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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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イオンプロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズ17作目で、本作から007はピアース・ブロスナンに交代。

『007/ゴールデンアイ』_e0033570_19151566.jpgブロスナンは歴代ボンドの良いとこ取りともいわれているが、若くて格好良いし、それによく動く。
当番当初はロジャー・ムーアの足掛け13年、7作品という記録を抜くかと思っていたが、足掛け8年、4作品に終わってしまったのは残念だった。
もっとも第一候補はリーアム・ニースンで、他にもアレックス役を演じたショーン・ビーンも007候補の一人だったらしいのだが。

ボンドガールはイザベル・スコルプコ
一見すると清楚で大人しそうなイメージがあるが、実は男勝りの行動派。
序盤から物語上の真の主人公として活躍し、ボンドと出会ってからはパートナーとして行動を共にする。
歴代ボンドガールと比べても物語上の重要度はかなり高く、後半は実質的にバディ物と言っても良いくらいだ。

もう一人のボンドガールと呼ぶべきなのはファムケ・ヤンセン
もっとも彼女はボンドを相当痛めつける悪役で、これまでのシリーズキャラクターではグレース・ジョーンズが演じたメイディに近い。
あるいはかのジョーズことリチャード・キールに匹敵する存在感、と言ったら言い過ぎか。
24~5だったイザベルに比べると、ファムケはおそらく30歳前後。
後年の「X-MEN」シリーズでは些かキツいかなと思う場面もあったが、この頃は奇麗だし色っぽい。

もう一人ボンドと絡むのが、マネーペニー役のサマンサ・ボンド。
ボンドとキスシーンがあるマネーペニーというのは彼女だけかな。

この作品の悪役<ヤヌス>の目的が、結局のところアレックス自身の個人的な復讐に根差している、というのが今一つ分かりづらい。
序盤でコサックの歴史が語られる場面があり、それが伏線の一つなのだろうが、さらっと語られるだけなので注意しておかないと気が付かないかも。

そしてこのアレックスがいわゆるラスボスであり、かつボンドのかつての親友で互角に亘りあえるライバルキャラというのが、作品全体を軽くしてしまっているようにも感じる。
ライバルキャラは別にいて、ラスボスはラスボスらしくどっしりと構えていたならばもう少し厚みが出たようにも思えるのだが。

【ひとりごと】
エリック・セラを音楽担当に起用したのは人選ミスだろう。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/4729869/


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by odin2099 | 2021-01-10 19:17 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
金塊輸送船が次々と消息を絶つという事件が発生。
諜報部員のカルバートは捜査に乗り出すが、その最中に謎の大富豪スクーラスから豪華船へ招待を受ける。
船内にはスクーラスの仲間やその美貌の妻シャーロットがいたが、その夫婦の余所余所しい態度にカルバートは不振を抱く。
なおも捜査を続けるカルバートは核心に迫ってゆくのだが、その一方で仲間を次々と失ってゆく。

『八点鐘が鳴るとき』(1971)_e0033570_20234178.jpgアンソニー・ホプキンスが007ばりのアクション・ヒーローに、という異色作。
アリステア・マクリーンが自作を自ら脚色し、ジャック・ホーキンス、ロバート・モーレイ、コリン・レッドグレーブ、デレク・ボンド、ウェンディ・オルナット、ファーディ・メインらを共演に迎え、エチエンヌ・ペリエがメガホンを取った。
謎の美女に扮しているのはナタリー・ドロン

最初はカルバートと親友のバディ物かと思わせるのだが、中盤で相棒はあっけない最期を遂げ、今度はそりの合わない嫌みな上司が現場に出張ってくる。
ただカルバートに対して始終不満をぶつけているものの、一方ではその実力を認めているからこそ、危険を冒して自ら前線に出てくるわけだから結構イイ人だったりするのである。

アンソニー・ホプキンスは当時30代前半。今からはちょっと想像もつかないくらい体を張ってアクションをこなしている。
俊敏な身のこなしとはいえないものの、ショーン・コネリーもロジャー・ムーアも決してスマートなアクションを披露していたわけではないからこんなものだろう。

ナタリー・ドロンはお色気担当だが、あまりサービスショットはない、残念。
役どころも最初から思わせぶりで怪しさ全開、そしてやっぱり怪しかったという意味では凡庸だが、キャラクターの相関関係という点ではやや捻りが加えられている。

丁度「007」が過渡期だった(コネリーからジョージ・レイゼンビー、更にコネリーへと交代が相次いだ)ので、製作陣は対抗してシリーズ化を目論んでいたようだが、お話そのものは地味だし、アクションシークエンスもさほど派手ではなく、またアンソニー・ホプキンスも娯楽作品で主役を張るタイプでもないので、製作陣が期待したほどの数字は上げられずに頓挫した。

