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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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イオン・プロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズの第5弾で、今度の舞台は日本。
メインキャストにも若林映子、丹波哲郎、浜美枝ら日本人スターの名前が並び、国を挙げて撮影クルーを歓迎し、国宝姫路城や蔵前国技館、銀座の大通り、地下鉄丸ノ内線構内、ホテルニューオータニなど普段なら撮影許可が下りそうもない場所でもロケを敢行したものの、出来上がってみればトンデモ日本の観光映画になっちゃった、という曰く付き。
おまけに撮影中に姫路城を傷つけちゃったりしたもんだから、以後ここでの撮影には制約が課せられるようになってしまったんだそうで。

e0033570_20175725.jpgしかしなんでボンドが日本人に変装して潜入捜査をしなきゃならないのかとか、そういった無駄な部分が多いことを除けばお話としては決してつまらなくない。
脚本のロアルド・ダールは「チョコレート工場の秘密」や「おばけ桃の冒険」、「マチルダはちいさな大天才」、「魔女がいっぱい」などで知られる著名な小説家でもある。

若林映子のボンドガールも、日本人の贔屓目もあるだろけど決して他の女優に劣っているとは思えないし、浜美枝だって悪くはない。もっとも物語上ではボンドガールは二人もいらなかったね。一人に絞った方が流れはスッキリする。

特に浜美枝の出番は実質最後の30分だけだし、ロクに台詞もない。
これは浜美枝の英語力では演じきれないと若林映子とは当初の配役を入れ替え、更に浜美枝の台詞を削り若林映子の出番を増やした結果らしい。
ちなみに海女役の浜美枝は泳ぎにも難があったそうで、こちらは当時のショーン・コネリーの妻ダイアン・シレントの吹き替え。水中のシーンをよく見るとまるで別人なのがわかる。

ともあれ作品はヒットしシリーズの続行も決まったが、「ドクター・ノオ」「ロシアより愛をこめて」「ゴールドフィンガー」「サンダーボール作戦」と続いて007を演じて来たコネリーは嫌気がさし、本作を以てボンド役との決別を宣言してしまう。

【ひとりごと】
「ボンド、ジェームズ・ボンド」というお馴染みの名乗りがないのは本作が初らしい。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-11-07 20:24 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
原子物理学の権威ラドクリフ博士が何者かに誘拐された。
英国国防省のロス大佐は、陸軍軍曹のハリー・パーマーをドルビー少佐麾下の秘密情報部へ転属させ、事件を担当させることにした。
調査を進める中で、高名な科学者を誘拐し東西両陣営に金次第で売り捌く謎の組織の存在が浮上。手掛かりを求めるうちに、パーマーの同僚やCIAのエージェントが次々と命を落とし、パーマー自身も捕えられてしまう。

e0033570_19274556.jpgレン・デイトンの小説「イプクレス・ファイル」を、シドニー・J・フューリーが監督。
出演はマイケル・ケイン、ナイジェル・グリーン、ガイ・ドールマン、ゴードン・ジャクソン、スー・ロイド、フランク・ガトリフら。

この「イプクレス・ファイル」、イアン・フレミングの「007」シリーズのアンチテーゼとして書かれたとのことだが、「007」シリーズのプロデューサーの一人ハリー・サルツマンが気に入り、編集のピーター・ハント、音楽のジョン・バリーら「007」所縁のスタッフを起用して映画化することに。

派手なアクションやギミック満載の小道具といったガジェットが魅力の「007」に対し、こちらは画面の色調も抑え地味でリアルな描写が特徴。サルツマンとしては「007」もこのようなシリアス路線で行きたかったようだが、もう一人のプロデューサーであるアルバート・R・ブロッコリは娯楽路線を主張して意見が対立。やがてサルツマンは「007」シリーズから身を引くことになってしまう。

スーパーで買い物をし、高級ではないアパートに住み、自分で料理を作って食べるハリー・パーマーは、ジェームズ・ボンドのようなゴージャスなスーパースパイとは大違い。
お話は組織内部に裏切り者が?!というパターンなのだが、ハリーの周囲の人間が皆胡散臭く見え、ハリー本人も強いんだか弱いんだか、凄腕なんだか抜けてるんだかなので感情移入しにくい。
作品内容は高く評価されたそうで続編は製作されたし、「オースティン・パワーズ」「キングスメン」らフォロワーもいるけれど、「007」と肩を並べるというレベルには至らなかった。

