事柄が少しずつ明らかにされた第3話。
その一方で、地球艦隊から派遣された訓練生たちが新たにYAMATOのクルーになり、またマーシィが古代ゴーダ文明を残した宇宙人と何らかの繋がりがあることも明らかにされるなど、正に物語はこれから。
また今回は旧「ヤマト」からBGMが2曲流用され、しかも夫々地球連邦の第7艦隊と、17代ヤマトを描写するテーマとして使われているので弥が上にも「ヤマト」ムードは盛り上がってくる。
ところが製作会社の倒産、プロデューサーの破産、逮捕という流れの中で中断してしまいそれっきり。
これから先の展開が本当に気になるのだけれども、もう一つの凍結企画だった『復活篇』が再始動した今、こっちもなんとか”復活”させてくれないものだろうか。
ストレートにVOL.4以降を作るのは流石に無理だろうケド、例えば小説とかコミックとかドラマCDとか、色々手段はあると思う。
18代宇宙戦艦ヤマトの航海、最後まで見届けたい・・・!

ところで以前、
こう書くと反論する人も多いと思うが「ヤマト」はやはり西崎義展のものだ、という感を強くしたのがこの作品であった。
松本零士が参加していなくてもデザインラインは踏襲しているし、宮川泰が携わっていなくても(羽田健太郎が音楽監督としてサポートしているものの)BGMの雰囲気は延長線上にある。
良くも悪くも西崎プロデューサーのアクの強さ、自分のカラーの押し出し方、これがあってこその「ヤマト」であるというべきか。
これは「YAMATO」であって「ヤマト」ではない、という声も聞く。松本色の希薄な(或いは全く無い)「ヤマト」は認めないという人も多いだろう。特にシリーズの1作目と比較すれば、その違和感の大きさは拭い切れまい。しかしながらシリーズ通して鳥瞰した場合、「ヤマト」の精神は見事にYAMATO」に息づいているといってもいいのではないか。「ヤマト」のようなものではなく、間違い無く「ヤマト」だと言いきれる作品のひとつなのではないのか。
今後は松本零士主導で「ヤマト」の新作が作られていくことになるだろうが、これは決定的に欠ける要素である。その時に何が「ヤマト」を「ヤマト」らしく見せていたかの解答を我々は目にすることだろう。

てなことを書いたことがあるのだけれども、その後に作られた『大ヤマト零号』を観ると「やっぱりな」と思っちゃう。
あれはあれで好きではあるんだけど・・・?
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by odin2099 | 2009-04-22 22:38 | ビデオ | Trackback | Comments(2)
e0033570_22354065.jpg銀河100年戦争末期に惑星リンボスに沈没した第17代宇宙戦艦ヤマト。そこでナブはデータディスクを見つけ、仲間たちと共にセイレーン軍の廃工場で自分たちの手で戦艦を建造しようとしていた。しかし彼らの不穏な動きはセイレーン軍の知るところとなる。
一方、沈没戦艦がヤマトだと知ったブローネ皇帝は、何としてもデータディスクを回収し、それが叶わない場合はリンボスそのものを犠牲にしてでもデータボックスを破壊するように娘のアメシス少尉に命じていた。そのディスクには「それを制するもの、宇宙を制す」とまで言われた古代ゴーダ文明の謎を解き明かす鍵が隠されている可能性があったのだ。
その頃ようやくナブたちの戦艦は完成に近付きつつあったが、遂にリキヤード少佐はYAMATO破壊の命を下す・・・!