四半世紀ほど前に一度見ているのだが、全くと言ってよいほど記憶に残っていない。
ただ邦題は格好良い。


by odin2099 | 2020-11-06 06:22 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
イオンプロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズ16作目で、ティモシー・ダルトン2本目の007。
これまでのシリーズでは一番暗くて重たい話で、ボンドは任務ではなく親友の仇を討つべく私闘に走る。
そのせいかボンドと対する悪役も世界征服を企むようなスケールの大きい相手ではなく、ボンド個人の復讐を満たす程度の小物。その分リアリティのある相手とは言える。

ボンドのお相手を務める美女は二人。
前半から満遍なく出番があるのは麻薬王の愛人ルペで、演じているのはタリサ・ソト。
ボンドに惹かれ、寝返って協力者となるパターンだが、途中で裏切者として始末されることなくラストシーンを迎える。
初登場シーンからベッドに男を連れ込んでいて、後にボンドともベッドを共にするなど全裸シーンが何度かあるものの、肝心の部分は全く見せないガードぶり。

『007/消されたライセンス』_e0033570_17560541.jpgもう一人はキャリー・ローウェル演じるパメラ。
彼女は序盤に顔見せがあり、本格的に活躍するのは中盤からで、ボンドと共通の敵を追っているというパートナータイプだ。
彼女もまた犠牲になることなくラストを迎えボンドはルペではなくパメラを選ぶのだが、ボンドとは一度も寝ていないというケースは珍しい。
ボンドとはキスシーンどまりなのでヌードはないが、途中で露出度の高い水着姿を披露。
更にその後はノーブラでシャツを羽織っているので、終始胸元の突起が目立つという思わぬサービスショットの連発も。

麻薬王サンチェスの手下ダリオを演じているのはデビュー間もない頃のベニチオ・デル・トロだが、今と違って痩身で、ちょっとブラッド・ピット風の二枚目。
ただ、どことなく危険な香りを漂わせるギラギラした目つきは、この時から変わらない。

この作品以降、シリーズは長い中断期間を迎えてしまった為、規約を残しながらもダルトンはシリーズを去ることになる。

<過去記事>


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by odin2099 | 2020-09-27 17:58 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
イオンプロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズ15作目。
長らく”女王陛下のスパイ”を務めたロジャー・ムーアに代わり、ティモシー・ダルトンが4代目を襲名。
ダンディで渋い”大人なボンド”で、パッと見はムーアより年上に感じるほど落ち着いた物腰だ。
甘いマスクで余裕綽々なムーア=ボンドも良いのだが、眼光鋭く危険な香りを漂わせるダルトン=ボンドも捨てがたい。

『007/リビング・デイライツ』_e0033570_21501249.jpg本作のボンドアクトレスはマリアム・ダボ
マネーペニーを除くとボンドと絡む賑やかし的な女性もいないため(フェリックス・ライターの部下のCIAの女性エージェントがチラッと出てくるだけ)、彼女の存在感は際立っているし、グラマラスなボディでセクシーさを売りにしているのではない、清純派の知的な美女という役どころも異彩を放っている。
従妹のオリヴィア・ダボ共々気になる存在だ。

このシリーズ、今回はずっとBlu-ray搭載の新録吹替版で楽しんでいるのだが、ティモシー・ダルトンに大塚芳忠というのは微妙。
ジョージ・レイゼンビーに小杉十郎太というのも違和感ありありだったが(勿論ショーン・コネリーは若山弦蔵、ロジャー・ムーアは広川太一郎である)、そういやダルトンの吹替ってFIXがいなかったっけ。
「007」に限定しても他に小川真司、鈴置洋孝、津嘉山正種、田中秀幸、山寺宏一、谷口節が演じているようで、いずれも決定打に欠けるようだ。

<過去記事>



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by odin2099 | 2020-07-03 21:55 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
イオンプロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズ14作目。
3代目ボンドとして活躍してきたロジャー・ムーアは7本目となるこの作品をもって降板。
今後この連投記録を更新するボンド役者は出てくるだろうか。

『007/美しき獲物たち』_e0033570_21501468.jpg若々しいルックスだったムーアも流石に年齢を感じさせるようになり、卒業も已む無しというところなのだが、当時のムーアと同年輩のトム・クルーズがまだまだアクション映画で頑張っているのを見ると、つくづく時代は変わったんだなと思わされる。

また新録の吹替だと広川太一郎の声にも張りがなく、滑舌が悪く感じられるのが余計にムーアの年齢を感じさせてしまう。
こちらは広川太一郎が亡くなる一年半か二年くらい前の収録かと思うが、色々と残念だ。