個人的にも「007」の明瞭さの方が好みで、20年以上前に一度見ている作品なのだがほぼ記憶になく、途中に何度か睡魔に襲われた。
ちなみにこの「国際諜報局」と同年に公開されているのが「サンダーボール作戦」で、どっちが単純に愉しめるかというと、やはり…?



by odin2099 | 2019-07-22 19:31 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
イオン・プロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズの第4弾。

イアン・フレミングは映画用のストーリーをケヴィン・マクローリーやジャック・ウィッティンガムらと考案。その後ウィッテンガムが執筆した脚本を無断で小説化したことで裁判沙汰に。それがこの「サンダーボール作戦」。
これは後々までシリーズに影を落とすことになる。

さて、今回はプールに海にと水中撮影がメイン。
正直言って水の中でのアクションはモタモタしているし、おまけにそこに流れるBGM(通称”007”と呼ばれる曲)もわざわざスローアレンジ。
シリーズの中では割と長めの上映時間だが、ここをもう少しテンポ良く刈り込めればもっと面白くなったのでは?と思う。

e0033570_21561012.jpgボンドガールは充実。
序盤だけの登場乍らボンドとのラブシーンが印象的な看護婦役のモリー・ピータース、ボンド殺害の命を受けたセクシー悪女のルチアナ・パルツィ、中盤から登場するボンドの助手マルティーヌ・ベズウィックは短い出番であっけなく退場してしまうのが勿体ないし、正ヒロインとなるクロディーヌ・オージュは可憐でありながら時折妖艶さを感じさせる、といった具合。

全裸のはずのルチアナ・パルツィが、バスタオルを巻きながらバスタブから出てくると何故かパンツを穿いているという不自然さはあるものの、最初にボンドとベッドを共にするモリー・ピータース共々上品なヌードシーンと言えよう。
クロディーヌ・オージュも度々抜群の水着姿を披露してくれるし、眼福眼福。

さて現在はシリーズ25作目を撮影中だが、ジェームズ・ボンドは引退。代わって黒人女性のラシャーナ・リンチ演じる新キャラクターがコードネーム”007”を襲名していることが明らかにされ、色々と物議を醸している。

”007=ジェームズ・ボンド”は白人のイギリス人男性であるべきだと思うが、”007”そのものはコードネーム。
ボンド不在であれば誰が名乗っても構わないと思うのだが、古くからの根強いファンの多いシリーズのこと、抵抗感は大きいようだ。

そういえばこの作品に00エージェントが勢ぞろいする場面があったが、中には女性もいたなあ。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-07-19 22:02 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
<ジェームズ・ボンド>シリーズの第3弾、シリーズのフォーマットはこれで決まり。

e0033570_21562727.jpg本作の悪役ゴールドフィンガーは早々に登場し、しかも最初はボンドにおちょくられるなど”強敵”とは程遠い軽さが気になるのですが、片腕である不気味な殺し屋オッドジョブが出てくると画面が締まり、段々とゴールドフィンガー自身の怖さも増してきます。
ただ今回はバックにスペクターはいないようなので、得体のしれない強大な敵という雰囲気には最後までならなかったですね。
小細工を弄し、最後も「策士策に溺れる」という感じなのも彼らしいと言えるでしょうか。

ボンドガールとしてはまずジルとティリーのマスターソン姉妹が出てきますが、何れもあっけない最後。その前のアバン部分にもダンサーの女性が出てきますが、ボンドとちょっと良いムードになっただけで退場してしまいます。
真のヒロインは中盤から登場するプッシー・ガロワですが、彼女は男嫌い(かといって同性愛者だという描写もありませんが)。その彼女がボンドの”男の魅力”に屈してゴールドフィンガーを裏切り、そして事件を解決へ、という流れは以前も書きましたけど納得いきませんねえ。

