【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

タグ:西崎義展 ( 140 ) タグの人気記事

8月2日の土曜日――といっても1980年のですが、この日は『ヤマトよ永遠に』の公開日。
なので『永遠に』見直そうかなとも思ったんですけど、時間もないので手っ取り早くMVを鑑賞。買ったばかりでまだ見てなかったもので。


e0033570_18222767.jpg発売が延期になったのはオリジナルマスターの劣化が酷く、修正作業に時間を取られたからという理由らしいですが、それでも全体的にかなり画質が悪いですね。特に<ワープディメンション>後のシネスコ部分は、ダビングを重ねたビデオテープのようにぼやけたものになってます。


ま、それはおいておくとしても、納得いく構成ではありません。

1曲目が「二重銀河」でまずビックリですが、次が「未知なる空間を進むヤマト」でイカロス天文台からの発進シーンから連続ワープ、中間基地殲滅、暗黒星雲突入、デザリウム崩壊まで一気に見せるなんぞ合わない合わない。
3曲目にしてようやく重核子爆弾が太陽系を席巻して地球へ到達するープニングの映像を持ってくるのですが、流れているのがピアノを主にした「暗黒星団帝国」のモティーフで、これってまるで『宇宙空母ブルーノア』第1話の冒頭みたい(…って誰もわからんか)。


かなり後半部分で古代たちが地球から脱出するシーンを持って来たり、尺を合わせるためか止め絵を多用したり、何故だか知りませんが同じシーンを繰り返し流用したりと見ていて辛かったです。
『永遠に』の曲ではない『新たなる旅立ち』の「新コスモタイガー」が丸々使われていたのは英断かな。


面白いなと思ったのが「銀河伝説」。
本編では使われずに「愛の生命」が流れてますが、そのシーンに合わせているので、「もし」が楽しめるというワケですな。

しかし歌モノでさえ邪魔っけでノーサンキューな状態なのに、今回は雪とアルフォン少尉の会話シーンで、なんと台詞付き!
これはいらないわ~。


第4弾はこれまた発売延期の『新たなる旅立ち』だけど、どんな出来なのか期待ナシの不安だらけ……。


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by odin2099 | 2014-08-02 18:23 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_23213232.jpg引き続きWOWOW放送版で観ております。
劇場版は4話分一気に観られるのが良いですねえ。

3話のワープテストと波動砲の試射、4話の土星の衛星でのひと悶着(古代と雪の急接近♪とか)……からの~5話6話「メ2号作戦」発令、と無駄がないですね。
古代と島の性格付け、バックボーンの違いもわかりますし、ガミラス帝国の内情も垣間見えます。

まー、雪の××シーンがそれほどでもないとか、「ぶんちゃかヤマト」が掛り過ぎだとか色々ありますけど(「新コスモタイガー」は結局一回だけだった…!)、この頃から伏線が着々と張られているのもわかります。

最初のうちはちょっとボケーっと観ていたんですが、気付くと完全に作品世界に引きずり込まれてました。
「宇宙戦艦ヤマト2199」、侮りがたし。

【ひとりごと】
この第二章でデスラーを山ちゃんが演じると聞いて、じゃあドメルは明夫さん以外にはいないだろうな、と思った頃が懐かしいなあ…。


過去記事ー、ー、-

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by odin2099 | 2014-06-04 19:12 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

自主制作盤として発売されたレコードが、まさかのCD化!

『海のトリトン』のBGMを、ファンの要望に応える形で作曲家自らが再アレンジし、バンドを率いてレコーディングしたというLP、当時の「アニメージュ」や「ロマンアルバム」に広告が出ていたので非常に気になってました。


e0033570_21050567.jpgといってもその頃の『トリトン』は”幻の名作”といったイメージで、実は全く見たことがありません。
ただしコロムビアから発売された「ドラマ編」LPレコードは聴いていたので、ドラマの面白さや音楽の素晴らしさの一端には触れていました。

そのBGMのレコード化ということで興味があったのですが、オリジナルではなく再録音というのは気になりましたし、何かで実際にLPを購入したファンのネガティブな反応を見かけた時は「やっぱりね」という気持ちになりましたね。