ムーア期のボンド作品としてはかなり冗漫な印象を受けるが、悪役となるクリストファー・ウォーケンの狂人っぷりは素晴らしいし、その愛人兼ボディガード役のグレイス・ジョーンズなどキャラクターも立っている。

またボンドガールのタニヤ・ロバーツやボンドの協力者を演じたパトリック・マクニーなど出演者の豪華さも、これまでのシリーズでは随一かもしれない。

ただタニヤ・ロバーツは意外に出番が少なく、序盤に出たあとは後半まで活躍しない。
代わってチョイ役ながら印象的なのが、KGBのスパイであるポーラ・イワノヴァを演じたフィオナ・フラートン

ボンドとは旧知の間柄で、ボンドと組み合った際にウエットスーツの上半身が脱げて白いノーブラのシャツ姿を披露したかと思うと、その後は仲良く日本風(?)の浴槽に浸かるというセクシー担当。
出番がこれだけなのは勿体なく、もう少し活かしようがあったかな、と。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/4645085/



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by odin2099 | 2020-06-19 22:34 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
『パーマーの危機脱出』(1966)_e0033570_22301383.jpg東ベルリンに駐在するソ連軍の大佐が、西側諸国への亡命を希望しているという情報を入手した英国情報部は、その真偽を確かめるべくハリー・パーマーを派遣する。
そのパーマーにかつての仕事仲間や謎の美女、そして当の大佐らが次々と接触を図ってくるが…。

レン・デイトンの「ベルリンの葬送」を映画化した、「国際諜報局」に続く<ハリー・パーマー>シリーズの2作目。
主演は前作に引き続きマイケル・ケインで、上司にあたるロス大佐役のガイ・ドールマンは続投。
監督はシドニー・J・フューリーから、<007>シリーズを手掛けたガイ・ハミルトンへ交代。

二転三転どころかしょっちゅうひっくり返るどんでん返しの連続。
面白いは面白いのだけれども、とにかく思わせぶりな登場人物がやたらと多く、そのほぼ全員が裏の顔を持っていて互いに化かし合いをするというお話なので、舞台は西と東を行ったり来たりだし、途中で誰が何をしたいのかがわからなくなってきた。
ただそんな中でも、ジェームズ・ボンドとは対極に位置するハリー・パーマーの飄々とした味は悪くない。


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by odin2099 | 2020-05-31 19:41 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
イオンプロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズ…ではない、番外編。
権利関係のゴタゴタの末に作られた「サンダーボール作戦」のリメイク版である。
といっても厳密には映画「サンダーボール作戦」のリメイクではなく、そのオリジナル脚本に基づく二度目の映画化、ということになるようで真にややこしい。
しかも主人公のボンド役が、既に本家シリーズを降板している元祖ボンド俳優のショーン・コネリーだから尚更である。

『ネバーセイ・ネバーアゲイン』_e0033570_17362138.jpg元の「サンダーボール作戦」もそんなに面白い作品だとは思わないが、それをリメイクしてもやっぱり、というのが正直な感想。それに音楽は大事なんだな、と改めて感じさせてくれた。
大御所のミシェル・ルグランを引っ張ってきたのは良いとしても、この手の作品に相応しい人材だったかは別問題。
これ、クライマックスシーンに「ジェームズ・ボンドのテーマ」を流すだけでもかなり印象は違ったはずだ。

久々のボンド役のショーン・コネリーは流石の貫禄。これで本家のロジャー・ムーアより3歳年下とはとても思えない。
でもコネリーもムーアも随分年齢が行ってからボンド役を降板したと思ってたけど、コネリーはこの作品の製作時に52~3、ムーアは勇退作「美しき獲物たち」の時が57~8なので意外に若い。
最近じゃ現在57歳のトム・クルーズが<ミッション:インポッシブル>シリーズの新作を2本用意してるし、クルーズより10歳上のリーアム・ニーソンもまだまだアクション頑張ってるんだから凄いものだ。

で、コネリーのボンドも良いのだけれども、二人のボンドガールが本家以上のお色気を振りまいている。
悪女役のバーバラ・カレラは終始セクシーな衣装に身を包み、周囲の男たちを手玉に取ろうとしているし、対するキム・ベイシンガーは一見すると清純で可憐なヒロインに見えるも、スケスケのレオタード姿で闊歩したり、下着姿で海へドボンと落とされ殆ど全裸と変わらない艶やかな肢体を披露したりで、これまたボンドをはじめ皆を悩殺するのだ。