ところで今回のボンドは何度かかなり危機的な状況に追い込まれますが、その都度CIAのフェリックス・ライターには「いつものように酒か女遊びだ」ぐらいにしか取り合ってもらえないという、ヘンなハラハラドキドキのシークエンスが何度かあるのだけれども、信用ないんですねえ。
途中で消息絶っても、Mでさえ本気で心配していませんし。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-12-30 21:59 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20042787.jpgG12サミット開催を目前にし、イギリスは大規模なサイバー攻撃を受けてしまう。現役スパイの情報も漏洩してしまったため、MI7は引退したエージェントを招集。そして選ばれたのは今は教師として隠遁生活を送っていたジョニー・イングリッシュだった。
かつての部下ボフを呼び戻したイングリッシュは、ハイテク装備を拒否しアナログで任務に挑む。その捜査線上に浮かび上がったのがアメリカのIT長者ヴォルタ。だが首相はイングリッシュの言葉に耳を傾けないどころか彼をイギリスの救世主と崇め、サイバーセキュリティの担当者にしようとするのだった。

「ジョニー・イングリッシュ」は大ヒット、「ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬」はアメリカでこそ大コケしたらしいが全世界的には前作並み、ということでめでたく実現したシリーズ第3弾。
今回も安定したベタなギャグが満載。どういうオチがつくか先が読めるのだけれども、それでもあまりのバカバカしさについついニヤニヤしてしまう。

そして英国首相役のエマ・トンプソンと謎の女オフィーリアを演じたオルガ・キュリレンコが良い。
「慰めの報酬」で本家007シリーズのボンドアクトレスだったのが10年前。とてもアラフォーには見えないキュート&セクシーさ。こりゃイングリッシュならずともメロメロになってしまいそう。
また1作目のパートナーだったベン・ミラーが、再びイングリッシュの相棒に復帰してくれたのも嬉しい。

引退したとはいえ、今回のようにいつ何時非常呼集が掛るかもしれないのが国の英雄、女王陛下のエージェント。この調子で4作目、作って欲しいもんだ。



by odin2099 | 2018-11-27 20:06 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
1作目は2003年、この2作目は2011年、そして間もなく公開の最新作は2018年と息の長いシリーズに。
このペースで行くと2024年か25年に4作目の公開もあり得る?

e0033570_21140739.jpg結果オーライで前作でヒーローになったイングリッシュ。しかしというべきかやっぱりというべきか、次なる任務で大失態を犯してクビに。ところがそこにMI-7から緊急呼び出しが。

ということで再び最前線にカムバックすることになったものの、やっぱり相変わらずのドジ、マヌケ。
でも実のところイングリッシュの身体能力は決して低くはなく、かなりの技量持ちであることは前作から所々で描かれてきた。なので今回も結果的に大活躍となるものの、それは必ずしもまぐれではない。

しかし”Johnny English Reborn”という原題がなんでこんなヘンテコな邦題になったかというと、<007シリーズ>に「慰めの報酬」という作品があったからだが、その時のボンド・アクトレス=オルガ・キュリレンコは次回作のヒロイン。
で、本作のヒロインであるロザムンド・パイクは<007シリーズ>の「ダイ・アナザー・デイ」のボンド・アクトレスだったりする。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-11-08 21:20 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
2003年、2011年、そして今年2018年と、忘れた頃に新作が作られる<ジョニー・イングリッシュ>シリーズ。おさらいで久々に見ました。

今回も吹替版で見たんですが、あれ?ローワン・アトキンソンの吹替が山口智充じゃない?!
2作目の吹替版は岩崎ひろしで作られたので、それに合わせた新録版とは!
山口智充版が見たい人は、VHSか以前出ていたDVDを探すしかないんですな。

e0033570_19010702.jpgローワン・アトキンソンのイメージには岩崎ひろしも合ってるとは思うけど、山口智充も結構上手かったんですよねえ。
それにパスカル・ソヴァージュ役のジョン・マルコヴィッチは、水野龍司よりも山路和弘の方がより胡散臭くて良かったなあ。

007のパロディ映画は少なくなく、主人公が本家とは程遠いボンクラ、ドジ、マヌケながらも、何故か手柄を立ててしまう、というパターンもお馴染みのもの。
しかしこの映画が良いのは、上映時間が90分に満たない点。
コテコテのギャグを繰り返し繰り返し見せられるより、お話がサクサク進む方が後に何も残りませんが愉しめます。

それにこのジョニー・イングリッシュ、意外に勘は悪くないんですよね。すぐに黒幕に気付いたり、その目的を察したり、身体能力も決して低くはないので、何かの手違いで諜報機関のエージェントになってしまったのではなく、訓練生時代はそれなりに優秀だったのかも…?