また後に「テーマ音楽集」と題して本家本物のオリジナルBGMがリリースされたので、いよいよ紛い物みたいに思えたものです。
何年か経ってから中古レコード屋で見かけたこともあったのですが、結局購入するには至りませんでした。


そんなLPが今頃になって唐突にCD化、ということで半ば恐る恐る購入。
その前に<Digital Trip>シリーズでシンセサイザー・アレンジされたヴァージョンを聴いていたので免疫はあったのですが、それでも気に入った音楽がどんなアレンジに…と思って聴いていたら、おお、これはイメージ損なわない良いアレンジではないですか。


でも、当時このLPを買ったファンが失望したという気持ちもわからないでもないですね。
どんなに録音状態が悪かったとしても、どんなに演奏が下手だったとしても、やはり「オリジナル」に勝るものはないのも事実ですしね。


しかしライナーノーツを読んでいると色々と興味深いことが。
当時発売されたLPは版権の都合でキャラクターの絵などが一切使えず、白地に「トリトン」の文字だけを打ったシンプルなジャケットになってますが(CD化にあたってそれを再現。タイトル文字は読めなくなっちゃってますが)、これは西崎義展プロデューサーがBGMのレコード化に反対し、使用を認めなかったというのが理由なんだそうで。


うーん、意外……。
そんな西崎プロデューサーも、後に(映画版公開に併せたとはいえ)オリジナルBGMの発売を認めるんだから不思議なものだけど、そういえば「宇宙戦艦ヤマト」も「交響組曲」は出したもののオリジナルBGMのレコード化がなったのはかなり後だから、なんかポリシーがあったのかもしれませんねえ。
また「トリトン」劇伴作曲に当たっては、西崎プロデューサーの関与が一切なかったというのも初耳でした。


ちなみに今回のCD、マスターテープの紛失により現存のLPより復刻したもの、とライナーノーツにあったので一抹の不安を覚えましたが、ノイズだらけで聴きづらいということもないのでほっと一安心。
ただこうなると一刻も早いコロムビア版「テーマ音楽集」の復刻が望まれますなあ(勿論再構成した<完全版>の方がより嬉しいですが)。
CD化されたのがカヴァー盤2枚だけ(<Digital Trip>もCD化済)で、オリジナルが出てないのは何とも寂しい話です。


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by odin2099 | 2014-05-10 21:16 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

買ったはいいものの、上巻があまり面白くなかったのでほったらかしていた下巻をようやく読了。今回は14話から26話まで。
上巻では一切ガミラス側の描写はなかったが、流石に下巻はそれでは無理でガミラスも普通に登場。その分ヤマト乗組員の出番が減ってしまったので、ダイジェスト感は更に高まった。

e0033570_19025644.jpg設定としては、ユリーシャが岬百合亜に憑依する設定がなくなったのが大きな違いか。
それでも古代、雪、守、新見、藪、山本、ドメル、エリーサ、ヒス、ゲールらの心情に踏み込んでいるので、キャラクターの幅が広がった面があるのも否めない。

森雪の正体?についても言及があり、彼女とユリーシャが瓜二つなのは他人の空似。ユリーシャの護衛及び影武者の役割も担っていて、それでテロに巻き込まれて記憶を喪ったとされている。

しかしスターシャは雪を、小説版では割愛されているがガミラス星でのデスラーの演説を映像で見ている時にはユリーシャと、そしてイスカンダル星で直接会ったときはサーシャと間違えているが、サーシャとユリーシャって双子か何かなんだろうか。


上巻に比べると幾分か読みやすくもなっており、内容には物足りない・食い足らない部分もあって不満も募るが、アニメーション作品を補完する意義はあったと思う。
なんだかんだでノベライズが出版され得た状況には感謝したい。


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by odin2099 | 2014-05-08 19:04 | | Trackback | Comments(0)

「MV SERIES」復刻第2弾は『完結編』でした。第3弾は『永遠に』らしいですが、なんだろう、この順番?


e0033570_22182137.jpgそれはさておきこのMV、なかなか良く出来ておりました。パート1の出来がどうにも納得いくものじゃなかったので、この『完結編』も全然期待していなかったのですが、いいですね。