<過去記事>


こうすると雰囲気が違うな。

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by odin2099 | 2020-05-14 17:44 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
『テロリスト・ゲーム』_e0033570_18475037.jpg核爆弾を搭載したハイジャックされた貨物列車を追って、国連の犯罪対策機構のエージェントたちが活躍するというアクション映画で、主演はピアース・ブロスナン
5代目ジェームズ・ボンドを襲名する前だったので、よく「007シリーズの予行練習」などと言われていたが、確かにこれを見たら「007、行けるんじゃないの」と思う人もいるだろう。
原案は「007」のイアン・フレミングと同時代に活躍したアリステア・マクリーンというのも何やら因縁めいたものがある。

元々はTV映画だそうだが、他国では劇場公開されたくらいだからそれなりのクオリティー。
助演がパトリック・スチュワートクリストファー・リーだから、そんなに”安い”映画ではないはずだ。
お話も1時間半という中で、内部に裏切者パターンやタイムサスペンスを盛り込むなど色々と工夫はされているので、「007」並みの超大作を期待しなければ楽しめる作品だろう。

しかしこの作品、吹替の出来はちょっと酷い。
もちろんベテランを起用している部分は良いのだが、主役は棒読み台詞で萎えるし(TV放映版は大塚明夫で、機内版は神谷明らしいのに…)、字幕と比べると固有名詞やら軍隊の階級やらがかなり違っていてモヤモヤするし、もうちょっと何とかならなかったのかなあと残念でならない。

<過去記事>


by odin2099 | 2020-05-03 18:51 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
イオンプロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズ13作目
ロジャー・ムーアはこれが6本目のボンドで、ショーン・コネリーと並ぶタイ記録。
最終的にはもう一本出演してるので、それが今のところ歴代最多登板。
ただ番外編の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」をカウントすれば、コネリーも7本でムーアに並ぶ。

『007/オクトパシー』_e0033570_19373408.jpgその「ネバーセイ・ネバーアゲイン」はコネリーが製作でムーアが主演、という可能性もあったのだとか。
再交渉でムーアを呼び戻し、四代目に決まりかけていたジェームズ・ブローリンはキャンセル。
コネリー主演となった「ネバーセイ・ネバーアゲイン」との「ボンド対決」には勝利を収めたものの、もしこれがコネリー&ムーアVSブローリンだったら、結果は違っていたかもしれない。

今回メインとなるボンドガールは、2度目の登板となったモード・アダムスで、歴代最年長となるようだが映画が半分進むまで姿は見せず、代わりにメイン扱いとされたのがクリスティナ・ウェイボーン
パッと人目を惹くクール・ビューティーで、目的のために早々にボンドとベッドイン。
前半は彼女中心に動いてるといっても過言ではないくらいなのだが、アダムスが登場するとパタっといなくなり、終盤ではその他大勢の一員として再登場するものの、ボンドとは会話も交わさないという不自然さ。
製作陣はペース配分やキャラクター配置を間違えたんじゃないかと勘繰りたくなるくらいだ。

またもう一人目立っていたのが、アバンタイトル部分にのみ登場するボンドのアシスタントを演じたティナ・ハドソン
セクシーかつキュートで(撮影当時は17歳だったとか?!)色仕掛けで相手を混乱させ、ボンドの窮地を救うという役どころ。
ボンドを送り届けてそのまんまフェードアウトしてしまうのが非常に残念。後半でもボンドの助手として出てきて欲しかった。

<過去記事>



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by odin2099 | 2020-04-15 19:41 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
イオンプロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズ12作目。
新型コロナ・ウィルス絡みで新作の公開が半年以上(4月から11月へ)延期。
それを待つ間は旧作をのんびりとおさらいしよう。

『007/ユア・アイズ・オンリー』_e0033570_23041040.jpg劇場で初めて見た「007」映画ということで思い入れも強いが(といってもロードショーではなく名画座。それも目当ては併映の「エイリアン」の方だった)、ムーア=ボンドの最高傑作という評判ほど自分は愉しめなかった。

水中でのアクションシーンはスローモーで映画全体のテンポが悪くなるし、「ロッキー」などでお馴染みのビル・コンティの音楽は軽すぎる。
それにムーア=ボンドもスキーで逃げ回ったり、ロッククライミングをさせられたりするのがしんどそう。その分ハラハラドキドキ感は増すのではあるが、このあたりが潮時だったのかな。
実際ロジャー・ムーアはこの作品を最後に降板を申し出たものの、適任者がおらずに次回作へも続投となったそうな。

また現行のソフト版には広川太一郎による新録の吹替版が収録されてるが、気のせいか声が太く、また滑舌が悪いように聞こえる。
亡くなるのはソフト版のリリースから約1年半後のことだが――。

<過去記事>



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by odin2099 | 2020-03-09 23:07 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
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