<過去記事>


by odin2099 | 2018-10-13 19:05 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
「ドクター・ノオ」が好評だったことからシリーズ化が決まった<007>第二弾。

e0033570_19222889.jpgこのシリーズは一作一作が独立していて、というか前作とは緩やかに繋がっていて、途中で見逃した作品があったり、見る順番が前後したとしてもさほど問題にならない、というイメージがあるけれど、この作品は劇中時間では「ドクター・ノオ」の半年後と明言され、スペクターの目的もドクター・ノオの敵討ち、ジェームズ・ボンドへの復讐が盛り込まれ、更に前作序盤でボンドとちょっと良い仲になったシルビア・トレンチが再登場してのデートシーンがあったり、としっかり”続編”として作られている。

ダニエル・クレイグに交代してからのシリーズはまた連続モノの要素が強くなるが、それ以前の作品にその点が希薄なのはシリーズの枷を少なくして自由度を高めようとしたからか、あるいは原作小説の発表順と映画化の順番がバラバラなので連続性を持たせるのが難しかったからなのか。

ともあれ未だに本作がシリーズ最高傑作で、タニヤ役のダニエラ・ビアンキが歴代最高のボンドガールだと思っている。
ルックスだけで言えば若い頃のギラギラしたショーン・コネリーはちっともハンサムだとも魅力的だとも思わないし、ダニエラ・ビアンキ以上に綺麗だったりプロポーションが素敵なボンドガールも他にいるだろうけれど、このストーリー、この演出の中で活きているボンドとボンドガールは、やはりシリーズ随一だ。

冷徹なスペクターの殺し屋グラントを演じたロバート・ショウも格好良いが、「ジョーズ」に出てくる鮫狩り名人の頑固おやじクイントと同じ俳優さんだとはしばらく気付かなかった。
この作品は1963年公開で「ジョーズ」は1975年。せいぜい12年しか経っていないのだが。

【ひとりごと】
ボンドのベッドへと小走りに走り込むタニヤ。あの全裸(?)の後ろ姿はダニエラ・ビアンキ本人?
キュートなお尻がチラっと見える。



<過去記事>

by odin2099 | 2018-09-22 19:27 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
最新作が2015年に製作・公開されて以降、現在シリーズは小休止中。
ダニエル・クレイグが降板するのか続投するのかでだいぶヤキモキさせていたけれど、結局は復帰が決定。いよいよ来年には新作が作られ、それが勇退作となるとの専らの噂だが、果たして有終の美を飾れますかどうか。
そしてクレイグの後にボンドを演じる俳優が7代目となるので、「7代目007」はかなりのプレッシャーになるだろう。

まあ新作が見られるのは当分先だし、久々にシリーズ1作目が見たくなったので…。
オープニングのガンバレルは既にこの作品から。リアルタイムで見ていた観客は、何が始まったんだろう?と驚いたんだろうな。そしてすぐに「ジェームズ・ボンドのテーマ」と共にタイトルが出る。後のシリーズとは多少趣きが違うものの、既にシリーズとしての骨格は出来上がってるのが素晴らしい。

e0033570_18312165.jpgボンドの初登場シーンで早速"Bond, James Bond"の名乗りが登場。
またMのオフィスに呼ばれたボンドが、部屋の奥にある帽子掛けに自分の帽子を投げて掛けるシーンも、以後のシリーズでの定番に。こうしてみるとスタッフはこの時点でシリーズ化を考慮していたのだろう。
そういう意味ではこの映画にないのは、エンドクレジット中の”James Bond will return.”の文句だけといっても良いかもしれない。

この映画で最初にボンドのお相手となるのは、初登場となるカジノのシーンにいたシルビア・トレンチという妖艶な婦人。
演じていたのは先月惜しくも亡くなったユーニス・ゲイソンで、実は次回作にも彼女は登場。当初はレギュラーキャラクターとして考えられていたようだ。
ちなみにユーニス・ゲイソンはショーン・コネリーよりも2歳年上だが、コネリーの方が貫録がある。