1曲目が「アクエリアス45億年」なのは納得ですが2曲目が「ウルクの歴史」だったり、「二つの愛」「ラブ・シュープリーム~至上の愛~」「古代とヤマト」と3曲も歌モノがあったりすることに若干違和感を覚えたりもしましたが、「冥王星海戦」が曲名通り冥王星海戦のシーンに使われていたり、ヤマトがアクエリアスへ向けて最後の発進をするシーンに「ファイナル・ヤマト」のコーラス版が流れていたり、本編とは違いながらもなかなかのハマり具合を見せてくれます。
「シンフォニー・オブ・アクエリアス」などは圧巻ですし、しかも本編映像をそのままではなく、回想シーンなど織り交ぜて独自の演出を施しているのもお得感を醸し出しています。

そして素材となっているのはおそらく改定後の<70ミリ版>ではなく、最初の<劇場公開版>であろうことも希少価値を高めていますねえ。
あまりプラスイメージのなかったこのシリーズですが、他の作品も期待出来るでしょうか?


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by odin2099 | 2014-04-26 22:19 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_20380039.jpgソフト版は内容が違うので、もう二度と見ることは叶わないのかなあと思っていた劇場公開版ですが、思いがけずWOWOWで放送されたので、約2年ぶりに見ました。

ソフト版は1話と2話が独立しているのでじっくり見るには良いですし、TV放映版は放映版で、途中でCMが入ったりするのも同時代性が感じられて良いのですが(折しも東京MXとBS11で相次いで放送が始まったところですが)、2話分を一気に見られるこの劇場版もなかなかのもの。物語の発端からヤマトの旅立ちまでぶっ通しで見るとやはりテンション上がります。
エンディングがフルコーラスで、エンドロールがたっぷりあるのも何か高級感と言ったら変ですが、特別な感じがしますし。

旧TVシリーズではヤマトが飛び立つのは第3話でした。この新作では2話。
ここは旧作通り3話分かけてじっくり描いて欲しかったとの声も多いようですが、ドラマのテンポという言う意味では個人的には新作を支持します。
旧作の劇場版でも2回に亘るヤマトの始動が1話分にまとめられていましたし、案外旧作からのファンでありながらも「ヤマト」は映画でしか知らないという層も少なくないので、その人たちには抵抗が少ないのかも。
かくいう自分も映画→TVのクチだったので抵抗がないのかも知れませんが。


過去記事ー、ー、-

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by odin2099 | 2014-04-14 20:40 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

PART1とPART2を続けて見てみました。

e0033570_21184113.png
合わせて1時間半の総集編、と思ったけど、やはり「MV」なので音楽中心、必ずしもストーリー順に繋いでるワケでもないし、複数のエピソードがまとめられていたりするので、見ていて「アレ?」と思いますね。


それにPART1とPART2でダブりが1曲だけ。
ま、これは「元祖ヤマトのテーマ」だからOKといえばOKなんだけど、他がダブってないだけにちょっと残念。
でもこれ、テイク違いかな?


また今回は収録曲をチェックしながら見て(聴いて)いたんですが、サントラ盤未収録の曲がある?!
サントラ盤は3枚も出ていて、しかもCDのキャパを目いっぱい使ってるワケじゃないんだから、これはちょっと頂けないなあ。


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by odin2099 | 2014-03-09 21:19 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_19292493.jpgビーメラ星、七色星団、ガミラス本星、イスカンダル、デスラー襲撃、ヤマト帰還…と後半戦の見せ場を満載したミュージックビデオの第2弾が出ました。
今回も収録時間は45分で、もちろん台詞もSEもなしの純粋な音楽で構成されていますが、これまたなかなかの仕上がり。

本編に準じた選曲、映像で組み立てられたパートもありますが、中には「このシーンにこの曲被せるの?」と驚く場面も幾つか。しかしこれがまた結構嵌っているので二度ビックリ。
実際に本編で流したらどうかなあと思うショットもありますが、音楽だけ、そして音楽のタイミングに合わせて編集していることもあって、見慣れた映像、聴きなれた音楽でも非常に新鮮に感じられます。