データディスクには設計図が収められ、そしてきちんと設備の整った工場を使うとはいえ、素人だけであっさりと戦艦が作れてしまうという設定には納得がいかないものの、その発想や描写そのものは面白いし、若者たちが試行錯誤をしながら作り上げていく過程も楽しい。
そしてYAMATOの存在を察知したセイレーン軍が、発進を阻止しようと出撃、はたしてYAMATOの完成は間に合うのか?というサスペンスも盛り上がる。そういえば敵の大型ミサイルを間一髪でかわしての発進、というのはパート1と同じパターン。ここにも「ヤマト」らしさが伺える。
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by odin2099 | 2009-03-31 22:37 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
星歴2520年、地球連邦とセイレーン連邦との<銀河100年戦争>停戦から17年。セイレーン軍が駐屯する惑星リンボスに住む少年ナブは、この抑圧された環境から逃れ、大宇宙へ飛び出すことを夢見ていた。
そんなある日、ナブとライバルのアガの二人は、セイレーン軍の警戒空域ギリギリまでどちらが高く飛べるかを競い合っていた。だがヒートアップした彼らはその一線を越えてしまったため、セイレーンはミサイルを発射。両陣営の緊張は一気に高まってしまう。
セイレーンのパトロールの目を逃れようとしたナブは”地底軍艦”と呼ばれる廃船に逃げ込んだが、この船のコンピューターはまだ生きており、そこでナブはデータディスクを発見。これを使って自分たちの手で船を作り上げようと計画を立て、仲間を集めるのだった。
だがナブたちは知らない。この沈没した廃船こそ、かつての地球連邦軍の旗艦だった第17代宇宙戦艦ヤマトであり、<100年戦争>末期にある重要な任務を携えていたことを・・・。

e0033570_21461184.jpg『完結編』から300年ほど未来から始まる、新たな「宇宙戦艦ヤマト」の物語。
そのバックボーンに関しては既に「VOL.0」で紹介はされているが、この作品の冒頭でもブローネたちがセイレーン連邦を築くまでの経緯や、地球連邦との対立の要因などが改めて語られている。

従来とはガラリと変わった世界観、松本零士タッチとは大きく異なるキャラクター・デザインなど、およそかつての「ヤマト」を髣髴とさせるものはない。実際、最初に絵を見、粗筋を読み、一部とはいえ動く新ヤマトの姿を見たときも、これがはたして「ヤマト」の名を冠するにたる作品なのだろうかという疑問、不安で一杯だった。
ところが「企画・原作・製作総指揮:西崎義展」のクレジットを見、そして映像を観ているうちに自然と物語の中へ入り込んで行けたのは我ながら驚きだった。素直に「ヤマト」を見たんだ、という気持ちになれたのだが、それは条件反射のようなものなのかも知れない。
「ヤマト」はパート1が全て、あるいは許せるのはせいぜい『さらば』まで、というファンには到底受け入れられない作品だと思うが、『完結編』まで付き合い、更に『オーディーン/光子帆船スターライト』にも「ヤマト」の面影を見てしまうという人ならば一見の価値はある、と申し上げておこう。

沈没した戦艦からデータディスクを抜き取り、自分たちの手でYAMATOを再生し、窮屈な惑星から飛び出そうとする若者たちの姿を捉えてこの第1話は幕を下ろす。
従来のシリーズよりもタップリと時間をかけて描かれた序章、新生「ヤマト」の旅立ちには相応しい一本だ。
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by odin2099 | 2009-03-27 21:46 | ビデオ | Trackback | Comments(2)
e0033570_21383856.jpg『宇宙戦艦ヤマト/完結編』公開以来、何度となく持ち上がってはその度に頓挫していた”復活”が遂に実現した記念すべき作品。従来のテレビ・シリーズやテレビ・スペシャル、劇場用映画ではなく、オリジナル・ビデオ・アニメ(OVA)という新たなジャンルでの登場である。

舞台は『完結編』から凡そ300年後の世界。この時代、既に人類は地球から巣立ち、近隣の銀河世界にまでその手を伸ばしていた。
そんな中で繰り広げられる、地球を中心にした<地球連邦>と、地球を追われた一団が築き上げた<セイレーン連邦>との一大抗争、平たく言えば「地球人同士」の戦いを描こうとしている。
これまでの作品では地球と、その地球を侵略しようとする外敵との戦い、防衛戦が柱になっているのに比べると新機軸と言えよう。

さてこの作品、タイトルに「VOL.0」とあるように本編ではない。
既に『ヤマト わが心の不滅の艦/宇宙戦艦ヤマト~胎動篇~』でも作品紹介はなされているが、言ってみればこれも予告編の第二弾。製作過程を追ったメイキング・ビデオである。
改めて宣伝の必要を感じたのか、それとも製作が遅れたからの代用品なのかはわからないが、TVで特番として放送するか、或いはビデオ店の店頭で流したり、無料でレンタルさせるのであれば兎も角、わざわざ商品として販売するだけの価値があるのかは疑問が残る一本だ。