二人目のお相手は総督官邸の秘書ミス・タローで、実はボンドの見張り役。中国系の女性キャラという設定だが、演じているゼナ・マーシャルはケニアのナイロビ出身とか。
この人もコネリーより4つも上だが(既に故人)、やはりそうは見えない。

映画が始まって1時間経ち、やっと登場するのが正ヒロインのハニー・ライダー。
演じているのはダイナマイト・ボディの持ち主ウルスラ・アンドレスで、彼女はコネリーより6つ下。
美人は美人だが、改めて見るとなかなかゴツい顔立ちなせいか、これまた逆の意味でコネリーとの年齢差は感じさせない。

ノーブラにシャツ一枚で水に浸かった後ろ姿を披露してくれるが、正面を向くと服が乾いていたり更にいつの間にかブラを付けていたり、放射能除去で洗浄されるシーンでも服を全部脱がされた筈がちゃっかり水着を着用していたり、と露出が多いんだか少ないんだか。

お話の方も演出の方もかなり大雑把。
白昼堂々襲い掛かる暗殺者、その手口は実に荒っぽいし、襲われる側も資料管理が杜撰。ボンドが宿泊するホテルもセキュリティが甘すぎだし、大言壮語したもののドクター・ノオの最期は実にあっけない。
とはいうものの、半世紀以上も前の作品。低予算で作られたことなども考慮すれば、一級の娯楽作品であることは間違いない。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-07-24 18:39 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
**** ネタバレ注意! ****

謎の犯罪組織”ゴールデン・サークル”の攻撃により、”キングスマン”はエグジーとマーリンを残して全滅。
残された非常手段を使い、二人はアメリカの同盟組織”ステイツマン”と合流。
二つのチームは共同で”ゴールデン・サークル”を追うことになるが、そこには死んだ筈のハリーの姿が…?!

e0033570_08310324.jpg「キングスマン」の続編で、今度の相手は世界最大の麻薬組織。前作の悪役はサミュエル・ジャクソンだったが、今回のボス、ポピーはジュリアン・ムーアが嬉々として演じている。
一方の”ステイツマン”のメンバーも、ジェフ・ブリッジス(シャンパン)、ハル・ベリー(ジンジャー)、ペドロ・パスカル(ウイスキー)、チャニング・テイタム(テキーラ)となかなか豪華。

前作で死んだはずのハリーは、実は撃たれた直後に”ステイツマン”に助け出されていた、というオチ。しかしその際の副作用で記憶をなくしており、エグジーのこともマーリンのことも覚えていない。
エグジーの荒療治でやっと過去のことを思い出し前線に復帰するものの、本調子ではなくミスが目立ち、それが物語全体のフックとなっている。

”キングスマン”の落ちこぼれチャーリーは、性懲りもなくエグジーと敵対する存在として復活してくるが、今度こそお役御免かな。
お役御免といえば、てっきりヒロインかと思っていたロキシーが序盤であっけなく爆死。おいおい…。
その代わりと言ってはなんだけど、スウェーデン王女がまさかのヒロイン昇格。冒頭からエグジーとラブラブで、ラストではなんと結婚式をあげてしまう。やれやれ…。

e0033570_08303659.jpg今回も、コメディ映画という免罪符を越える悪趣味なグロ要素が満載で、そこらへんはどうも自分とは合わないのだけれど、準備中だという3作目やスピンオフ作品が作られれば、多分見に行くだろう。

――という先を見越した展開を用意しておきながらも、このシリーズのキャラクターの整理魔ぶりはどうだろう? 正ヒロインとなる可能性を秘めたロキシーの退場もさることながら、なんとマーリンまで。
いや、最期を見せなかったこともあるし、ハリーの例もあることだから、次回作でしれっと出てきてくれることを期待。実際マーリンに関しては生存エンドも撮影したものの、最終段階でカットしたとのことなので、まだまだ可能性はある?

ところでエルトン・ジョンは何のために出て来たんだ?



by odin2099 | 2018-01-08 08:33 |  映画感想<カ行> | Trackback(12) | Comments(6)
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