前作と合わせるとトータル90分の『宇宙戦艦ヤマト2199』総集編。やはり「ヤマト」は、「2199」は良いなあ……。

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by odin2099 | 2014-03-03 19:36 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
コミックだけでなく小説も、と『2199』はフォロー関係も充実してます。「ヤマト」といえばノベライズが付き物ですけど、『復活篇』はコンプリートボックスの特典だけでしたからね。

e0033570_22134820.jpgお話は概ねアニメ版に準じています。上下二巻で刊行されるということで、この上巻はアニメ版の13話までがベース。映像作品ではなかなか描くことが難しい各キャラクターの心情に迫る部分があったり、裏設定と言うか背景に触れる部分があったりと小説特有の良さもあるものの、アニメ版では結構大事だなと思っていたシーンが丸々割愛されていたり、細かい部分の差異が気になったこともあって、なかなかスムーズに読み進めることが出来ませんでした。ライトノベルのような読みやすさを求めている人は、多少の覚悟が必要かもしれません。

また最大の特色は、物語が終始「地球側」「ヤマトサイド」オンリーで展開される点で、ヤマトに乗り込んでくるメルダとのやり取りを除けば、「ガミラス側」の描写は一切ありません。かつて若桜木虔が執筆した集英社コバルト文庫版も敵側の描写が極力排されていましたが、後半に差し掛かるにつれ「地球」と「ガミラス」に接点が増えてくる『2199』のこと、下巻でもそれを貫き通すのかどうか興味深いところです。
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by odin2099 | 2013-11-09 22:13 | | Trackback | Comments(0)
10/2に放送された『宇宙戦艦ヤマト/復活篇』、録画しておいたヤツをやっと見ました。
せっかくの地上波初放送が、深夜のローカル枠というのが悲し過ぎるけどねえ。同じTBSでも『SBヤマト』はゴールデンでやってくれたじゃないの?

e0033570_2024824.jpgしかも放送されたのが<劇場公開版>ではなく<ディレクターズカット版>というのもミソ、というかナゾ。こっちの方が正史ということになったんでしょうか?
いや、多分放送枠の関係から尺の短い方を選んだ、というのが本当のところかな。<DC版>の方が10分以上短いし。

それでも放送枠が2時間半しかないから結構ビシバシ切られてる。
いきなりタイトル出て、オープニングナレーションが無くなってたのはワロタ。
その後は桜井が荷物を受け取るシーンとか、ブルーノア艦内に乗りこんで生存者を捜すシーンとかドンドン切られ、テンポが凄く良くなってる~。
「ヤマト」ってふんだんにBGMが使われてるから、実は切るのってかなり難しいと思うんだけど、情け容赦なくバサバサと。で、ヤマト発進までの約30分、途中CMナシ!

ところがその後は10分おきくらいにCMが、しかもかなり長く入るので興醒め。
いや、CM入るのは仕方ないと思ってるけど、入れるタイミングが悪いのよ。感情の盛り上がりを寸断するような入れ方なのでガックリ。おまけに流れるCMが同じものなので飽きてくる。これ、深夜にリアルタイムで見ていた人には苦行だったろうなあ。

それでなくても初見の人には話がよくわからなかったろうし、特に最近TVで『宇宙戦艦ヤマト2199』を見て「ヤマト」に興味を持った、なーんて人は完全おいてけぼり状態だったかも。
あと、一部で放送終了直後だけに『復活篇』の古代進と『2199』のデスラーの声が同じ山ちゃんなので混乱した、なんて意見も見かけたけど、これはどうかなあ? 初登場の頃のデスラーはともかく、終盤のデスラーなんて完全に演じ分けてたと思うけど…?

まあそれでも今回の放映版、CM入りのタイミングを除けば思い切って上手くまとめたな、という気はしますね。
エンドロールを再編集しながら「第一部・完」のテロップを残しておいたのは、意地でも第二部作るぞ、というスタッフサイドの決意表明かな。何とか実現して欲しいもんだけど。
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by odin2099 | 2013-10-16 20:04 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)

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