ただメイキングとは言っても、作画スタッフやアフレコ現場などの紹介はなく、ニューヨークで行われた音楽のレコーディング風景が中心になっているのが西崎義展プロデューサーらしいところである。
作曲家のデビッド・マシューズ自ら指揮棒を握って録音しているところへ、音楽監督の羽田健太郎を伴いダメ出しをする西崎プロデューサーの姿には、作品に賭ける情熱が窺えて面白い。
他にも出演者である少年隊の錦織一清や麻上洋子、それに主題歌を歌っているTOKIOへのインタビューもあるので、ジャニーズ・ファンならばチェックしておいても良いのかも知れないが。
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by odin2099 | 2008-11-04 21:55 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
1994年の春先に発売されたビデオ作品で、これまでの「宇宙戦艦ヤマト」というシリーズを振り返りつつ、当時製作中だった2本の新作、新しいヤマトの旅立ちを紹介しようという意図で作られたものです。
正直、TVの特番だとか、無料のプロモーション・ビデオというのならば納得なのですが、ただの”長いCM”を商品として売るという姿勢には疑問がないでもありません。
しかし今となっては、こういった形で残っていることで往時に想いを馳せ、実現しなかった夢を再び追いかけるという楽しみも与えてくれます。

e0033570_23465740.jpgさて、このビデオで云うところの2本の新作というのは、1本はOVAとして企画された『新 宇宙戦艦ヤマト』です。
従来のシリーズから約300年後の世界を舞台に、若者たちが新たなヤマトを建造して冒険の旅に出るというストーリーで、この年の秋に『YAMATO2520』とタイトルを改めた後に正式にスタートしました(その後、ご存知のように中断したままで、続巻の発売は絶望的です)。

そしてもう1本が、劇場用作品として企画された『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』
これは『完結編』から19年後、再びあのヤマトが復活するというもので、なんと原案はあの石原慎太郎・現東京都知事です。
こちらは10年以上経った今でも実現しておらず、数年前にも企画が立ち上がりましたが頓挫し、最近ようやく始動したという話です。今度こそ実現するでしょうか。

どちらの作品も製作の過程を紹介し、設定画やイメージボード、それにテストフィルムを見せるなど弥が上にも期待を盛り上げてくれていますが、その後の経緯を知っているだけに、今見ると虚しく感じられてしまいますね。
この時に両作品とも無事に完成(完結)していたならば、と悔やまれてなりません。

またこのビデオには,旧作品の名場面や新作のプロモーション映像だけでなく、かつての「ヤマト」に携わったスタッフや新しい「ヤマト」に関わっている人たち(勿論両方に参加している人も)が、何人かインタビューを受けて出演しています。
西崎義展プロデューサーを筆頭に、豊田有恒、松本零士、舛田利雄、山本暎一、藤川桂介、白土武、宮川泰、羽田健太郎、徳永二男、阿久悠、シド・ミード、前田真宏、平野靖士、高山秀樹、北爪宏幸、小林誠、大倉雅彦、庵野秀明、結城信輝、石原慎太郎等々・・・。

この中には数年後、製作会社が倒産し、西崎プロデューサーが破産し、その後に銃刀法違反や覚せい剤所持で逮捕された後に声高に批判をしたり、権利関係で訴訟を起こした人もいるのですが、何故この時点ではこういった作品への出演を許諾したのでしょうね。
このビデオ、客観的に「ヤマト」を捉えているわけではなく、あくまでも製作側からのプロモーション作品なのですから、無理して出演する義理はなかったのではないかと思うのですが・・・。

このビデオが発売された当時は、新作映像が見られるのは嬉しいものの、一本の作品としては価値を見出せなかったのですが、逆に今となってはお宝映像の数々が詰まっていると言えるかも知れません。
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by odin2099 | 2008-09-29 23:48 | ビデオ | Trackback(1) | Comments(10)

by Excalibur
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